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【CJJW2021】クレイグ✖セラーニに続き、ラシャド・エヴァンス出場。コンバット柔術ミドル級王者と対戦

【写真】ラシャドのコンディションはどうなのか懸念されるが、コンバット柔術が攻めまくっている (C)MMAPLANET & EBI

12月19日(日・現地時間)にメキシコはキンタナ・ロー州カンクンにあるプラサ・デ・トロス・カンクンで開催されるCJJW2021 Feather weightにラシャド・エヴァンスが出場することが明らかになっている。

エディ・ブラボー主催のCJJW、既にスーパーファイトでドナルド・セラーニ✖クレイグ・ジョーンズというとんでもないマッチアップが決まっていたが、MMA界のレジェンドが掌底有りの柔術マッチに挑むことになった。


TUFシーズン2ウィナーから元UFC世界ライトヘビー級王者に登り詰め、MMAを米国の主流スポーツに押し上げたレジェンドは業界への寄与が認められ、2019年にUFCの殿堂入りを果たしている。

そんなラシャドが、最後のUFC出場となった2018年7月以来の実戦に挑む。NCAA D-1レスラーでホーレス・グレイシーの黒帯でもあるラシャドだが、コンバット柔術ルールで勝つ手立ては、テイクダウンもしくは引き込んだ相手への掌底攻撃であることは確かだ。

そんなラシャドと対戦するのは、10thPlanetアトランタ所属のライアン・エイキンだ。エディ・ブラボー門下、茶帯のエイキンは10月に開催されたCJJW2021 Middle weightで優勝、185ポンドのワールドチャンピオンに輝いている。

3日後のADCC北米トライアルではポイントで敗れており、ノーポイント&サブオンリーに長じていることは明白だ。CJJWでは初戦でニック・グリーンを外ヒール& RNグリップで下し、それ以外の3試合は全てオーバータイムで勝ち上がった。

特に準決勝では10thPlanetの実働部隊といっても過言でないFreaks(10thPlanetサンディエゴ)のカイル・チェンバースをエスケープタイムで下しており、エイキンは名実ともに10thPlanet最強のミドル級グラップラーということができる。

ラシャドが勝つために掌底を落とすには、エイキンの庭に飛び込んで殴る必要がある。もちろん、エイトキンとしてはサブミットするチャンスだが、ラシャドの掌底がそこを如何に切り崩すか。エイキンの秒殺、ラシャドのTKO勝ち、いずれも有り得るスーパーファイトだ。

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