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【UFC ESPN38】ツァルキャンのミドルをもらうもガムロがレスリングで上回り、僅差の判定で激闘を制す

<ライト級/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47.
アルマン・ツァルキャン(ロシア)

速い左ジャブを突くツァルキャン。ガムロは追いながら右ローを見せた。左ハイで相手を下がらせたあと、前に出てきたガムロにシングルレッグで組みついたツァルキャンだったが、ガムロはこれを突き放した。左ジャブを突きながら前に出るツァルキャンに対し、サウスポーにスイッチしたガムロがニータップを見せるも倒すことはできず。ツァルキャンは下がる相手に左ハイを見せた。

オーソドックスに戻したガムロの右カーフキックに合わせて飛び込んだツァルキャンが、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。反転してスクランブルに持ち込んガムロが、ツァルキャンからバックを奪った。立ち上がるツァルキャン。ガムロはボディロックでツァルキャンをケージに押し込む。しかしツァルキャンがケージ中央まで押し戻した。

ケージ中央で打撃戦を繰り広げる両者、ツァルキャンは左ハイを見せるもクリーンヒットはない。ツァルキャンの右ローに右ストレートを合わせるガムロ。ツァルキャンは右ローから左ミドルを放つが、ガムロが蹴り足をキャッチした。離れたツァルキャンは、左ジャブから右ストレート。ガムロも右クロスを繰り出す。ツァルキャンが左ミドルでガムロの動きを止め、パンチで中に入れさせずシングルレッグで組みついたが、ガムロがスクランブルに持ち込んで初回を終えた。

2R、体を振って距離を詰めるツァルキャン。ガムロは相手の左ミドルをキャッチしたが、ツァルキャンはすぐに離れた。ツァルキャンがローの2段蹴りで相手にケージを背負わせるも、ガムロが押し戻す。ツァルキャンは左ミドル。ケージを背負いながらサークリングする。ガムロの打ち終わりに右ストレートを突いたツァルキャンに対し、ガムロも距離を詰めて右ストレートを当てる。ツァルキャンが上下にパンチを打ち分けると、ガムロも右クロスを狙う。ガムロのニータップをかわしたツァルキャンは、相手を左ジャブ、右ストレート、左ミドル、そして左ハイで近づけさせない。

ガムロの右足にシングルレッグで飛び込んだツァルキャンだが、これは倒せずスタンドに戻った。ガムロの右カーフにワンツーを返したツァルキャン。ダブルレッグに繋げるがガムロがオーバーフックで切り返し、ツァルキャンも立ち上がった。サウスポーにスイッチしたガムロが左ストレートを入れる。ツァルキャンの蹴りは届かず。ツァルキャンが組みつこうとしたところにガムロがサウスポースタンスから左ミドルを当てた。しかしツァルキャンの右ミドルがクリーンヒットすると、体を丸めて下がったガムロ。ツァルキャンは左ジャブから前に出るが、ガムロもパンチを打ち返して相手にケージを背負わせた。

3Rはツァルキャンの右ミドルからスタート。ガムロが組みついたが、ツァルキャンが押し返して離れた。ツァルキャンの右カーフがクリーンヒットするも、ガムロは止まらない。相手のワンツーをかわしたガムロがプレッシャーをかける。ここでガムロが低空のシングルレッグへ。スプロールしようするツァルキャンをリフトアップしたが、相手を逃してしまった。スタンドではツァルキャンのパンチの打ち終わりに右ストレート、左ジャブを合わせながら、ダブルレッグで尻もちを着かせた。

立ち上がったツァルキャンのバックを奪い、ケージに押し込むガムロ。太ももにヒザを着きあしながら相手を削る。正対したツァルキャンが、離れたガムロに組みつくも、ガムロはオーバーフックで切り返して離れた。左ジャブを突きながら前に出るツァルキャンは、シングルレッグで組みつく。右足を掴まれたガムロは立ち上がって、片足で下がりながら足を抜いた。ツァルキャンの右バックスピンキックがガムロのボディに突き刺さる。さらにツァルキャンはガムロの左ストレートに右ミドルを合わせた。

4R、ツァルキャンが左ジャブ。ガムロは右クロスを狙い、さらにダブルレッグで組みついたが、ツァルキャンが押し返した。離れたガムロに、ツァルキャンが左ミドルを当てる。しかしガムロも、ツァルキャンの左ジャブに対してインサイドから右ストレートを繰り出した。ガムロのシングルレッグをカットしたツァルキャンが一旦距離を取り、ジャブとローで出ていく。前に出るガムロ、ツァルキャンが下がりながら右スピニングバックフィストで尻もちを着かせた。すかさずスクランブルに持ち込んだガムロは、一度はガブられながらも足に絡みつき、相手に尻もちを着かせた。

バックを取られながら立ち上がったツァルキャン。ガムロが左ジャブを突きながら追い、距離が詰まると右クロスを打ち下ろす。ツァルキャンは左ミドルとワンツーを打ちながら、サークリングする。追うガムロに対し、右スピニングバックエルボーを繰り出したツァルキャンだが、これは当たらず。打撃戦の中でガムロがニータップでツァルキャンに尻もちを着かせた。さらにバックコントロールへ。左足を差し入れて左手を相手の顔面に回したガムロ。バックマウントは奪えなかったが、相手の足を畳んでケージに押し込んでいった。

最終回、ワンツーを打ち込むツァルキャン。ガムロは体勢を低くしながら右ストレートを繰り出した。ツァルキャンの右カーフをもらって尻もちを着いたガムロだが、すぐに立ち上がって右を当てる。ツァルキャンのシングルレッグをカットしたガムロは、相手のワンツーに右のカウンターを合わせた。そしてダブルレッグで飛び込み、ツァルキャンに尻もちを着かせて、そのまま右足を挟んでケージに押し込む。ガムロはボディロックからバックへ。しかしツァルキャンも離れた。

ケージ中央に戻り、右スピニングバックフィストを狙ったツァルキャンに、シングルレッグで組みついたガムロ。これを切ったツァルキャンが左ジャブで押していく。サウスポーのガムロに右ミドルを当てるツァルキャン。ニータップを切られたガムロは右ストレートをヒットし、さらにシングルレッグで組みつくが、これはツァルキャンがスプロールした。スタンドに戻ると、パンチを繰り出しながらツァルキャンが相手にケージを背負わせる。残り1分で相手のパンチに右ストレートを合わせたガムロ、打ち返してくるツァルキャンのパンチに下がりながら、シングルレッグで尻もちを着かせ、バックコントロールへ。正対したツァルキャンがガブったところで試合が終了した。

判定はジャッジ3者とも、1ポイント差でガムロの勝利を指示した。


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o UFC アルマン・ツァルキャン

UFC on ESPN38:第9試合・チアゴ・モイゼス vs. クリストス・ジアゴス

ライト級。

一時3連勝でランキングにも入っていたモイゼスだが、そこからイスラム・マカチェフにドミネイトされ完敗。さらに前戦は体重オーバーのヨエル・アルバレスに1R打撃を打ち込まれてKO負けで連敗中。UFC戦績が4勝4敗のタイに。ATT所属のグラップラーで、引き込んでの足関も見せる。

ギリシャアメリカ人のジアゴスはUFC4勝3敗。負けた相手は前王者オリヴェイラドラッカー・クロース、この後メインに登場するアルマン・ツァルキャン。廣田のUFC最後の試合で対戦し、テイクダウンで固めて判定勝ち。バックボーンはレスリング。

ボディを入れるジアゴス。ワンツー。モイゼスはパンチもらいながら飛び込みタックルへ。シングルレッグ。ケージ際でディフェンスするジアゴス。テイクダウン。たとうとするジアゴスだがモイゼスすぐにバックに付く。寝かされないようにこらえているが背中に乗ったモイゼス。四の字バックからパンチを打ち込みつつチョークを狙う。右腕を喉元に入れた。引っ張る左腕をつかんでディフェンスしていたジアゴスだが、左手で右肘を引いて絞めるとジアゴスタップ!

ほぼワンハンドでのチョーク。完勝。試合後にはUFC4勝1敗のグラップラー・ジョー・ソレッキに対戦を要求。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38   アラン・ボドウ アルマン・ツァルキャン イスラム・マカチェフ ウマル・ヌルマゴメドフ カーロス・アルバーグ クリストス・ギアゴス シャクハト・ラクモノフ セルゲイ・モロゾフ チアゴ・モイゼス ニール・マグニー ネイサン・メネス パウリアン・パイヴァ ブライアン・ケレハー ホドウフォ・ヴィエイラ マテウス・ガムロ

【UFC ESPN38】計量終了 粒ぞろい。メイン=ツァルキャン×ガムロ、バンタム級の3試合にホドウフォ

【写真】UFCジッターといえる初戦のみ敗退を経験しているが、以後は負けなしのツァルキャン×ガムロの注目の一戦がメインだ(C)Zuffa/UFC

25日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN38「Tsarukyan vs Gamrot」の計量が23日(金・同)に行われた。

メインはライト級のアルメニア×ポーランド対決=アルマン・ツァルキャン×マテウス・ガムロ戦。キャリア18勝2敗、UFCでは5勝1敗で敗れた相手はイスラム・マカチェフだけのツァルキャンとKSWからUFCに転じ、4勝1敗のガムロの両者は揃って156ポンドで計量を終えている。


キャリア15連勝中のシャクハト・ラクモノフがニール・マグリーに挑むウェルター級戦。

ランク外にも実力者がひしめくバンタム級の3試合=ウマル・ヌルマゴメドフ×ネイサン・メネス、パウリアン・パイヴァ×セルゲイ・モロゾフ×マリオ・バウティスタ×ブライアン・ケレハー。さらにはミドル級のホドウフォ・ヴィエイラなど、出場全24選手が問題なく計量をクリアしている。

■視聴方法(予定)
6月26日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN38計量結果。

<ライト級/5分5R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
シャクハト・ラクモノフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
アラン・ボドウ: 253ポンド(114.75キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリストス・ギアゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ネイサン・メネス(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カーティス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ホドウフォ・ヴィエイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 206ポンド(93.44キロ)
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャ・イラン: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 136ポンド(61.69キロ)
セルゲイ・モロゾフ: 136ポンド(61.69キロ)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン: 126ポンド(57.15キロ)
JP・ベイス: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブライアン・ケレハー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユ・フレイ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴェネッサ・デモパウロス: 115.5ポンド(52.38キロ)

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F1 o UFC   アルマン・ツァルキャン マテウス・ガムロ

6.25『UFC Fight Night 208』のメインイベントはアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロ


 UFCが6月25日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 208』のメインイベントがアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロのライト級マッチになることをEurosportが確認したとのこと。

 ツァルキャンは2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でジョエル・アルバレスに2R TKO勝ちして以来の試合で5連勝中。現在UFCライト級ランキング11位。

 ガムロは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でディエゴ・フェレイラに2R TKO勝ちして以来の試合で3連勝中。現在UFCライト級ランキング12位。続きを読む・・・
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Column MMA o ONE UFC   アルマン・ツァルキャン グレッグ・ハーディー サビーナ・マゾ セルゲイ・スピヴァク ダヴィ・ハモス ホルヘ・マスヴィダル ミランダ・マーヴェリック

UFCがグレッグ・ハーディーら4選手をリリース


Greg Hardy(Sherdog)

Sabina Mazo(Sherdog)

Davi Ramos(Sherdog)

Jared Gooden(Sherdog)

 UFCがグレッグ・ハーディー、サビーナ・マゾ、ダヴィ・ハモス、ジャレッド・グッデンをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。


 グレッグ・ハーディーは現在33歳のアメリカ人でMMA戦績7勝5敗1無効試合(UFC戦績4勝5敗1無効試合)。今月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でセルゲイ・スピヴァクに1R TKO負けし3連敗を喫したことから本人もリリースを覚悟しており、インスタグラムで「俺のファンの人も嫌いな人も全ての人たちに感謝する。みんな、ありがとう。コーチ、家族、そしてUFCに、明るく輝く機会を与えてくれたことに感謝している」とコメントしていました。

 ハーディーは元々NFLのトッププレイヤーでカロライナ・パンサーズ、ダラス・カウボーイズに所属していましたが、素行不良、DVによる逮捕、コカイン所持による逮捕等でチームから放出されたことから総合格闘技に転向。アマチュア戦績3勝0敗の後にDana White's Contender Seriesで2連勝、ローカル団体でも1勝したことからUFCと契約しています。しかしUFCデビュー戦だった『UFC Fight Night 143: Cejudo vs. Dillashaw』では反則の膝蹴りによる反則負け。『UFC on ESPN 6: Reyes vs. Weidman』のベン・ソソリ戦では判定勝ちした後にインターバルで酸素吸入器を使用していたことから裁定がノーコンテストに変更されるなどUFCでも悪童ぶりを発揮していました。

 サビーナ・マゾは現在24歳のコロンビア人でMMA戦績9勝4敗(UFC戦績3勝4敗)。今月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でミランダ・マーヴェリックに2Rリアネイキッドチョークで敗れ3連敗を喫していました。

 ダヴィ・ハモスは2020年7月の『UFC Fight Night 172: Figueiredo vs. Benavidez 2』でアルマン・ツァルキャンに判定負けして以降試合をしていませんでした。

 ジャレッド・グッデンは昨年10月の『UFC Fight Night 194: Dern vs. Rodriguez』でランディ・ブラウンに判定負けした後、すでに今年1月にホルヘ・マスヴィダルの団体iKon FCで試合をしており判定勝ちしています。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アルマン・ツァルキャン キム・ジヨン

『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・プリシラ・カショエイラ vs. キム・ジヨン

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・アルマン・ツァルキャン、ウェリントン・ターマン

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN202   アルマン・ツァルキャン アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス イスラム・マカチェフ カーロス・ヘルナンデス キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス シャオ・ロン ジョシアニ・ヌネス ジョナサン・マルチネス フェレス・ジアム ボビー・グリーン ラミズ・ブラヒメジ ラモーナ・パスカル ヴィクター・アルタミラノ 平良達郎

【UFN202】計量終了 第1試合に──平良の第2戦が戦うこともある元LFA王者アルタミラノ登場

【写真】アルタミラノとヘルナンデス、どちらかが平良の相手になることは十分にあり得る(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN202:UFN on ESPN+60「Makhachev vs Green」の計量が行われた。

メインはヌルマゴが現役を退いた後、イーグル軍団を引っ張るイスラム・マカチェフがオクタゴン10連勝(※戦績は10勝1敗、2戦目にアドリアーノ・マルチンスにKO負けを喫している)を賭けて、160ポンド契約でボビー・グリーンと対戦する。

当初、ライト級でベニール・ダリューシュと戦う予定だったマカチェフ、ダリューシュの負傷欠場で勝って挑戦権獲得という筋書きは修正が必要になるかもしれにが、近い距離での打撃戦を許さないテイクダウン能力が、グリーンを相手に炸裂するか要注目だ。


今大会は韓国のキム・ジヨン、中国のシャオ・ロン、香港からはラモーナ・パスカルと東アジア所縁のファイターが3人もラインナップに含まれている。

しかし、ライト級のドミクル・クルーズ・スタイルの継承者イグナシオ・バハモンデスと戦うシャオ・ロンが160ポンドと大幅に計量オーバーに。ファイトマネーを40パーセントを没収され、キャッチウェイト戦を戦う機会を得ている。

この他、LFA~UFCショートノーティス・コンビといえるグレゴリー・ホドリゲス&トレンス・マッキニーが揃い踏みする。ホドリゲスはオクタゴン3連勝、マッキニーはLFA時代から5試合連続の初回フィニッシュ記録を伸ばすべきケージに足を踏み入れる。

そんなか日本のファンにとって要注目なのが、第1試合に出場するヴィクター・アルタミラノだ。LFAフライ級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCデビュー戦を迎えるアルタミラノに対し、対戦相手のカーロス・ヘルナンデスも昨年のコンテンダーシリーズからのステップアップファイターだ。

LFA時代は纏まりはあるもののコレといった強さを見せることはなかったアルタミラノだが、コンテンダーシリーズで一進一退の攻防で、前に出る姿勢と折れない心の持ち主であるこを世に示した。

アルタミラノは平良達郎のUFC初戦の相手カーロス・キャンデミラノと、コンテンダーシリーズで対戦し競り勝っている。ガチャガチャな動きにある軸は、気持ちの強さ。平良と対戦することも十分にあり得るアルタミラノの試合──見逃すことはできない。

■視聴方法(予定)
2月27日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN202計量結果

<160ポンド契約/5分5R>
イスラム・マカチェフ: 160ポンド(72.57キロ)
ボビー・グリーン: 158ポンド(71.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ウェリントン・トゥルマン: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
ヨエル・アルバレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス: 154.5ポンド(70.08キロ)
シャオ・ロン: 160ポンド(72.57キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ラモーナ・パスカル: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 144.5ポンド(65.54キロ)
ジョナサン・マルチネス: 144ポンド(65.31キロ

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイケル・ギルモア: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 123ポンド(55.79キロ)
カルロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

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『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』前日計量動画/ボビー・グリーン、10日間で16.8kgも減量

UFC Fight Night 202 weigh-in results: One fighter fined 40 percent, but full card set(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Islam Makhachev (160) vs. Bobby Green (158)
・Misha Cirkunov (185.5) vs. Wellington Turman (185)
・Priscila Cachoeira (125) vs. Ji Yeon Kim (126)
・Joel Alvarez (156) vs. Arman Tsarukyan (156)
・Armen Petrosyan (186) vs. Gregory Rodrigues (186)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Ignacio Bahamondes (154.5) vs. Rong Zhu (160)*
・Josiane Nunes (145.5) vs. Ramona Pascual (146)
・Terrance McKinney (156) vs. Fares Ziam (155)
・Jonathan Martinez (144) vs. Alejandro Perez (144.5)
・Ramiz Brahimaj (170.5) vs. Micheal Gillmore (170.5)
・Victor Altamirano (123) vs. Carlos Hernandez (125)

 『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』前日計量結果。ショートノーティスにより160ポンド契約となったイスラム・マカチェフ vs. ボビー・グリーンはマカチェフ160ポンド、グリーン158ポンドで共にクリアしていますが、


 2週間前の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』でナスラット・ハクパラストに判定勝ちしたばかりのグリーンはマカチェフ戦のオファーを受けた時の体重は、なんと195ポンドだったそうです。

 また、イグナシオ・バハモンデスと対戦するロン・ジューが160ポンドと4ポンドオーバー。出場給の40%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


UFC Fight Night 202 predictions: Who's taking short-notice Bobby Green over Islam Makhachev?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラム・マカチェフ vs. ボビー・グリーンはマカチェフ支持11人、グリーン支持1人。

・ミーシャ・サークノフ vs. ウェリントン・ターマンはサークノフ支持11人、ターマン支持1人。

・キム・ジヨン vs. プリシラ・カショエイラはキム支持9人、カショエイラ支持3人。

・アルマン・ツァルキャン vs. ジョエル・アルバレスはツァルキャン支持10人、アルバレス支持2人。

・アルメン・ペトロシアン vs. グレゴリー・ホドリゲスはペトロシアン支持4人、ホドリゲス支持8人。続きを読む・・・
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o UFC UFC271 アルマン・ツァルキャン アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス ダン・フッカー テレンス・マッキニー ボビー・グリーン

UFC on ESPN+60:オッズ/予想と展望

イスラム・マカチェフ 1.11
ボビー・グリーン 7.00
ミーシャ・サークノフ 1.83
ウェリントン・トゥルマン 2.00
キム・ジヨン 1.61
プリシラ・カショエイラ 2.45
アルマン・ツァルキャン 1.45
ヨエル・アルバレス 2.80
アルメン・ペトロシアン 2.35
グレゴリー・ホドリゲス 1.65
ロン・チュー 2.70
イグナシオ・バハモンデス 1.50
ジョジアニ・ヌネス 1.48
ラモーナ・パスクアル 2.75
テレンス・マッキニー 2.00
ファレス・ジアム 1.83
アレハンドロ・ペレス 3.00
ジョナサン・マルチネス 1.40
ラミズ・ブラヒマイ 1.25
マイケル・ギルモア 4.00
ビクトル・アルタミラノ 2.25
カルロス・ヘルナンデス 1.69

メインではランキング3位ベネイル・ダリウシュと4位イスラム・マカチェフの対戦が予定されていたが、ダリウシュが負傷欠場。代役として、2週間前のUFC271で試合をしたばかりのボビー・グリーンが10日前に急遽出場決定。直前のため、160ポンド契約での試合となる。

ネクスト・ヌルマゴメドフとして期待されているマカチェフは現在9連勝中。なかなかチャンスを与えられなかったが、昨年7月にようやく初メイン。前回はダン・フッカー相手に1R一本勝ちで完勝。王者オリヴェイラは5月にランキング1位ゲイジーと対戦予定で、2位ポイエーは前回挑戦したばかりなので、ダリウシュとの対戦での勝者が次期挑戦権獲得濃厚だった。

代役でUFC9年で初のメイン登場となるのはボビー・グリーン。ノーガードからパンチを打ち込んでいくスタイルで、昨年11月にはアル・アイアキンタを1RKO。しかし本来は倒しに行くスタイルではなく、2週間前のナスラット・ハクパラスト戦ではタックルを切ってパンチをヒットさせていくという本来のスタイルで判定勝ち。次はランカーとの対戦が期待されていたが、予想外に上位の相手との試合に。しかしマカチェフは相手が悪すぎる。

マカチェフがテイクダウンからドミネイトして最後は一本勝ちと予想。

UFCデビュー戦でメインカードに登場となるアルメン・ペトロシアンは、あのジョルジオ・ペトロシアンの弟…と同姓同名。10月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約した。勝った試合はすべてKO勝ちのストライカー。

プレリムではテレンス・マッキニーがUFC2戦目を戦う。初戦はUFC5戦のマット・フレヴォラ相手にわずか7秒でのKO勝ち。これだけならまぐれかもしれないが、その前の3試合も1RKOで、16秒・17秒・72秒で勝利していて、高い殺傷能力を持っているのは間違いない。しかし、今回はUFC2勝1敗のファレス・ジアムにアンダードッグ。

第1試合開始は27日朝6時から。速報します。

 

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Report UFC UFC257 アルマン・ツァルキャン ブログ マット・フレヴォラ

【UFC257】動けば動くほど攻められるフレヴォラ。ツァルキャンが見事なTD&コントロールで大勝

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
マット・フレヴォラ(米国)

後ろ回し蹴りを見せたフレヴォラが、右を見せてハイを見せるなど積極的に動く。ツァルキャンはシングルレッグを一気に決めてスクランブルでバックへ。スラムされたフレヴォラはスイッチからスクランブルに持ち込むが、シングルで再び倒される。立ち上がったフレヴォラをケージに押し込んたツァルキャンは小手投げから離れる。

フレヴォラは大きな動きが多く、右オーバーハンドにダブルレッグを合わされる。反り投げで切り返したフレヴォラがスタンドへ戻る。両者同時に後ろ回し蹴りを狙うという映画のような場面から、ラウンド終盤戦へ。ツァルキャンがワンツーを入れ、さらに右クロスから左フックとフレヴォラからカウンターを取る。ツァルキャンはジャブを続け、フレヴォラの前蹴りをキャッチしてパンチを入れる。最後の10秒で右フックを当てたフレヴォラだが、ラウンドはツァルキャンのモノだった。

2R、右から左を当てたツァルキャンがシングルレッグでテイクダウン。フレヴォラはスイッチもたちあがったところでツァルキャンがボディロックテイクダウンを決める。背中をマットにつけたフレヴォラは、立ち上がったツァルキャンにボディを殴られ後方回転からスクランブルへ。即バックについたツァルキャンは、腰をコントロールして寝技に持ち込む。

シングルを取られたまま立ち上がってパンチを狙ったフレヴォラだが、ここも倒されてガードを強いられる。頭をコントロールし、ダースを見せたツァルキャンが肩固めを狙う。スクランブルに持ち込めないフレヴォラは、レフェリーに膠着を目でアピールするが、肩固めに捕えられてしまう。ここはエスケープしたフレヴォラだが、結局スタンドに戻ることはできずコントロールを許し続けた。

最終回、すぐにテイクダウンを決めたツァルキャンは、頭を押して立ち上がったフレヴォラにはキックを狙う。フレヴォラは動くが攻めることはできない状態で大きな動きを繰り返す。結果、カウンターのパンチをもらいシングルレッグでテイクダウンを許すことに。ギロチンを抜けたツァルキャンはガードの中からパンチを入れ、蹴り上げから後方回転したフレヴォラにギロチンを仕掛ける。

ここの反応は早かったフレヴォラがロールして逃げ、スタンドへ戻る。ツァルキャンはシングルからスラムを決め、バックへ。胸を合わせに来たフレヴォラ以上の動きでバックを取ったツァルキャンは、正対してボディロックテイクダウン。10度目のテイクダウンからサイドを取ったツァルキャンが、スリー・クォーターマウント。フレヴォラの動きに合わせ、攻め続けたツァルキャンがフルマークの判定勝ちを収めた。


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