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ダン・フッカーがフェザー級復帰、3.19 UFC ロンドン大会でアーノルド・アーレンと対戦

『UFC 267』でイスラム・マカチェフに敗れたダン・フッカーがフェザー級復帰を示唆(2021年11月23日)

 こちらの続報。


 UFCが3月19日にロンドンで開催するFight Nightシリーズの大会でアーノルド・アーレン vs. ダン・フッカーのフェザー級マッチを行うことを発表。

 アーレンは昨年4月の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』でソディック・ユーサフに判定勝ちして以来の試合で現在10連勝中(UFC戦績8勝0敗)。現在フェザー級ランキング7位。

 フッカーは昨年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でイスラム・マカチェフに1Rキムラロックで敗れて以来の試合で5年4ヶ月ぶりのフェザー級復帰戦。最近4試合の戦績が1勝3敗ということで、フェザー級復帰を示唆していました。続きを読む・・・
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Column MMA ONE UFC   イスラム・マカチェフ ダスティン・ポイエー ダン・フッカー マイケル・チャンドラー

『UFC 267』でイスラム・マカチェフに敗れたダン・フッカーがフェザー級復帰を示唆


 ダン・フッカーがインスタグラムで146ポンドに落とした動画をアップ。フェザー級復帰を示唆しています。

Dan Hooker(Sherdog)

 ダン・フッカーはMMA戦績21勝11敗(UFC戦績11勝7敗)。2014年6月のUFCデビューをきっかけにフェザー級に転向しましたが、UFC戦績3勝3敗となり2017年6月『UFC Fight Night 110: Lewis vs. Hunt』のロス・ピアソン戦からライト級で試合をしてきました。

 しかし最近4試合の戦績は1勝3敗ということでフェザー級復帰を決断したようです。もっとも敗れた相手がダスティン・ポイエー、マイケル・チャンドラー、イスラム・マカチェフでは仕方がない気がしますが。続きを読む・・・
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MMA News UFC   イグナシオ・バハモンデス ダン・フッカー

2.19『UFC Fight Night 202』でナスラット・ハクパラストとジョン・マクデッシが対戦



 UFCが2月19日に開催する『UFC Fight Night 202』でナスラット・ハクパラスト vs. ジョン・マクデッシのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。マクデッシもツイッターで発表しています。

 ハクパラストは9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でダン・フッカーに判定負けして以来の試合。

 マクデッシは4月の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』でイグナシオ・バハモンデスに判定勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA UFC   イスラム・マカチェフ ダン・フッカー

マイケル・チャンドラー「イスラム・マカチェフはハビブ・ヌルマゴメドフの域には全然達していない」


 『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でジャスティン・ゲイジ-と対戦するマイケル・チャンドラーが以下のコメント。

「イスラム・マカチェフはハビブ・ヌルマゴメドフの域には全然達していない。似ているかと言われたらそうだろう。チームメイトで弟分かと言われたらそうだろう。ハビブが達成したことはスキルだけではなく、このスポーツでの功績を取り巻く神秘性だ。つまり無敗であり、この階級の全ての超人的な連中をただの人のように見せた。だから彼が次世代のベストファイターだとは言いたくないね」

「とても良い選手だとは思うよ。第1ラウンドでダン・フッカーを退けたんだからトップファイターなのは間違いない。だけど比較する段階じゃないね。彼がトップ10ファイターに勝ったのは今回が初めてだし、ハビブは何年間もそれをやってきた」
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HIME MMA UFC UFC267   イスラム・マカチェフ ダン・フッカー

『UFC 267』イスラム・マカチェフ vs. ダン・フッカーを見たファイター・関係者の反応


 『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』イスラム・マカチェフ vs. ダン・フッカーを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA News ONE UFC YouTube   イスラム・マカチェフ カムザット・チマエフ コナー・マクレガー ダン・フッカー ネイト・ディアス リー・ジンリャン

デイナ・ホワイト「ネイト・ディアスの契約はあと1試合だ」/カムザット・チマエフ「ネイト・ディアスよ、やろうぜ」

Tony Ferguson accuses 'fragile' McGregor of PED use; Conor replies to 'sad bastard' with death threat(MMAJunkie)

 トニー・ファーガソンがツイッターで「コナー・マクレガーは成長ホルモンを使っているから精神がモロイし足をケガしやすかった。お前が天罰を喰らったのは初めてじゃない。(ファイターじゃなく)一般人やDJを殴るのはどういうわけだ」とコメント。これに対しマクレガーは「メンタルがおかしくなってる悲しいヤツだな。お前が泣きながら自宅を破壊する様子のビデオを奥さんが送ってくれて共有してるよ。悲しいノータリンだ。負け癖がついて自己管理能力も無く、奥さんが恐怖のあまりビデオを送ってくる」と反撃しています。


 するとネイト・ディアスがツイッターにトニー・ファーガソンの写真をアップしています。


 デイナ・ホワイトがネイト・ディアスについて以下のコメント。

「彼はあと1試合やる。我々は彼の試合を組むために動いている。トニー・ファーガソンは候補に入っていない。ネイトの契約はあと1試合残っている」

 その後ネイトはツイッターで「最低でもトップ4とやる。お前らの取引に俺を巻き込むな」とコメントしています。

Dana White: Tony Ferguson not eager to fight right now, but still one of the most talented guys out there(MMAJunkie)

 また、デイナ・ホワイトはトニー・ファーガソンについて「今の彼が戦うことを熱望しているようには見えない。しばらく休んでいるのだと思う」「彼は今でも最も才能のある選手の一人だし、復帰の準備が出来たら試合を組みたい」とコメント。

 『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でイスラム・マカチェフはハファエル・ドス・アンジョスの代打であるダン・フッカーと対戦しましたが、実はフッカーの前にファーガソンにオファーをしたもののショートノーティスということもあり断られたそうです。



 『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でリー・ジンリャンに1Rリアネイキッドチョークで勝利したカムザット・チマエフがネイト・ディアスに対し以下のコメント。

「ヘイ、ネイト・ディアス。やろうぜ。レッツゴー。葉っぱも吸おうぜ。誰が本物のギャングスターなのか決めようぜ」
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Report UFC UFC267 イスラム・マカチェフ ダン・フッカー ブログ

【UFC267】イスラム・マカチェフ、フッカーを145秒でキムラで下す。「柔術じゃない、MMAの寝技だ」

<ライト級/5分5R>
イスラム・マカチェフ(ロシア)
Def.1R2分25秒by キムラ
ダン・フッカー(ニュージーランド)

アブダビの観客からブーイングが送られたフッカー。逆に大声援を受けたマカチェフはフッカーの左ジャブを見て、ローを蹴られるが、サウスポーの構えから左ストレートを伸ばす。右フックを当てた直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたマカチェフは、ハーフ&枕で圧を掛ける。足を抜きつつキムラを狙ったマカチェフは、足を抜くと同時にセットアップする。さらに左足でフッカーの頭をステップオーバーし、右腕を捻り上げる。完全に肩が極まり、マカチェフはレフェリーを見上げてストップを促した。

一度のテイクダウンでフッカーに腕関節を極めるという無双振りを見せたマカチェフは、ケージサイドのダナ・ホワイトにタイトル挑戦を訴えた。

「時が来た。以前はトップ11、トップ15の相手だった。今日は6位の選手を極めた。何勝? 9? 9連勝だ。タイトル挑戦の準備はできた。誰が相手でも良い。ライト級は今、少し眠っている。猛練習をしているし、この階級を活発にしたい。テイクダウンしたら、誰でも極めることができる。俺のグラップリング・レベルはこの階級の全ての選手より上回っている。このグラップリングは柔術じゃない、MMAだ。MMAの寝技は俺がライト級で一番だ。みなタイトルに挑戦して勝った、負けたを繰り返しているビジネスだ。俺はベルトを巻くためにやっている。ベルトを何年間も巻くためにね」とマカチェフは話し、カビブ・ヌルマゴメドフらと記念写真に収まった。


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News UFC UFC267   イスラム・マカチェフ カムザット・チマエフ グローバー・テイシェイラ ダン・フッカー ピョートル・ヤン リー・ジンリャン

【UFC】ファイト・アイランドで『UFC267』が開催 メインはヤン・ブラホヴィッチvsグローヴァー・テイシェイラ

548468

49: 実況厳禁@名無しの格闘家 2021/10/29(金) 09:58:54.37 ID:A1jqYsGQ0
UFC 267って土曜日か
しかも土曜の23:30からってことは朝まで夜更かしせんといかんのか
日曜の朝がちょうど良いのに
 2021年10月30日(土)深夜、アラブ首長国連邦・アブダビのUFCファイト・アイランド エティハド・アリーナで『UFC267』が開催される。

(中略)

◆UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira

2021年10月30日(土)アラブ首長国連邦アブダビヤス島
エティハドアリーナ

【メインカード】

▼UFC世界ライトヘビー級選手権試合 5分5R
ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)28勝8敗
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)32勝7敗

▼UFC世界バンタム級暫定王座決定戦 5分5R
ピョートル・ヤン(ロシア)15勝2敗
コーリー・サンドヘイゲン(米国)14勝3敗

▼ライト級 5分3R
イスラム・マカチェフ(ロシア)20勝1敗
ダン・フッカー(ニュージーランド)21勝10敗

▼ヘビー級 5分3R
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)33勝9敗
マルチン・ティブラ(ポーランド)22勝6敗

▼ウェルター級 5分3R リー・ジンリャン(中国)18勝6敗
カムザット・チマエフ(スウェーデン)9勝0敗

▼ライトヘビー級 5分3R
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)15勝1敗
ヴォルカン・オーズデミア(スイス)17勝5敗

◆WOWOW『UFC -究極格闘技-』放送・配信スケジュール
『UFC‐究極格闘技‐ UFC267 in アブダビ ライトヘビー級ブラホヴィッチ防衛戦&バンタム級暫定王座決定戦』

(全文は以下リンク先参照)

https://news.yahoo.co.jp/articles/56e638ce6c6e42c51ba118ffda0df09646dd5986



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MMA UFC UFC267   イスラム・マカチェフ カムザット・チマエフ グローバー・テイシェイラ コリー・サンドハーゲン ズベア・トホゴフ ダミール・イスマグロフ ダン・フッカー ピョートル・ヤン ブノワ・サンドニ リー・ジンリャン ヴィルナ・ジャンジローバ

【UFC267】計量終了 ピョートル・ヤン人気が高いなかサンドハーゲンは「25分のウォーの準備してきた」

本日 10月30日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC267「Blachowicz vs Teixeira」の計量が29日(金・同)に行われた。

メインではUFC世界ライトヘビー級王者ヤン・ブラボヴィッチがグローバー・テイシェイラの挑戦を受け、コメインは暫定バンタム級王座決定戦としてピョートル・ヤンとコリー・サンハーゲンが相対する。


ライトヘビー級の頂点で戦う両者は、フェイスオフでバチバチに火花を散らしながら、笑顔で握手をかわした。まず前日に42歳になったチャレンジャーのテイシェイラが、2度目の世界挑戦に向けて「素晴らしい誕生日だ。明日は僕へのプレゼントを手にする。全く疑う余地もないよ」とインタビューに答える。

続いて王者ブラボヴィッチは「明日もこのままチャンピオンでいる。良い試合、凄く良い試合になる」と断言した。

サンドハーゲンは「25分のウォーになる。そのための準備をしてきた」と話し、前王者ヤンには「いつもように戦う。そしてもの凄くエキサイティングな試合になる」という通訳の言葉以前にロシア語で話した時点で、会場のファンから大きな歓声が挙がっていた。

ヤン人気の高さからも分かるように、アブダビではロシア人ファイターの人気が高く、出場選手も多い。今回もロシア人ファイターが9名に加え、ダゲスタン系スウェーデン人選手のカムザット・チマエフがコロナウィルス感染による引退発表→撤回から1年2カ月振りに実戦復帰する。

アジアの大砲リー・ジンリャンと向き合ったチマエフは、笑顔を浮かべながらも挑発しあい、ダナ・ホワイトが懸命に割って入った。

上位カードで最大の注目マッチといっても過言でないダン・フッカーとイスラム・マカチェフの両者は、フェイスオフでも過剰な動きはなく両者が微笑をたたえていた。

フッカー✖マカチェフ戦と同様に楽しみだったプレリミのライト級マッチ=ダミール・イスマグロフ✖マゴメド・ムスタファエフは前者が163.5ポンドと8.5ポンドオーバーでセレモニアル計量すら行われず、試合は中止となっている。

■視聴方法(予定)
10月30日(土・日本時間)
午後11時30分~UFC FIGHT PASS
10月31日(日・日本時間)
午前3時~PPV
午前3時~WOWOWライブ

■UFC267試合結果

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ: 205ポンド(92.99キロ)
[挑戦者]グローバー・テイシェイラ: 205ポンド(92.99キロ)

<UFC世界暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
コリー・サンドハーゲン: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分5R>
イスラム・マカチェフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ダン・フッカー: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ: 263ポンド(119.29キロ)
マルチン・ティブラ: 249ポンド(112.95キロ)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン: 171ポンド(77.56キロ)
カムザット・チマエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ヴォルカン・オデズミア: 205.5ポンド(93.21キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴィルナ・ジャンジローバ116ポンド(52.62キロ)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ: 146ポンド(66.22キロ)
ヒカルド・ラモス: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルベルト・デュラエフ: 186ポンド(84.37キロ)
ローマン・コピロフ: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブノワ・サンドニ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミハウ・オレキシェイジュク: 206ポンド(93.44キロ)
シャミル・ガムザトフ: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)
レローン・マーフィー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
フ・ヤオゾン: 186ポンド(84.37キロ)
アンドレ・ペトロスキー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ: 163.5ポンド(74.16キロ)
マゴメド・ムスタファエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
アラン・ナシメント: 126ポンド(57.15キロ)

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TJ・ディラショー UFC キック ダン・フッカー ボクシング ヴィルナ・ジャンジローバ

UFC267:オッズ/予想と展望

ヤン・ブラホヴィッチ 1.34
グローバーテイシェイラ 3.45
ピョートル・ヤン 1.45
コーリー・サンドヘイゲン 2.80
イスラム・マカチェフ 1.15
ダン・フッカー 5.75
アレクサンダー・ヴォルコフ 1.34
マルチン・ティブラ 3.45
リー・ジンリャン 5.25
ハムザト・チマエフ 1.18
マゴメド・アンカラエフ 1.36
ヴォルカン・オーズデミア 3.40
アマンダ・ヒバス 1.61
ヴィルナ・ジャンジローバ 2.45
ヒカルド・ハモス 2.45
ズバー・ツフゴフ 1.61
アルベルト・デュラエフ 1.30
ローマン・コピィロフ 3.70
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス 1.43
ベノイ・サン・デニス 2.90
シャミル・ガムザトフ 1.71
ミハエル・オレクシェイチュク 2.20
マクワン・アミルカーニ 3.45
リローン・マーフィー 1.34
フー・ヤオザオン 2.90
アンドレ・ペトロスキー 1.43
マゴメド・ムスタファエフ 3.30
ダミアー・イスマグロフ 1.37
タギル・ウランベコフ 1.27
アラン・ナシメント 4.10

ファイトアイランドシリーズではないアブダビ大会。アメリカ本土よりヨーロッパ方面の選手が参戦しやすいからか、名前の最後がフ(v)で終わる選手が12人もいる(チマエフのようにロシア人ではない選手もいるし、ピョートル・ヤンのようにロシア人でもvがつかない選手もいるが)。

メインはライトヘビー級タイトルマッチ。昨年9月にタイトルを獲得し、今年3月に初防衛に成功して2度目の防衛戦となるが、初防衛戦の相手は階級下のイスラエル・アデサニヤ。アデサニヤがライトヘビー級初戦だったこともあり、今回が本当の意味での初防衛戦となる。

相手は計量日前日に42歳の誕生日を迎えるグローバーテイシェイラ。7年前に35歳でジョン・ジョーンズのタイトルに挑戦し完敗して以来の王座挑戦となる。一時期は勝ったり負けたりになったこともあったが、ここ最近は5連勝中。ボクシング+柔術のスタイルだが、最近は特に寝技での勝利が多い。

ブラホヴィッチは最近負けた試合では必ずテイクダウンを許している。打撃で勝負するスタイルだけに、相手のテイクダウンも警戒する必要があると、打撃の圧が減ってしまう面もある。ただし、テイシェイラもそこまでテイクダウンが強い選手ではない。そもそも簡単にテイクダウンされない=負けないからこそ王者にまでなっているわけで、テイシェイラもそうそう何度もテイクダウンは奪えない。できれば最初のテイクダウンで決定的な場面を作りたいところ。

ブラホヴィッチKO勝ち。

セミは3月のタイトルマッチで、アルジャメイン・スターリングをリードしていながら、4Rになぜか反則のグラウンド膝を出して反則負けになってしまったピョートル・ヤンとスターリングのダイレクトリマッチが組まれていたが、スターリングが負傷欠場。暫定王座決定戦に変更となり、第1候補はドーピングによる2年以上のブランクからの再起戦でコーリー・サンドヘイゲンを破ったTJ・ディラショーにあったが、ディラショーはサンドヘイゲン戦後に負傷箇所を手術したことにより長期欠場中。負けたサンドヘイゲンに王座初挑戦のチャンスが回ってきた。

元キック世界王者のサンドヘイゲンはディラショー戦ではスタンドでバックに回られる展開で接戦となりスプリット判定負け。しかし内容は互角以上で、ディラショー相手に簡単にはテイクダウンを許さなかった。

ヤンはUFCではここまでダウンを喫することはあったものの、自分から打撃勝負を避ける展開はなかった。サンドヘイゲン相手でも打撃勝負できるだけのボクシングテクニックを持っている上に、レスリングの強さがある。戦いの幅がある分、ブラホヴィッチ有利か。

ヤン判定勝ち。

メインカードにはハムザト・チマエフが復帰戦を行う。昨年7月のアブダビ大会でUFCデビューすると、インターバル10日というUFC最短での連勝、さらに2ヶ月後にも勝利しUFC最短での3連勝を挙げている。昨年12月にはトップランカーのレオン・エドワーズ戦が組まれたが、新型コロナウイルスに感染。後遺症により長期欠場となり、一時はSNSで引退も表明した。3戦目まではUFC記録のスピード出世だったが、4戦目は1年1ヶ月のブランク明けに。

相手はランキング11位のリー・ジンリャンだが、オッズは大差でのフェイバリット。が、ここまでの3戦はたしかに圧勝だったが、ランカークラスとの対戦はこれが初めて。コロナ後遺症の影響も気になる。はたして期待に応えることはできるのか。

アブダビ開催のため、第1試合は30日土曜日の23時30分から。速報します。