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【UFC】速報中!UFC 280

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日本の皆さんはおはようございます?こんばんは?午前3時からMMA。アラブ首長国連邦のアブダビ エティハド・アリーナでUFC 280が開催されます。チャールズ・オリベイラ×イスラム・マカチェフのライト級タイトルマッチにアルジャメイン・スターリング×T.J.ディラショーのバンタム級タイトルマッチ、さらにはピョートル・ヤン×ショーン・オマリーという豪華ラインナップ。寝落ちが気にはなりますが、今宵はWOWOWを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【バンタム級】
×ピョートル・ヤン
(判定1-2)
◯ショーン・オマリー
1R、開始直後から圧力を掛けるヤン。オマリーをケージに追い詰めるプレッシャーが凄まじい。オマリーはサークリングしてなんとか回避。中盤に入るとヤンがタックルで組みつくとリフトしてテイクダウン。パウンドを放つがオマリーは早々に立ち上がってラウンドを終えた。
2R、開始直後にオマリーの左フックがヒット。ヤンは効いて後退。危ない場面だったが、ヤンは逆にパンチから組み付いてテイクダウンに成功。立ちあがろうとするオマリーにしつこく組み付いてコントロールする。一度はオマリーが立ち上がったが、ヤンはまたもタックルで倒してラウンド終了。
3R、ヤンが圧力を掛けるが長いお見合い。しかしオマリーがチャンスと見るやテンカオからパンチを当てるとヤンは側頭部から出血。オマリーはパンチでラッシュを仕掛けるがヤンはタックルでテイクダウンして難を逃れる。ラスト1分でオマリーは脱出。スタンドに戻るがヤンはしつこく組み付いて終了間際にもテイクダウンして試合終了。判定はなんとスプリットでオマリーに軍配!細かい打撃のヒットを取ったか。


【バンタム級タイトルマッチ】
◯アルジャメイン・スターリング
( 2R TKO)
×T.J.ディラショー
1R、開始直後から凄まじい圧力の掛け合い。ディラショーの蹴りを掴んだスターリングがテイクダウン。簡単にマウントを取ると怒涛のパウンド。さらにバックに回ってチョークを狙うがディラショーは必死で耐える。残り1分で脱出したが、スターリングは前に出て組みつくとまたもテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、開始直後に組み付いたスターリングがテイクダウン。逃げるディラショーの首を取ってチョークを狙うがディラショーはどうにか脱出。しかしスターリングがすぐに組み付いてテイクダウン。易々とマウントに移行してパウンドを乱射。最後はバックマウントからディラショーの身体を完全に伸ばしてパウンドアウト!スターリングが防衛に成功。ディラショーは最初のテイクダウンを許した際に肩を負傷した模様。
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【UFC280】 Abu Dhabi Gallery 本計量とセレモニアル計量 変わる人、あまり変わらない人

【写真】左が本計量。右がセレモニアル計量時。イスラム・マカチェフは明らかに目の周囲が違っています(C)MMAPLANET

本日22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」のオフィシャル計量とセレモニアル計量が21日(金・同)に行われた。

ここでは数名のファイターをピックアップしたリカバリー前と8時間程度のリカバリーでどのような違いがあるのかを――見比べてみたい。


アルジャメイン・ステーリング

シャーウス・オリヴェイラ

ピョートル・ヤン

ショーン・オマリー

TJ・ディラショー

ショーン・ブレイディ

ムハマド・モカエフ

マノン・フィオホ

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【UFC280】セレモニアル計量終了 プレリミ出場ダゲスタン系英国人モカエフもメイン級の声援集める

【写真】将来的に平良との対戦が実現することも十分にありうるモカエフ――凄まじい僧帽筋だ(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」のセレモニアル計量が21日(金・同)に同所で行われた。

昨日の会見以上にファンが集まったセレモニアル計量は、輪をかけてアラブ&ダゲスタンのイスラム連合の声援が大きくなっていた。


なかでもプレリミ2試合目のフライ級マッチでマルコム・ゴードンと戦うムハマド・モカエフ:への声援はPPVカード出場選手に見劣りしないものだった。

ダゲスタンで生まれ、幼少期を過ごしたモカエフは家族ともに英国に移住。英国籍も取得しているが、コーカサスの戦闘民族の血は確実に流れており、イギリスで始めたレスリングですぐに頭角を表し、パリ五輪候補ともいわれている。

IMMAFにユース時代から出場し、2度世界王者に輝くとアマMMA22連勝でバーレーンのKHKジム所属ファイターとなり、BRAVE CFでプロデビューを飾った。5連勝で今年の3月にUFCデビューを飾り、2戦目にはLFAフライ級王者だったチャールス・・ジョンソンを破っている。

そのモカエフ、大声援にすっかり気を良くしたのか、フェイスオフではゴードンに拳をつきつけ、ダナ・ホワイトが急ぎ割って入る場面も。

平良達郎のライバルになることは間違いないモカエフ、まだ喧嘩的な強さをオクタゴンの中で見せていたが、ゴードンを相手にしても淡々、堅実な試合展開に持ち込むことができるか――注目だ。

コメインのUFC世界バンタム級選手権試合は王者アルジャメイン・ステーリング、挑戦者TJ・ディラショーの両者にブーイングが送られるという珍しい状況に。

フェイスオフで激しく言葉を交わした両者、まずディラショーが「俺はケージの中で勝負にしにきた。あのマ〇ーフ〇ッカーを眠らせるよ」と話すと、さらに大きなブーイングを浴びたステーリングは「アブダビ、皆、来てくれてありがとう。凄いカードが揃ったグレートなショーだ。明日は〇ザー〇ァッカーを倒す」とコメントした。

メインのUFC世界ライト級王座決定戦に出場するイスラム・マカチェフを大チャントで迎えた会場のファン。そのマカチェフとシャーウス・オリヴェイラはフェイスオフでは鼻が触れるまで超接近していた。

まずマイクを握ったマカチェフは「アブダビ、思い切り応援してほしい。インシャラーラー(アラーの意思があれば)」と短いマイクに、対してオリヴェイラは「ライト級のライオンは、まだ吠え続けている」とポルトガル語でまくしたてると、訳を待たずにステージを下りた。

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC280計量結果

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
イスラム・マカチェフ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]TJ・ディラショー: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 127.5ポンド(57.83キロ)
マノン・フィオホ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド: 170ポンド(77.11キロ)
ショーン・ブレイディ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ: 185ポンド(83.91キロ)
カイオ・ボハーリョ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア: 206ポンド(93.44キロ)
ニキータ・クリロフ: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ガジシ・オマルガジシエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)
AJ・ドブソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ: 135ポンド(61.24キロ)
カロル・ホザ: 135ポンド(61.24キロ)

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【UFC280】オフィシャル計量終了 ステーリングが雄叫び。TJ・ディラショーは水抜きの影響大??

【写真】エネルギーが漲っているような本計量だったアルジャメイン・ステーリング(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」のオフィシャル計量が21日(金・同)午前9時より、クラウンプラザホテル内ミーティングルームで行われた。

まず計量開始前に減量に問題があったとしてフェザー級のズベア・トホゴフ×ルーカス・アルメイダの中止が発表され、タイトルマッチ2試合を含む、12試合24選手が計量台へ。

女子フライ級でマノン・フィオホに戦うケイトリン・チューケイギアンがリミット125(+1)ポンドに対し、127.5ポンドで計量失敗となった。


その他のファイターは全員クリアーしており、メインで世界ライト級王座を賭けて戦う両者がいの一番に登壇し共に154.5でパスした。

昨日の会見時に比べると、イスラム・マカチェフはシャーウス・オリヴェイラよりも目のくぼみが目立ち、水抜きの影響がより強く感じられた。

一方、最も減量の影響が見られたのは、アルジャメイン・ステーリングの持つ世界バンタム級王座にチャレンジするTJ・ディラショーだった。

歩く姿も力なく、リミット丁度でパスしてもガッツポーズもない。うつむき加減でシャツを拾って、そのままステージを下りた。対してチャンピオンは、同じ135ポンドでパスの声を聞くと同時に大きく叫び声を挙げている。

もう一人シャウトしたのは、べニール・ダリューシュと対戦するマテウス・ガムロだった。やや時間を置き、ラスツーでステージに力を現したガムロは156ポンドのコールを受ける。

まず両手を高々と掲げたガムロはその手を振り下ろしつつ、ここからが本当の戦いの始まりと告げるような、雄叫びを見せたのだった。

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC280計量結果

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
イスラム・マカチェフ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]TJ・ディラショー: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 127.5ポンド(57.83キロ)
マノン・フィオホ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド: 170ポンド(77.11キロ)
ショーン・ブレイディ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ: 185ポンド(83.91キロ)
カイオ・ボハーリョ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア: 206ポンド(93.44キロ)
ニキータ・クリロフ: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ガジシ・オマルガジシエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)
AJ・ドブソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ: 135ポンド(61.24キロ)
カロル・ホザ: 135ポンド(61.24キロ)

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ACA MMA News o UFC UFC280   イスラム・マカチェフ ルーカス・アルメイダ

『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』前日計量結果/ズベイラ・ツフゴフ vs. ルーカス・アルメイダが中止、2大タイトルマッチは全員パス


 『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』の計量前にズベイラ・ツフゴフ vs. ルーカス・アルメイダのフェザー級マッチが中止されることが発表されています。理由は「体重管理の問題」とのこと。これにより試合数は12となります。


MAIN CARD (Pay-per-view, 2 p.m. ET)

・Charles Oliveira (154.5) vs. Islam Makhachev (154.5) – for vacant lightweight title
・Champ Aljamain Sterling (135) vs. T.J. Dillashaw (135) – for bantamweight title
・Sean O’Malley (135.5) vs. Petr Yan (136)
・Beneil Dariush (156) vs. Mateusz Gamrot (156)
・Katlyn Chookagian (127.5)* vs. Manon Fiorot (125.5)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 10 a.m. ET)

・Sean Brady (171) vs. Belal Muhammad (170)
・Caio Borralho (186) vs. Makhmud Muradov (185.5)
・Nikita Krylov (206) vs. Volkan Oezdemir (206)
・Abubakar Nurmagomedov (170.5) vs. Gadzhi Omargadzhiev (171)
・AJ Dobson (185) vs. Armen Petrosyan (186)
・Malcolm Gordon (126) vs. Muhammad Mokaev (126)
・Lina Lansberg (135) vs. Karol Rosa (135)

 前日計量結果。チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのライト級王座決定戦、アルジャメイン・スターリング vs. T.J.ディラショーのバンタム級タイトルマッチは4者ともパス。ケイトリン・チューケイジアンのみが127.5ポンドと1.5ポンドオーバーしています。この後、公開計量が行われます。続きを読む・・・
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【UFC280】マカチェフ人気一色。二番人気はヌルマゴメドフ!! オリヴェイラ&ステーリングは大ヒール

【写真】ファイトウィーク、公開イベントはこの会見から(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」の記者会見が20日(木・同)に同所で行われた。

Showdown weekとして、さまざまなUFC関連の催しが会場の外で実施されており、お祭り的な雰囲気だったアリーナ周辺。会見はロシア人ファンとローカル:ファンが一体化し、マカチェフ・サポート一色という空気で大いに盛り上がった。


メインカード出場10選手、プレリミからはベラル・モハメッドとショーン・ブレイディが出席し、1人ずつ登壇する形で会見はスタート。

まずパレスチナ系米国人のモハメッドが、米国大会では考えられない高いファンの支持を集めており、ブレイディには大きなブーイングが送られる。

質疑応答中もシャーウス・オリヴェイラやアルジャメイン・ステーリングにブーイングを送るファンに呼応し、何度両手を広げて煽るモハメッドの姿が確認されている。

べニール・ダリューシュと対戦するマテウス・ガムロはテンション高めでステージ上でTシャツを脱いで、ファンに投げ込む。

一投目はメディアシートにしか届かないと、わざわざ取り戻して、Tシャツを丸めて結い、二投目で目的を果たした。

ピョートル・ヤンも高い人気を誇る一方で、会場には欧州や米国、ブラジル人サポーターの姿もあり、対戦相手ショーン・オマリーにはブーイングだけでなく、かなりの声援が集まっていた。

グラサン、レザーのオマリーは「全ての局面で上回っている」とコメントした際、ヤンの表情は弱冠強張ったように見えた。

ヤンの天敵ステーリングは絶えることのないブーイングと野次のなかで、対戦相手のTJ・ディラショーのコメントに対し「聞こえない。男らしく堂々と話せ」とイチャモンをつける。

TJは「テストは口でするもんじゃない。『テスト、テスト、テスト1、2』って上手くいったか?」という返答をし、ファンの大声援を受けていた。

さらにライバルのヤンの隣に座っている状況には「今、この男のことは気にしてない。TJのことを考えている」と発言したステーリング、ここで会場はまたも大ブーイングに包まれることとなった。

オリヴェイラへの質問はブーイングでかき消され、マカチェフへの大声援で質問者が間を置く必要がある館内。体重超過でベルトを失ったオリヴェイラは「誰がチャンピオンか皆に聞けばよい」と立ち上がって手を広げると、ブーイングの雨に晒された。

そのオリヴェイラがメディアデーで「マカチェフがタイトルに挑戦できるのは、ヌルマゴメドフの力だ」と言ったことに尋ねられると、マカチェフが「マイケル・チャンドラーに勝ってタイトルを獲ったけど、その前に誰と戦ってきた。教えてくれ」と答えるだけで、ファンは拍手喝采だった。

さらにオリヴェイラがアブダビがマカチェフのホーム状態であること関しては「いつも彼を僕のホームに招待しているけど、一度も来なかった。ここで戦いたかったんだろう」と言えば、マカチェフは「俺はブラジルで行くとダナに伝えている。何度もブラジルで戦うと言ってきた。この男は英語を話さないから、誰も何を話しているのか分からない」と粗い口調になる。

ここからは両者はマイクを掴み、身を乗り出して顔を合わせると、食い気味にトラッシュトークを続けた。

会見中から最前列に座るヌルマゴメドフ・チャントが起こるなど高い人気を維持する元世界王者は、会見終了後からフェイスオフまでの間、ファンの注目を一身に集め、その様子を携帯で撮影するや、マカチェフに負けない大声援がわき起こった。

フェイスオフでは意外にも胸を押して一触即発状態になったのはピョートル・ヤンで、対応が遅れたオマリーはやり返すことはなかった。

ステーリングとオリヴェイラがブーイングの矢面に立っていたフェイスオフが終了すると、ファンは会場外のアトラクションへ一目散。

昼は35度以上のアブダビも、日が落ちると28度ぐらいで海風もあり、やや涼しく感じられる。そんななか、ファンはベルトを手に写真撮影、Esportsブースでもしっかりと列を作るなど、会見中とは様子でファイトウィークを満喫、砂漠の決戦に向けエティハド・アリーナは夜の帳が下りても、さらに熱が帯びていた。

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■対戦カード

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
イスラム・マカチェフ(ロシア)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ショーン・オマリー(米国)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ(米国)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア(スイス)
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
ルーカス・アルメイダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ガジシ・オマルガジシエフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)
AJ・ドブソン(米国)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
マルコム・ゴードン(カナダ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ(スウェーデン)
カロル・ホザ(ブラジル)

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【UFC280】「NJまで片道2時間掛けてスパーに行くわ」。フィオホと対戦、ケイトリン・チューケイギアン

【写真】アッパレ過ぎるほど、アッパレな返答のオンパレードだったチューケイギアン(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC280でケイトリン・チューケイギアンが、マノン・フィオホと対戦する。

UFC在籍6年、タイトル挑戦経験がありオクタゴンで戦績11勝5敗というチューケイギアンにアブダビという地で戦うこと、新鋭フィオホの印象とタイトルショット、そしてNYでの女子選手のトレーニング環境について話を訊くと、彼女のMMAに対する向き合い方こそ、これだけのキャリアを残せる要因だと確信できた。


──ファイトウィークに入り、現地入りして間もないタイミングでインタビューを受けていただきありがとうございます。

「大丈夫よ。昨夜、アブダビ入りしてしっかりと睡眠をとることができたし、今日も問題なく体を動かすことができたわ……って、あなたのこと見覚えあるわ。確か……」

――7月の終わりにセラBJJで平田樹選手に関して、日本のABEMA用にインタビューをさせていただきました。

「ああ、そうね。Zoomで顔を見て、アレって思ったの(笑)」

――あれから3カ月、本来は9月のパリ大会で対戦予定だったマノン・フィオホと今週末に戦うことになりました。

「マノンのホームタウンであっても、すっごくパリで戦いたかったわ。ただパリを訪れたい、そういう感じだけど。大会終了後に数日間パリで過ごすつもりでいたから。それが凄く楽しみだったの」

――勝負云々でなく、パリを楽しみたかったということですね(笑)。

「それだけじゃないわよ(笑)。彼女は唯一のフランス人女子UFCファイターで、試合順もコメインだった。マノンのホームタウンで戦うという経験を楽しみにしていたし。でも、コーチ陣は中立の土地で戦うことを歓迎しているわね。彼女のケガでパリでの試合はなくなったけど、一度はパリで試合を戦ってみたいと今も思っているわ」

――ところで米国国内で3時間の時差で戦うのと、アブダビに来て8時間の時差で戦うのは体調的に違いは感じられますか。地球は自転しており、西に移動するのと東に移動するのではバイオリズムが違うという医学的見解を以前に読んだことがありまして。

「う~ん、その疑問に答えるにはまだこっちに入って早すぎる気はするけど、現時点で私は何も問題はないわ。飛行機とアブダビで睡眠をとったわけだけど、すこぶる好調よ。それに2020年にファイトアイランドで試合をしていて、アブダビへの遠征も初めてじゃないから、問題なく過ごせているしね。

あの時は朝の4時からの試合だったのが、今回は午後10時からだし。戦う環境としては、今回の方が良くなっているから不便が感じられないのかもね。だからベガスで戦うことではなくて、前回のアブダビで戦うことと比較すると今回は楽になっているのは確かよ」

――今回は中立の地です。基本的にケイトリンは米国での試合が多く、USチャントの後押しがあってもブーイングを受けて戦うことはないです。

「ブーイングされて戦うことを考えると、凄くワクワクするわね。もう7年も前になるけど、UFC以前にHungarian FCっていう大会に出場して、ブダペストで試合をしたの。トーナメント戦で決勝がハンガリーの選手が相手だったから、少しブーイングを受けたわ。でも観客の数自体がとても少なかったから、ブーイングも小さくて(笑)。

きっとパリの大観衆にブーイングされると、最高のクールだったでしょうね。でも、今はアブダビでのファイトを楽しみにしているわ」

――マノンはUAEW出身ですし、ひょっとすると彼女の応援が多いかもしれないですね。

「いずれにしても彼女のファイトスタイルはファンにも受けるし。私はアンダードッグだけど、しっかりと戦うわ」

――確かにマノンはUFCで4勝0敗ですが、ケイトリンも現在4連勝です。アンダードッグに納得していますか。

「確かに彼女はジェニファー・マイアに勝ったけど、フライ級契約でも本来はストロー級の選手との試合も多いわ。5連勝、6連勝、7連勝をしようが対戦相手にどれだけの価値があるのか、大切なことはそこよね」

――マノンのカラテ流ファイトにはどのような印象を持っていますか。

「体が強いわ。そして、あの動きをする選手は凄く少ないわね。ただし、マノンが戦ってきた相手で私のようなフットワークを使って戦える選手はいなかった。真っすぐ前に出て、攻撃が当たる相手ばっかりだったわ。これまでの彼女の試合は、スタイル的に戦いやすい相手が多かった。でも、私はちょっと違う戦い方ができるから」

――マノンのようなスパーリング・パートナーを今回は見つけることはできましたか。

「レフティでキックをたくさん使う。スパーでもドリルでも、そこを頭に入れて練習してきたから大丈夫よ。とにかく蹴りの数が多い。そこは十分に対策を練ってきたわ」

――ところで冒頭で話したようにセラBJJでケイトリンに会った取材は、いつ以来のイーストコーストでのジム取材かというぐらい久方ぶりでした。西海岸やミッドウェスト、あるいはラスベガスやフロリダで取材をしていると米国のジムは一つの場所で、全てのトレーニングをこなせるという印象が強かったです。でもNYで平田選手はマンハッタンやロングアイランドなど、公共交通を使ってクイーンズから1時間もかけて移動していました。

「そうね、ほんとソレがNYのクレイジーなところだわ。私はニュージャージー出身だけど、今はロングアイランドに住んでいて。だからセラBJJはすぐに行けるけど、週に2度ニュージャージーまで車で2時間かけて、スパーリングに行っているの」

――!!!!!! それって片道っていうことですか。

「そうよ。往復で4時間ね。私たちも一か所で練習できないことはないけど、納得できる練習をするには、それだけの移動が私は必要なの。特に女子選手はベストなトレーニング・パートナーを見つけることは男の人より難しいから。

全ての局面で練習パートナーがいる男子選手と、私たちは違うからね。まぁ不満には思うところもあるけど、ベストなトレーニングができないより良いからオプションがあって良かったと思っている。車で片道2時間かけても、マーク・ヘンリーの指導やニュージャージーでのジムメイトとの練習は私に欠かせない。納得できる練習をすることが、一番大切なことだから」

――それだけの想いでケイトリンはMMAを向かい合っているのですね。では、その想いをどのように土曜日の試合でぶつけたいと思っていますか。

「UFCで長く戦い、常に成長してきた姿を見せたい。そして、今も新しい武器を携えていることもね」

――おそらくはUFCはマノン・フィオホのようなニューウェーブの台頭を望んでいるかと思います。ただしこの4連勝対決、勝てばケイトリンにももう1度タイトルショットを戦う機会が巡ってくるのではないでしょうか。

「そうね、5連勝したらそのチャンスがあって然りよね。でも、それは勝ってからの話で、また交渉が必要だし、今回も良い勝ち方が求められるはずよ」

――ケイトリン、今日はありがとうございました。日本のファンに一言お願いできますか。

「私だけでなく、UFCを応援してくれてありがとう。日本からNYにガールズたちが練習に来るんだけど、大歓迎よ。彼女たちとの練習はとても楽しいわ。そして日本のファンの皆には土曜日のショーを楽しみにしてほしい。サポート、ありがとう」

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
10月23日(日・同)
午前3時00分~PPV
午前3時00分~WOWOWプライム

■UFC280対戦カード

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
イスラム・マカチェフ(ロシア)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ショーン・オマリー(米国)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ(米国)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア(スイス)
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
ルーカス・アルメイダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ガジシ・オマルガジシエフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)
AJ・ドブソン(米国)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
マルコム・ゴードン(カナダ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ(スウェーデン)
カロル・ホザ(ブラジル)

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【UFC280】タフファイト至上主義。ダリューシュ戦へ、マテウス・ガムロ「勝ってマカチェフに挑戦する」

【写真】ちょっとした瓶底眼鏡のガムロは、ケージの中の獰猛さとはかけ離れた学者風の表情をしている(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナでUFC280「Oliveira vs Makhachev」が行われ、マテウス・ガムロがベニール・ダリューシュと戦う。

キャリア21勝1敗、UFCでも4勝1敗のガムロは高い極め力を背景に、ATTで打撃とレスリングを磨きスクランブルゲームで底力を発揮する根性ファイターに成長した。前回、ガムロは格下ながら十分に食われる可能性があったアルマン・ツァルキャンとの激闘を制し、次期挑戦者決定戦といっても過言でないダリューシュ戦に繋げた。

言葉の端々からポジティブなエネルギーが感じられるマテウス・ガムロは、「ダリューシュを破り、イスラム・マカチャフに挑戦する」と断言した。


──ベニール・ダリューシュ戦が迫ってきました。

「精神的にも肉体的にも最高だよ。体重もしっかりと落ちている。全てにおいて完璧にモノゴトが進んでいる。あとは土曜日にベニール・ダリューシュと戦うだけだよ。トレーニングキャンプも最高だった。最初はポーランドの自分のチームであるレッド・ドラゴンでスタートを切り、試合の7週間前にATTに移って準備を進めてきた。

世界のベストジムでダスティン・ポイエー、ホルヘ・マスヴィダル、ジョシュ・シルヴェイラたちと練習してきた。スーパータフなトレーニングと最高の睡眠、最高の食事を摂ってこれ以上ないほどスーパーに仕上がっている」

──アブダビはUFCデビューを戦った思い出の地でありながら、キャリア唯一の敗北を喫した場所であります。その辺りに関して想うところはありますか。

「2年前の話だ。何の関係もない。会場もホテルも別の場所だったし、僕自身が2年前とは別人だからね。アブダビでの僕の物語を書き換えるだけだ」

──ダリューシュ戦に向けて、先ほど挙げられた選手たちが特定の練習パートナーだったのでしょうか。

「そうだね。あとはフランシスコ・トリナルドも凄く助けてくれたよ。それから名だたる柔術家がグラップリングの練習相手を務めてくれた。その全てをマイク・ブラウンがしっかりとチェックして、アドバイスをしてくれた。自分のできることは、全てやり尽くしたよ」

──ところで前回のアルマン・ツァルキャン戦は凄まじい激闘で、5Rのうち3Rを取って判定勝ちを収めました。上のランクの強い選手と戦うことは誰もが望みますが、マテウスの凄いところは自身が上位戦線間近という状況で下から突き上げてくる超強豪と戦ったことです。

「僕がUFCとサインをした時、ゴールは世界のベストファイターと戦うことだったんだ。僕の後ろを追いかけてくる選手たちのなかで、最強の1人と最高の戦いができてハッピーだったよ。アルマンは本当にタフな選手だった。

確かにダリューシュ戦は自分より上のランカーとの戦いだから、それは大歓迎だ。それもアルマンのような選手に勝ったからだと思う。僕が試合に応じるのは、タフになるファイトだけだよ。

アルマンとは5Rをノンストップ、スクランブルが続く最高レベルの試合ができたと思う。あの試合をしたことで、僕のポジションとスキルはレベルアップした。今はもう3カ月前とは違うアニマルだ。ベニール・ダリューシュ戦もよく似た激しいファイトになるだろう。

ただし、今回は3Rだ。常に燃料が満タンの状態で戦うことができる。前回の試合がマラソンなら、ダリューシュ戦は100メートル走だよ。全速力で戦い続ける。初回から全開で攻めることができるはずだ。そしてこの試合に勝てば、僕はタイトル戦線に辿り着くことになる」

──ダリューシュ戦がアルマンとの試合のようになるというのは、試合展開ということでしょうか。それともタフになるという点においてでしょうか。

「技術的にもダリューシュはレスリングと柔術が強いから、アルマンに似ている。とはいえダリューシュはどの局面で戦えるオールラウンダーだよ。パンチ力があって、圧を掛けてくる。そしてノンストップアクション、止まることを知らない。毎試合でテイクダウンを奪っているようにレスリングも強い。それ以上に柔術が強いんだ。どの局面、どの瞬間も気が抜けない。

だからこそ、楽しみなんだよ。彼はまた僕をやる気にさせて、エネルギーを与えてくれた。結果的に僕を強くしてくれる。だからこそ、ヤツをぶっ倒すんだよ」

──フィジカル的にはダリューシュをどのように捉えていますか。

「フィジカルは最も大切な部分だ。今、僕はキャリアのピークにある。31歳、スタミナもパワーも技術も過去最強だから、どんなタフな相手と当てられても大丈夫だよ。ここで勝って、来年はイスラム・マカチェフと戦うよ」

──つまり今大会のメインでマカチェフが、シャーウス・オリヴェイラを下してチャンピオンになると予想しているということですね。

「そうだよ。マカチェフの方がグラウンドコントロール、打撃ともにオリヴェイラの上を行く。レスリングでもそうだ。もちろんオリヴェイラの柔術は、とても危険だよ。彼ほどUFCでフィニッシュ力がある選手もいない。オリヴェイラはバックをとるため、チョークを極めるため、腕を極めるために多くの罠を仕掛けるだろう。そこでマカチェフが対処を間違えると、極められてしまうに違いない。

どうなるだろうね。凄く興味深いよ。でも、僕はマカチェフが勝つと思っている。そしてダリューシュを破った僕が次の挑戦者になるんだ。UFCはタイトル戦と同じ階級の試合をPPVカードで組むと、そこの勝者がチャレンジャーになる傾向がとても強いからね。

そのために僕はスポーツマンらしく正々堂々と戦い、最高級のMMAを皆に見せたい。素早いスクランブル、止まることのないファイト。その結果、僕がベニール・ダリューシュを打ちのめす。ファイトは何が起こるか分からない。僕が一発のパンチでKOすることもある。ただし3Rぶっ通しで、厳しい展開になることは覚悟の上だよ」

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
10月23日(日・日本時間)
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

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MMA o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ マテウス・ガムロ

デイナ・ホワイト「チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフの勝者にアレックス・ヴォルカノフスキーが挑戦することが理に適っている」

アレックス・ヴォルカノフスキー「正式決定だ、俺は『UFC 280』チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのバックアップファイターになった」(2022年10月11日)

 こちらの続報。UFCフェザー級チャンピオンのアレックス・ヴォルカノフスキーがツイッターで「正式決定だ、俺はライト級タイトルマッチのバックアップファイターになった。みんな、アブダビで会おう」とコメントしましたが、


 この件について同じく『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でマテウス・ガムロと対戦するベニール・ダリウシュが「正直言って混乱している。彼がゲームをしているのか、それともUFCがゲームをしているのかは分からない。というのも、俺が補欠だと言われたからだ」「何か問題が起きた場合に備えて、同じ大会でライト級の試合がもう一つ組まれているわけだし、何が起きているのか理解できない。真相を探ろうと思うが、今回の目標はガムロだ。だが、俺は本当に自分が補充要員だと思ってた。そう言われたからな」とコメント。チャールズ・オリヴェイラかイスラム・マカチェフのどちらかに問題が起きた場合は自分が繰り上がりでライト級王座決定戦をすると思っていたそうです。


 これに対しアレックス・ヴォルカノフスキーは「俺はゲームをしているわけじゃない。多分彼はかなり以前に言われたんじゃないか。数ヶ月前なのか、マネージャーとどういう会話をしたのか、彼はそう思い込んでそれ以来調べてないのかどうかは知らないが、俺のセコンドもアブダビに行くし、お金も貰っている。だからゲームじゃない」「もし、どちらかが計量ミスをしたら、俺が出場する。またミスした方が勝って、ベルトが空位のままだったら何の意味もないからね。俺はトレーニングに集中するだけだが、計量ミスした方がチャンスを奪われるのは明らかだと思う」とコメント。


 一方でデイナ・ホワイトは次期ライト級王座挑戦者がアレックス・ヴォルカノフスキーになることを示唆し「まぁ、それが理に適っている」とコメント。バックアップファイターについては明言していません。続きを読む・・・
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アレックス・ヴォルカノフスキー「正式決定だ、俺は『UFC 280』チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのバックアップファイターになった」


 UFCフェザー級チャンピオンのアレックス・ヴォルカノフスキーがツイッターで「正式決定だ、俺はライト級タイトルマッチのバックアップファイターになった。みんな、アブダビで会おう」とコメントしています。

 ヴォルカノフスキーは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でマックス・ホロウェイに判定勝ちし4度目の王座防衛に成功しましたが、拳を負傷したことから復帰に時間が掛かると見られていました。



 ヴォルカノフスキーはYouTubeでも「バックアップファイターとしてロックオンされている。俺はアピールしていた、そうしたいと言ってい。あとは拳が完治したことを確認するだけだったので、全て大丈夫だ。条件はクリアした」「UFCもみんなも賛成してくれたから、『UFC 280』で計量するつもりだ。どうなるかはいずれ分かるだろう。どちらかが計量ミスしたら俺の出番だ。そうでなかったとしても、少なくとも次のライト級王座の挑戦者としてロックオンされる」とコメントしています。

 UFCはまだこの件について正式発表していません。10月22日にアブダビで開催する『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』で行われるチャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフはライト級王座決定戦として行われます。オリヴェイラは5月の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』で行われたジャスティン・ゲイジー戦で予備計量で使用するためにUFCが用意した体重計に問題があったことから155.5ポンドと計量ミスし王座剥奪、ゲイジーが勝利した場合のみ王座戴冠となる変速タイトルマッチに変更されていました。それでも1Rリアネイキッドチョークで勝利したことから現在王座は空位になっています。続きを読む・・・