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【UFC290】凄まじい打撃の削り合いと、魂の打ち合い──を制したフッカーが、ターなーに2-1で勝利

<158ポンド契約/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジェイリン・ターナー(米国)

ターナーの計量失敗でキャッチウェイト戦となった一戦。序盤から構えを盛んに変えるターナーに対し、フッカーは左右に回り左ローを蹴る。右カーフを返したターナーが、もう一度右ローを蹴る。続いて左フックから右のコンビを入れたターナーだが、直後のフッカーの右ローが急所に入り試合が中断される。

再開後、ジャブや関節蹴りの牽制戦からフッカーの右ローに、ターナーが右のカウンターを当てる。左ミドルをキャッチできなかったフッカーに、ターナーが後ろ回し蹴りを入れる。右ストレートを被弾して、距離を詰めようとするフッカーが右ミドルハイ。ターナーは二段蹴りを繰り出し、左三日月、テイクダウン狙いを切る。フッカーも右三日月蹴り、続いて左ミドルを入れる。そこに右のカウンターを合わせようとしたターナーは右ハイを蹴られても、ボディからフックを打ち込んで前に出る。フッカーも左ミドルに左フックを合わせるが。ターナーが打たれてからが強い。ワンツーを打ち返し、ラウンドが終わった。

2R、ジャブから左ストレートを放ったターナー。続いて左ミドルから右ストレートを打ち、腹への蹴りを続ける。ローにもカウンターを打つターナーは、左ハイをヒット。頭が揺れたフッカーは組みついても押し返されて追撃のパンチからエルボー、さらにボディにヒザを受けて下がる。一旦、間合いを取ったターナーが前蹴り、流血のフッカーは右を当てた直後に、右ストレートを被弾してしまう。ガードの上から左ハイを効かせたターナーは、左に回る際に右ストレートを打たれる。

それでもフッカーがボディを効かせて、顔面に左右のフック、さらにボディを入れて距離を詰める。フッカーは右ボディ、そしてヒザを出したターナーが姿勢を乱すと一気にバックに回りRNCへ。勝負有り思われた瞬間、ラウンド終了のホーンが鳴った。

3R、両者が勝負を決めに出て、激しく打ち合う序盤。左ボディから左ミドルを入れてターナーに対し、フッカーが左右のフックを返し前に出る。そこにヒザを入れられたフッカーは、ケージを背負って前にでてこないターナーにパンチを続ける。と、逆にターナーがテイクダウンを決める。蹴り上げから立ち上がったフッカーが、左右のショートのフックを続ける。下がって連打を許したターナーが、後方に倒れ込む。ガードの中でパウンドを続けるフッカーも動きが止まる。それでも左のパンチを続けるフッカーに対し、ターナーはスクランブルでなくクローズドガードを選択する。

腰を上げたフッカーがパウンドを落とし、三角絞め狙いのターナーは防がれ金網に押し込まれる。残り20秒でようやく立ち上がったターナーが、テイクダウン狙いを切られた直後に左ミドルを蹴り込む。左に回って、時間の経過を待ったフッカーは試合終了と同時に両手を挙げて勝利をアピールした。

結果はスプリットに割れ、壮絶な打ち合いでフッカーが逆転勝ちした。


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『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』前日計量動画/ジャック・デラ・マッダレナ vs. ジョサイア・ハレル中止により平良達郎 vs. エドガー・チャイレスがプレリミナリーに昇格

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Alexander Volkanovski (144.5) vs. interim champ Yair Rodriguez (145) – featherweight title unification fight
・Champ Brandon Moreno (125) vs. Alexandre Pantoja (125) – for flyweight title
・Dricus Du Plessis (186) vs. Robert Whittaker (185.5)
・Dan Hooker (155.5) vs. Jalin Turner (158)*
・Bo Nickal (186) vs. Val Woodburn (185.5)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Robbie Lawler (170.5) vs. Niko Price (171)
・Josiah Harrell (170.5) vs. Jack Della Maddalena (171)
・Denise Gomes (115.5) vs. Yazmin Jauregui (115.5)
・Jimmy Crute (205) vs. Alonzo Menifield (205.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Edgar Chairez (129) vs. Tatsuro Taira (130) – 130-pound contract weight
・Vitor Petrino (206) vs. Marcin Prachnio (206)
・Terrence Mitchell (135) vs. Cameron Saaiman (135)
・Jesus Aguilar (126) vs. Shannon Ross (126)
・Kamuela Kirk (155.5) vs. Esteban Ribovics (156)

 『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』前日計量結果。ダン・フッカーと対戦するジェイリン・ターナーが158ポンドと2ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。


 また、ジャック・デラ・マッダレナと対戦予定だったジョサイア・ハレルがMRI検査の結果もやもや病と診断され近いうちに脳の手術を受けるとのこと。試合は中止となります。


 その結果、平良達郎 vs. エドガー・チャイレスがプレリミナリーカードに昇格するとのこと。ロビー・ローラー vs. ニコ・プライスの前に行われるので7試合目、日本時間午前10時ごろになります。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・アレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスはヴォルカノフスキー支持8人、ロドリゲス支持3人。

・ブランドン・モレノ vs. アレッシャンドリ・パントージャはモレノ支持10人、パントージャ支持1人。

・ロバート・ウィテカー vs. ドリカス・デュ・プレシスはウィテカー支持10人、プレシス支持1人。

・ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカーはターナー支持9人、フッカー支持2人。

・ボー・ニッカル vs. ヴァル・ウッドバーンは11人全員ニッカル支持。続きを読む・・・
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UFC290:オッズ/予想と展望

アレキサンダー・ヴォカノフスキー 1.26
ヤイール・ロドリゲス 3.90
ブランドン・モレノ 1.53
アレクサンドル・パントーハ 2.60
ロバート・ウィテカー 1.25
ドリカス・デュ・プレシ 4.00
ジェイリン・ターナー 1.38
ダン・フッカー 3.20
ボー・ニッカル 1.04
ヴァル・ウッドバーン 13.00
ロビー・ローラー 3.20
ニコ・プライス 1.38
ジャック・デラ・マダレナ 1.05
ジョサイア・ハレル 7.00
ヤスミン・ハウレギ 1.24
デニーシ・ゴメス 4.10
ジミー・クルート 1.83
アロンゾ・メニフィールド 2.00
平良達郎 1.10
エドガー・チャイレス 8.00
ビトー・ペトリーノ 1.35
マルチン・プラフニオ 3.40
キャメロン・サーイマン 1.19
テレンス・ミッチェル 4.90
シャノン・ロス 2.20
ヘスス・アギラー 1.71
カムエラ・カーク 2.20
エステバン・リボビクス 1.71

メインはフェザー級王座統一戦。ここまでフェザー級で負けなしのヴォルカノフスキー。ライト級王者マカチェフに挑んだ2月の試合は敗れたもののマカチェフを追い込む場面もあり、むしろ評価を上げた。

相手は2月にジョシュ・エメットを暫定王座決定戦で破ったロドリゲス。回転系の蹴りなど、トリッキーな打撃が武器。ヴォルカノフスキー有利は動かないかもしれないが、何か起こしそうな期待感はある…かもしれない。

ヴォルカノフスキー判定勝ち。

セミはフライ級タイトルマッチ。ここ2年半はモレノとデイブソン・フィゲイレードの間で4度も行われていたフライ級タイトル戦に、ようやく第3者が参入。モレノとパントーハは2016年のTUFのトーナメント一回戦で対戦し、その時はパントーハがチョークで一本勝ち。さらに、両者UFCと契約した後の2年後にも対戦。パントーハがモレノのタックルを切り、打撃の手数で上回る展開での判定勝ち。5年ぶり3度目の対決で、パントーハにとってはタイトル初挑戦となる。

ここ5年間のモレノの打撃・組みの成長度を見るとモレノ有利だと思うが、変に苦手意識がないかだけが心配。

モレノ判定勝ち。

メインカードに出場するレスリングエリートのボー・ニッカルと、急遽キャッチウェイトでの出場が決まった平良は、いずれも本来コンテンダーシリーズで試合をする予定だった選手との対戦で、オッズは大差。平良は勝って当然の試合とはなるが、年間最大のビッグイベントの一つに出場することになったのはかえって幸運かもしれない。

第1試合開始は9日朝7時から。速報します。

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UFCが7.8『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』のメインカードを発表/デイナ・ホワイト「ロビー・ローラーはニコ・プライス戦が引退試合になる」

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7.8『UFC 290』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦(2023年04月07日)

『UFC 189』ロビー・ローラー vs. ローリー・マクドナルド2がUFCホール・オブ・フェーム入り(動画)(2023年04月10日)

7.8『UFC 290』でブランドン・モレノ vs. アレッシャンドリ・パントージャのフライ級タイトルマッチ(2023年04月13日)

7.8『UFC 290』でトレシアン・ゴアとボー・ニッカルが対戦(2023年04月13日)

7.8『UFC 290』でロバート・ウィテカー vs. ドリカス・デュ・プレシス、ロビー・ローラー vs. ニコ・プライス、ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカー(2023年04月22日)

 こちらの続報。




MAIN EVENT: Alexander Volkanovski vs. Yair Rodríguez

Brandon Moreno vs. Alexandre Pantoja

Robert Whittaker vs. Dricus Du Plessis

Jalin Turner vs. Dan Hooker

Bo Nickal vs. Tresean Gore

 UFCが7月8日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 290』のメインカードを発表。全て当サイトでは既報ですが、メインイベントはアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦。セミファイナルはブランドン・モレノ vs. アレッシャンドリ・パントージャのフライ級タイトルマッチ、以下、ロバート・ウィテカー vs. ドリカス・デュ・プレシス、ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカー、ボー・ニッカル vs. トレシアン・ゴアが続きます。

 また、プレリミナリーカードの最後に行われるロビー・ローラー vs. ニコ・プライスについてデイナ・ホワイトは「私はロビー・ローラーを19歳の時に見つけたが、『UFC 290』は彼の素晴らしい22年間のキャリア最後の試合になるだろう」とコメントしています。

 ローラーは『UFC 189』で行われたローリー・マクドナルド戦のホール・オブ・フェーム入りがすでに発表されており、『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』の週に授賞式が行われます。続きを読む・・・
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UFC on ESPN44:メインイベント・マックス・ホロウェイ vs. アーノルド・アレン

フェザー級。ホロウェイ2位、アレン4位。

フェザー級不動のランキング1位だったホロウェイだが、ヤイール・ロドリゲスが暫定王者になったことで2位に転落。ロドリゲスにも勝っていて、ヴォルカノフスキー以外には絶対負けないマンのホロウェイではあるが、前回の3度目の対戦はフルマークの判定負けで初の完敗。もうヴォルカノフスキーに勝つイメージが持てなくなってしまった(もっとも、マカチェフ相手にも互角に近い試合をするヴォルカノフスキーが強すぎるだけなのかもしれないが)。ここで4位のアレンに勝ったとしても、ヴォルカノフスキーが王者のうちはなかなかタイトル挑戦のチャンスは回ってこないだろう。かといって負けるわけにもいかない。

イギリスのアレンはUFCデビュー以来10連勝中。10勝以上の選手で勝率100%は、UFC史上ハビブ・ヌルマゴメドフとアレンだけ。もちろん、負けた瞬間にこの記録は途切れるが。フェザー級の連勝記録はホロウェイが持っている13が最多、継続中の記録としては、前回ライト級で敗れた王者ヴォルカノフスキーもフェザー級10連勝でタイ。ストライカーではあるが、相手をKOしたのはダン・フッカー戦のみ(ケイター戦はケイターの自爆負傷によるTKO)で、打撃でリードしても判定勝ちが意外に多い。そのためか上位ランカーとの対戦が前回のケイター戦まで組まれなかった。しかし今回勝てば、次の挑戦者候補に大きく前進する。

アップライトに構えて詰めていくアレン。ロー。ミドルを入れたがローブロー。顔をしかめるホロウェイだが再開。飛び込んでパンチ連打を入れるホロウェイ。左ハイ。アレンは飛び込んでくるところに左を合わせた。ワンツーを入れたホロウェイ。常に連打を放っている。アレンのパンチに左ミドルが相打ち。ワンツーを入れたホロウェイ。アレンの右ハイは空振り。また飛び込んでワンツー。残り1分。アレンのワンツーに左を返したホロウェイ。ホロウェイ左ハイ。また飛び込んでワンツー。カウンターを狙っているアレン。ホーン。

1R手数でホロウェイ。

2R。アレン圧を強めてきた。飛び込んでワンツー。ホロウェイのジャブに左の強打を返しヒット。徐々に本領を発揮してきた。飛び込んでワンツー。ホロウェイカーフキック。また左オーバーハンドを入れるアレン。出てくるアレンに右を合わせたホロウェイだが、アレンなおも詰めてくる。ジャブで距離を測るホロウェイ。飛び込んできたアレンにパンチをヒット。ホロウェイワンツーボディ。残り1分。ホロウェイ右ミドル。いい音がした。さらにワンツー。右から右ハイ。バックスピンキックは空振り。ホーン。

2R前半アレン、後半ホロウェイだが、後半の印象が強いか。

3R。詰めるアレンにジャブを当てるホロウェイ。ホロウェイのれんだ。まっすぐ下がったアレンだがもらった。アレンの左を肘でブロックして左ボディを入れるアレン。アレンワンツー。またワンツー。ホロウェイの左ハイを肘でブロックして飛び込み左を入れる。ホロウェイ右ミドル。飛び込んでワンツー。アレン右ボディ。左は空振り。ホロウェイカーフキック。残り1分。両者のパンチが交錯した。左を放つアレンにホロウェイは右ミドル。また右ミドル。ホロウェイバックブロー。ホーン。

3Rホロウェイ。ジャッジによっては2Rアレンに入れている可能性もあるので、場合によってはアレンはKOしないと勝てない。

4R。詰めるアレンに関節蹴りを入れるホロウェイ。アレン左ハイ。アレン詰めて行くがサークリングで圧をかわすホロウェイ。バックスピンキック。ホロウェイ連打をヒット。アレンもボディを返したが連打を返すホロウェイ。左ミドル。ホロウェイ左からボディストレート。アレンがホロウェイの蹴り足を掴んで倒しにいき、ケージまで下がったところでハイを入れていく。ホロウェイ右ミドル。アレン飛び込むもかわされる。残り1分。ホロウェイバックスピンキック。かがんでかわしたアレン。ホロウェイ右ハイ。ホーン。

4Rホロウェイ。

5R。前に出てきたアレン。左右のパンチを打ち込む。左がヒット。一瞬動きが止まったホロウェイだが、アレンが飛び込むとサークリングでかわす。ホロウェイバック肘。アレンどんどん出ていく。やや動きが落ちてきたアレン。四つに組むとケージに押し込む。引き剥がすホロウェイ。アレンの左に左ミドルを返すホロウェイ。ワンツーハイを放ったアレンだがホロウェイブロック。なおも打撃を打ち込んでいくアレン。入ってくるところに右ミドルを入れるホロウェイ。アレン飛び込んで左右のパンチ。またミドルを入れたホロウェイだが、アレンは軸足を蹴り払ってスリップダウンさせる。ホロウェイの立ち際にハイ。残り1分。アレン組んでボディロック。しかし差し返したホロウェイ。最後に離れた。アレン踏み込んで膝から肘!しかしホロウェイの左がヒット。さらに出ようとしたアレンにパンチを打ち込む。膝を着いたアレン。タイムアップ。

49-46×2、48-47の3-0でホロウェイ勝利。またも上がってくるコンテンダー候補を潰した。

アレンのUFCデビュー以来の連勝は10でストップ。

 

アレンに入れたラウンドは三者とも最終ラウンド。最後に効かせて手をつかせたホロウェイだったが、それまでのアレンの攻めが優勢と見られた。48-47に入れたジャッジは2Rもアレンに入れている。

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BELLATOR MMA o UFC アーノルド・アレン カルヴィン・ケイター キック クレイ・グイダ ジリアン・ロバートソン ダスティン・ジャコビー ダン・フッカー ペドロ・ムニョス マックス・ホロウェイ ラファ・ガルシア ランド・バンナータ

UFC on ESPN44:オッズ/予想と展望

マックス・ホロウェイ 1.56
アーノルド・アレン 2.55
エドソン・バルボーザ 2.50
ビリー・クアランティー1.57
ダスティン・ジャコビー 1.61
アザマト・ムルザカノフ 2.40
タナー・ボーザー 2.05
イオン・クテラバ 1.80
ペドロ・ムニョス 2.85
クリス・グティエレス 1.47
クレイ・グイダ 3.10
ラファ・ガルシア 1.40
ビル・アルジオ 1.48
T.J.ブラウン 2.80
ブランドン・ロイバル 2.80
マテウス・ニコラウ 1.48
ザック・カミングス 1.44
エド・ハーマン 2.90
ジリアン・ロバートソン 1.80
ピエラ・ホドリゲス 2.05
ランド・バンナータ 2.00
ダニエル・ゼルフーバー 1.83
ブルーナ・ブラジル 1.59
デニーシ・ゴメス 2.45
アロン・フィリップス 2.60
ガストン・ボラニョス 1.53
ジョセリン・エドワーズ 2.15
ルーシー・プディロヴァ 1.74

メインはフェザー級No.2のホロウェイに、無敗でフェザー級史上2位タイの10連勝中のアレンが挑む。なお、1位はホロウェイの15連勝。また、現王者ヴォルカノフスキーもフェザー級では10連勝中(他にライト級とキャッチウェイトでの試合で2勝1敗)。

ミドル級のウィテカーと並び、「王者には勝てないが、他の相手には負けない」という不動のランキング1位のホロウェイ。ただし、フェザー級はヤイール・ロドリゲスが暫定王者となり、暫定王者はランキング1位となるため、現在は2位に落ちている。ヴォルカノフスキーとは3度対戦し全敗しているが、最初の2戦が僅差だったのに対し、昨年7月の3度目の対戦は、スタンドの打撃で押され続ける展開でフルマーク判定負けして完敗。正直、ヴォルカノフスキーが王者の間はもう返り咲きは難しいという印象だった。

ホロウェイに挑戦するアレンはイギリスの29歳。当初は勝ってもなかなかチャンスが与えられず、ランカーへの挑戦権を得られないまま、7連勝でランキング入り。ランカーになっても、相手は下位ランカーとばかりだったが、ライト級ランカーのダン・フッカーを1RKOしてようやく評価されるようになった。前戦で初のメインとなったが、相手のカルヴィン・ケイターが飛び膝を放った後の着地で膝を負傷するというアクシデント的な勝利となってしまった。ストライカーだが、組まれることを恐れない思い切りのいい攻めと、組まれてもスクランブルで動き続けて、運動量で上回るスタイル。

フェザー級は王者ヴォルカノフスキーと暫定王者ロドリゲスの統一戦が行われるが、アレンが勝てば次の王座挑戦の有力候補となる。またしても下からの突き上げをホロウェイが潰してしまうのか、勢いでアレンが上回るか。

ホロウェイ判定勝ちと予想。

第2試合でUFCデビューするガストン・ボラニョスはキックからMMAに転向し、MMAのキャリア9戦すべてがBellatorでのもの。Bellatorキックと平行して出場していたが、ほぼプレリムのみの出場で、最後の試合は昨年4月に1R残り1秒でKO勝ち。6勝3敗で、6勝はすべてKO勝利。Bellatorが育成した選手がUFCに流れてくるのは珍しい。

今回の開催地はミズーリ州カンザスシティで、第1試合開始は日本時間朝6時半から。メインカードは9時半開始予定。速報します。

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【UFC285】計量終了 お腹ポッコリ、ジョン・ジョーンズが3年振りの実戦でヘビー級王座挑戦

【写真】この腹は驚き。これでも強い──と期待してしまうのが、JJの凄まじさだ (C)Zuffa/UFC

4日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 285「Jones vs Gane」の計量が3日(金・同)に行われている。

メインはフランシスコ・ガヌーの王座返上とUFC離脱を受けて行われるUFC世界ヘビー級王座決定戦、ジョン・ジョーンズが3年振りのファイトでヘビー級王座に初挑戦。元暫定王者のシリル・ガンヌと戦う。

JJはライトヘビー級時代には2メートル15センチというリーチの長さを打撃とレスリングで最大限に生かし続けてきた。今回の248ポンドと計量結果は明らかに過去最大だが、206センチのリーチを誇るシリル・ガンヌを相手にライトヘビー級時代の圧を掛けることができるのかが最大の見どころだ。

セレモニアル計量で大ブーイングを浴びたガンヌと、対照的に大声援を受けたJJは輪郭から体のフォルムとライトヘビー級時代とはまるで違う容姿でスケールへ。

フェイスオフでは下腹ポッコリ、0.5ポンド軽いガンヌの方がグッドシェイプに見えた。そのガンヌは「この試合はビッグボーナス。この機会を手にできてハッピーだ。明日、勝てばベルトが手に入る。そしてこの惑星で一番のバッドアスに勝てるという2つ目のボーナスもある。ここにいられて、とても幸せだ」と話した。

対してJJは、「ただただ素晴らしい想いだ。皆のこと、もの凄く愛している。ここに来てくれてありがとう。皆の前で戦えることを光栄に思う。この贈り物を手にすることができて、本当に恵まれているよ。今も変わらずいえる。明日も楽しもうってね」と笑顔を見せ続けた。


コメインはUFC世界女子フライ級王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコが、8度目の防衛戦でアレクサ・グラッソを迎え撃つ。今回のキャンプをパラエストラ柏で行うという前代美音の行動に出たシェフチェンコは、千葉滞在中に練習に対する向き合い方と人間性で、練習仲間の全てを魅了し絶賛された。

「みんな、ありがとう。皆の前で素晴らしい試合をすることが待ち切れない。この試合はウォーになる」と話したグラッソに続き、「明日は強敵と戦う。でも、どれだけ彼女が強くても私の方がより強い。2倍強いから。明日はそういうアクションを皆に披露する夜になるわ」とシェフチェンコは断言した。

2階級の世界戦が組まれた今大会。メインカードであ注目のウェルター級でジェフ・ニールが 175ポンドと計量オーバー、16連勝中のシャクハト・ラクモノフとの一戦の前にミソをつけてしまったのは残念だ。

ダン・フッカーの代役ながら、昨年10月にベニール・ダリューシュ戦の敗北から再起を賭けるマテウス・ガムロがジェイリン・ターナーと戦う。

さらに噂のボー・ニコルのオクタゴン・デビュー戦=ジェイミー・ピケット戦が組まれたメインカードは当然として、プレリミから世界最高峰らしい凄まじいカードが並んでいる。

オープニングマッチでニコルと同様にUFC初陣を迎えるロイック・ラジャポフはPFL2021シーズンのライト級準優勝者だ。

第2試合もUFCデビュー戦となる選手=ファリド・バシャラットが登場。

デモン・ブラックシアー戦で、兄ジャビッドの1年遅れで世界最高峰に到達した。兄はキャリア14連勝、弟はここで勝てば10連勝と、兄弟無敗記録を24に伸ばせるか。

女子ではSEI☆ZA出身タバタ・ヒッチ、元ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのヴィヴィことヴィヴィアニ・アロージョという日本からの支持率が高い両者が出場する。

タバタは昨年10月に戦う予定だったジェシカ・ペネ戦が再度組まれた。

前回はペネの体調不良で流れた一戦、元タイトルこんだーを相手にタバタはオクタゴン3勝目を狙う。

ヴィヴィは世界王座に挑むグラッソに敗れてからの再起戦、対戦相手のアマンダ・ヒーバスと同様にタイトル戦線に留まるためのサバイバルマッチに臨む。

さらにウェルター級ではアイルランドからキャリア10連勝中、Cage Warriors時代のようにエンターテイメント性が高い試合でなく、しっかりと勝つ試合を続けているイアン・ギャリーが、中国のソン・ケナンとの一戦も組まれた。

既にオクタゴンで3連勝のギャリー、上と戦う権利を得るためのパフォーマンス&フィニッシュを期待されているといっても過言でない。

復活を賭して、背水の陣のコディ・ガーブラントとトレヴィン・ジョーンズとの対戦。

さらに1ポンド・オーバーだったマナ・マルチネスとキャメロン・サーイマンの一戦など、中村倫也&風間敏臣の対戦相手になるやもしれないバンタム級ファイターの顔合わせも日本のファンにとっては見逃せない。

他プロモーションならタイトル戦もしくはメインカード、UFNならヘッドライナーというカードが連続しているてんこ盛りのPPVイベント、UFCの底力が見える大会だ。

■視聴方法(予定)
3月5日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC285計量結果

<UFC世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
ジョン・ジョーンズ: 248ポンド(112.49キロ)
シリル・ガンヌ: 247.5ポンド(112.26キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(キルギス)
[挑戦者]アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール: 175ポンド(79.37キロ)
シャクハト・ラクモノフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイリン・ターナー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット: 186ポンド(84.37キロ)
ボー・ニコル: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ガーブラント: 136ポンド(61.69キロ)
トレヴィン・ジョーンズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
デレック・ブルンゾン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドリキュス・デュプレッシー: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)
アマンダ・ヒーバス: 126ポンド(57.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス: 186ポンド(84.37キロ)
マフクアンドレ・バリユー: 185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー: 171ポンド(77.56キロ)
ソン・ケナン: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 137ポンド(62.14キロ)
キャメロン・サーイマン: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)
タバサ・ヒッチ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
ファリド・バシャラット: 136ポンド(61.69キロ)
デモン・ブラックシアー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
エステバン・リビヴィクス: 156ポンド(70.76キロ)

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IRIDIUM MMA News o ONE UFC   キャメロン・サーイマン ジェイリン・ターナー ダン・フッカー ブラッド・リデル

3.4『UFC 285: Jones vs. Gane』でジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカー、マナ・マルティネス vs. キャメロン・サーイマン


 UFCが3月4日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 285: Jones vs. Gane』でジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカーのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ターナーは昨年7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でブラッド・リデルに1Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で5連勝中。現在UFCライト級ランキング10位。フッカーは昨年11月の『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』でクラウディオ・プエレスに2R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCライト級ランキング11位。


 同じく『UFC 285: Jones vs. Gane』でマナ・マルティネス vs. キャメロン・サーイマンのバンタム級マッチが行われることをイリジウム・スポーツ・エージェンシーが発表。

 マルティネスは昨年10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』でブランドン・デイビスに判定勝ちして以来の試合。サーイマンは昨年12月の『UFC 282: Blachowicz vs. Ankalaev』でスティーブン・コスローに3R TKO勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC281 クラウジオ・プエレス ダン・フッカー

【UFC281】プエレスのイマナリロールから足関を逃れたフッカーが、前蹴りを決めてTKO勝ち

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
Def.2R4分06秒by TKO
クラウジオ・プエレス(ペルー)

サウスポーのプエレスに対し、フッカーが様子見のローを蹴る。前進に後ろ足の攻撃で準備していることが伺えるフッカーは、右ミドル、ローを見せる。プエレスの左ハイをスウェイでかわし、下への蹴りを続けるフッカーは前蹴り、そして右ローを蹴る。さらに左フックを近距離を放ったロッカーに対し、プエレスがイマナリロールで左足を捕らえる。背中を取ろうとするフッカーが、右足を畳んで防御するがプエレスが背中をマットについて内ヒールをセットしていく。

左足が伸びながら、殴るフッカーはヒザを懸命に抜きに掛かる。ついに足を抜いてトップ取ったフッカーが立ち上がる。試合はスタンドに戻り、2度目のイマナリロールを外したフッカーは、シッティング&スクートのプエレスに付き合わない。フッカーは距離を詰め、スライディングにもうかかることなくラウンド終了を迎えた。

2R、右前蹴りから右ストレートのフッカーは、プエレスの組みを切って圧を掛ける。プエレスはケージを背負って右ハイを受けそうになり、続くテイクダウン狙いを簡単に効かれる。ボディから左フックを決めたフッカーは、余裕をもってパンチを伸ばす。必死にシングルに出たプエレスはギロチンに、背中をついて逃げる。イマナリロールはもう決まらず、シングルは決まらないプエレスは打つ手がない。

シングルをスプロールし、わき腹にエルボーやパンチを入れて立ち上がったフッカーは左フックを一発被弾するが、右前蹴りで腹を効かせる。すぐに座るようになったプエレスに、ブーイングが集中する。と、フッカーの右前蹴りを再度受けたプエレスがしゃがみこみ、レフェリーが試合を止めた。


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『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Israel Adesanya (185) vs. Alex Pereira (184.6) – for middleweight title
・Champ Carla Esparza (114.8) vs. Zhang Weili (114.8) – for women’s strawweight title
・Michael Chandler (155.8) vs. Dustin Poirier (156)
・Frankie Edgar (135.6) vs. Chris Gutierrez (136)
・Dan Hooker (155.8) vs. Claudio Puelles (155.2)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Renato Moicano (155.8) vs. Brad Riddell (155.6)
・Dominick Reyes (205.4) vs. Ryan Spann (206.6)*
・Erin Blanchfield (125) vs. Molly McCann (125.4)
・Andre Petroski (185.8) vs. Wellington Turman (185.2)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 6 p.m. ET)

・Ottman Azaitar (155.6) vs. Matt Frevola (154.8)
・Silvana Gomez Juarez (115.6) vs. Karolina Kowalkiewicz (115.6)
・Seungwoo Choi (145.6) vs. Michael Trizano (147.6)**
・Julio Arce (135.8) vs. Montel Jackson (135.8)
・Nicolae Negumereanu (206) vs. Carlos Ulberg (205.2)

 『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』前日計量結果。メインカード出場選手は全員パス。前座ではドミニク・レイエスと対戦するライアン・スパンが206.6ポンドと0.6ポンドオーバー。チェ・スンウと対戦するマイケル・トリザーノが147.6ポンドと1.6ポンドオーバー。どちらも出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。アレックス・ペレイラがド派手です。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラエル・アデサニャ vs. アレックス・ペレイラはアデサニャ支持9人、ペレイラ支持2人。

・カーラ・エスパルザ vs. ジャン・ウェイリはエスパルザ支持3人、ジャン支持8人。

・ダスティン・ポイエー vs. マイケル・チャンドラーはポイエー支持7人、チャンドラー支持4人。

・フランク・エドガー vs. クリス・グティエレスはエドガー支持4人、グティエレス支持7人。

・ダン・フッカー vs. クラウディオ・プエレスはフッカー支持3人、プエレス支持8人。続きを読む・・・