カテゴリー
45 AB BELLATOR DWCS LFA LFA192 MMA MMAPLANET o Road to UFC UAEW UFC アイザック・トムソン アジス・オソルベク・ウウル エジソン・バルボーサ カーロス・ヘルナンデス ケヴィン・ボルハス ジャスティン・スコッギンス フィリッピ・エスティビス マーク・クリマコ ユライア・フェイバー ヴィクトル・ジアス 上久保周哉 松嶋こよみ 鶴屋怜

【LFA192】RTU=マーク・クリマコ×DWCS=ヴィクトル・ジアス。バンタム&フェザー級も見逃せない

【写真】Road to UFCからUAEW、そしてLFA。UFCを目指し、流離いつつLFAに戻ってきたクリマコ (C)MMAPLANET

13日(金・現地時間)、カリフォルニア州サンタクルーズのカイザー・パーマネンテ・アリーナでLFA192「Climaco vs Dias」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインでは昨年のRoad to UFCフライ級準決勝で鶴屋怜に判定負けを喫したマーク・クリマコが地元といって良い北カリフォルニアのサンタクルーズで、ヴィクトル・ジアスを迎え撃つ。


ヒザの負傷で万全でなかったとはいえ、クリマコは鶴屋にとってUFCデビュー戦のカーロス・ヘルナンデスと並びフィニッシュできなかった対戦相手だ。加えてヘルナンデスよりも拮抗したファイトになっていた。

そんなクリマコにとって北カリフォルニアで試合は2018年5月のBellatorサンノゼ大会以来、実に6年4カ月振りとなる。Road to UFC後はUAEWで南アフリカのフライ級の新鋭トゥメロ・マニアマラにスプリット判定勝ちして以来の実戦となる。

対するジアスは柔術黒帯でマルロン・モラレスやエジソン・バルボーサと同郷のファイターで、両者を追ってATT所属となっている。クリマコが10勝3敗なのに対し、ジアスは10勝2敗でTitan FCでフライ級王者となり、昨年のコンテンダーシリーズに出場している。しかし、ペルーのケヴィン・ボルハスに判定負けを喫してUFCとの契約はならなかった。

それでも今年の6月にはジャスティン・スコッギンスをRNCで破り、LFAから世界最高峰を目指すことを選んだ。いってみるとRoad to UFCとDWCSで躓いたファイター同士が、ノンタイトルの今後を大きく左右する一戦に挑むことになる。

また本日、松嶋こよみと上久保周哉のLFAとの契約が発表されたが、そうなるとフェザー級とバンタム級はマストウォッチとなる。

コメインで組まれたキルギスのアジス・オソルベク・ウウルとブラジルのフィリッピ・エスティビスのバンタム級戦は前者の計量失敗で138ポンドのキャッチウェイト戦で実施される。

フェザー級ではチーム・アルファメール所属のダウンアンダー=アイザック・トムソンがイズラエル・デルガドと戦う。

プロ3戦目からLFAで戦うトムソンは、まだ22歳ながらユライア・フェイバーがその将来性の太鼓判を押す完成度の高いウェルラウンダーだ。しかし、4月のシャヒーン・サンタナにまさかのスプリット判定負けを喫している。この一戦に敗れ、コンテンダーシリーズ出場を逃したといっても過言でないトムソンの再起戦──対戦相手のデルガドを含め、松嶋の対戦相手になる可能性があるだけに、上記の138ポンド契約戦となったオソルベク・ウウル×エスティビスと共に見逃せない。

オロルベク・ウウル×エスティビス戦以外もミドル級のランデル・ウォレス×ヘナト・ヴァレンチ、女子ストロー級のケンドラ・マッキンタイヤー✖クリスザイダ・アデームスも共に前者が体重をリミットまで落とせず契約体重マッチとなっている。

6試合のメインカード中3試合がキャッチ戦、常にそうではないが体重超過率は高い──それもLFAの現実として知っておく必要があるだろう。

■視聴方法(予定)
9月8日(土・日本時間)
午前11時00分~UFC FIGHT PASS

■ メイン対戦カード

<フライ級/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
ヴィクトル・ジアス(ブラジル)

<138ポンド契約/5分3R>
アジス・オソルベク・ウウル(キルギス)
フィリッピ・エスティヴィス(ブラジル)

<189.6ポンド契約/5分3R>
ランデル・ウォレス(米国)
ヘナト・ヴァレンチ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
アイザック・トムソン(豪州)
イズラエル・デルガド(米国)

<116.8ポンド契約/5分3R>
ケンドラ・マッキンタイヤー(米国)
クリスザイダ・アデームス(米国)

<ミドル級/5分3R>
テオ・ヘイグ(米国)
ディラン・ダイビッツ(米国)

The post 【LFA192】RTU=マーク・クリマコ×DWCS=ヴィクトル・ジアス。バンタム&フェザー級も見逃せない first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFN UFN241 エジソン・バルボーサ キック ブログ レロン・マーフィー

【UFN241】初回にペダラーダを効かされるも、マーフィーが終始バルボーサをフラつかせて無敗を貫く

<フェザー級/5分5R>
レロン・マーフィー(英国)
Def.3-0:50-44.50-45.49-46.
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

フェイントかけて距離を取るマーフィーが左ハイを見せた。バルボーサの右ローをかわしたマーフィーは、左の差し合いから下がる。マーフィーがワンツーを伸ばしたが、バルボーサの左インローがローブローに。再開後、マーフィーが右カーフキックを打ち込む。バルボーサの左ジャブもマーフィーの顔面を捉え、さらに右カーフがクリーンヒットする。マーフィーが右を大きく振るうと、バルボーサがインサイドから左ジャブを突いた。左を繰り出すマーフィーに、バルボーサが左ボディをめりこませる。

バルボーサの右ローに、マーフィーが右ストレートを合わせた。さらにマーフィーの右クロスがバルボーザの顔面を捉える。マーフィーのパンチをもらいバランスを崩すようになったバルボーサ。右カーフを当てたバルボーサは、マーフィーの右ローに右ストレートを合わせていく。接近戦で首相撲からヒザ蹴りを狙ったバルボーサだが、押し倒されてしまう。ボトムになったバルボーサの左ペダラーダがマーフィーの顔面にヒット。マーフィーが崩れたと同時にラウンドが終了した。

2R、マーフィーが右スピニングバックキックを繰り出す。バルボーサは左ジャブから右クロスへ。右ストレート主体で戦うバルボーサに、マーフィーも右を打ち返した。マーフィーが右ストレート、左ジャブを当てる。徐々にパンチのダメージが見えてきたバルボーザに対し、マーフィーがダブルレッグで飛び込みバックに回った。ここはバルボーザが離れたものの、右ローを放ったところに右ストレートを合わされてしまう。ケージを背負ったバルボーザにパンチを打ち込み、グラつかせるマーフィー。右ハイでバランスを崩させてからパンチを上下に散らすと、バルボーザは右スピニングバックキックを狙ったが足を滑らせる。すぐさま組んだマーフィーは、バックコントロールから左アッパーを打ち込み、正対したバルボーサに右ヒジを浴びせた。

3R、距離を詰めるバルボーザの顔面に、マーフィーの右ストレートが届く。バルボーザの蹴りに対して距離を取るマーフィーは、前蹴りから右ハイに繋げる。ミドルでバルボーザを下がらせたマーフィーは、ケージを背負わせて顔面へのパンチからダブルレッグへ。離れたマーフィーはサウスポーにスイッチして左ストレート、左ハイを繰り出す。オーソドックスに戻してからダブルレッグで入ったマーフィーはリフトするも倒せず。ケージを背負うバルボーサがマーフィーのパンチに左ヒジを合わせるが当たらない。マーフィーがフラつくバルボーサにパンチのラッシュを仕掛ける。さらにケージに押し込みヒジを打ち込む。しかしテイクダウンをスプロールされたマーフィーがスタンドに戻り、表情に疲労が感じられるも右スピニングバックキックを見せた。

4R、マーフィーがサウスポーにスイッチして右関節蹴りを繰り出す。オーソドックスに戻すと右ロー。スイッチを繰り返しつつ、右ストレートのカウンターを当てる。左ジャブを突き、右ストレートを伸ばすマーフィーは、さらにパンチでバルボーサをフラつかせる。しかし互いにダメージが残っているのか手数は少なくなった。バルボーサが右スピニングバックキックを当てる。さらに押されながらも再び右スピニングバックキックを放つバルボーサだが、マーフィーの動きを止めるには至らない。残り30秒で右ヒジからボディロックで組んだマーフィーが、バックコントロールに持ち込むもバルボーサが離れた。

最終回、左の突き合いからマーフィーがジャブをボディに伸ばす。サウスポーにスイッチしたマーフィーは、右関節蹴りから左ストレートでバルボーサをフラつかせる。すかさず組んだマーフィーに対し、バルボーサはケージを背に正対して離れた。マーフィーのパンチを受けるとバルボーサがフラつく場面が増える。ポイントでリードしているであろうマーフィーが距離を取り続ける。逆転を狙うしかないバルボーサも、ダメージが溜まっているか。右スピニングバックキックの打ち終わりに組まれたバルボーサ。グラウンドに持ち込んだマーフィーがバックに回る。バックコントロールを凌いだバルボーサが立ち上がり、正対するも逆転を狙う力は残っていなかった。

裁定はマーフィーがユナニマスの判定勝ち。これでマーフィーは15戦無敗(14勝1分)を貫いた。


The post 【UFN241】初回にペダラーダを効かされるも、マーフィーが終始バルボーサをフラつかせて無敗を貫く first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN UFN241 アブス・マゴメドフ アラテンヘイリ アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エミリー・ダコーテ カールストン・ハリス クレイジソン・ホドリゲス ケイオス・ウィリアムス ジョシュア・クリバオ テンバ・ゴリンボ トム・ノーラン ピエラ・ロドリゲス マクワン・アミルカーニ メリッサ・ガト ライカ ラミズ・ブラヒメジ ルアナ・ピネイロ レローン・マーフィー ヴァネッサ・デモパウロス ヴィクター・マルチネス

【UFN241】メインはストライカー対決=バルボーザ×マーフィー。脱中堅争いのファイターたちも要注目

【写真】大胸筋の付き方が、違う (C)Zuffa/UFC

日本ではRoad to UFCが注目を集める今週末、北米のUFCは通常運転=18日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスはUFC APEXでUFN241:UFN on ESPN+99「Baroboza vs Murphy」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインはUFC在籍14年目を迎えるエジソン・バルボーサに、キャリア13勝0敗1分でオクタゴンでも1分けを挟んで5連勝中のレローン・マーフィーが挑む一戦だ。


UFCで18勝11敗、現在2連勝中のバルボーザ。タイトル挑戦経験こそないが、ライト級とフェザー級で大半の試合はランカー対決を続けてきた。対してマーフィーが5連勝を果たした相手は、バルボーザが戦ってきたレベルにはないという見方はできるだろう。

それでもジョシュア・クリバオ、マクワン・アミルカーニ、そしてリカルド・ラモスらを下しているのだから、その機会があれば勝利を手にしている可能性も十分にある。マーフィーのストロングポイントは、思い切りの良い打撃にあることは間違いない。

勢いがあり過ぎてテイクダウン防御がザルになったり、ガードがおそろかになって被弾することもある。ただし、組みも含めて常にアグレッシブな姿勢で活路を開いてきた。特に組みに対応した打撃、勝負所の詰めなど目を見張るものがある。

この積極性が、より立ち技格闘技に近い攻撃をMMAのなかで見せてきたバルボーサに通じるのか。互いにカーフを得意にしており、前足潰しという部分で両刃の剣といえる先制攻撃を臆することなく繰り出せるのは、どちらか。詰め将棋のなかで、全てを覆すパワフルなパンチを持つマーフィー。対してバルボーザは、どの距離で戦おうとするのか。非常に興味深い。

またガイアナのルタドール=カールストン・ハリス、馬力で全て打開するグラップラー=ジンバブエのテンバ・ゴリンボ。

現在連敗中ながら、パンチで間を制すと蹴りが生きてくるエイドリアン・ヤネツなど、脱中堅を目指すメインカード出場選手たちの戦い振りにも注目したい。

■視聴方法(予定)
5月19日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFN241対戦カード

<フェザー級/5分5R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
レローン・マーフィー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ケイオス・ウィリアムス(米国)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ(米国)
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ(米国)
ヴィニシウス・サルバール(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トム・ノーラン(豪州)
ヴィクター・マルチネス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウマル・シ(フランス)
トゥコ・トコス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
テミレス・ヴィダウ(ブラジル)
メリッサ・ガト(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アブス・マゴメドフ(ドイツ)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(コロンビア)
アリアニ・カルネロッシ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
アラテンヘイリ(中国)
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
エミリー・ダコーテ(米国)
ヴァネッサ・デモパウロス(ギリシャ)

The post 【UFN241】メインはストライカー対決=バルボーザ×マーフィー。脱中堅争いのファイターたちも要注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN230   エジソン・バルボーサ キック

【UFN230】1Rのピンチを乗り越えたバルボーサ、スピニングバックキックから挽回して判定で逆転勝利

<フェザー級/5分5R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
Def.3-0:49-46.48-46.48-46.
ソディック・ユースウ(米国)

ユースウがガードを上げてジャブを突く。バルボーサは左ボディを返し、前に来るユースウに飛びヒザ蹴りと右ヒジを狙う。ユースウは右ストレートから返しの左フック。バルボーサは下がりながら左ミドルを蹴るが、ユースウは前に出続け、左フックでダウンを奪うと一気に連打。何とか立ち上がるバルボーサだがダメージは大きい。

ユースウはジャブから右フックを2連打。続く右ストレートでバルボーサをぐらつかせる。さらにユースウはワンツー、右ストレート・右フック、顔面前蹴りと手数を増やす。首相撲からヒザ蹴りとヒジ打ち、脇を差してテイクダウンしてヒジを落とす。バルボーサはガードポジションからユースウの足をすくって足関節へ。ユースウはそれを潰してハーフガードでトップキープし、ヒジを落とす。バルボーサは脇を差して体を起こしつつ、再び足関節へ。ユースウは膝を抜いてディフェンスし、インサイドガードに収まってラウンドを終えた。

2R、高いガードからジャブを突くユースウ。バルボーサもそこに右をかぶせ、右ボディとスピニングバックキックを見せる。ユースウはジャブと右カーフ、右ハイ、さらに奥足の内股に前蹴りを蹴る。この内股への前蹴りとインローで削るユースウ。バルボーサも左ボディからパンチをまとめ、ユースウのローに右を合わせる。徐々にプレッシャーをかけるバルボーサが左フックから右ストレート、左ミドルを蹴る。

3R、ここもガードを上げてジャブで前に出るのはユースウ。バルボーサは左ボディを返し、左ミドルでボディを狙う。ユースウはパンチと首相撲で攻めるが、バルボーサはヒザを蹴らせない。ユースウが右ローを蹴れな、バルボーサも下がりながら右ローを蹴る。

バルボーサはボディへのスピニングバックキック、右ボディから左フック。ユースウにワンツーには左ボディを返し、ボディを意識させておいて顔面へのスピニングバックキック。これが側頭部をとらえ、ユースウがバランスを崩す。なんとか組みつこうとするユースウだが、バルボーサはそれを切ってアナコンダチョークへ。これは極まらないが、亀になるユースウにパンチを入れる。

4R、バルボーサはボディにスピニングバックキック。ジャブの差し合いにも打ち勝ち、左ミドルまでつなげる。バルボーサは上体を振ってジャブと左ボディ。ユースウが首相撲に持ち込むと、バルボーサは両差しでケージまで押し込む。距離が離れるとユースウがバルボーサの右にダブルレッグを狙うが、バルボーサは深く組ませない。

バルボーサがジャブ、ユースウは右ローを蹴り返す。バルボーサはボディと見せかけての左アッパー、ユースウは左フックを打ち返す。ジャブの差し合いから四つ組みになるが、どちらもテイクダウンはない。ユースウが飛び込んでの左フック。バルボーサは左ミドル、右ストレートから左ボディ、右ストレートと攻撃をまとめる。

5R、プレッシャーをかけるバルボーサ。ユースウが首相撲に捉えるが、バルボーサは距離を取ってジャブを突く。ユースウはジャブ・左フックと右ロー、バルボーサはスピニングバックキックを見せ、ジャブと左ミドルで前に出る。ユースウはバルボーサのジャブに右をかぶせて左フック。バルボーサは左ボディから左フック、左ボディを打ち込む。

ここでユースウが首相撲に持ち込むと、バルボーサが両差しから足をかけてテイクダウン、バックを狙う。ユースウは背中を見せて立ち上がって正対。バルボーサは四つ組みのままユースウをケージに押し込んでヒザ蹴り。再び足をかけてテイクダウンすると、ユースウが立つところにバックを狙って後ろにつく。最後はバルボーサがユースウの身体を持ち上げてテイクダウンする。

判定は3-0でバルボーサが勝利。試合後、1Rの大ピンチを「1Rは終わったと思ったよ。家で子供たちの遊んでいるのか、何がどうなっているのかっていう感じだった。でも、コーチの言うことに耳を傾けて、しっかりとリカバリーできた……より力強くね」と振り返ったバルボーサ。

「スピニングバックキックで終わるとは思っていなかった。ウォーは続くってね。彼も諦めない、初回の僕と同じようにね。コーチから3Rから、相手のペースは落ちると言われていたんだ。皆、楽しめたかい?  最後に一番大切なことを伝えたない。妻がずっと支えてくれて、ずっと一緒に戦ってきたんだ」とファン、そして妻にメッセージを送った。


The post 【UFN230】1Rのピンチを乗り越えたバルボーサ、スピニングバックキックから挽回して判定で逆転勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN230   アラテンヘイリ アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス エミリー・ダコーテ キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス クリス・グティエレス ジェニファー・マイア ジミー・フリック ジョナサン・マルチネス ダニエル・ラセルダ ダレン・エルキンス チムール・ヴァリエフ フランキー・エドガー ペドロ・ムニョス マルケル・メデロス ミシェウ・ペレイラ ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFN230】アラテンヘイリ戦へ、グティエレス「止まった状態でエネルギーを養成? 力は身の内で興すモノ」

【写真】キャリアの序盤にチムール・ヴァリエフと1勝1敗、ベンディ・カシミールに勝利。なぜかジミー・フリックにムエタイで勝っているのも興味深い (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexで開催されるUFN230:UFN on ESPN+88「Yusuff vs Barboza」にクリス・グティエレスが出場し、中国のアラテンヘイリと対戦する。
Text by Manabu Takashima

キャリア19勝4敗2分、32歳のクリス・グティエレス。フランキー・エドガーに勝ち、前戦ではペドロ・ムニョスに8連勝を阻まれたとはいえ、第2試合に出場するファイターでは決してない。そんな冷遇にもファイトを楽しむ精神状態が、グティエレスから伝わってきた。


──クリス、土曜日にアラテンヘイリと対戦しますが、今の調子はいかがですか。

「実は今、コンテンダーシリーズでチームメイトの試合を見てきたばかりで(※取材は10日に行われた)。マルケル・メデロスが、UFCと契約できて凄くエキサイトしているんだ」

──素晴らしいヒザ蹴りでのKO勝ちでした。クリスも週末に試合に向けて、弾みがつきましたね。

「イエッサー! チームメイトの勝利にはいつも元気づけられるし、しっかりとファイトウィークをやり切れそうだよ!!」

──ところで昨年11月にフランキー・エドガーの最後の試合相手を務めました。あのような経験は、クリスに何を与えてくれるのでしょうか。

「UFC殿堂のフランキー、一番最近のペドロ・ムニョス戦はトップ10ファイターで、ケージの中での経験値、知識と僕よりずっと多い選手との試合だった。僕もこれまでやってきたことを全てぶつけて、自分がもっと上で戦えることを証明しようと思っていた。勝っても、負けても、そこで見つかった課題をしっかりと克服してきたから、今回の試合で成長したところを見せたいと思う」

──ペドロとの試合はカーフを蹴り、良いパンチも入れていました。ただ左を被弾してダウンしてから、試合の流れが変わりました。

「あの試合でどうやってプレッシャーを止めるのか。違うやり方があることを学んだ。だからこそ、アラテンヘイリというパンチ力があってレスリングも強い相手に、その成果を発揮できるんじゃないかと期待している。オクタゴンを共有する対戦相手のことは、誰だって尊敬しているけど、自分の存在を証明する試合にしたいと思っている」

──日本の空手マスターが、クリスは移動してパワーを創るのでなくて、止まった状態でエネルギーを養成できると指摘していました。そういう選手はUFCでも稀だと。

「いや、全ての力は身の内から興すモノだろう。ただ、その言葉には感謝している。土曜日も、この体の中で養成したパワーで戦うよ」

──ところで今、中国のMMA界の発展はすさまじいです。経済力があり、人口も多く、上海にはUFC PIもあります。クリスは中国人ファイターの成長をどのように感じていますか。

(C)Zuffa/UFC

「中国のMMAはもの凄いことになっているよ。

だからこそ、中国で戦ってみたいんだ。そして中国の文化に浸ってみたいと思っている。いつの日か実現させたいね」

──そのような背景があって、アラテンヘイリというファイターが存在していますが、クリスはどのように戦いたいと思っていますか。

「僕の過去の対戦相手は、アラテンヘイリが戦ってきた相手よりレベルが高かった。そんな相手にも僕は勝っている。試合の度に成長しているとも思っている。前回の試合──ペドロ・ムニョスとのファイトで、僕は負けたけど……あの敗北は必然。いや、あの試合で僕は負けないといけなかったんだ」

──えっ? どういうことですか。

「7連勝をしていて、僕はきっと自信過剰になっていた。調子に乗っていたんだよ。あの試合で負けたことで、また原点に戻ることができた。自分にはまだまだ学ぶことがあって、前回の試合で見えた穴を埋める練習を懸命にやってきた。この気持ちを思い出させるためには、あの敗北が必要だったと思っている。あの経験を経て、今の僕が何をできるのか皆に披露したい」

──再びトップ10ファイターと戦うために、非常に大切なファイトとなります。ここで披露したいモノとは何でしょうか。

「成長したところを見せたい。キャリア的には少しステップバックになったけど、色々と学ぶことができた。自分を一度バラバラにして、創りなおしてきたんだ。そのうえでファンの皆が楽しめるエキサイティングな試合にしたい。

この試合は僕だけでない、アラテンヘイリにとっても自己証明の場だと分かっている。今日、マルケルが見せたように自分の存在価値をぶつけ合うような試合だ。コンテンダーシリーズのような戦いは僕にも経験がある。それに勝者と敗者の明暗が明白になる経験もしてきた。土曜日もそういう試合になる。そして僕がアラテンヘイリを料理するよ」

──クリス、今日はありがとうございました。最後に日本のMMAファンにメッセージをお願いします。

「僕に話を聞いてくれて、この声を日本のファンに届けてくれることを感謝しているよ。僕は日本と中国のカルチャーに凄く興味を持っているんだ。試合だから、勝つか負けるか分からない。でも僕とアラテンヘイリの試合を心から楽しんでほしい」

■視聴方法(予定)
10月15日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN230対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ソディック・ユースウ(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
エイドリアン・ヤネツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
TJ・ブラウン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
タイナラ・リスボア(ブラジル)
ハヴェナ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
ブレンドン・マロッティ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
イリナ・アレクシーワ(ロシア)
メリッサ・ディクソン(英国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

The post 【UFN230】アラテンヘイリ戦へ、グティエレス「止まった状態でエネルギーを養成? 力は身の内で興すモノ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o ONE UFC UFC Fight Night YouTube   アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネス エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス ジェニファー・マイア ダニエル・ラセルダ ミシェウ・ペレイラ

『UFC Fight Night 230: Yusuff vs. Barboza』前日計量動画/エドガー・チャイレス vs. ダニエル・ラセルダ2が中止に

【運動中の脂肪の燃焼を高める】 グリコ パワープロダクション エキストラバーナー 180粒(使用目安 約30日分) 機能性表示食品 HCA カフェイン ビタミン ガルシニア アルギニン ナイアシン パントテン酸 葉酸


MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Sodiq Yusuff (145.5) vs. Edson Barboza (146)
・Viviane Araujo (126) vs. Jennifer Maia (125)
・Jonathan Martinez (136) vs. Adrian Yanez (135.5)
・Michel Pereira (186) vs. Andre Petroski (186)
・Edgar Chairez (129.5) vs. Daniel Lacerda (130) – 130-pound catchweight bout*
・Christian Rodriguez (140)** vs. Cameron Saaiman (135.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・TJ Brown (146) vs. Darren Elkins (146)
・Tainara Lisboa (133.5) vs. Ravena Oliveira (133)
・Brendon Marotte (155.5) vs. Terrance McKinney (155.5)
・Irina Alekseeva (135) vs. Melissa Dixon (135.5)
・Heili Alateng (136) vs. Chris Gutierrez (136)
・Emily Ducote (115.5) vs. Ashley Yoder (115.5)

 『UFC Fight Night 230: Yusuff vs. Barboza』前日計量結果。キャメロン・サーイマンと対戦するクリスチャン・ロドリゲスが140ポンドと4ポンドオーバー。出場給の25%を譲渡し試合は行われます。また、エドガー・チャイレス vs. ダニエル・ラセルダのダイレクトリマッチは共に計量をパスしたものの、ラセルダに医学的な問題があったことから中止になっています。





 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ソディック・ユーサフ vs. エジソン・バルボーサはユーサフ支持7人、バルボーザ支持4人。

・ジェニファー・マイア vs. ヴィヴィアニ・アラウージョはマイア支持9人、アラウージョ支持2人。

・ジョナサン・マルティネス vs. エイドリアン・ヤネスはマルティネス支持2人、ヤネス支持9人。

・ミシェウ・ペレイラ vs. アンドレ・ペトロスキーはペレイラ支持7人、ペトロスキー支持4人。

・キャメロン・サーイマン vs. クリスチャン・ロドリゲスはサーイマン支持7人、ロドリゲス支持4人。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UAEW UFC UFN UFN230 アラテンヘイリ アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス エミリー・ダコーテ キック キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス クリス・グティエレス ショーン・シェルビー ジェニファー・マイア ジョナサン・マルチネス ダニエル・ラセルダ ダレン・エルキンス テレンス・ミッチェル ボクシング ミシェウ・ペレイラ ヴィヴィアニ・アロージョ 中村倫也

【UFN230】クリス・ロドリゲス戦へ、キャメロン・サーマン「バンタム級の未来が開かれる」

【写真】アジアンと変わらないぐらい童顔のキャメロン。しかし、強いです(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFN230:UFN on ESPN+88「Yusuff vs Barboza」が開催され、キャメロン・サーイマンがクリスチャン・ロドリゲスと対戦する。
Text by Manabu Takashima

南アフリカの23歳、サーイマンはコンテンダーシリーズからUFCにステップアップし、現在3連勝中だ。まだあどけなさが残るサーイマンは、MMAに関して話すことが大好きな好漢で──その受け答えはケージのなかと同じように溌溂としている。


──キャメロン、クリス・ロドリゲスと週末に戦います。今の気持ちを教えてください。

「最高の気分だよ。過去一番のキャンプができて、ケガも全くなかった。体重も順調に落ちているし、全てがパーフェクトに進んでいるよ。UFC APEXの少ない観客の前で、最高のパフォーマンスを披露したいと思う。それに、凄く多くの南アフリカの人々がこの試合を見るだろうからね。ただフィニッシュするだけでなく、ボーナスを手にするためにオクタゴンで戦うよ」

──今、まさにUFC APEXで戦うことに触れていましたが、過去3戦はPPVショーでした。PPVイベントとFight Nightショーではファイトウィークの過ごし方も含め違いを感じることはありますか。

「まず、今回のUFC APEXでの試合は、コンテンダーシリーズを思い出せるものだよ。コーナーマンの2人と3人だけでやってきて、そこもコンテンダーシリーズに似ているよね。もちろん大観衆の前で試合をすることも好きだけど、ショーン・シェルビーからの申し出がFight Nightショーだったことで、気持ちが落ちることは一切なかった。良い対戦相手だし飛びついたよ。なんといっても、僕にとっては初めてメインカードで戦う機会が訪れたわけだしね。

僕らは試合の2週間前にやってきて、ファイターズホテルでなくパームス・ホテル&カジノに宿泊していた。そして、ファイトウィークになるとPPVショーとは違う、より専門的なメディアからのインタビューを受けているよ。こうやって色々な舞台を経験していくことが、チャンピオンになるための道のりだと理解している」

──前回のテレンス・ミッチェル戦は初回でTKO勝ちを収め、UFCデビューから連勝が3になりました。

「何もダメージがなくて速攻で勝つことができたから、よりやる気が増したよ。特にケガをすることなく試合に勝てたことは最高だ。今週末の試合も、全く同じような戦いにしたいと思っている」

──ロドリゲスはアグレッシブで、ウェルラウンダー。凄く良いマッチアップだという風に聞かされると、正直どのように思いますか。

「対戦相手は25歳で、僕は12月に23歳になる。2人の若い選手の試合に関して、そんな風に言ってもらえるなら嬉しいよ。この試合は将来のタイトル・コンテンダーが生まれる試合になるからね。クリスチャン・ロドリゲスもしっかりと準備をしてきているだろうし、僕と同じようにフィニッシュを狙ってくるに違いない。どちらのファイターの手が挙げられるのか──。僕の一番の武器は、スタミナだ。試合が最終回までいっても、全く問題ない。でも、最初の一打で勝負を決める。それが僕の狙いだよ」

──「僕とロドリゲスはレベルが違う。一方的な試合になる」というような返答ではなかったですね。

「しっかりと準備をしてきたし、キャンプにもコーチにも自信を持っている。そして、試合ではやるべきことを全てを出し切る。ハードワークの成果を見せるよ。10カ月で4試合目、継続的にハードトレーニングをしてきたし、土曜日には答えがハッキリするから──そんな風にいう必要もないよ」

──ところでキャメロンが戦うバンタム級戦線には、中村倫也選手という日本のMMA界から久しく輩出されなかった──UFC首脳が期待するファイターがデビューしました。彼のことは視野に入っていますか。

「チームメイトのマーク・ホルムが8月にUAEWで試合をした時に、アブダビで会場に向かうバスのなかでUFC Fight Passでシンガポール大会をチェックしていたんだ。そうしたら、途中でWi-Fiの調子がおかしくなって(笑)。でも、彼の動きはしっかりと見たよ。あのパフォーマンスは圧巻だった。次の試合が決まって、またリンヤ・ナカムラの戦いを見てみたい。なにより、いつの日か彼と戦いたいと思う。

MMAを戦う上で、何かベースとなるファイトスタイルを身に着けている場合、それが彼にょうにレスリングだとベストだよね。UFCのチャンピオンも元々はレスラーだったファイターがどれだけ多いか。レスリングは最高のベースだよ、MMAにおいて。南アフリカの子供達がMMAをやりたいと言えば、僕ならレスリングと器械体操をその前に経験させる。

キックボクシングからMMAに転じると、打撃の技術を伸ばすだけでなくレスリングとグラップリングを身に着けることは絶対だ。僕のベースはキックボクシングだけど、試合中に打撃戦で劣勢の場合は、上手くレスリングとグラップリングを使う取り入れることができた。僕は打撃の基礎があって組み技を消化できているから、レスリングに絶大な力を誇る選手に対しても、アドバンテージを持っている。そうなれたのもヘッドコーチ、アシスタントのコーチのお陰だ。彼がいなければ、僕は今ここにいない」

──レスリングと器械体操ですか。いやぁ、興味深いですね。

「僕がこんな話ができる機会を与えてくれることを、心から感謝している。ホント、日本で戦うことは僕にとって一つの夢なんだ。その機会が訪れ、十分に資金があったら日本中を回って、日本の人々とこんな風にMMA談義をしたいね」

──円安がどんどん進んでいるので、自分たちからすると笑いごとでないですが、キャメロンの日本旅行は難しくないと思います(笑)。

「OK。それは楽しみだ。日本のファンも含め、皆に土曜日のファイトでバンタム級の未来が開ける瞬間を見せたいと思う。フィニッシュをして、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得することを約束するよ」

■視聴方法(予定)
10月15日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN230対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ソディック・ユースウ(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
エイドリアン・ヤネツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
TJ・ブラウン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
タイナラ・リスボア(ブラジル)
ハヴェナ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
ブレンドン・マロッティ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
イリナ・アレクシーワ(ロシア)
メリッサ・ディクソン(英国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

The post 【UFN230】クリス・ロドリゲス戦へ、キャメロン・サーマン「バンタム級の未来が開かれる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC288 エジソン・バルボーサ キック クロン・グレイシー シャルル・ジョーダン ボクシング

【UFC288】温故知新とはならず。クロン・グレイシー、倒せず、極められず。シャルル・ジョーダンに完敗

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
クロン・グレイシー(ブラジル)

サウスポーのクロンに対し、後ろ足重心で腰を落とし気味の構えのジョーダンがワンツーからスリー&フォーとパンチを纏める。右を見せて距離を詰めたクロンは左を差すが、ジョーダンが離れる。両手を覆って前進するクロンをいなして、転がしたジョーダンはパンチを入れると走って離れる。頭を振って右を伸ばすクロンが関節蹴りを見せる。ジョーダンは右アッパーを入れ、ジャブ。徹底的に距離を取るジョーダンは、クロンの前進にパンチを合わせ、さらにダーティーボクシングでアッパーを連打する。

歩き、右ローから組みにいったクロンがジャンピングガ―ドで引き込む。しっかりクローズドを取ったクロン、ジョーダンは両手で拝むようにしてワキを開けず、手首を取らせない。腰を切りつつハイガードを一瞬見せたクロンだが、ジョーダンはオープンになると一瞬にして立ち上がる。スクートからスタンド戻ったクロンが一気に組みつくが、ジョーダンは回って離れる。ダブルやシングルがないクロンは上体が立っておりパンチを被弾する姿勢が悪く、より印象を悪くするような初回だった。

2R、クロンは左インサドローも、両手を広げるような前進ではしっかりと組みつくことができない。それでも右腕を差したクロンがジャンピンガード、コーナーポストに押し込んだジョーダンだが、クロンがしっかりと引き込む。ケージを押して腰を切りに掛かるクロンに対し、ジョーダンは正対し仕掛けを切る。クロンは下からエルボーやパンチを見せ、ハイガードへ。他の選手とは明らかに別種感が伝わってくるクロンのクローズドガードだが、これがコントロールとして評価されることはないだろう。

残り2分、ジョーダンがここも立ちあがってスタンド戦へ。ジョーダンはヒザをボディに入れ、クロンの接近にショートでボディ、顔面を打っていく。さらに左エルボーを入れたジョーダンは、やや仕留めるような形でパンチを振るうとクロンも左を当てる。直後に引きこんだクロンはぶーリングを浴びる。下からの細かいパンチを見せたぐらいのクロン、相当に疲れた様子でタイムになると自陣に戻った。

最終回、ジョーダンが右を伸ばし、クロンも右ジャブを返す。ボディを殴られ、ジリジリと前に出るクロンは右アッパーを被弾する。頭を大きく振って、組みつき引き込もうとしたクロンを突き放したジョーダンが、顔を守るクロンのボディにワンツー、クリンチアッパーからヒザを突き刺す。クロンはジャンピングガ―ドから引き込むが、ここから右の細かいパンチを出すのみ。鉄槌を見せ、右足を生き寄せたクロンだが、極めへのセットはできない。

このまま時間は残り90秒となり、ジョーダンが立ち上がる。スクートのクロンにローを蹴るジョーダン、レフェリーがクロンを立ち上がらせる。ジョーダンはボディを殴り、組まれてもケージに押し込み、ヒザを入れて離れた。歩いて距離を詰めるクロンは左ローを蹴られ、ジャブから右を被弾する。最後に跳びヒザで近づいたジョーダンが、ショートのコンビで試合を締めた。

何もできなかったと指摘されても致し方ないクロンのUFC復帰戦。打撃でも、レスリングでも、柔術でも現代MMAはワンディメンショナルでは勝てない。勝者は「2カ月間、柔術対策をして来た。次はエジソン・バルボーサと戦いたい。キックボクシングファイトがしたいんだ」と話した。


The post 【UFC288】温故知新とはならず。クロン・グレイシー、倒せず、極められず。シャルル・ジョーダンに完敗 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN44 エジソン・バルボーサ ビリー・クゥアンティロ

【UFC ESPN44】右を当てシングルレッグを狙ったクァンティロ、バルボーサの右ヒザで昇天

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
Def.1R2分37秒by KO
ビリー・クゥアンティロ(米国)

試合開始直後に右を振ってシングルレッグでドライブしたクゥアンティロが、バルボーサをケージに押し込む。離れたバルボーサは、強烈な右カーフを入れテイクダウン狙いをかわす。サークリングを駆使しジャブから右カーフ、右ボディを入れたバルボーサは、シングルをケージに押し込まれても回って距離を取り直す。

クゥアンティロは右オーバーハンド、クゥアンティロは前蹴りを入れる。それでも果敢にパンチを振るって前に出たクゥアンティロだったが、右を当ててシングルに出たところでバルボーサが右ヒザ一閃。前方に崩れたクゥアンティロに右ヒジを入れたバルボーサが、KO勝ちを決めた。


The post 【UFC ESPN44】右を当てシングルレッグを狙ったクァンティロ、バルボーサの右ヒザで昇天 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN44   アレッシャンドリ・パントージャ アーノルド・アレン イオン・クテレバ エジソン・バルボーサ クリス・グティエレス クレイ・グイダ ジリアン・ロバートソン ダスティン・ジャコビー ティム・エリオット ビリー・クゥアンティロ ビル・アレジオ ピエラ・ロドリゲス ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ペドロ・ムニョス マックス・ホロウェイ マット・シュネル マテウス・ニコラウ マネル・ケイプ ラファ・ガルシア ランド・バンナータ

【UFC ESPN44】ロイヴァルとフライ級トップ対決、マテウス・ニコラウ「今回もシャベ・ジ・オーロだ」

【写真】この試合がプレリミって……どういうこと(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ミズーリ州カンザスシティのTモバイル・センターで開催されるUFC ESPN44「Holloway vs Allen」でブランドン・ロイヴァルと戦うマテウス・ニコラウ。

マネル・ケイプ、ティム・エリオット、デヴィッド・ドヴォルザーク、マット・シュネルと勝利を重ね、確実にランクを上げてきた。「過去最高にタフな試合になる覚悟はできている」という一方で、確かな自信を持っていた。

勝てば確実にタイトル挑戦が見えてくる一戦を前にして、ニコラウの心境とは。


――マテウス、前回のマット・シュネル戦の前のインタビューでは全ての局面で優っていると話していましたが、右フックでKO勝ちしました。

「言った通りになったよね。全てのエリア、全ての要素で僕が上だった。練習してきたことの全てを出せたわけじゃないけど、練習をしてきたことで勝てた。だから凄くハッピーだったよ。

でも満足はしていない。ただ思ったように練習の成果を見せて勝つことができたので、今回の試合も同じメンタルで臨むことができる。しっかりと準備してきたから、ブランドン・ロイヴァルがミスをすると、そこにつけこんでしっかりと勝利を手にするよ」

──そのロイヴァル戦、今週土曜日の試合に向けて精神的に良い状態のようですね。

「メンタルもフィジカルも最高さ。ケガなく、予定していた練習メニューを全てやり切ることができた。過去最高のシェイプだし、技術力も上がっている。より強くなり、より成熟した。その姿を土曜日に見てもらうよ。

全てをやってきた。これ以上の準備はない。今回もシャベ・ジ・オーロだよ。黄金の鍵を掛けて、キャンプを終えることができた」

──ではブランドン・ロイヴァルの印象を教えてください。

「タフなファイターだ。背が高くて、サウスポー、良いペースで戦うことができる。スタンドでも積極的に攻めるけど、グラウンドでのサブミッション・ゲームを好んでいる。きっと良い試合になるよ」

──サブミッションを狙う。そこに付け入る隙があるという見方は、正しいでしょうか。

「だいたい長所は短所になるもんだよ。良いペースで戦うと言ったけど、やり過ぎる面がある。だから、隙を与えてしまうんだ。僕としてはブランドンがアグレッシブに攻めてくる方が、距離を取ってくるより戦いやすい。

ブランドンはスタンドでもそうだけど、グラウンドでもミスをする。もちろんデンジャラスだし、一気呵成に攻める強さを持っている。でも、彼が攻撃を仕掛けてくる時こそ、僕が攻撃を仕掛ける時でもあるんだ。今回はキャリアで一番タフな試合になる覚悟ができているけど、精神的にはこれまでと何も変わりない」

──ここで勝てばブランドン・モレノ✖アレッシャンドリ・パントージャ戦の勝者への挑戦権を得ることができると思っていますか。

「そう信じている。ブランドンを一方的に破ることができればね。フライ級は世界戦で戦う選手が固定されてきた。新しいチャレンジャーの誕生をファンも待っているはずだ。この試合でブランドンに勝ち、その場に進むことができると信じている。準備はできているよ。

そのために今回の試合で圧勝する。KO勝ちか一本勝ちかは、どうでも良い。とにかく圧倒して、良い試合にしたい。一方的に勝つ、それだけだよ。ベストを尽くすから、日本の皆のサポートを期待しているよ。アリガト」

■視聴方法(予定)
4月16日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS
午前6時~U-NEXT

■ UFC ESPN44計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
アーノルド・アレン: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 146ポンド(66.22キロ)
ビリー・クゥアンティロ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分5R>
ダスティン・ジャコビー: 206ポンド(93.44キロ)
アザマット・ムルザハノフ: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ: 206ポンド(93.44キロ)
タナー・ボザー: 203ポンド(92.07キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 136ポンド(61.69キロ)
クリス・グティエレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ラファ・ガルシア: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 146ポンド(66.22キロ)
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・ニコラウ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン: 206ポンド(93.44キロ)
ザク・カミングス: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 116ポンド(52.62キロ)
ジリアン・ロバートソン: 116ポンド(52.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ランド・バンナータ: 156ポンド(70.76キロ)
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ブルナ・ブラジル: 116ポンド(52.62キロ)
デニース・ゴミス: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ガストン・ボラノス: 136ポンド(61.69キロ)
アーロン・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ホセリン・エドワルツ: 136.5ポンド(61.91キロ)
ルシエ・プシオワ: 136ポンド(61.69キロ)

The post 【UFC ESPN44】ロイヴァルとフライ級トップ対決、マテウス・ニコラウ「今回もシャベ・ジ・オーロだ」 first appeared on MMAPLANET.