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「家に隔離され試合の状況に対する人々の反応を読むと、全世界が隔離されるべきだということが分かったし、全ての国の政府や世界中の有名人は全ての安全要件に従うよう人々に要請している。俺だけが人類を救うための病気の蔓延、これら全ての義務から解放されて、試合をする自由を訴え、世界中を飛び回り練習をしないとダメか? 俺は全てを理解してるし、他のみんな以上に試合がキャンセルされることにムカついている。この試合の後に多くのプランを立てていたが、全てをコントロールできない。続きを読む・・・
俺たちの時代の最大の国と最大の企業は、刻一刻と変わる状況に衝撃を受けている。
それでも俺はまだ戦わなければならないというのか? 自分のことを大事にして欲しいし、立場を置き換えて考えてみてくれ」
【写真】青木とは「6、7年前にDEEP道場で練習したことがあります。その時はコテンパンにされましたけど、今は違うので気にしていないです」という世羅(C)MMAPLANET
12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるRoad to ONE02で、青木真也とグラップリングマッチに挑む世羅智茂インタビュー後編。
世羅は一見して分かるほど、典型的な柔術プレイヤーとは違った試合をしている。そんな彼の柔術スタイルの根源を知るために、柔術を始めた理由を探った。そして青木と戦いに向け、動きと極めについて語ってもらった。
<世羅智茂インタビューPart.01はコチラから>
──この機会だから、自分を出し切りたいと?
「それもあります。この機会を逃したら、青木選手と戦うことは多分ないと思うので。青木さんのキャリアもそれほど長くないと思っていますし、グラップリングなんてほぼやる機会がないはずですで、悔いなく戦いたいです」
──青木選手がMMAで現役の間にグラップリングを戦うというのは貴重かと思います。
「MMAを戦っている間と、そうでなくなったときのグラップリングに対する想いに違いがあるかどうかは青木さん次第ですが、コロナ騒動で興行自体がなくなっているなかで実現すれば注目される試合になります。それは青木さんの試合だからで。色々な意味で注目度が高くなります。
この試合結果によって、僕のキャリアが大きく変わるかもしれないですが……これから先のことは分からないので、やるだけです。青木さんだからというのではなく、1人の対戦相手として思い切りいくだけです」
──世羅選手の柔術は、道着を着ていてもノーギ・グラップリングのようによく動くスタイルだと感じているのですが。
「う~ん、たまに言われます。僕の柔術とか余り考えたことはないのですが、柔術とグラップリングに関しては道着が使えるのかどうか、足関節があるのかないのか。その違いで、深く考えていないです」
──目指す柔術はしっかり固めてドミネイトするのではなく、動きのなかで極めていくような柔術でしょうか。
「どういう柔術を目指すとか、そこも考えてやっていないので……。流行っている技をやったり、自分がやってこなかった練習にトライしたりはしていますが、何かを目指すわけではなくその時々でやりたい練習をして、試合に出ているだけです。動き回る柔術? う~ん、他の人から見れば動き回る柔術なのかもしれないですけど、僕自身は意識はしていないです」
──ところで世羅選手が柔術を始めたきっかけは?
「柔道をやっていて、柔道の寝技が好きだったんです。腕十字とかも使っていて。でも柔道では寝技をやらない人は一切やらないですし、教える人もそんなに知識がなくて。で、我流でやっていたら面白くなっていったんです。
柔術のことはHERO’Sの須藤元気さんの試合で知りました。柔術という言葉はどこかで出ていたのですが、それで柔術を知っていつかやってみたいと。で、実際に大学生になった時は京都で始めました」
──HERO’Sを見てということはMMAに興味は?
「MMAもやっていました。京都にいた時にアマチュア・パンクラスとか出て。あんまり勝てなかったですけど……」
──そこから柔術にハマっていったのですね。
「ハイ。京都では1年ぐらいMMAをやっていましたけど、じょじょに柔術にシフトしてMMAはやらなくなりました」
──そのルーツが関係しているのかどうか、世羅選手も意識されていないということですが、トーナメントには不向きなアグレッシブで体力を消耗することもあるなという風に試合を見て思うこともありました。
「あぁ、そうかもしれないですね。そういう部分で今回の青木さんとの試合は10分なので、10分で出し切ろうと思います。ただ動き続けることは目的ではなくて、あくまでも極めることを目指して戦います」
──青木選手をファンとして見ていたことは?
「見ていましたね。高校3年生の時にDREAMで知って、それからずっと見ていました。MMAもグラップリングも試合は全て見ています。
青木さんのDVDも買って極めとか参考にさせてもらっていました。跳びつき十字とか、ダースチョークを覚えたのは青木さんのやり方でした。青木さんは自分のスタイルを変えられるところが凄いと思います。
青木さんのキャリアを順追って見ていたら、本当にスタイルが変わっています。最初は柔道の人みたいだったのか、跳び関、立ち関節とかやり、PRIDEの時は下からで。DREAMの途中からテイクダウン&バックの北米スタイルに寄っているのにムエタイの蹴りとか凄くいれてきて。同じやり方でなく、変化できる強さを持っていると思います」
──2017年に青木選手の「MMAが一番。柔術はMMAができない者がやるモノ」という発言が、柔術界で物議をかもしました。その選手と戦うということは意識しますか。
「いえ、戦うのは偶然ですし。なんか『そういうことを言っていたな』というぐらいです。あの時も『炎上しているな』程度で、気にしていなかったので。あの発言で怒る人がいるのは分かりますし、昔のことを掘り返すとSNSとか盛り上がるかもしれないけど、誰か勝手にやってくれって(笑)」
──では最後に。グラップラーとして、世羅智茂が青木真也より優っている点はどこでしょうか。
「う~ん、くるくる回るところですかね(笑)」
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