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明日10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されるRIZIN LANDMARK06に急遽参戦が決まった佐藤将光。
Text by Manabu Takashima
8月にONEとの契約を白紙に戻し、フリーランスになっていた佐藤がこれからのターゲットを見定めるなかで、手にした太田忍との一戦。「ありきたり」と嫌い、自分のなかでの格好良さ――美学を求める佐藤に話を訊くと、淡々と語る将光節がきかれた。
――3日前に太田忍選手と対戦することが、RIZIN.44のリング上で発表された佐藤将光選手です(※取材は27日に行われた)。オファーはいつ頃に?
「僕に話が来たのが2週間切っていたくらいで、次の日に『やる』と答えて。その数日後に返事がきたので決まったのは結構直前でした」
――YESしか答えはなかったですか。
「まぁ急だなぁとは思ったのですが、『いつでも、誰とでもやるよ』って言っているのに、受けないのは格好悪いと思って(笑)。そこですね。体重だけは直前なので63キロまでしか落ちないと伝えて。次をどうしようかと考えている時で、自分の答えもハッキリしていない中で決めた形ではあるんですけど」
――8月の最初にONEとの契約を解除できたと伺いました。あの時は本当に良かったと思いました。キム・ジェウンにスクランブルで、彼の望む体重で戦い勝利したにも関わらず、負けた方がジョン・リネケルと戦うなんてありえないと思っていたので。
「(苦笑)。もうちょっとやりたかった――というのはあります。リネケル、ビビアーノ・フェルナンデスと戦えるところまで来ているのかとも思っていたので。そこで終わってしまったのは、心残りです。直接、世界のトップと戦えなかったので。まぁリネケルに勝ったファブリシオ・アンドラジとやり合えたので、UFCファイターも、遠くはないと感じられたのは楽しかったです。1週間前に現地入りして、試合だけを考えて過ごし、戦って帰ってくる。創り方、食事、勝手も違うことを経験できました。
コロナ禍で色々な体験もさせてもらったし、帰国したら成田で陽性になって家に帰れないとか(笑)。でも方向が違うなというのは、少し前から感じていました。アクションとイエローが増えたこともあって。何より試合があるかないか分からない状態って、精神的に良くないので。ここでフリーランスになれたことは良かったです。
練習自体は凄く楽しいですけど、試合の感覚は欲しいという衝動に駆られる。それが波で来るんですよね。平気な時は平気なんですけどね」
――まず修斗でワンテンポをおき、そこからどこを目指すのか。RIZINだろうと思っていました。
「修斗もめっちゃ考えましたし、RIZINも視野に入っていました。RIZINだとアゼルバイジャンか大晦日と睨み、話もさせてもらって」
――アゼルバイジャンというのが、佐藤選手が自分自身の立ち位置が分かっているなぁと(笑)。
「アハハハハ。むしろ興味がありますけどね、なかなか行ける国じゃないので(笑)」
――アゼルバイジャンはRIZINですが、他で海外も考えていましたか。
「PFLも気になっているので話は持ちかけていて。それにUFCが、この年でもしあるなら……トライできるときがあれば、一度は戦いたい。引退したときに悔いが残るから、そのチャンスがあるならやりたいと思っていました。そういうところで戦う前に単発で修斗とか、国内で戦うことを考えていて。
これ折角この話を貰って試合もするのにアレなんですけど、ONEを離れてRIZINってありきたり過ぎて(笑)」
――ハハハハ。凄く普通なのに、それが佐藤選手らしくないと。
「最近は判断基準が、自分のことをダサい自分と思いたくない。格好良い自分でいたい。海外で勝負をしている人の方が、格好良いと個人的に思うので、そういう風になりたい。だから海外で何かあったら――とは思っていました。ただ今回はスクランブルだし、出場の仕方としては面白い。らしさも、出る。まだ気持ちが固まっていない状態でしたけど、必要とされたことが嬉しかったです」
――では太田忍選手の印象を教えてください。
「う~ん、まぁ警戒すべきポイントはある。でも僕がやってきたことで攻略できるんじゃないかと、今は思えています。決まってから映像をたくさん視て、あれから成長しているだろうけど――やることはある程度想像はつく。そのなかできっと攻略できると、自分を信じることができています」
――MMAの完成度はまだ高くない。レスリングベースの馬力で戦う。その馬力が、熟練した技術を突破することがあります。
「フフフ、ありますね。スティーブン・ローマンとか、まさにそういうことで。太田選手もあの試合を絶対見ているでしょうし、僕の負けパターンはいくらでも映像にあります。そういう意味で僕がこれまでやってきた――日本の総合格闘技からMMAの細かい技術で、彼を上手く丸め込める。そういったところを見せたいと思います」
――LANDMARKなのでケージです。太田選手にも優位に働くかもしれないですが、佐藤選手は確実にケージの方がリングよりアドバンテージがあるかと思います。
「ハイ。僕はケージの方がやりやすいです。誰と戦ってもそうですが、太田選手と戦う上でも優位に働きます。やっぱりロープだと、背中に腕が回りますからね。彼はボディクラッチが取れたら、絶対に投げることができる。そしてロープの方が絶対にボディクラッチはとりやすい。ケージでもボディクラッチは取られると思っていますけど、立つにしてもケージの方がやりやすいです。リングだと微妙なことが起きて、ブレイクが掛かって展開が変わってしまうこともあるので」
――グラウンドのヒザ、そしてサッカーボールキック。前者はONEでも認められていましたが、そこまでのレスラーはいなかったです。
「レスラーのがぶりは脅威なので、四点ヒザは警戒しないといけないです。あとはこかされてすぐにとか。太田選手は倒してからもコントロールにこだわらないで、殴ってくる選手なので結構そういう攻撃もやってくると思って練習しています。来ると思っていれば、致命傷にならず立ち上がることができるので。
サッカーボールキックは実は多くの人が覚えていないのですが、パンクラスがユニファイドになる前には認められていた時期がありました。サッカーボールキックがあった方が戦いやすいです。テイクダウンを切った後、コントロールしていて残り時間がなくなると狙っていた攻撃です」
――このところ、セコンドや指導も他のジムの選手にもしています。そこはファイターとして役立つ部分があるのでしょうか。
「ファイターとしてというより、人として頼りにされること、誰かの役に立てていること、頼ってもらえることを凄く嬉しく感じます。できることはやりたい、自分が。それがまた良い形で返ってきますし。今日も色々な選手が、僕にアドバイスをくれました。それって、僕が普段からしているからで。そうですね――誰かの力になれるなら、なりたいです」
■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!
■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード
<63キロ契約/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)
<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)
<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
イム・ドンファン (韓国)
<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)
<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)
<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)
<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)
<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)
<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)
<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)
<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)
<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)
<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)
<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)
<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
Def.3-0
スティーブン・ローマン(フィリピン)
サウスポーに構えたローマンが、左インロー。リネケルが圧を掛けて前に出る。右フックで前に出たリネケルが左ボディを入れる。と、スッとレベルチェンジでダブルレッグを決めたローマンが、しっかりとハーフで抑える。エルボー、右で殴り、ケージ際でも手首を払ってバックを伺う。自ら後方に倒れ込みバック奪取を狙ったローマンに対し、リネケルが胸を合わせる。すぐにスクランブルで立ち上がり、ダブルレッグを仕掛けたローマン。ダブルアンダーフックのリネケルが、体を入れ替えてケージに押し込む。
離れ際に左を振るったリネケルがカーフ、ローマンはサイドキックを繰り出す。上中下と蹴りを出すローマンのハイを受けそうになりながら、キャッチしたリネケルはテイクダウンに行かずに足を抜かれる。リネケルの右オーバーハンド、踏み込んでの左をかわして時間となった。
2R、スタミナが気になるリネケルに対し、インローを2つ見せたローマンだがダブルを切られてボディを打たれる。ローマンが左ストレート、左ハイを繰り出し、リネケルも右インローを返す。ダブル、シングルを切られたローマンは右オーバーハンドを受けそうになる。一発の圧でひっくり返せるリネケルがジャブからオーバーハンドへ。ここでアイポークがあったとリネケルがアピールし、試合が中断される。再開後、ジャブとインローのローマンが圧負けしないように懸命に戦う。
そこに無意義ボディフックから左右のフックで前に出るリネケルに、ローマンのダブルレッグはもう通じない。顔を腹にフックを受けるローマンが、テイクダウン狙いからヒザを入れる。ここからのジャブをかわしたリネケルがハイキックを繰り出す。時間が来た時、ローマンはケージを背負っていた。
3R、何とかクラッチできたダブルレッグを切られたローマンは左ハイ、右ローを蹴る。リネケルが右ボディ、そして左フックで前へ。続くダブルレッグを切られたローマンが右ボディ、左フックを受ける。そのローマンが左ボディを繰り出し、フックのコンビに合わせた左ローが急所に当たる。再開後、両者の打撃の回転が上がり、リネケルがワンツーで前に出る。打ち終わりで左ハイを見せたローマンが左フックを打たれてダブルレッグへ。
懸命に押し込むも、切られそうになり下になってしまう。スタンドに戻ったリネケルが、来いとアピール。ローマンは左に回りながら選択はテイクダウン狙い――当然倒せることはなく時間を迎えた。
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【写真】結果、戦うことなくチャンピオンになったバン・ジェヒョク(C)MMAPLANET
本日30日(土)に、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023。そのコメインでダギースレン・チャグナードルジとGladiatorフェザー級王座決定T決勝を戦う予定だったバン・ジェヒョク。
Text by Manabu Takashima
ご存じの通り、昨日の計量をダギースレンがパスせず、戦わずしてベルトを巻いたバン・ジェヒョクが4週間前に語っていたことをここでお届けしたい。
「前回の試合は色々あって、減量の集中していたような形で試合に出ていたので、今回の方が調子が良いです。UFCで活躍中のチョン・ダウン選手とスタミナ・トレをたくさんやってきました。心拍数を測るなど、科学的なトレーニングを採り入れてきたので、準決勝のようにスタミナが切れることなく、もっと良い試合ができると思います」
――もともとスタミナをつけたいという想いがあったのでしょうか。
「自分はあまりそういう気持ちはなかったのですが、KTTのハ・ドンシン監督、チョン・チャンヨル代表から相手はパワーがあり、技術的には問題なくてもスタミナが切れないように戦わないと焦ることになると言われ、スタミナ・トレに取り組むことになりました」
――スタミナが切れるだけの激闘だったので、河名選手との試合はファンの評価も高かったです。
「そう思われているとは思っていなかったです。正直、パンクラスの試合から期間が短くて自分のなかでは準備期間は十分でなかったのですが、良い試合と言われているのはありがたいです」
――判定決着になっても負けない。そういう戦い方が出来ていたように感じました。
「パンクラスで戦った時と違い、対戦相手の河名マスト選手もグラジエイターの試合が初めてだったので、そこまで判定を気にすることはなかったです」
――ではダギースレンの印象を教えてください。
「モンゴル人特有の勢いがあり、パワーがあります。技術的に恐れることはないので、時間を掛ければ勝てると思います。それに彼も準決勝では、相当にスタミナが切れていたと思います。前の試合を見て、打撃もレスリングも完成度は低かったです。なので自分は勝てると踏んでいるのですが、とにかく回りの皆が『モンゴル人はパワーがある』と言ってくるので、それがストレスになっていました(笑)。でも、韓国人もモンゴル人に負けないだけパワーがあるところを見せようと思います」
――グラジエイターはプロモーション自体がアジアのフィーダーショーを目指すと明言しています。タイトル獲得後、バン選手はどのようなキャリアを積んでいきたいと思っていますか。
「いろいろあります。グラジエイターのチャンピオンはRIZINに出ています。Road to UFCもそうです。ダギースレン選手は無敗なので、そういう相手に勝ってグラジエイターのベルトを獲ると大きなプロモーションから声が掛かる。そういうつもりで戦います。ダギースレン選手はケガをしないで試合当日を迎え、最高の試合をしたいと伝えたいです。そして日本のファンの皆さんには、不甲斐ない試合をしているのに応援してくれる人がいます。凄くありがたいです。頑張ります」
■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル
■ Gladiator023対戦カード
<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
坪内一将(日本)
<フライ級/5分2R>
陸虎(日本)
古賀珠楠(日本)
<ストロー級/5分2R>
澤田政輝(日本)
三輪勇気(日本)
<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
野口蒼太(日本)
<ライト級/5分2R>
秋岡翔(日本)
磯嶋祥蔵(日本)
<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー(モンゴル)
[挑戦者]竹本啓哉(日本)
<65.77キロ契約/5分3R>
パン・ジェヒョク(韓国)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)
<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
世羅智茂(日本)
<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
ユン・ダウォン(韓国)
<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ハンセン玲雄(日本)
<ミドル級/5分3R>
藤井章太(日本)
イ・イサク(韓国)
<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)
<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
前田吉朗(日本)
<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
川北晏生(日本)
<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
梅川毒一郎(日本)
<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
高木亮(日本)
<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
阿部光太(日本)
<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ(日本)
宮口龍鳳(日本)
<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
空(日本)
<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
小松祐貴(日本)
<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥(日本)
伊藤琥大郎(日本)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
Def.3R1分55秒 by KO
アミール・カーン(シンガポール)
かつてライト級世界王座を争った両者、ジャブで足がばたついたフォラヤンがジャブから右ストレートを伸ばす。距離を取ったカーンは軽く左ハイを見せ、フォラヤンが右カーフを蹴る。ローにジャブを合わせて行ったカーンが、ジリジリと距離を詰める。それでも右を当て、右ミドルを見せたフォラヤンがやや近い距離でオーバーハンドを振るう。
フォラヤンはスピニングバックキックを腹にいれ、蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。ガードの中に入ったフォラヤンは、スタンドに自ら戻る。飛び込んで右を放ったカーンに対し、組んだフォラヤンだがボディにヒザを受ける。離れ際のスピンニングバックフィストをかわしたカーンは、短時間のクリンチの攻防を経て距離を取り直す。カーンは再び左ハイをキャッチされテイクダウンを取られると、大きなパウンドを受けそうになり寸でのところでかわしてスタンドへ。フォラヤンが回転系の蹴りを見せて、時間となった。
2R、右ローに右を合わせるフォラヤン。続いて右を見せ、ローから左フックとフォラヤンが手数で優っている。フォラヤンは右カーフから蹴り足をキャッチしたが、ここはカーンが足を引き抜く。散打らしい動きを久しぶりに見せたフォラヤンは、ラカイを離れて原点回帰ファイトか。カーンも自ら組みに行ったが、切られる。カーンの右前蹴りを顔面に受けそうになりながら、右を振るうフォラヤンがジャブに左を合わせる。右ミドルからボディと、ファイトの声が掛かる中でフォラヤンが動きを見せる。
ここでレフェリーのチェックが入り、攻めるように促される。直後に前に出たカーンだが、逆にフォラヤンがステップイン――も、すぐに間合いを取りなおす。ファイトの声が続くなか、頭が直撃した直後に左を被弾したフォラヤンの腰が落ちる。足を止めての打ち合いに出たフォラヤンだが、カーンは間合いを外した。
最終回、積極的に動くフォラヤンに対し、カーンは変わらず堅守の姿勢を貫く。フォラヤンの前進に、距離を取ってジャブのカーンだが、その下がったところで距離を詰めらると、右に続く左フックを打ちぬかれ――この一発で大の字に。左右のパウンドを落としたフォラヤンは、現役生活の土壇場、連敗を5で止め、2019年11月以来の勝利を手にした。
そのフォラヤンは満面の笑みを浮かべ「アミールのジャブを良かったので、前に出て戦った。僕を支えてくれたチームのおかげだ。僕はまだここにいる。シンガポールのファンの前で戦い、世界の皆に試合を見てもらっている。皆の想いに感謝している。プレッシャーを与えれば、ハードに打ち抜けると思っていた」と話した。