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【UFC284】回を重ねるほどに強さを増したヴォルカノフスキーだが、マカチェフがライト級王座を防衛

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
イスラム・マカチェフ(ロシア)
Def.3-0:49-46.48-47.48-47
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

やはり体格差が明白な両者。ジャブを伸ばすヴォルカノフスキーに対し、叩くマカチェフが左前蹴りを見せる。飛び込んで右ボディから右を当てたヴォルカノフスキーが、スイッチしオーソに戻す。マカチェフはまずは様子見のなかで、ヴォルカノフスキーを動きを見ていたが左を被弾してバランスを崩す。ヴォルカノフスキーの前進にカウンター狙いのマカチェフは、近い距離での連打に左フックを合わせる。ヒザをついたヴォルカノフスキーが起き上るが、マカチェフが左ハイを蹴って組みつくやバックに回る。頭をコーナーに持っていき我慢のヴォルカノフスキーだが、ボディロックからテイクダウンを許す。

勢いがつき、そのままリバーサルを許しそうになったマカチェフだが、踏み止まってバックを維持し両足をフックする。ケージを背負った状態でRNCをアゴの上から仕掛けるマカチェフは、チアノーゼを避けるためか力づくで極めにいくことはなかった。

2R、圧を強めるマカチェフは左を空振りする。左ミドルを蹴ったチャンピオンに対し、ヴォルカノフスキーがワンツーからスリーで前に出る。ここは見切ったマカチェフだが、続くステップインで左を受けて体が沈む。すぐにダブルレッグから上を取り直してスクランブルでバックに回る。

強引に倒しにいくが、スクランブルを許したマカチェフに絶対的なコントロール力が見られない。右を差して左のパンチをいれたヴォルカノフスキーが、ヒザ蹴りを受けて離れる。マカチェフは自ら圧を掛けるようになが、手は出ない。飛び込んで姿勢を乱したヴォルカノフスキーを見ても、ここもマカチェフは待っている。左フックから左ローのヴォルカノフスキーだが、左を被弾して下がる。ヒザを入れ、右ショートを当てたマカチェフは、ヴォルカノフスキーにローを蹴られても左を振って前に出る。

ヴォルカノフスキーは右ボディストレート、マカチェフは距離をとって左を入れると首相撲からヒザ蹴りに。体を入れ替えて押し込むヴォルカノフスキーが細かい左のパンチを顔面に打つ。マカチェフも細かいヒザを見せて時間となった。

3R、マカチェフが左ハイ。ヴォルカノフスキーはスイッチして右フックを伸ばす。オーソに戻ったフェザー級チャンピオンは左手を伸ばし、右ボディフックを決める。首相撲に取られないように離れたヴォルカノフスキーは、左ミドルを蹴られる。ここでフックから見ボディを打ち、引かない姿勢を見せたヴォルカノフスキーがカーフを効かせる。

マカチェフは首相撲から、ダブルレッグに切り替えケージに押し込むとバックに回る。ヴォルカノフスキーは胸を合わせてマカチェフをケージに押し込む。ここで左右のフックを放ったヴォルカノフスキーに大歓声が起きる。間合いを取り直した両者、ヴォルカノフスキーのステップインにマカチェフが左エルボーを合わせる。右カーフのヴォルカノフスキーは左フックに右をカウンターで打たれる。

マカチェフはステップを踏むようになりパンチを繰り出すが、左のスウィングをかわそうとして足を滑らせてか、引っ掛けられたかバランスを乱す。組んだヴォルカノフスキーだが、テイクダウンを奪えずラウンド終了を迎えた。

4R以降の経験値には大きな差がある両者。2度目の15分以上のファイトになり、マカチェフは左を当てるが、この回に限らずパンチにはさほどの強さが感じられない。それでもドンピシャのタイミングでダブルレッグでテイクダウンを決めたマカチェフが、スクランブル狙いのヴォルカノフスキーのバックを制し、ボディトライアングルを完成させる。尻をずらそうとするヴォルカノフスキーが後方へパンチを入れるが、マカチェフのホールドが続く。

残り1分を切っても、マカチェフに捕えられたままのヴォルカノフスキーは腕を手繰れず、胸を合わせることができない。何やら言葉を発しながら、後ろにあるマカチェフの顔面にヴォルカノフスキーがパンチを入れ続けた。

最終回、右ローに左を当てたマカチェフが右を空振りし、ヴォルカノフスキーがローからパンチに繋げる。組もうとしたヴォルカノフスキーにヒザを入れたマカチェフは、間合いを取り直し、ヴォルカノフスキーのテイクダウン狙いのフェイクに大きく反応する。と、左フックに組んだマカチェフがテイクダウンを決めるが、ヴォルカノフスキーが直ぐに立ち上がる。ケージに押し込み続けることをせず、マカチェフがリリースする。それでも左フックをかわしてダブルレッグで尻もちをつかせる。すぐに腰を挙げたヴォルカノフスキーは、シングルレッグを切り替えてバックを伺う。

ここはマカチェフも許さず、両者がスタンドに戻る。すぐにヴォルカノフスキーが組んでケージへ。パンチを入れて、ボディロックテイクダウンを仕掛ける。軸が乱れるマカチェフ、小手投げも決まれずスタンドで離れると、右を被弾してダウンを喫する。残り1分、クローズドガードのマカチェフは、頭を引き寄せ時間の経過を待つ。

スタミナの差が歴然で、ヴォルカノフスキーが腰を上げてパンチを連打。懸命に頭を抑え、手首を掴んだマカチェフだが下のままタイムアップを迎えた。

試合時間が経過するほど、勢いが増したのはヴォルカノフスキーに違いない。ただし、テイクダウン&コントロールの時間が多かったのはマカチェフだ。結果、マカチェフが3-0が判定勝ちで王座初防衛に成功した。


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MMA o Report UFC YouTube   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラエル・アデサニャ イスラム・マカチェフ

アレックス・ヴォルカノフスキー「イスラム・マカチェフは俺のことを過小評価していると思う」


 『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦するアレックス・ヴォルカノフスキーが以下のコメント。

「イスラエル・アデサニャのYouTubeで、ヴォルカノフスキーは『アンダードッグの方が好きだ』と言ってる。そそて俺が望むのはそういう試合だ。フェザー級でどうしようか迷っていたところにライト級の話が舞い込んできて、それが自分の希望になったという感じだ」

「階級を上げ、増量し、もっと強くならなければならない、テイクダウンのディフェンスを強化しなければならないと自分に言い聞かせ、突然、以前の2倍の強さになったんだ。ディフェンスも完璧だ。相手がぶつかってきても、俺はまるでレンガの壁のように感じる。その強さを目の当たりにして、俺はこれからどうなるんだろうと考えるんだ」

「俺は小さい。フェザー級の選手でも俺より背が高い。だが、彼の顔を見ていると、『こいつは大きくないな』と思う。俺は多くの人の顔を見てきた。これまでの試合でもそうだった。過去4、5戦もそうだったが、オクタゴンの中にいるとすぐに顔が変わってしまう。10秒あれば、すぐに顔が変わる。突然、サイズが気にならなくなり、突然、フットワークが良くなり、『こいつはどこにいるんだ? 俺はパズルの中にいるのか、あいつはもうドラマを与えているんだ』という感じになる。それから手を出すと、また問題が発生する。そしてグラップリングになり、俺が小さなレンガの壁になってしまったら、対戦相手は、『なんてこった、俺はどうなってしまったんだ』と思うんだ。特にイスラムはそうなるだろう。彼は自分が強くなりすぎたと思っている」

「俺が彼にどれだけの問題を与えられるかは多くのパターンがある。みんなは、『ああしろ、こうしろ』と言うけどな。みんなは彼の強さやサイズについて話しているが、俺はあまり気にしていない。グラップリングだ。彼が何をしたいかは一目瞭然だ。彼はもっと多くのことを心配している。彼は打撃ができないとは言わない。彼は計算し尽くしているし、我慢強いし、上手くやるし、それは彼のゲームにとてもよく合っている。グラップリングは大きな問題だが、準備がすべてだ。やるべきことをやっている」
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MMA o ONE UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ コナー・マクレガー ダスティン・ポイエー

イスラム・マカチェフが『UFC 284』をプロモーション不足だと批判→デイナ・ホワイトが反論


 『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でアレックス・ヴォルカノフスキーを相手にライト級王座防衛戦を行うイスラム・マカチェフが以下のコメント。

「大々的にプロモーションしているようには見えない。デイナ・ホワイトにも問題がある。彼はこの試合にあまり注意を払っていない。ここパースでは、誰もがこの試合について知っていて、楽しみにしている。それに、PPVに関しては、もっとできたはずだ。俺はヴォルカノフスキーをシドニーで1度見ただけだった。世界中で記者会見を開くこともできただろう。アメリカで記者会見を開くこともできたはずだ」

 また、MMA業界からも完全撤退を宣言したハビブ・ヌルマゴメドフがセコンドに就かない件については以下のコメント。

「彼がコーナーにいる方が、ずっと良い。アブダビ(『UFC 280』のチャールズ・オリヴェイラ戦)では、ちょっとしたことでコントロールを失ってしまっても、『ここでスピードを落とせ、ここでもっとプレッシャーをかけろ』と言ってくれた。そういう経験豊富な人がいると、有利なのは否定できない」


 この件についてデイナ・ホワイトが以下のコメント。

「まず第一に彼はダゲスタンに住んでいる。この試合のプロモーションのことを知っているのか? 何も知らないだろう。歴代トップ5に入るビッグファイトだ。そもそも、このイベントは完売だ。パースでチケットを取ろうと思っても取れない。そして、このイベントはオーストラリアで最大のPPVイベントになりそうだし、コナー・マクレガー vs. ダスティン・ポイエー3の記録を破ることになるだろう。だから、この試合がプロモーションされていないなんて、バカげている。インターネットのデタラメだ」続きを読む・・・
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【UFC284】計量終了 マカチェフ「皆を狼狽えさせる」✖ヴォルカノフスキー「全てをぶっ飛ばす」

【写真】フェザー級の時と同じ動きができるならヴォルカノフスキーにも分があるが、マカチェフの完封劇もある(C)Zuffa/UFC

明日12日(日・現地時間)に豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」の計量が行われた。

3年3カ月ぶりの豪州大会のメインはUFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーが、UFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑むチャンプチャンプ対決が組まれた。

コメインは王者がライト級王座を目指すフェザー級の暫定王座決定戦がジャイー・ロドリゲスがとジョシュ・エメットの間で争われる。


総勢9名ものご当地ファイターが出場する今大会、一番人気は当然のようにヴォルカノフスキーで、オージーファンの大声援を受けたのとは対照的に、マカチェフには大ブーイングが送られた。

固く握手をしてフェイスオフを行った両者、まずヴォルカノフスキーが「明日は全てを賭けて危険な戦いをする。でも、全てをぶっ飛ばす。Let’s go!!」とシャウトする。

対してマカチェフは「ここに20日間滞在して、皆のことを愛している。でも明日は皆を狼狽えさせる。ありがとう」と話し、大地がうねるようなブーイングを浴びた。なおフライ級のクレイジソン・ホドリゲスとライト級のズベア・トホゴフが体重オーバーで、それぞれシャノン・ロス、エイヴェス・ブレネルとキャッチウェイトで戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス: 145ポンド(65.77キロ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ266ポンド(120.65キロ)
パーカー・ボーター: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 204.5ポンド(92.76キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ: 206ポンド(93.44キロ)
モデスタス・ブカウスカス: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)
メルシック・バダザリアン: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス: 127ポンド(57.6キロ)
シャノン・ロス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155ポンド(70.31キロ)
フランシスコ・プラド: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・ジェイニス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 115.5ポンド(52.38キロ)
イズマエル・ボンフィム: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー: 146ポンド(66.22キロ)
シェーン・ヤング: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ズベア・トホゴフ: 157.5ポンド(71.44キロ)
エイヴェス・ブレネル: 155.5ポンド(70.53キロ)

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【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」

【写真】根性ファイトとスコリング、エンターテイメントと勝負論。ファイトだけでなく、思考的にもバランスが取れているクリバオ (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオ・インタビュー後編。

元K-1ファイターで、強烈勢いでパンチと蹴りを武器に戦うバダザリアンを前にして、クリバオにMMAの戦い方を尋ねた。高いファイトIQを誇るクリバオはエンタータイメントと競技の両面からMMAを理解し、また彼流のエキサイティングなファイトの定義を話してくれた。

<ジョシュア・クリオバ・インタビューPart.01はコチラから>


──ファンの後押しは嬉しい限りだと思いますが、ジョシュアのように規律と我慢をもって戦っていると、その声援に乗せられて自制心を失いアグレッシブになり過ぎることはないですか。

「とはいってもファイトはエンタータイメントでもあるしね、そうできる時は皆が喜ぶ試合をしようと心掛けてはいるよ。だから、皆が試合を見に来てくれるわけだし。と同時にはファイティングはスポーツで、勝敗が全て。絶対に勝たないといけない。エンターテイメントとは相手を殴ること。だけど、少しぐらい退屈になっても勝利が必要だ。エキサイティングな試合を心掛けて、勝つ。そのバランスを取ることが大切になってくる」

──シンガポールのチェ・スンウ戦。3Rは攻めまれ、思うように戦えなかったかと。

「最初の2つのラウンドを取っていることは分かっていた。だから、自分から攻めることはしなかった。ちょっとそこの塩梅が難しかったね。リスク管理をした結果だよ」

──逆に最初の2つのラウンドを失っていても、そのままの戦いを続けてしまう選手もいます。

「う~ん、もう後がない時は攻めるしかないよ。それでピンチを招いたり、相手が有利になったとしても攻めないと勝てないんだから。ジャッジの裁定で不利だと思っているなら、やるしかない。何よりも忘れてならないのは勝っている時も、負けている時もやるべきことをやるということ。それがファイトだよ」

ブレイキンバック そのために必要なのは、魔裟斗のスピリットだ(笑)。

──ただファイターも人間で。人間は逆転を狙うよりも倒されないこと、極められないようサバイブが目的になることがあります。

「そうならないために自分が不利な状態での練習が欠かせないんだ。試合でそのような状況にならない方が良い──でも、自分が追い込まれた場面を想定して練習しなければならない。そういう条件下で練習をしていると、実戦が楽に感じられるんだよ」

──ここまで質問は実は日曜日の対戦相手メルシック・バダザリアンが、爆発力のあるアグレッシブな元キックボクサーだからさせてもらってきました。今話したような様々な状況で、ジョシュアはどのような選択するのか。

「彼は頭を殴ってKOするために、前に出て来る。きっと、それは彼の戦闘本能がああいう戦いをさせているのだろう。そう対戦相手が僕を殺しに来る。そういう気持ちでオクタゴンに向かう。そして、最高のジョシュア・クリバオを魅せるつもりだ。

バダザリアンが前に出てくることで、この試合は本当にエキサイティングなモノになる。そうなることが嬉しいよ」

──ジョシュアは相手をおびき寄せて、殴ることに長けています。

「彼が下がって、僕が前に出るような展開だと実際はファンが楽しめる試合にはならないだろう。でも、バダザリアンが懸命に倒しにくれば話は別だ。ファンに最高の試合を見せる自信があるよ。

アグレッシブに前に、前にという風に戦う相手は戦いやすい。チェ・スンウ戦を思い出してほしい。彼が攻めてくるところで、僕はダウンを何度か奪っている。フィニッシュに近づいたシーンもあった。前に出て攻めてくる相手は、僕に隙を見せている。向うが僕にフィニッシュの機会を与えているんだ」

(C)Zuffa/UFC

──そんななかバダザリアンのどの攻撃には警戒が必要だと考えていますか。

「良いテクニックを全般的に持っているけど、一発の威力が強い左のパンチと同じく左の蹴りかな。でも、怖くはない。そしてグラップリングの展開になると、彼に勝ち目はなくなる。まぁ、ぼくが下になることはないけどね。スタンドの展開では僕がケージを背負うことになっても、相手に背負わせても彼は僕の正面に立たないことだ。

試合毎に成長したベストバージョンの状態で戦う。ファイトウィークに記者会見があり、ファンの姿を見ることができる。全てが自然の流れで進んでいることで、僕も凄く落ち着いている。このまま良い調子で、オクタゴンに上がりたい。重ねて言うけど、バダザリアンが倒しにくれば、ファイトは僕のモノだ。

そして、前の試合からどれだけ成長したかを皆に見てほしい。バダザリアンを完全ドミネイトする。新しくなり、以前と違う戦いができるジョシュア・クリバオを見てもらう」

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

The post 【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」 first appeared on MMAPLANET.
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K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship RIZIN UFC UFC284   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ イズマエル・ボンフィム キック クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ ブレイク・ビルダー ボクシング メルシック・バダザリアン ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】日本通? ジョシュア・クリバオ─01─「日本の市場はUFCが介入しづらい状況が整っている」

【写真】クリバオとブレインバック・コーチ。コーチはシドニー郊外にジムを持つ──ウィーン生まれもオーストリア人 (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナでUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催される。

2019年10月にメルボルンで行われたUFC243以来の豪州大会には、メインでUFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑む世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーを筆頭に総勢9名ものダウンアンダーUFCファイターが出場する。

その中の1人がフェザー級でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオだ。クリバオはオクタゴン戦績2勝1敗1分、通算戦績10勝1敗1分のファイターだ。殴り合いでなくてもダウンを奪う──そんなMMA IQの高さを駆使しながら、喧嘩上等のファイトもやってのける。

殴り合いもスコアリングもできるクリバオの日本のMMA事情に対する見識の高さの驚いていると、その原因がコーチにあることが分かった。それにしても未知の国への理解力の高さと言語化する力……なぜ、クリバオがあれだけファイトIQの高い試合を実行できるのか、理解できたような気がする。


――ジョシュア、次の日曜日の朝にコロナ後に初めて豪州で開催されるUFCでメルシック・バダザリアンと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「いつだってファンの前で、その声援を受けて戦うことは最高さ。そして、ファンが僕らの試合を会場で見ることができるということも本当に嬉しいよ。ファイトが観客の前に戻ってきた。素晴しいことだ」

──豪州は厳しいプロトコルが敷かれていました。その豪州にUFCはPPV大会を持ってきました。

「ここ数年、COVIDでビッグショーが開かれることはなかった。そして、今回のPPV大会が豪州で行われるということで、本当に世の中がノーマルに戻ったと実感できる」

──そして9人の豪州人選手が出場し、さながら豪州✖世界の様相を呈しています。その一員として戦うことをどのように感じていますか。

「豪州代表として、国境を越えてくる相手から自分たちを守らないといけない。この国のMMAの土壌をね。豪州人ファイターは気持ちを一つにして戦う。そのこともショーを盛り上げることになるだろう」

──ところで米国から遠く離れているという点では、豪州も日本も変わりありません。そしてMMAの歴史は日本の方が長く、人々に浸透していました。ただし、UFCファイターの数は豪州の方がはるかに日本より多いです。ジョシュア自身、なぜ豪州人ファイターはこれだけUFCにステップアップできるのか、どのように考えていますか。

「理由はいくつかある。豪州人選手がなぜUFCに進むことができるのかというよりも、日本人ファイターはなぜUFCとなかなか契約しないのか──ということだと思う。まず言葉、ランゲージバリアが存在する。それは凄く大きいことだよ。

そして日本にはRIZINという大きなショーが存在している。ONE Championshipも日本人ファイターと数多く契約した。この2つのプロモーションがあって、トップ選手はそこに流れた。また日本はMMA以外にK-1などキックボクシングのマーケットが開拓されていて、UFCが介入しづらい状況が整っている。結果、日本のUFCファイターは少なくなったんだと考えられる」

──ワォ。日本の事情にそこまで詳しく見識のある意見が聞かれるとは……。驚きです。

「実はコーチのおかげさ(笑)。イゴール(ブレイキンバック)は日本語が話せるんだよ」

──えっ、どういうことですか。

「ちょっと、コーチと代わるよ」

──ブレイキンバック・コーチ、なぜ日本語が話せるのですか。

ブレイキンバック ワカイ・トキニ・トーキョー・デ、3ネン・スンデイマス。1999年から2002年まで東京に住んでいたんだ。キックボクシングと柔術の試合をするために、東京を訪れた。トレーニングはタカマサ・ワタナベ先生のアクシス柔術でやっていたよ。

──明大前のですか。

ブレイキンバック ソーデス。メーダイマエ(笑)。そして魔裟斗のスパーリングパートナーで、高田馬場の正道会館のキャンプの時に一緒に練習していたんだ。でも豪州人のワイフと出会い、結婚してシドニーにやってきた。ここで20年前にジムを開いたんだ。

──20年前にシドニーに移り、まだ日本語が話せるのですか。凄いですね。

ブレイキンバック アハハハハ。チョット、ハナセマス。イツモ・ベンキョー・シタクテ。ミナサン・ハ・イツモ・エイゴ・ヲ・ハナスネ。デモ、ワタシ・ハ・ニホンゴ・ハナスネ。シドニーにいて日本語が使いたくて、日本人の友人にを相手に日本語で話しかけるけど、みな私には英語で話してくるんだよ(笑)。

「このイゴールがいてくれるから、僕は日本のことに詳しくなれるのさ(笑)」

──なるほどぉ。それにしても、そこまでしっかりと状況を整理して日本の事情について言葉にできるとは……。ジョシュアのファイトから、高いMMA IQが感じられた理由が分かったような気がします。

「それもコーチのおかげさ。彼は本当にMMA IQが高いから。イゴールの頭脳こそが、僕の最大の武器なんだよ」

──ところで昨年のシンガポール大会でジョシュアの試合をケージサイドで撮影させてもらったのですが、シンガポールの観客の空気感がONEの時とは違っていました。より米国的というのか、英語の野次や声援が多かったです。

「シンガポールと豪州は近いからね。あの時の観客は、本当に豪州人のファンが多かったと思う。豪州からは4選手が出場していたし。もちろん大半の観客が豪州人だったとは言わないけど、あの時は僕らを応援してくれるために多くのファンがシンガポールを訪れていたはずだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー(米国)
シェーン・ヤング(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
エイヴェス・ブレネル(ブラジル)

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MMA o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー アーノルド・アレン カルヴィン・ケイター マックス・ホロウェイ

4.15『UFC Fight Night 222』のメインイベントはマックス・ホロウェイ vs. アーノルド・アレン

【品質保証書付】 トレーディングカード UFC MAX HOLLOWAY HAND SIGNED AUTOGRAPHED 8X10 PHOTO WITH PROOF AND PSA COA 6


 UFCが4月15日に開催する『UFC Fight Night 222』(会場未定)でマックス・ホロウェイ vs. アーノルド・アレンのフェザー級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。同大会のメインイベントになると見られています。

 ホロウェイは昨年7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアレックス・ヴォルカノフスキーのフェザー級王座に挑戦し判定負けして以来の試合。現在UFCフェザー級ランキング1位。

 アレンは昨年10月の『UFC Fight Night 213: Kattar vs. Allen』でカルヴィン・ケイターに2R TKO勝ちして以来の試合で12連勝中(UFC戦績10勝0敗)。現在UFCフェザー級ランキング4位。続きを読む・・・
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【Gladiator020】ジョセフ・チェンとFSGウェルター級王座決定戦、森戸新士─02─「これまでと違う戦い」

【写真】ポイントが入らなくて、勝つためにパスという展開は見られるのか。またジョセフ・チェンは下攻めを選択するのか(C)MMAPLANET

22日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator020で、PROGRESS初代フォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座を懸けてジョセフ・チェンと対戦する森戸新士のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

対戦相手であるジョセフ・チェンについて語ってもらった前編に続き、そのジョセフ・チェンと如何に戦うかを訊いた。プログレスに限らずプログラップリングの場で、様々な相手と戦ってきた1年の集大成――森戸はその腰に初のベルトを巻くことができるか。

<森戸新士インタビューPart.01はコチラから>


――今回のジョセフ・チェン戦はADCCルールでもサブオンリーでもなく、フォークスタイルグラップリングマッチです。その点で森戸選手に利があると思いますか。

「それはあると思います。ただMMAグローブを着けた試合の経験ぐらいかもしれませんね。試合ではどんどんケージを使っていこうと考えていたのですが、B-teamの練習動画を視るとジョセフ・チェンも壁際の練習をしていて。しかもヴォルカノフスキーと壁際の練習をしているんですよ」

――UFC世界フェザー級王者のアレックス・ヴォルカノフスキーですか。

「クレイグ・ジョーンズがヴォルカノフスキーのグラップリングの練習パートナーで、ジョーンズはジョセフ・チェンを引き連れて練習していました」

――B-teamの練習動画といえば、ADCCオセアニア&アジア予選で対戦経験のある岩本健汰選手がジョセフ・チェンと一緒に練習していましたね。

「確か岩本選手はADCC予選で対戦する前にも、ジョセフ・チェンと一緒に練習したことがあるんですよね。まぁ、ジョセフ・チェンから『モリトはどんな選手なんだ?』と聞かれているかもしれないです(笑)。

僕は別に岩本選手と練習しているわけではないし、一度対戦したことがあるだけなので、特に気にはしていないです。ただ、セコンドには岩本選手が就くかもしれない。そこにクレイグ・ジョーンズも加わっていたら、ファンとして僕は嬉しいですけど。アハハハ」

――対戦相手のセコンドなのに(笑)。一方、森戸選手にとってはフォークスタイルグラップリングマッチで戦ううえで、ADCCルールやサブオンリーの試合しか映像のない相手の研究はできるものなのでしょうか。

「うーん、もともとジョセフ・チェンが情報のない選手ですから。ここ最近伸びてきている選手なので、そもそも試合映像も少ないです。とにかく強いっていう話を耳にするっていうぐらいで。でもスクランブルが強い選手なので、フォークスタイルグラップリングでもメチャクチャ強いと思いますよ。もちろんスタンドも強くて、壁レスもやっていますし」

――フォークスタイルグラップリングで必要な要素を兼ね備えている選手というわけですね。

「それに加えて、3R制なので引き込んでくる可能性もあると思っています。2ポイントを献上してでも極めに来るとか。まず相手は極めに来るでしょう。そうなるとシッティングからサブミッションを狙ったほうが、極められる可能性は高くなりますからね。そのジョセフ・チェンを相手に、どう戦おうかと考えています」

――森戸選手にとっても、過去のフォークスタイルグラップリングのように「引き込んだら優位」という試合展開ではないかもしれません。

「どうしても相手に2ポイントを献上してしまいますからね。僕も、これまでとは違う戦い方になると思います。須藤選手との試合(2022年9月、須藤拓真に4-1で勝利)でも、あれが他のノーギの試合であれば、全然違う試合展開になっていたはずです。どちらが先に引き込むか、という勝負があったり――一番はパスガードのポイントがあるかどうかで、試合展開が大きく変わってきます」

――その須藤戦も、過去の森戸選手の試合とは展開が大きく異なっていました。下になる須藤選手に対し、森戸選手がトップからどう攻めていくかという展開で。

「試合中にアジャストしたところは大きかったです。相手がテイクダウンに来ることはない、だからまず2ポイントを取りに行こうという意識はありました。でもこちらが組めば相手は引き込んでくるので、想定したものとは少し違っていたんですよ。足関節のセットアップも上手かったですし、何回か形を作られてしまって。そのためにリスクを取らずに、ポイントを守る形にアジャストしていきました」

――印象深かったのは、須藤選手がケージ際で背中を着けている状態で、森戸選手がやりづらそうにしていたシーンです。

「須藤選手はケージ際で戦おうとしていましたじゃないですか。だから僕はガードの中に入らず外からパスしようと考えたものの、ケージが邪魔でパスしにくかったです。それも相手の作戦だったと思います。ケージがあるので僕が回りきれず、そこに足関節を取りに来るとか。そのために戦い方を変えました」

――きっと過去の試合では、森戸選手の相手がそう考えていたのだろうなと。

「アハハハ、そうでしょうね」

――須藤戦から3カ月後には、闘裸男寝試合=サブオンリーの試合で白木アマゾン大輔選手と対戦し、結果は時間切れドローでした。

「アマゾンさんは、やりづらかったです。足を触らせてくれなくて。ずっとレスリングを練習していたみたいで、スタンドも構えが低くてケージまで押していくことが難しかったですね。僕としてはケージ際で戦おうと考えていたのですが、試合後にアマゾンさんと話をしたら『絶対にケージ際へは持ち込ませない』と考えていたそうです(苦笑)。それで僕が引き込んで足を取ろうとしても、アマゾンさんがスプロールのように足を伸ばして取れない。上半身を狙っても、ワキとヒジを閉める力が強くて取れない。鉄壁のディフェンスでした」

――そう考えると、この1年はフォークスタイルグラップリングだけでなく、プログラップリングの舞台で様々なタイプの選手と対戦してきました。その中で得たものはあるでしょうか。

「プログレスに関していえば、壁レスの練習を始めました。それと今までは、ほとんどギの練習しかしていなかったのですが、ノーギの練習も大切にしています。他は、それほど大きな変化はないですね(苦笑)。逆にプロだからアマチュアだからというのは、気にしないようにしています。どちらでも試合が始まったら相手と1対1で、一つのルールがあり、レフェリーが見届けるなかで試合をする。それはアマチュアの柔術でやってきたことと変わらないですから。

ただ、プロの試合になるとお客さんも多いし、アマチュア時代と違う評価を受けることにもなります。あとは雰囲気が全然違うので、プロの舞台に慣れる必要がある。そこでずっと試合に出させてもらったことで、今はプロの舞台に慣れてきたと思っています。特にグラジエイターは、今では176Boxの控室も勝って知ったるものでメチャクチャくつろいでいますよ(笑)」

――ホームのようなグラジエイターの会場で行われるプログレスのタイトルマッチに向けて、意気込みをお願いします。

「しっかり勝って、ベルトを巻きます。ベルトを巻くというのは、格闘技をやっている者として夢ですからね」

■視聴方法(予定)
1月22日(日)
午後2時20分~THE 1 TV YouTube

■ Gladiator020対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
井上啓太(日本)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

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o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ カルヴィン・ケイター ジョシュ・エメット ブライアン・オルテガ

2.12『UFC 284』でヤイール・ロドリゲス vs. ジョシュ・エメットのフェザー級暫定王座決定戦

2.12『UFC 284』イスラム・マカチェフ vs. アレックス・ヴォルカノフスキーのライト級タイトルマッチが正式決定(2022年11月13日)

 こちらの続報。


 UFCが来年2月12日に西オーストラリア州パースで開催する『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』のセミファイナルでヤイール・ロドリゲス vs. ジョシュ・エメットのフェザー級暫定王座決定戦を行うことを発表。

 メインイベントでフェザー級チャンピオンのアレックス・ヴォルカノフスキーがイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦することから暫定王座決定戦を組んだようです。

 ロドリゲスは7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』でブライアン・オルテガと対戦、1Rにオルテガの肩の負傷により1R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCフェザー級ランキング2位。

 エメットは6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でカルヴィン・ケイターに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。現在UFCフェザー級ランキング5位。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ マテウス・ガムロ

デイナ・ホワイト「チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフの勝者にアレックス・ヴォルカノフスキーが挑戦することが理に適っている」

アレックス・ヴォルカノフスキー「正式決定だ、俺は『UFC 280』チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのバックアップファイターになった」(2022年10月11日)

 こちらの続報。UFCフェザー級チャンピオンのアレックス・ヴォルカノフスキーがツイッターで「正式決定だ、俺はライト級タイトルマッチのバックアップファイターになった。みんな、アブダビで会おう」とコメントしましたが、


 この件について同じく『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でマテウス・ガムロと対戦するベニール・ダリウシュが「正直言って混乱している。彼がゲームをしているのか、それともUFCがゲームをしているのかは分からない。というのも、俺が補欠だと言われたからだ」「何か問題が起きた場合に備えて、同じ大会でライト級の試合がもう一つ組まれているわけだし、何が起きているのか理解できない。真相を探ろうと思うが、今回の目標はガムロだ。だが、俺は本当に自分が補充要員だと思ってた。そう言われたからな」とコメント。チャールズ・オリヴェイラかイスラム・マカチェフのどちらかに問題が起きた場合は自分が繰り上がりでライト級王座決定戦をすると思っていたそうです。


 これに対しアレックス・ヴォルカノフスキーは「俺はゲームをしているわけじゃない。多分彼はかなり以前に言われたんじゃないか。数ヶ月前なのか、マネージャーとどういう会話をしたのか、彼はそう思い込んでそれ以来調べてないのかどうかは知らないが、俺のセコンドもアブダビに行くし、お金も貰っている。だからゲームじゃない」「もし、どちらかが計量ミスをしたら、俺が出場する。またミスした方が勝って、ベルトが空位のままだったら何の意味もないからね。俺はトレーニングに集中するだけだが、計量ミスした方がチャンスを奪われるのは明らかだと思う」とコメント。


 一方でデイナ・ホワイトは次期ライト級王座挑戦者がアレックス・ヴォルカノフスキーになることを示唆し「まぁ、それが理に適っている」とコメント。バックアップファイターについては明言していません。続きを読む・・・