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UFC on ESPN63:第5試合・ショーン・ウッドソン vs. フェルナンド・パディーヤ

フェザー級

身長189㎝、リーチ198㎝と、フェザー級の大巨人・ウッドソン。直前の代役でUFCと契約したジュリアン・エローサには、リードしているところからギロチンに捕まってまさかの逆転負けを喫したが、UFCでの負けはその1試合のみで、現在1分けを挟んで5連勝中。前戦は元ランカーのアレックス・カサレスとの対戦で、距離を取りながらの打撃でリードしての判定勝ち。しかし手堅い内容がUFCに気に入られなかったのか、今回もノーランカーとの対戦に。32歳。

メキシコのパディーヤはウッドソンが敗れているエローサにUFCデビュー戦で1RKO勝ち。2戦目はカイル・ネルソンに打撃のヒット数で劣勢となり判定負け。前戦はDWCSからのUFCデビュー戦となるルイス・パフエロとの対戦で、立ち際にダースチョークを決めて一本勝ち。ウッドソン同様、長身のストライカーで、10th Planetで寝技も学んでいる。試合後には麦わら帽子を被り、ONE PIECEのルフィのギアセカンドのポーズをキメるのが恒例となっている。27歳。

 

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UFC310:第11試合・ブライス・ミッチェル vs. クロン・グレイシー

フェザー級。ミッチェル13位。

グラップラーのミッチェル。無敗を集めたTUFでは準決勝で敗退(非公式戦)したが、UFCと契約すると6連勝。その中にはジョン・チャンソン以来のツイスターでの勝利もある。味をしめたのか、その次の試合でもグラウンドでツイスターを狙い続けたが、決まらず判定勝ち。2022年に、モフサル・イヴロイエフとの無敗グラップラー対決が組まれたが、イヴロイエフが欠場。替わって対戦したのが、同じく無敗で現王者のイリア・トプリアで、打撃で打ち負け、タックルも切られる展開で2RKO負けし、MMA初黒星。ダン・イゲには判定勝ちしたものの、昨年12月に準備期間2週間でギガ・チカゼの代役としてジョシュ・エメットと対戦し、飛び込んでの右フックで意識を飛ばされてKO負けした。陰謀論者であり、イーロン・マスクをアンチキリストとして批判している。30歳。

クロンは2019年にUFC初参戦。中堅のアレックス・カサレスにバックを取ってのチョークで一本勝ちすると、2戦目はランキングから外れたばかりのカブ・スワンソンと対戦。スワンソンの組ませずにパンチを打ち込む戦法を崩すことが出来ず、100発以上のパンチを被弾しながら前に出続ける気持ちの強さは見せたものの、判定負けでMMA初黒星。そこからコロナ禍を挟み、3年半の長期ブランク明けで昨年5月にシャルル・ジョーデインと対戦。組み付くと引き込むという旧世代柔術家の戦法を取ったが、密着で攻めを潰され、隙を見て立たれるという、現代MMAなら当然の戦法を取られて判定負け。試合後に、長老たちの打撃ではなく柔術で戦えというアドバイスに従った結果と語っていたが、今回はパンチも使っていくとのこと。ただし、クロン自身はRIZINに出場していた頃から「今のMMAはパンチがなければ通用しない」と語っており、ここに来て急に旧世代の言うことを聞いたのか不可解だった。36歳。

前手でジャブを出し牽制するクロン。しかしまだ間合いが遠い。見っちゃるボディを入れる。四つに組んだ。クロン引き込み。ハーフで押さえ込んだミッチェル。フルガードに戻すクロン。密着したまま殴るミッチェル。クロン下から抱えるが、密着した状態では攻め手がない。会場ブーイング。脇腹をコツコツ殴るミッチェル。下からミッチェルの右腕をホールドしたクロンだが、腕を引き抜いたミッチェル。クロンがハイガードを狙うが密着されて仕掛けられず。ヒジを入れるミッチェル。残り1分。下から腕固めを狙ったクロンだが防がれる。ホーン。

1Rミッチェル。やはり引き込みでは通用しない。

2R。蹴り・パンチを入れるミッチェル。クロン追っていくが左をもらい効いた。ミッチェルヒザ。クロンが組みに行くがかわされる。また組んだクロンが即引き込み。下から足を掬おうとしたが掬わせないミッチェル。コツコツ殴るミッチェル。クロンのクローズドが開いたところで立ったミッチェル。クロンパンチで出る。ミッチェルヒザ。クロンまた引き込み。体を起こしたミッチェルだがクロン腕十字へ。クラッチしてこらえるミッチェル。クロンバックに回ろうとするがまだ不完全。左腕を流されているミッチェル。横三角。腕十字へ。しかし腕が抜けた。バックに回ったミッチェルがパウンド連打。亀のまま耐えているクロンだが、まだ時間がありそのままだと止められる。立ったクロン。ホーン。

2Rミッチェル。終盤のパウンドがなければクロンのニアフィニッシュが取られたかもしれないが。

3R。ミッチェルがパンチを出したが、ヒザを出したところでスリップ。しかしすぐ立った。クロンがまた組みに来た。引き込み。こらえたミッチェル、首に腕を押し当てて倒れ込み後頭部をマットに叩きつける。グラウンドになりヒジ連打!意識が飛んでいるクロン。KO!

クロン、初のフィニッシュ負けで3連敗。2R腕を極めかけて見せ場は作ったが…。

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN56 アレックス・カサレス キック ショーン・ウッドソン

【UFC ESPN56】ロングリーチを活かしてペースを乱さず戦ったウッドソンがカサレスに判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ウッドソン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.30-27.
アレックス・カサレス(米国)

両者サウスポーに構える。カサレスが左右のミドル、ウッドソンは左のカーフを蹴る。カサレスが左ミドルを蹴ると、ウッドソンは左フックを合わせ、両手を小刻みに動かしながら左カーフで前に出る。カサレスも左ボディからパンチをつなげ、飛び込んでの右フック、顔面前蹴りも繰り出す。ウッドソンは離れた間合いからフェイントをかけて右ハイキック、カサレスは右ジャブを突きさして左ストレートにつなげる。

ウッドソンは構えをスイッチしながら、カサレスの前足に左右のカーフを集める。カサレスも左オーバーフックから距離を詰めてワンツー、スポニングバックキックを放つとローブローとなる。再開後、カサレスは左右のハイキックから左のオーバーフック、ウッドソンはワンツーから右ハイキック。終盤、互いにハイキックを蹴り合い、カサレスがパンチで前に出るがクリーンヒットはない。

2R、カサレスが左のスーパーマンパンチ、右のサイドキックから左ミドルを蹴る。ウッドソンも右ミドルを蹴って、右フックを当てて前に出る。カサレスは左フック・左ストレートから前進。距離を詰めて右ボディから左を打ち込むが、距離をとったウッドソンがジャブから左ストレート。カサレスは左ミドル、スピニングバックフィストからパンチをまとめる。

ウッドソンはオーソに構えて右ミドル。カサレスは左ストレートから左ハイと手数を増やすが、なかなかパンチが当たらない。ウッドソンはジャブをついて左カーフとワンツー。カサレスも前に出るけど空振りが多い。一度組みつくカサレスだが、ウッドソンは離れる。カサレスは左ロー、ウッドソンは左ミドルを蹴るところに右ストレートで飛び込み、右ミドルを蹴る。

3R、ここもカサレスが細かくフェイント入れて前に出る。オーソドックスに構えるウッドソンはジャブをついて右ミドルとハイ。カサレスもインローを蹴ってワンツー、右ボディ。ウッドソンはジャブから右フック、右手を細かくついてフェイントを入れる。カサレスはスピニングバックキックを見せて、頭を振ってパンチを振って前に出る。

ウッドソンはペースを変えずにジャブ・左ストレート、ハイキック。距離を詰めたカサレスが小刻みにパンチを入れるが、ウッドソンが左ストレートから右フック。カサレスは前に出続け、ウッドソンはワンツーで迎え撃つ。最後はパンチの打ち合いになるが、どちらも決め手に欠ける。ロングリーチを活かしてペースを乱さず戦ったウッドソンが判定勝利。これで一つの引き分けを挟んで5連勝となった。


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45 AB Cage Warriors JJ・オルドリッチ LFA MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN56 アラン・ナシメント アレックス・カサレス アロンゾ・メニフィールド エステバン・リビヴィクス カーロス・アルバーグ カーロス・キャンデラリオ コディ・ダーデン ザルガス・ズマグロフ ジェイク・ハードリー ジミー・フリック ジョアキン・バックリー スラヴァ・ボルシェフ タバタ・ヒッチ チェイス・フーパー チャールズ・ジョンソン テレンス・マッキニー デリック・ルイス ヌルスルタン・ルジボエフ ビリー・ゴフ ホドリゴ・ナシメント

【UFC ESPN56】果てなく続く生き残り合戦。ハードリー×ジョンソン、サバイブするのはどっちだ?!

【写真】平良達郎と鶴屋怜がいる階級は、どの試合も興味深いが――この試合は世界フィーダーショーの比較という点でも興味深い(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのエンタープライズ・センターでUFC on ESPN56「Lewis vs Nascimento」が開催される。2018年1月以来のセントルイスでのUFC、メインはイベントタイトルにあるようにヘビー級のデリック・ルイス×ホドリゴ・ナシメントが組まれている。
Text by Manabu Takashima

メインカードが7試合、プレリミが6試合と試合数が逆転した感もある大会で、注目なのはプレリミのジェイク・ハードリー×チャールズ・ジョンソンの一戦だ。


南アフリカのEFC、英国のCage Warriorsのフライ級王者からコンテンダーシリーズに挑んだハードリーは、まさかの計量失敗。それでもミッチ・ラポーソをRNCで一蹴し、UFCは契約という判断をした。体重オーバー勝利での契約は論議を呼んだが、ハードリーは「ダナの目が間違っていないことを証明する」と世界最高峰への戦いに臨んだ。

しかし、デビュー戦でアラン・ナシメントの組みに圧倒され判定負け。その後はカーロス・キャンデラリオ、マルコム・ゴードンをフィニッシュし調子に乗るかと思われたが、前戦ではコディ・ダーデンにフルマークの判定負けと波の乗り切れていない。

対してLFAフライ級王者からUFCにステップアップしたチャールズ・ジョンソンも――ハードリーが、異様にライバル視する――ムハマド・モカエフに完敗という形でオクタゴンでのキャリアを踏み始めた。

2戦目をザルガス・ズマグロフにスプリット勝利と競り勝ち、3戦目のジミー・フリックとのLFAフライ級王者対決を制したジョンソンだったが、ここから悪夢の3連敗を喫してしまう。

今年の2月に組まれた相手はデビュー以来17勝0敗のアマット・マクスンと、完全に土俵際にあったジョンソンは初回のダウンを跳ね返し、ショートのコンビとヒザ蹴りの連係で大逆転。生き残りに成功した。

とはいってもUFCの戦いは毎試合がトーナメント枠のないトーナメント戦が続く。未だ黒星先行のジョンソンと、ポテンシャルを発揮できない……あるいは、それが実力だったのかと判断を下されかねないハードリー。そんな両者の戦いは打撃と組み、両局面で削り合いが続くことが予想される。

フィニッシュ能力ではハードリーが上回るという見方もできるが、ジョンソンがマクスンに粘り勝ちした勢いを持続していれば、それこそハードリーは気持ちの勝負に持ち込まれるだろう。

また去年の8月に木下憂朔を下したビリー・ゴフ、再起を図るタバタ・ヒッチなど日本所縁のファイターも出場している。さらには勝っても負けてもフィニッシュ決着=テレンス・マッキニー、UFC在籍が13年となったアレックス・カサレス等々、中堅どころの豊富さが実感されるUFCセントルイス大会、だ。

■視聴方法(予定)
5月12日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFC ESPN56対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョアキン・バックリー(米国)
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)
マテウス・レンベツキ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
ショーン・ウッドソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ロベリス・デスパイネ(キューバ)

<ライト級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー(米国)
エステバン・リビヴィクス(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
テシア・トーレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
トレイ・ウォータース(米国)
ビリー・ゴフ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー(英国)
チャールズ・ジョンソン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・オルドリッチ(米国)
ベロニカ・ハルディ(ベネズエラ)

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o UFC アレックス・カサレス ダン・イゲ

UFC on ESPN+90:第8試合・ジョナサン・ピアース vs. ジョアンダーソン・ブリート

フェザー級

ピアースはUFCデビューはライト級で敗れたが、2戦目からフェザーに落としてここまで5連勝。バックボーンはレスリングで、高校時代に州で2位の実績がある。昨年12月の前戦はベテランの元ランカー・エルキンスとの対戦で、パンチでダメージを与え、KOこそできなかったものの完勝。今年5月にランキング入りをかけてブライス・ミッチェルとの試合が組まれたが負傷欠場してしまいチャンスを逃した。31歳。

ブラジルのブリートはUFCデビュー戦でビル・アルジオに判定負けした後、アンドレ・フィリ、ルーカス・アレクサンダー、ウェスティン・ウィルソンに3試合連続1Rフィニッシュ勝利。ただし、直近の2戦は試合直前に相手が欠場し、代役でのUFCデビュー戦選手との対戦。試合後にダン・イゲ、アレックス・カサレスのランカー勢との対戦をアピールしたが、同じノーランカーで連勝しているピアースとの対戦に。シュートボクセ・ジョン・エミリオ所属で、15勝のうち6KO・7一本勝ちがあるフィニッシャー。28歳。

すぐにタックルに入ったピアース。ブリートギロチンに抱えたが、ケージに押し込まれる。差し返したブリートが入れ替えると逆にタックル。リフトしてテイクダウン。バックに回ったが、足のフックがなく前に落とされた。ピアースがサイドで固める。ハーフにしたブリート。ケージを使って立つとまた押し込んでテイクダウン狙い。離れ際に右をヒットさせた。詰めるブリート。ピアースケージ際をサークリングしていたがタックルに。受け止めたブリートにボディロックからテイクダウンを狙う。残り1分。押し込みながら膝を入れるピアース。投げを狙ったが潰されて引き込みに。そこから腕十字。クラッチして防いだブリートがパウンド。今度は三角。リフトして外したブリート。ピアース起き上がりレッスルアップから立つ。離れ際にパンチを入れた。ホーン。

1Rはややピアース。

2R。ピアースすぐシングルレッグに入りテイクダウン。パスを狙うがブリートはガードに戻す。ケージに頭を押し込みパウンドを入れるピアース。亀になり立とうとするブリート。立ち際にボディロックからテイクダウンを狙うピアースだが、ブリートニンジャチョーク!倒れ込んで絞めるとピアースタップ!

ピアース、フェザー級初黒星で5連勝がストップ。

ブリートは一瞬の隙をついてのフィニッシュで4連勝。

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o UFC アレックス・カサレス アーノルド・アレン キック ギガ・チカゼ ジョシュ・エメット ダン・イゲ ドン・シェイニス

UFC on ESPN+88:メインイベント・ソディック・ユサフ vs. エドソン・バルボーザ

フェザー級。ユサフ11位、バルボーザ13位。

ナイジェリア出身のユサフは初メイン。UFCデビューから4連勝し、同じくUFCデビューから7連勝しているアーノルド・アレンとのUFC無敗対決が組まれたが、1Rにアレンのパンチでぐらつき、2R以降はテイクダウンは取られなかったものの、タックルからケージに押し込まれる展開で僅差の判定負けを喫してUFC初黒星。その後、ランク外で5連勝していたアレックス・カサレスとの対戦では打撃で上回る判定勝ち。前戦はギガ・チカゼとの対戦だったが、チカゼ欠場により直前の代役としてUFCデビュー戦のドン・シェイニス戦に変更となり、1Rギロチンで楽勝。ここまでUFC6勝1敗だが、ランカー相手の勝利は当時15位のカサレス戦のみ。ナイジェリアでは一夫多妻制の家に生まれ、4人の母親と15人の兄弟がいる。30歳。

ストライカーのバルボーザはライト級でランキングにまで入ったが、上位ランカー相手には分が悪く、フェザーに落とすも、当初はフェザー級にアジャストできず、ダン・イゲ、ギガ・チカゼ、ブライス・ミッチェルらに敗戦。シェイン・バーゴスにKO勝ちして一桁ランカーとなっていたが、じわじわ下がってきている。前回はランク外のビリー・クアランティーロ相手に久々に良い打撃を見せ、タックルに合わせたヒザで1RKO勝ちした。ようやく体や戦い方がフェザー級にアジャストしてきたのかもしれないが、もう37歳で、ランカーではジョシュ・エメットに次ぐ2番目の年長。

パンチで序盤から出ていくユサフ。打たれて下がるバルボーザ。右をもらった。ミドルを入れたバルボーザだが、また右をもらいダウン!すぐに立って距離を取るバルボーザだが、すぐに追っていくユサフ。右をもらいぐらついているバルボーザ。グロッキー。ふらつきながら距離を取るバルボーザだが、追っていくユサフが右を入れる。首相撲に捕らえるユサフ。肘。ユサフボディロックからテイクダウン。ガードを取るバルボーザだがインサイドから肘を入れるユサフ。下から足をすくったバルボーザだが、ユサフ上をキープ。肘。またガードに戻すバルボーザ。クローズの足を割ってハーフにしたユサフが肘・パウンド。残り1分。パウンド・鉄槌。バルボーザ足関。しかし外れて足を抜かれる。ユサフ上から鉄槌。ホーン。

1Rユサフ。10-8あってもおかしくない。

2R。バルボーザロー。しかしふらつき気味でダメージが抜けていない。また距離が近くなった。ジャブを入れるユサフ。バルボーザボディからバックスピンキック。クリンチしてケージに押し込むユサフ。離れたバルボーザ。ジャブで出るユサフ。ユサフ首相撲。ボディを入れたバルボーザだがケージに押し込んだユサフ。膝の打ち合い。引き剥がしたバルボーザ。ユサフの右フックがヒット。バルボーザ左ボディ。ユサフちょっとペースが落ちたか。手を出し続けるバルボーザ。右がヒット。ケージに詰めてきた。左ボディを入れるバルボーザ。スピードがなくなってきたユサフ。ケージまで下がらせて前蹴りを入れるバルボーザ。バルボーザ左右のボディ。左ミドル。ホーン。

2Rはややバルボーザ。ユサフスタミナ切れか、1Rにスタミナを使ったのであえて休んだのか。

3R。ユサフまた出てきた。バルボーザ左ボディ。首相撲に捕らえるユサフをケージに押し込む。離れた。左ボディ。強烈。しかしユサフ出ていく。ケージに押し込むバルボーザ。離れた。動きは落ちているバルボーザだが、まだパンチの威力は健在。左ボディ。ユサフは手数が減った。バルボーザが詰める。ケージを背負わせてワンツー。左ボディをさかんに打ち込む。そして左ミドル。手数で押されているユサフ。手数で負けているユサフ。ようやく前に出てきた。しかしバルボーザのボディをもらい止められる。バルボーザバックスピンキック。かすめるようにヒットし効いた!バックに回ったバルボーザがパウンド。立とうとしたユサフをまた寝かせて殴る。ユサフなんとか立った。スタンドバックでホーン。

3Rバルボーザ。

4R。ユサフ回復したか。ジャブで出るが、バルボーザもジャブを返す。左ミドル。ユサフのジャブをブロックしつつ、左ボディを入れたバルボーザ。ユサフ首相撲。バルボーザケージまで押し込んだ。離れる。バルボーザワンツー。ユサフタックル。切られた。バルボーザも性もうしているが、ジャブを足し続ける。そして左ミドル。ケージに詰めたバルボーザ。左アッパー。ユサフもパンチを返した。四つに組んだユサフがケージに押し込むが、バルボーザ引き剥がした。残り1分。ユサフ左右のボディ。左ミドルを入れたバルボーザ。さらに左右のパンチ。ホーン。

4Rもバルボーザ。

5R。ジャブの刺し合い。ヒットするのはバルボーザ。右がヒット。首相撲にt五ラ得たユサフに左右のパンチを入れる。離れた。右ボディから左フック。ジャブ。バックスピンキックをボディに入れた。右ボディから左フック。手数で押す。常に先手を取るバルボーザ。ユサフも返しているが手数では負けている。右ボディから左、さらに左ボディ。バルボーザ四つからテイクダウン。ユサフケージまで移動して立ったが消耗している。ケージに押し込むバルボーザ。押し込みながら膝を入れるとまた外掛けテイクダウン。ユサフ立ったがスタンドバック。最後にまたテイクダウン。タイムアップ。

バルボーザ、最後は組みの引き出しも開けて総力戦で戦いきった。

49-46、48-46、48-46の3-0でバルボーザ勝利!

1RはKO寸前だったが、そこから良く蘇った。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 アレックス・カサレス キック

【UFC ESPN52】カサレスのパンチと蹴りに右を合わせ続けたチガゼがフルマークの判定勝利

【写真】チガゼの右、右、右でカサレスの打撃も届かなくなった(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
Def-30:30-27.30-27.30-27.
アレックス・カサレス(米国)

サウスポーのカサレスが右を伸ばす。右サイドキック、左ローから左ストレートを繰り出したが、右の関節蹴りをチガゼにキャッチされた。チガゼは右ミドルから距離を詰める。カサレスが左ストレートから右フックへ。フェイントをかけながら近づいたカサレスが左ストレートを当てる。右スピニングバックフィストを当てたカサレスは、そのままチガゼにケージを背負わせる。チガゼの右ハイをかわしたカサレスは、チガゼの右ストレートをブロックして右アッパー、左ストレートへと繋げた。

チガゼも強烈な右ミドルハイを繰り出す。左インロー、右サイドキックを放つカサレスは完全にチガゼの右ハイを読んでいる。チガゼのパンチもブロックしたカサレスだが、右カーフキックを受けた。飛び込んでくるカサレスに、チガゼが右ストレートを合わせる。チガゼはカサレスの左ストレートをダッキングし、残り10秒で右を当ててカサレスを追い立てた。

2R、カサレスが右ジャブと右サイドキックで詰めていく。チガゼはカサレスの右ミドルをキャッチした。前後の動きでチガゼを揺さぶるカサレスが、左ストレートをインサイドから当てた。チガゼの左ジャブ、右ストレートもクリーンヒットしたが、カサレスの攻撃に対しチガゼが下がる。ケージ中央に戻したチガゼが右ストレートを当てていく。

右ハイとボディストレートを繰り出したチガゼに対し、カサレスが攻め立てるもチガゼがクリーンヒットを許さない。右スピニングバックキックから右ローに繋げるカサレスだが、攻撃は届かず。チガゼの右ストレートがカサレスの顔面を捉えた。さらに左フックを当てたチガゼは、蹴りも散らしながらカサレスのローに右ストレートを合わせる。ラウンド終了間際には右ハイを連打した。

最終回、チガゼが右ハイで先制する。さらに右ストレートを狙いつつ右ローを連打していく。カサレスの蹴りに右を合わせるチガゼが左ジャブも当てる。カサレスも頭を下げるチガゼの左ハイを見舞った。右ボディから組みついたカサレス。しかしチガゼが離れて左右のコンビネーションを浴びせた。

カサレスは右ボディは当たるも、左ストレートが大振りになって届かず。チガゼが右でカサレスを下がらせる。さらに左ローを連打したチガゼは、右の蹴りを上下に散らしてカサレスを近づけさせない。カサレスも左ストレートを当てるが、後が続かない。最後は蹴り合いのなか、チガゼが胴廻し回転蹴りを見せた。

裁定はジャッジ3者がフルマークでチガゼの勝利を支持した。


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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 佐藤天 木下憂朔 河名マスト 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也、Tシャツを脱ぎ忘れる……。「さぁ、おっぱじめようぜ」(ホロウェイ)

【写真】何か意味があったのかと思われた中村倫也初の公開計量with Tシャツ―― (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで明日26日(土・同)に開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のセレモニアル計量&フェイスオフが行なわれた。
Text by Manabu Takashima

中村倫也と風間敏臣のデビュー戦&木下憂朔のオクタゴン2戦目が組まれた今大会。シンガポールの熱心なファン、そして韓国系のファンの声援が会場内で多く聞かれた。


そんななか日本人の先陣を切り、佐藤天を帯同してステージに登壇した木下。

満面の笑みを浮かべて計量台の上で両手を広げると、フェイスオフでもビリー・ゴフを相手にゴンタ顔の笑顔を見せた。

木下とは対照的に厳しい表情でステージに現れた風間は、向き合ったギャレット・アームフィールドが叫び声を挙げると、さらに険しい顔に変わり――なんと額をぶつけるという行動に出る。ここまでのケンカ腰の風間は過去に見たことはない。

額をぶつける行為は褒められたものではないが、オクラゴンで何をする必要があるのが伝わってくる風間だった。

風間と同じく初めての公開計量に中村は目を輝かせ、会場を見上げるように姿を見せる。と――Tシャツを着たままスケールに乗り、フェイスオフになるとようやく脱いでファーニー・ガルシアと向き合った。

なぜ中村はTシャツを着たままだったのか。「何かハワイに対して、思うところがあったのかもしれないです。そういうところがあるので……分からないですけど」とは盟友・河名マストの弁。ただし、本人に確認すると「脱ぎ忘れましたっ!!」とのことだった。

会場一番人気のコリアンゾンビことジョン・チャンソンはマックス・ホロウェイとのフェイスオフを終えると、「たくさんの韓国人ファンの姿が見えた。コリアンゾンビの初めてのシンガポールでの試合を見に来てくれて感謝している。ホロウェイとハワイの人々の身に起こった惨事が、ここまでだと知らなくて申し訳ないと思っている。でもこのスポーツのパワーは、ハワイが立ち上がることを助けられると思っている」と話すと、ホロウェイは「シンガポールに戻ってこられて、アジアのレジェンドと戦えることは素晴らしいよ。今は何かをいうより、ファイトをするだけ。ラハイナの皆のため、アジアのために――さぁ、おっぱじめようぜ!!」と颯爽とした言葉を残した。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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Grachan JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52   アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ショーン・オマリー ショーン・シェルビー ジャン・ウェイリ ジャン・リーポン ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 木下憂朔 河名マスト 鈴木崇矢 風間敏臣 髙谷裕之

【UFC ESPN52】計量終了「1人の出現で全ては変わる」by ショーン・シェルビー。UFC計量よもやま話

【写真】かなり削っているホロウェイとジョン・チャンソン (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)午前9時から午後11時まで、シンガポールはセントーサ島にあるリゾートワールド・コンベンションセンターで明日26日(土・同)に同地カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」の本計量が行なわれた。
Text by Manabu Takashima

出場26選手、全員が一発クリアした優良な計量会場で見られ、聞かれた――よもやま話をここでお伝えしたい。


まずUFCでは取材や、公開計量、ファイト時にオフィシャル・ウェアであるヴェノムのコスチュームの着用が義務付けられているのはご存じの方も多いだろう。これは本計量のアンダーウェアも同じで、何セットも支給されるという。

中村倫也、木下憂朔の両名は計量直前に履き替えたというが、普段から着用しそのまま計量に臨む選手もいるそうだ。

また計量直後にはUFCからリカバリー用の補給水も支給され、体重によって量が調節され、補給する時間も伝えられる――という徹底した安全管理がなされていた。仮にこの補給水を飲み、嘔吐するようなことがあれば試合出場にレッドカードが提示されることに――。

そんな計量会場に髙谷裕之の姿が見られた。髙谷は河名マスト、鈴木崇矢と共に中村のコーナーマンを務める。昨年8月にフリーランスとなり袂を分かった両者だが、3月のGrachanの会場などで顔を合わせ、挨拶から徐々に言葉を交わすようになっていったという。

そして今回のUFCにデビューに向けて、中村は勝利に向けて髙谷という存在が欠かせないことを再確認。冷静かつ、闘魂を注入できる髙谷は中村の勝利に向けて、マスターピースとなるか。

今大会は日本人選手が3名出場するが、「ようなく日本から、このスポーツを代表する選手になれる人材が現れた」と話したUFCタレントリレーションズのトップ=ショーン・シェルビーは「本当に長い時間がかかった。1人で良いんだ。1人の出現で、他の選手の認識が変わり、あとを続く選手が現れる。そう中国でも長らく中国のMMA界の型にはまったファイターばかりだったなかで、ジャン・ウェイリという違った思考の持ち主が現れたことで全てが変わったんだ。リンヤは昨日の会見では英語で受け答えをしたんだろう?  いいかい、重ねていうけど1人の出現で日本のMMA界は変わるんだよ」と言葉を続けた。

ジャン・ウェイリが現れ中国のMMA界が変わった――これは2013年から2014年にかけてUFCではTUF Chinaを開き、中国市場進出への起爆剤となるよう多くの資金投入を行った。結果、中国の格闘技市場は人材の流出を恐れ、これから育つ層に多額のファイトマネーを支払うようになり、UFCを目指す選手が途絶えたことを指している。

ばかりか、TUF Chinaで知名度が上がったジャン・リーポン、ワン・サイらも国内大会に戻ることになった。UFCでは魔の5年間と呼ばれる空白の期間を世界最大の市場で経験し、ジャン・ウェイリの活躍と王座奪取により、一気に中国人選手の思考と志向が変化した。

果たして中村倫也がジャン・ウェイリのような存在になれるのか。その保証は0パーセントで、果てしない茨の道が彼を待っている。と同時に、昨日のメディアデーで「僕が挑戦できるときまで3年、ショーン・オマリーに待ってほしい」と発言していた中村へのUFCの期待度の高さもまた、過去の日本人ファイターの例には当てはまらない。そのようにシェルビーの言葉から感じられた。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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カテゴリー
JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52   アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジェフ・ニール ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア ブランドン・モレノ ボクシング マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 木下憂朔 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」

【写真】31歳とは思えないベイビーフェイスのガルシア。彼が来ているTシャツは利益のすべてが寄付されるUFC ♡ HawaiiTシャツ(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」で中村倫也がUFCデビューを迎える。デビューから2年1カ月で辿り着いた夢の舞台、その初戦の相手を務めるのがファーニー・ガルシアだ。
Text by Manabu Takashima

UFCでは過去2戦して2敗、生まれ育ったテキサスから遠く離れたシンガポールの地にアンダードッグとして出向いてきた。メキシカンの血が、MMAでも拳の勝負に誘うというガルシアにとっても、ファイターとして存在証明の場。最大の武器は経験だと断言するガルシアも後がない人生が掛かった戦いに臨む。


──今週末、中村倫也選手との試合を控えています。今の気持ちを教えてください。

「リンヤのような無敗の新鋭と戦うことができて、とても光栄に思っている。彼は他の日本人ファイターとは違う。レスリングでは世界レベルで活躍し、MMAでも無敗。きっと、UFCでも世界タイトルに絡むようなファイターになるだろう。そういう相手とアジアで戦えるのだから、楽しみでしょうがないよ」

――シンガポールまでの長旅、このような経験は過去の試合ではなかったかと思います。

「僕は米国とメキシコから、外に出たことがなかったから20時間のフライトなんて初めてだったよ。早目にシンガポールに入り、時差を調整してきた。金曜日はまるまる飛行機で、土曜日と日曜日は時差ボケで1日中眠かった。毎朝3時に目が覚めるんだ(笑)。そして午後6時にベッドに入るような感じでね。でも火曜日になって、しっかりと練習ができた。そして、時差ボケも解消されたよ(※取材は23日に行われた)。

マリナベイやハーバーフロント、セントーサ島を歩いたけど、本当に街が綺麗だ。シンガポールの人々と少し触れ合うだけで、メキシコや米国とは違ったカルチャーを感じた。凄く良い経験になっているよ」

――ファーニーはメキシコ生まれの米国人なのですか。

「ファミリーはメキシコ出身だよ。両親もね。僕はテキサス州エルパソで生まれ、それからは国境を行き来しているよ。ファミリーは国境の向こうのシウダーフアレスにいたから、何年もメキシコで生活をしていたこともあったし、本当に行ったり来たりを繰り返してきた。エルパソとシウダ―フアレスは歩いて移動できる距離だから。ただファミリーは皆メキシコ生まれだから、メキシカンの習慣のなかで育ったことは確かだよ」

――最近、メキシコも含めラテンアメリカ系の選手の成長が著しいですね。

「メキシコ人はファイターとしてのセンスを持って生まれ、それが必要な環境で育つ。豊かな国じゃない。何かを手にするには戦う必要がある。食べるために戦い、生き残るために戦う。もちろん、夢を掴むには戦うしかない。しかも、ボクシングが凄く身近にある。そうやって僕らはメキシカン魂が宿るんだよ。でも、本当はこういう風に言葉で説明できることじゃなくて。なんていうのか、とにかく僕らには戦うという性格が備わって成長するんだよ。ボクシングで勝って、自分の人生を全うするような感覚があって。

実際、MMAを戦うようになって柔術やレスリングの練習をしている。でも。試合になると柔術とかレスリングなんてどうでもよくなる。顔を突き合わせて、殴り合う。それがメキシカン・メンタリティで。絶対に勝負を諦めない。とにかく前に出る。だからレスラーのリンヤと戦っても、僕は殴って勝負する。彼がテイクダウンを狙うことは分かっている。それを止めて、ボックスだ」

――今回の試合、どのような準備をしてきましたか。

「いつも通りで、テキサス州ダラスのフォーティスMMAでキャンプをした。ブランドン・モレノが加入し、ジェフ・ニールやブライアン・スパーンも所属している。デイモン・:ジャクソン、メイシー・:チアソン、スティーブン・ピーターソンというUFC15人からファイターがいて、20人のMMAファイターが練習しているジムなんだ。それでいて、家族や友人が身近にいる場所で練習ができる。勝利を手にするためにキャンプでは正しい練習ができたと思っている」

――倫也選手に対して、ファーニーは自分のどの部分にアドバンテージがあると考えていますか。

「経験だよ。もう10年、15年とMMAを練習してきた。若い時にレスリングも少し齧っているしね。過去2試合、良いファイトができなかった。でも今回は心身ともに準備ができている。リンヤはMMAのトレーニングをし始めて、まだ3年だろう? それまでレスリングだけをやってきて、過去の対戦相手も僕ほどの力の持ち主はいなかった。

僕はリンヤが試合で経験していない状況が分かっている。そこが僕のアドバンテージになることは間違いない。これまで彼はどの試合でも、とてもイージーに勝利を手にしてきた。試合で危機らしい危機はなかった。僕は彼が戦ってきた相手のように、すぐに勝負を諦めるようなことはない。

彼に15分の戦いを知ってもらう。リンヤがこれまで戦ってきた試合とは別種類の試合をする。僕は彼のキャリアのなかで、戦ったことがないレベルのファイターだ。過去2試合の僕とは違う。掛け率ではリンヤが優勢なことも分かっているけど、きっとすごい試合になるだろう。

これまで試合が決まると、対戦相手のファンからSNSで決してナイスじゃないリアクションがあった。でも、リンヤと戦うことが決まっても日本のMMAファンからは一切、そんなネガティブなリアクションがないんだ。だからね、リンヤ・ナカムラのことを応援するに決まっている日本のファンにも、喜んでもらえるような良い試合がしたい」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

The post 【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」 first appeared on MMAPLANET.