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【HEAT55 x AFC34】アビラルがカーフキックでマルコニをKO、ISKAインターコンチネンタル王座獲得

【写真】パンチの印象が強いアビラルだが、この日はカーフキックを効かせた(C) MMAPLANET

<ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦/3分3R+ExR>
アビラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
Def.1R2分17秒 by KO
アントニー・マルコニ(フランス)

アビラルが左フックと右ロー、マルコにはアビラルの左に右フックをかぶせる。アビラルは右ストレートと左ボディ、ガードを固めて前進して右ロー、左ボディから顔面への左フック、マルコニを下がらせて左フックから右ストレート、右ローと手数を増やす。下がるマルコニに左ボディを叩き込んで顔面に右フック、ここから右カーフにつなげてダウンを奪う。

再開後、アビラルが右前蹴りと右カーフ、左フックから右カーフ、再びパンチをまとめて右カーフを蹴ると、これでマルコニから2度目のダウンを奪う。マルコニも何とか立ち上がるが、すぐにアビラルがマルコニをケージに詰めてパンチをまとめると、マルコニが崩れ落ちるようにダウン。アビラルが圧倒的な強さでマルコニをマットに沈め、ISKAインターコンチネンタル王座のベルトを巻いた。

試合後、アビラルは「今回の試合に向けて今までで一番練習しました。2カ月間タイで練習して、毎日毎日キツくて、この日のために頑張ってきました。自分はネパールにいる頃、格闘技もやったことがなかったのに、こうして日本で格闘技をやらせてくれて感謝しています。そして今回ISKAのタイトルマッチを実現させてくれた志村館長、ありがとうございます。去年12月のK-1に負けて引退しようと思ったんですけど、館長にここで終わるなと言われて本気になって、今日はISKAのインターコンチネンタルのベルトを巻くことが出来ました。次は世界のベルトを目指していきます」と涙ながらにコメントした。


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【HEAT55 x AFC34】Angel’s FCフライ級王座決定戦で廣瀬裕斗と対戦、チュ・ドンジョ「自分の域にない」

【写真】淡々と自信タップリだった (C) MMAPLANET

26日(土)、名古屋市の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT55×AFC34。日韓対抗7×7の最終マッチで廣瀬裕斗とAngel’s FCフライ級王座を賭けて戦うチュ·ドンジョ。
Text by Manabu Takashima

名門チームMADプサンに所属するチュ・ドンジョは兵役中にロビー・ローラー✖ローリー・マクドナルドという歴史に残る名勝負を目にし、MMAファイターになることを決めたという選手だった。


――チュ·ドンジョ選手、土曜日にHEATでAngel’s FCフライ級王座を賭けて廣瀬選手と対戦します(※取材は23日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「体調は最高です。コンディション的にも絶好調で、土曜日には良い試合を見てもらうことができると期待しています」

──HEATでAngel’s FCのタイトルを争う。特殊なケースですが、そこに関して思うところはありますか。

「いえ。場所は場所で、タイトルはタイトルです。ベルトを巻くために戦うのみです」

──押忍。では、そんなチュ·ドンジョ選手がMMAと出会ったのは、いつ頃ですか。

「兵役に行っていた10年前、20歳の時ですね。MMAの試合を初めて見て、MMAファイターになろうと決めました」

──それまで格闘技の経験は?

「テコンドーを中学までやっていましたが、それは遊びのようなもので競技をやっていたというほどではなかったです。兵役に行くまでテコンドー以外にスポーツはやっていなかったです」

──スポーツ歴がなくて、兵役。体力的にも大変だったかと。

「あの頃はこれ以上辛いことはないと思っていましたが、今となっては遠い過去で。それほど厳しくなかったように思えるようになりました」

──そんな兵役中にMMAファイターを目指そうと思うまでになった試合とは、誰のファイトだったのでしょうか。

「UFCの名勝負特集的な番組で視たロビー・ローラーとローリー・マクドナルドの試合です」

──おお、序盤は非常にテクニカルな打撃の攻防が見られ。それでも倒せないということで、壮絶な殴り合いとなった激闘でした。

「兵役中に自由もない生活の中で、あの激闘は凄く胸に来るものがありました。当時の自分は技術的なことは分かっていなかったのですが、まるで殺し合いのような激しい試合をしていたにも関わらず、試合後には友人のように健闘を讃え合っていたのが本当に格好良かったです。

そして兵役を終え、チームMADで練習を始めました。チームMADを選んだのは、プロとしてやっていくなら強いチームで練習をしたいと思っていたからです。チームMADにはUFCファイターもいて、戦績の良い選手も多かったので。

ただ、まだアマチュアで試合にで始めた頃にコロナになって。ジムが閉まる時期が長かったです。政府の指示とはいえ、練習ができないのは本当に辛かったです。プロとしてやっていこうとチームMADの近くに部屋を借りて、練習に専念しようとしていたので。ただ、MMAファイターになることを諦めようという気持ちには一切ならなかったです」

──プロになってからは主にAngel’s FCで戦ってきましたが、去年の11月にはフィリピンのUnderground Battleでも戦いました。フィリピンの試合は、どのような経験になったでしょうか。

「館長からフィリピンで試合をするかと尋ねられ、二つ返事でOKをしました。UGBはフィリピンではメジャーなイベントですし、試合に集中していたのでAngel’s FCで戦っている時と大きな違いは感じられなかったです」

──では初めて戦うことになる日本のMMAについては、どのような印象を持っていますか。

「以前、日本で練習をしたことがあるのですが、どの選手も本当に組み技や寝技が強かったです。凄く勉強になった思い出があります」

──ベルトを戦う相手、廣瀬選手の印象を教えてください。

「廣瀬選手の試合映像をいくつか視ましたが、打撃を中心に戦うアグレッシブな選手です。とはいえ、こういうことを言うのは失礼ですが、打撃でも組み技でも自分の域には達していない。全局面で上回っているので、お客さんに楽しんでもらえる試合がしたいですね。同時に、それ以上に自分に悔いが残るような試合だけはにはしたくないです。そしてファンの皆さんと同じように自分も楽しめるよう戦います」

■HEAT55 x AFC34 視聴方法(予定)
10月26日(土)
午後3時00分~ Twit Casting LIVE

■ HEAT55 x AFC34対戦カード

<ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦/3分3R+ExR>
アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
アントニー・マルコニ(フランス)

<キック・ライト級/3分3R>
安川侑己(日本)
チュ・ギフン(韓国)

<キック63キロ契約/3分3R>
ペットサムイ・シムラ(タイ)
パク·ジョンジュン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
熊崎夏暉(日本)
ふくやーまん(日本)

<Angel’s FCフライ級王座決定戦/5分3R+ExR>
廣瀬裕斗(日本)
チュ·ドンジョ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
キム·パンス(韓国)

<ライト級/5分3R>
岩倉優輝(日本)
シン·ジェヨン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
阿部光太(日本)
マ·チャンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
堀越拓実(日本)
ヨ·ドンジュ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
福井達郎(日本)
パク・チウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
フェルナンド・マツキ(日本)
チャン·ドンミン(韓国)

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【Gladiator028 / HEAT55 X AFC34】今井健斗×廣瀬裕斗、ニューエイジのターニングポイント in 中津川

【写真】今井と廣瀬——名古屋~中津川間は興味深いジムが並んでいる(C)SHOJIRO KAMEIKE

6日(水)、大阪府豊中市の176boxで行われたGladiator028で、今井健斗が宮川日向を判定で下した。そして26日(土)、名古屋市の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT55×AFC34で、今井と同門の廣瀬裕斗が韓国のチュ・ドンジョと空位のAFCフライ級王座を賭けて戦うこととなった。
Text by Shojiro Kameike

今井と廣瀬が所属する「マーシャルアーツクラブ中津川」は、名古屋市からJR特急「しなの」で48分——岐阜県中津川市のJR中津川駅から徒歩10分という立地にある。長野県飯田市に隣接し、多くの山々に囲まれた中津川市に、新世代ファイターの2人を訪ねた。


――お二人とも中津川市出身とのことですが、中津川とはどのような場所なのでしょうか。

今井 どちらかというと観光地ですね。古い町並みがあって。そこに海外からも観光客が来ています。僕としては、観光地という自覚もないですけど(笑)。

廣瀬 この間も飲みに行ったら、隣のおじさんが奢ってくれたり(笑)。

今井 よく居酒屋で知らない人が奢ってくれるんですよ。フレンドリーな町です。

廣瀬 僕は出身が中津川で、今は下呂市に住んでいます。

今井 下呂って中津川の隣にある市ですけど、ココから車で1時間は掛かります。

――先に格闘技を始めたのは今井選手なのですか。

今井 このジムに入ったのは僕が先ですね。僕が格闘技を始めたのも、もともと裕斗が地下格闘技に出とったんですよ。悠斗は高校が同じで、バイトも一緒で仲が良かったんです。それで裕斗の試合を観に行ったら『おもしろそうやなぁ』と思って。僕が先にジムに入ったあと、別のジムで練習していた裕斗がココにも練習に来るようになりました。

廣瀬 最初は選手として試合に出るというよりは、とにかく格闘技をやってみたかったんです。まずはキックの試合とか、名古屋のストチャレ(ストライキングチャレンジ)にも出させてもらって。試合があれば出させてもらうという感じで、地下格闘技とか何かはこだわっていなかったですね。試合があれば、どんどん出ていきたい。そう思っていました。

今井 僕は格闘技を始める前、RIZINとK-1ぐらいしか見たことがなくて。最初に地下格闘技を見に行った時は、アマチュアだけど華やかな大会でした。だから最初は僕も地下格闘技に出るつもりだったんです。でも一度も地下格に出ることはなく、アマチュアパンクラスやアマチュアDEEPに出て――地下格には一度も出ていないですね。

――それも時代、あるいは地域性ですよね。格闘技をやるには地下格闘技しかなかった地域もある。同時に名古屋まで行けば、パンクラスやDEEPのアマチュア大会が行われているという。

今井 そうですね。僕の場合は、このジムに入る前から代表の一平(高瀬一平マーシャルアーツクラブ中津川代表)さんが、実家の近くで格闘技を教えていたんです。そこに体験に行ったのが始まりですね。僕が入って1カ月後ぐらいには、このジムに移転しましたけど。家から近いから入ったのに、1カ月後には遠い場所に……。といっても車で15分くらいしか違わないですけど(笑)。

もともとは家具屋だった建物を改装したというマーシャツアーツクラブ中津川。2階は広いマットスペース、1階はトレーニングマシンのフロアとなっている(C)SHOJIRO KAMEIKE

それで自分のほうから裕斗を誘ったのかなぁ。僕がもうプロの試合に出始めた頃、裕斗もココに練習に来るようになって。当時のことを覚えていないんですけど。

悠斗 「来いよ」って言われましたから。

今井 あぁ、それは自分が誘っているわ(笑)。

廣瀬 もともと下呂のジム(Hida Traiing Lab)に毎日通っていて、さらに新しい技術を知りたいと思ってコッチにも来るようになりました。そうして練習しとるうちに、高瀬さんから「試合の話が来たぞ」と言われたんですよ。それがプロデビュー戦(2022年3月、DEEP Nagoyaでオサモ・リチャードソンに判定勝ち)でした。

――なるほど。お二人とも白星~黒星というキャリアを経て、今は連勝中です。何か大きく変化するキッカケがあったのでしょうか。

廣瀬 僕の場合は岡本秀義戦(2022年7月、1RにハイキックでTKO負け)ですね。それまで練習でパンチを受けても、バコーンと効いたことはなかったんですよ。試合前にも「打撃は効かないですよ。KOされることは絶対にないです」とか言っとったら、思いっきりKOされて……。そこでディフェンスの重要性を理解しました。僕、寝技が全然できないんです。

今井 アハハハ!

廣瀬 本当に今でも全然できないんです(苦笑)。だから打撃の練習を……。

――「やらない」のと「できない」のは、また違う話かと思います。廣瀬選手はどちらなのでしょうか。

廣瀬 やらないわけじゃないし、寝技が好きじゃないわけでもないんです。でも、なかなか練習でもテイクダウンできなかったり……。そういう苦手意識はありますね。

今井 このジムには柔道やレスリング経験者が多いんですよ。裕斗は自分で思っているほど組技ができないわけじゃないんです。ただ、僕たちは子供の頃から組技をやっていますからね。まぁ数年やったぐらいでテイクダウンは取られません(笑)。

廣瀬 僕も「絶対にテイクダウンしてやろう」と思って行くけど、なかなか……。

――それだけ組技が強い練習相手ばかりであれば、廣瀬選手にとってはテイクダウンディフェンスやエスケープして立ち上がるのは上達するでしょう。

廣瀬 あぁ、そうですね。

今井 それは抜群に上手いです。メチャクチャ極めづらいんですよ。

廣瀬 周りは組技が強い人ばかりだったから、毎日毎日「どうやったらテイクダウンされないか。どうやったら極められないか」と考え続けてきて。

今井 裕斗は一緒に練習し始めた頃、本当に組技に関しては素人みたいな感じでした。「何だ、コイツ」と思うぐらいの弱さだったんですよ。でも今は体も強くなってきているし、技術も上がって、どんどん極めづらくなっています。成長しているとは思いますね。だけど成長するのは、みんな一緒なので。

廣瀬 だから今でも皆に追いつけないんですけど(苦笑)。でも昔はできなかったけど、今はできるようになったというものは増えています。

――今井選手にとっては、山上幹臣戦が大きなターニングポイントになったのではないでしょうか。

廣瀬 あの試合は凄かったですね。

今井 周囲からは「勝てるでしょ」と言われていたんですよ。さすがに山上選手も10年振りの復帰戦では無理でしょ――と。僕自身は最初に山上選手の経歴を見た時、「自分がこんな選手と対戦して良いのか」とは思いました。でも練習していくなかで「これは勝てる」という雰囲気になってきて。

――それ以降、「山上幹臣に勝った男」としてプレッシャーを感じるようにはならなかったですか。

今井 それが――プレッシャーがメチャクチャ強くて。

廣瀬 アハハハ!

今井 それまでは「ブッ倒してやる!」「絶対にフィニッシュする」という気持ちで戦っていました。だけど、ここ2戦は僕が勝つと予想されるようなマッチメイクだったと思うんですよ。自分の中で「ここは絶対に落とせない」という気持ちが強くなり、アグレッシブに行けずに判定が続いてしまいました(苦笑)。

――確かに松原聖也戦宮川日向戦は、山上戦よりも手堅い攻めではありました。それが決して悪いことだとは思いませんが……。

今井 特に宮川戦は、思っていたより相手は体が強かったことも大きいです。試合前は――相手の打撃が強いことは分かっている。だから絶対に打撃では勝負しない。組めば絶対に極められると思っていました。でも実際に対戦してみると、手足が長いし体も強いので、やりづらかったです。テイクダウンしても、すぐにガードに入れられてしまいますし。自分も動きが堅くなってしまいましたね。

――試合後、SNSでは11月のパンクラス出場を希望していました。

今井 グラジは次の大会が年明けの1月12日じゃないですか。ちょっと年末年始はゆっくりしたくて……。それなら年内にもう1試合、頑張って出たいなと思ったんです。もちろんオファーを頂けるのは嬉しいし、言われたら出るとは思いますけど。

パンクラスの本戦でランカーと試合したい気持ちもあるし、グラジであれば僕がベルトを目指してもおかしくない位置にいると思っています。最後は実力なので、とにかく強いヤツに勝って行けば、もっと大きな舞台に出ていけると考えています。

――一方、廣瀬選手はHEATとAngel’s Fcの対抗戦で、AFCフライ級王座を賭けて戦います。

廣瀬 タイトルマッチの話を頂いた時はビックリしました。

今井 羨ましいです。僕にはそういうタイトルマッチの話が来たことがないので。なんか――持っていますよね(笑)。

廣瀬 相手は結構、打撃を振ってくる選手です。それを食らわないようにテイクダウンも混ぜて、MMAでしっかり勝つ。寝技もあまり好きではないですけど、健斗先輩とか強い人たちと練習しているので、それを自信にしてベルトを獲りに行きたいです。

■HEAT55 x AFC34 視聴方法(予定)
10月26日(土)
午後3時00分~ Twit Casting LIVE

■HEAT55 x AFC34 対戦カード

<ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦/3分3R+ExR>
アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
アントニー・マルコニ(フランス)

<キック・ライト級/3分3R>
安川侑己(日本)
チュ・ギフン(韓国)

<キック63キロ契約/3分3R>
ペットサムイ・シムラ(タイ)
パク·ジョンジュン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
熊崎夏暉(日本)
ふくやーまん(日本)

<Angel’s FCフライ級王座決定戦/5分3R+ExR>
廣瀬裕斗(日本)
チュ·ドンジョ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
キム·パンス(韓国)

<ライト級/5分3R>
岩倉優輝(日本)
シン·ジェヨン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
阿部光太(日本)
マ·チャンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
堀越拓実(日本)
ヨ·ドンジュ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
福井達郎(日本)
パク・チウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
フェルナンド・マツキ(日本)
チャン·ドンミン(韓国)

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【HEAT55 X AFC34】ISKA国際大陸王座戦へ、アビラル「皇治選手のようにHEATでISKAをベルトを獲る」

【写真】これまでの積み重ねがあって、この2カ月の成果が求められる。新しいアビラル、HEATからK-1で結果を残すことができるか(C) ABIRAL GHIMIRE

26日(土)、名古屋市の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT55×AFC34にてアビラル・ヒマラヤン・チーターがアントニー・マルコニとISKA インターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦で対戦する。
text by Takumi Nakamura

今年からプーケットのタイガームエタイでの練習をスタートし、4月のHEAT53では平山迅を壮絶な打ち合いの末にマットに沈めたアビラル。今回はタイガームエタイで約2カ月間の長期合宿を行い、この一戦に備えてきた。タイ合宿を終えたタイミングで対戦相手がダミエン・ファブレガーからマルコニに変更されたが「ゲームプランを多少変えるくらいで不安はない」と揺るぎない自信を持っている。


――今回も試合に向けてタイで合宿していたそうですね。

「はい。今回もタイガームエタイに行かせてもらって、期間も今までで1番長くて、約2カ月行ってきました。帰国したのはちょうど試合の一週間前です」

――前回の取材では「名古屋は70キロのスパーリングパートナーが少なくて、タイガ―ムエタイにはスパーリング相手が多い」ということでしたが、今回もスパーリングが一番の目的ですか。

「そうですね。どうしても名古屋には僕と同じぐらいの体格の選手がいないのですが、タイガームエタイにはでっかい海外の選手が多いので、スパーリングパートナーがたくさんいます。タイガームエタイはタイ人選手がほぼいなくて、ヨーロッパ、ロシア、アメリカ…色んな国から色んなスタイルの選手がいるので、勉強になることがたくさんあります。あとは生活環境的にも練習に集中できるので、タイの練習は自分に合ってますね」

――スパーリング以外ではプラス面とは?

「自分は志村道場所属のまま、タイガームエタイのサポート選手という形になっていて、タイガームエタイの所属選手と同じようにトレーナーをつけてもらえるんですね。それで自分に合ったトレーナーにしっかり練習を見てもらったり、ジム内のフィジカルトレーニングもできたり、タイガームエタイ一か所で全部の練習ができるんです。そこが自分的にはすごくいい環境だなと思います」

――では日本から練習しにきた選手というゲスト的な扱いではなく、所属選手に近い形で扱ってもらっているのですね。

「そうなんです。ただタイに練習しに行くみたいな感じじゃなくて、タイガームエタイの一員としてトレーニングキャンプを張るというイメージですね。実際にタイで練習する前と後の試合を見直すと自分でも違いが分かります」

――志村道場でもタイ人の先生に教わっていたと思うのですが、タイで練習するのとは違いますか。

「ミットを持ってもらうという部分では志村道場でもいい練習ができるんですけど、どうしても練習のメインがミットになってしまって、対人練習が少なかったんですよね。でもタイに来るとミットで教わったことを対人練習で試すことができるので、そこで技術が上がるんだと思います」

――日本ではミットで技術を覚えても、スパーリング不足でぶっつけ本番になることが多かったわけですね。

「スパーリング自体は一応やっていたんですけど量が少なかったし、どうしても自分より下の階級の選手が相手なんで、試合に向けて不安になることはありました。でも今回は2カ月間タイでしっかり練習して、格闘技人生で1番追い込んだんじゃないかと思うくらい練習できたので仕上がりが楽しみです」

――練習場所を移動する必要もないので毎日練習漬けの2カ月間でしたか。

「そうですね。月~土まで毎日練習して、日曜日だけオフなんです。1日で3部練~4部練していたので、練習の記憶しかないです(笑)。ただタイの練習は1回の練習が1時間~2時間弱なので、トータルすると1日3~5時間ぐらい、それぞれの練習を集中してやっていました」

――タイガ―ムエタイで練習するようになって、自分に伸びしろがあると感じていますか。

「はい。自分はまだ成長できるというか、分かっていないことや修正しないといけないことがたくさんあると思いました。自分はもう格闘技以外で出来ることはないと思ってるんで、 格闘技で生きていくつもりです。だからこれからも色んなことをも学びながら結果を出していきたいと思っています」

――そして今回ISKA インターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦のチャンスが巡ってきました。

「僕が初めてHEATを見に行った大会で皇治選手がISKAのタイトルマッチをやっていたんですよ。だからHEATに出たらHEATのベルトを獲って、次はISKAのベルトを獲ることがずっと目標でした。その目標を達成できるチャンスが来てワクワクしていますね」

――当初はダミエン・ファブレガーと対戦予定でしたが、アントニー・マルコニに変更になりました。マルコニにはどんな印象を持っていますか。

「対戦相手の変更を聞いたのが帰国した日で、タイ修行がすべて終わったあとだったんですよ。それで急いで試合映像をチェックしました。一階級下のウェルター級でISKAのムエタイルールのベルトを持っていて、タイでも試合をしているムエタイスタイルの選手という印象です。ただ階級が下の選手には負けられないですね」

――対策的な部分を作り直さないといけないという不安はないですか。

「ファブレガーがサウスポーだったんで、ずっとタイでサウスポー対策をしていたんですよ。そこが変わるのはちょっと…ですね(苦笑)。ただタイにサウスポーの選手が少なくて、結局、オーソドックスの選手とスパーリングすることが多かったんです。それで『俺、相手がサウスポーなのにオーソドックスとスパーリングしていて大丈夫かな』という不安もあって。だから相手がオーソドックスのマルコニに代わって、逆に今回は絶対いけるなと思っています。ゲームプランを多少変えるくらいで不安はないです」

――キャリア的にもここでISKAのタイトルを獲れば、ここからさらに大きなチャンスにつながっていくと思います。

「僕は最後にHEATで負けたのはプロ3戦目の試合で、それ以降は6年近く負けなしなんですよ。ただ2020年からはK-1にも出ていて、K-1では2勝5敗と結果を出せていないので、今回しっかり勝って強くなった姿を見せて勝って、またK-1に出て結果を残していきたいです」

――アビラル選手はK-1のデビュー戦が木村”フィリップ”ミノル戦で、それ以降は和島大海、ジョムトーン、ジョーダン・ピケオーとチャンピオンクラスの選手と試合が続いていました。練習環境を整えた今の自分でトップ選手たちと戦いたいですか。

「もしランキングがあったらトップ5位にいる選手たちと戦ってきたと思うし、キャリアに差がある試合が多かったと思います。でもあれから練習環境も変えて、タイでトレーニングキャンプしながら試合するという形になったので、今の状況でしっかり結果を出して、またK-1に戻って試合をしていきたいです」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「今回はHEATでISKAのタイトルマッチをやります。今自分は確実に強くなっているので、新しく生まれ変わった自分を見せて、圧勝しようと思います」

■HEAT55 x AFC34 視聴方法(予定)
10月26日(土)
午後3時00分~ Twit Casting LIVE

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