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【LFA187】ブラジル×南米。メインにPFLベスト4のレアルが出場。最注目はプロ4戦目のアリーサ・ベルトソ!!!!

【写真】上がブラジル勢、下がラテンアメリカ勢。要注目のベルトソの姿がチーム・ブラジルに見られないのも面白い。それだけ計量が厳しいという見方もできるが――果たして(C)LFA

6日(土・現地時間)、ブラジルはサンパウロ州カジャマルのジナージオ・ド・ポルビーリョでLFA187「Brazil vs Latin America」が開催される。
Text by Manabu Takashima

LFAにとって初の試みとなるブラジルとその他の南米諸国ファイターとのチーム対抗戦。プレリミに出場するキューバ勢を加えると、アルゼンチン、ベネズエラ、パラグアイ、ペルーと五カ国とブラジル勢のマッチアップとなる。


メインカード7試合の特徴は、両陣営ともレコードが綺麗なファイターが多いということ。ブラジル勢の戦績を合計すると64勝12敗、ラテンアメリカ勢は51勝13敗だ。

北米進出を果たしているのはメインに登場する元LFAウェルター級王者で昨年のPFLでプレーオフ進出を果たしたカルロス・レアルだけだが、つまりはブラジル国内で好成績を残した選手が集結していることになる。

南米勢では、レアルとメインで戦うマルエル・メナはベネズエラ人だがアルゼンチンのノヴァウニオン・アルゼンチンに在籍し、MMAキャリアもアルゼンチンで積んでいる。そのメネは計量で176.6ポンドとリミットを5.6ポンドもオーバーしているが、レアルが対戦を受けている。

同じくベネズエラ人ファイターのルーカス・ミレティとパラグアイのレンソ・コルティはブラジルを主戦場としているファイターだ。

カード全体を眺めてみても、ラテンアメリカ勢はアルゼンチンが中心で、ここは両国間のライバル心が特に強い。なお現在開催中のサッカーのコパ・アメリカのグループリーグでブラジルより上位だったコロンビア、今大会の翌日に準決勝で対戦するウルグアイ勢の出場がないのも面白いところだ。

ブラジルの国内MMAで好成績を残しているファイター達が他の国のファイターとは別次元の経験を積んでいることを示すことになるのか。あるいは、そのブラジル意外の国の選手達が成長ぶりを見せつけるのか――そんなLFA187だ。

今後が期待のブラジル勢が揃っている同大会で、誰か1人注目ファイターを挙げろといわると、それはメインカード第1試合でペルーのアレハンドラ・フェルナンデスと戦うアリーサ・ベルトソになるだろう。

プロキャリア3戦を全てLFAブラジル大会で戦ってきたベルトソだが、それ以前にアマチュアで16勝1敗のキャリアを誇り、IMMAF世界王者に輝いている。

ベルトソは先日のInvicta FCで大島沙緒里を下したアンドレッサ・ホメロリオも所属する女子MMAチーム=MSP所属だが、アマ時代はバーレーン王国が、彼女に国籍を与えバーレーン代表としてKHKジムのメンバーにもなっていた。そこでは国別対抗戦=Super Cupでバーレーンを優勝に導き、当時からプロ級の実力を見せていたベルトソは、今やリオのアマゾネス軍団最強戦士であり虎視眈々とUFCへのステップアップを目指している。

対戦相手のフェルナンデスは1勝1敗、今回の試合はLFAがベルトソに与えた一大デモンストレーションとなる可能性が高いだろう。

■視聴方法(予定)
7月7日(日・日本時間)
午前9時~UFC Fight Pass

■ LFA187メイン対戦カード

<176.6ポンド契約/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
マルエル・メナ(ベネズエラ)

<128.6ポンド契約/5分3R>
マルコス・デリ(ブラジル)
イグナシオ・フェルナンデス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
サムエル・ジアス(ブラジル)
レンソ・コルティ(パラグアイ)

<フェザー級/5分3R>
イングレソン・ジラーラ(ブラジル)
ルーカス・ミレティ(ベネズエラ)

<バンタム級/5分3R>
アポロ・ゴミス(ブラジル)
リオネル・アボイェル(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・ドレート(ブラジル)
レアンドロ・ソラノ(ベネズエラ)

<女子ストロー級/5分3R>
アリーサ・ベルトソ(ブラジル)
アレハンドラ・フェルナンデス(ペルー)

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45 AB DEEP DEEP JEWELS INVICTA Invicta FC55 MMA MMAPLANET o アンドレッサ・ホメロ ブログ 大島沙緒里

【Invicta FC55】Invicta FC初陣=ホメロ戦へ、大島沙緒里「こんなに楽しみなことがある。凄く幸せです」

【写真】大島は104.6ポンド(47.44キロ)、ホメロは105.7ポンド(47.94キロ)で計量をパス。ちなみに東よう子と戦うテイラー・ガルダードは1Pオーバー規約から1.7ポンド・オーバーだった(C)INVICTA FC/DAVE MANDEL

28日(金・現地時間)に米国カンザス州カンザスシティのメモリアルホールで開催されるInvicta FC55「Bernardo vs Rubin」で、待望の同プロモーション所詮を迎える大島沙緒里。
Text by Manabu Takashima

DEEPとDEEP JEWELSミクロ級王者の大島は、前回のチャンプチャンプ対決から約1カ月でInvicta FCでアンドレッサ・ホメロと戦う。本人も認める適正階級はミクロ、それでも上を目指すという強い意思が大島をInvicta FCアトム級に誘った。


――明後日にInvicta FCデビューを控えた大島選手です(※取材は27日に行われた)。前回のダブルタイトル戦から1カ月のインターバル。最近、負傷がちという印象もありますが、この短いインターバルで調整等はいかがでしたか。

「MMAの選手も、柔道の選手も何かしら負傷は抱えているモノですし、それで試合を続けていますからね。インターバル期間でいえば、もう少し欲しいというのは本音です。ここ数カ月間、子育てが十分にできていないということがあったので。体調的にも試合の直後に少し崩しましたが、そこは立て直しました。やっぱりインターバルが1カ月というのは初めてだったので、体に慣れないことはありました。でも、試合に向けては万全で迎えることができています」

──前回はミクロ級、今回はアトム級です。

「この期間で、それが逆だったら試合はできていなかったと思います。体重が増え過ぎないように気を付けて、最後に塩抜きをすればアトム級では食事もできますし。1ポンドオーバーがなくても、大丈夫です」

──対戦相手のリカバリーを考えると、試合当日は体格差があるのも覚悟の上ということになりますか。

「相手は少し大きくなりますね。私もミクロが適正だとは思っています。でもミクロ級だけだと、試合もそれほどできないです。アトム級も自分の階級だと言い聞かせながら戦っています(笑)。今回の試合は相手がブラジル人選手ですし、自分がどこまでやれるのか。試してみたいという気持ちがあって、楽しみです。

2年ぐらい前からInvicta FCで戦いたいと伝えていました。そのなかで、やらないといけない試合もたくさんあって、ここまで時間が掛かってしまいました。アトム級で試合ができる海外の大会は多くないですが、もう日本では一通りの対戦相手と戦い切りました。色々な階級で戦ってきても、今後は試合を組むことが難しくなってくるのも分かっていました。

それなら、せっかくMMAの世界に入ってきたので、国内だけでなく海外のMMAの世界を見てみたいと思って。Invicta FCで戦いたい、狙いたいという風になりました。

Invicta FCには強い選手しか、日本から出場できていないので──そこはプレッシャーにはなるのですが、最終的な目標はInvicta FCのケージでチャンピオンになって、子供達と写真を撮ることです」

──そのための第一歩となるInvicta FC初戦は金曜日ですが、現地入りは?

「日本を火曜日に出て、火曜日に到着したので計量まで2泊、試合まで3泊ですね。でもギリギリまで日本で調整したかったので、そこは特に気にしていません。それと今回は東よう子選手も試合があって、私もMe.Weで練習をさせてもらっているので山﨑(剛)代表も含め4人でチームのようにやってきました。あと米国に大学の同級生が住んでいて、飛行機でカンザスまで来てくれてサポートをしてもらっています」

──ファイトウィークの過ごし方も、問題はないと。

「それが本来は乗るはずだった飛行機が欠航したり、色々とドタバタはありました(笑)。でも私自身、子供が生まれてから気持ちの切り替えは上手くできるようになっていて。こっちにきて子供がいない状況ですし、母親という部分を残しているとあんまり強くはなれないです(苦笑)。私は選手として試合をしているので。特に今回は海外ですし、特にそのような気持ちなるのも良いかと思っています」

──では対戦相手のホメロに関して、どのような印象を持っていますか。

「試合開始直後からドンドン前に出て、アグレッシブな打撃を見せる選手です。右のオーバーハンドが強いです。あとはテイクダウンもパワーがあって、柔術が茶帯で一本負けがない。

これまで日本人選手と戦ってきたので、ストロー級では大きいと思います。特に上半身は筋肉がついていて、足は細いですけど。ゴツゴツで、ガツガツですね(笑)」

──大島選手は極めて勝つというMMAを続けてきました。

「私はデキることが限られているので、どれだけ作戦を考えてもやりたいことをやってしまうんです(笑)」

──ホメロも大島選手のように極めを狙い続ける相手とは、対戦経験もないかと。何か気を付けている点はありますか。

「相手のペースで戦わなせないことですね。打撃を貰っても、自分を見失わないようにして自分がペースを握るように戦いたいです。パンチは避けたいですけど、貰ってしまうものなので」

──ハイ、仰る通りです。米国にきて、新たなモチベーションがわいてくるようなことは?

「こなす試合でなくて、先に繋がる試合です。新しい舞台で、上を目指すことがモチベーションになっています。この年になって、こんなに楽しみなことってないです(笑)」

──この年って、まだ十分に若いではないですか。

「もう29歳です。柔道で30歳って、高齢で……(苦笑)。子供が生まれ現役生活から離れていたのに、このタイミングでこんなに楽しみなことがあるって、凄く幸せを感じています。ホントにやっとInvicta FCで戦えるので」

──では改めて、日本で応援をしてくれるファンに決意のほどをお願いします。

「日本である程度、試合をしてきて。いつの間にか目標がなく、試合をこなすという日々になっていました。Invicta FCと契約して新たに上を目指していけることが、本当に楽しみです。新しい場所で、私の試合をたくさんの人に見てもらえることが嬉しいです。本当に楽しみでしょうがないのですが、勝たないといけないと思っているので、いつものスタイルで最後まで諦めずに取りに行きます。皆さん、応援宜しくお願いします」

■視聴方法(予定)
6月29日(土)
午前8時00分~Invicta FC Official YouTube & Facebook(Prelim)

■ Invicta FC55対戦カード

<Invicta FCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] タリタ・ベルナルド(ブラジル)
[挑戦者] オルガ・ルビン(イスラエル)

<ストロー級/5分3R>
ケイ・ハンセン(米国)
サユリー・カノン(コロンビア)

<アトム級/5分3R>
大島沙緒里(日本)
アンドレッサ・ホメロ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
テイラー・ガルダード(米国)
東よう子(日本)

<アトム級/5分3R>
エリサンドラ・フェヘイラ(ブラジル)
ケイティ・サオール(米国)

<フライ級/5分3R>
ゾーイ・ノウィッキ(メキシコ)
ジョジアニ・オリヴェイラ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ファロン・ジョンソン(米国)
ヴィオレッタ・メンドーサ(メキシコ)

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【Invicta FC55】早くも大島沙緒里のInvicta初陣が発表。東よう子も北米で仕切り直し

【写真】ただ海外で戦う──のではない。MMAファイター人生を賭けた戦いが、そこにある(C)PFL & MMAPLANET

5月31日(金・現地時間)、Invicta FCにより今月28日(金・同)にカンザス州カンザスシティのメモリアルホールで開催されるInvicta FC55「Bernardo vs Rubin」に日本から大島沙緒里と東よう子が出場することが発表されている。
Text by Manabu Takashima

大島は5月26日のDEEP JEWELS45で自らの持つDEEP女子ミクロ級を賭けて、DEEP JEWELSミクロ級チャンピオン村上彩とのダブルタイトルマッチに勝利。世界最軽量二冠王となった直後にInvicta 挑戦を公言していたが、早くも参戦&対戦相手が明らかとなった。


当然、大島のInvicta FCデビューはディールされていたモノで、村上戦の勝利をもって発表が成された形だ。もちろん、ミクロ級でなくアトム級での北米発チャレンジとなる大島だが、対戦相手のアンドレッサ・ホメロはキャリア6勝4敗1分で、現在2連敗中の選手だ。

今年の2月にUFC出場を目指し、Cage Fury FCで北米デビューを果たしたホメロだが、空位のCFFC女子ストロー級王座決定戦でファティマ・クライン(CFFCで女子フライ級と二冠王になるもUFCからのコールはなく、コンテンダーシリーズを目指すことを明言している)に敗れ、仕切り直しの一戦で大島戦を迎えることになる。

ミクロ級の体が創れる大島に対して、ストロー級で戦ってきたホメロ。クレア・ロペス戦をクリアした大島にとっても、ホメロの力強いテイクダウンと、下からの仕掛けというレスリング&柔術が防御面で強度が高いと厄介な相手になりそうだ。

特に負傷がちな大島だけに、どれだけこの短期間でコンディションを──1階級上といっても過言でない──ホメロを相手に整えることができるのか。現地でのファイトウィークの過ごし方と踏まえて、大切になってくるだろう。

(C)PFL

一方テイラー・ガルダ―ドと戦う東。

昨年のPFL挑戦を経て、日本に戻らず引き続き北米に戦場を求めたことになる。ガルダ―ドの戦績は4勝2敗とされているが、ここには初戦と準決勝が5分1R制のワンナイト変則Tで挙げた2勝は含まれておらず、決勝戦の敗北だけがレコードされている。

そのガルダ―ド、2021年にはPFL女子ライト級に挑み、決勝に進出してケイラ・ハリソンの軍門に下っている。腕十字でタップされた戦いだったが、一度はケイラの寝技を脱している事実は気になる。

加えて東が昨年のPFL女子フェザー級で敗れたオレナ・コレスニクを、ガルダ―ドはライト級で下している。投げて上を取れるのか。そこまえの距離の創り、そして上を取った時に屈強なガルダ―ドのクローズドガードを割ることは可能なのか。

比較的に早い段階でメジャーから声が掛る女子MMAだが、その壁に跳ね返されたファイターにとって再生工場の役割を果たしているInvictaで、東が生き残りと再度のステップアップに挑む。彼女もまた修羅の道を歩んでいるといえるだろう。

そんな戦う大和撫子の挑戦、中継&配信は1週間以内に発表されるとのことだ。

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