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【UFC ESPN52】メディアデーでホロウェイの目に涙。コリアン・ゾンビはアジア強化策に指針を示す

【写真】今回のシンガポール大会も、やはり圧倒的に韓国メディアの数が多く、会見時間もジョン・チャンソンが最長だった (C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のメディアデーが、24日(木・同)に同地セントーサ島にあるリゾートワールド・コンベンションセンターで行われた。
Text by Manabu Takashima

メインのフェザー級マッチで戦うマックス・ホロウェイとジョン・チャンソン、日本からデビュー戦を戦う中村倫也&風間敏臣の両者など13人の選手が登壇し、アジアのメディアのインタビューを受けた。


ジョン・チャンソンはホロウェイ戦に向けて「激しく楽しい試合にしたい」と話すと、タイトルを目指すかという問いには「この試合で自分がどれだけできるのかを確認して、次のことを考えたい」とコメントした。

また日曜日に開かれるRoad to UFCに出場するアジアの新鋭に対して期待していることという問いに関して「米国などのMMAh技術的に見て、アジアの国々より進んでいるのは確かなことで。韓国、日本、中国はそれぞれ独自の基盤があり、そこだけで戦っていると難しい。だからといって米国に行って練習するのが絶対ということではなくて、オープンマインドで新しい練習にも挑戦して、自分が持ち得ているモノを発展させないといけない。それこそがファイターには欠かせない要素で、そうすることでアジアのファイターもチャンスが広がりUFCで良いキャリアを過ごせることになるだろう」と指針を示した。

ホロウェイは「1年4カ月間、試合をしていないからこそベストのコリアン・ゾンビであることを求めている。UFCはベストファイターを対戦相手にとして常に用意してくれる。だから誰と戦いたいとか、そういうことは余りに考えていない」と言うと、アルジャメイン・ステーリングのフェザー級転向についても、「分からない」と目の前のこと、当たられた相手に最善を尽くすという姿勢を改めて見せた。

そのホロウェイは、ハワイ島の大火事について尋ねられると、「俺の人生にこんなことが起こるなんて初めてのことだ。ハワイの皆が立ち上がる。この試合を通して、世界が立ち上がるんだ」というと、涙をこぼす一幕が見られた。

また実に1年7カ月ぶりの実戦復帰となるギガ・チガゼは、「娘のバレーボールの試合を応援に行き、隣に耳のわいた父親がいて、向うもこっちを見ている。それがレオ・ヴィエイラだった。そこから柔術の指導を受けるようになり、指導者と選手以上の関係になったんだ」という運命的な出会いを語る。

KINGS MMA所属しており、自分の周囲はほとんどブラジル人。ほとんどブラジリアンになっているとメディアを笑わせた

中村倫也は記者会見中、英語での回答を続けて、その姿勢をUFC関係者も大いに感心し、「チャンピオン道を歩んでいる」という風に話す関係者もいた。

さらに韓国のメディアから「テッキョン、シルムを経験したことで、何かMMAに生きることがあるか」という問いに、中村は「テッキョンの道場で秘密兵器を手にした」と笑顔を見せていた。

一方、風間敏臣はファイトウィークの過ごし方について、「会見があることを想定して準備してきた」とストレスがないことを強調。「本音をいえば試合に集中したいか」という質問にも、「本音はそうですが、会見に出ることも戦いの一部です」とプロフェッショナリズムが芽生えていることをうかがわせた。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

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【UFC ESPN52】ビリー・ゴフ戦前の木下憂朔 with佐藤天─02─「どれだけ成長したのかを見てほしい」

【写真】取材時はセントーサ島でなく、シンガポール島に滞在。月曜日にファイターズホテルに移動した (C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(土・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるUFC225で、ビリー・ゴフと対戦する木下憂朔インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

ここでは木下とともにシンガポール入りしていたキルクリフFCのチームメイト、佐藤天にも木下のフロリダでの様子や成長ぶりを訊く。特にレスリング力が上がったという木下にとって、レスリング&パンチやヒジの一撃を持つゴフとは共通点もある。そんなゴフを相手に、木下はUFC本戦の初勝利となるか。

<木下憂朔インタビューPart.01はコチラから>


――佐藤選手も一緒にシンガポール入りしていたのですね!

佐藤 お疲れ様です。佐藤です!

――佐藤選手から、木下選手がフロリダでどのように過ごしているか教えていただけますでしょうか。

佐藤 今は木下君と一緒の家に住んでいるんですよ。毎日同じ生活をしていますね。朝に練習して昼は休憩、夜にまた練習して――寝て、朝から練習という。週末もほぼ何処にも行かずに休んで。ここまで試合に向けて、集中して過ごせていたと思います。

彼は英語が話せなくても、コミュニケーション能力が高いんです。それが大阪出身ならではなのか(笑)。何でも自分から訊きに行って、英語が分からなくても身振り手振りでコミュニケーションを取っていますからね。あと一番大事なのは、一度訊いたら自分自身で考えて繰り返し練習しているので、すごく飲み込みが早いです。

――佐藤選手から見て、この半年間の成長ぶりは目を見張るものがありますか。

佐藤 そうですね。初めて来たときにはレスリングについて知らない部分が多すぎて、せっかく良い体躯を持っているのに対処できなかったりとか。あるいは、もう少しで出来ることでも自信がなくて出せなかったり……。チームメイトのアドバイスをもらいながら練習してきて、今は本人も自信がついてきたのだと思います。特にレスリングの面は急成長してきました。自分は今、負傷があって練習できずに見ていることが多いのですが、見ている分その成長具合が分かります。

――「畏れ多いです……」という表情で聞いていた木下選手から、今の佐藤選手のお話についてどう思うか聞かせてください。

「アハハハ、そんなことないですよ。もう佐藤さんの仰る通りです(笑)」

佐藤 これは本当に――もう全然違いますよ。今はトップ選手と練習していても、やられることはない。自分が苦手なことから目を背けずに練習してきて、メチャクチャ良くなっていると思います。

――一方で渡米してから体重が過去最高を記録したそうですが、通常体重を増やしているのですか。

「いえ、単に太っただけです。一度、日本に帰国したんですよ。そうしたら日本のメシが美味すぎたから、ただ食いすぎただけで(笑)」

佐藤 アハハハ! フロリダに戻ってきて、周りから『デブ! デブ!』とイジられていましたよ。

「マックスの体重が過去最高だっただけで、すぐに落としました!」

――海外から日本へ帰ってきた時、まず空港のお店が異常に美味しく感じますよね。

「だから空港でフライングしちゃうんですよ(笑)」

――なるほど。日本食の話はこれぐらいにして、そもそも木下選手の体躯であれば、ウェルター級で戦うために体を大きくしていく必要はなさそうです。

「そうですね。同じ階級ならフィジカルで負けることはないです。僕の場合は力で負けるというより、技術が無さすぎて練習でもクシャッとされる感じでした」

――では次の試合についてですが、対戦相手のビリー・ゴフは木下選手と同様に昨年のDWCSから本戦に上がってきました。当時はチェックしていましたか。

「あの時はチェックしていなかったです。タフでアグレッシブな選手ですよね。最近は毎試合、逆転勝ちのような内容で。最初は相手のほうが攻めていても、最後はゴフの圧にやられてしまうのか……。パンチを食らっても前に出て来るから、相手のほうが『アレッ?』となってしまうんかなって思います」

――ゴフが自分のペースに引き寄せるのは、テイクダウンに行くなど得意のレスリングで攻め始めてからです。それは先ほどから話に挙がっている、木下選手のレスリング力の向上もポイントになると思われます。

「まず相手のほうはパンチが効いていると思って、前のめりになっているところに組まれるから疲れていると思うんですよ。その果てにエルボーで仕留めるっていう」

――ゴフのようなタイプを相手にした時は、待つべきなのか。それとも最初から自分が攻めていくべきなのか……。

「自分は最初から行きます。僕もゴフと同じようなタイプで、どんどん自分から前に行ったほうが良いと思うんです。あそこで引いてしまうと、これまでゴフに負けた選手と同じような感じになっちゃいますよね。かといって僕も、ヒューギット戦のように前のめりになりすぎるのではなく、戦いつつ相手のことをしっかり見ることができれば――。今回の試合で、僕が半年前からどれだけ成長したのかを見てほしいですね。それがよく分かる相手だと思います」

――半年前の木下選手とは何が一番違うでしょうか。

「レスリング面も向上しましたが、まずはメンタル面ですね。落ち着いて戦うこと。それをテーマに練習してきました」

――昨年4月にパンクラスで村山暁洋選手を跳びヒザでKOしています。あの跳びヒザは、落ち着いて相手のことが見えていないと難しいフィニッシュだと思います。

「あの時は、しっかり相手の頭が動くのを確認してから跳びました。今までの試合も同じですね。全て『相手はこう動くから、これが当たるな』と自分で分かって出した攻撃でKOしてきました」

佐藤 今回は木下君が、気持ちがブレずに戦うことができれば、勝てると思いますよ。

――佐藤選手もインタビューに協力していただき、ありがとうございました。最後に木下選手から、次の試合への意気込みをお願いします。

「意気込み……。最後の意気込みって苦手なんですよね」

――なぜ苦手なのですか。

「なんかオモロイこと言わなアカンっていう気になっちゃうんですよ。ここで『頑張ります!』と言っても『そらそやろ、誰でも頑張るわ』とか思います」

――コミュニケーション能力が高くても、何でもウケを狙おうとするのは悪い癖です(笑)。

「アハハハ!前回の試合はポカして、『やっぱりウェルター級で日本人は勝てないのか……』と思われてしまったかもしれないです。そんな想いをひっくり返せるように、思いっきりフィニッシュしてきます!」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■ UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

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o UFC アレックス・カサレス

UFC on ESPN+81:第8試合・ジュリアン・エローサ vs. フェルナンド・パディーヤ

フェザー級

エローサはUFCと3度契約し、最初の2回は1勝も出来ずリリースされたが、3回目の今回は5勝2敗と勝ち越し。堀江を下しているハキーム・ダオドゥからも判定勝ちしている。UFCデビュー戦で敗れた夜叉坊がリリース後にローカルで苦しんでいるのと対照的に、すっかりUFCに定着した。前回はランキングから外れたばかりの大ベテラン・アレックス・カサレスと対戦し、勝てば4連勝でランカー挑戦の可能性が高かったが、1Rに左ハイでダウンを奪われパウンドでKO負け。ランカー手前の壁は厚かった。33歳。

メキシコのパディーヤUFCデビュー戦。2021年のLookin' For a Fightで2RKO勝ちしてUFCとの契約を決め、10月には初戦が組まれていたが、ビザの問題で試合が出来ず、それが解決するまでほぼ2年のブランクが開くことになった。長身・細身のストライカーだが、安易に下になりがち。下からは長い手足を使ったラバーガードで攻めるものの、対策されていると厳しい。26歳。

パンチで出るパディーヤ。エローサジャブ。パンチを打ち込むが、パディーヤの左もヒット。パディーヤの連打がヒット。下がるエローサをケージまで追って右を入れると膝から崩れたエローサ。タックルに入るが切られた。さらに右をもらいダウン。すぐ立ったエローサだがレフェリー割って入りストップ。

ストップに納得いかないエローサだが、2発目をもらった時の崩れ方が良くなかったか。

パディーヤ、ブランク明けのUFCデビュー戦で1RKO勝ち。直近で勝ち越している、もうすぐランクインレベルのエローサに勝ったのは大きい。

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o アレックス・カサレス ダナ・ホワイト ボビー・グリーン

UFC on ESPN+74:ポストファイトボーナス/総評

・ファイト・オブ・ザ・ナイト:ドリュー・ドーバー vs. ボビー・グリーン

・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:アレックス・カサレス、ミハル・オレクシェイチュク

2022年最後の1戦となったメインは凡戦に。5Rになってようやく打ち合ったが時すでに遅し。両者とも、前回敗れてからの再起戦だったので慎重になってしまったか。キャノニアも勝ったとは言え、微妙なラウンドがある中で攻めに行けてなかった。勝ったがダナ・ホワイトにはタイトルマッチにはスルーされそうな内容。

セミのツァルキャンは無敗のイスマグロフに勝利。前戦でクタテラーゼからテイクダウンを奪われるまでテイクダウンディフェンス率100%だったイスマグロフから7度もテイクダウンを奪って完勝。こちらも前回ガムロに負けてからの再起戦だったが、いつも通りの攻めを見せた。ガムロ戦も僅差だったし、現王者のマカチェフとの対戦も健闘していたので、来年は上位ランカーとの対戦が見てみたい。

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【UFN216】計量終了 2022年UFC最終戦は、2023年を睨みアルバジ✖コスタ&ドヴォルザーク✖ケイプに注目

【写真】ダナ・ホワイトが激怒した今年のコンテンダーシリーズ第1週の勝者コスタは、ローカルショーの1勝を積む上げUFCと契約が成った (C)Zuffa/UFC

2022年のUFC最終大会=UFN216:UFN on ESPN+74「Cannonier vs Strickland」が17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催され、16日(金・同)に計量が行われた。

今年のUFC最後の試合、つまり今大会のメインはジャレッド・キャノニアー✖ショーン・スティックランドのミドル級の一番だ。とはいえ日本のファン目線でいえば、メインカードのアミール・アルバジ✖サレッサンドロ・コスタ、プレリミのダヴィッド・ドヴォルザーク✖マネル・ケイプ──フライ級の2試合が気になるところだろう。


イラクからスウェーデンに政治亡命し英国で暮らすアルバジ、ブラジルのコスタ、チェコのドヴォルザーク、そしてポルトガルのケイプと非米国人ファイターばかりなのも、フライ級らしいといえる。

UFCで3勝0敗のアルバジはアレックス・ペレス、ブランドン・ロイヴァルという米国人トップランカーとの対戦が流れ、オクタゴン初陣のコスタとの対戦になった。絶対に星を落とすわけにはいかないばかりか、次こそトップ5とのファイトを絶対的にするためのインパクトを残す必要がある状況だ。

とはいえアルバジは究極の勝利至上主義ファイターで、決して熱くなることなく、自身のやるべきこと淡々とこなし、対戦相手の傷口を冷静につく──強すぎる心臓の持ち主だ。ファンの期待とは別のところで、勝つために通じる手段をコスタにぶつけ続けるだろう。

ケイプとドヴォルザークはプレリミ、しかも第2試合で組まれることが信じられない一戦だ。ケイプはUFCに慣れるまでやや時間を要したが、2試合連続で印象的な初回KO勝利を挙げて巻き返した2021年から、今年は自らテストで陽性になったこともあり、2試合連続試合が流れ、今回が最初で最後の2022年の実戦となる。

対するドボルザークは3月にマテウス・ニコラウに敗れて以来、8カ月振りの再起戦となる。この両者の戦いは、一瞬の隙、少しの間が命取りになろう。

格闘技の経験がなくチェスからMMAファイターを志したドボルザークの強味は相手のミスをつく状況判断と洞察力。対してケイプは慎重さと爆発力という対照的なエレメントが融合しているファイターだ。

2023年フィナーレ大会に出場するフライ級4選手のいずれかが、2023年に平良と戦う可能性は決して低くない。そういう意味でもマスト・ウォッチの2試合だ。

■視聴方法(予定)
12月18日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN216計量結果

<ミドル級/5分5R>
ジャレッド・キャノニア―: 185.5ポンド(84.14キロ)
ショーン・スティックランド: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ダミール・イスマグロフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
アミール・アルバジ: 125.5ポンド(56.92キロ)
サレッサンドロ・コスタ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス: 145ポンド(65.77キロ)
ジュリアン・エロサ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ: 185ポンド(83.91キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
シャイアン・ヴリスマス: 115.5ポンド(52.38キロ)
コリー・マッケナ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
サイドユカップ・カクラモノフ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マァフゥシャトゥ: 155ポンド(70.31キロ)
ラファ・ガルシア: 158.5ポンド(71.89キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル: 170ポンド(77.11キロ)
リナット・ファクレトディノフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク: 125.5ポンド(56.92キロ)
マネル・ケイプ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
セルゲイ・モロゾフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジャーニー・ニューソン: 135.5ポンド(61.46キロ)

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o UFC アレックス・カサレス アーノルド・アレン ギガ・チカゼ

UFC on ESPN+69:第8試合・ソディック・ユサフ vs. ドン・シェイニス

フェザー級。ユサフ12位。

ナイジェリア出身のアフリカンパワー・ユサフ。UFC5勝1敗。UFCデビューから4連勝していたが、UFCデビューから7連所していたアーノルド・アレンと対戦し、接戦の展開から最後はケージに押し込まれる展開で判定負け。今年3月の前戦では、ベテランアレックス・カサレスにタックルからバックに回られる展開が続いたものの、後半は引き剥がしてパンチを入れ判定勝ち。当初は2週間前にギガ・チカゼとのカードが組まれていたが、チカゼ負傷欠場により、UFCデビュー戦のシェイニスとのカードに変更となった。

12勝3敗で31歳のシェイニス。デビュー戦でいきなりランカーとの対戦に。Cage Titans FCというよくわからないプロモーションの王者。12勝の内、判定は2試合だけで、8KO2一本勝ちとフィニッシュ率が高い。当然ながら、オッズは大差でアンダードッグ。

いきなり首相撲に捕らえたユサフ。膝連打。シェイニスパンチを打ち込むが膝をもらっている。ケージに詰めてタックルに入るが、ユサフギロチンで引き込んだ。クローズドで絞める。シェイニスタップ!

ユサフ完勝。デビュー戦の相手には厳しすぎた。

 

カテゴリー
o UFC アレックス・カサレス ジュリアン・エロサ

UFC275:第6試合・チェ・スンウ vs. ジョシュ・クリバオ

フェザー級

スンウは189cmの長いリーチを持つストライカー。UFCデビューから2連敗したが、そこから3連勝。ジュリアン・エロサには1RKO勝ちした。しかし、前戦はベテランのアレックス・カサレスと対戦し、1Rにパンチでダウンを奪ったが、そこで膝をついた状態のカサレスの顔面に膝を入れてしまい、反則ブレイクで仕留められず。2Rにバックを取られてのチョークで逆転負けした。

オーストラリアのクリバオは、地元大会で欠場選手の代役としてUFCと契約。初戦は階級上のライト級だったこともあり、いいところなくKO負け。2戦目は1Rにダウンを奪ったが後半盛り返されドロー。前戦は中国のヌアダンビク相手に1Rテイクダウンで攻められたが、2R以降は打撃をヒットさせUFC初勝利。その試合から1年以上のブランク明け。

間合いに入れないクリバオ。リーチで勝るスンウが牽制の打撃を放つ。クリバオが飛び込んでパンチを放つがバックステップされ空振り。見合いが続いてブーイング。左で飛び込むクリバオにカウンターを合わせようとするスンウ。スンウの連打をかわしたクリバオ。左ハイがヒット。間合いが詰まってきた。クリバオのワンツーがヒット。飛び込んでのパンチでスンウ効いた!スンウはパンチを放つことでしのごうとするがまたもらった。ダウン気味に膝を着いた。組んで凌ぐスンウにパンチを入れるクリバオ。離れたところでスンウがパンチ連打で出ていく。ラッシュ。距離を取りかわすクリバオ。ホーン。

1Rクリバオ。

2R。クリバオがパンチをヒットさせていく。飛び込んで右。スンウもムキになって打ち返していくが空振りが多い。右が顎を打抜きダウン!後転して近づいてきたクリバオにタックルに入るがスンウ切った。クリバオの右がまたヒット。スイッチを繰り返すクリバオ。スンウの左右のハイは空振り。クリバオの右がまたヒット。残り1分。またパンチで出るスンウ。終盤出ていくスンウだが、打ち終わりにクリバオが打ち返す。ホーン。

2Rクリバオ。

3R。スンウ出ていく。クリバオ下がる。逃げ切り気味で手数が少ない。クリバオ飛び込んでアッパー。さらにワンツー。右がヒット。スンウの打撃はブロックの上。出てきたスンウにクリバオボディロック。ケージでこらえるスンウ。スンウ逆にボディロックからテイクダウン。亀になったクリバオに両足フックしてバックマウント。四の字バックへ。残り90秒。チョークを狙うが防いだ。逃げ切ろうとするクリバオ。脇に腕を挟んでディフェンス。残り20秒でパウンドに切り替えたスンウ。立ったクリバオ。タイムアップ。

29-28クリバオ、29-28スンウ、29-28クリバオ。スプリットでクリバオ勝利。

スンウに入れるとしたら1Rか。でも効いた打撃はクリバオだったし、スンウはない。

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MMA MMAPLANET o UFN203 アレックス・カサレス キック

【UFN203】ソディック・ユースウが右インローでカサレスを削り、ユナニマス判定でランカー対決を制す

<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アレックス・カサレス(米国)

サウスポーのカサレスが右腕を伸ばしながら近づくも、ユースウはグローブタッチをしない。左クロスを当てたカサレスが組みつきボディロックでグラウンドに持ち込んだ。バックに回るカサレス、しかしユースウもしのいで立ち上がる。スタンドではプレッシャーをかけ続けるユースウが、カサレスの左ミドルをキャッチしてグラウンドに持ち込んだ。相手の足を捌いてパスを狙うユースウに対し、カサレスは立ち上がるもバックを狙われる。ケージ際の差し合いからカサレスが離れてケージ中央へ。ユースウが右ハイを2発、カサレスはブロックするもバランスは崩れる。

サークリングしながら打撃を放つカサレスに組みついたユースウが、ケージ際でバックに回った。右足を差し入れるユースウ、持ち上げて引き倒そうと試みるが、カサレスも耐えて離れる。両者のローが交錯したあと、ユースウがプレッシャーをかけながら、カサレスの右フックをかわしてボディロックで組みつき、カサレスをケージに押し込む。ユースウがバックに回るが、切り返したカサレスが反対にバックを奪う。しかしユースウも正対して右腕を差し上げてカサレスをケージに押し込んだ。

2R、カサレスが大きな左ロー。ユースウはコンパクトな右ストレートで攻める。右サイドキックで相手を突き放すカサレスだが、ユースウの前進は止まらない。ユースウのパンチをもらってグラついたカサレス、下がりながら左アッパーを突き上げるも空を切る。右ストレートから右ミドル、そして相手が入ってきたところに右ストレートをカウンターで合わせたユースウ。カサレスは左ボディストレートからサークリングする。ユースウの左フックをもらったカサレスが一瞬マットに手を着いた。ローを受けたカサレスの手数が増えるも、ペースを握り返すには至らない。

ユースウのローを受けてバランスを崩すカサレス。しかし崩れながらもユースウをこかすなど仕掛けは多い。ユースウは細かい蹴りでカサレスを中に入れさせず、ケージを背負わせる。左ストレートでケージ中央まで押し返すカサレスだが、蹴りをすくわれて尻もちを着いた。立ち上がり、左ボディを突き刺すカサレス。ユースウはガードを固めて相手を見ながら、右インローでカサレスを追い込んでいく。カサレスの足が流れ、バランスが崩れることが多くなった2Rだった。

最終回、右サイドキックで入るカサレス。ユースウはガードを固めて右インロー、カサレスの右サイドキックをキャッチしたがテイクダウンは成らなかった。しかしユースウの右インローがクリーンヒット。ユースウは右ショート、カサレスは左ストレートを返す。カサレスの左ボディが当たると、ユースウが下がるように。見合いながら右バックスピンキックを相手の腹に突き刺したカサレス。ユースウも右インローを当てるも、カサレスが前に出ていく。相手にケージを背負わせて左ストレートで攻め立てるカサレス、ユースウが前に出て来ると組みついてテイクダウンを仕掛ける。

これを凌いだユースウは右ハイ、そして右ショートを当ててカサレスをグラつかせた。さらに右ローで追い込むユースウ。カサレスの左右フックをダッキングでかわすユースウ、右インローを効かせる。カサレスは組みつくもユースウが両腕を差し上げて倒れず。ユースウが右ローから、組みついてきたカサレスをガブって試合を終えた。

裁定はユナニマスで、右インローを効かせたユースウが勝利した。


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F1 o UFC アレックス・カサレス カイラー・フィリップス キック ジョゼ・アルド ジョニー・ウォーカー ジリアン・ロバートソン ブルーノ・シウバ マルロン・モラエス

UFC on ESPN+61:オッズ/予想と展望

アゴ・サントス 5.40
マゴメド・アンカラエフ 1.16
マルロン・モラエス 2.95
ソン・ヤドン 1.42
ソディック・ユサフ 1.43
アレックス・カサレス 2.90
カリル・ラウントリーJr 2.15
カール・ロバーソン 1.74
ドリュー・ドーバー 1.61
テランス・マッキニー 2.45
アレックス・ペレイラ 1.56
ブルーノ・シウバ 2.55
マシュー・セメルスバーガー 1.53
AJ・フレッチャ2.60
JJ・アルドリッチ 2.10
ジリアン・ロバートソン 1.77
トレヴィン・ジョーンズ 2.30
ジャビッド・バシャラート 1.67
デイモン・ジャクソン 1.87
カムエラ・カーク 1.95
サビーナ・マゾ 3.50
ミランダ・マーヴェリック 1.31
ダルチャ・ルンギアムブーラ 1.80
コーディ・ブランデージ 2.05
クリス・モウティーニョ 1.69
ギド・カネッティ 2.25
テフォン・チュクウィ 2.55
アザマト・ムルザカノフ 1.54

メインはライトヘビー級5位サントスと6位アンカラエフの対戦だが、オッズは圧倒的大差でアンカラエフがフェイバリット。3連続KO勝ちでジョン・ジョーンズのタイトルに挑戦し、JJ相手に唯一スプリット判定まで持ち込んだサントスだが、そこから連敗。前戦はジョニー・ウォーカー戦で、両者ともに勝負に行かない退屈な展開で、判定勝ちしたものの評価は上がらず。次戦でジャマール・ヒルがウォーカーを豪快にKOしているだけに、サントスにも不甲斐なさを感じた。38歳ともう下り坂。

対するアンカラエフはロシア・ダゲスタン共和国出身のコンバットサンビスト。UFC初戦でポール・クレイグ相手にリードしていたが、残り1秒で三角絞めで敗れたのがキャリア唯一の敗戦で、そこから7連勝中。一本勝ちがなく、勝った試合はKOか判定。今回が初のメイン。

ストライカー対決だが、勢いの差でアンカラエフKO勝ち。

セミはWSOF王者マルロン・モラエスライジングスターのソン・ヤドンが挑む。モラエスはセフードのタイトルに挑戦しKO負けすると、バンタム級転向初戦のジョゼ・アルドに僅差の判定勝ちをしたが、負けたアルドがタイトルに挑戦し、モラエスはそこから3連続KO負け。最近はダメージの蓄積を感じさせる倒れ方を見せるようになってきた。

UFCデビューから連勝していたヤドンはテイクダウンディフェンスとリカバリーに難があり、カイラー・フィリップスに敗れて初黒星を喫したが、そこから2連勝中。オッズでもヤドンが優勢。

メインカードに出場するテランス・マッキニーは2週間前に1Rチョークで一本勝ちしたばかり。リック・グレンの代役として先週急遽出場が決まった。前回はキック王者のファレス・ジアム相手にアンダードッグだったが、グラウンドに持ち込みチョークで一本勝ち。今回の相手は元ランカーのドリュー・ドーバーで、またもアンダードッグとなっている。下馬評を覆すことはできるか。

メインカード第1試合はGloty王者のアレックス・ペレイラがUFC2戦目を行う。初戦はUFC1勝1敗の相手に組み付かれる展開で苦戦する展開から、2Rに飛び膝で逆転KO勝ち。今回の相手ブルーノ・シウバは昨年6月のUFCデビューから半年で3連続KO勝ちしたストライカーで、22勝中19KOで一本勝ちはないが、柔術は黒帯。ペレイラの初戦を見る限り、オッズほどに楽な試合にはならないか。

第1試合開始は13日朝6時。速報します。

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MMA UFN196   アレックス・カサレス チェ・スンウ ボクシング

【UFN196】反則のヒザ蹴りで流れが変った? チェ・スンウ、カサレスのRNCで一本負け。4連勝ならず

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
Def.2R3 分31秒by RNC
チェ・スンウ(韓国)

サウスポーのカサレスがハイをかわして、左ハイを蹴っていく。チェ・スンウはその蹴りをブロック、そして捌くが左ミドルを蹴られる。左ショートフック、右ハイを見せたチェ・スンウは、右ハイから右ストレートを被弾する。右クロスを打ち返し、前に出たチェ・スンウが笑顔を浮かべる。さらに右を当てたチェ・スンウは左ミドルにワンツーを打つ込みダウンを奪う。

パウンドの追撃を受けながら起き上ったカサレス。チェ・スンウはここでヒザをマットについている状態でヒザ蹴りを顔面に蹴り込んでしまう。カサレスは腰から崩れたが、すぐに立ち上がりブレイク中も戦意を保ちづづける。チェ・スンウは1点減点、全く必要な反則攻撃だ。

再開後、カサレスは左ミドルハイを蹴り、右ロー。そこにチェ・スンウは右を合わせ、右の蹴りを続ける。カサレスが左ミドルを入れ、チェ・スンウはボディフックにヒザを突き上げる。カサレスは左オーバーハンドから組んでダーティボクシング、離れ際のチェ・スンウの蹴りをかわす。チェ・スンウは踏み込んで右をヒットさせると、右ミドルハイを近距離で蹴る。ローにワンツーを当てたチェ・スンウ、カサレスが再び腰が落ちる。ここで時間となり、本来は10-9でチェ・スンウのラウンドだったが反則の減点で9-9となった。

2R、左を当て右ミドルハイから前に出るチェ・スンウ。カサレスも左を打ち返し、続く左ハイでスリップもすぐに立ち上がる。カサレスがケージに押し込むが、離れたチェ・スンウは続くクリンチにもヒザを入れ、ケージを背負って倒れない。押し返しハイを見せながら離れたチェ・スンウの右ハイをカサレスがスウェイでかわす。右を振って距離を詰めつつ右ハイを繰り出したチェ・スンウは、右ジャブを被弾。右ミドルを蹴り、パンチにつないだチェ・スンウ。ここでダックダウンから組んでバックに回ったカサレスはスタンドで両足をフックする。

RNCをセットされ両ヒザをつかされたチェ・スンウが力なくタップし、オクタゴン4連勝を逃した。

「グラウンドでのヒザ蹴り? 何が起こったか分かっていなかったよ。その前に倒されていたし、フラッシュ状態だった。RNCはオプションの一つ。入り方が良かったから、すぐに極めることができた」とカサレスは勝利を振り返った。

チェ・スンウとしては、やはり反則のヒザ蹴りで流れが止まったことは痛かったが、本人のミスだけに勿体ないが致し方ない。


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