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【UFC277】パンチとヒジでペニャを追い込んだヌネスが、大大大差の判定勝ちで世界王座を奪還

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
アマンダ・ヌネス(ブラジル)
Def.3-0:50-45.50-44.50-43.
ジュリアナ・ペニャ(米国)

サウスポーのヌネスが距離を詰める。ガードを固めるペニャに対し、左ミドルを見せた。スイッチしながら相手の様子をうかがうヌネスに対し、ペニャは手を出さない。左ストレートを見せるヌネス、ペニャが距離を詰めて左右ストレートを繰り出した。ヌネスが左ストレート、ペニャは左右ストレートを返す。ペニャの動きに合わせてヌネスは左ストレートを突き刺していく。

さらに右ジャブを打ちおろしたヌネス、ペニャは手数が少なく動きも重い。インサイドから右ジャブを突くヌネス。ペニャのハイをかわしてパンチを見せ、スイッチして右ストレートのカウンターでペニャの動きを止める。さらに距離を詰めてきたペニャに右フックを合わせると、ペニャがマットに手を着いた。ヌネスの右ジャブを食らうたびにグラつくペニャ。ヌネスがリズムに乗って相手の様子を見る。

ペニャもワンツーをヒット。さらに右ストレートから左フックを当ててペースを握る。残り30秒を切ったところでヌネスがシングルレッグを仕掛けるも、これをカットしたペニャがヒザ蹴りを突き上げた。しかしヌネスがパンチを当ててペニャにケージを背負わせて初回を終えた。

2R、サウスポーから左前蹴りを繰り出すヌネス。ペニャもプレッシャーをかけ、右ストレートを当てる。しかし距離を詰めたところで、ヌネスの右ストレートがクリーンヒット。ペニャはダウンし、相手をグラウンドに誘うがヌネスは乗らない。レフェリーがペニャにスタンドを要求、またもヌネスが右でダウンを奪い、グラウンドに誘うペニャを再び立たせた。

スタンドでは左右ストレートを軸に前へ出るペニャ、ヌネスはバックステップから右ジャブを基点に迎え撃つ。ペニャの右ストレートがヒット。ペニャの左ミドルをキャッチして距離を詰めたヌネスに対し、ペニャが離れた。ペニャのパンチを被弾するヌネスだが、左ストレートを突いて、またもダウンを奪う。

グラウンドに来ないヌネスに対して立ち上がったペニャ、ヌネスは足を使ってカウンター狙いだ。ヌネスの右をもらって、ペニャはバランスを崩す。パンチを振るってきた相手に組みついたヌネスは、ボディロックからペニャをケージに押し込んでいった。

3R、ヌネスが左ストレートを伸ばす。さらに右バックスピンエルボーを狙うヌネス。足を使うヌネスに組みついたペニャだが、反対にケージへ押し込まれてしまう。右ジャブで試合をコントロールするヌネス、ペニャは相手の右に左フックを合わせた。ヌネスは距離を詰めてきた相手に組みつき、テイクダウンを奪う。

ケージ中央でフルガードを取るペニャに右ヒジを落としていくヌネス。足を上げてくるペニャ、ヌネスが抑え込んで削る。ヌネスの右腕を取ったペニャは、腕十字あるいは三角を狙うもヌネスが上半身を起こした。ヌネスは相手の頭を押さえて左ヒジを叩きこむ。ペニャの頭部がカット、流血しながら相手の左腕を取ってオモプラッタを仕掛けるも、左ヒザでペニャを抑えたヌネスがトップをキープし、ハーフガードになったペニャにヒジとパンチを落とした。

4R、ヌネスがダブルレッグでテイクダウンに成功する。ペニャはケージキックを狙いながら、さらに下から仕掛けていく。腰を上げたヌネスはパウンドで対抗。ペニャは幾度もオモプラッタを狙うもヌネスに潰されてしまう。しかし相手を抱えて左腕を取ったペニャが腕十字へ。ヌネスも苦しそうな表情を浮かべながら腕を抜いた。

トップに戻ったヌネスがパスからサイドに移行する。左ヒザを差し込んだペニャがガードに戻す。ヌネスはトップから左右のヒジを連打。ペニャはヌネスが左ヒジを落とした瞬間に右腕を取り、腕十字を狙ったが極まらず。スタンドに戻ると、ペニャの顔面から大流血が見られる。

ケージ中央で再びテイクダウンを奪ったヌネス。マットに背中を着けたペニャにレフェリーが、ブレイクでスタンドを促した。再開後、ヌネスがグラウンドに持ち込み、ペニャの仕掛けを凌いでこのラウンドを終えた。

最終回、パンチを振るうペニャに組みついたヌネスが、そのままダウブルレッグに切り替えてグラウンドに持ち込んだ。ペニャはケージキックから腕十字へ。さらに三角絞めに移行する。これを凌がれるとスクランブルに持ち込んだが、ヌネスがガブったためペニャも立ち上がる。

ケージ中央で組んだヌネスが、テイクダウンしてサイドから左ヒジを落とす。大流血のペニャはハーフガードに戻し、ヌネスの左腕を取ってキムラの体勢へ。しかしヌネスが起き上がりバックに回る。グラウンドに戻り、ハーフガードを取るペニャに左ヒジを叩き込むヌネス。

ペニャが両ヒザを差し入れると、ヌネスは立ち上がってパウンドを落とした。一瞬動きが止まったペニャ。ヌネスはトップに戻り、そのままバックを奪ってRNCを狙う。これは極まらずも、そのままヌネスがトップをキープしながら、立ち上がって相手と挑発。合わせて立ち上がったペニャと向かい合い、試合終了のホーンを聞いた。

スタンド戦を要求し続けるレフェリングには疑問が残るも、ヌネスがペニャからダウンを奪いまくり、ヒジで大流血に追い込んだのも事実。結果、ジャッジが最大7ポイント差をつける裁定でヌネスがベルトを奪還した。


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【UFC277】計量終了 ペニャ×ヌネス&モレノ×カラフランス問題なし。注目=パントージャ×ペレス&モラレス

【写真】フライ級暫定王座にカイ・カラフランスが挑む。ある意味、日本人ファイターの希望となる一戦だ(C)Zuffa/UFC

30日(土・現地時間)、テキサス州ダラスのアメリカンエアライン・センターで開催されるUFC 277「Pena vs Nunes 2」の計量が行われている。

今大会はUFC世界女子バンタム級選手権試合=王者ジュリアナ・ペニャ×挑戦者アマンダ・ヌネス、UFC世界フライ級暫定王座決定戦=ブランドン・モレノ×カイ・カラフランスと2階級の世界戦が組まれている。


昨年12月に掛け率+700と大アンダードッグながらRNCで一本勝ちしベルトを巻いたペニャと、ベルトを失ったヌネスの再戦。

「人生ってそういうもの。今、土曜日にタイトルを取り戻すためにここにいる。皆が求めているように、私は再びダブルチャンピオンになる」とチャレンジャーが断言すると、王者は「私にとって光栄な機会ね。ベルトを防衛するために全力で明日の夜は戦うわ」とコメントした。

またセミのフライ級暫定王座決定戦も2019年12月の再戦で、前回はモレノがカラフランスから判定勝ちを手にしている。

ベルト奪取とリベンジに臨むカイ・カラフランスが「ホームからダラスまで長い旅だった。皆が応援する選手と戦うけど、そして倒すためにハードな練習をしてきたんだ」と意気込みを語れば、モレノは「もう過去は関係ない。今、この瞬間にワクワクしている。僕が何者か、なぜ僕が次のチャンピオンになって再び栄光を手に出るのかを見せる」と話した。

暫定王者が決まるフライ級では、タイトル戦線生き残りが掛かったアレッシャンドリ・パントージャ×アレックス・ペレスという実力者対決が実現する。

またプレリミでは、キャリア13連勝中のエクアドル人選手マイケル・モラレスが、アダム・ヒューギットと戦うウェルター級戦も注目だ。

そんななか女子バンタム級でキム・ジヨンと対戦するホセリン・エドワルツ、オープニングバウト出場のオリオン・コスケが計量失敗でキャッチウェイト戦を戦うこととなっている。

■視聴方法(予定)
7月31日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC277計量結果

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ペニャ: 264.5ポンド(1119.97キロ)
[挑戦者]アマンダ・ヌネス: 254ポンド(115.21キロ)

<UFC世界フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
ブランドン・モレノ: 124.5ポンド(56.47キロ)
カイ・カラフランス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(1119.97キロ)
セルゲイ・パブロヴィッチ: 254ポンド(115.21キロ)

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ: 125.5ポンド(56.92キロ)
アレックス・ペレス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ: 206ポンド(93.44キロ)
アンソニー・スミス: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モレノ: 171ポンド(77.56キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ハファエル・アウベス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス: 255ポンド(115.66キロ)
ハムディ・アブデルワハブ: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ラファ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス: 170.5ポンド(77.34キロ)
アダム・ヒューギット: 171ポンド(77.56キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
キム・ジヨン: 135ポンド(61.24キロ)
ホセリン・エドワルツ: 137.5ポンド(62.36キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニコライ・ネグメレアフヌ: 205ポンド(92.99キロ)
イゴール・パチイリャ: 204ポンド(92.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ: 172.5ポンド(78.24キロ)
ブラッド・ダイアモンド: 169ポンド(76.66キロ)

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『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Julianna Peña (134.5) vs. Amanda Nunes (135) – for women’s bantamweight title
・Brandon Moreno (124.5) vs. Kai Kara-France (124.5) – for interim flyweight title
・Derrick Lewis (264.5) vs. Sergei Pavlovich (254.5)
・Alexandre Pantoja (125.5) vs. Alex Perez (125.5)
・Magomed Ankalaev (206) vs. Anthony Smith (206)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Alex Morono (171) vs. Matthew Semelsberger (171)
・Rafael Alves (155.5) vs. Drew Dober (155.5)
・Hamdy Abdelwahab (264.5) vs. Don’Tale Mayes (255)
・Rafa Garcia (155) vs. Drakkar Klose (155.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Adam Fugitt (171) vs. Michael Morales (170.5)
・Joselyne Edwards (137.5)* vs. Ji Yeon Kim (135)
・Nicolae Negumereanu (205) vs. Ihor Potieria (204)
・Orion Cosce (172.5)** vs. Blood Diamond (169.5)

 『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』前日計量結果。2大タイトルマッチを含むメインカードは全員パス。アーリープレリムでキム・ジヨンと対戦するジョセリン・エドワーズが137.5ポンドと1.5ポンドオーバー、ブラッド・ダイアモンドと対戦するオリオン・コシが172.5ポンドと1.5ポンドオーバー。共に出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネスはペーニャ支持2人、ヌネス支持9人。

・ブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランスはモレノ支持10人、カラ・フランス支持1人。

・デリック・ルイス vs. セルゲイ・パブロビッチはルイス支持10人、パブロビッチ支持1人。

・アレッシャンドリ・パントージャ vs. アレックス・ペレスはパントージャ支持10人、ペレス支持1人。

・マゴメド・アンカラエフ vs. アンソニー・スミスはアンカラエフ支持8人、スミス支持3人。続きを読む・・・
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UFC277:オッズ/予想と展望

ジュリアナ・ペーニャ 3.30
アマンダ・ヌネス 1.36
ブランドン・モレノ 1.48
カイ・カラフランス 2.80
デリック・ルイス 2.05
セルゲイ・パブロヴィッチ 1.80
アレッシャンドリ・パントージャ 1.56
アレックス・ペレス 2.55
アンソニー・スミス 4.90
マゴメド・アンカラエフ 1.20
アレックス・モロノ 2.35
マシュー・セメルスバーガー 1.65
ドリュー・ドーバー 1.50
ハファエル・アウベス 2.70
ドンテイル・メイエス 1.56
ハムディ・アブデルワハブ 2.55
ドラッカー・クロース 1.44
ラファ・ガルシア 2.90
マイケル・モラレス 1.17
アダム・フューギット 5.50
ジョセリン・エドワーズ 1.77
キム・ジヨン 2.10
ニコラエ・ネグメレアヌ 2.10
イーゴル・ポティエリア 1.77
オリオン・コシ 1.61
ブラッド・ダイアモンド 2.40

メインは女子バンタム級タイトルマッチ。昨年12月に対戦し、ペーニャが勝利した試合のダイレクトリマッチで、TUF30のコーチ対決。

昨年12月の対戦では、当時王者のヌネスが圧倒的フェイバリット。試合も1Rにダウンを奪うなど、序盤は攻勢で、そのまま防衛するかに見られたが、2Rに入りペーニャのジャブを被弾する展開に。ジャブをもらい続けてとうとう下がりだし、最後はテイクダウンからのチョークでペーニャが勝利。昨年のアップセット・オブ・ザ・イヤーを多くのサイトで受賞した。

半年でのダイレクトリマッチとなるが、オッズは前回ほどの大差ではないものの、今回もヌネス優勢。前回の1Rは確かにヌネスがダウンを奪ったものの、ペーニャもジャブが通用することがわかったので、スタンドでも必要以上に恐れることはないはず。ヌネスとしては打撃で勝負するのではなく、今回は組みを混ぜていく展開になるのでは。そうなると、差はなかなかつかないかもしれない。

僅差の判定になれば、ジャブで確実にポイントを稼げるペーニャが優勢か。ヌネスは前回のダウンのようなビッグラウンドをどこまで作れるか。ただフィニッシュするとすればヌネス。

ペーニャ判定勝ち。

セミはフライ級王者フィゲイレードが怪我のため、暫定王座戦が組まれ、前王者のブランドン・モレノRIZINファイターのカラフランスが対戦する。まあ、プロハースカと比べると、1度だけ出て体重オーバーの末に和田竜光に敗れただけのカラフランスはRIZINの印象が薄いが。勝てばシティキックボクシング勢として3階級目の王者となる。

こちらもリマッチとなり、両者は2019年の12月に対戦している。UFC3連勝中だったカラフランスだったが、得意の打撃で押される展開で判定負け。モレノはそこから連勝でフィゲイレードの王座に挑戦し、初戦はドロー、ダイレクトリマッチで一本勝ちして王座を獲得した。カラフランスは元バンタム級王者コーディ・ガーブラントを1RKOし一気に評価を上げると、前戦はキャリア無敗のアスカル・アスカロフ相手に終盤タックルを切って打撃を入れる展開で接戦を制した。

ストライカーのカラフランスに対し、モレノはグラウンドでのフィニッシュが多いものの、打撃でも勝負できるレベルにある。テイクダウンはなかなか奪えないと思うので、今回もフルラウンド打撃勝負になりそう。

3試合続けて5Rのタイトルマッチをやっている(2戦目は3R決着だが)モレノが経験で有利と見て、モレノ判定勝ち。

第1試合開始は31日朝7時から。同日は14時からRIZIN.37もあるが、タイトルマッチ2試合とも判定になった場合はオープニングくらいバッティングしそう。

速報します。

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ヴァレンティーナ・シェフチェンコ「年内に女子バンタム級王座に挑戦し2階級制覇を目指すかもしれない」

7.30『UFC 277』でジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネス2の女子バンタム級タイトルマッチが決定(2022年05月22日)

 こちらの続報。




 6月12日にシンガポールで開催する『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』でタイラ・サントスを相手に女子フライ級王座7度目の防衛戦を行うヴァレンティーナ・シェフチェンコが女子バンタム級王座に再挑戦する可能性を示唆し以下のコメント。

「いずれは135ポンドで戦うと思う。常にチャンスはあるし、もちろん大きな戦いになるほど良い」

「アマンダ・ヌネスがジュリアナ・ペーニャに敗れたことにはショックを受けなかった。もちろん驚きはしたけど、かつてのアマンダとは同じじゃないと思ってた。私と対戦した時とは目つきから何から全てが違っていた。ジュリアナと対戦した時は少しリラックスしているように見えた。あの試合でどういう準備をしたかは知らないけど、別人のようだったわ」

「7月まではスタンバイ中ね。アマンダとの再戦は避けられないと思う。もしくはジュリアナよ。以前私はジュリアナにアームバーで勝っている。そして今は彼女の名前が頻繁に出てくるようになった」

「年末に対戦すれば良い試合になると思う。どうなるかは様子見ね。ミーシャ・テイトが7月に125ポンドで戦うし(『UFC 276』でローレン・マーフィーと対戦)いろんな可能性や状況の変化が考えられる。でも(年内にバンタム級で戦う)可能性は高いと思う。かなり高いと思うわ」


Valentina Shevchenko(Sherdog)

 シェフチェンコはヌネスと2016年3月の『UFC 196: McGregor vs. Diaz』と2017年9月の『UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2』で2度対戦しており対戦成績はヌネスの2勝0敗。しかし2度とも判定決着で、特に『UFC 215』の方はスプリットデシジョンでした。これをきっかけにシェフチェンコはフライ級に転向し絶対王者の地位を築くことになります。

 また、シェフチェンコはバンタム級時代の2017年1月『UFC on FOX 23: Shevchenko vs. Pena』でジュリアナ・ペーニャとも対戦しており、この時は2Rアームバーでシェフチェンコが勝利しています。続きを読む・・・
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UFC on ESPN+64:オッズ/予想と展望

ホリー・ホルム 1.40
ケトレン・ヴィエイラ 3.00
サンチアゴ・ポンジニッビオ 2.10
ミシェウペレイラ 1.77
チディ・エンジュクアニ 1.44
ドゥスコ・トドロヴィッチ 2.85
エリク・アンダース 2.60
パク・ジョンヨン 1.49
ポリアナ・ヴィアナ 2.05
タバタ・ヒッチ 1.80
ジャイルトン・アルメイダ 1.17
パーカー・ポーター 5.10
ジョセフ・ホームズ 1.53
アレン・アメドフスキー 2.60
オマー・モラレス 1.71
ウロシュ・メディチ 2.20
ジョナサン・マルチネス 1.45
ヴィンス・モラレス 2.80
チェイスフーパ2.55
フェリペ・コラレス 1.56
エリス・リード 1.65
サム・ヒューズ 2.35

メインは女子バンタム級ロンダ・ラウジーを衝撃的なハイキックKOで下してUFC史上最高のアップセットを起こしたホルムももう40歳。女子ではサラ・マクマンに続く2番目の年長者となる。昨年、2度試合が組まれたがいずれも負傷欠場していて1年半ぶりの試合。ロンダ戦はもう6年半も前のことになるが、現在もランキング2位をキープしている。直近5勝3敗で、3敗はすべてタイトルマッチでの負け(バンタム1回、フェザー2回)。しかし、アマンダ・ヌネスに挑戦した3年前の試合では1RでKO負けし、若いヌネスとの間に完全に勝負付けがついてしまう内容だった。元ボクシング&キック世界王者だが、最近はグラップリングも向上している。

挑戦者のヴェエイラはランキング5位で、ホルムより10歳若い30歳。柔道・柔術がバックボーンで、押さえ込んで判定勝ちする地味なスタイルのためなかなかチャンスを与えられなかったが、昨年11月の前戦は元王者で復帰2戦目となるミーシャ・テイト相手に初のメイン。UFCの目論見としてはテイトが勝ってタイトル戦線に進むことを期待していたのかもしれないが、両者スタンドで手数が少ない展開となり僅差の内容で判定勝ち。

現王者のペーニャは前王者ヌネスとともに、現在放送中のTUFでコーチを務めており、夏以降にコーチ対決でのダイレクトリマッチが行われる予定のため、この試合でどちらが勝っても、タイトル挑戦はだいぶ先になりそう。

打撃の差でホルムが判定勝ち。

セミではMMA四次元殺法のペレイラがついにランカー挑戦。UFCデビュー戦を1RKOで飾った後、計量失敗の体調不良で判定負け、さらにレジェンドのディエゴ・サンチェスには勝っている展開からグラウンド顔面膝を打ち込み反則負けと連敗したが、その後は時折派手な攻めを見せるものの、勝負どころでは手堅いスタイルで4連勝。

ランキング14位のポンジニッビオは、ATT所属のストライカーで、最近はカーフキックを効果的に使っている。UFC10勝中5KO。

オッズはペレイラがフェイバリットだが、沸かせる試合をするファイターではあっても、UFCランキング入りまでする実力があるとは思えなかった。だから勝てなくても会場を盛り上げる色物ファイターになるのかと思ったが、最近は色物的な攻めを(比較的)封印して結果が出てきている。果たしてランカーの壁を超えられるのか。

ポンジニッビオ判定勝ち。

第1試合開始は22日朝5時から。速報します。

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BELLATOR o PFL UFC アマンダ・ヌネス クリス・サイボーグ ジュリア・バッド

PFL2022#03:メインカードオッズ/展望

ケイ・ハリソン 1.03
マリーナ・モフナトキナ 15.50
レイ・クーパー三世 1.22
カーロス・レアル 4.25
アンソニー・ペティス 1.33
マイルス・プライス 2.85
ローリー・マクドナルド 1.23
ブレット・クーパー 4.25
ラリッサ・パチェコ 1.13
Zamzagul Fayzallanova 4.75

女子ライト級とウェルター級が行われる2022年PFL3週目。ただし、第1週で行われる予定だったライト級リーグ戦のペティス vs. プライスの試合も今大会にスライドして行われる。理由は公開されていない。

女子ライト級は今年も柔道オリンピック金メダリスト・ケイ・ハリソンのための階級。他の選手は、ほとんどが階級下がベスト階級の選手しかいない。ハリソンも一度フェザー級まで落として試合をしているが、継続して戦っていくのは難しいのかもしれない。

対抗馬に唯一なりそうなのは、元Bellator女子フェザー級王者のジュリア・バッド。デビュー当時に後のUFCバンタム級王者アマンダ・ヌネスやロンダ・ラウジーに敗れていたが、そこから連勝し、Bellatorでは無敗のままフェザー級王座を獲得、3度の防衛に成功したが、UFCから移籍してきたクリス・サイボーグに4RKO負け。Bellatorでの負けはその1試合のみで、昨年10月にPFLに初参戦し、ワンマッチで勝利している。体重差はあるものの、ハリソンとサイボーグの比較にもなりそうで興味深い。が、それまでに明らかに格下の他の選手に星を落とすこと無く進めるか。

昨年リーグ戦に出場した元UFCライト級王者ペティスはリーグ戦でまさかの2連敗。今年の初戦の相手はローカルプロモーションでもトップレベルではないマイルス・プライス。しかもブランク3年。この相手に負けるようだと、さすがに現役続行すら厳しくなる。

ウェルター級初戦に臨む元Bellator王者のロリマクは、昨年初戦は1R一本勝ちしたものの、2戦目で元UFCのグレイソン・チバウと対戦。微妙な判定で敗れたが、ポイント的に結果に関わらず予選突破が決まっているので、無理に勝ちにいかなくて良いという、PFL独特の事情があった試合だった。しかし、決勝トーナメントでは、初戦で昨年の勝者レイ・クーパー三世にテイクダウンから漬け込まれる展開で完敗。優勝を狙うには、いずれまたクーパーが壁となるだろう。

第1試合開始はBellatorのメインイベントとおそらくかぶっているであろう7日朝7時。メインカードは10時から。見られたら速報します。

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o アイリーン・アルダナ アマンダ・ヌネス キック

UFC273:第5試合・アスペン・ラッド vs. ラケル・ペニントン

女子バンタム級。ラッド4位、ペニントン7位。

女子バンタム級期待の若手だったラッドだが、ジャーメイン・デランダミーに秒殺KO負けで初黒星。次戦で復活したが、膝靭帯断裂により長期欠場へ。復帰後も相手の怪我や定住オーバーで試合が流れ続け、昨年10月には直前の代役として階級上のフェザー級でノルマ・デュモンと対戦したが、ずっと攻められず、タックルも切られる展開で判定負けを喫した。

当初はランキング3位のアイリーン・アルダナと対戦予定だったが、先月末にアルダナが欠場となり、ペニントンに変更。ペニントンは2018年にアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したが5RKO負け。現在3連勝中。一度故意ではない禁止薬物使用によりランク外となったため、ランキングは下位だが、2019年にはアイリーン・アルダナに勝利している。オッズではペニントン優勢。

ペニントンがスーパーマンパンチをヒット。パンチ連打からタックルに入ったペニントン。ケージに押し込んだ。ボディに膝。さらに首相撲から肘を入れる。離れる。カーフキックを入れるペニントン。近い間合いでパンチの打ち合いに。ヒットしていくのはペニントン。距離を詰めてパンチを入れたペニントンだがラッドの左がヒット。残り30秒だがラッド出て来た。ペニントン首相撲から膝。残り10秒で足を止めての打ち合い。ホーン。

1Rペニントン。

2R。飛び込んで打撃を入れていくペニントン。パンチをまとめて組みついた。ボディロック。首相撲から膝を入れて離れる。ペースを変えたいラッドが積極的に出ていくが、手を開いて相手の目に向け気味のラッドがアイポーク。再開。パンチを打ち込むラッドだがペニントンが的確にヒットさせる。ラッドが打ち込む打撃の倍の数を打ち返す。残りわずかで距離を詰めてラッシュしたペニントン。ホーン。

2Rペニントン。ラッドはこのままだとジリ貧。

3R。変わらずパンチで出ていくラッド。首相撲に抱えるとペニントンはケージに押し込む。首相撲を取り返すペニントンだがラッドテイクダウン。ペニントンのガド。立ち上がるペニントンだがラッドスタンドバックでなおもテイクダウンを狙う。投げたがすぐ立たれる。バックからたすきをとっているラッド。正対したペニントンが首相撲から膝。またテイクダウンを狙いボディロック。しかし残り1分。残りわずかで放して打ち合い。タイムアップ。

三者29-28でペニントン勝利。

ラッドは3Rから展開を変えたが、2Rを落とした状態からだとフィニッシュが必要。もっと早く展開を変えるべきだった。

一度ランク外に落ちたペニントンだが、再びタイトル挑戦圏内へ。

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BELLATOR INVICTA LFA MMA MMAPLANET o PFL YouTube   アマンダ・ヌネス オリヴィア・パーカー ケイラ・ハリソン シンシア・ベスカン ジャッキー・キャトライン ミシェル・モンタギュー

【PFL CS2022#03】計量終了 CS第3戦は女子ライト級。本命不在のなかモンテギュー、キャトラインに注目

【写真】プロ初陣とはいえアマで10戦以上のキャリアがあるモンタギューとプロ4勝2敗のパーカー。とはいえパーカーもアマで5連勝を飾り、プロ昇格をしている (C)LFA

3日(木・現地時間)、4日(金・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series第3週=女子ライト級の計量が行われた。

カード発表時に一番の目玉とされたフランスの五輪レスラー=シンシア・ベスカンが欠場となり、代役のブラジル人選手エヴェリン・マルチンスも欠場に。彼女たちの対戦相手を務めることになっていた米国人レスラーで今回がプロMMAデビュー戦のジャッキー・キャトラインは、同じくプロ初戦となるカーミー・アダムスと対戦することとなった。


今回の計量は4人のプロMMA経験者は全員がこれまではフェザー級で戦ってきたこともあり、厳しい減量はないことが予想されていた通り、問題なく全選手がパスしている。

そんな4人のプロ経験者のうち、もっともキャリアがあるのが4勝2敗オリヴィア・パーカーだ。Valor FCでは3連勝を飾ったパーカーだが、INVICTA FCのチェルシー・チャンドラー戦で初黒星と喫し、直近のファイトは昨年4月のBellator256でキャット・ジンガーノに腕十字で一本負けしている。

とはいえ、ジンガーノと戦っているだけでも経験値は他を圧倒しているといえる。そんなパーカーと対戦するミシェル・モンタギューはATT所属のキウイ女子で、IMMAFなどアマチュアでは10勝1敗の戦績を残す。

モンタギューはATTでケイラ・ハリソン、アマンダ・ヌネスのトレーニングパートナーを務めており、満を持してのMMA初戦を今回迎えることとなった。経験値が最も高いパーカーと対戦することで、勝てばPFLと契約という道がクリアに見えるモンタギューだ。

とはいえ全選手に総じていえることは、キャリアが浅く、どれだけのポテンシャルを持っているのかは、数字で伺え知れない。

例えば五輪、世界選手権での活躍には至らなかったが、その予選では3位や2位になり、75キロで米国ランク3位だったキャトラインなど、レスリングという部分では他を圧倒する力を持っているかもしれない。

フィニッシュが絶対条件の一発勝負、どの選手にも当確マークをつけることはできない混戦ともいえる。

■視聴方法(予定)
3月5日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#03 計量結果

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ジェケリニ・カバウカンチ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャッキー・キャトライン: 153.6ポンド(69.67キロ)
カーミー・アダムス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ユリア・ドーニー: 153.8ポンド(69.76キロ)
ジェスリン・ミシェル: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 153.4ポンド(69.58キロ)
オリヴィア・パーカー: 155.2ポンド(70.39キロ)

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【PFL CS】シーズン出場を賭けた新シリーズにLFA二冠、BRAVE二冠、ムンジ優勝、五輪レスラーが出場!!

【写真】ヨルダンのライオン、ジャラ・アルシラウィはBRAVEでウェルター級×2度、スーパーウェルター級王者になっている中東ナンバーワンMMAファイターだ (C)BRAVE CF

MMAワールドで唯一シーズン制を採用しているPFLが、2022年の開幕日とTV中継、2月から3月に掛けて行われるPFL Challenger Seriesの開催及び対戦カードを続々と発表している。

2021年シーズンはESPN、ESPN+でレギュラー~プレイオフ~ファイナルと10イベントがライブ中継及び配信されたPFL。2022年に関して、昨年中にアナウンスされずその先行きが不安視された時期もあった。

そして25日(火・現地時間)に4月20日(水・同)の開幕と7イベントをESPNとESPN+で放送し、残りをESPN2で流すことが決まったという発表があった。

この前後に本戦出場選手の予選といえるチャレンジャーシリーズの開催と対戦カードも明らかになりつつあり、興味深いファイター達の名前が確認されている。


PFL CSはフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで収録され、2月18日(金・同)から毎週金曜日に1階級ずつ、6週連続で4試合が組まれレギュラーシーズン出場選手が確定する。

全世界500選手のノミネートから厳選された8選手、4試合の狭き門をくぐることができた各階級の選手たち、まず18日のチャレンジャーシリーズ第1弾はライトヘビー級4試合が組まれ、地元といっても過言でないフロリダからATTヘッドコーチ=マーカス・コナン・シウヴェイラを父に持つジョシュア・シルヴェイラがメインに出場する。

レスリングベースで、当然のように柔術も修得しているコナンJrは、キャリア7勝0敗で全米ナンバーワン・フィーダーショー=LFAでミドル&ライトヘビー級の2階級を制している。

そんなシルヴェイラの相手はUAE Warriorsから南スーダン人ファイターのモハメド・ジュマが務めることとなった。

2月25日(金・同)=PFL CS02はウェルター級がマッチアップされており、ヨルダンのライオン=BRAVE CFでウェルター級とスーパーウェルター級のベルトを巻いたジャラ・フセイン・アルシラウィが、マイケル・リリーと戦う。中東を代表するMMAファイターであるアルシラウィは、欧州や米国で育ったのではなく、ヨルダン生まれのヨルダン育ちで、MMAもヨルダンで始めた。

そんなアルシラウィはキャリア15戦目で現UFCファイターのカールストン・ハリスを初回で倒し、BRAVEウェルター級王座に就いている。一度はアブドゥル・アブラギモフに敗れてベルトを手放したが、ダイレクト地マッチで取り戻し──そのままスーパーウェルター級王者に認定された。キックボクシング、柔術ともに基本に忠実で派手さよりも実直さが目立つヨルダンのライオンが、レギュラーシーズン出場権を得ることができるか楽しみだ。

またウェルター級ではルーカス・バルボーサのチャレンジ=トロイ・グリーン戦も見逃せない。

ハルクの異名を持つバルボーサは昨年12月のムンジアルでミディアムヘビー級をATOSの同門グスタヴォ・バチスタとシャエし準優勝、2018年はその逆でバチスタとシャアして金メダルに輝いている。

2017年と2018年はアジア柔術選手権で来日し、1年目はミディアムヘビー級を制し、無差別級はキーナン・コーネリアスとシェアして2位、2018年はヘビー級と無差別級を制している。ノーギワールズでも3連覇の経験があるハルクにとってMMAは2012年8月以来、実に9年半ぶりの挑戦になる。鉄壁のボディロックパス&肩固めがMMAでも爆発するか、見ものだ。

現状、カードが発表されているのは3月4日(金・同)の女子ライト級まで。ここではロンドン&リオ五輪の女子レスリング72キロ級に出場したフランス人のシンシア・ベスカンがMMA初陣を戦う。

レスリングではインドで行われていたプロチームの対抗戦=プロ・レスリング・リーグに参戦経験があるが、打撃有りの戦いで長所を如何に出せるか。

女子ライト級は4試合=8人の出場選手中、3選手が初めてケージで戦うことになる。そのうちの1人であるニュージーランド人のミシェル・モンタギューはATTでケイラ・ハリソン、アマンダ・ヌネスのトレーニングパートナーを務めており、IMMAFなどアマMMAでは10勝1敗の経験を持つ。

PFLとの契約の際に「100万ドルを賭けて戦い、人生を変える」と話していたベスカンが、そのスタート台に立つことができるか興味深い。などチャレンジャーシリーズは米国では全戦がfubo TVでライブ配信されるが、同ネットTVは日本では視聴できず、MMAPLANETではFacebookやYouTubeでの配信があるのかPFLに確認中だ。

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