【写真】勝利したイ・ジョンヒョンと、3月にタイトルマッチで戦うコ・ドンヒョク(C)MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
Def.3-0
ピョン・イェジュン(韓国)
イ・ジョンヒョンが高くガードを構えて距離を詰める。ピョン・イェジュンはワンツーから左ミドルへ。さらにパンチから右ハイに繋げる。サウスポーにスイッチしたピョン・イェジュンの左ミドルをキャッチするイ・ジョンヒョン。ここはテイクダウンできずも、1分過ぎにピョン・イェジュンの左ミドルを受けながら組みつき、ケージ際までドライブした。ボディロックで倒すイ・ジョンヒョン。ピョン・イェジュンは立ち上がり、ダブルオーバーフックでイの投げを潰した。
立ち上がる両者、オーソドックスに戻したピョン・イェジュンが右ハイからワンツーを伸ばす。さらにピョン・イェジュンの右がイ・ジョンヒョンの顔面をかすめる。打ち合いからイ・ジョンヒョンが首相撲へ。ケージに押し込み、ボディロックからの足技で崩す、一度離れて、再びボディロックで組んだイ・ジョンヒョンが倒されるも、スクランブルで上を取る。起き上がるピョン・イェジュンのバックマウントを狙ったが、スタンドに戻された。打ち合いから離れた両者は、ケージ際の差し合いで初回を終えた。
2R、ピョン・イェジュンがワンツーを打ち込む。イ・ジョンヒョンはピョン・イェジュンの右ハイをキャッチしてテイクダウンするも、スクランブルからバックを奪われる。立ち上がったイはピョン・イェジュンをケージに押し込んだ。左オーバーフックでピョン・イェジュンが体勢を入れ替えると、レフェリーがブレイクをかけた。ブレイクが速い。ケージ中央で打撃を出し合うなか、イ・ジョンヒョンの顔面をピョン・イェジュンのパンチが捉えた。
イ・ジョンヒョンはピョン・イェジュンの右ミドルをキャッチしきれない。細かいパンチの交錯から、イがプレスをかけるとピョン・イェジュンが左右に回る。イは組みつくもコントロールまでには至らない。確実なクリーンヒットがない両者—-イ・ジョンヒョンのパンチもヒットするが、ピョン・イェジュンがスリッピングアウェーで威力を殺している。残り30秒でイ・ジョンヒョンがピョン・イェジュンをケージに押し込むも、ブレイクが掛かった。
最終回、両者の手数が増えたものの、ともに致命的な攻撃を与えることはできていない。イ・ジョンヒョンの右ジャブに、サウスポーにスイッチしたピョン・イェジュンが左を被せた。ピョン・イェジュンの右ヒジは届かず。組んだイが首相撲からヒザを突き上げる。体勢を入れ替えたピョン・イェジュンがシングルレッグへ。イ・ジョンヒョンはスプロールしてピョン・イェジュンの首を抱えながらマウント→バックマウントを奪取する。
ピョン・イェジュンの体を伸ばしたイだが、なかなかRNCを極め切ることができず。マウントに移行し、右パウンドを連打する。ピョン・イェジュンも下から左の鉄槌を打ち返す。イ・ジョンヒョンがバックをキープするも、ピョン・イェジュンがスクランブルから立ち上がった。イ・ジョンヒョンをケージに押し込みテイクダウンを狙うも、差し合いで動きが止まると、レフェリーがブレイクをかける。最後はケージ中央で打ち合い、イ・ジョンヒョンがダブルレッグで尻もちを着かせる。ピョン・イェジュンはすぐに立ち上がり、試合終了のゴングを聞いた。
ユナニマス判定勝ちを収めたイ・ジョンヒョンは、3月16日にコ・ドンヒョクとフライ級王座決定戦を行うことに。試合後のケージでコ・ドンヒョクとフェイスオフとなった。