カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFN UFN242 アンドレ・リマ キック フィリッピ・ドス・サントス

【UFN242】リマが2R以降はマウント&バックキープでサントスを圧倒、無敗記録を10に伸ばす

<フライ級/5分3R>
アンドレ・リマ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
フィリッピ・ドス・サントス(ブラジル)

リマがサウスポーに構えて前に出ていく。サントスは右ストレートと右の前蹴り、左のアウトローを蹴る。リマも左ストレートを当て、右のアウトローから左ストレートつなげる。ここでサントスが伸ばした左手の指がアイポークとなり試合が一時中断。再開後、リマがインロー、サントスが右ストレートと右フック、右の前蹴りを突き刺す。

リマはサントスのパンチに右フックを合わせ、サントスは右の蹴りからパンチをまとめる。サントスが距離を詰めて組みつくが、ここは両者が離れる。サントスが右ストレートと右の前蹴り、リマは左のインローを蹴る。サントスは構えをスイッチしてスピニングバックキックを見せ、リマのパンチに右ストレートを合わせて組みついてバックにつく。

サントスはリマの体を持ち上げてテイクダウンを狙うが、リマは足をフックさせずにスタンドをキープする。リマは足をフックしようとするサントスを前に落としてトップを取ってパンチを落とす。サントスはケージに体を預けて立ち上がり、バックにつくリマに対してスピニングバックエルボーを当てる。

2R、サントスが右ミドル、リマの前足に左右のローを集める。前に出るリマに対し、サントスが右ストレートを当ててから右の飛びヒザ蹴り。ここでリマが組みつくと、サントスが離れる。サントスは右ハイを蹴って組みつきに行くが、リマがテイクダウンを奪ってハーフガードでトップキープ、すぐにマウントポジションへ移行する。

リマは肩固めを狙いつつパンチを入れてトップキープを続ける。ビッグヒットはなかったものの、このラウンドの大半はリマがマウントポジションをキープした状態で終わった。

3R、構えをスイッチしながら前に出ていくリマが右ボディ。互いにハイキックを蹴り合い、両差しで組んだリマがテイクダウンを奪う。サントスが亀になって立とうとすると、リマはすぐにバックに回って足を四の字フックする。

リマは両腕を何度も差し込んでRNCを狙うが、サントスも必死にそれをディフェンスする。RNCを極められなかったリマだが、このラウンドはサントスがバックキープを続けてラウンド終了となった。判定は3-0でリマが勝利。ここまでストライキングで強さを見せてきたリマが、サントスをグラウンドで圧倒し、デビューからの無敗記録を10に伸ばした。


The post 【UFN242】リマが2R以降はマウント&バックキープでサントスを圧倒、無敗記録を10に伸ばす first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB C-MMA MMA MMAPLANET o Road to UFC SASUKE UFC UFN UFN242 アンドレ・リマ イェン・シャオナン イー・チャア カイル・ネルソン ガブリエル・サントス コディ・ダーデン ショーン・ブレイディ ジェシカ・アンドラーデ ジャケリン・アモリン ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ スティーブ・ガルシア スムダーチー ソン・ヤードン ディラン・バドカ トレヴァー・ピーク ナタリア・シウバ マット・シュネル ヤナル・エシュモズ リー・カイウェン ロン・チュウ ヴァネッサ・デモパウロス 松嶋こよみ

【UFN242】躍進中国MMAのシンボル、イー・チャアがガブリエル・サントスとUFC初陣「上海PIの存在」

【写真】足を踏み入れた最高峰で、どのような戦いを見せてくれるか(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN242:UFN on ESPN+100「Burns vs Brady」が開催され、イー・チャアがガブリエル・サントスを相手にUFCデビュー戦を戦う。
Text by Manabu Takashima

2022年のRoad to UFCは準優勝も初戦でSASUKE、準々決勝で松嶋こよみと日本人の夢を打ち砕いたイー・チャアは、2023年のRoad to UFCで同朋のリー・カイウェンを腕十字で一蹴し、UFCとの契約を果たした。

成長著しいC-MMAの象徴ともいえるイー・チャアにデビュー戦に向けてン心境と、躍進中国MMAの要因を尋ねた。


──UFCデビューを控え、今はどのような心境でしょうか(※取材は4日に行われた)。

「もう、準備は整っている。いつでも戦えるよ」

──UFC A PEXで既に試合をしていますが、Road to UFCとUFC本戦で戦うのとでは何か違うところはありますか。

「Road to UFCの時よりも、自分の力を証明するためによりエキサイティングな気持ちになっている。ただファイトウィークの過ごし方は、Road to UFCの時と変わらない。スケジュールも同じだしね」

──今はデビュー戦に集中しないといけないのは理解していますが、2週間前のRoad to UFC準決勝大会について話を聞かせてください。

「もちろんだよ」

──4試合の日中戦が組まれ、中国人選手が全勝と日本のファンにとっては強烈なショックな結果となりました。中国勢の勝因をどのように考えてますか。

「もう、それは上海PIの存在以外に考えられないだろう。中国人選手はPIであらゆるサポートと、最高のトレーニング環境を与えられているから、成長が著しい。上海のPIでは、ラスベガスのPIと同じだけの待遇を受けているからね。コーチの指導も、行き届いている。

実際、フェザー級と女子ストロー級の決勝は中国人同士になる。今回のRoad to UFCは中国人ファイターの成長が如実に表れた結果になっている」

──それでもイー・チャアがチーム・アルファメールで練習をするのは、どういう理由からなのでしょうか。

「基本的に上海のPIがあれば、長い移動をして米国でトレーニングをする必要はないという見方もできる。それでも多くの中国人選手が米国で練習するのは、ソン・ヤードンやイェン・シャオナン、スムダーチーたちが米国で練習をしてきた過去があるからだよ。

僕自身、PIでは3年、4年と練習してきたので、新しい環境に身を置きたいということもある。そこで新しいモノが学べるかもしれないからだ。アルファメールで練習をするのはソン・ヤードンやイェン・シャオナン、スムダーチーがいるからだ。皆がアルファメールにいて、互いのことをケアし合えるしね」

──そのような練習環境に身を置いているイー・チャアですが、デビュー戦の相手の印象を教えてもらえますか。

(C)Zuffa/UFC

「ガブリエル・サントスはウェルラウンディット・ファイターでレスリングもグラップリングも強い。

でも、スピードで僕が上回っている。そこが焦点になってくるだろう」

──ペースも勝負の鍵を握ってこないでしょうか。

「それは試合を見て、判断してもらおうかな。Road to UFCで戦った2年間、合計6試合を連続で戦ったことで、体のダメージも蓄積してしまっていた。試合が7カ月空いたことで体のケアがきたことも大きい。しっかりと休息を取り、自分の戦いを見つめ直すことでより強くなることができた。だから、次の試合が楽しみでならないよ」

■視聴方法(予定)
9月8日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時45分~U-NEXT

■UFN242対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ショーン・ブレイディ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<フェアー級/5分3R>
カイル・ネルソン(米国)
スティーブ・ガルシア(米国)

<フライ級/5分3R>
マット・シュネル(米国)
コディ・ダーデン(米国)

<ライト級/5分3R>
トレヴァー・ピーク(米国)
ヤナル・エシュモズ(イスラエル)

<ライト級/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
クリス・パディーリャ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アイザック・ドルギャリアン(米国)
ブレンダン・マロッテ(米国)

<フライ級/5分3R>
アンドレ・リマ(ブラジル)
フィリッピ・ドス・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・サントス(ブラジル)
イー・チャア(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャケリン・アモリン(ブラジル)
ヴァネッサ・デモパウロス(ギリシャ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキ(米国)
ディラン・バドカ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジギマンタス・ラマスカ(リトアニア)
ネイサン・フレッチャー(英国)

The post 【UFN242】躍進中国MMAのシンボル、イー・チャアがガブリエル・サントスとUFC初陣「上海PIの存在」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFC UFC302 アンドレ・リマ

【UFC302】リマがローでラポーゾを中に入れさせずコントロールするも、意外なスプリットで判定勝ち

<130ポンド契約/5分3R>
アンドレ・リマ(ブラジル)
Def.2-1:30-27.30-27.28-29
ミッチ・ラポーゾ(米国)

ラポーゾがスイッチしながらサークリングする。高くガードを構えて前に出るリマに対し、フェイントをかけながらジャブを突くラポーゾ。リマは左右のローでラポーゾを下がらせる。右前蹴り、右ローを繰り出すリマの顔面を、ラポーゾの速い右ストレートからの左フックの返しが襲う。サウスポーのスイッチしたラポーゾがワンツーを伸ばす。さらに距離を詰めたラポーゾのボディに、リマが左テンカオを突き刺した。リマもサウスポーにスイッチする。左ローのダブルを打ち込むリマ。ラポーゾのワンツーがリマの顔面を捉える。リマの左ローでラポーゾがバランスを崩した。ラスト1分でラポーゾがリマにケージを背負わせ、ワンツーを打ち込む。プレスで押し返したリマが左右ローでラポーゾを中に入れさせなかった。

2R、リマはサウスポーに構える。スイッチしながらフェイントを見せるラポーゾだが中に入れず、右ボディストレートを伸ばした。リマは左ミドルハイ、ラポーゾが打ち終わりに距離を詰めてパンチを繰り出す。リマのローにパンチを合わせていくラポーゾに、リマが右ヒジを打ちおろす。リマの左ストレートがラポーゾの顔面をかすめた。左インローを受けたラポーゾの足が流れる。リマの左ローにパンチを打ち返したラポーゾだが、リマが伸ばした左手がアイポークに。すぐ試合再開に応じたラポーゾは、オーソドックスからワンツーを伸ばすもリマに届かない。またもリマのアイポークが発生するも、すぐに再開を求めるラポーゾ。残り30秒でダブルレッグでリマに尻もちを着かせたが、抑え込むことはできず。すぐさまリマが立ち上がり、自分の距離に戻した。

最終回、ラポーゾがサウスポースタンスから距離を詰めていく。リマのジャブとローにカウンターのパンチを合わせていくラポーゾ。頭を振って右を伸ばすも、リマが押し返す。サウスポーに構えたリマが右ジャブを突き、さらに右ボディを打ち込む。今度はリマが中に入ってくるラポーゾにカウンターを合わせていく。左ミドルハイ、右カーフと蹴りと散らすリマに対し、ラポーゾは距離を詰め切ることができない。ラポーゾのパンチがリマの顔面を捉えるが、すぐにリマが右に回る。自分の距離を保ち続けるリマ。残り1分でリマが左ローを当てると、ラポーゾがダウンする。すぐに立ち上がったラポーゾは距離を取ると、残り30秒でラポーゾがテイクダウンを狙った。しかしリマが右オーバーフックから立ち上がり、スタンドに戻るとラポーゾを下がらせて試合を終えた。

リマは前回が相手の噛みつきで反則勝ち収めながら、今回は自身が計量オーバーという事態に。それでもローで中に入らせずフルマークの判定勝ち――かと思われたが、意外にもジャッジはスプリットに。ジャッジ2名はリマにフルマークをつけた。


The post 【UFC302】リマがローでラポーゾを中に入れさせずコントロールするも、意外なスプリットで判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB MMA o ONE UFC YouTube   アンドレ・リマ

『UFC 302: Makhachev vs. Poirier』前日計量動画

数量期間限定セール!わたしのプロテインダイエット 21食セットダイエットシェイク プロテイン ダイエット 女性 男性 効果 置き換え ダイエット食品 1食おきかえ 低糖質 ダイエット 置換 おきかえ 低カロリー 減量 満腹感 スムージー


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Islam Makhachev (155) vs. Dustin Poirier (155) – for lightweight title
・Paulo Costa (185) vs. Sean Strickland (185)
・Kevin Holland (185) vs. Michal Oleksiejczuk (185)
・Alex Morono (170) vs. Niko Price (170)
・Randy Brown (170) vs. Elizeu Zaleski dos Santos (170)

PRELIMINARY CARD (ESPN2/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Cesar Almeida (185) vs. Roman Kopylov (185)
・Jailton Almeida (241) vs. Alexandr Romanov (265)
・Grant Dawson (155) vs. Joe Solecki (155)
・Jake Matthews (170) vs. Phil Rowe (171)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Bassil Hafez (170) vs. Mickey Gall (170)
・Joselyne Edwards (136) vs. Ailin Perez (135)
・Andre Lima (130)* vs. Mitch Raposo (125)

 『UFC 302: Makhachev vs. Poirier』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレリミナリーカードでアンドレ・リマが130ポンドと4ポンドもオーバーしましたが、出場給の30%を譲渡し試合は行われます。



 前日計量動画。続きを読む・・・
カテゴリー
45 AB Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o ONE UFC アンドレ・リマ キック シネバートル・バットエルデネ ジャダンバ・ナラントンガラグ テムーレン・アルギルマー ボクシング 南友之輔 竹中大地 竹本啓哉

【Falcons FC01】モンゴル相撲のメッカで新大会。南友之輔にコールアウトされたテムーレンが緊急発進

【写真】また、あの思い切りの良いファイトが見たいテムーレンが母国で半年ぶりの実戦に挑む(C)MMAPLANET

15日(水・現地時間)、モンゴルの首都ウランバートルにあるブヒーンウルゴー(相撲宮殿)でFalcons Fight Nightの旗揚げ戦が開催され、昨年グラジエイターにモンゴル旋風を巻き起こしたテムーレン・アルギルマーが出場する。
Text by Manabu Takashima

Falcon FN01は昨年、モンゴルでMMAリアリティーショーを行ったFlacons Fighting Seriesが主宰する新イベントで、ムエタイとMMAの混合イベントを開き、目玉はモンゴルとロシアの7×7対抗戦だ。


ロシア勢に著名な選手はなく、モンゴル勢にしてもキャリアの浅い選手が多く、日本では名の知れた選手の出場はない。それでもモンゴル国内においてトラッシュトーカー的に名を馳せたファイターが出場しており、現地ではなかなか話題になっているという。

それゆえにモンゴル相撲の国技館というべき、ブヒーンウルゴー(相撲宮殿)が使用され、モンゴル格闘技界では2022年のRoad to ONE Mongolia決勝大会に次ぐ大箱でのイベントとなる。

昨年3月にグラジに来日し、2連連続で神田T800を下してバンタム級王座に就き、9月大会で竹本啓哉に惜敗しベルトを失ったテムーレン。12月大会では竹中大地に完敗を喫して以来、日本での試合は巡っていない。

この間、タイで武者修行も行なったテムーレンは今大会のコメインでシネバートル・バットエルデネと対戦予定だったロシア人ファイターの欠場を受け、急遽出場が決まった。

シネバートルはキャリア3戦3勝、モンゴル国内でシュートボクシングのチャンピオンで、キックボクシングやコンバットサンボの国内大会で優勝した実績を持つ。コメインに登用されたことでも分かるように、将来性を買われている選手だ。

今ではジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMA在籍のシネバートルだが、もとはテムーレンと練習仲間だった。

現地の見方ではシネバートルはテクニカルな選手ではないが、荒々しいパワーファイターで、旧友テムーレンに気後れしなければ面白い試合になるとののこと。加えて、テムーレンは2週間を切ってのスクランブル出場だけにまずは減量の行方も気になるところだ。

そのテムーレン、5日のGladiator026 における南友之輔のコールアウトにSNSで「カモン・ベイビー」とすぐに反応したが、まずは15日のシネバートル戦に集中しようと周囲に諫められているそうだ。6月1日にはUFC302でニャムジャルガル・トゥメンデムベレルがアンドレ・リマ戦でUFCデビューを控え、国内で話題となる大会のスタート、さらにテムーレンの再来日はあるのか──チンギスハンの末裔達の動向が楽しみなってきた。

The post 【Falcons FC01】モンゴル相撲のメッカで新大会。南友之輔にコールアウトされたテムーレンが緊急発進 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN53 アンドレ・リマ イゴール・セヴェリーノ

【UFC ESPN53】好勝負から一転、セヴェリーノが2Rに噛みつきで反則負け

<フライ級/5分3R>
アンドレ・リマ(ブラジル)
DQ.2R2分53秒by illegal attack
イゴール・セヴェリーノ(ブラジル)

リマが右ロー、セヴェリーノは左右のフックで前に出る。シングルレッグからバックについたセヴェリーノがグラウンドに持ち込んでRNCへ。リマも足をフックさせずに立ち上がり、正対してヒザ蹴りを入れる。セヴェリーノがヒザを返すと、リマがそれに足払いを合わせてテイクダウンする。さらにセヴェリーノの立ち際にギロチンを合わせ、そこからオモプラッタへ。セヴェリーノも腕を外してがぶって立ち上がる。

試合がスタンドに戻るとセヴェリーノは距離を詰めて右ローから左フック、ジャブから右アッパー、ダブルレッグでテイクダウンする。立ちあがったリマは前に出るセヴェリーノにジャブと縦ヒジを合わせる。セヴェリーノも右フックと右ヒジ、右ローで応戦。リマはジャブを突いて右ボディにつなげる。セヴェリーノは前に出て右カーフ、リマも右カーフを返す。セヴェリーノがリマの蹴り足をとってテイクダウンを狙ったところでラウンド終了となった。

2Rも前に出るセヴェリーノが距離を詰めて左ボディと右ロー、リマはジャブを返して右ボディ、右カーフにつなげる。前に出続けるセヴェリーノは右のテンカオと首相撲からヒザ蹴り。リマは縦ヒジを合わせ、セヴェリーノの右カーフはしっかりカットする。ここでセヴェリーノがダブルレッグでテイクダウンし、リマが立ち上がるとバックにつく。ここでリマが自分の左腕(二の腕)を指さして「噛まれた」とアピール。レフェリーがブレイクを命じて、カメラがリマの左腕に寄ると、くっきり歯形が残っており、セヴェリーノが噛みつきによる反則負けという結果に終わった。


The post 【UFC ESPN53】好勝負から一転、セヴェリーノが2Rに噛みつきで反則負け first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB AJ・ドブソン BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL UFC UFC ESPN53 アマンダ・ヒーバス アンドレ・リマ カート・ホロボウ キャメロン・サーイマン コディ・ギブソン ジュリアン・エロサ スティーブン・グウェン トレイ・オグデン ヒカルド・ラモス ビリー・クゥアンティロ フェルナンド モハメド・ウスマン ヤルノ・エレンズ ルイス・パフエロ ローズ・ナマジュナス

【UFC ESPN53】37歳でUFCと3度目の契約。不死鳥カート・ホロボウ「愛するファイトを追いかけてきた」

【写真】マスト・リスペクト。人生として、こういう生き方ができれば最高だ(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)、これから2時間後にスタートするUFC ESPN53「Ribas vs Namajunas」。ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われる同大会でカート・ホロボウがトレイ・オグデンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2013年、26歳の時にUFCにリリースされた。2019年、2度目のリリースは31歳の時だった。そして昨年のTUF31に37歳にして優勝を飾り、3度目のUFC契約を果たした。それだけでも奇跡的なカムバック劇、30歳を超えてUFCを追い続けてきた男のファイト・ヒストリー――カート・ホロボウに初インタビューを試みた。



――トレイ・オグデンと今週末に戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は20日に行われた)。

「最高だよ。良いマッチアップだし、人生でも最高の部類のシェイプを誇っている。準備は完璧に整っているよ」

――日本のファンがカートの存在を認識するようになったのは、Titan FCでJZ・カルバンことジェシアス・カバウカンチに勝利した頃からだと思いますが、すでに一度UFCで戦った後でした。2013年にUFCで戦い、JZ戦後の2018年にコンテンダーシリーズ参戦を経て2度目の契約。いずれも勝利を挙げられず、去年のTUF31で3度目のUFC契約を果たしました。36歳でUFCとの契約はもうミラクルかとも思えるのですが、カートはなぜそこまでUFCにこだわってきたのですか。

「UFCは世界最大のMMAプロモーションで、世界最大のプラットフォームを持っている。世界のベストが集まるのがUFCだ。UFCで戦う限り、自分が世界でベストの1人だと思える。UFC以外では勝ち続けても、UFCではそうではなかった。UFCで結果を残したかったんだ。Titan FCでもXFCでもUFCレベルの強い選手と戦ってきたしね。TUFに出場できたのも、36歳になっても試合を続け、UFCを目指し続けてきただけでなく、そのレベルにあったからだと思っている。試合に勝ち続け、フィニッシュし続けていたから」

――確かにカートは2019年にUFCにリリースされて以降、ローカルショーからTUFフィナーレまで全試合でフィニッシュ勝利を挙げていますね。それにしても30歳を超えて、BellatorやPFLという他のメジャーオーガニゼーションで戦おうという気持ちにならなかったですか。

「とにかくマネージャーとは、ベストオファーが何かを考慮して一緒にやってきた。BellatorとPFLに関しては、PFLでは戦う機会はあったのは事実だ。正直をいえばUFCで2度目のリリースの憂き目にあった時、もう31歳だった。UFCで戦うチャンスは絶対にないと思っていた。だからBellatorで勝ちたいと考えた時もあったよ。ただえさえUFCから一度リリースされて、戻ることは簡単じゃない。それが僕の場合は2度も失敗したんだから。

あの時はマネージャーとWIN WINになる契約を結びたいとも話した。BellatorだってPFLだって大きなプロモーションだからね。とにかく戦い続けること。諦めないで試合を続け、得られたチャンスを生かすことだけを考えるようになった」

――2度目のリリース後も戦い続けることに対して、ご家族の反応はいかがでしたか。人生に夢は必要ですが、夢だけでは生きていくことはできないです。

「僕のファミリーは、僕がやりたいことを貫けるよう支えてくれた。一つ良かったのは、家族がMMAもそうだし、柔術をやっていてジムで毎日のように一緒に汗を流している関係にあったことだ。そしてUFC以外で戦う時も、イージーファイトはなかった。常にタフな相手と戦った。メインイベントでタフな相手との試合を続けた。プロモーションも若くて力のある選手が出てくると、元UFCファイターという肩書のある選手を越えさせようというマッチメイクをする」

――確かに。箔をつけるためのファイトですね。

「そうだ。そういうタフな状況でフィニッシュして勝つことで、自己証明を続けた。だからこそ、TUFで3度目のチャンスを得られ……それを生かして、今UFCで戦うことができている。何よりコレが本当に最後の勝負だと自覚している」

――UFCでの苦い思い出を払拭でき、上位進出を果たす自信はありますか。

「ここで過去と同じようなことを繰り返すと、もう終わりだ。自分の力を証明する最後のチャンスだ。そういうなかでTUFでフィニッシュ勝利を続けることができたことは、確かな自信になっている。強い相手と戦い続けることができ、勝ち続けることができた。ファイターとして成熟してきたと思っているよ。このまま勝ち続け、ランキング入りを果たし……その結果としてタイトルショットまでたどり着けるよう戦うだけだよ」

(C)Zuffa/UFC

――では今週末に戦うオグデンの印象を教えてください。

「堅実なファイターだ。どの局面でも過不足戦えるけど、特別なモノはない。でに試合内容を予想するなんて無意味だ。常に自分のやるべきことをやりきる。1試合、1試合、それを続けること。土曜日の夜も同じだ。相手と向き合い、触れ、拳が交錯し、自分のやるべきことが分かってくる。これまで通り、ファンが喜ぶファイトをしたいね。

そして同世代……いや年齢に関係なく、日々を生き抜くことに一生懸命な人達に勇気を与えることができれば嬉しい。何が起ころうとも、僕は諦めずにやってきた。勝っても、負けてもリリースされても、諦めることはかった。自分の愛するファイトを追いかけててきた。自分のやりたいことを続けきた。そんな僕の試合を視ている皆も、同じように愛することに没頭して、楽しい人生を送って欲しい。皆に喜んでもらう戦いをする。僕の試合を楽しんでほしい」

――カート、話を聞いているだけでも明日への活力を与えてもらったと思えます。ありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。いつの日かUFCが日本で大会を開くとき、そのトラベル・リストに僕の名前があるようプッシュしてほしい。ブラジルとロシアで戦った。戦いたいと思った国で戦うことができた。残されているのは日本、日本で戦うことだけなんだ」

■視聴方法(予定)
3月24日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN53対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイオン・タルボット(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・パフエロ(ペルー)
フェルナンド・パディーヤ(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
カート・ホロボウ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
ジュリアン・エロサ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
コディ・ギブソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・グウェン(米国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

<女子バンタム級/5分3R>
モントセラ・レンドン(メキシコ)
ダリア・ジリシニコワ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
イゴール・セヴェリーノ(ブラジル)
アンドレ・リマ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)
ミック・パーキン(英国)

The post 【UFC ESPN53】37歳でUFCと3度目の契約。不死鳥カート・ホロボウ「愛するファイトを追いかけてきた」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DWCS MMA MMAPLANET o UFC アンドレ・リマ コナー・マシューズ トーレス・フィニー マルケル・メデロス ラモン・タヴェラス ルカス・ホシャ ローラ・サンコ

【DWCS S07Ep10】再挑戦タヴェラスが29秒KO勝ち。2023年シーズンは46人のファイターがUFCへ

【写真】再挑戦で最高の勝ち方をしたタヴェラスが、今シーズン46人目の契約者に(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ラモン・タヴェラス(米国)
Def.1R0分29秒by TKO
コーテヴィアス・ロミアス(米国)

2023年コンテンダーシリーズ最後の一戦は、シーズン2度目の出場となったタヴェラスがキャリア7勝1敗のロミアスと対戦。サウスポー同士、両者がすぐに距離を詰めるとのタヴェラスがすぐに距離を詰め、ワンツーを打ち合う。タヴェラスがワンツーを続け、ロミアスは左ミドルを合わせていく。直後に左ハイから左を放ったロミアスだが、タヴェラスも左を伸ばしている。

打って離れると、すぐにステップインという両者はワンツーを打ち合い、ここからパンチを続けたロミアスに対し、タヴェラスがヘッドムーブでかわす。ロミアスは前に出たまま左ハイを蹴ったところで、タヴェラスが右を狙う。そして──4度目、同時のステップインでタヴェラスの左がロミアスを捕えダウンを奪う。すぐに立ち上がったロミアスは、このダウンを挽回しようと連打を放ち、左がタヴェラスに当たる。タヴェラスは構わず左を返して、右フックでテンプルを打ちつけるとロミアスは前方に姿勢を乱して、両手をマットにつける。

即起き上ったロミアスの左に、逆にタヴェラスは左ストレートを打ち抜き3度目のダウンを奪うと鉄槌の追撃でTKO勝ち。この間、僅か29秒。勝者はキャンバスに顔を突っ伏し咽び泣いた。

「僕はファイターだ。アゴを殴ってくる相手の真っ向勝負に応える」と話したタヴェラスは、今は亡き兄弟のゲイブリエルさんについて触れられると「僕らは一緒に夢を見ていた。今日、僕は彼が夢見たことを実現した。僕とゲイブリエルが信じてきたことを実行した。彼はこの日が来ることを信じて」と涙ぐんで話すと、インタビュアーのローラ・サンコも言葉を詰まらせぎみになっていた。

そして、2023年コンテンダーシリーズ最後の審判の時──。ルカス・ホシャの合格を伝えると、熱が困った口調で「ダゲスタン人ファイターのテイクダウンを切り、蹴りを交えた打撃を見せた。UFC出ないを見せるのか、凄く楽しみだ」とマルケル・メデロスもUFCへ。続いてトーレス・フィニー「たくさん穴がある。もっと経験を積み、その体力を生かせるようになってくれ」と落選。

31歳のコナー・マシューズも契約し、アンドレ・リマも「相手がああで残念だった。コンテンダーシリーズは、足を使って逃げる場所じゃない。リマ、UFCへ」と昇格決定。そしてタヴェラスも

「ここで戦うファイターは、何が求められているが分かっている。そういう選手が増えて、ただ削るだけの試合ではなくなった。また来年を楽しみにしている」とダナは締めコメ。今年は計46人と契約し、内訳はブラジル人が20人、米国人ファイターは13人、そしてペルーから3名のUFCファイターが誕生している。ロシアは2選手で以下、豪州、リトアニア、ベルギー、ウクライナ、フィリピン、トルコ、英国、ボリビア、キプロスと世界の13カ国の新鋭がオクタゴンで戦う権利を有することに。ここで契約を勝ち取るにはどう戦うべきかが明白となった、シーズン07だ。


The post 【DWCS S07Ep10】再挑戦タヴェラスが29秒KO勝ち。2023年シーズンは46人のファイターがUFCへ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DWCS MMA MMAPLANET o アンドレ・リマ キック ヒクソン・ゼニジン

【DWCS S07Ep10】サークリングを続けるゼニジンを追いかけ、誘い出し攻撃一辺倒のリマが完全勝利

<フライ級/5分3R>
アンドレ・リマ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ヒクソン・ゼニジン(ブラジル)

左インローのゼニジンに対し、右ローを走らせたリマ。さらに右ミドルハイを見せたリマは、予想通り足を使うゼニジンを追いかけてローを続ける。ゼニジンは前蹴りから、左右に回るがリマが右ミドルを入れる。さらにスイッチしてゼニジンを追いかけるリマは、しっかりとゼニジンのローをチェックしている。回りながらの前蹴りを見せたゼニジンは、左右の動きから一転、急に前に出て左を振るう。

同じ動きでローを蹴りに来たところで、リマは右を当てミドルを放つ。ゼニジンの回る先に蹴りを入れるリマは、シングルレッグにもヒジ、そして体を入れ替えてヒザを突き上げる。このヒザ蹴りで姿勢を乱し、尻もちをついたリマにまるでサッカーボールキックを狙うように突進したゼニジンだが、さすがこの場で反則は犯さなかった。その後もリマは回るゼニジンにミドル、右ストレート、ボディショット、左フック、右オーバーハンド、右ハイと一方的に攻撃を続けた。

2R、リマの左ミドルを受けたゼニジンは、変わらずケージを背負って左右に回る。ここから前に出て右ミドルを繰り出すが、回り続けることでリマが両手を広げて「来いよ」とアピールするシーンも。直後のパンチの応酬で、組みついたゼニジンが引き込む。ここからスイープが得意のゼニジンだが、リマはしっかりとポスチャーを取り鉄槌を落として立ち上がる。左右の動きから前後の動きが増えたと思われたゼニジンだったが、サークリングに戻り前蹴りを蹴る。リマは右オーバーハンドを決めて、試合の流れは変わらない。さらに右ハイを入れるなど、リマの攻勢はより明確になっていく。ゼニジンのステップインにもパンチや蹴りを合わせることができるリマは、最後にスピニングバックフィストを見せる余裕のラウンドとなった。

最終回、コーナーから回るのを止めて攻めろという指示を受けたゼニジンだが、過去の試合も基本はサークリング重視のため、どれだけアジャストできるか。案の定、すぐにサークリングを始めたゼニジンにリマが右ロー、右ハイを蹴る。ゼニジンのステップインには、しっかりと距離を取り、もしくはカウンターを見せるリマは縦ヒジを放つ。ここで初めて位置関係でリマがコーナーを背負う形となったが、すぐにゼニジンがケージ前を移動するように戻る。リマは前進だけでなく、前進させて下がったところにも攻撃を入れるようにったが、ローが急所に入り試合が中断した。

再開後、右回りのゼニジンに左ハイ、右ローを蹴ったリマはこの試合一番の前進&テイクダウン狙いにもケージを背負った状態から逆にテイクダウンを奪う。ハーフのゼニジンにエルボー、鉄槌を落とすリマのクローズドガードにも、即ヒザを突き立て右足を抜く。腰を上げて右のパンチ、左エルボーからパンチを続けたリマは、レッスルアップからシングルレッグにギロチンをセット。ゼニジンが引き込み、極め切れなかったが、立ち上がったところでもジャンピングでギロチンを狙うなど必死で一本を狙った。

これで試合がエキサイトにならないとマイナス評価になるようなら、非常に気の毒だが──リマは文句なしのフルマークの判定勝ちを収めた。


The post 【DWCS S07Ep10】サークリングを続けるゼニジンを追いかけ、誘い出し攻撃一辺倒のリマが完全勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Brave CF DWCS DWCS S07 Ep10 LFA MMA MMAPLANET o UFC アンドレ・リマ イゴール・タイロン イッサ・イサコフ ヒクソン・ゼニジン ラモン・タヴェラス

【DWCS S07Ep10】世界規模で豊作、2023年コンテンダーシリーズ最終週注目はフライ級のヒクソン

【写真】写真はLFA162の計量でイゴール・タイロンと相対した時のアンドレ・リマ(C)MMAPLANET

10日(火・現地時間)、今年のコンテンダーシリーズ最終戦=Dana White’s Contender Seriesシーズン10第10週がネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される。
Text by Manabu Takashima

アジア以外の地域が選手が出場し、特に南米勢の躍進が目立った今シーズンは30代、さらには敗者の契約も複数見られた。そんな2023年のコンテンダーシリーズの最終戦は5戦のフォーマットを崩し、6試合が組まれている。


そんななかコメインのフライ級に注目したい。アンドレ・リマと対戦するヒクソン・ゼニジンは本来、第1週に出場予定だったがビザが間に合わず米国入りができなかった。そのゼニジンが、ギリギリのタイミングでUFC行きを賭けた戦いを同胞のリマと行う。

14勝1敗のゼニジンと6勝0敗のリマ。キング、タイなど複数のニックネームを持つゼニジンはキッズの頃からムエタイに出場していたが、14の勝利中一本勝ちが10度ありKOは2度だ。ただし、戦いは距離を取ってジャブを出し、近距離で圧を掛けるというタイプではない。

ここぞという時のラッシュは、暴力的なまでにアグレッシブなゼニジンに対し、リマはカーフから右オーバーハンドを繰り出し、接近戦上等の選手だ。加えてテイクダウンも強くスクランブルのなかでバック奪取という、MMAの王道で競り勝つ。

一方でゼニジンといえば、べったりと背中をつけつつ意外にも驚速の腰切りが腕十字を極めるなど、そのファイティングスタイルは現代MMAとは一線を画している。ハマれば強いファイトで14度も勝ち星を得ているのだから、ゼニジンはいかなる状況にも対応できて自分の戦いができる――という見方もできる。

そんなゼニジンと相対して、リマが真っ向勝負で押し切ることはできるのか。この試合で勝利しUFCと契約を果たせば、フライ級戦線にすぐに影響を与える可能性もあるマッチアップだ。この他、シーズン2度目の出場となるラモン・タヴェラス、BRAVE CFで5勝1敗――今も珍しいルクセンブルク人ファイターのイッサ・イサコフらも気になる存在だ。

■視聴方法(予定)
10月11日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S07 Ep10対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ラモン・タヴェラス(米国)
コーテヴィアス・ロミアス(米国)

<フライ級/5分3R>
ヒクソン・ゼニジン(ブラジル)
アンドレ・リマ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
コナー・マシューズ(米国)
ジャイウ・ファリアス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
トーレス・フィニー(米国)
ユーリ・パンフェロフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
イッサ・イサコフ(ルクセンブルク)
マルケル・メデロス(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
ダヴィ・ビテンコート(ブラジル)
ルカス・ホシャ(ブラジル)

The post 【DWCS S07Ep10】世界規模で豊作、2023年コンテンダーシリーズ最終週注目はフライ級のヒクソン first appeared on MMAPLANET.