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UFC on ESPN+106:第9試合・ヴォルカン・オーズデミア vs. カーロス・アルバーグ

ライトヘビー級。オーズデミア8位、アルバーグ10位。

オーズデミアは2017年にUFCデビューすると、半年で3試合し3連勝。翌年ダニエル・コーミエのタイトルに挑戦したが2RKO負け。それ以降は勝ったり負けたりで、最初の3連勝を除くと5勝6敗と負け越し。相手がほぼランカーなので致し方ない面もあるが。直近はボグダン・グスコフとジョニー・ウォーカーに2試合連続1Rフィニッシュ勝利している。バックボーンはキックの35歳。

ニュージーランドのアルバーグは元キックボクサーで、MMAに完全転向したのは4年前の2020年。初戦がコンテンダーシリーズで、勝っていきなりUFCと契約。初戦は1Rに打撃でラッシュしたがスタミナが切れ、2Rに逆転KO負けし、MMAの洗礼を浴びたが、そこから6連勝中。チョン・ダウンにはリアネイキドチョークでキャリア初の一本勝ちも経験。前戦で、満を持してランカーのアロンゾ・メニフィールドと対戦すると、ゴング後いきなり飛び込んできたメンフィールドからパンチでダウンを奪って12秒でKO勝ちし、ランキング入りを果たした。34歳。

両者オーソドックス。オーズデミアが詰めるとカーフキック。アルバーグの蹴りがローブローになるが、すぐ続行させるオーズデミア。圧を掛けていく。サークリングするアルバーグ。またカーフキック。しかしアルバーグのパンチがヒットし一瞬ぐらつく。オーズデミアのローでスリップしたアルバーグ。オーズデミアは立ち際に飛びヒザを狙ったがかわされた。また詰めていくオーズデミア。ケージに詰めて左フックから右ストレート。アルバーグのカーフキックにジャブを合わせたオーズデミア。圧を掛けてサークリングしたアルバーグに左フックをヒット。また圧を掛けるオーズデミアだが、出たところにアルバーグが左右のパンチを入れる。残り1分。アルバーグが圧に下がらなくなりパンチを打ち込んでいく。オーズデミアカーフキック。アルバーグは左右のボディから右ハイを入れる。前に出たオーズデミアが左フックから右ハイを打ち込んだ。ホーン。

2R。カーフを蹴るオーズデミア。アルバーグもカーフを返すとぐらついたオーズデミア。また詰めてきたオーズデミアだが、アルバーグは飛び込み際にカウンターの左フックを合わせる。ケージ際で左右のステップからまた左フック。ジャブから左右のフックをヒットさせるアルバーグ。オーズデミア、飛び込みが読まれて左フックを合わせられている。右から左ボディを入れたアルバーグ。オーズデミア左フックをかわされるとバックブローにつなげたがヒットせず。アルバーグのワンツーをもらう。オーズデミアのカーフキックに右を合わせたアルバーグ。オーズデミアは追っていくがステップでかわされる。有効打は五分だが、オーズデミアは空振りが増えてきた。詰めるオーズデミアにジャブを入れるアルバーグ。2R終了。

3R。詰めるオーズデミアにジャブを合わせるアルバーグ。サークリングするアルバーグを追っていく。左右のフックがヒット。オーズデミア初めてタックルに入ったが切られた。右フックをもらいふらついたオーズデミア。ジャブを被弾しながらも詰めるオーズデミア。アルバーグはワンツーから左フックをヒット。ジャブの手数を増やしてきたアルバーグ。オーズデミアまたタックル。アルバーグが受け止めて逆に寝かせようとする。立ち上がって離れるオーズデミア。しかし消耗したか。最後に手数を増やしてきたアルバーグに対し、オーズデミアの攻撃は単発に。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でアルバーグ判定勝ち。これで7連勝。

アルバーグは試合後のマイクで「相手がタフだった。相手の距離に入っていくとKOされるから難しかった。相手の隙を狙って削っていったよ」とコメントした。

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11.23 UFCマカオ大会のメインイベントはピョートル・ヤン vs. デイヴィソン・フィゲイレド/その他オーズデミア vs. アルバーグ等4カードも発表

D09 地球の歩き方 香港 マカオ 深セン 2024~2025


 UFCが11月23日に中国・マカオで開催する『UFC Fight Night 248』のメインイベントがピョートル・ヤン vs. デイヴィソン・フィゲイレドのバンタム級マッチを行うことを発表。

 ヤンは3月の『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』でソン・ヤードンに判定勝ちして以来の試合。現在UFCバンタム級ランキング3位。フィゲイレドは8月の『UFC on ABC 7: Sandhagen vs. Nurmagomedov』でマルロン・ヴェラに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。現在UFCバンタム級ランキング5位。


 他にも同大会ではヤン・シャオナン vs. タバサ・リッチの女子ストロー級マッチ、ヴォルカン・オーズデミア vs. カーロス・アルバーグのライトヘビー級マッチ、ソン・ケナン vs. ムスリム・サリコフのウェルター級マッチ、ワン・ツォン vs. ガブリエラ・フェルナンデスの女子フライ級マッチも合わせて発表されています。

 ヤンは4月の『UFC 300: Pereira vs. Hill』でジャン・ウェイリの女子ストロー級王座に挑戦し判定負けして以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング2位。リッチは8月の『UFC on ESPN 62: Cannonier vs. Borralho』でアンジェラ・ヒルに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFC女子ストロー級ランキング9位。

 オーズデミアは6月の『UFC on ABC 6: Whittaker vs. Aliskerov』でジョニー・ウォーカーに1R KO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング6位。アルバーグは5月の『UFC on ESPN 56: Lewis vs. Nascimento』でアロンゾ・メニフィールドに1R KO勝ちして以来の試合で6連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング10位。

 ソンは8月の『UFC 305: Du Plessis vs. Adesanya』でリッキー・グレンに判定勝ちして以来の試合。サリコフは7月の『UFC on ESPN 59: Namajunas vs. Cortez』でサンチアゴ・ポンジニービオに判定勝ちして以来の試合。

 ワンは8月の『UFC on ESPN 62: Cannonier vs. Borralho』で行われたUFC本戦デビュー戦でヴィクトリア・レオナルドに1R KO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来6連勝中。フェルナンデスは6月の『UFC on ESPN 58: Perez vs. Taira』でカルリ・ジュディスに判定勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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AB F1 MMA o UFC UFC Fight Night   アザマット・ムルザカノフ アリアネ・リプスキ アロンゾ・メニフィールド エリク・アンダース カリーニ・シウバ クリス・ワイドマン ナタリア・シウバ

11.16『UFC 309』でニキタ・クリロフ vs. アザマット・ムルザカノフ、カリーニ・シウバ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョ



11.16『UFC 309』でクリス・ワイドマンとエリク・アンダースが対戦(2024年08月08日)

 こちらの続報。


 UFCが11月16日にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催する『UFC 309』でニキタ・クリロフ vs. アザマット・ムルザカノフのライトヘビー級マッチが行われることを確認したとのこと。

 クリロフは昨年3月の『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でライアン・スパンに1R三角絞めで勝利して以来1年8ヶ月ぶりの試合で3連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング7位。ムルザカノフは8月の『UFC on ABC 7: Sandhagen vs. Nurmagomedov』でアロンゾ・メニフィールドに2R KO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来14連勝中(UFC4連勝中)。現在UFCライトヘビー級ランキング11位。


 同じく『UFC 309』でカリーニ・シウバ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョの女子フライ級マッチが行われるとのこと。

 シウバは4月の『UFC on ESPN 55: Nicolau vs. Perez』でアリアネ・リプスキに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(UFC4連勝中)。現在UFC女子フライ級ランキング11位。アラウージョは2月の『UFC Fight Night 235: Dolidze vs. Imavov』でナタリア・シウバに判定負けして以来の試合。現在UFC女子フライ級ランキング9位。続きを読む・・・
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【UFC ABC07】トニー・ファーガソンが対戦、マイケル・キエーザ「僕は日本で戦わなければならない」

【写真】さすがはカラーコメンテーター。非常に整理整頓された言葉が続いた(C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナでUFC ABC07「Sandhagen vs Nurmagomedov」が開催され、マイケル・キエーアがトニー・ファーガソンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

今やファイターだけでなく、UFC中継の解説者としても活躍中のキエーサに解説業とファイター人生を尋ねた。「自由になれれば強くなれる」という彼の言葉はオクタゴンの内外で当てはまる。非常に穏やかでキエーザだが、日本のファンへの一言という紋切り型の締めに対し、それまで以上に声が籠るという一面が見られた。


――トニー・ファーガソン戦が今週末に行われます(※取材は7月30日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

(C)Zuffa/UFC

「凄く良いよ。

2016年にトニー・ファーガソンと試合が組まれたけど実現しなかった。僕はウェルター級に階級を上げたし、もう戦うことはないかと思っていたんだ。たけど、トニーがウェルター級に転向して僕を指名した。あの時は凄く興奮したよ。トニーは素晴しいファイターで、将来は殿堂入りするだろう。そんな彼と彼と戦うことができて本当に嬉しい」

──マイケルは3連敗、トニーは7連敗中です。この状況は勝利を目指すためにモチベーションになるのか、それともプレッシャーになるのでしょうか。

「3連敗もしていたら、本来はプレッシャーを感じるものだろうね。でも、今の僕は人生で一番大切なモノは何かが分かったから、プレッシャーを感じていないんだ。家族、友人たちとの関係は勝ち負けに左右されるものじゃない。勝とうが負けようが、彼らは僕を愛してくれている。

以前は試合に負けてファンがSNSに書き込む悪口や無神経な言葉に影響を受けることがあった。でも年を重ねて、人として成熟するとSNSの声なんて、何も重要でないと思えるようになった。僕には愛する人達、僕を愛してくれる人たちが近くにいてくれる。そんな愛すべき人々の存在が、僕からプレッシャーを取り除いてくれた。

何も縛られることなく戦うよ。そのために練習でベストを尽くしてきた。トニーが今、どのような心境で戦うのかは知る由もないけど、今の僕はそんな感じなんだ」

──自分の大切な人が理解してくれていると、顔も名前もしらない人間の書き込みなんてどうでもよくなりますよね。

「正直、今朝も色々と言われているよ。トニーは、多くのサポーターがいるからね。トニーを崇拝している分、僕に口撃をしてくるんだ(笑)。でも、僕がやるべきことはオクタゴンに上がって、勝利を得るために戦うだけだから。

家族を信じて生きるって、実は生き方を楽にしてくれるんだ。だって、それ以上に大切なモノは存在しないんだから。26歳の頃は、勝敗を生死のように捉えていた。でも、そんな風に考えることがなくなって、ファイターとしても成長していると感じている。自由でいることは競技者を強くする。今、僕は3連敗中だけど、人生においてその差は収入の差でしかない。勝てば、もっと収入が増えていたんだけどね(笑)」

──ハハハハ。そんなマイケルですが、もう6年ほど現役ファイターでありながら、UFC中継で解説者としても活躍しています。解説という仕事をすることが、MMAファイターとして役に立つことはありますか。

「もちろん、あるよ。絶対的にね。中継で解説をすることで、ファイトをするだけの自分とは違うビジョンが見えてくるようになった。ファイターの多くは自分の試合と対戦相手の試合しか、真剣にチェックしないものだ。

でも、少しでも良い解説者になろうとすればあらゆる選手のことを知らないといけない。そのためにチェックする試合の数が劇的に変わった。その結果、MMAについて理解が深まったよ。MMAは99パーセントの精神力と1パーセントの体力で戦うスポーツだ。解説の仕事をして、精神的に良い影響が出るようになった。ほとんどのファイターが、僕のような環境下で過ごしていないからね」

──TV解説は一般層にMMAを理解してもらうのに、とても大切な役割を担っていると思います。ただ殴り合いが見たいという視聴者に、MMAが何たるかを伝えることができる。そんな解説という仕事で、マイケルはどのようにMMAをジェネラル層に届かせ、より理解を深めてもらえるよう話していますか。

「まずファイトのストーリー性を伝え、興味を持たれるように心掛けている。DJは話しが面白いけど、知性を持ち合わせた解説をしている。ドミニク(クルーズ)は、技術の説明が秀でている。カラー・コメンテーターにも、それぞれ特徴がある。UFCの解説者に同じような人間はいない。ローラ(サンコ)は凄くエネルギッシュだけよね。マイケル・ビスピンはリズムよく、視ているファンの気持ちを上げている。そして、分かりやすい話し方だ。

そんななかで系統としては、僕はドミニクのような解説者になりたいと思っている。ドミニクって言葉をただ発するだけでなく、理に適う知識を持って言葉にできるんだ。試合を視ながら、そこで必要な知識をさりげなく話している。結果、ファンのMMAへの理解力が深まっている。そんなドミニク・クルーズの良さを受け継ぐような解説者になりたい」

──解説者は視聴者のことを100パーセント考える仕事で、ファイターは自分が勝つために我儘を通さないといけない。まるで別モノですね。

「どちらもスイッチを入れることが大切だよ。自由になれると、戦いやすくなる。そこが土曜日の試合でも大切になってくるだろう。自分にプレッシャーを与えることなく、戦いたい。そうやって戦うと、新しい自分になっている。きっと土曜日の試合で、ファンの皆が見たことがない戦いができるだろう。その機会を得られたのだから、存分に楽しみたいと思っている」

──マイケル、今日はありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「このスポーツから足を洗う前に、僕は日本で戦わなければならない。以前、UFC日本大会を訪れた時に、『こんなファンの前で戦いたい』と心底思った。僕はPRIDEを見て育ったし、今でもRIZINをチェックしている。日本のファンこそ、世界でベストのファンだ。日本の人達はマーシャルアーツへの造詣が深い。『いつかの日か、さいたまスーパーアリーナで戦いたい』と神に祈っているよ」

──嬉しい限りの言葉です。

「それに日本でUFCが行われる日は、近づいている。タツロー・タイラはフライ級のトップランカーに成長し、カイ・アサクラがUFCにやってくる。僕はウェルター級だから、手の合う日本のスーパースターはいないかもしれないけど、対戦相手は見つかるはずだ。UFCが日本に戻った時、絶対にその場に一緒にいたい」

■視聴方法(予定)
8月4日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時45分~U-NEXT

■ UFC ABC07対戦カード

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
マイケル・キエーザ(米国)

<女子ストロー級/5分3R
マッケンジー・ダーン(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
ヨエル・アルバレス(スペイン)
エルビス・ブレネウ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
アザマット・ムルザハノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
モハメド・ヤヒア(UAE)
カウエ・フェルナンジス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
シャミル・ガジエフ(バーレーン)
ドンテイル・メイス(米国)

<ライト級/5分3R>
グラム・クタテラデス(ジョージア)
ジョーダン・ブシニック(英国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)
サム・ヒューズ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート(英国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ(米国)
デニス・チュルリン(ロシア)

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AB F1 MMA o UFC   アザマット・ムルザカノフ アロンゾ・メニフィールド カーロス・アルバーグ ダスティン・ジャコビー

8.3『UFC on ABC 7』でアロンゾ・メニフィールドとアザマット・ムルザカノフが対戦

ゴング格闘技 2024年 7月号 [雑誌]


 UFCが8月3日にアラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナで開催する『UFC on ABC 7: Sandhagen vs. Nurmagomedov』でアロンゾ・メニフィールド vs. アザマット・ムルザカノフのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 メニフィールドは5月の『UFC on ESPN 56: Lewis vs. Nascimento』でカーロス・アルバーグに1R KO負けして以来の試合。現在UFCライトヘビー級ランキング13位。

 ムルザカノフは昨年4月の『UFC on ESPN 44: Holloway vs. Allen』でダスティン・ジャコビーに判定勝ちしてして以来の試合でプロデビュー以来13連勝中(UFC戦績3勝0敗)。現在UFCライトヘビー級ランキング14位。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN56 アロンゾ・メニフィールド カーロス・アルバーグ

【UFC ESPN56】わずか12秒。アルバーグがメニフィールドを左で仕留めてオクタゴン6連勝

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
Def.1R0分12秒 by TKO
アロンゾ・メニフィールド(米国)

アルバーグが右を振りながら中に入る。しかし下がりながら、続くメニフィールドの左をかわして回ったアルバーグの左がヒット。ダウンしたメニフィールドにパンチを打ち下すアルバーグは、立ち上がったメニフィールドに左フックを決めて再びダウンを奪い、レフェリーストップを呼び込んだ。

2年間無敗(4勝1分)のアルバーグに秒殺KO勝ちを収めたメニフィールドも、これで6連勝――5連続フィニッシュとなっている。


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【UFC ESPN56】果てなく続く生き残り合戦。ハードリー×ジョンソン、サバイブするのはどっちだ?!

【写真】平良達郎と鶴屋怜がいる階級は、どの試合も興味深いが――この試合は世界フィーダーショーの比較という点でも興味深い(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのエンタープライズ・センターでUFC on ESPN56「Lewis vs Nascimento」が開催される。2018年1月以来のセントルイスでのUFC、メインはイベントタイトルにあるようにヘビー級のデリック・ルイス×ホドリゴ・ナシメントが組まれている。
Text by Manabu Takashima

メインカードが7試合、プレリミが6試合と試合数が逆転した感もある大会で、注目なのはプレリミのジェイク・ハードリー×チャールズ・ジョンソンの一戦だ。


南アフリカのEFC、英国のCage Warriorsのフライ級王者からコンテンダーシリーズに挑んだハードリーは、まさかの計量失敗。それでもミッチ・ラポーソをRNCで一蹴し、UFCは契約という判断をした。体重オーバー勝利での契約は論議を呼んだが、ハードリーは「ダナの目が間違っていないことを証明する」と世界最高峰への戦いに臨んだ。

しかし、デビュー戦でアラン・ナシメントの組みに圧倒され判定負け。その後はカーロス・キャンデラリオ、マルコム・ゴードンをフィニッシュし調子に乗るかと思われたが、前戦ではコディ・ダーデンにフルマークの判定負けと波の乗り切れていない。

対してLFAフライ級王者からUFCにステップアップしたチャールズ・ジョンソンも――ハードリーが、異様にライバル視する――ムハマド・モカエフに完敗という形でオクタゴンでのキャリアを踏み始めた。

2戦目をザルガス・ズマグロフにスプリット勝利と競り勝ち、3戦目のジミー・フリックとのLFAフライ級王者対決を制したジョンソンだったが、ここから悪夢の3連敗を喫してしまう。

今年の2月に組まれた相手はデビュー以来17勝0敗のアマット・マクスンと、完全に土俵際にあったジョンソンは初回のダウンを跳ね返し、ショートのコンビとヒザ蹴りの連係で大逆転。生き残りに成功した。

とはいってもUFCの戦いは毎試合がトーナメント枠のないトーナメント戦が続く。未だ黒星先行のジョンソンと、ポテンシャルを発揮できない……あるいは、それが実力だったのかと判断を下されかねないハードリー。そんな両者の戦いは打撃と組み、両局面で削り合いが続くことが予想される。

フィニッシュ能力ではハードリーが上回るという見方もできるが、ジョンソンがマクスンに粘り勝ちした勢いを持続していれば、それこそハードリーは気持ちの勝負に持ち込まれるだろう。

また去年の8月に木下憂朔を下したビリー・ゴフ、再起を図るタバタ・ヒッチなど日本所縁のファイターも出場している。さらには勝っても負けてもフィニッシュ決着=テレンス・マッキニー、UFC在籍が13年となったアレックス・カサレス等々、中堅どころの豊富さが実感されるUFCセントルイス大会、だ。

■視聴方法(予定)
5月12日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFC ESPN56対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョアキン・バックリー(米国)
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)
マテウス・レンベツキ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
ショーン・ウッドソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ロベリス・デスパイネ(キューバ)

<ライト級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー(米国)
エステバン・リビヴィクス(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
テシア・トーレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
トレイ・ウォータース(米国)
ビリー・ゴフ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー(英国)
チャールズ・ジョンソン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・オルドリッチ(米国)
ベロニカ・ハルディ(ベネズエラ)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC290 アロンゾ・メニフィールド ブログ

【UFC290】メニフィールドのギロチンに一本負けのジミー・クルート(27歳)が、グローブを置く……

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
Def.2R1分55秒by ギロチンチョーク
ジミー・クルート(豪州)

ジャブを伸ばすクルートのローに、メニフィールドが右ストレートを合わせる。もう一度、同じようにローに右を当てたメニフィールドは待ちのファイトから右を伸ばす。クルートはジャブを放つも、距離を詰めることはできない。その位置からのダブルレッグを切ったメニフィールドは、クルートの払い腰を防ぐ。ケージ際の攻防が続き、ポジションが目まぐるしく入れ替わる。残り2分、エルボーとヒジを見せたクルートがギロチンへ。メニフィールドがすぐに頭をぬくと、クルートは首相撲からヒザをボディに連続で突き上げる。

首相撲が解かれると、ケージを背負ったクルートにメニフィールドが勢いのある左右のフックを繰り出す。そのままケージに押し込まれたクルートは体を入れ替えて逆に押し込む。ここからもポジションを入れ替わる展開となり、初回が終わった。

2R、初回と同様に慎重な打撃戦のなかで、メニフィールドが右を蹴りに合わせて行く。左ジャブを当てたメニフィールドは、左から返しの右フックを決める。直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたクルートだが、メニフィールドが即立ち上がる。そのまま組みつくクルートに対し、メニフィールドがギロチンを仕掛ける。シングルを続けたクルートは頭を落とされ、がぶられた形から引き込む。しかし、そのままネッククランクのような形で固められタップした。

なんと敗れたクルートはオクタゴンでグローブを外した。3連敗とはいえUFCで4勝4敗──通算成績は12勝4敗1分、27歳で引退を決断してしまったのか……。


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o UFC アロンゾ・メニフィールド キャメロン・サーイマン シャノン・ロス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュ・エメット ダン・フッカー ニコ・プライス ロビー・ローラー 平良達郎

UFC290:オッズ/予想と展望

アレキサンダー・ヴォカノフスキー 1.26
ヤイール・ロドリゲス 3.90
ブランドン・モレノ 1.53
アレクサンドル・パントーハ 2.60
ロバート・ウィテカー 1.25
ドリカス・デュ・プレシ 4.00
ジェイリン・ターナー 1.38
ダン・フッカー 3.20
ボー・ニッカル 1.04
ヴァル・ウッドバーン 13.00
ロビー・ローラー 3.20
ニコ・プライス 1.38
ジャック・デラ・マダレナ 1.05
ジョサイア・ハレル 7.00
ヤスミン・ハウレギ 1.24
デニーシ・ゴメス 4.10
ジミー・クルート 1.83
アロンゾ・メニフィールド 2.00
平良達郎 1.10
エドガー・チャイレス 8.00
ビトー・ペトリーノ 1.35
マルチン・プラフニオ 3.40
キャメロン・サーイマン 1.19
テレンス・ミッチェル 4.90
シャノン・ロス 2.20
ヘスス・アギラー 1.71
カムエラ・カーク 2.20
エステバン・リボビクス 1.71

メインはフェザー級王座統一戦。ここまでフェザー級で負けなしのヴォルカノフスキー。ライト級王者マカチェフに挑んだ2月の試合は敗れたもののマカチェフを追い込む場面もあり、むしろ評価を上げた。

相手は2月にジョシュ・エメットを暫定王座決定戦で破ったロドリゲス。回転系の蹴りなど、トリッキーな打撃が武器。ヴォルカノフスキー有利は動かないかもしれないが、何か起こしそうな期待感はある…かもしれない。

ヴォルカノフスキー判定勝ち。

セミはフライ級タイトルマッチ。ここ2年半はモレノとデイブソン・フィゲイレードの間で4度も行われていたフライ級タイトル戦に、ようやく第3者が参入。モレノとパントーハは2016年のTUFのトーナメント一回戦で対戦し、その時はパントーハがチョークで一本勝ち。さらに、両者UFCと契約した後の2年後にも対戦。パントーハがモレノのタックルを切り、打撃の手数で上回る展開での判定勝ち。5年ぶり3度目の対決で、パントーハにとってはタイトル初挑戦となる。

ここ5年間のモレノの打撃・組みの成長度を見るとモレノ有利だと思うが、変に苦手意識がないかだけが心配。

モレノ判定勝ち。

メインカードに出場するレスリングエリートのボー・ニッカルと、急遽キャッチウェイトでの出場が決まった平良は、いずれも本来コンテンダーシリーズで試合をする予定だった選手との対戦で、オッズは大差。平良は勝って当然の試合とはなるが、年間最大のビッグイベントの一つに出場することになったのはかえって幸運かもしれない。

第1試合開始は9日朝7時から。速報します。

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UFC on ESPN44:第6試合・ザック・カミングス vs. エド・ハーマン

ライト級。

カミングス38歳、これが引退試合UFCデビューはウェルター級だったが、計量失敗もありミドルに上げ、その後は3勝1敗だったものの、背中のケガで2年半のブランク。今回はUFCで初めてライトヘビー級に上げての試合となる。UFC9勝4敗。ケガがなければランキングにも絡めたかもしれない。カンザスシティでジムの共同経営しており、そこのヘッドコーチも務めていて、引退後はそちらに専念することになる。

介錯するハーマンは今大会最年長の42歳でカミングス以上の大ベテラン。TUF3ミドル級の決勝でケンドール・グローブに敗れた17年前にUFCデビューし、ここまで13勝11敗。地味に3連勝していた前回は、アロンゾ・メニフィールドのカーフキックで削られ判定負けで連勝ストップ。昨年2月に組まれた試合を欠場しており、1年8ヶ月ぶりの試合。