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【UFC303】追うスワンソンを捌くフィーリ、カウンター作戦でスプリット勝利をもぎとる

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
カブ・スワンソン(米国)

サウスポーのフィーリに対しスワンソンが右手を構えて距離を詰める。フィーリはスイッチから左ジャブを突き、スワンソンの動きに合わせてサウスポーに戻す。フィーリがサウスポーに戻した瞬間に合わせて、スワンソンが右ストレートを伸ばしていく。フィーリもスワンソンが動くと左フックを合わせる。さらにフィーリの右ハイがスワンソンのテンプルを捉えた。続いて左ミドルを突き刺す。ジャブの差し合いで互いに相手の顔面を跳ね上げる。

サークリングするフィーリは左ジャブを突き、さらに右をフォローした。スワンソンは足を止めるために右カーフを蹴る。スワンソンのワンツーをヘッドスリップでかわすフィーリ。スワンソンはフィーリがオーソドックスにスイッチすると右カーフを当てる。フィーリがニータップで組みに行ったが、スワンソンがケージに押し込む。フィーリがヒザを突き上げながら離れた。スワンソンも距離を詰めるが、左フックを合わされてマットに手を着いてしまう。フィーリはジャブを突いて距離を取り続けた。

2R、スワンソンが右を伸ばしながら前に出た。左右に動くフィーリは、ニータップからグラウンドに持ち込んだ。スワンソンはスイッチを潰されるものの、バタフライガードからワキをすくって立ち上がる。ケージ中央で打ち合う両者。再びフィーリがサークリングすると、スワンソンも左カーフを打ち込む。スワンソンの右がフィーリの顔面をかすめたが、構わずフィーリはニータップからケージに押し込んでいく。ウィザーで耐えるスワンソンを、フィーリはヒザ蹴りで削る。場内からブーイングが飛ぶなか、スワンソンが差し返すもケージ際から脱することができない。

左腕を差し上げたスワンソンがボディロックから体勢を入れ替え、さらにテイクダウンを狙うも倒せない。離れたスワンソンの右がヒットし、フィーリの動きが止まる。打ち合いを凌いだフィーリが組んでからドライブ。ここもスワンソンが切り返し、左右に揺さぶるとフィーリが離れた。フィーリの左ミドルに右ストレートを合わせるスワンソン。ケージを背負わせて連打を浴びせるが、フィーリも右アッパーを突き上げた。大振りになったスワンソンのパンチをかわしてニータップで組んだフィーリは、ケージに押し込むもスワンソンにボディロックで組まれてしまう。スワンソンがバックに回ってラウンドを終えた。

最終回、フィーリが左ジャブを突いて離れる。距離を詰めてくるスワンソンにパンチを打ち込み、さらにニータップで組むも倒せず。左ジャブから右でフィーリにケージを背負わせるが、フィーリの左カウンターもスワンソンの顔面を捉えている。ニータップで尻もちを着かせたフィーリは、立ち上がスワンソンのバックに回った。離れたスワンソンが左アッパーを突き上げる。

下がりながらも左ストレートから右フックまで返すフィーリ。スワンソンが飛び込むも、自分の形で組めず離れた。スワンソンが前に出続けるも、フィーリのカウンターがあるため追い込むことはできない。フィーリのニータップを突き放したスワンソンは打ち合いで右を当てる。足をすくったフィーリがスワンソンをケージに押し込んだ。両手を差し入れたスワンソンは、ケージ中央に戻るとフィーリの左ハイをかわし、フィーリを追いかけ続けた。

裁定はスプリットでフィーリに。場内からはブーイングも聞かれたが、正確性ではフィーリが上回ったのではないか。どちらにしてもタフな熱戦だった。


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【UFC303】バンタム級の新鋭ペイトン・タルボット「安全なポイントゲームなんて、やりたくない」

【写真】スクショを撮る際に、5秒以上も目を剝いて待ってくれていたタルボット。実はいいヤツ (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、米国ネヴァダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されるUFC303「Pereira vs Prochazka 2」で、ペイトン・タルボットがヤニス・ゲムリと戦う。
Text by Manabu Takashima

2023年のコンテンダーシリーズでUFCと契約し、2試合連続でKO勝ちのタルボット。キャリアは8戦8勝、負け無しの新鋭は自らの一番の武器はペースだと言い切った。


MMAに求められるのは、アクションだから

――今週末にヤニス・ゲムリ戦を控えたペイトンです。調子はいかがですか(※取材は26日に行われた)。

「最高だよ。ヤニス・ゲムリとは良い顔合わせだと思う。殴り合って、エキサイティングなファイトをするよ」

──UFCで2度戦って2つのKO勝ち、判定勝ちだったコンテンダーシリーズのファイトも素晴らしいパフォーマンスでした。そんなペイトンのことを我々は、まだまだ分かっていないのですが、なぜMMAを始めたのですか。

「2017年、18歳の時にコナー・マクレガーの影響を受けて、試しにジムに行くようになった。すぐにマーシャルアーツに夢中になったよ。トレーニングをしていると、試合に出るようになって。そうなると、日に日にMMAへの想いが強くなっていった」

──MMAを始める前に格闘技の経験はあったのでしょうか。

「凄く小さな時にボクシングをやったことがあったけど、全然ダメで2カ月ほどで辞めてしまった。経験という経験があったのはレスリングだけで。レスリングはハイスクールを中心に4年ほどやっていた。けど、コレといって目立った戦績は残していない」

──それでもレスリングというベースがあったのですね。ファイトスタイルから、打撃系格闘技の経験の持ち主だと勝手に思っていました。

「う~ん、打撃が自分の一番の武器だとは思っていないよ」

──そうなのですか。

「僕の武器は体力だ。ハイペースで15分間、戦い続けることができる。結果、対戦相手は疲れて僕の打撃の餌食になるんだ」

──まさに現代MMAの申し子ですね。

「だって皆、それが見たいだろう? テイクダウンをされて、ガードの中に相手を入れて止まるなんて試合は誰も見たくないはずだ。MMAに求められるのは、アクションだから。それにケージのなかでは動きが多い方が、勝つ確率も高くなる。だから、常に動いてペースの速い試合を心掛けている」

──そして、フィニッシュを狙うのがコンテンダーシリーズ世代ですね。

「もちろん、フィニッシュを狙うのは当然だ。もともと、組んで倒してコントロールする試合なんか、好きじゃなかったし。そうやって勝つファイターがいることは分かっている。それはそれで構わないけど、そんなことがしたくてMMAを戦っているわけじゃないから。

結果的に僕は自分がやりたいことをするためにオクタゴンに上がっている。それこそが、コレをやって金を稼ぐのに相応しいファイトだと思っている。安全なポイントゲームなんて、やりたくない」

日本のアニメから受けた影響も絶大だよ

──それこそ、コナー・マクレガーに感化されてMMAを始めたペイトンらしいファイト・フィロソフィーですね。

「実際にMMAのトレーニングを始めてからも、コナーから受けた影響は大きい。あとはマックス・ホロウェイ、そしてネイト・ディアズ……でも、子供の頃に日本のアニメから受けた影響も絶大だよ(笑)。ドラゴンボールZに、幽遊白書からファイティング・スプリットとは何かを学んだんだ」

──なるほどぉ。では日本のMMAに興味を持ったことは?

「それは……余りないかなぁ。なんか、凄いステージがあって、ダンスをしたりしているのは受けたけど(笑)。ファイターでは、UFCとサインをしたばかりの……。そう、カイ・アサクラだ。彼のハイライトは見たよ。良い選手だよね」

──では同じバンタム級でUFCデビューを果たし、連勝中の中村倫也選手の印象を教えてください。

「う~ん、ちょっと分からないなぁ……。あのレスラーかい?」

──そうです、レスリングがベースです。

「まぁ、視界に入ってくれば気にかけるようにするよ」

──……押忍。では、土曜日に戦うゲムリの印象は?

「きっと、たくさん蹴ってくるだろうね。そしてカウンターの一発を狙って、我慢強く戦ってくるはずだ。ちょっとフラストレーションがたまる試合になるかもね。あの動きを僕のグルーブに誘い込むのは、ちょっと面倒くさいと思う。

ちょっと変な打撃だろう? なんか蹴りとパンチのコンビネーションがおかしいんだよ」

──確かに。構えも特徴的で。ただ、時折り力強いクリンチゲームも展開します。

「あんまり寝技の展開は見たことがないけど、上半身を固める組みを使うのは確かだ。でも、あんな風に固めてくるとスタミナを無駄にするだけだ。そこから先は、彼のやりたい試合にはならない。まぁ、何分間も相手をケージに押し込むようなヤツだよ。

だからこそ、動きまくって肉弾戦を皆に見てもらいたい。まだ僕のことを認識していないファンがいれば、きっと考え方が変わる試合になる。もう意識しないわけにはいかなくなるよ。しっかりと皆が喜ぶ試合をし続けるよ」

──その先に狙うは、タイトル挑戦と。

「そうだね、上手くいけば1年半後ぐらいにはトップに立っているだろう」

──ペイトン、今日はインタビューに時間を割いてくれてありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「ハイ。アリガトゴザイマス。オヤスミ」

■視聴方法(予定)
6月30日(日・日本時間)
午前7時分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前6時30分~U-NEXT

■ UFC303対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ポアタン・フェレイラ(ブラジル)
[挑戦者] イリー・プロハースカ(チェコ)

<ライト級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
ディエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
メイシー・シェエソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
マイケル・ペイジ(英国)

<ミドル級/5分3R>
ジョー・パイファー(米国)
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

<フェザー級/5分3R
カブ・スワンソン(米国)
アンドレ・フィーリ(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ジアン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ヤニス・ゲムリ(フランス)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン・ゴメス(米国)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
マルティン・ブダイ(スロバキア)

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス(米国)
鶴屋怜(日本)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)

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45 ADCC2022 CJI Interview MMA MMAPLANET o ONE ONE167 アレックス・ペレス アンドレ・フィーリ キック クレイグ・ジョーンズ ケイド・ルオトロ トニー・ファーガソン ブレイク・クーパー ボクシング マイキー・ムスメシ ライカ レイモンド・ダニエルズ

【ONE167】MMAデビュー戦前のケイド・ルオトロ「数年でトップファイターに。ADCCかCJIか……」

【写真】いよいよ。本当にインタビュー中の表情、声はリラックスしていたケイドだ (C)CHOI WOO SUK

8日(土・現地時間)、タイはバンコクのインパクト・アリーナで開催されるONE167でケイド・ルオトロがブレイク・クーパーとMMAデビュー戦を戦う。
Interview by Choi Woo Suk

ADCC2022、77キロ級優勝。ONEではサブミッショングラップリングで世界ライト級王者に君臨しているケイドが、MMAに挑む。強い――だけでなく、フィニッシュ能力の高さ――だけでもない。正確無比ならが、無機質でなく華麗なグラップリングで組み技ワールドを変革した天才。もちろん、組んでしまえば圧倒的に強いだろう。ただし、グラップリングはない要素がMMAには存在する。

そんなMMAに対し、柔術家ではなくマーシャルアーチストとして全てに対応できる姿を見せたいというケイドにMMA、そしてADCCかCJIが揺れるグラップリング界について話を訊いた。


12歳の時からムエタイをやってきた

──MMAデビューを土曜日に控えているケイドです(※取材は5日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「そうだね、今の気持ちの大部分はワクワクしている――ということかな。実は柔術の時と比較すると、もっとナーバスになると思っていたから自分でも驚いているんだ。正直なところ、柔術の試合の時よりも緊張していない。きっとキャンプでの仕上がりが最高で、ワールドベストのコーナーマンがいてくれるから、凄く自信があるんだと思う。試合が楽しみでしょうがないんだ」

――ところでMMAを真剣に戦おうと思ったのは、いつからだったのでしょうか。そして、このタイミングになったのは?

「子供の頃から、いつかMMAを戦いたいと思っていた。MMAの練習もしていたけど、定期的っていうことじゃなかったんだ。去年ぐらいからは週に1度、あるいは2度ほどトレーニングをするようになっていたけどね。よりシリアスにMMAの準備をするようになったのは3カ月前から。前戦のキャンプ後、MMAを戦う時が来たと思ったから、今回のタイミングになったんだ」

――やはり気になるのは、打撃です。どれだけ準備ができているのでしょうか。

「その質問に対して、求められている答えにならないかもしれないけど、12歳の時からムエタイをやってきた。柔術のジムでやってきたから、それほど高度ではない。それでもMMAっぽい動き、MMAを考えた練習をずっとタイとやっていたんだ。MMA的な動きに関しては、適応できていると思っている。もちろん、過去3カ月ほど集中してやってきたわけじゃないけど、MMAに関しては週に1度とか2度トレーニングをしてきたことも生きるんじゃないかと思っている」

――このファイトキャンプで、打撃は誰の指導を受けてきたのでしょうか。

「タイラー・ウォンブルス(へナート・ババルの黒帯ムエタイ選手。クラシック・ファイトチームのヘッドコーチでレイモンド・ダニエルズ、アンドレ・フィーリ、トニー・ファーガソン、アレックス・ペレスらを指導してきた)だよ。ハンディントンビーチはムエタイ、キックボクシングで優れたストライカー、そして指導者がいる。なかでもエリック・パーソンには打撃単体だけでなくて打撃と柔術、そしてレスリングをミックスした動きを教えてもらってきた」

――ウォンブルス・コーチやエリックの指導を受けたということですが、主な練習場所や練習パートナーは誰だったのですか。

「タイはいつも一緒に練習してきたけど、タイラーとエリックのジムで彼らの生徒とやってきたよ。2つのジムの皆が僕をサポートしてくれたから、凄く成長が早かった。本当に彼らには感謝している」

――柔術、レスリングと同様に打撃もMMAの一部です。どのようなMMAを戦いたいと思っていますか。

「全てだよ。本当のマーシャルアーチストは、何か一つのことが特別に秀でているのではなくて何でも対応できないと。もちろん柔術は僕にとって最高の武器だ。でも柔道の投げ、レスリングのテイクダウン、特にパンチ、打撃の能力を……キックも含めて皆に披露したい。全てを見せることなく、試合を終わらせることになるかもしれない。それでも全力で今持ちうる力を使いたい」

――打撃は主に押す力。グラップリングは引く力。そういう筋肉の使い方をすると言われています。

「その通りだ」

――両方を使う時、タイムラグが生じることがあるという指摘もありますが、そのように感じることはありますか。

「それはあくまでも普通の生活における筋肉の使い方、その範疇の話だよ。僕らの肉体や心肺機能は、決定的に普通の人たちとは違う。打撃を使って組みつく。グラウンドで攻めていて、スタンドに戻ってすぐに打撃を使う。全てのスポーツで肉体の使い方は違っているけど、MMAはあらゆるスポーツの体の使い方が一体化している。そういうラグをなくすためにドリル、スパーリングで時間を費やしているんだよ。いkなる動きをしていても、肺機能を活発しないといけない。パンチ一つをとっても、脹脛だって連動している。そういう普段の生活にはない動きが、徐々に見についてくる。それこそがマーシャルアーツの練習の素晴らしい点だよ」

――なるほど、です。ではブレイク・クーパーの印象を教えてください。

「クーパー一族の一人だよね。一族の全員が重いパンチ、ノックアウトパワーを持っている。ハワイらしくて、家族の絆が太い。人生の中心にレスリングがあって、凄く尊敬しているファミリーだよ」

――では現状、ケイドにとってMMAでの目標は?

「チャンピオンになること。サークルケージに足を踏み入れ始めたばかりの僕が、こんな風に言うのは無礼なことかもしれないけどね。でも、数年以内に自分の階級のトップファイターになる」

――では、これからもMMAを続けていくということですね。

「絶対的に続けるよ。今年中にもう1試合戦いたいと思っている。この試合のあと、タイがONEで柔術マッチが控えている(※ケイドはグラップリングの試合も柔術と呼ぶことがある)。そして、1度柔術トーナメントに出るだろう。9月にはコロラドでマイキー・ムスメシとグラップリングマッチも決まっているし、どんどん試合をしていきたいんだ。希望としてはONEが11月にアトランタで開くUS大会で、MMAの2戦目を戦いたい」

ADCCかCJI、今はまだ心が揺れている状態。来週には答を出す

――今週末にMMAを控えているケイドですが、今、グラップリング界が揺れています。クレイグ・ジョーンズがADCC世界大会に100万ドルの賞金が懸かったトーナメントをぶつけてきました。

「ADCCは五輪のように世界最大の柔術トーナメントだ。未来永劫に、ね。クレイグ・ジョーンズは2階級で優勝賞金100万ドルの16人制トーナメントを行う。賞金目的で多くの選手がADCCを離れるだろう。僕とタイはADCCで戦うのか、クレイグ・ジョーンズ・インビテーショナルで戦うのか。まだ決めていない。

ADCCがなければ、ここまで柔術が脚光を浴びることはなかった。同時に100万ドルは大きいよ」

――8月、ケイドとタイがTモバイル・アリーナ、あるいはトーマス&マック・センター――どちらに姿を現すのか。いずれにしても、楽しみでならないです。

「2年前、トーマス&マック・センターでADCC世界大会を戦った時、4試合で4つの一本勝ちを収め生涯最高のパフォーマンスを見せることができたと思っている。あの会場は本当に思い入れがある。クレイグ・ジョーンズが、あの会場を使用する。そして、より大きなTモバイル・アリーナで開かれるADCC世界大会はチケットもほとんどソールドアウトらしい。二つのショー、それぞれが最高になるだろう。

ほんと、難しいよ。タイとずっと話し合ってきた。来週には答えを出さないといけないけど、今はまだ心が揺れている状態だよ」

■放送予定
6月8日(土・日本時間)
午前8時45分~U-NEXT

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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN236   アンドレ・フィーリ ダン・イゲ レローン・マーフィー

【UFN236】右クロス一閃! ダン・イゲが代役フィーリを一撃でマットに沈める

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
Def.1R2分43秒 by KO
アンドレ・フィーリ(米国)

当初はレローン・マーフィーと対戦する予定だったイゲだが、マーフィーの負傷欠場により、フィーリとの試合に臨む。サウスポーのフィーリに対し、イゲが左ジャブを突く。下がりながらローを見せるフィーリ。スイッチして左ジャブを繰り出すフィーリだが、イゲの右カーフが当たる。イゲの右ボディストレートに、フィーリが左フックを返した。フィーリがサウスポーになると、イゲが右インローを当てる。ガードを固めるイゲは、ケージ中央で右クロス一閃! この一撃でフィーリがダウンし、イゲが追撃のパウンドを決めてKO勝ちした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN210 アレン・アメドフスキー アンドレ・フィーリ キック グレゴリー・ホドリゲス コリー・サンドハーゲン ジェイク・シールズ ジャビッド・バシャラット ジョセフ・パイファー ジリアン・ロバートソン ソン・ヤードン トニー・グレーブリー トレヴィン・ジレス ビル・アレジオ ホドリゴ・ナシメント ボクシング マフクアンドレ・バリユー ローマ・ルックンブンミー

【UFN210】グレーブリーと対戦、ジャビッド・バシャラット「他のバンタム級ファイターとは違う」

【写真】明晰な頭脳と、タフな精神を持っていそうなジャビッド・バシャラットだった(C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN210:UFN on ESPN+68「Sandhagen vs Song」でジャビッド・バシャラットがトニー・グレーブリーと対戦する。

アフガン生まれ、7歳の時に英国へ移住したバシャラットは、弟のファリドが前回のコンテンダーシリーズでUFCとの契約を実現させた。ファイトウィークに弟が人生を賭けたし勝負に挑む。その事実はジャビッドの心理状態にどのような影響を与えたのか等を尋ねた


――2度目のUFCでの試合を土曜日に控えているなか、昨夜のコンテンダーシリーズでは弟さんのファリドが試合をしました。自身の試合があるなかで、弟の人生が懸かった試合がある。戦いになかなか集中できなかったのではないでしょうか。

「もちろん、弟の試合のことは気になったよ。でも、これまでに何度も同じに日に戦う経験を子供の頃からしてきた。同じ週ではなく、同じ日にね。そうやって僕らはキャリアを積んできた。今回は僕にとっても、弟にとっても人生で一番大きな試合という状況だけど慣れたものだよ。こういうのはね。

それに弟の力を信じていたし、間違いなく勝ってUFCと契約できると思っていた。だから何もマイナスになることはなかった。ファリドには『契約が懸かっているからと言って、何か余分なことをする必要はない』と伝えていたんだけど、しっかりとそのアドバイスを守っていたよ。サブミッションやKOが望まれているのは分かっている。でも、弟のスタイルは綺麗で、普通にやれば詰まらない試合にはならない。だから無理矢理フィニッシュを狙い過ぎて、いつもと違う動きをする必要なんてないんだ」

──コンテンダーシリーズだからといって、自分のスタイルを変えてはいけないと。

「もちろん、退屈な試合をしてはいけない。ファリドは普段から、動きで人々を魅了できる。だから、自分の良さを失わないで戦うことが必要だったんだ」

──実際判定勝ちでしたが、フィニッシュできなかったことで契約できないかもという不安はなかったですか。

「ほとんどなかった。弟はやり過ぎることなくフィニッシュを狙っていたし、相手はタフだったからね。いつもフィニッシュできるわけがない。コンテンダーシリーズではフィニッシュが必要というのはその通りだ。でも、狙いすぎてペースを乱した結果、隙ができて負ける選手もいる。当然、安全に戦うことは大切だけど、そこに重きを置きすぎた試合をしてはダメだ。気を抜かないよう、フィニッシュを狙う。そういう試合をファリドはしていたよ」

──結果、UFCとのサインを勝ち取りましたが、ファリドの勝利はジャビッドの背中をさらに押してくれたでしょうか。

「もちろん、そうなったよ。もう弟の試合のことを考えないで済むしね。今はリラックスして、自分の試合に集中している。ただ弟と一緒に勝つことをモチベーションにしていたわけじゃない。戦うのは僕本人、他からモチベーションが得られるようは求めていない。それでも一緒に練習して、弟が自分の戦いをして勝ったのだから、自分もそうできると信じているよ」

──ところでジャビッドはアフガニスタン生まれですが、英国育ちだそうですね。

「20年前、7歳の時にアフガニスタンを離れた。アフガニスタンは内戦状態が続いており、家族が安全に生活できる環境がなかった。父は国を離れることを決め、まずはパキスタンの難民キャンプに身を置き、そこからロンドンに移り住んだんだ。アフガニスタンにいる時は体だけでなく、メンタル面でも常に生き残ることを考えて、凄くタフになれた。そしてロンドンでマーシャルアーツに出会って、新しい人生を見つけることができたんだ。英国が、ロンドンが僕らの人生を変えてくれた。感謝してやまないよ」

──今はそのロンドンを離れて、ラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで練習していますね。

「ロンドンを離れたわけじゃない。練習のために来ているんだ。ボクシング、キックボクシング、柔術、レスリングと全ての面で上達させるには、上のレベルでの練習が必要だった。コンテンダーシリーズに出た時にエクストリーム・クートゥアーで練習させてもらい、UFC PIも知った。『あぁ、ここだ。次のレベルに行くには、ここで練習するしかない』と思った。ただ僕はいつも練習しているから、ずっとラスベガスにいることになる(笑)。

楽ではないね。生活のコスト、練習をするのも金が必要だ。そうやって10カ月やってきたので、なかなかハードだよ。でも、将来に向けて僕のスキルは朝の練習ごと、夜の練習ごとに進化している。ジェイク・シールズとデイビー・クーパーのお陰でね」

──バシャラット兄弟の試合を見ていると、しっかりと自分をコントロールして、やるべきことがクリアになって戦うことができているように感じます。

「試合中は何を考えようが、何が起こるか分からないことを理解しているんだ。だから、弟の試合でもコーナーに就くことはない。僕の戦いは僕の戦いで、弟の戦いは弟の戦いだ。集中力を切らさないよう戦うだけなんだ。それは僕の生い立ちのなかで、身に着けることができた能力なのかもしれない。

自分が何をしないといけないのか。自分のすべきことに集中している。運よく、ここまで無敗でこられたけど、自分のやるべきことをやって負ければ、そこから学ぶことは大いにあるはずだ。自分のやるべきことができず、全力で戦えない方が敗北よりも良くないことだと思う。こんな風だから試合前は凄くナーバスになってしまうんだ。

相手を恐れているからじゃない。自分の全てを出して戦えるかどうかという部分で神経質になる。僕が人生を賭けて練習してきたことを、15分で出し切れるのか。出し切れないことを考えると、怖いんだ。簡単なことじゃないからね、相手がいて。その相手も同じに様に全てを賭けて僕を倒そうとしているわけだから」

──ところでエクストリーム・クートゥアーでは、日本人選手と練習することもありましたか。

「イエス、イエス、イエス。タツロー・タイラ、リョー・オカダ。それとレイだ。凄く気持ちの良い連中だよ。リョーはベリーナイスガイだ。そして、皆よく練習をするし。良い練習ができた。レイも良い選手だ。将来有望だよ。レイは練習をしっかりして、パーティーもせず練習で何がデキて、何がデキなかったかをしっかりと分かっていた。とてもスマートだ」

──怜選手は前の日曜日に日本で試合をして、1RでTKO勝ちしています。ジャビッドも続きたいところですが、グレーブリーは力強いテイクダウンを持つレスラーです。ジャビッドは彼に対して、どのようなアドバンテージを持っていると考えていますか。

「全てだ。僕は全てにおいて彼を上回っている。レスリングですら、ね。レイに尋ねてくよ。どれだけ僕はレスリングが強いかのを(笑)。僕はウェルラウディット・ファイターだ。レスリング、グラップリング、打撃、全て僕の方が上だよ。彼はレスリングがベースだから、テイクダウンを狙ってくるだろう。でも、受けて立つよ。テイクダウンを奪われることはない。試合を見て欲しい。

土曜日は、僕が他のバンタム級ファイターと違うところを見せるよ。いつまでもランク外やランクの下の方で戦うつもりもない。すぐにランキングを上げて、大きな契約をして、ビッグマネーを手にするよ(笑)。もちろんタイトル挑戦がすぐに実現するとは思っていない。でも、まだ時間も残されているし、急がない。それに本音をいえばトニー・グレーブリーは最もハードな相手だ。KOパワーがあるし、レスリングが強い。でも何を恐れていない。自分がどれだけのものか、トニー・グレーブリーと戦った確認するんだ」

■視聴方法(予定)
9月18日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN210対戦カード

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
ソン・ヤードン(中国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジュグアニ(米国)
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ(米国)
ビル・アレジオ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー(マケドニア)
ジョセフ・パイファー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タナー・ボザー(カナダ)
ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
デイモン・ジャクソン(米国)
パット・サバティーニ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
トレヴィン・ジレス(米国)
ルイス・コウシー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
サラ・マクマン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
デニース・ゴミス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
ダニエル・セジューベル(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
マリア・アガポヴァ(カザフスタン)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)

<ライト級/5分3R>
ニコラス・モッタ(ブラジル)
キャメロン・ヴァンキャンプ(米国)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC FPI02 アンドレ・フィーリ シェーン・シェピロ ボビー・グリーン

【UFC FPI02】一度はマウントを逃れたフィーリが、シェーン・シェピロのノースサウスにタップ

<ウェルター級/8分1R>
シェーン・シェピロ(ブラジル)
Def. 3分04秒by ノースサウスチョーク
アンドレ・フィーリ(米国)

パンチャーのイメージが強いフィーリが、ボビー・グリーンをヒザ十字で一蹴した柔術黒帯のシェピロとどのようなグラップリングを見せるか。アームドラッグからシングルレッグに出たシェピロがダブルに切り替える。引き込むように下になったフィーリは、キムラロックからリバーサルを狙う。

シェピロはこれを潰して、ハーフから瞬く間にマウントを取る。右腕を差したシェピロは1分間マウントを維持するも、フィーリがブリッジから暴れ、腰を押してエビから足を戻しつつ足関を狙う。そのまま上になり離れたフィーリは、トップゲームへ。ハーフバタフライで横回転、すぐにスイープを決めたシェピロはここもニースライスからパス、ここも暴れるフィーリに対して上四方に回ってノースサウスチョークへ。フィーリはロールができず、タップした。


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【UFC ESPN35】ダビデの星の空手家ナタン・レヴィ「上地流」「沖縄」「極真」「MMA」「型」「組手」

【写真】パリで生まれ2カ月でイスラエルへ。家庭ではフランス語、外ではヘブライ語を使って生活していたという(C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)──ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN35「Font vs Vera」でナタン・レヴィがマイク・ブリーデンと戦う。

空手家レヴィが2つの空手で学んだこととは。


――ナタン、インタビューの時間を設けてくれてありがとうございます。

「オハヨウゴザイマス。こちらこそ、ありがとう」

――おお、早速日本語ですね。なぜ、その言葉が出るのかは追い追い話してもらいます。その前にですが、土曜日にマイク・ブリーデン戦が控えていますが、今の気持ちを聞かせてください。

「もう準備はできているよ。とにかくUFC初勝利が欲しい。前回は間違いをおかしてしまったから、僕がどのエリアでも戦えるウェルランディットファイターだと証明したいんだ」

――一本勝ちもしっかりとしているナタンですが、やはり日本の記者として空手との関わり方が非常に興味があります。

「空手は15歳のときに始めた。空手とクンフー。空手は上地流空手を習い、16歳の時に沖縄を訪れたんだ。その時は1カ月間、上地流の稽古をした。

稽古は当然楽しかったよ。何より沖縄の人々が素晴らしかった。何か困っていると、誰もが助けてくれる。1度、バス停で道場に一番近い停留所はどこか女性に尋ねたら、彼女は家が近所だったらしくて、車で僕を道場まで送ってくれたんだ。30分もドライブしてね」

――それは素晴らしい異国での思い出ですね。

「稽古もね、素晴らしかったよ。まずレベルが完全に誓っていたよ。沖縄は最高のマスターがいた。1年後に再び沖縄へ行き、今度は3カ月間稽古をして初段を習得したよ。

ただし、2度目の沖縄での生活は1回目のように楽しいだけのモノではなかった。内弟子制度のような形で滞在したので、とても規律が厳しかったんだ。朝早くから起きて他の弟子と稽古があり、道場でもぶっ通して稽古があった。

僕はお金もないからライスかパスタしか食べていなくて。でも、あの厳しい経験が今の僕を創ってくれたと感謝している。生徒は客じゃない。先生は雇い主じゃない。先生はボスだ。先生と一緒に食事に行っても、僕が何を食べたいか尋ねられることは一度もなかった。出されたモノを食べるんだ。

ヤンチャしている日本の若者は、両親の前で先生に竹刀で打たれていた。でも、それは良い人間になるための教育だと皆が理解していた。

沖縄での日々で技術だけでなく、最高のマナーを身に着けることができたと思っている。沖縄にいた日本人よりも、僕の方が規律のある人間だったと思う(笑)。全ては先生のおかげだよ」

――その空手からMMAに転向したのは?

「イスラエルに戻り、空手道道場を複数開き指導をしていた。充実していたよ。空手家の指導者として充実していた。指導をして生徒は成長するしね。でも、僕自身は下降線を下っているように感じたんだ。そしてインターネットでMMAを視て、すぐに興味を持った。道場を閉め、全てを捨ててラスベガスに移り住み、今こうやって戦っているんだ」

――そのような状況で極真空手の練習をするようになったのは、なぜですか。

「MMAを始めて、何が違った打撃を学びたくなったんだ。その時、友人が川口にある極真空手の道場を紹介してくれてね。2度、極真の稽古で日本を訪れた。そこでアルトゥール・ホヴァニシアン師範と出会い、イスラエルではアルトゥール先生の指導を受け、極真空手のレーニングをしてきた。今、普段はイスラエルに住んでいて極真のトレーニングをしている。ラスベガスに行ったときはMMAに集中しているんだ。

僕が思うに、極真の本分は競技にあると思う。マーシャルアーツは、どうしてもイマジネーションに走り勝ちだよね。でもケージ、リング、畳の上では幻想は通用しない。そこにあるのは圧倒的なリアルだけだから。

極真は伝統的な部分もあるけど、いかに有効な攻撃であるかが追求されている。ウェイトトレで強くなれるのなら、どんどん採り入れる。試合に勝つためのテクニックを貪欲に吸収して、時間を無駄にしない」

――空手といっても上地流と極真はまるで別物かと思います。

「イエス。護身と競技は違う。セルフディフェンスに裏回し蹴りは必要ない。でも競技では相手を驚かせる必要がある。ただし伝統的な規律や道義心は両方のスタイルの根底にあるはずだよ。

僕の場合、上地流では型にフォーカスしている。組手もあるけど、沖縄では型に力が入れられていた。極真は組手とボディコンディショニングが重視されている。スタミナや瞬発力がね。

MMAを戦う時、型が試合を助けてくれることは、まぁない。ただし、自分の体を知る上で型は欠かせない。型をすることで考えとボディがつながる。でも、組手の競技に出るときは組手に専念した練習が必要だよ。

僕は色々な競技を学んでMMAを戦っている。でも、技術だけでなく人格形成に大きくかかわっている空手が凄く大切で、自分のことは空手家だと思っているんだ。引退後はMMAだけでなく空手の指導もしたい」

――ナタンの言葉が説得力を持つのは、やはりMMAで勝った時かと思います。

「とにかくベストを尽くすことだよ。諦めない。このベストを尽くすということが皆に伝われば嬉しい。『勝て』じゃないんだよね。日本の人は『勝て』とはいわない。ガンバッテクダサイと言うよね。

でも土曜日の試合は、僕の手が挙げられるシーンを皆に見てほしい。作戦はあるけど、ケージでは何が起こるか分からない。作戦を軸にグラウンド、スタンド、空中でも使い切って僕が勝つ」

――空中も(笑)。ナタン、今日はMMAから離れてしまったかもしれないですが、とても興味深い話をありがとうございました。

「アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
5月1日(日・日本時間)
午前5時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN35計量結果

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント: 138.5ポンド(62.82キロ)
マルロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー265 ポンド(120.2キロ)
アンドレイ・オルロフスキー: 246ポンド(111.58キロ)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョアンデウソン・ブリト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 155.5ポンド(70.53キロ)
グラント・ドーソン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
トリスタン・コネリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185ポンド(83.91キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 247ポンド(112.03キロ)

<フライ級/5分3R>
ダニエル・ダ・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)
フランシスコ・フェイゲイレド: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ユアン・リネス: 169ポンド(76.66キロ)
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ブリーデン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ナタン・レヴィ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジナ・マザニー: 126ポンド(57.15キロ)
シェイナ・ヤング125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)
カーロス・キャンデラリオ: 126ポンド(57.15キロ)

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【UFC ESPN35】平良達郎、初陣の相手=キャンデラリオ「10年以上、UFCで戦うことを目標に生きてきた」

【写真】相手が平良達郎でないなら、100パーセント応援したくなるキャンデラリオだ(C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)──ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN35「Font vs Vera」でカーロス・キャンデラリオがJ-MMA界の至宝=平良達郎とオクタゴン・デビュー戦を戦う。

2017年のコンテンダーシリーズで強豪に勝利もサインはならず。それが昨年はLFA王者を相手に激闘の末判定負けを喫したにも関わらず、契約を結ぶことができた。

既に山あり谷ありのMMAファイター人生を送ってきたキャンデラリオ――平良に負けないだけの想いが詰まった初陣になりそうだ。


――平良選手との試合が迫ってきました(※取材は4月27日(現地時間)に行われた)。

「凄く良い調子だよ。あと計量まで、いくつか気を付けないといけない点があるだけで。計量の日になれば、バトルに向けて全て準備は整った状態になっているよ」

――UFCファイターのキャリアはここから始まるのですが、2017年のコンテンダーシリーズを視聴していた人間からすると、カーロスがUFCで戦うというだけで長い旅路だったと思ってしまいます。

「アハハハ。ホント、その通りだね。2017年のコンテンダーシリーズで勝利したけど、サインはできなかった……」

――対戦相手のホナウド・カンジドはTUF にも出演していた修斗ブラジルのフライ級チャンピオンでした。

「あの優れた選手に勝てた。動きも良かった。契約できる自信もあった。でも、ダナ・ホワイトは僕を選ばなかった。精神的に凄く厳しかったよ。ひどく落ち込んだよ。それにフライ級自体がなくなるかもっていう話を浮上していたし、試合を戦う気持ちになれなかったんだ。ケージで戦うには情熱を持って、それだけの気持ちがないと無理だからね。

ジムで指導と練習は続けていたんだけど、戦うために必要な心の火がつくような気持ちになれなかった。逆に燃え尽きてしまったような感じでね……。でも、ある朝に目を覚ましたら『またやろう』っていう気になっていたんだ」

――復帰を決めた2021年、4月の堀内佑馬選手との試合を欠場しました。

「あの時は悪寒がして、ブルブル凍えているような状態になったね。コロナで陽性になったと思った。そうなると隔離もあるし、試合に出るのはリスキーだと思ったんだ。また良くなれば、ケージに飛び込む。それで良いじゃないかって」

――そしてコンテンダーシリーズで、戦う機会を得ることができました。ただし、結果はヴィクター・アルタミラノと戦いタフファイトの末に判定負け。しかし、大逆転のUFCとの契約という結末が待っていました。

「まさか、だよね。前は勝っても契約できなかったのに。最終試合後、僕は負けたのにオクタゴンの方に戻ってくれって言われて。『もう1試合、コンテンダーシリーズで戦うチャンスを貰えるのかな』なんて思っていたんだ。きっと、欠場が出たんだってね」

――そうなりますよね。それがまさかの大逆転と。

「いろいろな感情が溢れ出てきた。もちろんハッピーだったよ。でも信じられない気持ちも大きかった。実際、あんなことが起こるなんて全く期待していなかったから」

――人生がひっくり返った瞬間でした。

「ホントにその通りだよ。クレイジーだよね(笑)。敗北を祝うなんて、おかしな気分だった。結果としてサインができ、本当に嬉しかったよ。2017年のコンテンダーシリーズの後、コーチやマネージャーとローカルプロモーションで戦っていくのか、ショートノーティスでUFCで戦うチャンスが巡ってくるのを待つのか――とか。色々な話をし続けてきたからね。

いずれにせよ、僕は必死だったけどUFCは僕に興味はなかった。でも諦めたくはなかった。またローカル団体の王者になってでもUFCとサインするという気持ちだったんだ。色々と大変で、ネガティブな気持ちに支配されることも正直にいえばあった。

でも17歳のときにHOOTERSかどこかでUFCを見て以来、10年以上UFCで戦うことを目標に生きてきたんだ。で、ようやくその時を迎えることができる。この期間は、まさに自分の存在価値を賭けたロングジャーニーだったんだよ」

――UFCとサインすることで達成感がある。ただし、最初に申し上げたように、ここが第一歩です。その一歩目で平良選手と戦います。

「彼の試合はいくつか見たよ。コーチとも話し合った。若くて優秀な選手だよ。ただし、彼はまだ僕のような選手と試合をしたことがない。レベルの違う戦いに彼は足を踏み入れることになる。

と同時に試合は何が起こるか分からない。だから、どの局面でしっかりと戦えるように練習してきた。どの場面でもタイラに劣ることはない。何があろうが、僕は仕上がっているよ」

――夢の潰し合いですね。土曜日、どのような試合を世界に見せたいと思っていますか。

「ダナ・ホワイトが僕とサインしたことは、正しかったと証明したい。僕はピークにあり、成熟してきた。しっかりと僕の技術を見せたいと思う」

――カーロス、今日はありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「僕はPRIDE時代から日本のMMAが好きだった。そして、日本のファンのMMAを見る目の確かさを知っている。スイープで人がわく。まず米国のファンには見られないリアクションだよ。

あの雰囲気のなかで、戦うのは僕の夢の1つなんだ。土曜日は日本のファンの皆が100パーセント、タイラをサポートすることは分かっているけど――ね」

■視聴方法(予定)
5月1日(日・日本時間)
午前5時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN35計量結果

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント: 138.5ポンド(62.82キロ)
マルロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー265 ポンド(120.2キロ)
アンドレイ・オルロフスキー: 246ポンド(111.58キロ)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョアンデウソン・ブリト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 155.5ポンド(70.53キロ)
グラント・ドーソン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
トリスタン・コネリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185ポンド(83.91キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 247ポンド(112.03キロ)

<フライ級/5分3R>
ダニエル・ダ・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)
フランシスコ・フェイゲイレド: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ユアン・リネス: 169ポンド(76.66キロ)
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ブリーデン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ナタン・レヴィ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジナ・マザニー: 126ポンド(57.15キロ)
シェイナ・ヤング125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)
カーロス・キャンデラリオ: 126ポンド(57.15キロ)

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【UFC ESPN35】計量終了 平良達郎、いよいよ!!

【写真】キャンデラリオのリカバリー具合も気になるところだ(C)Zuffa/UFC

30日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC A PEXで開催されるUFC on ESPN35「Font vs Vera」の計量が29日(金・同)に行われた。

メインのバンタム級戦でマルロン・ヴェラと対戦するロブ・フォントが138.5ポンドと体重オーバーに。キャッチウェイト戦を戦うこととなった。

ヘッドライナーが軽量失敗となった今大会のオープニングマッチではついに平良達郎が、カーロス・キャンデラリオを相手にUFCデビュー戦を戦う。


本計量で平良はやや硬い表情で計量台に乗ると、125.5ポンドでパス。僅かに口元に笑みを浮かべたものの、表情は厳しいままだった。

フェイスオフでは顔を左右に振るキャンデラリオの視線を逃がさないかのように、平良は目で目を追い続けた。途中からはポケットに手を入れ――珍しく気持ちを態度を表していたように見えた。

■視聴方法(予定)
5月1日(日・日本時間)
午前5時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN35計量結果

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント: 138.5ポンド(62.82キロ)
マルロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー265 ポンド(120.2キロ)
アンドレイ・オルロフスキー: 246ポンド(111.58キロ)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョアンデウソン・ブリト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 155.5ポンド(70.53キロ)
グラント・ドーソン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
トリスタン・コネリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185ポンド(83.91キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 247ポンド(112.03キロ)

<フライ級/5分3R>
ダニエル・ダ・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)
フランシスコ・フェイゲイレド: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ユアン・リネス: 169ポンド(76.66キロ)
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ブリーデン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ナタン・レヴィ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジナ・マザニー: 126ポンド(57.15キロ)
シェイナ・ヤング125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)
カーロス・キャンデラリオ: 126ポンド(57.15キロ)

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【UFC ESPN35】世界と戦う日本人(08)平良達郎─後編─「自分はあります──けど、一回やってみないと」

【写真】ついに夢が現実になる。どのような現実が平良に待っているか (C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)──ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN35「Font vs Vera」でカーロス・キャンデラリオとUFCデビュー戦を戦う平良達郎インタビュー後編。

フワフワしている。楽しみ。自信はある。緊張してきた。あらゆる感情が入り交ざってい平良にとって、UFCとはまさに夢にまで舞台である一方で、未知の領域でもある。1月から2月にかけてのエクストリーム・クートゥアーでの練習で、北米のレベルを知った平良は、夢が現実になる時直前の心境を吐露した。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第8弾─後編─、平良達郎の話に耳を傾けたい。

<平良達郎インタビューPart.01はコチラから>


──怜選手はプロデビューから1年で、常に「日本のフライ級のトップクラスと戦っても負けない」と口にしています。

「そう思います。パンクラスのベルトはすぐに取っちゃうんじゃないかなって」

──修斗だと取らせない?

「いや(苦笑)。それって、僕がチャンピオンだったらっていうことですか」

──ハイ。その通りです。

「それは取らせないですよ。戦うようなことがあっても、ベルトはあげないです。でも、相当に強いですよ。怜君と練習をしていると、僕も強くなれます。それぞれが自分のキャリアを積んでいって、将来的には……ひょっとすると、ぶつかるかもしれないです」

──怜選手に対して、そういう気持ちでいるのですね。

「同じ舞台に上がれば、可能性はあるじゃないですか。僕もパラエストラ柏のフライ級の選手と修斗で組まれそうなこともありましたし。だから今は別のところで戦っていますが、怜君がUFCで戦うようになれば戦うことはあるかもしれないです」

──なるほど。では、ここまでの仕上がり具合を教えてください。

「あと3週間になって、スタミナとか異常に上がっています。仕上がりも凄く良いです。ただ焦りもあって……練習とかも、雑になることがあります。そういう時は動きが良くないです。でもコンディションが良いので、これから3週間もっと突き詰めることができると思います」

──ZOOMの画面からですが、ラスベガスにいた時より生気が漲っているように見えます。

「そうですか!! 来週の日曜日からラスベガスに行くのですが、ちょっと不安です。前に行った時よりも暑くなっているでしょうし、あの乾燥はどうなっているのか……というのはあります」

──通常の現地入りより1週間早い。なぜ、この日程に決めたのでしょうか。

「エクストリーム・クートゥアーで練習させてもらった時に、最初の1週間の動きが悪かったからです。岡田さんとも話をして、試合の週の火曜日にベガスに入る予定はキツイなって。自分は1カ月ぐらいベガスにいようかと思っていたのですが、逆に減量しながらの練習になってケガが怖いのでそれはしなかったです。

ラスベガスだと仲が良いっていうまで人間関係は築けていないので(笑)。だからギリギリまで日本で鍛えて、2週間前に岡田さんと現地入りします。岡田さんに頼りつつ、残りの期間で仕上げていこうかと思っています」

──正直、これまでよりも不安要素が多いかと。

「(苦笑)。ちょっとフワフワしていて……不安といえば不安ですね。何を持っていこうかとか考えると。でも、ファイトウィークには松根さんも来てくれますし、そこまで不安もないです。それより楽しみな方が大きいですし。ラスベガスで戦えることに、ワクワクしています」

──そこで戦うキャンデラリオについて、どのような印象を持っていますか。

「どういう戦いをしてくるのか……。でもバケモノのような選手ではなくて、イメージでいうと気持ちの選手で、タフな選手だと思います。ただメチャクチャ凄い打撃や寝技を持っているわけではない。コンテンダーシリーズの試合では自分から試合を創りにいっていたので、受けに回らないようにしないとなっていうのは感じました。けど、UFCの本戦でああいう風に戦ってくるのか。そんな感じです」

──自信のほどを聞かせてください。

「自分はあります──けど、一回やってみないと自分の立ち位置が分からないというか……。とりあえず安心したいです。フィニッシュして、勝って……。UFCで戦っていける力があることを見せたいです。清水(清隆)さん、福田(龍彌)に勝って来たことを自信にしたいです。勝機……VJTで戦った選手は、正直あまり強くなかったじゃないですか。映像を見るだけじゃレベルが分からない。それはラスベガスに行って気づきました。こんなに強いのかという選手も多かったです。だから、試合が始まるまでどういう試合展開になるのか分からないです、今は。でも、自信はあります」

──平良スゲェという声の裏で、まだ分からないという声も以前から聞こえていたと思います。このチャンスにダイブしないと、何のためにMMAをしているのか分からないですしね。高嶺の花と思っていて女性に誘われて、『僕にはまだ早いです』なんて言ってられないですよ。

「もう完璧な例えです(笑)。腕試しです。自分がどれだけできるのか、全てをぶつけるだけですし、そういう意味では楽しみでしかないです。でも、こうやってインタビューを受けていたら緊張してきたんですけど……」

──なぜ、ですか(笑)。

「……。でも本当に楽しみなんです。どのくらい掛かるかは僕も分からないですけど、ベルトを目指しているので。こんなところで、こけられないです。『平良、また進化したな』って思ってもらえる試合がしたいです」

■視聴方法(予定)
5月1日(日・日本時間)
午前5時30分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN35対戦カード

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント(米国)
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー(米国)
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ(米国)
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
グラント・ドーソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
トリスタン・コネリー(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
チェイス・シャーマン(米国)

<フライ級/5分3R>
ダニエル・ダ・シウバ(ブラジル)
フランシスコ・フェイゲイレド(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ユアン・リネス(カナダ)
ゲイブ・グリーン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ブリーデン(米国)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<女子フライ級/5分3R>
ジナ・マザニー(米国)
シェイナ・ヤング(米国)

<フライ級/5分3R>
平良達郎(日本)
カーロス・キャンデラリオ(米国)

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