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Column MMA MMAPLANET o UFC UFC284   アリス・リード アレックス・ヴォルカノフスキー アロンゾ・メニフィールド イスラム・マカチェフ クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャスティン・タファ ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ タイソン・ペドロ ドン・シェイニス フランシスコ・プラド ブレイク・ビルダー メルシック・バダザリアン モデスタス・ブカウスカス ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】試合結果 マカチェフが快勝。ヴォルカノフスキーは二冠ならずも、楽しみな豪州勢

【写真】オリヴェイラ戦のような頭抜けた強さが感じられなかったマカチェフだが、ヴォルカノフスキーの健闘が目立つなかで──危なげの無い勝利だったのも事実だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで、3年4カ月ぶりとなる同国のイベント=UFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催された。

総勢9選手が出場豪州勢、メインではUFC世界フェザー級王者のアレックス・ヴォルカノフスキーがライト級王者イスラム・マカチェフに挑戦して判定負けでも、テイクダウンを切り、テイクダウンを許されてもスクランブル、コントロールされてもサブミッションを防ぎ、その強さを再認識させた。

コメインでジョシュ・エメットを圧倒し、暫定フェザー級王者となったジャイー・ロドリゲスとの王座統一戦が今から楽しみだ。

なお豪州勢の戦績は5勝3敗1分、ジャック・デラ・マダレナ、ジャスティン・タファ、ジョシュア・クリバオの勝利、そしてドローだったがジミー・クルートの奮闘は豪州勢がUFCロースターのなかでしっかりと存在感が残せるファイターであること強い印象づける結果となっている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=イスラム・マカチェフ✖アレックス・ヴォルカノフスキー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャイー・ロドリゲスジャック・デラ・マダレナ

UFC284
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
○イスラム・マカチェフ(ロシア)5R
判定
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×アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
○ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)2R4分19秒
三角絞め
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×ジョシュ・エメット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジャック・デラ・マダレナ(豪州)1R2分13秒
RNC
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×ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
<ヘビー級/5分3R>
○ジャスティン・タファ(豪州)1R1分06秒
KO
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×パーカー・ボーター(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
△ジミー・クルート(豪州)3R
Draw
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△アロンゾ・メニフィールド(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
〇モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)3R
判定
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×タイソン・ペドロ(豪州)
<フェザー級/5分3R>
○ジョシュア・クリバオ(豪州)2R2分02秒
RNC
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×メルシック・バダザリアン(アルメニア)
<127ポンド契約/5分3R>
○クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)1R0分59秒
TKO
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×シャノン・ロス(豪州)
<ライト級/5分3R>
○ジェイミー・マラーキー(豪州)3R
判定
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×フランシスコ・プラド(アルゼンチン)
<フェザー級/5分3R>
○ジャック・ジェンキンス(豪州)3R
判定
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×ドン・シェイニス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ローマ・ルックンブンミー(タイ)2R0分44秒
TKO
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×アリス・リード(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブレイク・ビルダー(米国)3R
判定
×シェーン・ヤング(豪州)
<157.5ポンド契約/5分3R>
○エイヴェス・ブレネル(ブラジル)3R
判定
×ズベア・トホゴフ(ロシア)


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F1 MMA News o ONE UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー アロンゾ・メニフィールド イスラム・マカチェフ

『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのジャッジの採点/主要サイトの採点

採点者の心をつかむ 合格する志望理由書


Islam Makhachev defeats Alexander Volkanovski(MMA Decisions)

 イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのジャッジの採点。Ben CartlidgeとDavid Lethabyが1,2,4Rマカチェフ、3,5Rヴォルカノフスキーで48-47マカチェフ勝利。Derek Clearyが1,2,3,4Rマカチェフ、5Rヴォルカノフスキーで49-46マカチェフ勝利でした。

 主要サイトの採点は49-46マカチェフ支持2人、48-47マカチェフ支持21人、47-48ヴォルカノフスキー支持6人でした。


Jimmy Crute drew with Alonzo Menifield(MMA Decisions)

 ジミー・クルート vs. アロンゾ・メニフィールドのジャッジの採点。3Rにメニフィールドが金網を掴んだことで減点1となっています。Derek Clearyが1Rメニフィールド、2Rクルート、3Rクルートの10-8で29-27クルート勝利。Ben CartlidgeとDavid Lethabyが1,2Rメニフィールド、3Rクルートの10-8で28-28ドローでした。

 主要サイトの採点は29-27クルート支持3人、28-28ドロー支持17人でした。


 エルヴェス・ブレナー vs. ズベイラ・ツフゴフのジャッジの採点。Derek Clearyが1,3Rブレナー、2Rツフゴフで29-28ブレナー勝利。Evan Fieldがフルマークでブレナーで30-27ブレナー勝利。Barry Foleyが1,2Rツフゴフ、3Rブレナーで28-29ツフゴフ勝利でした。

 主要サイトの採点は28-29ツフゴフ支持8人、27-30ツフゴフ支持10人。ブレナー支持は居ませんでした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC284 アロンゾ・メニフィールド

【UFC284】組んでも、殴っても真っ向勝負の肉弾戦。ケージ掴みのメニフィールドとクルートが痛み分け

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
Draw.1-0:29-27.28-28.28-28
アロンゾ・メニフィールド(米国)

メニフィールドが右ローを蹴り、右をヒットさせる。クルートはダブルレッグでテイクダウンを奪うとケージ際でバックに回り、前方に崩しつつ左足のフックを狙う。立ち上がったメニフィールドは、シングルレッグに頭を抱えるミスを犯し、完全に背中をつけさせられる。バタフライフックから跳ね上げ、スクランブルを狙ったメニフィールドを許さずシングルレッグからボディロックとクルートがねちっこい展開を続ける。小外掛けでテイクダウンを取り切ったクルートはスクランブルにギロチンをセットする。

頭を抜いたメニフィールドが一瞬上を取るが、すぐにリバーサルを許す。スクランブルからスタンドに戻ると、打ち合いで左を被弾したクルートは蹴り足を掴まれテイクダウンを許す。レッスルアップ狙いもがぶられ、バックに回られたクルートは後方からパンチを打たれる我慢の展開に。耳の辺りに鉄槌を入れるメニフィールドが、右のパンチ。腰を上げ、メニフィールドをすかしてスタンドに戻ったクルートだが左エルボーから右を打たれ、左ハイに右を合わされ前方に崩れる。このままダブルで誤魔化したクルートだったが、ダメージは確実だ。

2R、左から右を被弾して倒れたクルートは、シングルレッグもメニフィールドがスプロール。がぶってバックに回る。亀で頭を抱えるクルートは、四つん這いで前方に移動する。ここもバック狙いを前方に落とされそうになったメニフィールドは、スクランブルを許しケージにクルートを押し込む。クルートの小手投げから離れた両者、メニフィールドがワンツーを入れる。続いて左を被弾したクルートは、ここもシングルを切られる。

それでもヒザを入れたクルートが左フックから右ハイを繰り出すが、左ハイを被弾する。続いて右、そして左で殴られケージまで下がったクルートに対し、メニフィールドが組みを選択する。ケージ際で体を入れ替える攻防を続けた両者、互いに息を整える選択か。ここで息を吹き返したクルートが、シングルレッグでテイクダウンを奪いバックへ。RNCの態勢に入るも、極め切れずパンチに切り替える。殴られる方も、殴る方も疲れる展開のなかジミー・チャントに再びRNCをセットしたクルートだが、メニフィールドがサムアップし時間となった。

最終回、すぐに拳の届く距離の打ち合いとなり、メニフィールドが左フックをヒットさせる。両者揃ってすぐに手が止まり、大きく肩で息をするなかクルートがダブルレッグから、クリンチ合戦でシングルレッグに移行する。ここでケージを掴んだメニフィールドは1Pを失う。胸を合わせた状態で試合が再開され、クルートがダブルへ。右腕を差しあげて耐えたメニフィールドは、続くレベルチェンジにギロチンを狙う。

頭を左腕の外に持っていき、シングルレッグ→ダブルに移行してテイクダウンを奪ったクルートはハーフで抑え、肩固めを狙う。腕を伸ばして防いだメニフィールドは、マウントを許し背中を見せそうになる。上を向いてハーフに戻したメニフィールドだが、サイドのクルートは頭を越えてアームロックを狙う。メニフィールド腹ばいになりシングルを狙い、クルートがバックに回ってパンチを打っていく。

残り1分、バックコントールからパンチを打ち込み足を一本入れたクルートはそのままバックを取り続ける。残り10秒、立ち上がって胸をあわせたメニフィールドだが金網に押し込まれたまま時間を迎えた。減点と攻勢で3Rをビッグラウンドとしたクルートが、1-0のマジョリティドローに持ち込んだ。つまり減点がなければ、スプリットでメニフィールドが判定勝ちを収めていたことになるが──ケージを掴んで逆転を防いだのだから、致し方ない痛み分けだ。


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Report UFC UFN ESPN+34 UFN176 アロンゾ・メニフィールド オヴァンス・サンプレー ブログ

【UFN176】メニフィールドの前進に、下がりながら左フック一閃。KO勝ちのOSPがWAKANDA FOREVER!!!

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
Def.2R4分07秒by KO
アロンゾ・メニフィールド(米国)

右フックから組んでいったメニフィールドがすぐに離れ、左フックを当てる。続いてメニフィールドが右を見せて左フックを放つが、OSPは左ジャブをヒットさせる。フックで前に出るメニフィールドは、組んでケージにOSPを押し込む。意外なほどに体格差のある両者、OSPが一回り大きく見える。間合いを取り直すとOSPが左ミドル、前蹴りを連続で繰り出し、続く左フックは空振りに。

OSPはゆったりとしたペースながら、ハンドスピードは速くワンツーからスリーを纏める。メニフィールドは慎重さが増し、左右に回るように。OSPは追いかけるようになり、前蹴りから左を打った直後にメニフィールドが最後にパンチを2発当てた。

2R、OSPの左ミドルに右を合わせよとしたメニフィールド。OSPは左フックを空振りし、前蹴りを届かせ、左ローを蹴る。直後に左ストレートを当てたOSPに対し、メニフィールドは手数がいよいよ少なくなっている。逆にOSPはロー、前蹴りだけでなくスピニングバックキックも繰り出す。さらに左ハイを蹴っていくOSPの前蹴りが、メニフィールドのボディに突き刺さる。

2分近く攻撃のないメニフィールドは、OSPの右フックを受ける。残り1分、フックを振るって前に出るようになったメニフィールドは、スリップでバランスを崩したOSPとの距離を詰めて右から左を振るう。OSPは下りながらカウンターの左フック一閃。

メニフィールドが頭からキャンバスに突っ込み、勝負は決した。勝者は先ごろ亡くなったブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンに哀悼の意を表し、ワカンダ・フォーエバーのポーズを取った。


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Report UFC UFC250 アロンゾ・メニフィールド デビン・クラーク ブログ

【UFC250】デビン・クラークが組み&打撃でリードし、メニフィールドが10戦目の初黒星

<ライトヘビー級/5分3R>
デビン・クラーク(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アロンゾ・メニフィールド(米国)

試合開始直後にダブルレッグで組みついたクラークが、ケージにメニフィールドを押し込む。体を入れ替えたメニフィールドは縦ヒジからアッパーを打って離れる。両手で顔を覆い下を向いた状態でクラークが組んでハイクラッチへ。ここも体を入れ替えて離れたメニフィールドに対し、クラークがパンチを2発当てるがすぐにヒザを被弾し頭を下げてしまう。

メニフィールドはここでクリンチを選択すると、ヒザをボディに2発突き上げてエルボーへ。距離ができるとガードの上からハイを蹴ったメニフィールドがアッパーを放ってクリンチから左フック、右ミドル、右の縦ヒジを見せる。クラークはケージを背負ってヒザ蹴り、離れて左ジャブを当てる。ローに右を合わされたメニフィールドはワンツーの左を被弾し逆に組んでいく。メニフィールドがケージにクラークを押し込んだ状態で初回は終わった。

2R、左を伸ばしたメニフィールドに組みついたクラーク。ケージに詰められても、すぐに離れたメニフィールドがパンチで圧力をかけてダブルレッグへ。ケージを背にして耐えたクラークがギロチンを見せ、離れて左ハイキックを蹴っていく。打撃の精度が上と思われたメニフィールドだが、組みを選択する場面が増える。首相撲&ヒザを突き上げるメニフィールドは左フックから右フックを受けるが、右アッパーを打ち返す。口の中から流血が見られるクラークが組んでヒザ蹴りへ。メニフィールドはケージに押し込む。押し返してヒザを入れるクラークが、再度態勢を変えられてもタイクリンチ&ヒザを続ける。クリンチの攻防でヒザをボディに続けたクラークが、最後にパンチをまとめた。

最終回、キャリア9連勝中で初めての3Rに挑むメニフィールドに対し、クラークが右を振るって組みつく。右を当てたメニフィールドはクラークの組みにヒザで応える。シングルを切ったメニフィールドは、首相撲からヒザを受けながらケージにクラークを押し込む。押し返してヒザ、右をボディに入れるクラーク。ねちっこい展開が続くなかで、クラークがテイクダウンに成功する。

背中を向けつつ、半身で耐えるメニフィールドはケージにもたれ背中は譲らない。クレイドルでコントロールしようとしたクラークだが、立ち上がったメニフィールドにケージに押し込まれる。ここも低い態勢から組み、ボディロックに取ったクラークだがケージに押し込まれてしまう。残り1分を切り、離れた両者。直後にクラークが組みつき、クリンチ合戦に。メニフィールドがケージに押し込み左のボディに入れ、離れ際に右フックを放つ。最後の10秒で足を止めての打ち合いとなり、タイムアップに。

結果、クラークがメニフィールドにキャリア初黒星を与えた。