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BELLATOR o UFC ジャレッド・ゴードン ダン・フッカー ルキヤ

UFC314:セミファイナル・マイケル・チャンドラー vs. パディ・ピンブレット

ライト級5分5R。チャンドラー7位、ピンブレット12位。

チャンドラーはUFC2勝4敗の38歳。Bellatorでは3度のライト級王座獲得があり、Mr.Bellatorとも言うべき存在だった。2020年にUFCと契約。翌年1月にダン・フッカー相手にUFCデビュー。1RでKO勝ちし、2戦目でタイトル挑戦のチャンスを得た。王者チャールズ・オリベイラとの対戦では、1Rにパンチでダウンを奪ったものの、2Rに逆にダウンを奪い返され、パウンドでKO負け。その後は連敗中のトニー・ファーガソンに勝ったのみで1勝3敗だが、負けた3試合すべてでファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞しており、激闘王として人気を確立している。

ピンブレットはUFC6勝0敗の30歳。地元イギリスでは絶大な人気を誇り、UFCからも推されている1人だが、明らかに負けている内容のジャレッド・ゴードン戦での不可解な判定勝ちや、露骨に相性がいい相手と当てられるマッチメイクなどがあっての連勝で、まだ実力は疑問視されている。ディフェンスにやや不安があるものの思い切りのいい打撃と、寝技での極めの強さが武器。

チャンドラー2.35倍、ピンブレット1.63倍。連敗中のベテラン vs. 連勝中の若手という構図はメインと同じだが、こちらは若手ピンブレットがフェイバリット。

両者オーソドックス。カーフを蹴るピンブレット。もう一発。インロー。チャンドラーは飛び込みのフェイントを見せるが入っていけない。またカーフ。しかし踏み込んだチャンドラー。右フック。かすめた。ピンブレットケージを背負うが左右のパンチを打ち込むチャンドラーまた飛び込んだがタックル。テイクダウン。バッククリンチ。後うとするピンブレットだが、チャンドラー立たせない。ピンブレットアームロックを狙うが、防いでパウンドを入れたチャンドラー。クリンチが外れたことで立てたピンブレットだが、チャンドラーケージに押し込む。ピンブレット跳びつき三角。しかしガードに入り防いだチャンドラー。足で距離を作り立ったピンブレット。ピンブレット詰めてジャブ。カーフ。左ハイ。残り1分。右がヒット。ピンブレットが詰めてチャンドラーが距離を取る展開。間合いに入れないチャンドラー。二段蹴り。距離を取ろうとするチャンドラーに後ろからパンチを入れた。ホーン。

1Rピンブレット。チャンドラーもタックルからテイクダウンを奪いコントロールしたものの、そこからの攻撃がなかった。

2R。ジャブを入れるピンブレットだが、チャンドラーまた出てきた。しかし左右のフックを合わせるピンブレット。ピンブレットが前に出て右のダブルをヒット。チャンドラーまた出てきたがカーフを蹴られ足が流れる。インロー、右ハイを入れるピンブレット。ピンブレットが詰めると左右のパンチをヒット。が、両者の蹴りが交錯し、チャンドラーの前蹴りがローブローに。再開。すぐ出たピンブレットにチャンドラータックル。しかし切ったチャンドラー。アッパーを入れたピンブレットだがチャンドラーそのままタックル。スタンドバック。持ち上げて投げた。チャンドラーバックマウントを狙ったが乗りすぎて前に落ちた。ピンブレットパウンド。肩固めを狙いながらサイドに出た。まだ2分近くある。ケージ際で肩固めに入るスペースがない。チャンドラーハーフにしたがピンブレットがパウンド。チャンドラー反転しようとするがバックについたピンブレット。向き直るがマウント!パウンド。チャンドラー亀に。四の字バック。バックから殴るピンブレット。ヒジ。ホーン。

2Rピンブレット。終了と同時にすっくと立ってコーナーに戻るチャンドラー。

3R。ピンブレット飛びヒザ。腕でブロックしたチャンドラーだが効いたのか距離を取る。追ってきたピンブレット。パンチを入れる。チャンドラーも右を返した。しかしピンブレットがタックル。テイクダウンするとバックに回った。ハーフバックからヒジ。チョークを狙いながらパウンド。マウント。パウンド・ヒジ。体が伸びているチャンドラー。垂直ヒジ連打。チャンドラー亀になるがパウンドを打ち続けるピンブレット。レフェリーストップ!

人気が選考していたピンブレットだが、マイケル・チャンドラー相手に終始優勢に進めてきっちりとフィニッシュしての勝利。一気に評価を覆した。

勝ったピンブレットはポワリエ、ゲイジーオリベイラ、ツァルキヤンに対戦アピール。

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AB MMA o UFC キック ダン・フッカー ボビー・グリーン

UFC on ESPN+111:第8試合・ナスラット・ハクパラスト vs. エステバン・リボビクス

ライト級。ともに連勝中でランカー挑戦を賭けた試合。

ハクパラストはUFC9勝4敗で、ランキング目前の戦績。ドイツ生まれで両親はアフガン難民。自身もかつては国籍をアフガニスタンにしていたが、現在はモロッコに変更している。バックボーンはキックのストライカー。17勝中10KOで、一本勝ちはなし。ランカークラスのドリュー・ドーバー、ダン・フッカー、ボビー・グリーンには敗れているが、現在4連勝中で再びランカークラスとの対戦が見えてきた。29歳。

アルゼンチンのリボビクスはUFC3勝1敗。UFCデビュー戦で判定負けでMMA初黒星を喫したが、そこから3連勝中。前戦ではノーチェUFCでメキシコのプロスペクト・ダニエル・ゼルフーバーと対戦。僅差の1・2Rを経て、3Rにはダウンを奪われたが、そこからリカバリーして逆にKO寸前まで追い込み判定勝ち。コンビネーションを武器に戦うストライカー。28歳。

オッズはハクパラスト3.15倍、リボビクス1.38倍。

サウスポーのハクパラストにリボビクスはサウスポー。ハクパラストの左が顔面にヒット。しかしリボビクスが逆に出ていく。パンチをブロッキングするハクパラスト。左をヒット。また左を入れるハクパラスト。詰めるリボビクスにまた左が顔面を捕らえる。ギアを上げてきたハクパラスト。リボビクスもパンチを返す。残り1分。打撃をまとめて手数を出すリボビクス。ホーン。

手数がほぼ五分。拮抗したラウンド。詰めていたのはリボビクスだが、割れていてもおかしくはない。

2R。両者手数を増やしてきた。先手を取るのはリボビクス。すぐに打ち返すハクパラスト。左に続いて右も顔面にヒット。ハクパラストヒジ。手数が止まらないリボビクス。しかしハクパラストも下がらず左をヒットさせていく。ノンストップで攻め続けるリボビクス。ホーン。

2Rも微妙。常に手を出していたリボビクスのラウンドか。

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AB DREAM MMA News o UFC UFC305   ジョシュ・クリバオ ダン・フッカー マテウス・ガムロ

『UFC 305: du Plessis vs. Adesanya』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点



Dan Hooker defeats Mateusz Gamrot(MMA Decisions)

 ダン・フッカー vs. マテウス・ガムロのジャッジの採点。Ben CartlidgeとMark Christieが1,3Rフッカー、2Rガムロで29-28フッカー勝利。Mick Meanyが1,2Rガムロ、3Rフッカーで28-29ガムロ勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27フッカー支持1人、29-28フッカー支持7人、28-29ガムロ支持9人でした。


Jairzinho Rozenstruik defeats Tai Tuivasa(MMA Decisions)

 ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. タイ・トゥイバサのジャッジの採点。Howie Boothがフルマークでトゥイバサで27-30トゥイバサ勝利。Charlie Keechが1Rトゥイバサ、2,3Rホーゼンストライクで29-28ホーゼンストライク勝利。David Lethabyがフルマークでホーゼンストライクで30-27ホーゼンストライク勝利でした。

 主要サイトの採点は15人全員が30-27ホーゼンストライク支持でした。


Ricardo Ramos defeats Joshua Culibao(MMA Decisions)

 ヒカルド・ハモス vs. ジョシュ・クリバオのジャッジの採点。Ben Cartlidgeが1Rハモス、2,3Rクリバオで28-29クリバオ勝利。Mark ChristieとMick Meanyが1,3Rハモス、2Rクリバオで29-28ハモス勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ハモス支持4人、28-29クリバオ支持8人でした。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC305 ダン・フッカー マテウス・ガムロ

【UFC305】初回にダウンを奪ったフッカーが、ガムロのTDから立ち上がり続けてスプリット判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
マテウス・ガムロ(ポーランド)

フッカーがスイッチしながら距離を詰め、左ミドルハイを放つ。左ジャブ、左ストレートを繰り出しながら回るフッカー。ガムロがプレスをかけてフッカーにケージを背負わせた。フッカーの左に対し、右を合わせる。さらにケージに追い詰め右を浴びせる。ガムロは右のタイミングと距離が合ってきたか。フッカーはサウスポーから左三日月蹴りを突き刺す。ケージ中央でフッカーが右ローを放つと、ガムロが低空シングルレッグでグラウンドに持ち込んだ。フッカーは下がってケージに背中を着けて立ち上がったが、左目尻から出血が見られる。

相打ちでフッカーがバランスを崩し、ガムロが首を抑えながらトップに回った。パウンドを連打するガムロ。フッカーはフックガードからケージまで下がって立ち上がる。ガムロはバックに回っていたが、フッカーが離れた。フッカーが距離を詰めて、左フックでダウンを奪う。打ち合いでフラつくガムロ。残り30秒で低空シングルレッグで飛び込んだガムロだが、フッカーに逃げられてしまう。ラウンド終了までフッカーがガムロにケージを背負わせた。

2R、フッカーがサウスポースタンスからミドル、ハイと蹴りを散らす。ガムロのシングルレッグを切ったフッカーが、ボディに三日月蹴りを突き刺した。しかし蹴りをもらいながらもガムロがグラウンドに持ち込む。一気にパスしたガムロがサイドに回って、左腕を枕に抑え込む。ガムロが肩固めの体勢になるかというところで、フッカーがガードに戻した。顔面から大流血のフッカーはケージまで下がるも、ガムロがボディロックからバックへ。フッカーが立ち上がって離れた。

ガムロはグラウンドでスタミナを使いすぎが――フッカーが打撃でガムロを下がらせる。フッカーのボディい攻撃がヒット。ケージを背負ったガムロがシングルレッグでテイクダウンを狙ったが、フッカーが首を抑えた。ガムロが反転して、なおもシングルレッグを仕掛ける。スプロールしたフッカーがパンチで削るも、ガムロも立ち上がりそのままケージに押し込んでいく。フッカーは右に回って離れ、ガムロのボディに右ストレートを突き刺す。嫌がるように組みにいったガムロを突き放し、フッカーがパンチを落とした。

最終回、フッカーの右ミドルをキャッチしたガムロがドライブする。ケージ際でフッカーがギロチンを狙うも、そのまま倒された。しかしフッカーもケージを使って立ち上がり、スタンドではパンチを浴びせていく。フッカーが上下にパンチと蹴りを打ち分けると、ガムロが嫌がる表情を見せた。動きが落ちたガムロをフッカーが詰めていく。ケージ中央で、ガムロがシングルレッグで飛び込んだが、フッカーがスプロールしてスタンドに戻った。

ガムロもボディにパンチを打ち込むも、フッカーを下がらせることはできない。残り1分30秒、ガムロがシングルレッグで入り、その足を持ち上げてドライブするも、足を抜いたフッカーがニンジャチョークで切り返して凌いだ。なおもシングルレッグで組み、押し込むガムロだがクリーンテイクダウンには至らず。スタンドに戻り、フッカーがストレートを伸ばしていった。

裁定は割れたが、テイクダウンされてても立ち上がりパンチを効かせ続けたフッカーに凱歌が挙がった。


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45 AB MMA o UFC カルロス・プラチス ケイシー・オニール ジョシュ・クリバオ ソン・ケナン ダン・フッカー トム・ノーラン マネル・ケイプ リー・ジンリャン ルアナ・サントス

UFC305:オッズ/予想と展望

ドリカス・デュ・プレシ 2.00
イズラエル・アデサニヤ 1.83
カイ・カラ・フランス 2.36
ティーブ・エルセグ 1.62
マテウス・ガムロット 1.29
ダン・フッカー 3.70
タイ・トゥイバサ 2.80
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 1.46
リー・ジンリャン 3.85
カルロス・プラチス 1.28
ジュニア・タファ 1.77
ヴァルター・ウォーカー 2.10
ジョシュ・クリバオ 1.68
リカルド・ラモス 2.24
ケイシー・オニール 2.30
ルアナ・サントス 1.65
ジャック・ジェンキンス 1.13
ハーバート・バーンズ 6.50
トム・ノーラン 1.08
アレックス・レイエス 8.50
ソン・ケナン 1.57
リッキー・グレン 2.45
スチュワート・ニコル 1.44
ヘスス・アギラー 2.85

昨年ナンバーシリーズを2度も開催したオーストラリア。全12試合のうち、オセアニア勢は10試合に出場。オセアニア勢が出ないのは、リー・ジンリャンとソン・ケナンの中国勢が出場する試合。

メインはミドル級タイトルマッチ。昨年9月にストリックランドに敗れて王座から陥落したアデサニヤが、そのストリックランドを1月に破って新王者となったDDPことデュ・プレシに挑戦する。

昨年7月、DDPがウィテカーをKOした直後にアデサニヤがケージイン。お互い挑発を繰り返しており、そのままDDPがタイトルに挑戦する方向で進んでいたが、DDPが負傷により間に合わず、ストリックランドが代役となったという経緯がある。そのストリックランド戦は、1Rにアデサニヤが右をもらってまさかのダウン。その後もストリックランドのジャブでペースを握られ続けて判定負けで2度目の王座陥落となった。試合後には長期休養を表明し、今回は11ヶ月ぶりの復帰戦。2019年からタイトルマッチばかりを戦ってきて、精神的に消耗した部分もあったのかもしれない。

DDPはUFC7戦全勝。怪我でアデサニヤへの挑戦が流れた後、新王者となったストリックランドのタイトルに挑戦すると、終始互角の打撃戦で、判定スプリットでの僅差判定勝ち。南アフリカ国籍初のUFC王者となった。

アデサニヤが勝てばランディ・クートゥアに続いてUFC史上2人目の同一階級王座3回目の獲得となる(クートゥアはヘビー級で3回、ライトヘビー級で2回獲得)。

DDPはパンチの攻撃力は高いが、それに比べるとディフェンスは甘く、ストリックランド戦でもジャブを被弾して目が相当腫れていた。倒しに来なかったストリックランドに比べ、アデサニヤの一発をもらうと致命傷になる可能性もある。

アデサニヤKO勝ちと予想。

今回はオーストラリアのパースでの開催で、昨年2月以来。パースではUFCの前日に、地元のローカルプロモーション・Eternal MMAが開催されるが、昨年2月にもUFCの前日にEternalが行われており、その大会のメインで日本の平井聡一朗を破ったのが、今回セミに出場するエルセグ。その勝利がUFC関係者の目に止まったのか、コンテンダーシリーズを経ずにUFCとの契約を果たすと、欠場選手の代役としていきなりランカーのドボジャークと対戦し勝利してランキング入り。そのまま3連勝し、今年5月にランキング10位ながら王者パントーハに挑戦するチャンスを掴んだ。判定負けしたものの、パンチをヒットさせて優勢となる場面もあり、エルセグの評価が上がる試合だった。

今回はニュージーランドのカラフランスとのオセアニア対決。カラフランスは昨年9月のオーストラリア大会でマネル・ケイプ戦が組まれていたが負傷欠場しており、今回が1年2ヶ月ぶりの試合。ブランドン・モレノとの暫定王座決定戦でKO負けした後、アミル・アルバジ相手に押し気味で、メディアのほとんどがカラフランスを支持する内容で判定負け。

両者ともに、一度タイトル挑戦に失敗しており、すぐには次のチャンスが回ってこないと思われるが、それだけに、敗れた方は列のさらに後ろに並ぶことになる。オッズはややエルセグ優勢。

エルセグの実力がまだ不透明な部分もあるので、カラフランス判定勝ちと予想。

第1試合開始は18日朝7時から。速報します。

 

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45 AB F1 MMA o RENA UFC   ジェイリン・ターナー ダン・フッカー マテウス・ガムロ

8.17『UFC 305』でダン・フッカーとマテウス・ガムロが対戦

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 UFCが8月17日にオーストラリア・パースで開催する『UFC 305: du Plessis vs. Adesanya』でダン・フッカー vs. マテウス・ガムロのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 フッカーは昨年7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』でジェイリン・ターナーに判定勝ちして以来1年1ヶ月ぶりの試合で2連勝中。現在UFCライト級ランキング11位。

 ガムロは3月の『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』でハファエル・ドス・アンジョスに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。現在UFCライト級ランキング5位。続きを読む・・・
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AB o PFL UFC キック ダン・フッカー ドン・マッジ

UFC on ESPN+95:第4試合・クラウディオ・プエレス vs. ファレス・ジアム

ペルーのプエレスは、2016年にメキシコ vs. 中南米軍で行われたTUFラテンアメリカ3で準優勝。その時の相手はメキシコのマーチン・ブラボーだったが、ブラボーはTUF後3戦全敗で、2019年に早々とリリースされている。一方プエレスはTUF後に5連勝し、ランカーのダン・フッカーと対戦するまでになったが、フッカー戦ではタックルを切られる展開で、最後は前蹴りで腹を効かされてKO負けし、ランキング入りならず。UFCでの5勝のうち、3勝が膝十字での勝利で、膝十字での勝利数はUFC史上最多。バックボーンはムエタイとルタ・リーブリ。27歳。

フランスのジアムはUFC4勝2敗。格闘技一家に生まれ、幼少から柔術・キックを始め、キックではISKAヨーロッパのタイトルも獲得している。ライト級で191cmの長いリーチを武器に、遠い間合いからの打撃で勝負するスタイル。負けた相手はUFC2勝0敗でFAとなりPFLに移籍したドン・マッジと、勝っても負けてもフィニッシュ決着のテランス・マッキニー。26歳。

両者とも、ランキングまであと一歩のポジション。

タックルに入ったプエレス。テイクダウン。ケージ際まで移動したジアムがバックを取らせて立つが、立ち際に再びプエレスがテイクダウン。ハーフ。ガードに戻したジアム。下からジョン・ウェイン・スイープで崩したジアム。返せないが立ち上がることに成功。なおも放さないプエレス。ケージに押し込みながらテイクダウンを狙うが、入れ替えて離れたジアム。プエレスのハイキックにジアムがパンチを合わせると後方にダウン!パウンド連打!しかしまだ不十分と見たのか、離れて立たせた。プエレスがタックル。がぶったジアム。プエレス右足をクラッチするが切られて立つ。またタックルへ。今度はリフトしてテイクダウンしたプエレス。サイド。頭をまたいでキムラを狙う。防いでいるジアム。残り5秒で足関に行ったがホーン。

ジアムのパンチでダウンがあったが、それがどこまで評価されるか。ダウン以外はプエレスが押していた。

2R。プエレスのニータップは切ったジアム。またタックルに行くが、潰して上を取ったジアム。プエレスが潜ろうとしたが警戒しているジアム。下から足で離して立つプエレス。ジアム飛び膝から首相撲に捕らえてヒザを入れる。プエレスまたシングルレッグへ。ドライブしてバックを狙う。バックには回らせなかったがテイクダウン成功。レッグドラッグハーフ。マウントへ。あえてハーフに戻したプエレス。立とうとするジアムの背中に乗る。チョーク。倒れ込んで絞める。しかし反転して外して上になったジアム。ジアムパウンド。肘。インサイドから強いパウンドを入れるジアム。ホーン。

2Rややジアム。

3R。パンチからシングルレッグにつなげようとしたプエレスだが、受け止めたジアム。四つ組みからヒザを入れる。プエレスケージに押し込んだ。入れ替えてタックルを狙うプエレス。ジアムこらえていたがギロチンに切り替えて引き込んだ。かなりタイトに入っている。下になり外したプエレス。亀ガードから立ったプエレス。すぐタックルに入りテイクダウン。また首を抱えるジアム。しかしサイドに着かれている。ケージを使って立ったジアムだが、その瞬間にシングルレッグへ。倒したがジアム向き直りタックルに入って逆に上を取り返した。ハーフからジアムが肘・パウンドを落とす。タイムアップ。

29-28プエレス、30-27ジアム、29-28ジアム。スプリットでジアム勝利。

1人はフルマークをつけたが、1R・2Rは割れてもおかしくなかった。

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AB MMA o UFC キック ダン・フッカー フランシスコ・プラド ボビー・グリーン マーチン・ヘルド

UFC on ESPN+91:第9試合・ナスラット・ハクパラスト vs. ジェイミー・ムラーキー

ライト級。

アフガン難民の両親からドイツで生まれたハクパラスト。UFCでは6年間で7勝4敗。負けた相手はデビュー戦のマーチン・ヘルドの後はドリュー・ドーバー、ダン・フッカー、ボビー・グリーンとランカークラスの相手のみ。しかしランカー相手には勝てていないということでもある。キックから格闘技を始めていて、MMAでも一本勝ちはないストライカー。15勝中9KOしているが、うち8KOがローカル時代の戦績で、UFCでは1KO6判定勝ち。打撃の手数で勝つことが多い。28歳。

オーストラリアのムラーキーはUFC5勝4敗。ローカル時代に同じオーストラリアのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦経験がある(1RKO負け)。ヴォルカノフスキーと同じくラグビーからの転向組で、フィジカルの強さが武器。29歳。

今年2月のオーストラリア大会で両者の対戦が組まれていたが、ハクパラストの負傷欠場で実現しなかった。ムラーキーは代役でUFCデビュー戦となる20歳で11戦全勝のフランシスコ・プラドと対戦し完勝している。

打撃戦。パンチから左ミドルを入れたハクパラスト。さらに左フックが入りムラーキーダウン!膝を着いたムラーキーにハクパラストすかさず首を抱えてのクリンチアッパー連打!顔面に連打を打ち込み続ける。もらいながらも立ち上がったムラーキーになおも連打を入れるハクパラスト。再度崩れたムラーキーを見てレフェリー止めた!

ハクパラスト、勝機を逃さずにラッシュをまとめてUFC2度目のKO勝ち。

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AB MMA o ONE UFC   ジェイリン・ターナー ダン・フッカー ボビー・グリーン

12.2『UFC on ESPN 52』ダン・フッカーの代打でジェイリン・ターナーがボビー・グリーンと対戦

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12.2『UFC on ESPN 52』でボビー・グリーンと対戦予定だったダン・フッカーが負傷欠場「以前と同じ箇所を骨折してしまった」「『UFC 300』で復帰したい」(2023年11月22日)

 こちらの続報。


 UFCが12月2日にテキサス州オースティンで開催する『UFC on ESPN 52: Dariush vs. Tsarukyan』でボビー・グリーンと対戦予定だったダン・フッカーの負傷欠場を受けて、代わりにジェイリン・ターナーがグリーンと対戦するとのこと。

 ターナーは7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』でダン・フッカーに判定負けして以来の試合で2連敗中。現在UFCライト級ランキング12位。グリーン vs. フッカーは5ラウンドの予定でしたが、ショートノーティスということもあり3ラウンドで行われます。続きを読む・・・
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AB MMA o ONE Report UFC   アルマン・ツァルキャン キック ジェイリン・ターナー ダン・フッカー ホドルフォ・ベラート ボビー・グリーン

12.2『UFC on ESPN 52』でボビー・グリーンと対戦予定だったダン・フッカーが負傷欠場「以前と同じ箇所を骨折してしまった」「『UFC 300』で復帰したい」

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12.2 UFCオースティン大会でベニール・ダリウシュ vs. アルマン・ツァルキャン、ダン・フッカー vs. ボビー・グリーン、イホール・ポテーリャ vs. ホドルフォ・ベラート(2023年11月01日)

 こちらの続報。


 12月2日にテキサス州オースティンで開催する『UFC on ESPN 52: Dariush vs. Tsarukyan』のセミファイナルでボビー・グリーンと対戦予定だったダン・フッカーが負傷欠場するとのこと。ノンタイトルのセミファイナルであるにも関わらず5ラウンドで行われる予定の注目カードでした。グリーンが代わりの選手と対戦するかは不明。


 フッカーがコメント。フッカーは3月の『UFC 285: Jones vs. Gane』で予定されていたジェイリン・ターナー戦の時も腕を負傷したことから試合が7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodríguez』に延期されましたが、「スパーリングでキックをブロックした時に同じ箇所を骨折してしまった」とのこと。「リスクを冒して悪い目が出てしまった。きちんと治して戻って来たい。 5ヶ月後の『UFC 300』が良い目標だ」ともコメントしています。続きを読む・・・