今日はPFLのビッグイベントPFL Super Fights: Battle of the Giants NGannou vs. Ferreiraがサウジアラビアのリヤド キングダムアリーナで開催されます。3大タイトルマッチが配置され、メインはボクシングを経て久しぶりにMMAに復帰するフランシス・ガヌー。頭角を現わしてきた新鋭ヘナン・フェレイラと激突します。KO決着・短時間決着必至の一戦はどちらに転ぶのか。さらにクリス“サイボーグ”にAJ.マッキーなど日本でもおなじみの選手が大挙出場。日本時間は早朝ですが、本日もU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
【ライト級】
×AJ.マッキー(米国)
(判定1-2)
○ポール・ヒューズ(アイルランド)
1R、開始直後から軽快な動きを見せる両者。打撃の交差から組みに行くマッキー。一瞬身体が離れて再びタックルに行くとヒューズは飛び膝。ヒヤッとするがマッキーは足を掴んでテイクダウンを狙う。またも身体が離れると再びヒューズはタックルに合わせて膝蹴り。それでも組んだマッキー。しかしテイクダウンしたのはヒューズ。上から強めのパウンド。マッキーは足関節や蹴り上げで抵抗。スタンドに戻ると打撃の交差。ヒューズが飛び膝からの右フックがクリーンヒット!マッキーが腰を落としたところでラウンド終了。あと10秒あったら危なかった。
2R、じわじわとプレスをかけるヒューズ。マッキーは距離を取りつつ様子を窺う。残り半分になったところでマッキーは組み付いてケージに押し込む。だがすぐにヒューズは脱出。身体が離れるとパンチの交差で互いにヒット。ローブローでの中断を挟んで再び打撃の交差。身体が近づいたところでヒューズが左右の連打から膝蹴り。しかしヒューズはバランスを崩して転倒。そこにマッキーが組んでテイクダウンを狙うがタイムアップ。
3R、開始直後に組み付いたマッキー。しかしヒューズの腰は重い。マッキーは自らグラウンドに引き込むような動きを見せるがヒューズは付き合わない。スタンドに戻るとヒューズはまたも組み付いてスタンドでバックに張り付く。だがヒューズはこれも脱出。身体が離れるとヒューズはアッパーを2連発等で攻勢。最後はマッキーが組み付いてテイクダウンを狙うがヒューズは倒れずに試合終了。判定はまさかのスプリットでヒューズ!マッキーを飲み込んだ!
【フェザー級】
×フセイン・カリマゴマエフ
(判定0-3)
○ザッファー・モフセン
1R、長いお見合いからカリマゴマエフが片足タックルでテイクダウンに成功。しかしモフセンはケージを背にして立ち上がる。スタンドに戻ると再びカリマゴマエフがタックルで組み付く。だがモフセンの腰は重い。逆に小手投げのような形で倒しにかかるがカリマゴマエフも倒れずにラウンドを終えた。
2R、スタンドで長いお見合いからモフセンがカリマゴマエフのタックルに合わせて飛び膝。タックルで組むカリマゴマエフを潰すが、すぐにカリマゴマエフが足を掴んで下からタックル。これを切るモフセン。またも柔道の投げでモフセンがテイクダウン。しかしカリマゴマエフは下からの肘をヒットさせてすぐに立ち上がる。最後は差し合いでラウンド終了。
3R、スタンドで圧力を掛けるモフセン。嫌ったカリマゴマエフはタックルに行くがモフセンが切る展開。お互い決定的な場面を作れないまま時間が経過。終了間際にカリマゴマエフのタックルを潰したモフセンが上になる。じわじわとパウンドと肘で削って試合終了。微妙な判定はモフセンに軍配。
【べラトールミドル級タイトルマッチ】
○ジョニー・エブレン
(判定3-0)
×ファビアン・エドワーズ
1R、スタンドの攻防からエブレンが組み付いてケージ際での差し合い。しかしお互い腰が重く、身体が離れる。スタンドで打撃を交差させる中、エブレンがタックルでテイクダウン。エドワーズがすぐに立ち上がるがエブレンがバックに張り付いてコントロールしてラウンドを終えた。
2R、やはりスタンドの攻防からタックルで組み付くエブレンがテイクダウン。立ち上がるエドワーズのバックに周ってポジションをキープ。要所でリフトしてテイクダウンして優勢をアピール。終了間際にやっとエドワーズが脱出。身体が離れてスタンドの攻防になるが手数が出ないままラウンド終了。
3R、後がないエドワーズは手数を出し始める。細かいジャブに三日月蹴りで攻勢。しかし中盤に入ると組み付いたエブレンが簡単にテイクダウン。中腰のエドワーズに対してバックに周る。グラウンドをコントロールしてラウンドを終えた。
4R、早々にエブレンが片足タックルでテイクダウン。立ち上がるエドワーズのバックに周ってリフトしてテイクダウン。このリピートで完全に制圧する。最後の最後でエドワーズが脱出して打撃でプレスを掛けるがラウンド終了。エドワーズはKOするしかない。
5R、開始直後にエドワーズのパンチがアイポークになって試合は中断。再開するとスタンドの攻防からエドワーズの三日月蹴りがローブローになってしまいまたも中断。再開するとエドワーズがイケイケ。ジャブに三日月蹴りを的確にヒットさせるとエブレンは後退。苦し紛れにタックルに行くがエドワーズは切ってスタンドの時間が続く。押せ押せムードだったが最後はエブレンが組み付いてケージに押し込んで試合終了。判定は試合の大半をコントロールしたエブレンに軍配。
【PFL女子フェザー級 スーパーファイトチャンピオンシップ】
○クリス“サイボーグ”(ブラジル)
(判定3-0)
×ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
1R、打撃の交差からパチェコが打ち気に出たところに合わせてサイボーグがタックルでテイクダウン。簡単にサイドに移行。しかしパチェコはすぐに立ち上がる。立ち上がり際にサイボーグがハイキックからパンチをまとめる。さらにスタンドの攻防からサイボーグがタックルでテイクダウン。パチェコは下からギロチンを狙うが首が抜けて不発。このままサイボーグが上を固めてラウンドを終えた。
2R、スタンドで前に出るのはパチェコ。プレスをかけてサイボーグをケージに追い詰める。するとサイボーグはタックルでテイクダウン。ハーフになってポジションをキープ。側頭部にパウンドを入れて手数を稼ぐ。最後は猪木アリ状態になってブレイクがかかってラウンド終了。
3R、距離を取るサイボーグに対してパチェコは掛ってこいとアピール。徐々に距離が詰まるとサイボーグの蹴りを掴んでパチェコがフックを当てるとサイボーグはバランスを崩して転倒。パチェコが上を取る。手数こそないが上を固めてラウンドを終えた。
4R、このラウンドは終始スタンドの展開。お互いに一定の距離を置いて様子を窺う。徐々にパチェコが圧力を強めるが手数がなかなか出ない。一瞬距離が詰まるとサイボーグがパンチをたたみかける場面はあったがパチェコは後退して回避。終了間際にはサイボーグがタックルで組み付くと離れ際に激しい打撃の応酬でラウンド終了。
5R、後がないパチェコだがなかなか手が出ない。サイボーグも距離を取って様子を窺う。しかしサイボーグはチャンスと見るやパンチのラッシュで前に出てテイクダウン。上からパウンドを落とすがパチェコは立ち上がる。スタンドの攻防からサイボーグはクレバーにタックルでテイクダウンでまとめて試合終了。判定はサイボーグ。PFLの王座戴冠!
【PFLヘビー級 スーパーファイトチャンピオンシップ】
○フランシス・ガヌー(カメルーン)
(1R TKO)
×ヘナン・フェレイラ(ブラジル)
1R、カーフキックの蹴り合いで幕開け。そこからガヌーはタックルでテイクダウンに成功。フェレイラは下から三角を狙うがガヌーは冷静に対処。上をキープすると怒涛のパウンド。最後は亀になったフェレイラにパウンドを浴びせ続けて身体が伸びる。レフェリーが試合を止めた!ガヌー強い!