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【UFC300】ホルムとUFC初陣、ケイラ・ハリソン「70歳になった時、自分の人生を後悔したくなかった」

【写真】柔道時代ともPFL時代とも明らかに違う、バンタム級で戦うケイラ・ハリソン。計量まで3日、声に力があった(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 300「Pereira vs Hill」で、ケイラ・ハリソンがオクタゴンデビューを迎える。
Text by Manabu Takashima

2度五輪を制した柔道家は2017年にMMA転向を果たすと、2019年&2021年のPFL女子ライト級シーズンウィナーとなった。2022年はMMA初黒星の喫し準優勝に、昨年は女子フェザー級が実施されたがケイラは参加しなかった。

そんななか11月にワンマッチで元UFCファイターのアスペン・ラッドを下すと、今年の1月になりダナ・ホワイトからケイラとの契約、UFC300で初戦を戦うことが発表された。UFCに転じた理由、そしてホルム戦とこれからに関して、ケイラ・ハリソンに尋ねた。


――UFC300という歴史に残る舞台で、オクタゴンデビューを果たすケイラです。今、どのような気持ちですか。

「凄く楽しみだし、この機会を得られたことに感謝しているわ。新しい舞台で、新しい階級のファイトを伝説になるようなショーで戦う。大きなリスクを伴っているけど、見返りの大きな試合はワクワクするわ」

──ケイラがUFCと契約したと知った時、凄く驚きました。PFLがBellatorを買収したことで、女子フェザー級のシーズンが楽しみだったので。いつ頃から、UFCで戦うことを考えていたのでしょうか。

「いつ頃からということでいえば、ずっと前からよ。MMAを始めた時からゴールはUFCチャンピオンだった。それでもPFLを離れることは、簡単な決断じゃなかったわ。PFLがスタートした時から、共に歩んできたわけだし。でもUFCこそがMMA界におけるオリンピックなの。

きっと、今回のコントラクトが私のキャリアにとって恐らくは最後の契約になるはず。70歳になった時、自分の人生を後悔したくなかった。『あの時、チャレンジしていれば』って。後々「あの時、なぜトライしなかったの?」と自分を責めたくなかったから、UFCに挑戦することを決めたの」

──素晴らしいですね。本当に素晴らしい。ケイラは既に五輪で2階級を制し、PFLでは100万ドルを2度も手にしている。ダブル・ゴールドにダブル・ミリオンなわけですよ。

「アハハハハ。ダブル・ミリオン(笑)」

──それなのにベストファイターになることを渇望しているのですね。

「そうね、それが私なんだと思う。とにかく好きなことに邁進し続けたい。MMAはただの仕事じゃないから。凄く大変よ。多くを犠牲にして取り組む必要がある。自分で背中を押して、成長する必要がある。それがファイターとして、人としての成長に繋がるわけで。常に自分を次の段階、ニューレベルに引き上げたいの。それこそが、私の人生を完成させるピースになるの。毎朝、目を覚まして──その日をベストバージョンの自分でいたい。誠実さ、尊敬心、献身、規律──全てをひっくるめて、自分を成長させる。そこに安らぎが存在しているから」

──深いです。そんなケイラですが、実はフェザー級に落とすということで減量がハードでインタビューがキャンセルされることもあると思っていました。そもそも柔道時代は78キロで戦っていて、8年後に65キロで戦う……。いや、常識では考えられないだろうと。

「柔道時代は、ピザやクッキーも食べ放題だったわ(笑)。真剣にダイエットにはとりくんでいなくて、食べたいモノを何でも食べていたの。今は違う。栄養士、ダイエットの専門家とチームを創って減量に取り組んでいる。チームだけでなく、UFCもサポートしてくれる。無理なく体重を落とせているから、ボディもメンタルもコンディションは最高で。気持ちもデキているし、いつでも戦えるわ」

──しかし、ピザやクッキーを好きなように食べていたとは。この事実をケイラに敗れた柔道時代のライバルが知ると……。

「アハハハ。まだ若かったのよ。16歳から一人で生活してきて、料理もできなかった。回りには常にダイエットコーク、ピザ、ハンバーガー、フレンチフライがあったから(笑)」

──ところで2017年の秋、MMAデビュー前の日本でインタビューさせていただいた時に「ロンダのことを聞かれなかったのは初めて」とケイラは言っていました。

「そうそう。あのときは誰もが私にロンダのことを尋ねてきて、少しフラストレーションがたまっていて(笑)。でも、あなただけがロンゴと比較するようなことを聞いてこなかったの」

──あの言葉は凄く印象に残っていて。ただし今回、UFCがケイラに用意した相手はホーリー・ホルムです。どうしてもホルム✖ロンダを思い出せるマッチアップではないかと。

「皆がロンダとホーリーの試合を連想するのは、もう仕方のないことだと思う。ロンダ=柔道、ケイラ=柔道というイメージは絶対で。でも私はロンダとは違う種類のファイターで、人間も違う。正反対よ。だから、土曜日の夜は試合結果も違ってくるわ」

──女子MMAもロンダが活躍したころと、今では相当に違っています。払い腰から腕十字が取れると、もうハイライトリールの極みです。

「別モノね。私は柔道でなく、MMAを戦う。ウェルラウンディッド・ファイターで、ビギナーじゃない。17試合を戦ってきたわ。ドミネイトするのが一番だけど、皆が楽しめる試合をしたい。そういう意味ではPFLでは禁じられていたエルボーを使えるのが、凄く楽しみで」

──いやぁケイラにエルボーがあれば、まさに鬼に金棒です。

「たくさんの人を驚らかせることができるはず。絶対に(笑)」

──とはいえホーリー・ホルムはあれだけのストライカーですが、MMAで結果を残せたのはその距離の取り方にあると思います。彼女の印象を教えてください。

「とにかくホーリーのことは凄く尊敬していて。素晴しく高いファイトIQの持ち主で。素晴しいフットワークから、最高の打撃を繰り出すことができる。グラップリングも常に成長している。あんな風に瞬く間に成功すると、その場に踏み止まってしまうアスリートが多い中で、彼女は常に成長してきた。変化を厭わない強い気持ちで、強くなり続けている。そこが一番尊敬できる点ね。

彼女のフットワークは女子バンタム級でも最高。そこに立ち向かうことが、私にとって最大にタフな挑戦になるはず。あのフットワークが、ホーリーの最高の武器であることは間違いないわ」

──対してケイラのアドバンテージは?

「それは……凄くたくさんある(笑)。自分ではそう思っているわ。MMAを始めた時、知識も経験も凄く僅かだった。柔道の力で限界を突破して、勝利を手にすることができていたけど今の私はより強く、より大きく、より速くて経験豊かなファイターになった。この1年でさらに成長できたという感覚もあるから、全ての動きに注目してほしいわ」

──会場の雰囲気はPFLとUFCでは違うかと。あの盛り上がり方はUFC独自なモノで。

「それこそ、凄く楽しみにしているポイントよ。何度もUFCの会場を訪れたけど、あれはもうマジックね。凄くオリンピックや日本での柔道世界選手権に似ているわ。2010年、私が初めて世界選手権で優勝したのは東京だった。あの時も会場(国立代々木競技場)の雰囲気は特別だったわ。あんな空気の中で、最高の自分でいる。毎晩、頭のなかでイメージしているの。自分があの場に立つことを」

──UFCでの第一歩。これからのケイラ・ハリソン、特別な存在の雄姿を追うのが楽しみでならないです。

「ありがとう。そう、私はスペシャル・ファイター。今回の試合は新たな章に向かう、第一歩。私はすぐにUFC世界バンタム級チャンピオンになるから」

──では最後に日本のMMAファンに一言お願いします。

「日本、柔道。柔道は日本の皆のマーシャルアーツで、私の初恋だった。今はMMAを心から愛している。皆、応援ありがとう。UFC300で皆に私の試合を見てもらえることが凄く嬉しいわ。アリガトゴザイマシタ」

■視聴方法(予定)
4月14日(日・日本時間)
午前7時分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前6時30分~U-NEXT

■UFC300対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ポアタン・フェレイラ(ブラジル)
[挑戦者] ジャマール・ヒル(米国)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ(中国)
[挑戦者] イェン・シャオナン(中国)

<BMFタイトルマッチ・ライト級/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
マックス・ホロウェイ(米国)

<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)

<ミドル級/5分3R>
ボー・ニコル(米国)
コディ・ブランデージ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<フェザー級/5分3R>
カルヴィン・ケイター(米国)
アルジャメイン・ステーリング(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ホーリー・ホルム(米国)
ケイラ・ハリソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン(米国)
ジム・ミラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
コディ・ガーブラント(米国)

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45 AB MMA MMAPLANET o ONE RIZIN UFC アンソニー・ドォ ショーン・シェルビー ダナ・ホワイト ユライア・フェイバー 川原波輝

【A1 Combat19】UFCストロー級を──川原波輝が話していたこと。「ONEを馘になったから辿り着けた」

【写真】勝ち名乗りを受ける際に、川原は感極まった表情を浮かべていた (C)A1 COMBAT

3月29日にカリフォルニア州ウィートランドのハードロック・ライブで開催されたUrijah Faber’s A1 Combat19で川原波輝がアンソニー・ドォに判定勝ちを収め、A1 Combatストロー級王座に就いた
Text by Manabu Takashima

1年11カ月振りの実戦で、北米発の男子ストロー級のベルトを巻いた川原は「UFCにストロー級王座を創る」ことを堂々と宣言した。この夢物語と捉えられがちな考えに至ったのは、絶望を経験したから。そしてユライア・フェイバーという心の支えがあったから。

同タイトル戦前にインタビューを申し込むと「試合前に色々と語って記事にしてもらって凄く有難いんですけど、勝たないと何の意味もないんで。僕、勝ってないので……話して記事にしてもらいたくないっていうのが本心なんです」と話した川原は、「結果を残した時だけ記事にしてください」と言葉を続け、その心境を話し始めた。


「ずっとONE世界ストロー級王者になることを目標し、そこをモチベーションにやってきました。そのためにも1月の日本大会出場を目指していて、去年の9月ぐらいに『出られるだろう』という話だったのでお金を集めて、アルファメールで練習を続けていました。

それ以前からビザを取って、米国で生活するために車を買ったのもONEの世界ストロー級チャンピオンになるためでした。でも結局、日本大会には出られなかったばかりか、契約が切れていたことが分かって……。その時は、全てに絶望をしてしまいました。なんで、契約が切れていることを出場の交渉をしてもらう時に言ってくれないのか。どんな扱いやねんって。

でもチャンスを貰って、結果を残せなかったのは事実で。同時に僕もこれ以上、試合がない状況が続くのは避けたかった。だからONEとは更新という話もあったけど、せずにA1 Combatで戦うことを決めたんです。

そもそも僕がONEで戦いたかったのは、ストロー級の世界一の王座があるから。世界で一番になること。それが目標なのは今も変わっていないです。だからRIZINで戦おうとも思っていないです。とにかく、これまでやってきたことを諦めたくない。諦めないといけない瞬間を食らったからこそ、そこを諦めたくない。そんな僕が辿り着いた結論は、UFCにストロー級ができるよう頑張ることだったんです。

ユライアってフェザー級とバンタム級のパイオニアじゃないですか。僕はユライアの率いるチーム・アルファメールの一員で、ユライアに相談をしたら『UFCにストロー級を創ろうぜ』と言ってくれて。で、A1 Combatでストロー級王座が創設された。これは北米で最初の男子ストロー級王座なんです。115ポンドの王座ってないんです。ONEのストロー級だって、実際には水抜き無しを条件にした125ポンドなので。

ここが新たな一歩です。UFCにストロー級を創るのは、僕にしかできないことで。だからこそ、今回の試合は勝たないといけない。僕のパフォーマンス次第です。A1 Combatはダナ・ホワイトも視るやろうし、ユライアはショーン・シェルビーとも話すと言ってくれています。ただ、3年はかかるでしょうね。その3年、全てを格闘技に賭けて生きていきます。この7ケ月間がそうであったように。

僕はONEで負けて、クビになった。だから、ここに辿り着くことができました。そうですね……ONEに対する想いっていうのは、これからの自分次第。自分が結果を残すことで、もっと感謝の気持ちを持てることになるはずです。ONEに限らず、心の底からこれまでサポートしてくれた人に『ありがとうございました』と言えるようになるためにも、頑張るしかない。そして、ここにはユライアがいてくれる。

フライアがパイオニアとしてやってきたことを見てきて、傍にいてくれて話ができる。そして『お前ならできる』と本気で言ってくれた。アルファメールの人間は『本当に凄いアイデアを思い付いたな』って言ってくれるんです。日本だと『無理やろ』っていう空気にしからないUFCストロー級の設立に関して、皆が『やろうぜ』って言ってくれます。今回のA1Combatストロー級王座決定戦が、歴史を創る一歩になります。ストロー級は明るい未来しかない。

でも、そんな言葉を試合前に記事にしてもらっても何もならない。パフォーマンスを魅せ、結果を残すこと。結果を残した時だけ記事にしてください」

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45 MMA MMAPLANET o UFC   アンソニー・ドォ ダナ・ホワイト ボクシング ユライア・フェイバー 川原波輝

【A1 Combat19】川原波輝、際どい勝負をモノにしベルトを巻き──「UFCにストロー級を創る!!」

<A1Cストロー級王座決定戦/5分3R>
川原波輝(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アンソニー・ドォ(米国)

右に回ってジャブを伸ばすドォに対し、川原が右インローを蹴る。引き続きダブルジャブ、頭を振るドォ。川原は左ハイを軽く蹴り、右フックへ。ドォも左ハイを繰り出し、ガードした川原がスイッチ、すぐにオーソに戻る。ドォが右を振るい、川原が右ローを蹴り込む。左右へのステップを踏むようになったドォが右を当てる。ワンツーのドォ、スイッチしてはハイの川原が姿勢を乱す。直ぐに立ち上がって左ハイを蹴った川原は、腹、足、顔と攻撃を散らす。ヘッドムーブからボクシングのドォが右をヒットする。

川原の右オーバーハンドは届かず、ワンツーをスウェイでかわす。蹴り足をキャッチしてケージに詰めたドォがヒザを繰り出す。川原は左に回って離れ、左の伸ばす。サウスポーになった川原が右オーバーハンドから左ミドルを決める。オーソに戻し右カーフを入れた川原は左を被弾、さらに左から右を受けて打ち返すも初回を落とした。

2R、前に出てくるドォに対し、左を当てた川原だが右を直後に打たれる。ここは落とせない川原はスイッチして左ハイ、左から右を当てる。右ストレートの相打ち後に、ドォがワンツーを入れる。互いに蹴りを出し、左をブロックしてワンツーを見せる。さらにヒザを出した川原だが、組みで詰めたドォがヒジを放つ。ミドルハイから右ローの川原がワンツーを空振り。右ハイをブロックして、左ミドルを決める。直後に組んだエルボーのドォだが、川原も右を当てる。これでバランスを崩したドォに対し、川原はパンチから蹴りのコンビを繰り出し、右は伸ばす。残り10秒で再びミドルを決めた川原だが、このラウンドは微妙ながら、勢いで取り返したか。

最終回、左をまず入れた川原はシングルレッグでケージ詰められる。エルボーから離れたドォ、川原の粗い左右のフックは空を切る。直後のステップインにヒザを合わせた川原は、クリンチに持ち込まれる。ヒザを蹴り合うが、川原は時間は使いたくない。離れたドォを追いかけてフックの川原が、鬼神の笑みを浮かべる。しかし、パンチがワイルドになっている川原だったが右を当て、蹴りに繋げる。左を返しドォ、組んでヒザ蹴りに川原は左ボディショットを決める。

さらにワンツーに左をヒットさせた川原は、左ジャブの相打ちからローを蹴られる。残り90秒、ドォが右を当て川原の右をかわす。川原はスイッチして腹を2つ殴られる。そこから右を当てた川原の右ローで、ドォが回る。さらに左ミドルを入れた川原は、タイムアップと同時にドォとハグ、手を握り合って頭を下げた。

1Rはドォ、3Rは川原が手数と圧で回っていたが──果たして──結果は3-0で川原に!! ブーイングも起こるなか、川原はユライア・フェイバーにベルトを渡され涙を見せる。そして──「僕らは歴史を創った。アンソニー・ドォ、ありがとう。このベルトは米国で初めてのストロー級のベルト、UFCにストロー級を創りたい。どうだろう? ダナ・ホワイト。UFCストロー級を創って欲しい、僕らは準備できている。Why Not?」と英語でアピールし、続いて「日本の皆さん、応援ありがとうございました。ここからUFCストロー級設立に向けて動きたいと思います。ありがとうございました」と大阪弁で話した。


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AB o UFC カイル・ネルソン キック クリス・ワイドマン コナー・マシューズ タイラ・サントス ダナ・ホワイト フリオ・アルセ ブルーノ・シウバ ユライア・ホール

UFC on ESPN54:オッズ/予想と展望

エリン・ブランチフィールド 1.52
マノン・フィオロ 2.60
ビセンテ・ルーケ 1.89
ホアキン・バックリー 1.93
クリス・ワイドマン 3.30
ブルーノ・シウバ 1.35
ヌルスルトン・ルジボエフ 1.39
セドリケス・ドゥマス 3.10
ビル・アルジオ 1.44
カイル・ネルソン 2.85
チディ・エンジョクアニ 1.70
リース・マッキー 2.20
ネイト・ランドワー 2.80
ジャマル・エマース 1.46
ビルナ・ジャンジロバ 2.80
ルーピー・ゴディネス 1.46
フリオ・アルセ 1.25
ハーバート・バーンズ 4.10
デニス・ブズカ 1.80
コナー・マシューズ 2.05
イボ・アスラン 1.80
アントン・トゥルカリ 2.05
ビクトリア・ドゥダコバ 2.30
メリッサ・ガ1.65
アンドレ・ペトロスキー 2.70
ジェイコブ・マルクーン 1.49
エンジェル・パチェコ 3.80
ケイラン・ロフラン 1.28

メインで予定されていたウェルター級8位ショーン・ブラディ vs. 11位ビセンテ・ルーケ がブラディの欠場によりノーランカーのバックリーとの対戦に変更となったため、セミに格下げとなり、替わってセミで組まれていた女子フライ級戦がメインに昇格。

2位ブランチフィールドと3位フィオロはともにUFC6戦全勝。どちらかが次期挑戦者になることが確実と思われていたが、両者の直接対決が組まれることに。さすがにこの試合の勝者が次期挑戦者になることは確実ではないかと思われた矢先、王者グラッソと前王者シェフチェンコのTUFコーチ就任が発表されたため、実質次のタイトルマッチがTUF後の両者の3連戦目になることが確定した。ブランチフィールド、フィオロのどちらが勝っても、年内のタイトル挑戦はないと思われる。

地元ニュージャージー出身のブランチフィールドは7歳から始めた柔術、9歳から始めたキックがバックボーンで、12歳の時にすでにプロの選手となることを決めていた。UFCでの6勝のうち、一本勝ちが3回。前戦は、当時絶対王者だったシェフチェンコ相手にスプリット判定まで持ち込んだタイラ・サントス戦で、ひたすらタックルを仕掛け、テイクダウンは奪えなかったもののサントスのスタミナを削ったうえで打撃のヒットで上回っての判定勝ち。

フランスのフィオロは空手・ムエタイがバックボーンのストライカー。半身の体勢からのサイドキック・関節蹴りで距離を取った打撃を武器にしているが、組んでからのテイクダウンも強い。前戦は地元フランスで元ストロー級王者のローズ・ナマユナス相手に打撃で上回っての判定勝ち。

ブランチフィールドは2回目、フィオロは初となるUFCでのメイン登場。5Rマッチになったことで、組みでスタミナを削るブランチフィールドが優勢に試合を進めることになりそう。

ブランチフィールド判定勝ち。

セミ前には元ミドル級王者ワイドマンが登場。21年のユライア・ホール戦で、カーフキックをカットされスネが真っ二つに折れる大怪我を負い、昨年8月に2年4ヶ月のブランクで復帰。元ランカーブラッド・タバレスからカーフキックで攻められ、左足を完全に殺された後、スイッチして前に出した右足もカーフで蹴られて完敗。試合後、ダナ・ホワイトが「頼むから引退してくれ」とコメントするほど、かつての王者の実力が見る影もない内容だった。

今回はほぼ地元でプロデビューから4戦を戦ったアトランティックシティでの試合。ラストマッチにはちょうどいい舞台ではあるが、契約はまだこの試合を含めて2試合残っているとのことで、ワイドマン自身はまだ現役を続ける意向の模様。相手はUFC4勝4敗で、直近5戦では1勝4敗(1勝の相手は前回ワイドマンに勝ったタバレス)。しかしブラジルキック王者で、23勝のうちKO勝ちが20あるストライカー。ワイドマンにとっては厳しい試合になることは避けられないか。

第1試合開始は31日朝8時から。速報します。

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o ダナ・ホワイト

【ボクシング】那須川天心のインスタライブにダナ・ホワイトがコメント

681: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/02/23(金) 20:33:51.85 ID:axHfQCow0
那須川天心のインスタライブにダナホワイト登場!


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45 AB Gladiator Gladiator Challenger Series01 LFA MMA MMAPLANET o Progress YouTube   アン・ジェヨン エド・ソアレス グラント・ボクダノフ ダナ・ホワイト チェ・ドンフン チャンネル パン・ジェヒョク 三上ヘンリー大智 和田教良 大嶋聡承 河名マスト 竹内稔 竹本啓哉 長谷川賢

【Gladiator CS01】計量終了 河名マスト「最後の300グラムが……」。ヘンリーはLFA ソアレスCEOと談笑

【写真】エド・ソアレスCEOを見て、「あのダナ・ホワイトみたいな人は誰ですか?」と、和田。PROGRESS長谷川賢代表の「記事ぐらい読んでくださいよ」という返答に 「チェ・ドンフン以外、目に入っていないので」と目をギラギラさせていた(C)MMAPLANET

15日(木)、明日16日(金)に会場非公開&配信に特化して実施されるGLADIATOR CHALLENGER SERIES01「Bang vs Kawana Ⅱ」の計量が港区の10kolで行われた。
Text by Manabu Takashima

いわゆるアンダーカード無し、MMAとグラップリングが5試合凝縮された新しい試みは全5試合出場10選手全員が計量をクリアした。


ギリギリ度合いが伺える和田教良と9キロの減量を完成させたチェ・ドンフンは、3試合勝利を手にした後に腰に巻かれるベルトを挟んでフェイスオフ。

88キロ級契約で大嶋聡承との組み技マッチに臨むグラント・ボクダノフは、ウェルター級のMMAで戦う時よりも明らかに大きなフレームを維持していた。

その両者、フェイスオフでも笑顔で言葉を交わしていた。

また第3試合のミドル級でアン・ジェヨンと戦う三上ヘンリー大智は、今大会の視察に訪れたLFAエド・ソアレスCEOとポルトガル語で話し「LFAでブラジル大会へ」という魅力的な誘いにも、「今は明日の試合に集中します」と返答。

ソアレスCEOは「これこそ、私が求めるファイター像だ」と感心しきりだった。

Gladiatorの減量といえば、苦戦がいつも伝わってくるのが竹本啓哉だ。

その竹本はコメインでProgressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座を賭けて竹内稔と相対するが、MMAより1階級上の体重リミットにも「設定をそこにして落としてきた」ということで、やはり減量は苦し気であった。

メインでパン・ジェヒョクの持つGLADIATORフェザー級王座に挑む河名マストは、本来は最初に体重を測る予定だったが、全5試合とルールミーティングが終わった頃に会場に姿を現して、パス。

「残り300グラムを落とすのにチョット苦労しました」と苦笑いを見せていた。

■視聴方法(予定)
2月16日(金)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator CS01計量結果

<Gladiatorフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]パン・ジェヒョク:65.75キロ
[挑戦者]河名マスト:65.65キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座決定戦/5分3R>
竹本啓哉:65.8キロ
竹内稔:65.4キロ

<ミドル級/5分3R>
三上ヘンリー大智:84.2キロ
アン・ジェヨン:84.1キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング88キロ契約/5分2R>
グラント・ボクダノフ:84.0キロ
大嶋聡承:86.0キロ

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
和田教良:57.0キロ
チェ・ドンフン:56.6キロ

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o UFC アブドゥル・ラザク エリク・アンダース キック ケルヴィン・ガステラム ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア ダナ・ホワイト マーヴィン・ヴェットーリ

UFC on ESPN+94:メインイベント・ジャック・ハーマンソン vs. ジョー・パイファー

ミドル級5分5R。ハーマンソン11位。

スウェーデン出身・ノルウェイ在住のハーマンソン。元フロントライン・アカデミー所属(現在はヨアキム・ハンセンが主宰するチーム・ヘルボーイ所属)で、かつてはADCC王者ユラノフ・エイネモが所属していたこともあり、ハーマンソンもグラップラー。ギロチンが得意で、ケルヴィン・ガステラムからは外ヒールでタップを奪っている。スタンドでは一発の重さがあるパンチでKO勝ちも多い。ランカーになってからは勝ったり負けたりで、ランキングは10位前後に留まり、タイトル挑戦圏内までは入っていけない存在。ここ最近では、ジャレッド・キャノニア、マーヴィン・ヴェットーリ、ショーン・ストリックランドと、後にタイトルに挑戦した相手に敗戦。前戦は先週メインで敗れたロマン・ドリーゼに、ガードからカーフスライサーを仕掛けられ、うつ伏せで足を極められた状態でのパウンドでKO負け。負傷もあり、昨年は試合をしておらず、1年2ヶ月ぶりの復帰戦となる。UFC10勝6敗の35歳。

パイファーは今回がUFC初メイン。寝ても立っても常にフィニッシュの匂いを感じさせる攻めを見せることで、コンテンダーシリーズで勝った時からダナ・ホワイトからは気に入られている。その期待に応えるように、UFCデビューから3連続フィニッシュ勝利。スタンドの打撃では、一発入れば倒せそうな強打を打ち込み、実際にデビューから2戦は連続KO勝ち。前戦はアブドゥル・ラザクにカーフキックを効かされたが、タックルでテイクダウンを奪い肩固めで一本勝ちした。グラップリングマッチでもエリク・アンダースやジェラルド・マーシャートに勝利しており、組みの強さもある。一方、前戦を見る限り、打撃のディフェンスには穴もありそうで、上位陣相手にどこまでできるかが問われる。UFC3勝0敗の27歳。

オッズはノーランカーのパイファーがフェイバリット。

ジャブを入れたパイファー。カーフから飛び込んでのジャブが顔面を捕らえる。さらにまたカーフ。距離を詰めるパイファー。またカーフ。ジャブがヒット。ハーマンソン後退。また出てきたパイファー。右がかすめてハーマンソンちょっとぐらついた。左ボディ。ハーマンソン関節蹴り。残り30秒。強烈な右を放ったパイファーだがクリーンヒットは避けたハーマンソン。ジャブをヒットさせるパイファー。ホーン。

1Rパイファー。

2R。また詰めるパイファー。ワンツー。際どいところで大きなダメージを逃れたハーマンソン。ジャブから右オーバーハンドを入れるパイファー。ハーマンソンシングルレッグに。しかし脇を差して受け止めたパイファーが離れた。パイファーカーフキック。ハーマンソンが前に出ていくが、先にパイファーの打撃をもらう。パイファーがフェイントを見せると距離を取るハーマンソン。パイファーカーフ。ハーマンソンもカーフを返した。ボディを入れるパイファー。ハーマンソン前に出てパイファーがケージ際まで下がった。しかしハーマンソンカーフを入れると下がる。逆に出たパイファー。ケージを背負うハーマンソンに左ボディ。ワンツー。パイファーのカーフキックに右を合わせたハーマンソン。ホーン。

2Rもパイファー。

3R。詰めてジャブを入れるハーマンソンだが、パイファーもジャブで出ると右ボディ。ワンツー。カーフ。パイファーの右フックがヒット。詰めてきたパイファーにジャブを入れたハーマンソン。ワンツー。ハーマンソンのカーフで足が流れたパイファー。また効かされたか。ハーマンソンのパンチをもらい下がったパイファー。アイポーク?しかしレフェリー問題ないと下がる。パンチが目に入った模様。ハーマンソンが出ていきジャブを入れる。しかし深追いしないハーマンソン。詰めてきたパイファーにテンカオから右。パイファーのジャブでちょっとぐらついたハーマンソン。パイファー詰めるがサークリングで距離を取るハーマンソン。右ボディを入れるパイファー。ハーマンソンはまたカーフ。残りわずかでタックルに入ったパイファー。シングルレッグ。ハーマンソン片足でこらえてパンチを入れると飛び膝もヒット。ホーン。

3Rは手数でハーマンソン。パイファーのパンチにも慣れてきたか。

4R。すぐ出たハーマンソン。カーフ。効いてる。パイファーシングルレッグ。切ったハーマンソン。またカーフ。下がりながらジャブを入れるハーマンソン。ライブオッズはハーマンソンが優勢に。出ていくパイファーだがハーマンソン下がりながらカーフキック。パイファー左フックを打ち込むと組み付いてボディロック。しかし自ら放したパイファー。パンチで出るがハーマンソンのワンツーをもらう。そしてカーフ。パイファーまたタックル。小手に巻いてこらえるハーマンソン。引き剥がした。パイファー下がった。ハーマンソンの右をもらう。ジャブもヒット。大振りの右は空振り。ケージ際から出られないパイファー。タックルに入るが切られた。ホーン。

4Rハーマンソン。ポイントは並んだが、カーフを効かせられたパイファーに逆転する余力はあるか。

5R。右ボディから左フックを入れるパイファー。またカーフを入れるハーマンソン。さらにカーフ。ケージを背負ったパイファー。出られない。右オーバーハンドを入れたパイファーだが単発。ハーマンソンが逆にタックル。テイクダウン!ハーフで固めて押さえ込んだまま肩パンチを入れるハーマンソン。逃げ切り狙い。下で身動きが取れないパイファー。ガードに戻すのが精一杯のパイファー。ハーマンソン、最後の10秒で体を起こしてウイニングパウンドラッシュ。タイムアップ。

三者48-47でハーマンソン勝利。

2Rまでパイファーペースだったが、前回同様カーフを効かされ、パイファーこれも前回同様タックルに入ったが、ハーマンソンはすべて切り続けた。

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MMA o UFC ダナ・ホワイト

UFC on ESPN+94:第7試合・ボラジ・オキ vs. ティモシー・クアンバ

ライト級。両者UFCデビュー戦。

現在唯一のベルギー人UFCファイターのオキは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFC契約。勝利後には、4日後のUFCパリ大会にも出たいと言っていた。実際に2022年の9月に試合をした翌月にも試合をしたことがある。2018年のMMAデビュー戦で判定負け後、8連勝中(5KO・1一本勝ち)。打撃が武器。ジンバブエズールー族の血を引いており、ニックネームはザ・ズールー・ウォーリアー。28歳。

一方クアンバは、8日前にTuff-N-Uffで1RKO勝ちした後、ダミアー・ハゾヴィッチの代役として急遽UFCデビューが決まった。昨年8月にはオキと同日のコンテンダーシリーズに出場。序盤から打撃でハイペースに攻めたが中盤から失速。判定29-28×3でなんとか逃げ切り勝利したが、ダナ・ホワイトからは「まだ早い」と言われ、UFCとの契約は果たせず。今回は直前での代役のため、本来フェザー級のクアンバが階級を上げての出場となる。25歳。

間合いを詰めるオキ。サークリングするクアンバ。右を放ったオキ。ジャブ。クアンバもワンツーを返す。オキのジャブにワンツーを返したクアンバ。右をヒットさせたクアンバ。ジャブを入れるオキ。お互いまだ様子見の打撃が続く。クアンバの連打をかわすオキ。詰めて右をヒット。残り1分。ジャブを突いていくオキ。クアンバのハイをキャッチして倒すtとバックについた。バックからパンチを入れるオキ。ホーン。

1Rオキ。

2R。じりじり詰めるオキ。クアンバはサークリング。ジャブからワンツーを入れたオキにクアンバはもワンツーを返す。ジャブのダブルから右を入れるオキ。さらに出てワンツー。クアンバシングルレッグへ。ケージを背負ってこらえるオキ。しつこくシングルレッグを狙うが、オキがこらえてバックを狙う。ダブルレッグに切り替えたクアンバ。脇をくぐってバックに回った。残り1分。ハーフで押さえ込むクアンバ。肘を落とす。首をギロチンに抱えるクアンバ。オキタックルに入り立ち上がる。クアンバブラウン肘。ホーン。

2Rはクアンバが取り返した。

3R。出ていくオキ。クアンバがワンツーをヒット。さらに右。詰めるオキ。ケージ際をサークリングしたクアンバがワンツーを入れる。出たオキにタックルで組み付いた。四つでクラッチしたがオキがケージに押し込み膝。クアンバ離れた。ジャブから左ボディを入れるオキ。クアンバ手が出ない。オキワンツー。クアンバタックル。切られた。オキがまたジャブで出る。このラウンドは手がほとんど出ていないクアンバ。アッパーを入れたオキ。プレスしてパンチを入れるオキ。クアンバ距離を取る。残りわずかで組んだがタイムアップ。

3Rは攻めなかったクアンバだが、ラウンドを取っているという判断なのか。

29-28×2、28-29のスプリットでオキ勝利。

しかしこの試合も3Rに両者勝負に行かず。

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AB o UFC ギルバート・ウルビナ クリス・カーティス シャオ・ロン ダナ・ホワイト チャールズ・ジョンソン テンバ・ゴリンボ ブレイク・ビルダー マルケル・メデロス ランディ・ブラウン ランドン・キニョネス リー・カイウェン ヴィヴィアニ・アロージョ 原口伸 鶴屋怜

UFC on ESPN+93&Road To UFCシーズン2決勝戦:オッズ/予想と展望

ロマン・ドリーゼ 2.42
ナッソーディン・イマボフ 1.59
ヘナート・モイカ1.54
ドリュー・ドーバー 2.54
ランディ・ブラウン 1.37
ムスリム・サリコフ 3.20
ヴィヴィアニ・アロージョ 3.75
ナタリア・シウバ 1.29
アリアスカフ・キズリエフ 1.68
マフムート・ムラドフ 2.24
ギルバート・ウルビナ 1.49
チャールズ・ラドキ 2.70
モリー・マッキャン 1.39
ディアナ・ベルビタ 3.10
アザト・マクスム 1.44
チャールズ・ジョンソン 2.85
テンバ・ゴリンボ 1.39
ピート・ロドリゲス 3.10
リー・ジョンヨン 1.70
ブレイク・ビルダー 2.20
ルアナ・カロリーナ 2.14
ユリア・ストリアレンコ 1.74
ランドン・キニョネス 2.10
マルケル・メデロス 1.77
トーマス・ピーターセン 1.60
ジャマール・ポーグス 2.40

Road To UFCシーズン2決勝戦

ロン・チュー 2.30
原口伸 1.67
リー・カイウェン 3.05
イー・ジャー 1.42
鶴屋怜 1.17
ジー・ニウシュイエ 5.25

セミに登場するモイカノが「ファイトナイトなんてクソ。誰も見てない。APEXは選手もファンもみんな嫌い」とDisったAPEX大会。プレリムに出場するチャールズ・ジョンソンも、家族が観戦するために1600ドル(現在のレートで23万5千円)以上するチケットを買わなければならないことに不満を漏らしていた。ダナ・ホワイトも、去年の時点で「APEX開催は見直す時期が来たかもしれない」と言っていたが、結局今年も4月まで発表されているファイトナイトイベントの半分以上がAPEX開催。それでも今大会はメインカードにランカー対決が3試合あるのでマシな方だろう。

メインはミドル級ランキング8位のドリーゼ vs. 11位のイマボフ。ジョージア vs. ロシアというAPEXらしい一般層に人気がなさそうなカード。ドリーゼは前戦で王座挑戦経験のあるマービン・ヴェットーリに判定負け、イマボフは昨年1月に後の王者ストリックランドに判定負けと、両者ともにタイトルに絡むにはまだ距離があるもの同士。

ハードパンチャーだが足関も狙うドリーゼに対し、イマボフはダゲスタン出身のボクサー。ストリックランド戦は急遽のカード変更でライトヘビー級での試合となり後半失速したが、前戦のクリス・カーティス戦はパンチで圧倒(結果は2Rのバッティングによりノーコンテスト)。28歳とミドル級ランカーでは若く、将来的に期待できそうなのはイマボフ(ドリーゼは35歳)。オッズも下位ランカーのイマボフがフェイバリット。

イマボフ判定勝ち。

全試合終了後、昨年から延期となったRoad To UFCシーズン2の決勝戦3試合が行われる(バンタム級勝戦はシャオ・ロンの負傷により延期)。

3試合は日本 vs. 中国が2試合、中国人対決が1試合。原口・鶴屋の日本勢はいずれもフェイバリット。特に鶴屋はこの日一番のフェイバリット。前回は膝の負傷もありキャリア初の判定となったが、最後まで失速することなくフルタイム戦えたという収穫もあった。ニウシュイエは打撃は強いが組みでは鶴屋とだいぶ差がある。UFC契約後のことを考えても、フィニッシュしての勝利がほしい。

原口は準決勝は相手の体重オーバーで急遽ワンマッチ出場選手との対戦に変更。テイクダウンからのコントロールで勝ちに徹し、内容は盛り上がったとは言えなかったが判定勝ち。決勝の相手は一度UFCと契約し1勝2敗の戦績を残したロン・チュー。バンタム級ランカー・ソン・ヤドンのスパーリングパートナーで、原口より2歳若い23歳ながら、これが30戦目。飛び込みの速さと強いパンチを持つ。UFCでは通用しなかったが、今回のRoad To UFCでは中国勢の成長が著しかったので、原口も楽な試合にはならないかもしれない。

第1試合は6時開始、メインカードが9時開始で、終了後午後1時半よりRoad To UFC勝戦が中継される。

速報します。

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AB o ONE RIZIN UFC   ダナ・ホワイト 堀口恭司 朝倉海 榊原信行 海外

榊原CEOがライト級戦線、GPの開催、外国人選手出場についてコメント

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