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お蔵入り厳禁【Road to UFC2023】初戦突破、上久保周哉─02─「苦戦することを望んで、ここにきている」

【写真】ダウンを喫してからの逆転勝利(C)Zuffa/UFC

5月27&28日の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されたRoad to UFC。4人の日本人選手が、準決勝に勝ち残った。そのうちの1人、上久保周哉インタビュー後編。

お蔵入り厳禁。組みを拒否して戦うバールガン・チィルイイースーとの試合に勝つことで、上久保は何を得られたのか。またアジアの中で日本の立ち位置をどのように捉えているのか──と訊いた。

<上久保周哉インタビューPart.01はコチラから>


──SASUKE選手と丸山数馬選手が韓国勢にフィニッシュされ、野瀬翔平選手は中国人選手に惜しい星を落としました。そして鶴屋怜選手と原口伸選手はインドネシア人ファイターに楽勝し、神田コウヤ選手と上久保選手が中国の選手に競り勝った。

「まぁ、SASUKE選手の相手は実際に試合を見るまでどんな感じが分かっていなかったですが、あのパンチは技術の上に成り立っているモノでした。どう見ても、作戦を立てて戦っていました。技術を持っているうえで我慢強い。そういう部分も含めて、しっかりと強い選手が出てきています」

──韓国ではUFCにフェザー級に既に4人も在籍していて、そのうえでキム・サンウォンのようなファイターがいるということになります。

「それと神田選手の相手は、PIの選手ではないですよね。今回、PIからは8選手が出場していたようです。リー・カイウェンに負けたルー・カイは、PIの選手と戦うことになるからPIを離れてアルファメールで練習していたと聞きました。ただ、リー・カイウェンもアルファメールで練習をしていた時期がある。なんか同じ輪のなかでやっていますよね」

──PIがあって、普通に米国に練習をしに行っている。そこにもC-MMAの現実が見えます。何より視ている我々の身が改めて引きしまった一番の試合は上久保✖バールガン戦でしたが……(苦笑)。

「アハハハ。『こんなに苦戦するとは』って(笑)。でも、逆にこれまでが上手く行き過ぎていたと自分では思っています。ONEで戦ってきた相手と違い、100パーセントの警戒と100パーセント勝つために作戦を立てて、しっかりと時間を掛けて準備している。なら、こういう試合になることは十分にあり得ます。

それを越えないといけないし、自分も待っていた部分がありました。苦戦することを望んでONEを辞めて、ここにきている。だからこそ自分の伸びしろもたくさん分かりました。試合では練習はしていても、試してこなかったこともたくさんあったので。今回は引き出しをだいぶ、開けさせてもらいましたね。練習でやってきたことを本番で、試し斬りできた。だから、そういう場をくれたことに関してはPIの人に感謝しています」

──本音をいえば、引き出しを出すのはUFCとの契約後にしてほしかったです。

「アハハハハ。自分もこんなところで──初戦から全力で戦うことになるとは思っていなかったです。ただトーナメントって誰と当たるか分からないし、イー・チャアのように分かっていなかったけど蓋を開けてみればメッチャ強い。そんなヤツと、いきなり当たることもあるだろうって思っていたので。

そういう選手とUFCと契約する前に当たって、自分の伸びしろを見つけられた方が良かったです。まだ時間もいっぱいあるし、やれるじゃんって思えるので」

──フェザー級は大変。でもバンタム級はそうでないと思っていたら、全くそんなことはなかったと。ただし、現時点でフライ級はそうでもないという予想通りになっています。

「フライ級……言っちゃなんですけど、そうですよね」

──ところで頂柔術で指導をしてくれる磯野元さんは、今回の試合に関してどのように言われていましたか。

「試合の日は磯野さんが珍しく、凄く喜んでくれていました。『ヨッシャー!!』って。自分が勝った云々よりも、磯野さんが喜んでくれて嬉しかったです。判定で勝利が告げられた時、自分ちょっと笑っているんですけど、あれは磯野さんを見ていたからなんです(笑)」

──磯野さんって実は涙もろいところがあるかと。

「泣いてはいなかったですけど(笑)、喜んでくれました。そして試合後には、色々と今後について話しました。ただ磯野さんにしても、今回の試合は想定内だったと。『100パーセント勝つもりなら、ああくるよ』って。自分が自分と戦うならそうするという部分も、磯野さんとほぼほぼ同じ考えで。今回は付き合わない相手とどう戦うという部分で、想定の範囲内のことを突破しきった。

それと磯野さんからは『彼は組みの選手で、組んで勝って来た。その選手に完全防御という選択をさせた時点と、さらにソレを突破できたことは大きい』とは言ってもらえました」

──なるほどぉ!! ストライカーが拒否しきって、打撃をガンガン入れてくる展開は今も頭にありますか。

「ストライカーだと、あんなに粘れないと思います。バールカンも組み力が凄く強いから、組んで受け止めて返すことができる。そういう体力がありました。体が組みをやってきたということで、対応力もついている。だからこそ3Rの終盤まで粘られたということはあります。

ただし組んでいた部分で、自分がもっとやらないといけなかったこともたくさんあります。今、自分がやっている練習環境のなかで同じ階級ぐらいでやっていると──ボディロックを組んだ時、最高の展開はバックを取ることです。それが練習で、いえば簡単にバックを取ることができてしまっていた。練習のなかでそうなることが多いので、上手くいかなかったときもバック狙いを続けてしまいました。やはり練習でも成功することが一番多いので。

でも、今回の試合では切り替えないといけなかった。その切り替えが、遅かったです。もちろんバックを取る力を伸ばすというのは当然ですが、相手も力が入っているところに正面からぶつかっていくよりは、絶対に色々な方向からアタックしていく方が良いです。結果として今回テイクダウンを取れたのも、バールカン自身を動かした時で。彼が止まっている状態でバックが取れたわけでなく、動かせて疲れた時に取れました。だから相手を動かす練習ですね。自分がたくさん動くことも大切だけど、とにかく相手を動かせる。くっついて踏ん張ると力は入るけど、くっつかない──力が入らないところを創る。自分の力が入るところで勝負した時は、相手も力を入れることができるので五分にしからならないので。

そういうところで自分は両足をついていていも、相手は片足にさせるよう動かす。五分じゃないところで勝負し続ける。ダメだったら切り替えていく。ソレを繰り返しできるようスピードを上げていく。今回もやっていたけど、もっと速くしないといけないです。

身体的なスピードと判断力の速さ。同時に今回もペースは上げていたのですが、ペースが速いから良いというわけでもなくて。リズムを変えたりすることも必要ですし、体力があるからトップスピードで走り続ければ良いというわけでもない──という話も磯野さんとしました」

──つまりは勝って、学ぶモノが多い試合だったということですね。

「そうですね。反省というか、次へ……次ではなくて今後の材料を得られるという部分で凄く収穫になりました。同時にこれまで半信半疑で出してこなかった部分を出すことによって、自分の良さに確信を持つこともできました」

──その次、準決勝の相手は野瀬選手に勝利したシャオ・ロンです。そして、あと2試合勝てばUFCです。

「あと2試合……とりあえず2度、試合ができる目途が立っているのはありがたいです。試合ができない期間が長かったので、試合を用意してもらえる状況に感謝しているぐらいですね」

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DEEP DEEP114 K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC UFC YouTube イー・チャア ガブリエル・シウバ キック チャンネル 剛毅會 松嶋こよみ

【DEEP114】ガブリエル・シウバと対戦、松嶋こよみ「見返してやりたい気持ちです。来年でも再来年でも」

【写真】ある意味、退路を断った松嶋がDEEPでどのような戦いを見せるのか(C)MMAPLANET

7月2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP114 IMPACTでガブリエル・シウバと対戦する松嶋こよみ。昨年10月にRoad to UFCフェザー級T準決勝で、イー・チャアに敗れ、UFCとの契約を逃した。

本気で引退も考えた松嶋が下した決断は、剛毅會を離れ現役続行&UFCを目指すというものだった。そしてRoad to UFCの選考にも漏れた松嶋は、5年3カ月振りの国内での試合をDEEPのケージで行うこととなった。ここに至るまでの松嶋の心境を尋ねた。


──DEEP初参戦、8カ月振りの試合となり練習環境も大きく変えました。嫌な質問になりますが、Road to UFCの敗因を練習環境に求め、そこに変化が必要だと思ったのでしょうか。

「敗因は自分にあります。MMAとして、詰めないといけないことができていなかった。それが嫌だったので、練習環境を変えました。あのままだと、自分の器が決まっていくような気がして。それなら、一度壊そうと。これまでも僕のキャリアは色々なモノを拾い集めて創ってきました。それが溢れ出てきて整理しようとしていたのが、ここ数年の練習でした。今はまた、もう一度色々なモノを拾い集め、溢れるようにしたいと思ったんです」

──剛毅會の空手の稽古を優先すると、他に必要なことができないということだったのでしょうか。

「僕は空手も好きだし、空手をやっていくことに対しては変わらない想いでいます。ただし、MMAファイターとして試合に勝たないといけない。勝たないといけないという時に、どこに重きを置いてやっていくのか。空手をやることに重きを置くのか、MMAの試合で勝つことに置くのか。それこそ30歳になって、あと10年もできることじゃないですし。

あと何年、突っ走ることができるのか。そこを考えた時、空手を中心にMMAを戦っていくよりも、色々と吸収したいという欲の方が上回ったんです。空手をやるためにMMAを戦っているのではなくて、MMAで勝つために空手をやっている。その自分の気持ちを大切にしようと」

──Road to UFC準決勝で敗れ、それでもMMAを戦い続けるなら、剛毅會を離れるぐらい覚悟を決めないといけない──ぐらいの気持ちだったのすか。

「そうですね。Road to UFCが終わった時、本音をいえば辞めたいと思いました。周りは『辞めないで、頑張ろう』と言ってくれる人が多かったです。でも、自分のなかでは燃え尽きたというか……ここでダメならダメ、辞めたい。これ以上頑張れないという気持ちもありました(苦笑)」

──松嶋選手にはダメージの蓄積がない。心の問題が一番かもしれないですが、あの負けだと「もう一回、チャレンジしよう」と周囲がなるのも理解できます。

「そうですね……そりゃあ、そうだろうなぁ……そう言われるよなとは思いました。ただ、自分の気持ちを大切にすると、辞めても良いのかなという微妙な時期はありました。だからこそ、やるなら空手でなくMMAを中心にやっていこうと」

──剛毅會を離れた直後、取材でないやりとりのなかで「次のRoad to UFCには出ない。(河名)マストとか、若い選手が戦えば良い」という発言がありました。あれには……正直、「えっ?」となりました。いやMMAを続けるなら、UFCに向けてどんなチャンスでも挑戦しないといけないだろうと。

「あの時、Road to UFCは2年連続では出られないとか、色々な情報が錯そうしていました。それに、あの試合内容では僕にチャンスが回ってくるとは思えなくて。そのなかで、どうしたら良いのか。もう自分自身が迷走して、何をやって、何を言葉にしているんだっていう状況でした。今から振り返ると」

──まぁ、でもそうなりますよね。本来は周囲も松嶋選手をそっとしてあげるべきだったけど、そうすると辞めてしまうからもしれないから、とにかく「続けて」ということだけ伝えてしまって……。

「次がどうなるのか、何も指針がない。正直、あの頃はまだ辞めたいという想いも抱えていました。色々と助言は貰えましたが、方向を示すようなことを言ってくれる人はいなかった……。自分のなかで辞めるかという気持ちがあり、どうすれば良いのか分からないなかで、素直に一番正直な気持ちが『練習したい』ということだったんです。

練習場所に関しても、もう自己責任で。今まで練習してもらっていた住村(竜市朗)さんもそうだし、K-1の小澤海斗選手もそうなんですけど、良い感じで練習できています」

──そこから一度、Road to UFCに出るという風になっていきました。

「ショーン・シェルビーから『今年も出られる』という言葉があったから、普通にあるんだと思って準備を進めていました。でも、呼ばれない。呼ばれないとなると、『そりゃあ試合をしていないから、呼ばれるわけがないだろう』みたいなことをいうクソ野郎がいて(笑)」

──クソ野郎……。

「クソ野郎まで、書いてもらって構わないので(笑)。結果、前回のRoad to UFCから試合をしていない選手や、前の試合で負けている選手も出ていますしね。とはいえ、前の試合から時間も空いて、それこそRoad to UFCの準決勝大会にワンマッチでも呼ばれるように試合をしないといけないと考えるようになり、『試合がしたい』と北岡さんに伝えました」

──Road to UFCに出場できなかったことで、現役生活云々を考えることは?

「いえ、もう吹っ切れていたので。今は見返してやりたい気持ちですし、むしろ来年でも再来年でもRoad to UFCに出られればと思っています。だからこそ、準決勝大会前に試合がしたかったです」

──そこでDEEPになったのは?

「北岡さんが『俺が一番話しやすいのはDEEPだから、佐伯さんにまず聞いてみる』ということでLINEをしてくれたら、即答で7月に試合を組むと言ってくれたので」

──DEEPでチャンピオンになり、来年のRoad to UFCを目指すという方法もあるかと思いますが。

「もちろん来年を目指すなら、それが良いと思います。同時にワンマッチでも声が掛るなら、組んでもらうという風に考えています。実際、もう日本のどこのベルトというのも関係ないじゃないですか」

──ハイ、確かに。

「だからベルトに関しては、DEEPがタイトルマッチを組んでくれればやるだろうし。でも今はそういうことは考えていないというか、とにかく次の試合に集中しています。そこからです」

──ところでDEEPはユニファイドルールではなく、サッカーボールキックが認められています。ダウンを奪った後、パウンドにいくよりも立ったまま蹴りを狙う展開が非常に多いです。これは明らかにユニファイドとは違う戦いになりますが、その辺りを気にすることはなかったですか。

「サッカーボールキックを狙うつもりはないので、あまり関係ないかと思っています。それにダメージを与えているのに、蹴りに行って立たせるような試合も多いし。テイクダウンを取っても蹴って立たれるとか、見ていて『何してんねん』って(笑)。それで倒そうと思っていないし、それ以外で倒したい武器がたくさんあるので。とはいえ、出して良いなら流れで出しますけどね。それが闘争本能だろうし。ただし、あの技術を伸ばそうとは考えていないです。あれをやっていると、MMAという競技をしたくなくなってしまうんじゃないかと思っています」

──そんなDEEP初戦、参戦が正式発表になる前から対戦相手が見つからないという話を、佐伯代表もこぼしていました。

「そこは正直、誤算でした。トントン拍子に決まって、シレっと試合をするつもりだったので。僕は試合ができれば誰でも良かった。強いも弱いもない。でも考えると僕とやっても、うま味はないですよね」

──勝てば最高にうま味のある相手ではないですか。

「勝てる自信のある選手がいなかったんじゃないですか。だからこそ、このタイミングでブラジル人と戦えるのはラッキーです。元UFCファイターなんて最高です。『コイツ、日本に戻って来てチョットやって、RIZINに出たいなんて言うんだろう』とか思われているなかで、こんなにちゃんとした選手と戦えるのは、自分の価値を示す最高の機会になります」

<この項、続く>


■視聴方法(予定)
7月2日(日)
午後5時50分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

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【Road to UFC2023Ep03】ロン・チュウ戦へ─脱力KTTホン・ソンチャン「イケメンなのでボコボコに(笑)」

【写真】メチャクチャハードな練習をしていながら、こんな風にRoad to UFCに向き合えるのも素敵だ (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03に出場し、元UFCファイターのロン・チュウと対戦するホン・ソンチャン。

TOP FC時代に日本のファンの記憶にも残っているであろう──佐藤豪則と2度に渡る急所蹴り→ノーコンテストという珍事を経験し、その後は4年近いブランクがあった。

その激しい練習に知られたKTTで自らを苛め抜く日々を送りながら、ホン・ソンチャンはRoad to UFCに対して非常に肩の力が抜けた向き合い方をしていた。


──気を悪くされると申し訳ないのですが、ホン・ソンチャン選手といえばどうにも佐藤豪則選手と2度に渡り急所蹴りでノーコンテストになった事件が忘れられないです。

「まだ、覚えているのですか(苦笑)」

──いやぁ、忘れられないですよ(笑)。

「佐藤選手との試合以降、ヒザより上は蹴られないようにしています(苦笑)」

──アハハハハ。

「あれは100パーセント、自分のミスなので。今でも佐藤選手には申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」

──2017年7月の佐藤選手との2戦目から、2021年5月まで3年10カ月もの長期間ブランクがありました。

「練習自体していない時期が凄く長かったです。プロMMAファイターを続けていると経済的な問題を抱えていましたし、自分のやりたかったこともったので。その後、親しい先輩とジムを運営することになり、そこで軽く汗を流しているとやっぱりMMAは楽しくて。それで復帰を決めました」

──このハードなKTTの選手練習に戻ってこられるものなのですね。

「運営しているジムがKTTの支部ですし、KTTで練習するからこそ、遣り甲斐を感じることができます。KTTでの練習後に食事をすることが、一番の楽しみです(笑)」

──復帰する際の目標はどこにあったのでしょうか。

「特定の目標はなかったのですが、ジム運営をしながらちゃんと生活の基盤を持ちつつ、機会があれば試合に出よう。それぐらいでした。ただ、ここにきてRoad to UFCで戦うという流れになり、もう簡単な気持ちではやれないですよね(苦笑)」

──勝てばUFCというRoad to UFCだからこそ、世界最高峰を目指そうという気になったのですか。

「そうですね。負けたらどうしようとかという気持ちもありますが、それでも自分がやるだけやって試合に出れば満足できるんじゃないかなと思っています」

──ライト級には原口伸選手が出場しています。互いに勝ち続ければ絶対に当たることになるのですが、彼が昨年11月にチームメイトのキム・サンウォン選手に勝っていることは意識しますか。

「もちろんですよ。当然じゃないですか(笑)。ただ、まずは1回戦のロン・チュウです。元UFCファイターですし、今は彼だけに集中しています。自分よりも経験豊富ですし、上手い選手です。しっかりと準備もしてきました。イケメンなのでボコボコに殴ってやりたいです(笑)」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep01 UFC イー・チャア ウズアズベク・ジャフフ

【Road to UFC2023Ep01】イー・チャア、体重オーバーの代役ウズアズベク・ジャフフを腕十字で一蹴

<Road to UFCフェザー級準々決勝:147.5ポンド契約/5分3R>
イー・チャア(中国)
Def.1R2分28秒by 腕十字
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

代役ウズアズベク・ジャフフが体重オーバー。キャッチウェイト戦で、トーナメントが実行されるた。前回準優勝のイー・チャアは緩い体のウズアズベク・ジャフフに対し、間合いを測りつつワンツーの右を伸ばす。さらに左ミドルを見せたイー・チャアは左インローから左ハイ、さらに左ミドルへ。ウズアズベク・ジャフフはこれをキャッチしてシングル、ケージにイー・チャアを押し込む。イー・チャアは右を差し返し、逆にウズアズベク・ジャフフをケージに押し込み返す。

ボディロックのウズアズベク・ジャフフは逆に小外でテイクダウンを決める。イー・チャアはは下からエルボー、腰を切って腕十字へ。肩抜き後転から、ウズアズベク・ジャフフの右腕を一気に伸ばしタップを奪った。


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DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep04 SASUKE UFC イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 丸山数馬 原口伸 原口央 海外 濱村健 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023Ep04】2日目、日本勢の殿を務める原口伸「行き過ぎるぐらいの方が良いかと思う」

【写真】まるでMMA界に染まっていない。そんな感じで、UFCへの入り口に立てることになった原口。体格差を越え、結果を残して欲しい (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード04に日本勢のしんがりとして原口伸が出場する。

2019年天皇杯フリースタイル70キロ級優勝。五輪にない階級の日本一レスラー原口は、そのレスリングでの世界進出をコロナで阻まれた。5勝1NCのレコードを引っ提げ、MMAにおける世界一への入り口=UFCへの道準々決勝に挑む。

世界で勝負するならフェザー級ということを本人も十分に自覚しているなかで、ライト級で得た出場権──1階級以上大きく見えるアジアの猛者を前にして「ワクワクしている」と原口は言い切った。


──いよいよ、ですね。今の気持ちを教えてください。

「もう、やるだけ。落ち着いた気持ちで過ごせています」

──濱村健さんから空港でお兄さんの央選手とのツーショットの写真を送ってもらったのですが、バンタム級の央選手が大きくて……。

次戦は海外──という話も伝わってくる兄・原口央と(C)HAMMER KEN

「いやぁ、78キロぐらいまで頑張って増やしたのですが、フレームは変わらないです。

動いていると体重は落ちますし、今も73キロぐらいしかなくて。全然、減量は厳しくないです」

──体格が全てではないですが、やはりキ・ウォンビンなどと比較すると2階級違うのではないかと。

「同じ階級の選手もこっちで何人か見ました。確かに大きいですけど、そこはもう覚悟してやってきたので大丈夫です」

──緊張とワクワク、どちらが大きいですか。

「ワクワクの方が断然デカいです。もしかしたら、まだ戦うっていう実感がわいていないだけかもしれないですけど(苦笑)。でも、何か良い緊張感でいられています。上海に来て、特に戸惑うこともなく、レスリング時代の海外遠征を思い出しました。なので自分的には余り普段と変わりなくやれています」

──レスリング時代にアジアで喫したモンゴル人選手相手の黒星、MMAになりましたがアジアで勝つリベンジができそうですか。

「あの試合の反省を忘れたことはないので……」

──そこをウィンドリス・パティリマにぶつけると。

「普通にガッツがある選手で、打たれ強いように見えました。レスリングでモンゴル人にやられた時のように──後手に回らないよう、自分から攻めます。と同時に熱くならないよう、頭は冷静に戦わないといけないです」

──正直一発貰って、カッとなることも心配です。

「大丈夫。まぁ、大丈夫です(笑)」

──そんなかRIZINでBRAVE勢が厳しい戦いが続き、DEEPで央選手が勝利してジムの連敗を止めました。

「同門の人たちが結構負けていたので、こういう時こそ自分が流れを変えるつもりでいました。俺はジムの連敗も関係ない。それを証明できると思っています」

──では日曜日、どのような試合を日本のファンに見せてくれますか。

「日本人らしからぬ戦い方……ではないですけど、よく言われる野性的な戦い。そこを全面に打ち出して、そういう戦いで外国人を相手にしてもガンガンと力を発揮する。そして、しっかり勝ち取りたいので、応援よろしくお願いします。ここまで来ると、行き過ぎるぐらいの方が良いかと思っているので、思い切り攻めます」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep03 SASUKE UFC イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ ウリジブレン エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 中村倫也 丸山数馬 修斗 原口伸 弘中邦佳 新井拓巳 濱村健 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023Ep03】自己証明─再び。野瀬翔平「実力を伴ってUFCにステップアップしないと」

【写真】師匠の弘中先生と、右はマネージャーの前田桂さん。前田桂さんも濱村健と同様に面倒見の良い人物──関西弁だが (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03で組まれたバンタム級準々決勝で野瀬翔平がシャオ・ロンと対戦する。

昨年に続き2年連続のトーナメント出場、その前回大会は初戦で元UFCファイターのウリジブレンに勝利も準決勝で中村倫也に131秒でKO負けを喫した。世界の頂点を目指す戦いで、同胞と戦い完敗──この1戦が野瀬にどのような変化をもたらしたかのか。

「自分でもビックリした」と連続参戦に関して話した野瀬は、去年よりもMMAファイターとして成長し、UFCで戦うという気持ちもより強くなっている。


──Road to UFCに2年連続で出場が発表された際、正直なところ本当に驚きました。野瀬選手自身は、申し込んでいたとしてもどれぐらい出られると思っていたのでしょうか。

「正直、自分でもビックリしました。国内で修斗のランキングに入って、ベルトを狙うという道筋を立てていたので。またチャレンジできることはビックリでしたが、嬉しかったです」

──3月に修斗で新井拓巳選手に一本勝ちした時は、もう出場は決まっていたのですか。

「そうだったみたいですが、僕には知らされていなかったです。それが(弘中邦佳)先生たちの意向だったようで。あの時、僕自身は修斗でやっていくつもりだったので、それはそれで落とせない戦いなので、そういうつもりで戦っていました。で、勝った直後に舞台裏で教えてもらって……凄く驚きました」

──あの一戦、覚醒したような強さだという評判になりました。Road to UFCで戦ったことで、何かが変わったということはありましたか。

「それは感じています。去年の2試合、勝ちと負けを経験して。中村(倫也)選手に負けて、練習にもより身が入ったし。風間(敏臣)選手が契約したと知った時も、凄く悔しくて。さらに練習でギアが上がって、凄く強くなっている感覚がありました。だから絶対に負けないし、絶対に極めることができると思っていました」

──中村選手は同じ日本人に負けた。しかも差を見せつけられて敗れた。あの試合の経験をどのように今後に生かそうと思いましたか。

「試合中の感覚、勝負勘が中村選手は凄かったです。ケージ際で貰ったヒザとか、練習でなかなか顔面にヒザを入れるとかできなので、如何に練習で試合を意識してやることができるのか。それをまた考え直してやってきました。

中村選手は圧とかではなくて、試合の感覚──センスがあると思いました。あんな風にピンポイントでヒザを効かされてしまったので。しかも壁で組み直し際に。そんなに思い切り入ったわけではなかったのに、綺麗に効かされてしまいました」

──同じように中村選手を相手に完敗を喫した風間選手が契約できたことが、悔しかったという風に言われていましたが。

「正直、格好悪いし、口にすべきことでもないのですが……。あの……今はそんな風には一切思っていないですけど、『シャッフルさえなければ』というのは正直思いました。それはやっぱり思うし、悔しかったし……。『準決勝でシャッフルがなかったら俺はUFCと契約できたのか』とは正直思いました。でも、今は気持ちを切り替えて、しっかりと優勝をして実力を伴ってUFCにステップアップしないといけないと思っています」

──私なら一生言い続けますよね。「あの時、急にシャッフルしやがって。UFCのバカやろうが」と(笑)。

「アハハハハ。でも、こうやってまた挑戦できますし。過去最高に調子が良いので、自信を持って挑めます」

──対戦相手のシャオ・ロンはコンテンダーシリーズに出て、負けている選手です。

「試合映像はそのコンテンダーシリーズのモノしか見つけられなかったのですが、組みに関しては絶対に僕の方が強い。一本取れる自信があります。ただ大振りの打撃は一発があるので、そこは気を付けないといけないです。組めば勝てる。そういう気持ちはあります」

──現時点でアウェイと感じることはありますか。

「全くないです。アブダビ、シンガポールと同じように調整できています。全く問題なく、普通に過ごせています」

──去年のシンガポールの時よりも、弱冠余裕が感じられますね。

「シンガポールの時よりは、心の余裕があります」

──現時点では『なんで、アイツなんだ』という声も国内の選手から聞かれることもあるかもしれないですが、その声を払拭できる勝利を期待しています。

「『なんでコイツなんだよ』と思われているかもしれないですが、1回戦が終った時には『コイツなら』と期待してもらえるような試合ができると思っています。そこを注目してほしいです」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

The post 【Road to UFC2023Ep03】自己証明─再び。野瀬翔平「実力を伴ってUFCにステップアップしないと」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep03 SASUKE UFC   イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ パンクラス ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 丸山数馬 原口伸 松嶋こよみ 河名マスト 海外 濱村健 矢地祐介 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023Ep03】キム・サンウクと対戦、丸山数馬「鹿児島でプロ昇格を目指す頃からUFC志望」

【写真】濱さんこと濱村健氏に、やや苦笑いの丸山。濱さんはカメラを向けられると常にこんな感じですが、じつは凄く面倒見が良い頼れる人です──関西弁ですが (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03で組まれたライト級準々決勝で丸山数馬が、キム・サンウクと対戦する。

矢地祐介、松嶋こよみ、河名マストらが応募し、落選したRoad to UFCに出場を決めた丸山数馬。失礼ながら、この発表を機に彼の顔と名前が一致した──そんなMMAPLANETの読者も少なくないだろう。

未知強だらけのRoad to UFCへ、日本発の未知強=丸山数馬にこれまでのMMA歴とそのMMA感を足早に尋ねた。


──上久保選手の取材の際に頂柔術で練習をしているところを拝見させていただいたことがあるかと思いますが、初めましてと挨拶すべきかもしれないです。

濱さんのプチ上海情報。汗を流す丸山編

「こちらこそ初めまして、宜しくお願いします」

──本当に本当のことを言わせていただくと、出場メンバー発表があった時に『えっ?』という感覚に陥りました。

「まぁ、そうなりますよね(笑)」

──そこで丸山選手の試合記録などを調べさせていただいたのですが、昨年3月のカナダでの試合を最後に実戦から遠ざかっていました。そのカナダ以外にも台湾、中国、豪州など数多く海外で試合を経験している。いつ頃から、海外志向だったのでしょうか。

「僕は鹿児島が地元で、鹿児島にいる時にプロに昇格しました。その時がパンクラスが世界標準と掲げるようなタイミングで、あの頃からUFCで戦いたいと思っていました」

濱さんのプチ上海情報。巨大なPI外観編

──プロになる時の目標がUFCだったのですね。

「本格的に練習を始めて、プロ昇格を目指すところからですね。2012年のUFC日本大会のインパクトが大きかったです」

──その後、RIZINも生まれUFCを目指す選手は当時よりずっと少なくなりました。その部分、丸山選手は如何でしたか。

濱さんのプチ上海情報。PIでマッサージを受ける丸山編

「僕はUFCが目標というのは変わらなかったです」

──UFCは日本人に優しくなく、ルートも明確でないですが。

「わざわざUFCが米国でアジア人、日本人を呼ぶメリットはないですからね。それでも……やっぱり世界最高峰の舞台で、目指すなら世界一のプロモーションで戦いたいという気持ちが変わることなかったです」

濱さんのプチ上海情報。巨大なPI内観

──なるほど。Tri.Hスタジオ所属ですが、鹿児島から東京に出てきて──どのようにハマの関西人こと濱村健さんの所に行き着いたのですか。

「もともと鹿児島のnico mma dojo所属で、上京するために資金集めをするために仕事をしていて、フリーになって2014年に上京しました。その時に鹿児島出身の菊野克紀さんに相談をさせてもらって、菊野さんも同じタイミングでアライアンスを離れた時で。『俺の後輩だから』と出稽古に僕を連れて行ってくれました。

菊野さんのお供でいくつかのジムを回り、その流れでGENスポーツで練習するようになり、そこで濱さんと出会って。Tri.Hスタジオの所属になり、今に至る感じです」

──濱村さんはMMA以外で凄く多才な方ですし。

濱村健 アハハハハ。

「濱さんの下でやるようになっても、UFCに行く気持ちは変わらなかったです」

──昨年3月から試合に出ていないのは、何か理由があったのでしょうか。

「正直に言うと、椎間板ヘルニアとか……体の具合が良くなくて。2022年の上半期は殆ど動けなかった状態でした。下半期になって動けるようになって、パンクラスで戦おうかと思っていたのですが、Road to UFCの公募があって。ただ、自分的にはちょっと気後れした部分はありました。前の試合で負けていることもあるし。そうしたら濱さんから『これ、応募しようや』と連絡があって」

濱さんのプチ上海情報。丸山のオフィシャル撮影編

──応募しようや(笑)。

「『そもそも目指しているところやろ』と。それで前向きになれて応募したところ、出られるようになりました」

──まさに調子と気運が上がっての参戦。初戦のキム・サンウクという選手には、どのような印象を持っていますか。

「グラップラーなんですが、自分のやってきたことが素直に出てくる選手。泥臭く、しつこいMMA、自分のスタイルを貫くタイプの選手です」

濱さんのプチ上海情報。PI内で進む決戦場創り編

──対して丸山選手は、どのような試合をしたいという想いはありますか。

「今やっている練習の場でも、自分の強味はそつなくオールラウンドでできることじゃないかと思っています。器用貧乏っていうことではなくて、地道に実力もついてきているのでオールラウンドの自分の実力を皆さんに届けられれば良いと思います」

──では濱村さんとも阿吽の呼吸で頑張ってください。

「ハイ、セコンドはもう抜群なので頑張ります」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023Ep03】自然体、泰然自若=上久保周哉「練習してきたことを台無しにしたくない」

【写真】見様によっては、ネイト・ディアス似(?!)の上久保 (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03で組まれたバンタム級準々決勝に上久保周哉が出場する。

気がつけば7年間負け無し、通算戦績13勝1敗1分けというレコードを引っ提げて、ついにUFCが見える戦いに上久保が挑む。そんな大舞台=チィルイイースー・バールガンを前にしても、上久保周哉は上久保周哉のまま。熱い想いは一切、聞かれない地の上久保の言葉をお伝えしたい。


──日曜日のRoad to UFC準々決勝に向けて、上久保選手が緊張するとか想像もできないですが、今の気持ちを教えてください。

「えぇ(笑)。なんか、上海って便利な街だなって。このホテルの周りはすぐに買い物ができて、ご飯も美味しいし」

──でも監視カメラだらけじゃないですか。

Team Itadaki & Tri.H Studio (C) Hammar Ken

「そうなんですか。UFC PIも監視カメラだらけでした」

──アハハハハ。それにしても念願のUFCとの契約が懸かったトーナメントを目前にしてもいつも通りですね。

「大事な試合だとは分かっていますが、それと緊張はリンクしていないです」

──これまで試合前に緊張したことは?

「なんか緊張して硬くなるとか、普段通りの自分でなくなるような緊張はないと思います。緊張しているのではなくて、集中はしていますけど。MMAを始めて、柔術の試合に出た時からそんな感じです。柔道の方が緊張していました」

──そうなのですか!!

「柔道は負けると怒られるから(苦笑)。いや、勝っても怒られていたので」

──……。ではここに向けて、練習に取り組むうえで何か変化はありましたか。

「う~ん、取り組み自体は大きく練習内容を変えたりはしていないです。なんか、試合にむけて打撃だけやったりとか。そういう変化はなく、今までとあまり変わらず。それでも組み技の部分やMMAという部分で、去年の1月の試合までと、そこから今回の間で微妙に考え方とか変わり、気付きはあったので。そういう部分で変化はありました」

──そもそも打撃の練習はどの程度にしているのですか。組み技の練習しか見たことがなくて……。

「ハハハハ。Tri. Hスタジオ……自分の所属しているところでちゃんとやっていますよ。昔はボクシングやキックボクシングのジムに行ったこともあるけど、今は行っていないです。そもそも打撃とか組み技とか分けていないので、MMAで勝てば良い感じです」

──打撃で勝つのもMMAです。

「局面で打撃を出すのもあるし、パウンドも打撃ですから」

──対戦相手のチィルイイースー・バールガンに関しては、4月にFight&Lifeでインタビューをさせてもらった時に『荒い打撃が、最近は綺麗になった』という風に話していました。

「ハイ。そこから特に印象は変わらないです。動画を少し視たぐらいで。今朝、すれ違ったけど動いているところを見たわけでもないので」

──昨年1月のONE最終戦、トロイ・ローセン戦の戦いが強く記憶に残っている人も多いかと思いますが、上久保選手も当然のようにあれから成長しているはずなので、相手の選手も参考になる映像はないかもしれないですね。

「あの時の自分……を研究しても、まぁそれはそれでと思います。今は微妙に変わっているので。毎試合、毎試合、似ているけど微妙に違いますし。マイナーチェンジを繰り返しています。それに研究してきても、それに対応できる引き出しは用意してたきつもりです」

──Road to UFCは勝利が全て。LFAやコンテンダーシリーズのようにエキサイティングな試合を求められるよりも、フィットしているかと。

「まぁ今ままでも、何を言われても勝てば良いと思ってやってきました。だからあまり変わらないです」

──それでも『ファンが喜ぶ試合をしろ』という圧力がないほうが、気持ちは楽ではないですか。

「そういう圧力が掛かってくる試合はしていないから、あんまり変わらないです。なんかそういうリスクは負いたくないという気持ちはあります。打ち合ってKO勝ちしないとダメって言われると、『それは練習をしてきたことと違う』という気持ちなります。練習してきたことを台無しにしたくないので、そこがブレることはないです」

──そんな状況に陥って欲しくないですが、このままでは負けるという時でないと賭け事のような打撃戦はできない?

「最終的な選択肢として、それしかない時に切らざるを得ない。そんな時はゼロではないですよね」

──そのようなカードを切ることがあれば、それは世界最高峰の舞台だと信じて、その一歩となる日曜日の試合に向けて意気込みのほどをファンに伝えてもらえますか。

精いっぱいの読者サービス(C) Hammar Ken

「ちゃんと頑張って勝ちます」

──……。いや、もう少し、何かないですか……。練習仲間への感謝の言葉とか(苦笑)。

「あっ、練習相手をしてくれる仲間……。でも……なんかわざとっぽくないですか(笑)。嘘だし……」

──確かに(笑)。

「まぁ永久寝技地獄を出して、勝てるように頑張ります」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

The post 【Road to UFC2023Ep03】自然体、泰然自若=上久保周哉「練習してきたことを台無しにしたくない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK04 Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep02 SASUKE UFC イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ ブログ 神田コウヤ

【Road to UFC2023Ep02】イープークールー戦へ。神田コウヤ「5人が中国人で、日の丸を背負って戦える」

【写真】ちょっとした聞き逃しそうな──言葉が深い、神田選手でした (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。初日の夜エピソード02に神田コウヤがフェザー級準々決勝に出場し、イープークールーと戦う。

27歳ながら神田は決してスポットが当たるだけでなく、同時に勝って掴んだチャンスを逃すなど濃密な15戦のキャリアを積み上げてきた。精神的には既にマチュアな感がある神田は実に含蓄のある言葉を試合前に口にした。


──上海入りして、心身共に状態はいかがですか。

「UFCの方々がサポートしてくれていて、心身共に不安がない状態です。体重も順調に落ちていて、今日は疲れを抜いて水抜きに向かう感じです」

──初めての海外での試合でも、困ることはないですか。

「困ることはあるのですが、困ると助けてもらえるので」

──ではコンディションも上々だと。

「コンディションに関しては、こればかりはリカバリーも含めてなので試合当日にならないと分からない部分はありますね」

──ファイターほど敏感にではないかと思うのですが、ミネラルウォーターもその国のモノを飲むと体調が変化するようなことが自分もあります。

「今は特に感じないんですけど、ミネラルウォーターの栄養成分を見た時に塩化ナトリウムの値がカリウムの値に対してちょっと高いというのはあったので、それが塩抜き、水抜きの時にどう作用するのか……」

──塩化ナトリウムが多いと、水を体内に創ろうします。

「ハイ。そのナトリウムを排出するために必要な栄養素がカリウムなので」

──いや、しかしそこまでしっかりとチェックしているのですね。

「翻訳アプリを使ったりして、自分なり調べました(笑)」

──食べ物は日本から持ち込むことはできたのですか。

「ハイ。それとUFCから配給された食事を摂っています」

──鶴屋怜選手、鶴屋浩代表、そして独身貴族の岡田遼さんがいる。と同時に同じ階級で勝てば戦う日本人選手がいることは、海外ということも踏まえて意識しますか。

「ジムの皆が一緒なのは心強いですね。SASUKE選手に関しては、親交が以前からあるわけではなかったので顔を合わせば会釈するぐらいで。お互いに1回戦を勝たないと意味がないですからね。今回のトーナメント表を見る限り、シャッフルが無ければ当たるのは決勝ですし、そこで日本人対決ができれば最高ですね。

8人中5人が中国人で、そのなかで日本人同士が日の丸を背負って戦えるなら──それは国に対して恩返しができるという感覚です」

──おお。今回のRoad to UFCですが、個人的にはRoad to UFC for Chinaだと思っています。

「うん、うん」

──中国のためのトーナメントじゃないかと。

「特にフェザー級は露骨にそんな風になっていますね。日本人が2人で、韓国人が1人。3カ国しかいなくて……だから日本✖中国という構図でもあるのかなって思います。国別対抗戦のような。

こっちにきて言葉の壁とかにもぶち当たって、日本は良いなと改めて思います(笑)。上海でも、助けてもらっているのは日本人の方たちなので。そうなると普段は感じない愛国心のようなものが出てきます。だからSASUKE選手と僕が揃って勝ち上がって、決勝戦を戦いたいです」

──改めて初戦の相手イープークールーに対して、どのような印象を持っていますか。本当に中国人選手は未知の部分が多いですが。

「戦績が凄く多くて負けも多いのですが、それはほとんどがキャリア序盤のモノです。自分もキャリア序盤は結構負けが込んだりしていた時期もあって……彼も戦いを通して勝ったり負けたりして成長してきたと思います。そういう選手って、すぐに諦めない。絶対に精神的にタフなので、そこで根負けしないように。アウェイといえばアウェイですし、しっかりと勝ちたいと思います」

──神田選手は年齢の割には下からの突き上げを跳ね返すという試合を、まま経験してきました。佐伯(繁DEEP代表)さんには叱られるかもしれないですが、神田を越えろ的なマッチマイクもありました。

「DEEPで経験させてもらったことは大きいです。大事に育てられたわけじゃないですけど、叩き上げだと思っているので。やっぱり佐伯さんにも勝った姿を見せたいですし、日本の皆にもここで戦う日本人選手を見守って欲しいです」

──神田選手は凄く気配りができるコメントを残す選手だと思います。そのなかで先日、RIZIN LANDMARK04のダブルメインがフェザー級で朝倉未来✖牛久絢太郎、斎藤裕✖平本蓮という試合が大いに盛り上がりました。日本の格闘技界にとって良いことですが、レベルとしてあそこが頂点になってはいけない。そう感じたのも事実です。

「なんか……そうですね、登場人物があらかじめ決まっていた。違う作品なんだけど、同じような俳優ばかり出ている。そういう映画がって、日本には多いじゃないですか。とりあえず数字を担保するために。なんか、そんな感じです」

──さらなる高見、UFCが普通に存在しているなかで、何が待ち受けているか分からないRoad to UFCに挑む神田選手は自分自身にどういう期待をしていますか。

「まぁ、日本人のレベルが試されるんじゃないですか。同時に世界のレベルが試されている感じがします」

──世界のレベルが試されている。深い言葉です。では、その戦いの一歩に向けて意気込みの程を最後にお願いします。

「まず必ず1回戦に勝って、次に繋げたいと思います。土曜日の午後9時からU-NEXTとUFC Fight Passでライブ配信があるので皆さん、ぜひ視てください」

──本当に人間が出来ていますね。素晴しいです。

「アハハハハ。頑張りますっ!!」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023Ep02】中国の爆弾小僧リー・カイウェン見参「優勝する自信? 200パーセント」

【写真】「男たちの挽歌」か「仁義なき戦い」か。「クールな日本のヤクザだって、本当に多くの人に言われるよ」というリー・カイウェン (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。初日の夜エピソード02で組まれたフェザー級準々決勝にリー・カイウェンが出場し、ルー・カイと対戦する。

ONEで本人も認めるファイトスタイルだけでなくルックスまで五味隆典と似ており、中国のファイヤーボールキッドと呼ばれたリー・カイウェンだが、心には常にUFCで戦うことが残っていた。サークルケージからオクタゴンへ、世界最高で戦うための最初の難関は代役にして昨年ベスト4のルー・カイということもあり、リー・カイウェンの実力査定に持ってこいマッチアップとなる。


――リー・カイウェン、お久しぶりです。またインタビューを、そしてRoad to UFCという場でできて嬉しいです。

「UFCで戦うことは俺のゴールだったから、とてもエキサイトしている。ようやく、この時が来た。そして。こうやってまたインタビューをしてもらって嬉しいよ」

──ONE時代も注目される活躍をしていましたが、いつからUFCで戦うことを考えていたのでしょうか。

「MMAファイターなら、目標は一つ。それはUFCで戦うことだ。バスケットボール選手ならNBA、サッカープレイヤーならプレミアリーグでプレーしたいと思うのと同じだ。ファイターにとって、それがUFCだろ」

──UFC PI上海で練習するようになり、UFCを目指すようになってからもUFCではなくONEで一度戦いました。そしてファブリシオ・アンドラジと戦った時、確かにアンドラジは強豪ですが、リー・カイウェンは明らかに迫力不足でした。それはもう気持ちがONEになかったからでしょうか。

「試合が始まってすぐに……30秒で肩を脱臼してしまった。戦うことも、自分を守ることもできなかったんだ」

──なるほど、契約云々でモチベーションを失っていたということではなかったのですね。

「そんなことはないよ。全ては肩を脱臼したせいだ。ケージの外で何があろうが、あの中で戦う時は誰だって勝つことだけを目指している。俺も同じだった。当然、KO勝ちするつもりだったけど、ファイトっていうものは予想もできないことが起こるものだから。そして予想もできない結果に終わる。あの時、俺はまさにそうゆう状態で試合を終らせることができなかったんだ。あの試合は短時間でフィニッシュするしかなかったから、喧嘩ファイトを仕掛けたけど、肩が言うことを聞かなかった」

──2021年12月のアンドラジ戦が最後のONEでの試合になりましたが、昨年のRoad to UFCに出場しなかったのは?

「肩のケガのせいだよ。去年は試合ができる状態じゃなかった。だからRoad to UFCにも出ることができなかった。すぐに今年のトーナメントに照準を合わせ、気持ちも切り替えたんだ」

──今大会の出場選手が発表された際、リー・カイウェンが日本人選手にとって壁になるという意見も日本のファンから聞かれました。

「日本のファンがそんな風に言ってくれるのは嬉しい。俺は皆のアイドルだった五味隆典にスタイルだけでなく、風貌も似ているから(笑)。とにかく日本もそうだし、世界中のファンが納得する戦いを土曜日の夜は見せるよ」

──中国のファイヤーボールキッドが復活。土曜日の試合を楽しみしています。

「フェザー級の五味隆典の力を見つけるよ(笑)」

──では最後にトーナメントウィナーになる自信のほどを聞かせてください。

「200パーセント(即答)。200パーセント、自信がある。Road to UFCフェザー級トーナメントで優勝するのは俺だ。日本のファンの応援に感謝している。UFCと契約し、日本で大会が行われるようなら必ずそこに出場して、ハイレベルな日本人選手と戦いたいと思っている。謝謝」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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