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45 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC71 アルトゥル・ソロヴィエフ カミル・マゴメドフ ヨ・ジェウ

【Road FC71】ライト級T決勝は消滅。マゴメドフがバックマウントからパンチ連打でヨ・ジェウをストップ

【写真】マゴメドフが完勝。当然といえば当然の内容と結果だがーー(C)MMAPLANET

<72キロ契約/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
Def.1R3分19秒 by TKO
ヨ・ジェウ(韓国)

当初はアルトゥル・ソロヴィエフとのライト級T決勝に臨むはずだったマゴメドフだが、ソロヴィエフとROAD FC側の交渉が不発に。そのため急きょヨ・ジェウとのノンタイトル戦に臨んだ。互いにスイッチしながら向かい合う。ヨ・ジェウの右にマゴメドフが左ミドルを合わせた。さらに左ミドルを打ち込んだマゴメドフはサウスポーに。

シングルレッグからバックを奪ったマゴメドフがグラウンドに引きずりこみ、バックマウントを狙う。腰を起こしたヨ・ジェウに対し、右足を差し入れるマドメドフ。立ち上がるヨ・ジェウをバックコントロールで制したマドメドフが、引き倒してバックマウントに。ヨ・ジェウの体を伸ばしてパウンドを連打すると、ヨ・ジェウが防戦一方となりレフェリーが試合を止めた。


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45 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC70 アルトゥル・ソロヴィエフ キック キャプテン☆ キャプテン☆アフリカ シン・ドングク パク・シウ パク・シウォン

【Road FC70】ソロヴィエフがドングクにギロチンで一本勝ち。グローバル70キロT決勝でマゴメドフと対戦

<Road FC グローバル70キロT準決勝/5分3R>
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
Def.1R2分27秒 by ギロチンチョーク
シン・ドングク(韓国)

当初、キャプテン☆アフリカに勝ったパク・シウォンがソロヴィエフと対戦予定だったが、拳の骨折により欠場。ドングクがソロヴィエフと対戦した。ドングクがインローとジャブを伸ばし、蹴りのフェイントを見せる。ソロヴィエフは前に出て右カーフを蹴り、ドングクの蹴りをすくってテイクダウンする。ここでドングクは足関節を狙うが、ソロヴィエフは足を抜いて距離を取り、ドングクを立たせる。スタンドでの再開後、ドングクは左右のパンチで前に出てインロー。ソロヴィエフはじりじり前に出て右ストレート、ボディへのスピニングバックキックを突き刺すと、強烈な右カーフを蹴る。そしてドングクのダブルレッグを切ってギロチンへ。これでドングクを絞め落とし、マゴメドフの待つ決勝に駒を進めた。


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45 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC69 アルトゥル・ソロヴィエフ パク・ヘジン ヘジン

【Road FC69】ロシアのソロヴィエフが跳びヒザ蹴りでパク・ヘジンを粉砕。70キロT準決勝進出へ

【写真】ソロヴィエフがパンチでパク・ヘジンの前進を止め、跳びヒザを決めた(C)MMAPLANET

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
Def.1R by KO
パク・ヘジン(韓国)

じりじりと前に出るソロヴィエフが右ストレートと右カーフ、ジャブを突き刺して二段の跳びヒザ蹴りを見せる。距離が離れるとソロヴィエフが右カーフを蹴って右ストレート、パク・ヘジンもガードを上げて右カーフを蹴って前に出る。ソロヴィエフは右ストレートと右カーフ、二段のヒザ蹴りを見せる。

お互いに右を打ち合って、ソロヴィエフは返しの左フック。ガードが高いパク・ヘジンに左ボディを打ち込む。パク・ヘジンはガードを上げて前に出続けるが、ソロヴィエフはボディと顔面に左右のフックを打ち分ける。

パク・ヘジンが距離を詰めて組み付くが、ここはソロヴィエフが離れる。パク・ヘジンは変わらず前に出てジャブとロー、ソロヴィエフは前に出てくるヘジンに右アッパーを突き上げて左フックを返す。

パク・ヘジンも左フックをねじ込んで、ジャブで前進。ソロヴィエフにケージを背負わせて右アッパーを連打する。ソロヴィエフも右ストレートから左ミドル、パク・ヘジンにケージを背負わせてボディ。さらにソロヴィエフは左の二段の跳びヒザ蹴りを決めると、これを顔面にもらったパク・ヘジンがダウン。ソロヴィエフが追撃の鉄槌を落とすとレフェリーが試合を止めた。


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45 AB MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Road FC69 UAEW   アルトゥル・ソロヴィエフ アレクセイ・インデンコ エルデュカルディ・ドゥイシェフ カミル・マゴメドフ キム・インソォン キム・スーチョル キャプテン☆ キャプテン☆アフリカ ナンディンエルデン・キム・インソォン ハン・サングォン パク・シウ パク・シウォン パク・ヘジン ヘジン ヤン・ジヨン ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ルーカス・ペレイラ 原口央 武田光司

【Road FC69】原口央と対戦、エルデュカルディ・ドゥイシェフ「RIZIN王者になったスーチョルと決勝で」

【写真】計量から3時間で、このボディ…… (C)MMAPLANET

明日31日(土・現地時間)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69で、Globalトーナメントの戦いの火蓋が切って落とされる。
Text by Manabu Takashima

そして63キロ・トーナメント準々決勝で日本の原口央と対戦するのが、キルギスのエルデュカルディ・ドゥイシェフだ。ドゥイシェフは10戦10勝、10のフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを誇っている。パーフェクトレコードを持つキルギス人ファイターといえば、誰もがRIZINデビュー戦で武田光司をRNCにより一蹴したラジャブアリ・シェイドゥラエフのことを思い出すに違いない。

シェイドゥラフも昨年のGlobalトーナメントからUAEWを経て、RIZINにやってきたファイターだ。準決勝は計量失敗でトーナメントを離脱したものの初戦はRIZINファイターのヤン・ジヨンをRNCで破っている。

果たしてドウィシェフは、原口を相手にシェイドゥラエフ級のインパクトを残すことになるのか。計量&会見後に、ドゥイシェフの話を訊いた。


第二のシェイドゥラエフ?!

──計量と会見を終えて、今どのような心境ですか。

「全て順調に終え、コンディション的にもメンタル的にも問題ないよ」

――昨年Road FCグローバル63キロ級Tに出場し、今ではRIZINで超注目のファイターとなったラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手とは同朋ですが、何か交流はありますか。

「時々、一緒に練習する仲だよ。でも、以前にダゲスタンで戦ったことがあるんだ」

――えっ? 無敗の両者ですが、戦ったことがあると?

「MMAじゃない、グラップリングの試合だ」

――結果というのは?

「ポイントで負けた……けど、いうとエキシビションのように仲が良いモノ同士でロールしたようなもので。その試合結果は気にしないでほしい」

――そうは言われましても……(苦笑)。とはいえ、そういう仲であるシェイドゥラフ選手が日本で活躍していることには刺激を受けましたか。

「オファーがあれば、もちろん日本でも戦いたい。ただ、一番大切なのはどういう条件を出してくれるかということだよ(笑)」

――自身の価値を上げるためにも、今回のトーナメントは凄く大切だと思います。初戦で戦う原口央選手の印象を教えてもらえますか。

「何試合か動画をチェックしたけど、バランスの良いファイターだ。特にレスリングが強い。まぁ、どっちが上かは明日になればハッキリするけど、どの局面でも自分の方が上だし、比較的楽に一本勝ちできるんじゃないかと思っているよ」

――過去10フィニッシュのうち7試合が一本勝ちですが、ももともベースの格闘技は何だったのでしょうか。

「サンボだ。凄く幼い頃からやっていて、大会に出て結果を残すというまでやっていなかったけど、自分のベースの格闘技はサンボだよ」

――幼い頃ということは、コンバットサンボではなくスポーツサンボでしょうか。

「そうだ。スポーツサンボだよ。それから打撃、レスリング、グラップリングとMMAに必要な練習をやってきた」

――今回のトーナメント、昨年優勝のキム・スーチョル選手がシードされ準決勝からの出場となります。しかも1カ月前にRIZINでバンタム級王座決定戦を戦うというスケジュールになっています。

「キム・スーチョルがRIZINのチャンピオンになることを願っている。そして、日本で成功を収めた彼と決勝で戦いたい。RIZIN王者に勝ってRoad FCのチャンピオンになれば最高だ。事実上、二冠王になるからね。その自信がないと、この場にはいないよ」

―――第二のシェイドゥラエフかと既に日本でも密かに注目を集めていますが、明日はどのような試合をしたいと思っていますか。

「日本でそう思われているなんて、嬉しいよ。自分の実力を全て出し切り、勝利まで一直線に突き進むので楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
8月31日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■メインカード計量結果

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・シウォン:69.7キロ
キャプテン☆アフリカ:69.6キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン:70.0キロ
アルトゥル・ソロヴィエフ:70.0キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:69.9キロ
アレックス・ダ・シウバ:72.1キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン:62.8キロ
アレクセイ・インデンコ:62.9キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン:70.0キロ
カミル・マゴメドフ:70.0キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
原口央:62.8キロ
エルデュカルディ・ドゥイシェフ:62.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・ヒョンウ:62.9キロ
ルーカス・ペレイラ:62.8キロ

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分2R>
ウィ・ジュンオン:62.5キロ
エルディヤル・アリムセイトフ:63.0キロ
※午後2時開始のプレリミ・コメインで実施される

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45 AB K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC69 UFC   アルトゥル・ソロヴィエフ アレクセイ・インデンコ エルデュカルディ・ドゥイシェフ カミル・マゴメドフ キム・インソォン キャプテン☆ キャプテン☆アフリカ クォン・アソル ナンディンエルデン・キム・インソォン ハン・サングォン パク・シウ パク・シウォン ブログ 原口央

【Road FC69】計量終了 キャプテン☆アフリカ&原口央、共にパス。減量苦パク・シウォンは会見途中退席

【写真】輪郭が普段とまるで違うパク・シウォン。この体躯で、リカバリーはどこまでなされるのか(C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)、明日31日(土・同)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69の公開計量が同体育館で行われた。
Text by Manabu Takashima

セレモニアル計量の約3時間前から2時間まで本計量が行われた同大会。Global70キロトーナメント準々決勝でナンディンエルデン・キム・インソォンと対戦する――元UFCファイターのアレックス・ダ・シウバが2.1ポンド・オーバーに。

両者の対戦はキャッチ戦で行われ、勝敗に関わらずダ・シウバはトーナメントから失格。敗れてもキム・インソォンは準決勝進出が決まった。


日本から同トーナメントに出場する修斗世界ライト級王者キャプテン☆アフリカは69.6キロでパスし、K-MMA界の未来、187センチの長身を誇るパク・シウォンとフェイスオフに応じた。パク・シウォンは、本計量終了ギリギリの時間でパスしたものの自力歩行すら困難なほどハードな減量だったという。

そしてセレモニアル計量後の会見の席で「減量に苦労して、疲弊しているので先に退席させてもらいます」とマイクで挨拶をして、早々に会見を離れたパ・シウォンの姿を確認後に、キャプテンは「トーナメントで一番強い選手なので、指名させてもらった」とマイクで話した。計量から2時間、ロシア勢やキルギス勢に対して、それほど戻っているように見えなかったパク・シウィンだが、声はかすれていなかった。明日のメイン開始は午後7時代、果たしてパク・シウォンはどこまでリカバリーしてくるのだろうか。

63キロT準々決勝でまたも発掘されたキルギスの無敗ファイター(キャリア10勝0敗、3TKO勝ち&7つの一本勝ち)=エルデュカルディ・ドゥイシェフと戦う原口央は、62.8キロで無事クリアしている。

会見ではインタビュアーのクォン・アソルに「去年はシェイドゥラエフの計量失敗でラッキーにも決勝進出を果たした」と指摘された原口だが、「自分でもラッキーだったと思う」と返答。何ら動じない、強心臓振りを披露していた。

■視聴方法(予定)
8月31日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■メインカード計量結果

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・シウォン:69.7キロ
キャプテン☆アフリカ:69.6キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン:70.0キロ
アルトゥル・ソロヴィエフ:70.0キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:69.9キロ
アレックス・ダ・シウバ:72.1キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン:62.8キロ
アレクセイ・インデンコ:62.9キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン:70.0キロ
カミル・マゴメドフ:70.0キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
原口央:62.8キロ
エルデュカルディ・ドゥイシェフ:62.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・ヒョンウ:62.9キロ
ルーカス・ペレイラ:62.8キロ

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分2R>
ウィ・ジュンオン:62.5キロ
エルディヤル・アリムセイトフ:63.0キロ
※プレリミ・コメインで実施される

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45 MMA MMAPLANET o PRIDE ROAD FC Road FC69 UAEW YouTube アルトゥル・ソロヴィエフ キム・インソォン キャプテン☆ キャプテン☆アフリカ ナンディンエルデン・キム・インソォン パク・シウ パク・シウォン 修斗 大尊伸光 西川大和

【Road FC69】パク・シウォンと対戦、キャプテン☆アフリカ「修斗代表として、Road FCで爪痕を残す」

【写真】黒バックは暫定王座のベルトで、シルバーが正規王者のベルトだ。早く、チャンピオンの証がキャプテンの手元に届いてほしいものだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

31日(土・現地時間)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69では、グローバルトーナメントがスタート。70キロ級準々決勝ではキャプテン☆アフリカがパク・シウォンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

7月28日、キャプテン☆アフリカは大尊伸光を下し、修斗世界ライト級王座を獲得した。この試合前にはRoad FCグローバルトーナメント出場と、パク・シウォンとの対戦が発表されている。念願のベルトを獲得してから僅か1カ月で、強豪揃いのトーナメントに臨むキャプテンに意気込みを訊いた。


強い選手と試合することがMMAに対するモチベーション

――ベルト獲得おめでとうございます。今、手にされているのは暫定王座のベルトですか。

「そうなんです。今回は正規王者の決定戦でしたが、今は正規のベルトが日本にないみたいで……。前の正規王者だった西川大和選手がタイにいて、まだベルトが返却されていないそうなんです。それで今回は取り急ぎ暫定王座のベルトが使用されました」

――試合直後は自身の前に、師匠である三島☆ド根性ノ助さんの腰にベルトを巻いていましたが、巻いていたのはこの暫定王座のベルトだったのですね。

「はい。正規王座のベルトが届いたら、もう一度、三島さんの腰に巻きます」

――ベルトを三島さんの腰に巻くことは、ずっと決めていたのですか。

「それは修斗の試合に出始めた頃からの夢でした。コブラ会では誰も修斗の世界王座を獲得していなくて――今は国内でも、いろんな団体に出られる時代です。でも修斗にこだわってきたおかげで、三島さんの腰にベルトを巻くことができて良かったです。

僕は高校生の時にPRIDEを観ていました。そのなかで修斗のベルトを獲得してからPRIDEに出ている選手に出ている選手が多くて。修斗でチャンピオンになるというのは、そういうことやったと思うんです。自分は強い相手と対戦していきたい。もっともっと大きな舞台に立つためにも修斗のベルトが必要なんかなと思っていました」

――なるほど。2002年12月、三島さんが修斗のベルトを賭けて五味隆典選手と対戦した試合は、リアルタイムで視ていたのですか。

「いえ、リアルタイムではなかったです。でもコブラ会に入ったあと試合映像を視て、やっぱり悔しい気持ちがありました。同時に自分も同じライト級で、チャンピオンになったらこのベルトを巻けるんやなって、それが目標になって」

――そうだったのですね。先日の世界王座決定戦は、キャプテン選手が開始早々にテイクダウンし、袈裟固めから腕を極めるという得意の形で勝利しました。

「実は1Rから極めに行こうとは考えていなかったんですよ。あれだけパンチがある相手で一発もらったら危ないですから、相手の土俵で戦わない。そして寝技になったら上から削っていく。フィジカルトレーニングでも、5分5Rという形式で戦えるように鍛えてきました。

でも最初に組んで寝かした時に『これは行ける。自分が得意なところで攻めていける』と感じて。自分も本当に調子が良かったということもあって、すぐに袈裟からの極め技に行きました。あそこでフィニッシュできなくても、ずっと同じ形を繰り返すつもりで」

――修斗については、今後誰を相手にベルトの防衛戦を行いたいという希望はありますか。

「強い選手が出てくれば、もちろん防衛戦はやります。それとRoad FCにも呼んでもらっていて――今は強い選手と試合することがMMAに対するモチベーションなので。強い選手と対戦できるなら」

――今年のRoad FCグローバルトーナメントでは、パク・シウォンと対戦します。この試合は修斗のタイトルマッチ前に発表されていましたが、日本の格闘技マスコミにはかん口令が敷かれていたようで……。

「Road FCのほうが気を遣ってくれたみたいですね。でもすでに韓国では発表されていたので、周りからも『もうSNSで発表されていないですか?』と聞かれることがありました(苦笑)。

今回は試合日時も含めて、サステインさんとRoad FCの間で話をしていたんですよ。修斗の世界タイトルマッチは7月に行う予定やから、4月のRoad FC出場は大丈夫。Road FCのほうは当初、9月からトーナメントを開催する予定で。だから互いの試合には干渉しないやろう、と……。でも修斗の試合が7月28日、Road FCトーナメントの初戦が8月31日になったと聞いて、『これはちょっと厳しいなぁ』とは思いました」

――……。

「修斗の世界タイトルマッチは5分5Rで、それを戦った1カ月後というのは――。でもRoad FCからも『ぜひ出てほしい』と言われていて。チーム内で話し合った結果、まず試合日程のことは考えない。修斗の世界タイトルマッチに全集中する。修斗で勝ち、怪我もなくメンタルも整っていたら8月のRoad FCに出ようと決めました。そう決めたら、気持ちもスッキリしましたね。

幸い修斗の試合はノーダメージで終えることができました。体は絞れている状態ですし、コンディションは凄く良いです。特に今回は世界タイトルマッチに向け、つくり上げていたので。少し休んでから、すぐに対策練習に入ることができています」

――一度休んでから、またイチからつくり上げていくよりは良いかもしれないですね。

「はい。去年のトーナメントは試合間隔が2カ月ぐらいで、そのほうが逆にキツかったです。2カ月やと一度体重も増えてしまって、そこからまた減量と練習というのは精神的にもキツいですし。だから今回は世界タイトルマッチのコンディションのままRoad FCのトーナメントに臨むことができて、結果的に良かったとは思っています」

今23歳やのに、なんであんなに仕上がっているんやろうかと(苦笑)

――当初は9月にトーナメント初戦が開催される予定だったということですが、その時点でパク・シウォンと対戦することは決まっていたのですか。

「対戦相手が決まったのは修斗タイトルマッチの1週間前ぐらいです。前回のRoad FCで勝った時に『チャンピオンと対戦したい』とアピールしたら、本当に決まって(笑)。修斗のベルトを巻いたら、次はROAD FCのチャンピオンと試合ができる――と思いながらも、タイトルマッチの前はそんなことを考えないようにしていました。

修斗のベルトを巻いた直後は、『次はRoad FCのチャンピオンとやるんや!』と意気込んでいて。でもその時はアドレナリンが出ているだけかもしれないし、まず3日ぐら休養してダメージとメンタルに問題がないかどうか確認しました。それで大丈夫やったから『ここは勝負したい』と決めたんです」

――試合前に考えないようにしていたとはいえ、修斗タイトルマッチの1カ月後にRoad FC王者と対戦することが分かった時点で、気持ちは揺れませんでしたか。スケジュールと対戦相手を考慮すると、躊躇して当然かと思います。

「逆ですね。相手がチャンピオンでないと、1カ月後にRoad FCのトーナメントに出るというモチベーションは保てなかったと思います。チャンピオンと試合できるから、厳しいけど1カ月後にトーナメントに臨むことができる」

――もしかしたら「1カ月でも出る」と考えられるのは、昨年のトーナメントの優勝者アルトゥル・ソロヴィエフ、準優勝者ナンディンエルデン・キム・インソォン、そしてRoad FC王者パク・シウォンぐらいだったかもしれません。とはいってもUAEWライト王者のアレックス・ダ・シウバもいますが……。

「そう考えると、自分に何か流れが来ているんじゃないですかね。アハハハ」

――ではパク・シウォンの印象を教えてください。

「林君と対戦した時は――あの大会の中で、一人だけ迫力が違いました。計量の時から体も大きいし、戻してからも仕上がっていて。もしこの選手と対戦できるなら――そのチャンスは今年のトーナメントしかないかもしれない。林君との試合の結果に関わらず、トーナメント1回戦で試合がしたい。パク・シウォン選手のオーラを見て、そう思いました。

実際に試合を視たら、本当に強くて。『こんなに強い選手がおるんや』と思いました。今23歳やのに、なんであんなに仕上がっているんやろうかと(苦笑)。試合でもすごく落ち着いて戦っていて、23歳の選手とは思えなかったです」

――しかもまだMMAキャリアは6戦ですからね。以前はドタバタと戦っている印象もありましたが、林RICE戦のスマートな戦いぶりは驚かされました。

「林君も『強すぎて何もできんかった』と言っていました。僕も林君がパク・シウォン選手と戦うことが決まって、過去の試合映像を視ていたんですよ。確かに仰るとおり、昔はまだドタバタ試合をしている感じで。だけど打撃のキレも進化しているし、何より落ち着いて試合をするようになっている。

でも自分の中で、どう戦うかのイメージは固まっています。あとはこれから練習で、仕上げていきます。今回は修斗王者とRoad FC王者が戦うという、なかなかない組み合わせです。僕はアマチュアから修斗で試合をしてきて、ここまで新人王、環太平洋、そして世界と全てのタイトルを獲らせてもらいました。次は修斗の代表として、Road FCで爪痕を残してきます!」

<パク・シウォン・インタビューはコチラから>

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【Special】アジアの猛者たち─02─パク・シウォン「Global Tで優勝すればRIZIN王座奪取は朝飯前」

【写真】2002年4月4日、ソウル生まれでコヤン市イルサン育ちのパク・シウォン(C)MMAPLANET

UFC、RIZIN、北米フィーダーショー、日本のプロモーションと世界中のMMAを見渡してアジア勢が台頭しつつある。もちろん、アジアといっても広い。その勢いの中心は東アジアではなく、中央アジアだということも百も承知だ。MMAPLANETでは6月から日本人ファイターと肌を合わせた経験がある──あるいは今後その可能性が高いアジアのファイター達にインタビューを続けてきた。

題して「アジアの猛者たち」──第2弾は韓国からパク・シウォンのインタビューをお届けしたい。
Text by Manabu Takashima

8月31日(土・現地時間)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69で戦いの火蓋が切って落とされるGlobal Tournament。昨年は負傷欠場したRoad FCライト級最強の男、パク・シウォンが今年は出場を果たす。

22歳、キャリア6勝0敗のパク・シウォンは中央アジア、ロシア、ブラジル人ファイターが参戦する同トーナメントを経験の積む場――ワールドクラスのファイターに成長を遂げるステージとしている。そしてRIZINと協力関係のあるRoad FCのトップファイターは「日本の格闘技文化に惚れた」と言いつつ、「このトーナメントで優勝すれば、RIZINライト級王座を取るのは朝飯前」と断言した。


韓国でこれだけのメンバーが集まる大会は他にない

――キャリア6勝0敗、底知れぬポテンシャルを感じさせるパク・シウォン選手です。長期離脱前に「K-MMAの青木真也だ」と韓国の格闘技記者から聞いた時から、インタビューをさせていただきたいと思っていました。

「ありがとうございます(笑)」

――初めて対面させてもらったのですが、物凄く大きいですね。ウェルター級やミドル級に感じるほどです。

「身長が186センチか187センチあるので。そういう風に見えるんだと思います。ただリーチはそれほどでなくて、身長と同じぐらいなんです」

――とはいえ190センチ近くてライト級……。それはアドバンテージになりますね。そんなパク・シウォン選手ですが、いつぐらいからMMAに興味を持つようになったのですか。

「14歳の時にMMAを見始めて、15歳になって試合に出たくなり練習を始めました。UFCのジョゼ・アルド×コナー・マクレガーに夢中になり、Road FCのチュモギンダ(拳が鳴る)というリアリティTVショーを視て、自分もやろうと思ったんです。

イルサンにチームMAXというジムがあり、そこに入門してプロデビューをしたのもチームMAX時代です」

――それまでに格闘技の練習をした経験は?

「柔道を町道場で半年ほどやっていたぐらいです。実はMMAの練習をしたくて親に話すと許してもらえず、柔道なら良いということなので仕方なく習うようになったんです。でも半年ぐらい経ってMMAのジムに通うことを認めてもらえて、柔道は辞めました。だから格闘技歴はほぼMMAだけです」

――中学生がMMAの練習をする。どのような内容だったのでしょうか。

「Road FCのフライ級王者だったソン・ミンジョン選手がやっていたMMAのプロ練習にいきなり参加していました。当時から身長は180センチを超えていて、体重は60キロぐらいしかなかったのですが……。まぁ毎日、しこたま殴られましたね(笑)。もちろん、本気じゃないです。でも自分がMMAの手ほどきを受けたのは、間違いなくソン・ミンジョン選手からです」

――根性ファイトが信条のファイターでした。

「メチャクチャ腹が据わっていました。ただ下の人間には本当に優しくて、今でも尊敬している先生であり人物です。自分の人生のなかでも、最も誠実な人です。チームMAXで練習をしていたのは3年ほどでしたが、あの時に鍛えられたことで、今の自分がいると思っています」

――チームMAXを離れてからは、どのように練習をしてきたのでしょうか。

「チームMAXで練習を始めて2年4カ月後にプロデビューをしました。そこからチーム・スタンガンに移り、2年ほどしてフリーになり、2022年7月のパク・スンモ選手と戦う前からカウボーイMMAに合流しました。

カウボーイMMAからコーチが離れ、ダイヤMMAを立ち上げて今に至る感じです」

――デビューから2年目にコロナ・パンデミックが起り、練習も試合も大変な時期を経験したかと思います。もともとRoad FCでキャリアを積もうと考えていたのですか。

「それこそコロナの時にARCというRoad FCが行なっていた大会で戦っていたので、Road FCと契約をした形です。あの時は実はチームメイトが欠場し、代役出場だったんです。まだ19歳でしたが、長期契約を結ぶことでMMAを戦って収入を得ることができるからRoad FCで戦うことを決めました」

――今もデビューした時にサインした契約下で戦っているのですか。

「いえ、今年になって契約を更新しました。結果、2022年12月に巻いたベルトを返上して、今回のトーナメントで再びベルトを目指すことになったんです」

――タイトルは返上したのですか!!

「Road FCはチャンピオン制からグランプリ制に移行しました。結果としてRoad FCライト級最後のチャンピオンをいう肩書を持てるようになりました」

――コロナ後、Road FCから離れRoad to UFCで戦うチャンピオンやBlack Combatに移る選手も出てきましたが、パク・シウォン選手はRoad FCに継続参戦を決めたということですね。

「色々な選択肢がありました。そのなかでRoad FCが提示してくれた条件は非常に満足がいくものでした。同時にチャンピオンは適正な挑戦者が現れるのを待たないといけないのですが、トーナメントは勝てば確実に3試合が戦えます。

自分はまだまだ経験が浅いファイターです。もっと試合をしないといけないですし、Road FCが海外の強豪をトーナメントに出場させると約束をしてくれたので。それもあってRoad FCで戦うことに満足しています。

昨年のトーナメント優勝のアルトゥル・ソロヴィエフ、UAEWのライト級王者アレックス・ダ・シウバ。それにBRAVE CFでライト級王座挑戦経験のあるカミル・マゴメドフ。修斗のキャプテン☆アフリカ選手も出場します。韓国でこれだけのメンバーが集まる大会は他にないです。こんな選手を呼んで大会を開く力があるのはRoad FCだけだと思います。なので、このトーナメントに出ないという選択はなかったです。

アジアより中央アジア、ロシア、ブラジル人と戦う経験がいずれは自分のキャリアに役立つと思っています。それが可能になるRoad FCで戦うことは今の自分に最適です」

日本の格闘技文化に惚れてしまいました(笑)

――単刀直入に伺いますが、Road FCは縛りが強い印象があるなかでRIZINとは協力関係にあります。RIZINで戦いたいという気持ちはありますか。

「4月にRIZINを観戦したのですが、日本の格闘技文化に惚れてしまいました(笑)。とにかくお客さんがファイターを尊敬してくれています。鈴木千裕選手が入場した時と勝った時のお客さんの反応が凄まじかったです。自分もああいう選手になりたいと素直に思いました。

同時に、あれだけ高額のチケット代を支払ってまでファンがMMAの試合を見ることは韓国では考えられないです。その事実を知った時は正直、ショックでした」

――今後はまずグローバルTに集中することになるかと思いますが、最短でいつ頃RIZINで戦いたいという希望を持っていますか。

「Road FCのチャンピオンだったのでRIZINで戦うチャンスは、あるはずです。でも今はトーナメントに集中しないといけない。トーナメントで優勝することしか考えていないです」

――今回のトーナメントで優勝をして、箔をつけてRIZINライト級に殴り込みという青写真を描くこともできますね。

「この厳しいトーナメントで優勝できれば、RIZINのライト級でチャンピオンになるのは朝飯前です。アハハハハハ」

――そのグローバル・ライト級トーナメントに向けて、日本のファンにパク・シウォンとはどういうMMAファイターかアピールしてもらえないでしょうか。

「いつでも相手を仕留めることができる。それが持ち味です。キックでもパンチでも、寝技でもフィニッシュできます。それにトラッシュトークも任せてください。力もあり、口も達者です(笑)。

ワールドクラスになるには全てが万能でないといけないです。まさにイスラム・マカチェフの試合を見てもレスリングも打撃も寝技も全てトップクラスです。自分はまだまだ足りないと感じています。これから、そこは勉強に行きます」

――ところでトラッシュトークも任せてくださいという言葉ありましたが、Road FCでは100秒のキックルールのような試合を組むようになりました。あの試合に関して、パク・シウォン選手はどのように感じていますか。

「格闘技としては『どうかな?』とは思っています。ただ、あの試合をフォローする人も多いですし、コア層以外にRoad FCを知ってもらうための宣伝としては良いかと。自分のやるべきことは、そうファンにMMAの方が面白いと思ってもらえるよう戦うことです」

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【ROAD FC69】今年もグローバルT開催! 修斗王者キャプテンは初戦でROAD王者パク・シウォンと対決

【写真】所属するDIA(ダイア)MMAの前で(C)MMAPLANET

8月31日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館でRoad FC69で昨年に引き続き実施されるGlobal Tournamentの開幕戦=準々決勝が行われ70キロのライト級Tにキャプテン☆アフリカ、63キロのバンタム級Tには原口央が出場する。
Text by Manabu Takashima


同大会と10月27日(日・同)に同地のチアク体育館で開かれるRoad FC70=準決勝大会に関しては、今月18日(木・同)に発表があったが、28日(日)の修斗大阪大会で<世界ライト級王座決定戦を戦うキャプテン☆アフリカの出場に関して、日本のメディアにはかん口令が敷かれていた。 a href="https://mmaplanet.jp/176844" rel="noopener" target="_blank">晴れて修斗世界王者となり、同トーナメント出場を公とできるようになったキャプテン☆アフリカは2年連続の出場で、昨年は初戦でRoad FCフェザー級王者パク・ヘジンに勝利も、準決勝で結果的にトーナメント準優勝となったナンディンエルデン・キム・インソォンにパウンドアウトで敗れた

4月にダウンを喫し大ピンチも腕十字でハン・サングォンを破り、トーナメント出場をアピールしていたキャプテン☆アフリカだが、初戦の相手はK-MMA最強ライト級ファイターといっても過言でないRoad FCライト級王者パク・シウォンと戦うことになった。

2002年4月生まれ、22歳のパク・シウォンはコロナ期に立ち技特化型MMMA大会=ARCで名前を挙げ、Road FCと契約を結ぶと2022年7月にキャリア4戦目でRoad FCライト級の頂点に。12月に初防衛に成功したが、昨年のトーナメントは負傷欠場となり4月大会で査定試合=林ライス陽太と対戦すると、2分13秒に左フックで失神KO勝ちを収めている。

トーナメント出場前にパク・シウォンは韓国政府から渡航警報下にあるダゲスタンを訪問──ヌルマゴ父アブドゥルマナップが開いたジムに単身武者修行を敢行。

韓国メディアによると当初、ダゲスタンの虎の穴では見知らぬ韓国人ファイターの訪問と「練習をしたい」という要望をスルーしていたという。しかし、朝から晩までジムの前に立ち続けているパク・シウォンに根負けし、4日目にしてトレーニングを許可。すると、さすがのK-MMAライト級最強ファイターはその力を現地でも認められて、UFC世界王者イスラム・マカチェフらとトレーニングを4週間に渡り行って来たという。

恐るべきはパク・シウォンのポテンシャルの高さ以上に、この行動力とそれを支える決断力の強さといえる。キャプテン☆アフリカにとっては、過去最強の相手になることは間違いない。そんなパク・シウォン×キャプテン☆アフリカ以外のT出場選手を準々決勝・対戦ベースで列記すると、まずパク・ヘジンと昨年のトーナメント優勝のアルトゥル・ソロヴィエフも連続出場を果たす。

続いて昨年準優勝のナンディンエルデン・キム・インソォン、元UFCファイターでUAEWライト級チャンピオンのブラジル人ファイター=アレックス・ダ・シウバ。

そして4月にキャプテンに逆転負けを喫したハン・サングォン。BRAVE CFでライト級王座挑戦経験のあるバーレーン国籍を取得したダゲスタン人ファイター、16勝4敗のカミル・マゴメドフという面々だ。

Road FC王者、修斗世界王者、UAEW王者に昨年の優勝&準優勝者が揃ったマニア垂涎のトーナメントに向けて、MMAPLANETが行ったインタビューでパク・シウォンは「このトーナメントで優勝できれば問題なくRIZINのライト級のベルトを巻くだけの力があることを証明できる」と豪語している。同インタビュー及びバンタム級Tについて引き続き、アップしていきたい。

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『ROAD FC 066』試合結果/フルファイト動画

D37 地球の歩き方 韓国 2023~2024(地球の歩き方D アジア)


▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント決勝 5分3R
〇キム・スーチョル(韓国)21勝7敗1分
[2R TKO]
×原口 央(日本)9勝5敗
※スーチョルが63kgトーナメント優勝

▼バンタム級 5分3R
〇ヤン・ジヨン(韓国)9勝1分
[判定3-0]
×高橋謙斗(日本)7勝2敗1分

▼ROAD FC グローバル70kgトーナメント決勝 5分3R
〇アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
[1R 1分32秒 TKO]
×ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
※ソロヴィエフが70kg級トーナメント優勝

▼無差別級 5分3R
〇キム・ミョンファン(韓国)
[2R TKO] ※左ストレート
×シム・ゴンオ(韓国)

▼ROAD FC グローバル70kgトーナメント補欠戦 5分3R
〇ユ・ジェナム(韓国)
[判定3-0]
×ハン・ユンス(韓国)

 遅ればせながら10月29日に韓国ウォンジュのチアック体育館で開催された『ROAD FC 066』の試合結果。メインイベントの63kgトーナメント決勝はキム・スーチョルが原口央に2R TKO勝ち。高橋謙斗はヤン・ジヨンに判定負け。70kgトーナメント決勝はアルトゥル・ソロヴィエフがムングントスズ・ナンディンエルデンに1R TKO勝ちしています。





 大会フルファイト動画。続きを読む・・・
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【Road FC66】ソロヴィエフがナンディンエルデンを左フック→追撃の右で沈めて70キロT優勝

【写真】 トーナメント優勝賞金1億ウォン(約1千万円)を獲得(C) MMAPLANET

<Road FC グローバル70キロT決勝/5分3R>
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
Def.1R1分32秒 by TKO
ナンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)(モンゴル)

ソロヴィエフが距離を詰めて右カーフキックを当てる。しかしナンディンエルデンがケージ中央に回り、右のフェイントから右カーフを蹴った。前に出たソロヴィエフが右ショートでナンディンエルデンのアゴを跳ね上げる。

右カーフから距離を詰めるナンディンエルデンが、ソロヴィエフにケージを背負わせてパンチの連打を浴びせる。ケージ際を脱したソロヴィエフがケージ中央に回った。距離を詰めてきたソロヴィエフに対し、ナンディンエルデンが左右フックで迎え撃つが、打ち終わりにソロヴィエフの左フックがクリーンヒットする。

ナンディンエルデンはダウンし、すぐに立ち上がったものの背中を見せて下がる。ソロヴィエフがパンチで追いかけ、背中越しにソロヴィエフの右を顔面に突き刺さった。ナンディンエルデンは前のめりにバッタリと倒れ、ソロヴィエフがKO勝ちで70キロトーナメントを制した。


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