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【UFC287】ロブ・フォント戦へ、エイドリアン・ヤネス「トップ5を倒す力があることをKOして証明する」

【写真】オールドファンにはお馴染み、米国MMA界ライト級のパイオニアの1人イーブス・エドワースと(C)MMAPLANET

8日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC 287「Pereira vs Adesanya 2」でエイドリアン・ヤネスがロブ・フォントと対戦する。

2020年のコンテンダーシリーズでUFCと契約したヤネスは、現在までオクタゴンで5連勝中で4試合がフィニッシュ勝利だ。トップランカーとの対戦をアピールし続けてきたが、10カ月振りのファイトでフォント戦という機会を手にした。

この間、底上げとなる練習をしてきたというヤネスは誰よりも、その成長を確認するための今回の試合を楽しみにしていた。


――エイドリアン、ロブ・フォント戦を控えていますが、昨年6月以来の試合となります。ここ10カ月、試合がなかったのは何か理由があるのでしょうか。

「実際、試合はブックはされてはいたんだ。ロブ・フォントとは去年の11月にNYで戦うはずだったけど、彼の家庭の事情で流れた。ただ悪いことでなく、彼の人生にとって良い方の事情で。それ以外、僕の方には何も理由はないけど試合はなかった。ただ、ずっとジムで練習していたから、こうやって試合の機会が巡ってきて嬉しい限りだよ。しかも、ロブ・フォントのような相手と戦うことができるのだから」

──ではケガや手術があったわけではなかったのですね。

「ずっとジムで、いつでも試合に出られる状態にあったよ。で、誰かが僕を指名したらスクリーンショットで保存してマネージャーに『こう言っているんだから、試合が組めるんじゃない』ってメッセージを送っていたんだ(笑)。でも、結果的にそういう相手との試合は実現しなかった。まぁUFCはUFCで何か、考えがあったんだろうね」

──ノーランカーはトップ15と戦いたい。11位までのランカーはトップ10、トップ5と戦いたい。ただUFCはトップ5同士のマッチアップの望みます。そんななか12位のエイドリアンが、6位のフォントと戦えることは素晴らしい機会を得たことになりませんか。

「世界6位のファイターと戦えるのは、最高だよ。トップスポットのショーン・オマリーやピョートル・ヤンと戦うということじゃないけど、そこに近い試合を組んでもらえた。ようやくこういうチャンスを手にできから、思い切り僕の力を見せつけたい。ホント、ファイトが待ち切れないよ」

──フォントは6位ですが、連敗中です。

「チート・ヴェラ、ジョゼ・アルドを相手に2連敗したことは気にしていない。悪い戦いをしていたわけじゃないし。しっかりと打撃も入れていた。それにもう負けることができから、この試合ではさらに手強くなっていると思っている。彼は絶対に諦めない漢だし、そういう相手を求めてきた。絶対にエキサイティングな試合になるよ」

──フォントはストライカーですが、パンチと蹴りとはそれほど一体化しているとは思えません。対してエイドリアンは蹴りとパンチが連係しています。

「そこは、自分がどうなっているのか凄く楽しみなんだ。マイケル・コーリーにムエタイを習い始めて、1年。前回の試合は2カ月ぐらいしか指導を受けていない状態だったけど、トニー・ケリーに勝ってからずっとキック、蹴りとパンチのコンビ、エルボー、ヒザとあらゆる面のトレーニングを積んできた。キャンプ以外でも、自分が強くなるための練習をマイケルとやってきた。

その成果がどれだけのものなのか。自分でも楽しみでしょうがないんだ。この間、ファイターとしてだけではなくてミックストマーシャルアーチストとして成長できた。拳、足、ヒザ、ヒザ、全てのコンビネーションを駆使して戦うよ」

──10カ月試合がない分、対策練習でなく自分の成長に繋がる練習が十分にできたわけですね。

「その通りだね。キャンプでは対戦相手に勝つための練習をしている。その間は自分の底上げになる練習はできない。そして試合が終わると、練習から離れる。僕はこの間、マイケルとムエタイ、ヘッドコーチのイーブス・エドワースとMMA、ストレングス・コンディショニングも含めずっと練習し、学んできた。この10カ月で、自分のゲームを見直して新たに創り上げてきたんだ。

ムエタイには首相撲がある。ダブルレッグとタイ・クリンチの融合も進んだ。試合展開次第だけど、その機会があるならなら僕の首相撲がどれだけ強化されているのかを皆に見てもらいたい。そこからテイクダウンにも当然繋げることができるし、本当に色々な攻撃手段をミックスして戦えるようになった。

この10カ月、僕がどれだけ成長したのか。それを試すことができるフォントとの試合が楽しみでしょうがないんだ。そして皆に僕の試合を楽しんでほしい」

──今はフォント戦に集中しないといけないですが、ここから先はトップ5との対戦が待ち受けています。ただし、UFC首脳は結果だけでなく試合内容も厳しくチェックします。

「そうだね。今週の土曜日、僕がトップ5に続くファイターではなくて、彼らを破る力があることをロブ・フォントをKOすることで証明してみせる。判定を狙ってレスリングを続けるような試合はしない。ロブ・フォントはこの階級を長い間リードしてきたファイターだ。ここで彼に勝つことで、トップ5の誰とどんな局面でもやり合える。それをしっかりと試合で見せるよ」

■視聴方法(予定)
4月9日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前6時半~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] イスラエル・アデサニャ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.9ポンド(77.51キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント: 135ポンド(61.24キロ)
エイドリアン・ヤネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビオ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 137ポンド(62.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン: 116ポンド(52.62キロ)
ルアナ・ピネイロ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョセフ・パイファー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 241ポンド(109.3キロ)
チェイス・シャーマン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<160ポンド/5分3R>
トレイ・オグデン: 159.5 ポンド(72.34キロ)
イグナシオ・アハモンデス: 159.5 ポンド(72.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャイラン・ヌルダンベク: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 116ポンド(52.62キロ)
ジャケリン・アモリン: 115.5ポンド(52.38キロ)

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『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Alex Pereira (185) vs. Israel Adesanya (184.5) – for middleweight title
・Gilbert Burns (170) vs. Jorge Masvidal (171)
・Rob Font (135) vs. Adrian Yanez (135.5)
・Kevin Holland (170.5) vs. Santiago Ponzinibbio (171)
・Christian Rodriguez (137)* vs. Raul Rosas Jr. (135)

PRELIMINARY CARD (ESPN, 8 p.m. ET)

・Kelvin Gastelum (185) vs. Chris Curtis (186)
・Luana Pinheiro (115.5) vs. Michelle Waterson-Gomez (116)
・Chase Sherman (249.5) vs. Karl Williams (241)
・Gerald Meerschaert (185.5) vs. Joe Pyfer (185.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Cynthia Calvillo (116) vs. Loopy Godinez (115.5)
・Ignacio Bahamondes (159.5) vs. Trey Ogden (159.5)
・Steve Garcia (145.5) vs. Shayilan Nuerdanbieke (146)
・Jaqueline Amorim (115.5) vs. Sam Hughes (116)

 『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』前日計量結果。ラウル・ロサスJr.と対戦するクリスチャン・ロドリゲスが137ポンドと1ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。その他の選手は全員パスしています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・アレックス・ペレイラ vs. イスラエル・アデサニヤはペレイラ支持2人、アデサニヤ支持9人。

・ギルバート・バーンズ vs. ホルヘ・マスヴィダルはバーンズ支持9人、マスヴィダル支持2人。

・ロブ・フォント vs. エイドリアン・ヤネスはフォント支持1人、ヤネス支持10人。

・ケビン・ホランド vs. サンチアゴ・ポンジニービオはホランド支持8人、ポンジニービオ支持3人。

・ラウル・ロサスJr. vs. クリスチャン・ロドリゲスは11人全員ロサスJr.支持。続きを読む・・・
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UFC287:オッズ/予想と展望

アレックス・ペレイラ 2.10
イズラエル・アデサニヤ 1.77
ギルバート・バーンズ 1.21
ホルヘ・マスヴィダル 4.80
ロブ・フォント 2.60
エイドリアン・ヤネス 1.53
ケビン・ホランド 1.41
サンチアゴ・ポンジニッビオ 3.05
ラウル・ロザスJr. 1.44
クリスチャン・ロドリゲス 2.90
クリス・カーティス 2.05
ケルヴィン・ガステラム 1.80
ミシェル・ウォーターソン・ゴメス 2.40
ルアナ・ピニェーロ 1.61
ジェラルド・マーシャート 2.60
ジョー・パイファー 1.53
カール・ウィリアムズ 1.22
チェイス・シャーマン 4.70
シンシア・カルビー3.35
ルーピー・ゴディネス 1.36
イグナシオ・バハモンデス 1.29
トレイ・オグデン 3.85
シャイラン・ヌアダンビク 1.51
ティーブ・ガルシア 2.65
ジャケリン・アモリム 1.42
サム・ヒューズ 3.00

メインは先月に続き、絶対王者が敗れて王座から陥落した試合のダイレクトリマッチ。

前回は王者アデサニヤが1R終盤にパンチでペレイラをぐらつかせ、2Rこそペレイラにテイクダウンされ落としたものの、3R・4Rも打撃でリード。後が無くなった5Rに、ペレイラがパンチを効かせてラッシュで逆転KO勝ち。キックでの2連勝と合わせて、対アデサニヤ3連勝とした。

前回はお互い今まで見せたことがなかったグラウンドの展開にも持ち込んでいたが、そこからの攻めはやはり不慣れに見えた。ただ、アデサニヤは最終的にKO負け、ペレイラは勝ったにせよ4R中3Rを取られている内容で、両者ともに差をつけるためにグラウンドを磨いてくるという可能性はある。

オッズは前回同様アデサニヤがフェイバリットだが、差はわずか。MMAでもKO負けしたことで、アデサニヤに苦手意識が埋め込まれている可能性もある。

判定でアデサニヤ勝利と予想。

セミウェルター級タイトル挑戦経験者対決だが、1年1ヶ月ぶりの試合となるマスヴィダルは現在3連敗中(ウスマン×2、コビントン)。年齢も38歳と若くなく、この試合が正念場。バーンズは元同門ウスマンのタイトルに挑戦した試合は3RKO負けしたが、その後2勝1敗。1敗の相手はチマエフで、1Rにパンチでダウンを喫したものの、そこから盛り返し、最後はどちらが勝ってもおかしくない内容だった。

この所勝てていないマスヴィダルの評価が低く、オッズでは今大会一番のアンダードッグ。

バーンズ一本勝ち。

メインカードでは、最年少UFCデビューを果たしたラウル・ロザスJr.18歳のUFC2戦目も組まれている。初戦はすぐにタックルに入り、バックを奪うと一度も逃さず最後はチョークで一本勝ち。完勝だった一方で、相手がUFC最下層レベルだったため、実力が良くわからなかった。今回の相手ロドリゲスも、25歳でUFCでは十分若い選手だが、UFC戦績は1勝1敗。負けたのは直前の代役で出た階級上のフェザー級での試合。相手も現在5連勝中のジョナサン・ピアースで、その試合では敗れたが、ギロチンや腕十字でチャンスを作る場面もあり、一方的ではなかった。ロザスJr.にとっては真価が問われる試合。

第1試合開始は朝7時より。メインカードは11時から。速報します。

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MMA o UFC   アマンダ・レモス アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネス シンシア・カルヴィーロ ロブ・フォント

4.8『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロ、シンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネス

4.8 UFCでロブ・フォントとエイドリアン・ヤネスが対戦(2022年12月31日)

 こちらの続報。


 UFCが4月8日に開催する『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロの女子ストロー級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。

 ウォーターソンは昨年7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodríguez』でアマンダ・レモスに2Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング11位。ピニェイロは2021年11月の『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』でサム・ヒューズに判定勝ちして以来1年5ヶ月ぶりの試合で8連勝中(UFC戦績2勝0敗)。現在UFC女子ストロー級ランキング13位。

 なお、同大会は正式発表されてませんが、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される見込みだそうです。


 同じく『UFC 287』でシンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネスの女子ストロー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 カルヴィーロは昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でニーナ・ヌネスに判定負けして以来の試合で4連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。ゴディネスは同じく昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でアンジェラ・ヒルに判定負けして以来の試合。続きを読む・・・
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MIKE MMA o UFC   エイドリアン・ヤネス トニー・ケリー マルロン・ヴェラ ロブ・フォント

4.8 UFCでロブ・フォントとエイドリアン・ヤネスが対戦


 UFCが4月8日に開催する大会(会場未定)でロブ・フォント vs. エイドリアン・ヤネスのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 フォントは今年4月の『UFC on ESPN 35: Font vs. Vera』でマルロン・ヴェラに判定負けして以来1年ぶりの試合で2連敗中。現在UFCバンタム級ランキング6位。

 ヤネスは今年6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でトニー・ケリーに1R TKO勝ちして以来の試合で9連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCバンタム級ランキング13位。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC   アンドレア・リー エイドリアン・ヤネス トニー・ケリー

『UFC on ESPN 37』でエイドリアン・ヤネスに敗れたトニー・ケリーがリリースされる/人種差別発言が原因か


 6月18日の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でエイドリアン・ヤネスに1R TKO負けしたトニー・ケリーがリリースされたとのこと。

Tony Kelley(Sherdog)

 トニー・ケリーは現在35歳のアメリカ人でMMA戦績8勝3敗(UFC戦績2勝2敗)。リリースされるような戦績ではありませんが、ヤネス戦は前日計量で137.5ポンドと1.5ポンドオーバーしていました。

 さらにケリーは、5月14日の『UFC on ESPN 36: Blachowicz vs. Rakic』でヴィヴィアニ・アラウージョに判定負けしたアンドレア・リーのセコンドについた時に「汚いブラジル人だ。アイツらはああいう不正をする」とアラウージョに対する人種差別発言がマイクで拾われていたことからバッシングを浴びていました。これについてケリーはツイッターで「俺はレイシストじゃない。ダーティーなアイポークがあったので、それについて言及しただけだ」と釈明していました。


 これについてエイドリアン・ヤネスはツイッターで「再戦は無理だな(笑)」とコメントしています。続きを読む・・・
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o UFC   エイドリアン・ヤネス カルヴィン・ケイター グレゴリー・ホドリゲス ケビン・ホランド ジョシュ・エメット ロマン・ドリゼ

『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』パフォーマンスボーナス/11選手が5万ドル獲得



 UFCが『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ジョシュ・エメット vs. カルヴィン・ケイター

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ケビン・ホランド、ホアキン・バックリー、グレゴリー・ホドリゲス、エイドリアン・ヤネス、ジェレマイア・ウェルズ、ヒカルド・ハモス、コディ・スタマン、フィル・ホーズ、ロマン・ドリゼ

 11選手には各5万ドルのボーナス。今大会はフィニッシュ勝利した選手には全員ボーナスの大盤振る舞いでした。続きを読む・・・
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Column MIKE MMA o ONE UFC   エイドリアン・ヤネス ジョー・ローゾン トニー・ケリー ドナルド・セラーニ

なんてこったい!『UFC on ESPN 37』ドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンが再び直前で中止/ローゾン「急に左膝がおかしくなった」


 間もなく開催する『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』のセミファイナルで予定されていたドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンですが、ローゾンの脚の痙攣により中止されることをMMAFightingが確認したとのこと。この試合は元々4月30日の『UFC on ESPN 35: Font vs. Vera』で予定されていたものの5月7日の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』に延期、さらにセラーニの食中毒により直前で中止されていました。試合が再び延期されるかは不明。代わりのエイドリアン・ヤネス vs. トニー・ケリーがメインカードに昇格します。



 ジョー・ローゾンがインスタグラムで以下のコメント。

「今日はカウボーイ・セラーニと対戦できない。今までで一番奇妙なことだ。僕は公式計量後に座って靴下を履いた、そしたら膝がロックアウトした」

「両膝の半月板損傷に悩まされてきたが、特にこの膝は、何度もクリーニングしている。今回僕はファイターやコミッション、カウボーイらに囲まれてたけど、騒がないように、膝に問題がないことをみんなに知らせようとした。結局、セコンドの一人の背中に飛び乗って、冗談のように首を絞めるような真似をしたけど、立っていられない。全く歩けなかったよ。公開計量に行かなかったのは、痙攣ではなく、文字通り左膝に体重を掛けられないからだ。文字通り、立っていられないんだ」

「6ヶ月のキャンプをしたんだから、心が折れそうだよ。前回はカウボーイが戦えなくなり、今回は僕が戦えなくなった。酷い話だ。体重を量って準備万端なのに、靴下を履くだけで膝がロックしたから頭が混乱してしまった」

「今はただ、どうやって歩けばいいのかが心配だ。膝に体重を掛けることができるのか。戦えるかどうかの問題ではなく、機能するかどうかの問題だ」

「カウボーイにもみんなにも申し訳ない。最悪だよ」
続きを読む・・・
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o UFC エイドリアン・ヤネス カルヴィン・ケイター キック ギガ・チカゼ グレゴリー・ホドリゲス グロリア・ジ・パウラ ジェレミー・スティーブンス ジム・ミラー ジョシュ・エメット ドナルド・セラーニ マックス・ホロウェイ ユライア・フェイバー

UFC on ESPN37:オッズ/予想と展望

カルヴィン・ケイター 1.43
ジョシュ・エメット 2.90
ドナルド・セラーニ 1.61
ジョー・ローゾン 2.45
ティム・ミーンズ 3.20
ケビン・ホランド 1.36
ホアキン・バックリー 2.80
アルベルト・デュラエフ 1.45
ダミア・イスマグロフ 1.65
グラム・クタテラーゼ 2.35
ジュリアン・マルケス 2.50
グレゴリー・ホドリゲス 1.59
エイドリアン・ヤネス 1.31
トニー・ケリー 3.50
ジャスミン・ジャスダビシアス 1.42
ナタリア・シウバ 2.95
コート・マッギー 1.83
ジェレマイア・ウェルズ 2.00
リカルド・ラモス 1.33
ダニー・チャベス 3.35
マリア・オリベイラ 3.15
グロリア・ジ・パウラ 1.38
エディ・ワインランド 5.00
コーディ・スタマン 1.18
フィル・ホーズ 1.38
デロン・ウィン 3.10
ロマン・ドリーゼ 3.00
カイル・ドーカス 1.40

久々にUFC APEXを離れて、客入れで行われるファイトナイト。セミ前に出場するケビン・ホランドがテキサス在住の地元ファイター。

メインはフェザー級ランカー対決。4位のケイターは昨年1月にマックス・ホロウェイと対戦。不動のランキング1位・ホロウェイ相手に打撃で一方的にやられる展開で、あまりにも打たれすぎて、逆に打たれ強さが評価される内容だったが完敗。ダメージを負ったこともあって1年のブランクとなった今年1月には、UFCデビューから7連勝中の元キック王者ギガ・チカゼと対戦。オッズはアンダードッグだったが、序盤から間合いを詰めて打撃戦で消耗させる作戦が功を奏し、下馬評を覆す判定勝ちでタイトル挑戦圏内に生き残った。

相手のエメットは7位。アルファメール所属で、師匠ユライア・フェイバーを彷彿させるステップからアグレッシブに攻めるスタイルで、地味ながらフェザー級で6勝1敗と高いアベレージを残している。もともとノーランカーの時に、ランキング3位のリカルド・ラマスをKOして一気に上位ランカーとなっていたが、次戦でジェレミー・スティーブンスにKO負けし、その後4連勝しているが、相手はすべてランキング下位の選手。

ともにレスリングバックボーンのストライカー。UFC無敗のチカゼを破ったこともあって、オッズではケイターの評価が高い。

ケイター判定勝ち。

セミに出場するセラーニは、現在ジム・ミラーとアンドレイ・アルロフスキーに並んでUFC史上最多23勝をマークしていて、勝てば単独1位となるチャンス。が、一方で現在6戦続けて勝ち星がなく、負ければ記録更新できないままリリースが濃厚。勝てば天国だが負ければ地獄のマッチメイク。

第1試合開始は19日朝5時。遅くとも午前中には終わるので、同日のTHE MATCHも見る場合は、オープニングマッチから問題なく見られる。

速報します。

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『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・エイドリアン・ヤネス vs. デイヴィー・グラント

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・タイラ・サントス

 3選手には各5万ドルのボーナス。今大会は11試合中フィニッシュ決着があったのはタイラ・サントス vs. ヨアン・カルダーウッドのみだったのでパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの該当者はタイラ・サントスしかいませんでした。続きを読む・・・