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【UFC294】エリオットと対戦、ムハマド・モカエフ「平良達郎? 彼は彼の道を歩み、僕は僕の道を征く」

【写真】非常にフレンドリー、それが平良の話題になると……(C)MMAPLANET

本日、21日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 294「Makchachev vs Volkanovski 2」に、ムハマド・モカエフが出場しティム・エリオットと対戦する。

IMMAFジュニアで2度の世界大会制覇、23連勝というプロデビューから注目され、バーレーンの王族が所有するKHKジムで金の卵として育てられたモカエフは、同じくバーレーン王国のMMAプロモーション=BRAVE CFでプロデビューを果たすと、キャリア5連勝でUFCと契約を果たした。

2022年3月のオクタゴン初陣から、今年3月まで4連勝を達成したモカエフが、半年ぶりの実戦をホーム同然のアブダビで戦う。元タイトルコンテンダーのエリオットに対し、自身満々のモカエフ。しかし、同い年で同じようにUFC4連勝中の平良達郎の話題になると、なぜかクールな反応に終始した。


――ムハメド、今日はインタビューを受けていただきありがとうございます。

「久しぶりだね。元気でやっているの? トレーニングが長引いて、インタビュー時間がおしてしまって申し訳ない」

──全く大丈夫です。UFCにステップアップしてからは初めてインタビューができて嬉しいです。そのUFCでは現在4連勝のムハメドですが、前回ジャフェウ・フィリョ戦ではRNCで一本勝ちを収めたもののヒザ十字をセットされ、試合後には左足を引きずっていました。

「僕のヒザは最高の状態だよ。デッドリフトで去年は165キロが最高記録だったのが、今は175キロを挙げられるようになったからね。全てにおいて、成長しているよ」

──では、結果的にあのヒザ十字は大したことがなかったのですか。

「いや、結構シリアスだったよ。でも英国のフットボールチームの専門家の下でリハビリをしたから、動きは良くなる一方だ。まだ23歳だし、その辺りは伸びていくだけだよ」

──IMMAFとBRAVE CFで素晴らしい成績を残していたムハメドですが、プロMMAを5試合しか経験せずにUFCと契約をした時は、正直なところやっていけるのか危惧していました。それがオクタゴンで4連勝です。

「1年で4勝、あっという間だった。その結果、フライ級で一番成長が早いファイターになれている。自分が思っていたよりも1年、1年半ぐらい早いよ。ヒザをケガすれば、多くのファイターはもっと休養が必要になる。でも、僕には若さがあって回復も早かった。本当は8月のボストン大会でも戦える状態で、オファーもあったんだ。でも、あの時は対戦相手が見つからなかった。結果、今大会まで待たないといけなくなった。このペースだと、あと1年──再来年には、世界タイトルに挑戦できるだろうね」

──その急成長は思った通りの結果なのでしょうか。それとも、もっとタフな戦いが待ち受けていると思っていましたか。

「タフな戦いが待っていると思って、ずっと準備してきた。それだけ集中してきたんだ。ノーランカーと戦う時のモチベーションは、それほど高くなかったよ。だからこそ、しっかりと戦いにフォーカスして、パフォーマンス的には勝つために戦った。その分、集中力が養われたし、上の選手と戦う時にその経験が生きてくるだろうね」

──今もバーレーンのKHKジムに所属し、エルダル・エルダノフの指導を受けているのですか。

「そうだよ。エルダノフ、ルスタン・ハビロフ、ラマザン・ギチノフらトレーニングしてきた。今回の試合のため、最初のキャンプはダゲスタンの山岳部でレスリングをやり、それからバーレーンに戻って残りのキャンプをやり切り、アブダビにやってきた。自分でも長いキャンプだったと思う。タイからボクシングのコーチも来て、英国のコーチもいるし手厚いサポートを受けている。グレートなチームだよ。それにヒザの負傷中もボクシング、フィジカルの強化を怠らなかったしね。精神的に健康であるためにもトレーニングは欠かさなかったんだ」

──ところで昨年のアブダビ大会を取材した際に、観客は中東とロシアのムスリム連合のような雰囲気で凄まじい熱気がありました。

「僕にとってはまさにホームのような空気だよ。ミドルイーストでは常にフルサポートを受けている。IMMAF、BRAVE CFと10戦以上、中東で戦ってきた。プロだけでもバーレーンで2度、それと去年のUFCアブダビ大会に続き、今回で4度目のミドルイーストでの試合だ。ダゲスタン、チェチェンの人々はビザなしでUAEに入国できるから、凄い数のサポーターもやってくる。それにUAE在住の英国の人たちも、僕を応援してくれる。まさに家にいるようなものだよ(笑)」

──そんなホーム、アブダビで戦うティム・エリオットの印象を教えてください。

「喧嘩屋で、良い対戦相手だ。パンチからレスリング、レスリングからパンチという風にアグレッシブに戦う。でも、まぁ動きは読めるよ。僕はアマチュアの頃から、彼のようなファイターと連日のようにトーナメントで戦ってきた。このアマでの経験が、今の僕に凄く生きている。ティム・エリオットのような36歳になってもハングリーな選手と戦う時には、特にね。

彼がスタンドで戦ってくるなら、受けて立つ。テイクダウンを狙ってくるなら、そこに対応する。自分が望んだタイミングで、いつでもテイクダウンできるから。ティム・エリオットはレスラーと戦った経験が少ない。UFCフライ級にはレスラーがいない。デメトリウス・ジョンソンですら、別にレスラーではなかった。DJは偉大なMMAファイターだ。僕にとってDJは、ジョン・ジョーンズに次ぐP4Pファイターだったけどレスラーではない。ティム・エリオットに対しても、DJはスペースを与え過ぎていた。僕はそうじゃない。しっかりと距離を潰して、テイクダウンする」

──テイクダウン後もスクランブルに持ち込ませず、しっかりとコントロールすることが狙いですか。

「ティム・エリオットは、僕にスクランブル戦を仕掛けることはできない。僕がそれを許さないで戦えば、ね。でも、僕はスクランブルは得意だ。スクランブルに持ち込んで、僕が後手に回ることは絶対にない。彼のスクランブルは、もう古い。同じスクランブルと言っても、僕のソレは次元が違うよ」

──ところで日本人UFCフライ級ファイター、平良達郎選手もムハマドと同じ23歳で、現在UFCで4連勝中です。彼のことを意識することはありますか。

「確かに彼もUFCで勝ち続けているけど、タツロー・タイラはまだ、僕が戦ってきたような相手と競い合ったことがない。彼は若いから、対戦相手を慎重に選んでいるんだろう」

──いや、若いとムハマドが言っても……。

「そう、僕も若い。僕は彼との試合を申し出たことがある。でも、彼は受けなかった。まぁ、タツロー・タイラがこのまま勝ち続けると、いずれ僕らは戦うことになるだろう。でも、僕は彼のことは今は気にしてない。それに彼が僕より先にチャンピオンになっても構わない。僕らの世代から、チャンピオンが生まれることは素晴らしいことだから。彼は凄く良いヤツだって聞くから、そんな彼とすぐに戦って破壊したくないんだ。彼は彼の道を歩み、僕は僕の道を征く。そして、いつか交わることがあれば戦えば良いんだ。交わることがなければ、それはそれで……そういうものなんだ」

──……。う~ん、平良選手が実際にオフィシャルでUFCからオファーを受けたのかどうかも分からないですし……、断ったとしてもどのような事情があったのかも不明なので。でも、そういう想いがムハマドにあるなら平良選手と比べられることに嫌悪感を覚えるということでしょうか。

「それは別に構わないよ。僕らは無敗同士だし、比べられて然りだからね。あと、日本の選手ならレオ(山口怜臣)とは彼の試合前にタイで会ったんだ」

──山口選手はプロデビュー戦で勝ち星を挙げることができなかったです。

「そういうこともある。でも、レオは強い選手だ。チャンピオンになれる器の持ち主だよ」

──ムハマド、今日はインタビューの時間を取っていただきありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「レオとIMMAFで戦ってから、僕のことを応援してくれる日本の人たちがいるんだ。凄く感謝している。いつか日本で戦いたいと思っているよ」

■視聴方法(予定)
10月21日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午後10時30分~U-NEXT
10月22日午前3時~PPV

■UFC294対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<ミドル級/5分3R>
カマル・ウスマン(米国)
カムザット・チマエフ(UAE)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(ロシア)
ムハマド・モカエフ(英国)

<ライト級/5分3R>
モハメド・ヤヒア(UAE)
トレヴァー・ピーク(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ(米国)
アブ・アザイター(ドイツ)

<ライト級/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
マイク・ブリーデン米国)

<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド(英国)
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユフレイ(米国)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)

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10.21『UFC 294』パウロ・コスタ欠場によりカマル・ウスマンがミドル級でカムザット・チマエフと対戦

The Nigerian Nightmare: The Rise of Kamaru Usman


10.21『UFC 294』でイスラム・マカチェフ vs. チャールズ・オリヴェイラ2、パウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフ、ナッソーディン・イマヴォフ vs. イクラム・アリスケロフ(2023年07月20日)

10.21『UFC 294』チャールズ・オリヴェイラ負傷欠場によりアレックス・ヴォルカノフスキーがイスラム・マカチェフと再戦/オリヴェイラが負傷について説明(2023年10月11日)

 こちらの続報。


 UFCが10月21日にアラブ首長国連邦アブダビで開催する『UFC 294』でカムザット・チマエフと対戦予定であるパウロ・コスタが3週間前に右肘を手術したことを発表。なぜ試合前に手術に踏み切ったのかは不明ですが、コスタは「3週間前に10針縫う手術をした。自分がどれだけタフか分かっているし、向上し続け、克服し続けている。スパーリングやあらゆることを続けている。神は俺に特別なコンディションを与えてくれるし、素晴らしい人たちに囲まれている」とコメントしており、あくまでもチマエフとは予定通り対戦するつもりでした。


 ESPNのブレット・オカモト記者にも「欠場はしない。彼には100回やって99回勝てる」とコメントしています。


 しかし、デイナ・ホワイトはパウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフは消滅で、複数の選手に声を掛けているとコメントしています。


 その後UFCはカマル・ウスマン vs. カムザット・チマエフのミドル級マッチを発表しています。

 ウスマンは3月の『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でレオン・エドワーズのウェルター級王座に挑戦し判定負けして以来の試合でミドル級転向初戦。チマエフは昨年9月の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でケビン・ホランドに1Rブラボーチョークで勝利して以来1年1ヶ月ぶりの試合MMAデビュー以来12連勝中(UFC戦績6勝0敗)。



 パウロ・コスタはSNSで傷口からブドウ球菌感染症になり再手術が必要になったことから欠場するとコメント。年末には試合をしたいとのことですが、どうなるかは未定です。続きを読む・・・
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【UFC294】オリヴェイラの負傷欠場でヴォルカノフスキーが緊急参戦 マカチェフと再戦

679: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/10/11(水) 11:21:02.24 ID:wyCIH7Aq0
オリベイラ欠場マジかよ…代役はヴォルカノで検討してるみたいだけどトプリア戦見たいから勘弁してほしい


続きを読む
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10.21『UFC 294』チャールズ・オリヴェイラ負傷欠場によりアレックス・ヴォルカノフスキーがイスラム・マカチェフと再戦/オリヴェイラが負傷について説明

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10.21『UFC 294』でイスラム・マカチェフ vs. チャールズ・オリヴェイラ2、パウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフ、ナッソーディン・イマヴォフ vs. イクラム・アリスケロフ(2023年07月20日)

 こちらの続報。


 UFCが10月21日にアラブ首長国連邦アブダビで開催する『UFC 294』でイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦予定だったチャールズ・オリヴェイラが負傷欠場、代わりにアレックス・ヴォルカノフスキーがマカチェフに挑戦することを発表。

 マカチェフは2月の『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でアレックス・ヴォルカノフスキーに判定勝ちして以来の試合で12連勝中。今回が2度目の防衛戦。ヴォルカノフスキーは7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』でヤイール・ロドリゲスに3R TKO勝ちしフェザー級王座5度目の防衛に成功して以来の試合。


 なお、チャールズ・オリヴェイラはインスタグラムのストーリーでスパーリング中に右目の上をカットしたと説明しています。


 その前にマテウス・ガムロがバックアップファイターになることが確認されていましたが、そのまま代打になることはありませんでした。続きを読む・・・
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UFC VS RIZIN対抗戦 最終試合 イスラム・マカチェフVSAJ・マッキー

EA SPORTS UFC4

UFCvsRIZIN対抗戦 第6試合 イスラム・マカチェフvsAJ・マッキー

久しぶりの俺のRIZINシリーズです。今回は UFCの銀河系集団とRIZIN&Bllator連合のガチンコ対決です!ラストまで目の離せない試合ばかりなので、是非最後まで見てください!

クレベル選手とケラモフ選手が出てないのは許して下さい、、笑

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10.21『UFC 294』でイスラム・マカチェフ vs. チャールズ・オリヴェイラ2、パウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフ、ナッソーディン・イマヴォフ vs. イクラム・アリスケロフ

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 UFCが10月21日にアラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナで開催する『UFC 294』でイスラム・マカチェフ vs. チャールズ・オリヴェイラのライト級タイトルマッチ、パウロ・コスタ vs. カムザット・チマエフのミドル級マッチ、ナッソーディン・イマヴォフ vs. イクラム・アリスケロフのミドル級マッチを行うことを発表。

 マカチェフは2月の『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でアレックス・ヴォルカノフスキーに判定勝ちして以来の試合で今回が2度目の防衛戦。オリヴェイラは6月の『UFC 289: Nunes vs. Aldana』でベニール・ダリウシュに1R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCライト級ランキング1位。両者は昨年10月の『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』で行われたライト級王座決定戦で対戦しており、この時はマカチェフが2R肩固めで勝利しています。

 コスタは昨年8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』でルーク・ロックホールドに判定勝ちして以来1年2ヶ月ぶりの試合。現在UFCミドル級ランキング7位。チマエフは昨年9月の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でケビン・ホランドに1Rダースチョークで勝利して以来の試合でMMAデビュー以来12連勝中。現在UFCウェルター級ランキング4位。

 イマヴォフは6月の『UFC 289: Nunes vs. Aldana』で行われたクリス・カーティス戦が2R偶発的なバッティングでノーコンテストになって以来の試合。現在UFCミドル級ランキング13位。アリスケロフは5月の『UFC 288: Sterling vs. Cejudo』で行われたUFCデビュー戦でフィル・ホーズに1R KO勝ちして以来の試合で6連勝中。


 また、同大会ではティム・エリオット vs. ムハマド・モカエフのフライ級マッチも確認されています。

 エリオットは6月の『UFC on ESPN 46: Kara-France vs. Albazi』でビクター・アルタミラノに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCフライ級ランキング10位。モカエフは3月の『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でジャフェル・フィリョに3Rネッククランクで勝利して以来の試合でMMAデビュー以来1つの無効試合を挟んで10連勝中(UFC戦績4勝0敗)。現在UFCフライ級ランキング11位。続きを読む・・・
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【UFC290】勝負勘と当て勘の交錯!! UFC世界フェザー級王座統一戦=ヴォルカノフスキー✖ロドリゲス戦展望

【写真】この身長差こそ、実はヴォルカノフスキーの得意とするところ。ロドリゲスのレンジは、実は正規王者の距離でもある (C)Zuffa/UFC

8日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナにて、UFC 290が行われる。
Text by Isamu Horiuchi

日本から平良達郎も出場するこの大会のメインイベントは、正規王者アレックス・ヴォルカノフスキーと暫定王者ジャイー・ロドリゲスによるUFC世界フェザー級タイトル統一戦だ。


ヴォルカノフスキーは2019年12月にマックス・ホロウェイからタイトルを奪取して以来、4度の防衛に成功しているこの階級の絶対王者だ。今年の2月には階級を上げてイスラム・マカチェフの持つライト級王座に挑戦。この試合は、当時パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキング1位のヴォルカノフスキーと同2位のマカチェフによる究極の頂上対決と言えた。

階級上にして世界一のMMAレスラー・マカチェフにも容易にテイクダウン&コントロールを許さなかったヴォルカノフスキーは、無尽蔵のスタミナと武器に回を重ねるごとに勢いを増してゆく。5Rにはなんとスタンドレスリングでも組み勝ち、さらにパンチを当てて上のポジションを奪取、マカチェフを防戦一方に追い込んで試合を終えた。結局僅差の判定で敗れたものの、底知れぬ強さを見せつけたヴォルカノフスキーは試合後もPFP1位の座を保持したのだった。(※その後、シリル・ガンヌに圧勝してヘビー級王座に就いたジョン・ジョーンズにその座を譲り現在は2位)

そのヴォルカノフスキーがライト級に挑む間に、暫定王座を獲得したのがジャイー・ロドリゲスだった。ジョシュ・エメットとの決定戦では、遠い間合いから繰り出す強烈な左右の蹴りで圧倒。2R、飛びヒザを当てた後に下のポジションになったものの、そこからエメットのパウンドをニーシールドとフレームで対処し、腕狙いから三角絞めを極めてみせた。

今回の王座統一戦の最大の鍵は、両者の最大の武器であるスタンドの攻防でどちらが主導権を握るかだろう。

ロドリゲスは、言わずと知れたMMA界屈指の変幻自在の打撃の使い手。幼少時にはじめたテコンドー仕込みの回転系の足技、そしてコリアンゾンビをKOした下を向いて突き上げるエルボー等、数々の変則にして精度の高い武器を繰り出す。が、派手な技だけが得意なわけではない。エメット戦ではハイをブロックさせてからの正確にして強烈無比なミドルやヒザを食い込ませ、常にスピード溢れるパンチのフォローアップを入れる等、ストライカーとしての総合的完成度の高さを見せつけている。

今回の大勝負に向けても「アレックスが偉大なファイターなのはよく分かっている。でも僕のスタイルは、彼にとってもきわめて対処が難しいものだと思うよ。僕は今まで攻略されたこともあったけど、その度に自分の弱点を克服して強さに変えてきた。今回も判定をジャッジに委ねるのではなく、4RにTKOで仕留めたいと思っている」とロドリゲスは自信をのぞかせている。

対するヴォルカノフスキーも「僕が前回ライト級でイスラム相手にあれだけの戦いをしたもんだから、次のフェザー級の試合は楽勝だと思っている人も多いけど、そんなことはない。ジャイーは非常に予測しにくい打撃の持ち主だし、きわめて危険な相手だよ」と、全く油断はしていない様子だ。

「僕がいつだって試合に向けて万全の準備をすることはみんな知っているだろう?」と語るヴォルカノフスキー。以前マックス・ホロウェイとの3戦目では、無数のフェイントとフットワークを駆使し、常に優位な位置とアングルを確保しホロウェイのパンチを誘い出しては避け、強烈な左右のパンチとローを浴びせ続けて完勝。MMAボクシングの達人を、相手の土俵で完全コントロールするという驚愕のパフォーマンスを見せた。168センチの身長とは不均等に長い180センチのリーチから繰り出されるスピードと破壊力とボリュームを兼ね備えた拳、天性の距離感覚と勝負勘に加えて、ゲームプランの緻密さと卓越した実行力こそ、ヴォルカノフスキーを絶対王者たらしめている大きな要因だ。

陣営は今回の試合に向けて、ニュージーランドのシティボクシングにおけるチームメイトにして、派手な蹴りを得意とするブラッド・ダイアモンドことマイク・マセサ、はたまたITFテコンドーの世界大会で数々の優勝を飾り、殿堂入りを果たした超アクロバティック・ストライカーのカール・ヴァン・ルーンも招聘。彼らにロドリゲスの戦い方を研究、模倣してもらうことで対策に余念がない。

ヴァン・ルーンからテコンドー流の後ろ回し蹴りも伝授されたヴォルカノフスキーは「僕は敵の本領でも上回るのが好きなんだ。今回の試合では、テコンドー・ヴォルクがみんなの前に姿を現すかもしれないぞ!」とジョークも飛ばす余裕も見せている。

「僕はエメットのように、彼の正面に立って前に出るような戦い方はしない」、「ジャイーがやるようなリスキーな動きは、同時に隙を生むんだ。いつでもそこにつけ込む準備ができているよ」と絶対王者が話せば、対する暫定王者も「僕のスタイルは、他の人が考えているものとは違う。みんなケージで僕と向き合って初めて分かるんだよ」と語る。

当代随一のダイナミック・ストライカー、ロドリゲスが遠間から繰り出す多彩な足技を、稀代の戦略家ヴォルカノフスキーはいかなる位置取りから攻略にかかるのか。世界の頂点に君臨するヴォルカノフスキーの想像すら上回る打撃をロドリゲスは炸裂させられるのか。試合開始直後から目の離せない王座統一戦だ。

■視聴方法(予定)
7月9日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN48 イスラム・マカチェフ ダミール・イスマグロフ トニー・ファーガソン

【UFC ESPN48】テイクダウンからバック奪取、グラント・ドーソンがイスマグロフを完全ドミネイト

<ライト級/5分3R>
グラント・ドーソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)

ロングフックを振るるドーソンに対し、イスマグロフは左ボディストレートを見せ最初のテイクダウン狙いを切る。ドーソンは右オーバーハンドから左を繰り出し、ローシングルでテイクダウンを奪う。そのまま足を束ねていくドーソンに、背中をつかされたイスマグロフは背中を預けるとワンフックを許す。上を向かされたイスマグロフは、ボディトライアングルに捕えられ後方からパンチ、エルボーを打たれる。胸を合わせることができないイスマグロフは、懸命に尻をずらそうとするがドーソンは四の字フックを組み直す。

アームインでRNCを仕掛けるドーソン──これはさすがに極まらない。イスマグロフは立ち上がろうとするが、ドーソンは許さず背中が伸びたところでパンチを連打する。上を向き、さらにパンチを浴びたイスマグロフが再び下を向き鉄槌を連打されるも、何とか時間を迎えた。

2R、構えを変えつつパンチを伸ばすイスマグロフは、ドーソンの左に右を放っていく。さらにイスマグロフはジャブを当て右を入れるが、ドーソンもジャブを打ち返し抜群のレベルチェンジでダブルレッグテイクダウンを決める。股間に腕を差しいれたイスマグロフのロール狙いを潰したドーソンは、一瞬にしてバックに回る。嫌がって背中をつけようとしたイスマグロフは、すでに両足をフックされており初回に続き厳しい展開に。

ドーソンは殴って、絞めを狙いつつバックをキープし続ける。クォーターネルソンからRNCに移行し、パームトゥパームで絞めるドーソン。エルボー、鉄槌でリードを広げた。

最終回、左を見せて組んだドーソンがバックに回りボディロックテイクダウン。すぐにボディトライアングルにイスマグロフを捕え、羽交い絞めで固める。ここからの展開がないとみるや、ネルソンを解きシートベルトでバックを続ける。絞めを許さない、この一点で集中するイスマグロフは時間が無くなる一方でバックから逃れる術が見つからない。

そのままタイムアップとなり、完全ドミネイトのドーソンがフルマークで判定勝ち──UFCでの連勝を8に伸ばした。

「僕の力は10パーセント、支えてくれる皆の力が90パーセントだ。僕はグッドファイターでなく、グッドソルジャーなんだ。次、上の相手──トニー・ファーガソンと戦いたい。イスラム・マカチェフ、僕が控えているからね」と勝者は話した。


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BELLATOR Bellator295 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC X-1   イスラム・マカチェフ ウマル・ヌルマゴメドフ セルジオ・ペティス ティム・エリオット パッチー・ミックス ベラトール マゴメド・マゴメドフ ライアン・ホール ラフェオン・スタッツ 元谷友貴 堀口恭司

【Bellator295】スタッツ✖ミックス展望 Part.02。バックテイクとギロチン、カギを握る2つの攻防

【写真】(C)BELLATOR

22日(土・現地時間)、ハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデル・アリーナにて、Bellator 2daysの後半戦=Bellator295「Stots vs Mix」が開催され、メインでバンタム級ワールドGP決勝戦にして暫定バンタム級選手権試合=暫定王者ラフェオン・スタッツ✖挑戦者パッチー・ミックスがマッチアップされている。
Text by Isamu Horiuchi

スタッツ✖ミックス、考察。後編はミックスが自分を貫くファイトを心掛けるのに対し、スタッツはミックス対策を練るという両陣営の違いを予想される2つの局面から紐解いていきたい。

バックテイクとギロチン、攻めるミックスと守るスタッツ。その前段階があるとして、鍵となる攻防へ両者はどのように取り組んでいるのか。

<ラフェオン・スタッツ✖パトリック・ミックス考察Part.01はコチラから>


ちなみにミックスは、筆者に自分の戦い方を説明する際「(誰が相手でも)細かいゲームプランは考えずに、ただ舞台に上がって相手を追いかけて捕まえるんだ。“let the chips fall”しながら、ね」と語ってくれた。

辞書には「結果がどうなろうとも」「人がなんと言おうと」等と載っているこの表現だが、もう少し深く調べると「木こりは木を切り倒すことに専念すればよく、その際に舞い落ちる小さなかけら(chips)は気にすべきではない」という教えが由来となっているようだ。

多少の打撃をもらうこと等は気にせず、自分の決めた戦い方を貫き──前に出て、相手を捕まえて極めにいく。堀口戦でもマゴメドフ戦でも功を奏したこの戦法を貫くつもりのミックスと、ミックスという相手への特別な対策を準備するスタッツという対照も面白い。

仮に試合が寝技に持ち込まれたならば、主にバックコントロールからの極めを狙うミックスに対し、エスケープを図るスタッツという攻防となる可能性が高い。ミックスは「サバテーロ戦を見る限り、奴は寝技の攻防でいくつもミスを犯していた。僕ならフィニッシュできると思う場面が20回はあった」と語る。

事実、ミックスはバックテイクで堀口恭司を下している(C)BELLATOR

具体的にスタッツの寝技の弱点について尋ねると「簡単にバックを許すし、自分が背中を付けた時に亀の如く何もできない」と答えてくれた。

実際スタッツは、サバテーロ戦で何度も背中を見せて立ち上がる場面を見せていた。同時にそこから前転を多用してのスクランブルを駆使し、完全コントロールは一度も許さずに試合を終えている。

だが寝技師ミックスは、この種のエスケープを試みる相手を抑え込む練習を普段から何万回と繰り返していることだろう。実際ミックスは、1階級下のフライ級とはいえMMA屈指のスクランブラーであるティム・エリオットとグラップリング戦を戦った際、エリオットの前転に完全対応して上をキープしてサイドポジションを取り、フィニッシュにつなげている。

バックコントロールに絶対の自信を持つミックスに対して、前述のようにライアン・ホールら一流柔術家の門を叩いてミックス対策をするスタッツの「アメイジング・ゲームプラン」とはどのようなものなのだろうか。

ミックスは「奴がサバテーロ戦からわずか数ヶ月で弱点を補強できるとは思えない」と語るが、スタッツはどのようにこの予想を超えるつもりなのか。

両者のグラウンド戦でもう一つ鍵となるのが、ミックス得意のギロチンチョークをめぐる攻防であることは間違いない。

2019年大晦日の元谷友貴戦において、トランジションの最中に瞬時にギロチンに入り仕留めたのは日本のファンにも印象深いところだ。堀口戦やマゴメドフ戦では下から体勢をひっくり返す強力なスイープとしてこの技を使ったミックスは、前述のエリオットとのグラップリング戦では、上から仕掛けてマウントの体勢から絞め上げて極めている。

下、上、スクランブルと文字通りどんな体勢でも極めることのできる、まさに必殺技だ。そんなミックスでも、ラスベガスで一緒に練習するUFCライト級王者イスラム・マカチェフ、バンタム級で無敗を誇るウマル・ヌルマゴメドフといった超弩級のダゲスタン・レスラーたちの圧倒的な押さえ込みの前にはギロチンを極められないと語る。

一昨年の夏、やはりダゲスタン出身のマゴメド・マゴメドフと大スクランブル戦を制して「アメリカン・レスリングは常にダゲスタンに勝るぜ!」と大見栄を切ったスタッツが、寝技でミックスの必殺技を封じるほどのトップからの圧力を発揮できるかどうかもこの試合の着目点だ。

ちなみに両者は、GP1回戦前にミックスが所属するエクストリーム・クートゥアの同じマットで顔を合わせることもあったとのこと。

この時のエピソードとしてスタッツは「あいつが俺のことを睨みつけているように思えたんで、こっちから話しかけたことがあったんだよ。『なあ、俺についてなんか気に入らないことがあんのかい? だったら今この場で解決しようじゃないか』ってね。そうしたらパッチーは『いやいや兄弟、俺は睨んでなんかいないぜ』って感じだった。後から考えると、パッチーは普段からそういう目つきをしているだけなんだろうね(笑)」と語っている。

すでに対戦の可能性があったことで一緒に練習をすることは控えたが、お互いにリスペクトの念を持っているようだ。それだけに準決勝のスタッツ✖サバテーロのような事前の派手なトラッシュトーク合戦こそ見られないが、強豪揃いのGPを勝ち上がってきた両者による──サークルケージ内バンタム級最高峰の戦いであることに変わりはない。

ちなみに両者と対戦経験のあるアルチュレタは、ミックスに勝利しスタッツにはKOされたにもかかわらず「パッチーが極めるよ、間違いない」と予想している。

この試合の勝者はGP優勝のベルト、暫定王者のベルトとともに賞金100万ドルを手にする。さらに6月に予定されている正規王者セルジオ・ペティスとフェザー級から階級を下げて3階級制覇を狙うパトリシオ・ピットブルとのタイトルマッチの勝者とのバンタム級王座統一戦が待っているだろう。

壮大なストーリーラインを制して、真のベラトールバンタム級王者となった者には、現在RIZINにおいて朝倉海、元谷友貴、アルチュレタ、井上直樹の四選手の間で争われているバンタム級王座に就いた者との王者同士のスーパーファイトの道が見えてくる。

実際ミックスは「次の二試合でGPベルト、暫定ベルト、正規ベルトの3本を取った後、日本でRIZIN王者と戦う」ことを今後の目標と語ってくれた。日本のファンにも大注目の、バンタム級GP決勝戦だ。

■視聴方法(予定)
4月23日(日)
午前8時30分~ U-NEXT

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o ONE RYO UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ ジョシュ・エメット

7.8『UFC 290』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦

UFC ロングカーブ フォーカスミット BLACK×RED UHK-69753


 UFCが7月8日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 290』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦が行われることをアリエル・ヘルワニ記者が確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの両者は対戦に同意しているそうです。

 ヴォルカノフスキーは2月の『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦し判定負けして以来の試合。今回が5度目の防衛戦。

 ロドリゲスは同じく『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でジョシュ・エメットとフェザー級暫定王座決定戦を行い2R三角絞めで勝利して以来の試合。

 この試合が同大会のメインイベントになるかは不明です。続きを読む・・・