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【RIZIN】RENA、浅倉カンナら女子選手が鍛え上げた肉体美披露 ハプニングも発生!? 『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』公開計量

あす29日に開催される格闘技『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』(国立代々木競技場第一体育館)の前日公開計量が行われた。

◆『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』対戦カード
牛久絢太郎 VS 朝倉未来
斎藤裕 VS 平本蓮
倉本一真 VS 太田忍
武田光司 VS ルイス・グスタボ
浅倉カンナ VS V.V Mei
RENA VS クレア・ロペス
スダリオ剛 VS ロッキー・マルティネス
金原正徳 VS 山本空良
雑賀“ヤン坊”達也 VS アリ・アブドゥルカリコフ

◆『FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI 』ABEMA PPVで全試合完全生中継!
4/29 (土) ごご2時30分〜配信開始 / ごご4時〜試合開始
PPV購入・詳細はこちらから▶https://abe.ma/41gTfNK

#RENA #浅倉カンナ #RIZIN #RIZINLANDMARK5

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【RIZIN LANDMARK05】V.V Mei戦へ、浅倉カンナ─02─「この試合だけは絶対に勝つ」

【写真】何があっても練習だけをしてきた。逆に試合がない状態での練習により、技量が上がっているという見方は十分にできる(C)MMAPLANET

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、V.V Meiと対戦する浅倉カンナ・インタビュー後編。

突き抜けられない現状との戦いに、自信を失う場面もあった浅倉だが、ヴァレンチーナ・シェフチェンコとの出会いと、V.V Meiという対戦相手を得たことで──再び戦いの場に戻る。

これがキャリアの剣が峰、乗り越えることで大きなステップとなる一戦へ、その覚悟と不安と自信の程とは。

<浅倉カンナ・インタビューPart.01はコチラから>


──それはかけがえのない経験となりましたね。

「プレイベートはジムのパーティで一緒したぐらいなんですけど、練習中の行い、雰囲気から本当に人として尊敬できて。全く偉ぶったことがないし」

──カンナ選手に関しては、RIZINで活躍をしてきたのですが、海外に行きたいという気持ちがないのかと疑問に感じていました。世界を目指す人がジムに多いですし。ヴァレンチーナと触れ合って、海外で戦うということを再考するきっかけにはならなかったですか。

「う~ん、本当の本当、正直に言って良いですか」

──もちろんです。

「こんなに強い人が世の中にいるのかって思いました。世界って広くて、厳しいと。練習を見てもらったので分かると思いますが、本当に何もできずぶっ飛ばされていたじゃないですか(苦笑)」

──まぁ2階級違いますし。

「それはそうなのですが……気持ち良いぐらい吹っ飛ばされたので、世界の厳しさを感じて……。目指そうっていうよりも、『こんなに強い人がいっぱいいるんだ』という感覚になって。同じ場所に行きたいという想いにはならなかったです。本当に今、自分は自信がなくて。試合までに自信をつけないといけないんです」

──RIZINにもパク・シウ、伊澤星花という選手がいます。強いです。

「強いですね。ただMei選手と試合をするということは、そこまでいくという覚悟をして決めたことなので。後のことは分からないですけど、この試合だけは絶対に勝つ。この試合の結果で、自分の今後が変わる気がします。周りもそうなんですけど、自分の気持ちがそうなると思います。

また『無理なのか』って思うことになるのと、勝って上を目指すことができるのでは大分違ってくると思うので。それぐらいの覚悟をして、臨みたいです」

──対戦相手としてMei選手のことを、どのように捉えていますか。

「Meiさんは打撃も寝技もできるし、経験が凄い。国内のトップファイターで、海外でもタイトル戦まで行った。なので簡単な相手ではないです」

──とはいえ2度に渡るアンジェラ・リー戦の頃と、ONEの終盤ではパフォーマンスは違う……下がったという印象は拭えないです。

「そうですかねぇ……MeiさんがMMAを余り戦えていないのが、関係しているのか。ただ、自分はアンジェラ・リー戦の印象が強いです。絶対に諦めないし、『Meiさん、凄い』って思っていました。自分より前に女子格闘技を盛り上げてくれていた選手と戦うことが、凄く嬉しいです。

もちろん、若くて力をつけてきた選手との戦いも自分にとって良い経験になるのですが、嬉しさでいうとMeiさんと戦える方が大きいです。実際、練習もしたことがあるし、やっぱりそういう過去とも関係してきます。戦わせてもらえるなら上の世代の選手とも戦っていきたいです」

──今日は対戦相手のMei選手と顔を合わせて、いかがでしたか。

「ちょっと気まずかったです(笑)。試合が決まってからは、当然練習をすることもないですし、連絡とかも取り合わないですけど。Meiさんを目の当たりにすると気まずさもありつつ、やっぱり気合いも入ります。もうやるしかないので、自分は会見があるとよりスイッチが入ります」

──自分のなかで、ここは譲りたくないという部分はありますか。

「試合が決まっていない時の練習って楽しいです。自由に色々と試すことができて。そういう期間が長かったので、何かその自分をケージのなかで出すことができれば、結構良い動きができるという気持ちでいます。そういう部分には自信があって──どうなんですかね、一本取れると思っています」

──これだけ自信がないと連呼して、結果的に自信はあると(笑)。カンナ選手、食えないですね(笑)。ところで今回は世代が上のトップ選手と戦いますが、今、DEEP JEWELSを見ていると過去2年ぐらいでデビューした選手が、キャリア10戦以上の選手を越えていく勢いを見せています。この現状はどのように見ていますか。

「刺激になります。凄く勢いがあります。そこに怖いモノしらずっていう部分もあるので。まだ何か怖くなる壁に当たっていない。だから本当に勢いがあります。万智ちゃんが柏に練習に来てくれていて、めちゃくちゃ強いです。万智ちゃんとスパーリングをしていると、負けたくないっていう想いになりますし、そこが良い刺激になっていますね。

何か昔の自分を思い出します。『こういう時、自分も凄く楽しかったな』って(笑)。そういう感覚で見つつも、自分はもうその場所にいない。違うところで、前に進んでいくしかないので」

──リングでなくケージです。ケージの方がカンナ選手は自分に粘りがあるし、相手の嫌なことも数多く仕掛けることができるように感じます。

「ハイ(笑)。あると思います。自分の中ではリングもケージも変わらないと思っているのですが、ケージで戦うとやりやすさは感じます。ケージ際の攻防は、リングと全然違うのでそこは強味になってきます」

──では、最後にファンにどのような自分を見て欲しいですか。

「負けて……この葛藤って人には伝わらない部分があると思います。悩みではないのですが、この感情が皆に伝わっていないだろうし、いい加減ファンの人たちには呆れられていると思っています。なので、ケージでしっかりと良い勝ち方をして──自分のなかで、今いる状況、立ち位置を全て変えていきたい。ケージの中で暴れている自分の試合を楽しんでほしいです」

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【RIZIN LANDMARK05】V.V Mei戦、覚悟を持った再出発。浅倉カンナ─01─「もうやるしかないんだから」

【写真】ここは上を目指す選手が、必ず通る道(C)MMAPLANET

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、V.V Meiと対戦する浅倉カンナ。

昨年7月にパク・シウに敗れスーパーアトム級GP初戦敗退に終わった浅倉は3月3日に行われた会見で、この敗北を受けて自身のキャリアに対してネガティブになっていたという発言をした。

2014年のデビューから早くも8年の月日が過ぎ、RIZINで戦うようになってから6年半が経過した。積み重ねた試合数は26試合、そして感じるトップとの差。キャリア最長の試合間隔を経て、再び覚悟を持って戦う相手は日本の女子MMAを引っ張ってきたV.V Meiだ。最後に輝く舞台として、ONEからRIZINに戦場を移してきた先人との対戦、自らのキャリアの再構築に関して浅倉カンナは何を話したのか。そして世界最強女子MMAファイターの邂逅が彼女に何をもたらしたのか。


──会見で話していた「ネガティブになっていた」という部分、もう少し詳しく話してもらえますか(※取材は3月3日に行われた)。

「トーナメントのベルトは獲りましたけど、階級のベルトは獲れていなくて。RIZINに出させてもらってそこをずっと目指していたんですけど、あの1回戦で負けるということは相当に遠いし、もう無理。目指せないかなって負けた直後は思っていました。でも、少し休んでジムに練習に行くと、先輩や後輩が毎週のように試合があって。皆の姿を見ていると、格闘家としてもうちょい挑戦しようかなっていう想いになってきて。それから、大分時間は空いてしまったのですが、このオファーを貰って『もう1回やるかぁ』という感じですね」

──この先が見えていなくても、道場には足が向かうのですね。

「ハイ。毎日のように練習には行っていました。なんですかね……強くなろうとかっていう気持ちも負けた直後にはなくなっていました。でも、ジムで練習することは楽しいです。皆、頑張っているし」

──パラエストラ柏、今やカンナ選手より若い選手が増えていないですか。

「めちゃくちゃ増えました。後輩ばっかりで。自分が入った時とは、雰囲気が違いますね。『ここで生き残ると強くなっている』という空気がジムの中に凄くあって。結構、皆頑張って続いているんですよ。

自分の後の世代ってなかなかプロに行き着く人がいなかったのが、今の子たちは負けてもアマチュアの試合に出続けて、プロになっています。もちろん全員じゃないですけど、そこまで頑張る子が増えています。だからジムの雰囲気も凄く良いと思います」

──だからこそ、常に勝利だけでなく、敗北も周囲にあるということですね。

「(鶴屋)怜君は突っ走っていますけどね(笑)。頑張っていても、大切な試合で負ける選手もいます。それでも、辞めないで頑張っている。そこに関しては下の子たちよりも、上の先輩たちを見てそう思いました。やっぱり扇久保(博正)さん、岡田(遼)さん──」

──いやっ、岡田選手は違うはずです(笑)。ジムの選手の取材があると知れば練習に駆けつけて、第二の人生のために練習をしています。そこには扇久保選手のような純粋さはない(笑)。

「アハハハハハ。岡田さんのこと、めっちゃ否定しますよね(笑)」

──年を重ねると、笑顔の裏にある本当の顔が見えてくるんです(笑)。

「自分にとっては偉大な先輩なんで(笑)。ホントに(内藤)頌貴さんもそうだし、黒澤(亮平)君もそう。私はRIZINに昔から出させてもらって目立っては来ましたが、格闘家としては皆が大先輩なんです。そういう人たちをずっと見ていると、自分の経験なんて全然まだ足りていないっていう気になります。先輩と比べるわけじゃないけど、やっぱり想うことが多かったです」

──また強くなろうと思えるようになったのは?

「正直、オファーを貰っても『試合するのかな?』という感じで、『よし、やろう』とはならなかったです。『うわぁ、オファーが来たぁ。どうしようかな、Meiさんかぁ……強いなぁ』っていう感じで。同時に練習をしていても、『ちんたらやっていてもしょうがないな』という気持ちもあったので、3カ月あれば準備もデキると思って戦うことを決めました。

ただケージに上がる時よりも、この3カ月という期間が怖かったです。また、あれだけの練習をして、自信を持って戦うことができるのかなって。実は返事をするまで、3日ぐらい悩みました。

Meiさんは他の団体で戦ってきた人だから、『ここで負けたら、どうしよう』とも考えましたし。勝って嬉しいという気持ちよりも、負けたらどうしようっていう怖さが勝ってしまって。そういう風な情けない自分も嫌で……」

──そのような時は、誰かに相談に乗ってもらったりするのですか。

「いえ。自分は相談とかは余りしないです。戦うのは結局、自分なんで。よし、やるかって。また一から並び直すことになったけど、上を目指そうという覚悟ができて試合を受けました」

──カンナ選手の奥底にあったものは、続ける。戦うということだったと思います。あとはスイッチがいつ入るか。辞める人は、悩むことなくもう辞めています。そういうなかで人に相談するのは、自分の考えに納得するための理由が欲しいから。答はもう出ているんですよね。

「あぁ、確かに。絶対にやりたくないという感覚ではなくて、本当に負けるのが怖かった。試合まで自分を追い込んで、自信を持って立てるのかということだったので。だからやると決めれば、もうやるしかないんだからって気持ちはスパッと切り替わりました」

──そのなかで2月にヴァレンチーナ・シェフチェンコが3週間、パラエストラ柏に滞在したことは刺激になりましたか。

「そこはメチャクチャでかくて。巡り合わせじゃないですけど、このタイミングでヴァレンチーナが練習に来てくれて、あの練習をさせてもらった。気持ちが変わらないわけがないですよね。この時期に来てくれたことが、本当に有難くて感謝しています。同じ空間で一緒にいて、直接手を合わせていない時でも、目で追うことだけでも勉強になりました。

自分、英語が全く話せないので会話ができたわけじゃないんですけど、練習に対する姿勢、トレーニングメニューとかからでも勉強になることだらけでした。向き合って肌で感じられたことは、メチャクチャデカかったです。まるで敵わなかったけど、自信になりました」

──やられて自信というのは?

「彼女があそこまで強くなれたのは、練習をしてきたから。練習をすれば強くなれると本当に思えるようになりました。コーチも柏の選手の名前を覚えて、適切なアドバイスをくれるんです。スパーリングを一緒になってやっていても、その顔合わせによってやることが違うんですよね。ヴァレンチーナだけでなく、皆のためになる練習をしてくれました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【Pancrase333】エジナ戦へ、藤野恵実─02─「UFCに繋がる道はないから今、目の前のことをクリアする」

【写真】藤野を支えるハードワーク(C)MMAPLANET

30日(日)、立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で、エジナ・トラキナスと対戦する藤野恵実のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

驚異の肉体と回復力が明らかになった藤野から「UFC」の3文字が聞かれた。困難だからといって、諦めていては意味がない。男前すぎる藤野の夢は、まだまだ続く。きっと60歳を過ぎても──。

<藤野恵実インタビューPart.01はコチラから>


――今はジムでの練習に久遠(渡辺久江)選手が参加しているそうですね。

「そうなんです。あとは吉田実代ちゃん(MMA、シュートボクシング、キックボクシングを経てプロボクシングではWBO世界女子スーパーフライ級王座を獲得)を通じて、ボクシングのトップ選手と練習させてもらうこともあったり。魅津希ちゃんも日本に帰国してから練習に来てくれて。あとは村田夏南子ちゃんも練習を見に来てくれました。魅津希ちゃんと万智ちゃんが平均年齢を下げてくれているけど、それでも年齢層は高めです(笑)」

――魅津希選手とは過去、3度対戦しています。

「メイや富松(恵美)さんとも試合しているし、黒部(三奈)さんとSARAMIちゃんも3度対戦しているじゃないですか。昔は対戦する選手と一緒に練習するって、あまり考えられませんでしたね。でも自分で考えて練習するようになってから、その練習相手を探すようになって。同じ相手と2回、3回と試合していたら気にしなくなりました。もしまた試合することになったら、その時はその時っていう感じで」

――日本の女子MMAは、まず2010年に藤井惠さんがベラトールに参戦し、赤野仁美さんと端貴代選手がストライクフォースに出場した頃に海外が視野に入ってきました。そして藤野選手がWSOFやROAD FCに出場するようになり、V.V Mei選手もPXCとONE、そして浜崎朱加選手がインヴィクタFCで戦い始めた頃に大きく変化したと思います。

「そうですね。対世界となってきた時に、私たちの練習も変わりました。でも日本人選手の状況は変わっていないと思います。海外で結果を残すことができていないですから。藤井さんと浜ちゃんが海外で勝ったのは、もともと持っていた力であって。私がROAD FCで勝ったのも結局はアジアという感じで……北米で勝っている選手がいない。Road to UFCも32歳までっていう年齢制限があるらしくて、私も10歳サバ読んで出られないかなぁとは思ったりしたんですけど」

――えっ!? Road to UFC出場を考えていたのですか。以前のインタビューでは「もうUFCは難しい」と仰っていたので、すでにUFCは視野に入っていないのかと思っていました。

「難しいですよ。それは当然です。何もせずにUFCへ行けると思ってはいません。でも、難しいから行かなくていいということはないんです。UFCへ行けるなら行きたい。ただ、今はUFCの女子もフライ級が盛り上がっていて、ストロー級で契約するのは本当に難しいと思います。今はずっと――何かUFCへ行けるチャンスがないかなぁと考えているところです」

――……。

「難しいからMMAを辞めるのかって、そういうことじゃない。続けないとチャンスは得られなくて、先も見えない。UFCに繋がる道はない、だから今、目の前にあることをクリアしていく。もちろんパンクラスのベルトは獲り返したいし、その先に海外で戦いたい気持ちは持ち続けていますよ」

――UFCと契約するには、年齢や戦績の問題もあるでしょう。しかし今でも頂点を目指して戦い続けている。それがファイターの在るべき姿だと思います。一方、UFCと契約できるならフライ級でも――ということはありませんか。

「日本人選手が相手ならフライ級で試合をすることはあっても、海外のフライ級で戦うのは無理ですね。たとえばストロー級での契約が約束されたスクランブル発進なら、フライ級で試合をすることもあるかもしれないですけど。別に記念受験でUFCに出たいわけじゃなくて、目的はUFCで勝つことなので。そこはストロー級にこだわりたいです」

――なるほど。UFCを目指すうえで、今回のようにパンクラスの試合でも外国人選手と対戦していきたいですか。

「そこは特に希望はないですね。もちろん弱い相手より強いほうが良いです。それより今は試合を組んでくれることがありがたいし、私のほうが対戦相手を選ぶようなことはしたくないです」

――この短期間に2回も試合延期があるというレアなケースに対しても、何も動じていなさそうですね。

「1回目(昨年9月にソン・ヘユン戦が延期)は試合の1週間前だったので、さすがに気持ちは落ちました。3月にエジナ戦の延期はそれほどでもなかったです。家に着いたら津田から『お知らせがあります!』と言われて、そのままビールを飲んでいましたね(笑)」

――ではまずエジナとの再戦となったことについては、どのように考えていますか。

「前回は終わり方が微妙な感じでしたけど、あれからエジナ選手も成長していると思います。この3年半で、彼女も強い相手を試合し続けていますから。お互い強くなった状態で試合ができれば良いですね」

――藤野選手は驚異的な肉体の回復力を持つと同時に、顔面で相手の拳を負傷させてしまう強さを見せたのが前回の試合でした。

「違いますって(苦笑)。あれは絶対にケージ絡みで負傷したのだと思いますよ。とはいえ、私も渡辺戦で拳を壊しているから、何とも言えないです。そこから耐えて最後まで試合をするかどうかの違いはあっても」

――その状態で最後まで試合を続けられることが、藤野選手が藤野選手たる所以ではないですか。

「やっぱり最後は気持ちって言いますからね……。ともかく渡辺戦では打撃のレベルアップを見せることができて。拳を折ったから後半は出せなかったんですけど、1Rはずっと課題だった右を出すことができて――ここまで来るのに20年かかりました。アハハハ。今でも出来ることが少しずつ増えてきているので、次の試合ではそれをお見せしたいです」

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE、U-NEXT

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【RIZIN】斎藤裕、朝倉未来と合同練習の噂に言及!?「3回目やるかもしれないんで…」 SNSでの疑惑を完全否定 『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』公開練習

29日に開催される格闘技『FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』(国立代々木競技場第一体育館)に出場する斎藤裕(35)が20日、東京・小岩の自身が所属するジム「パラエストラ」で公開練習を実施。平本蓮(24)との対戦に向けて「見てくれるお客さんが『いい試合だった、素晴らしかった』と思ってもらえるような試合にしたいです」と意気込みを語った。

◆『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』対戦カード
牛久絢太郎 VS 朝倉未来
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スダリオ剛 VS ロッキー・マルティネス
浅倉カンナ VS V.V Mei
金原正徳 VS 山本空良
カルリ・ギブレイン VS 上田幹雄
ジョニー・ケース VS アリ・アブドゥルカリコフ

◆ 『FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI 』ABEMA PPVで全試合完全生中継!
4/29 (土) ごご2時30分〜配信開始 / ごご4時〜試合開始
PPV購入・詳細はこちらから▶https://abe.ma/41gTfNK

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【RIZIN LANDMARK05】「長くは続けないことはハッキリしています」浅倉カンナ戦前のV.V Mei─02─

【写真】3月3日の会見で、顔を合わせている両者。3週間後にはケージで相対する(C)MMAPLANET

29日(土・祝)に代々木第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK05』で、浅倉カンナと対戦するV.V Meiのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

RIZIN参戦の理由を訊くと、V.V Meiは「キャリアの最後」という言葉を口にした。ONEでの3連敗から国内復帰だからといって、彼女の中に決してマイナスな感情はない。明るい未来のために――ハッキリとそう語るV.V Mei。そんな彼女は次の対戦相手である浅倉や、RIZIN王者の伊澤星花など新世代の女子ファイターを、どのように見ていたのか。そして、新世代ファイターと戦う先に見るものとは。ここからV.V Meiの最終章が始まる。

<V.V MeiインタビューPart.01はコチラから>


――ONEで戦っていた間、日本国内の女子MMAはどのように見ていましたか。

「RIZINで女子の試合が行われて、それを視て格闘技を始める女の子も増えたと思うんです。そうして競技人口が増え、RIZINを視て育った選手たちが芽を出し始めている。日本の女子MMAにも明るい未来がある、と思っていました」

――そこに自分自身が絡むことになるとは想定していましたか。

「その意識は、なくはなかったです。ただ、それよりも『強い選手がたくさん出てきて、面白くなってきた』と思っていましたね」

――RIZINが誕生したのは2016年の大晦日で、ヴィー選手がONEで戦い始めた後でした。そのRIZINで注目を浴びた浅倉カンナ選手は、ヴィー選手も交わったことのない新しい世代の選手です。

「あぁ、そうですね。実は2年前ぐらいに、カンナちゃんとは一度練習したことがあって。まだまだ日本では女子選手も少ないし、お互いに知っている選手もいて、水道橋のマスタージャパンでやっている女子練習会にカンナちゃんが来たんですよ」

――マスタージャパンの女子練習会ですか。今月はヴィーさんをはじめ、藤野恵実選手や端貴代選手も試合を控えています。まだまだベテラン勢が戦い続けていますね。

「凄いですよね。私は引退する時期を見据えていて、そんなに長くは続けないことはハッキリしています。でも藤野さんは60歳ぐらいまで試合に出ているんじゃないかと思います。もう日課のような感じで練習に来ていて。

黒部三奈さんも藤野さんも『暇だから』みたいな感じで、日曜日の朝から殴り合っています。私は『引退したら日曜の朝から殴り合うことなく、ゆっくりと過ごすことができるんだな』とか考えるわけですよ。あの人たちには、そういう考えは一切ないですよね(笑)」

――アハハハ。そのような方々と一緒に練習しているなかで、ヴィー選手が引退を考えた理由とは何なのでしょうか。

「体力は落ちていないし、技術的にも向上していると思います。でも2年後に同じ状態をキープできるかどうか……。今は関節が痛いです(苦笑)。大きな怪我ではないですけど、やっぱり肉体は消耗されていきますからね。それに私は趣味が多いこともあるし、アスリートとして経験してきたことを生かして、いろんなことに貢献していきたいと考えました」

――その一つが、リングアナウンサーのD.J Meiなのですか。

「D.J Meiをやるのが結構楽しいんですよ(笑)。今はキックボクシングのRISEでやらせていただいていて、今年からグラジエーターでも――他からも声をかけていただいていて、D.J Meiも売れっ子で困っています。アハハハ」

――引退後はRIZINから、選手ではなくリングアナウンサーとしてのオファーが来るのではないですか。

「いやいや、レニー・ハートさんがいますから(笑)」

――まずは選手として、ですね。試合の話に戻りますが、浅倉選手の印象を教えてください。

「打撃も寝技も淡々とやってくるし、殴られても、ひるむような姿は見せずに前に出て来る――しぶとさのある選手だと思います」

――先ほどお話のあったとおり、世代が異なる選手です。これまでのキャリアを考えると、ヴィー選手のほうが格上となります。

「いやぁ、どうなんですかね……。戦ってきた舞台も違いますし、簡単に比較することはできないと思います。私自身がいろんな団体で戦ってきて、それを乗り越えてきた力を生かして泥臭く戦ったとしても、それをパッとテクニックで切り返されたら終わりですし(苦笑)。

自分の経験が若手の勢いを潰せるとは考えていないです。でも私は私で、RIZINで一発良いものを見せたいし、カンナちゃんももう一度勝ちたい気持ちが強いと思います。そういう意味では、良いマッチメイクじゃないですかね。どちらも勝ちたい気持ちを見せなきゃいけない状況で、それがお互いに良い刺激になりますから」

――良いマッチメイク……何より、この試合がケージで行われることが最も注目したいです。ヴィー選手はこれまでONEだけでなくヴァルキリー、パンクラス、VTJ、DEEPからPXCまで含めて、日本人女子選手としては誰よりもケージで戦ってきました。対して浅倉選手のスタイルも、ケージでこそ生かされる部分もあるかと思います。

「そうですね。私自身はレスリングが強い選手が相手なら、ケージのほうが立ちやすいです。万が一テイクダウンを取られても、ケージを使って立ち上がることができますし。リングではロープが滑るし、動きづらいところもあるので。私としては、ケージで行われることになって良かったです。カンナちゃんもケージを使えるところが多いでしょうし」

――今回の浅倉戦から始まる最終章で、ヴィー選手が見据えているものとは何でしょうか。

「RIZINのタイトルに絡むことができたら面白いし、周りの人たちも喜んでくれると思います。チャンピオンの伊澤星花さんは浜崎朱加さんとパク(・シウ)ちゃんにも勝っていて、どれだけ強いのか――手を合わせてみたいです。そのRIZINに参戦ということで、久々に日本のファンの皆さんの前で試合をします。思っていた以上に反響も大きくて、それに応えられるような試合をしたいと思います」

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【RIZIN LANDMARK05】V.V Mei、朝倉カンナ戦前─01─「この国で何かできることがあるんじゃないか」

【写真】ONE以外のプロモーションで、MMAルールの試合を国内で戦うのはほぼ8年振りとなる(C)SHOJIRO KAMEIKE

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、V.V Meiが浅倉カンナと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2007年にスマックガールでプロデビューしたV.V Meiはヴァルキリー、パンクラス、VTJ、DEEP、PXCと様々なケージで戦ってきた。そしてONEでの6年間に及ぶキャリアを終え、今回RIZINのケージに入る。日本女子MMAファイターとして、誰よりも海外で、そしてケージで戦ってきたV.V Meiが、なぜここでRIZIN参戦を選択したのか。その理由に迫る。


――今回はZoomでインタビューをお願いさせていただきましたが、背景に映っているのは大森のゴールドジムサウス東京ANNEXですよね。取材後にトレーニングが控えているのでしょうか。

「今日はボクシングのパーソナルトレーニングです。もう1年以上、野木丈司トレーナーのパーソナルを受けているんですよ」

――野木トレーナーは男子選手だけでなく、多くの女子選手が指導を受けていますね。

「はい。対戦する選手がお互いに野木さんに教わっているとか、よくありますからね(笑)。私自身、ボクシング技術の細かいところを学びたいなと思って。もうパンチの打ち方の基礎から。今までキックボクシングはやっていましたが、ボクシングの細かいところまではカバーしていなかったので」

――野木トレーナーの指導を受けてから変わったところはありますか。

「パンチ一つひとつの打ち方が、より狙いが明確になりました。位置取りとかも、今までは漠然と――コンビネーションとかは考えたりはするけれども、漠然とパンチを放っていました。それが自信を持って出せるようになったところはありますね。

たとえば相手と身長差がある場合、どうやって距離を詰めていけば良いのか分からないこともあったんです。それは試合が始まれば勢いで行って、結果オーライになることも多くて。でもそれを結果オーライにはしたくない。ずっと『何となく成功していた』ものを、もっと自信を持って確実にやりたい、という部分が打撃には多かったんですよね。そこで距離の詰め方――こういう角度から入っていくとか、自分の中で謎だったことを明確にしていく作業ができています」

――以前は空手の距離をベースとしていたのでしょうか。

「おそらく試合が始まってしまえば空手の距離になっていました。結果的に、それは良かったと思います。キックボクシングをやりすぎてしまうと――キックボクシングの距離のほうが楽というか。打撃のやり取りが楽になる部分があるんですね。空手の遠い間合いから踏み込むのと、キックボクシングのように近い距離でガードを固めて触り合うのを比べると、どうしても距離が近いほうが楽で。それに慣れてくると、どうしても試合でも近い距離になりがちなんですよね。それだけではダメなので、やはり空手の距離を入れたりという調整はしてきました」

――ONEの試合時に、そんな野木トレーナーの指導の効果を出すことはできていたのでしょうか。

「前々回のジュリー・メタバルザ戦の前から野木さんに教わっていて、ボクシングに関してはだいぶ良くなっていました。ただ、それをいかに自分のMMAに組み込むか、というところですよね。そこは今後、まだまだ成長すると思っています。ボクシングをしすぎることなく、MMAをやりながらボクシングを入れていく。そういう部分を調整していけば、攻め方の細かい部分も成長していくと考えています」

――なるほど。そのONEですが、今回RIZINに出場するということは、もうONEとの契約は満了したということですか。

「アーリー・ターミネイションですね。まだ契約試合数は残っていたのですが、リリースしてもらいました」

――アーリー・ターミネイション……その選択をした理由を教えていただけますか。

「……、……、最後のほうは判定について納得のいかない試合もありました。それと、私もそんなに長く現役を続けられるとは思っていません。『最後は日本で試合をしてキャリアを終えたい』という気持ちがありました。理由は、この2つですね。

ただ、最後のほうは納得のいかない判定があったとしても、ONEで過ごしたキャリア全てをマイナスに捉えることはないです。本当に良い経験をさせてもらいました。ONEで得たものを心の中に置きながら、明るい未来に向かっていきたいと思って、早期リリースをお願いしました」

――ONE初出場が2016年5月、アンジェラ・リーとのアトム級王座決定戦でした。ONEで戦ってきた約6年間のキャリアは、ヴィー選手に何をもたらしたのでしょうか。

「最初にアンジェラ・リーと対戦する時に、ONEのスタッフから言われて、印象に残っていることがあります。『あなたはアジアの女性の代表としてMMAを戦っている。アジアの代表として、全ての女性に向けてメッセージをください』と。アジアの代表だなんて、そんな大それたことを考えたこともないので困りました(苦笑)。でもONEは本気だったんです。本気でアンジェラ・リーと私をツートップにして、アジアの女性たちに勇気を与えるというか。

最初は、それも大げさだなと思っていました。でもONEのスタッフから本気度が伝わってきて。私もアジア各国――特に発展途上の国々で、『あなたの試合を視て、勇気をもらいました』とか、現地の人たちがONEや出場選手を本気で応援してくれているが分かったんです。それまでは自分がやりたいから格闘技をやってきた。でも海外に出て、そういうふうに言ってもらえるとは、思ってもみませんでした。その世界観をONEは創っていたんですよね。そして私も、MMAファイターというものが価値のある職業なんだと感じました」

――それがまさに、ONEのコンセプトではありましたね。その気持ちは、日本のRIZINで戦うことになった今も変わりませんか。

「はい。今は日本も格差が広がっていて、苦しい生活を送っている人も多いと思うんです。特に女性はシングルマザーだったり、働いても働いても生活は苦しいままだったり。そういう女性が増えている状況のなか、自分が生まれたこの国で私にも何かできることがあるんじゃないかと考えています。だからキャリアの最後はもう一度、日本で試合をしたいと思いました」
<この項、続く>

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RIZIN LANDMARK5:29日開催に変更。金原 vs. 山本空良、武田 vs. グスタボ、倉本 vs. 太田他8カード追加。

当初の4月30日から1日前の29日に変更。30日はパンクラスと同日だったので助かる。

フェザー級(66.0kg)5分3R
牛久絢太郎(K-Clann)
朝倉未来トライフォース赤坂)

フェザー級(66.0kg)5分3R
斎藤 裕(パラエストラ小岩)
平本 蓮(剛毅會)

すでに発表済みの2カードはケージでの開催へ。タイトルに関わる可能性が高い2試合をケージでやるということは、今後リングからケージへの本格的な移行を見据えている…ということであれば良いのだが。リングでやることにメリットが感じられない。

フェザー級(66.0kg)5分3R
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
山本空良(パワーオブドリーム)

フェザー級の裏最強・金原は山本と対戦。40歳の金原と22歳の山本は18歳差。金原本人はもう長くはできないので相手に拘りたいとのこと。まだ衰えを見せないうちに上位陣との対戦が見てみたいが、ここで勝利すればそこにつなげることができるか。

▼ライト級(71.0kg)5分3R
武田光司(BRAVE)
ルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)

晦日に武田はBellatorとの対抗戦で負けたが健闘。グスタボはジョニー・ケースとの対戦が組まれていたが負傷欠場。ケースに勝っている武田と矢地・大原に勝っているグスタボで、勝者がサトシのタイトルに挑戦することに異論はないだろう。

バンタム級(61.0kg)5分3R
倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)
太田 忍(パラエストラ柏)

両者グレコ出身で、倉本は2012年に全日本選手権55kg級優勝。2013年からは階級を上げて太田と同じ階級となり、2013・14年といずれも全日本選手権決勝で倉本 vs. 太田が実現。2年続けて倉本が勝利しているが、リオ五輪出場につながる2015年の全日本選手権では、倉本は2回戦で敗退。倒した相手は、これも現在MMAに転向している川名マスト。その川名を太田が下してそのまま優勝し、翌年のリオ五輪では銀メダルを獲得している。

年齢は7歳年長の倉本が先にMMAデビュー。太田はここまで4戦して2勝2敗。

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)
ロッキー・マルティネス(グアム/SPIKE22)

UFCは3連敗でリリースされたが、RIZIN日本人ヘビー級の門番的存在のマルティネス。打撃が武器の選手だとなかなか超えるのは難しいと思われるが、スダリオはこの壁を超えられるか。

▼51.0kg 5分3R
RENA(SHOOTBOXING/シーザージム
クレア・ロペス(フランス)MMA7勝(3KO・TKO/3SUB)4敗

昨年のスーパーアトム級GPは怪我で途中棄権したRENAだが、今回は51kgでの試合。今回の相手はストロー級(52kg)のロペスで、体格的優位はないが、戦績を見る限りはそこまで怖い相手ではないか。

▼スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
浅倉カンナパラエストラ松戸)
V.V Mei(フリー)

ONEで2度タイトルマッチを行ったV.V MeiがONEを離脱しRIZIN初参戦。浅倉は女子スーパーアトム級GPではパク・シウに一回戦負けし、最近は精彩を欠いているが、40歳のVをしっかり下してはっきりと世代交代させたいところ。

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
上田幹雄(BRAVE)
カルリ・ギブレイン(ブラジル/ BRAZILIAN THAI)

昨年4月、髙阪引退試合MMAデビューした極真ヘラクレス上田だが、まさかの打撃でのKO負け。GRACHANでの2戦目は12秒でデビュー戦の韓国人選手をKOしたが、3戦目がGLADIATOR王者でキックのキャリアもあるギブレインというのは、また楽ではないマッチメイク。

▼71.0kg
ジョニー・ケース(米国)
アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)

晦日にグスタボの代役・大尊を秒殺KOしたケースだが、今回の相手は既知のロシア人。4年前の川尻戦はテイクダウンされて割とあっさり消耗していた印象しかないが、わざわざ呼んできて強豪と当てるのであれば、相当実力が向上していることが期待される。

なお、翌週のRIZIN.42にはファン・アーチュレッタの出場が決まっており、バンタム級中心のカードが組まれるとのこと。

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【格闘ニュース】神試合追加のRIZIN LANDMARK5カード発表会見まとめ/ぱんちゃん璃奈が汗つきグローブをプレゼント/クレベルの次戦は5月のRIZIN42か?【朝倉未来、朝倉海、平本蓮】

◆動画の説明
直近で話題となった格闘技系のニュースをまとめました

◆動画のもくじ
0:00 動画のもくじ
0:28  格闘ニュース「RIZIN LANDMARK5カード発表会見まとめ」
3:46  格闘ニュース「KNOCK OUT 2023がYouTubeで無料配信」
4:55  格闘ニュース「ぱんちゃん璃奈が汗つきグローブをプレゼント」
5:54  格闘ニュース「クレベルコイケが次戦について語る」
7:52  格闘ニュース「メラブが朝倉海と日本での練習を約束」
10:10  格闘ニュース「芦澤竜誠が立ち技選手はMMAに有利発言」
11:18  格闘ニュース「安保がザマッチで試合をキャンセルした相手」
12:25 エンディングムービー

◆動画の中で紹介している内容
金原正徳、山本空良、武田光司、ルイス・グスタボ、フアンアーチュレッタ
倉本一真、太田 忍、スダリオ剛、ロッキー・マルティネス、RENA、クレア・ロペス
浅倉カンナ、V.V Mei、上田幹雄、カルリ・ギブレイン、ジョニー・ケース、アリ・アブドゥルカリコフ、牛久絢太郎
鈴木千裕、木村ミノル、リカルドブラボ、堀鉄平、朝倉海、アルジャメイン・スターリング、メラブ・ドバリシビリ
龍聖、坂本瑠華

◆参考サイト

https://twitter.com/anpo_rukiya


◆参考動画
【Trailer】RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI

RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI / 対戦カード発表記者会見 – 2023/3/3

UFC3位のメラブとさっそくトレーニング

ボンサイ柔術にBreakingDownルールで道場破り【クレベル・コイケ/ホベルト・サトシ・ソウザ】

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【RIZIN LANDMARK05】フェザー級中心のケージ大会。平本「盛り上げましょう」斎藤「完全決着を」

【写真】この試合がケージで行われることは非常に興味深い(C)MMAPLANET

3日(金)、東京都中央区のコナミクリエイティブセンター銀座で、4月29日(日)に代々木第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK05』の対戦カード発表記者会見が行われた。

会見の冒頭で、榊原信行CEOから、当初は4月30日開催と発表されていた同大会だが、1日前倒しの4月29日開催となることが発表された。続いて、すでに対戦が発表されている牛久絢太郎×朝倉未来、斎藤裕×平本蓮のほか追加対戦カードとして、ライト級(71キロ以下)=武田光司×ルイス・グスタボ、ジョニー・ケース×アリ・アブドゥルカリコフ、ヘビー級(120キロ以下)=スダリオ剛×ロッキー・マルティネス、カルリ・ギブレイン×上田幹雄、フェザー級(66キロ以下)=金原正徳×山本空良、バンタム級(61キロ以下)=倉本一真×太田忍、女子スーパーバンタム級(49キロ以下)=浅倉カンナ×V.V Mei、51キロ契約=RENA×クレア・ロペスが発表された。

会見に出席した出場選手の抱負と、MMAPLANETからの質問に対する回答は以下の通りだ。


平本蓮
「昨日の練習で頭部を強打してしまい、大きな声を出せないので通訳を読んでいます。(通訳>今日は皆さんに謝罪をしたいと思います。今まで試合を盛り上げるために悪口を言ってきました。言い過ぎた部分もありました。まさか朝倉未来に訴えられるとは思っていませんでした。次の試合は心を入れ替えて頑張りたいと思います。齋藤選手、試合を盛り上げましょう。私からも良いですか?(平本がマイクを持ち)格闘家がトラッシュトークで訴えるとか、クソビッチかよ朝倉未来! 試合、頑張ります」

斎藤裕
「試合が1年ぶり、3年半ぶりのケージになります。また違う気持ちで――練習に取り組んでいて、心と体が良い状態なので、試合がすごく楽しみです。良い試合ができると思っています。自分の試合が一番インパクトを残せるように頑張っていきます。完全決着を期待してください」

朝倉未来
「お久しぶりです。MMAは一昨年の大晦日から久々なので、とてもワクワクしています。途中でボクシングをやったりして、明らかに強くなっている実感があります。次の試合はすごく自信があります。2ラウンド以内に絶対にKOします」

牛久絢太郎
「朝倉選手と僕はタイプが違うからこそ、この試合はすごく勝負論があると思っています。僕の集大成、全てをぶつけるので応援よろしくお願いします」

山本空良
「今回は金原選手という最高のファイターとの試合を組んでいただいて、最高に嬉しいです。金原選手は昔から格闘技業界を盛り上げてきたので、敬意を持って戦いますが、自分は時代を塗り替えるために戦おうと思っています。金原選手、胸をお借りします。

(斎藤、平本、朝倉、牛久と戦うためには?)正直どういう試合をしたら勝てるかというよりは、金原選手のほうが大きな壁だと思っています。金原選手を倒せば全員ブッ倒せると思っているので、しっかりと金原選手を倒したいです」

金原正徳
「1年ぶりです。1年間いろいろあったのですが、自分の願っている相手ではなかったです。若い山本選手で、半分ぐらい年齢が違うんですけど、どんどん若手が来ているなかでオジサンも負けられないなと。MMAの強さなどを見せたいなと思っています。

(斎藤、平本、朝倉、牛久と戦うためには?)実力以上のものが評価されてしまうこともあります。でも格闘技は強さが全てだと思うので、難しいですけど――僕が思っている格闘技と、この4人が思っている格闘技はまた違うと思います。それぞれ違う色を出して、その中で光って、一つの面白い作品ができれば良いと思っているので。そのなかで自分が一番強いという気持ちはブレません。しっかり芯を持って試合に挑んでいきたいです」

V.V Mei
「はじめまして、新人の山口です。……すみません、V.V Meiです。日本での試合が久々で、緊張しています(苦笑)。久々に日本の大きな舞台で試合をさせていただくことになり、嬉しいです。

RIZINはずっと見ていました。盛り上がっていて、面白そうだと思っていました。タイミングがあればいつでも、と思っていました。今まで戦ってきた全ての団体に感謝の気持ちを込めて、常に全力で戦っていました。ずっとタイミングを待っていて、たまたま今回出ることになったという感じです」

浅倉カンナ
「前回のトーナメント1回戦で負けてから、格闘技に対してネガティブになってしまうことが多かったです。でも、たくさんのサポートや応援のおかげで、こうして試合をすることに決めました。Mei選手はすごく強い選手ですけど、RIZINで戦ってきた自分が負けるはずはないと思っています。しっかり準備して試合に臨みます」

カルリ・ギブレイン(メッセージ文面)
「4月29日、俺はRIZINのリングに戻るぜ。対戦相手のウエダは弱い。今、俺はウエダをボコボコにするために、ブラジルのアマゾンでトレーニング中だ。ウエダ、楽しみにしていろ。オマエを必ずブッ倒す。試合を見に来た人たちに、強烈なインパクトを刷り込んでやるぜ。皆さん、応援よろしくお願いします」

上田幹雄
「ちょうど1年前にRIZINでMMAデビューさせてもらいました。その時は多くの方々の期待を裏切るような結果になってしまいました。この1年間はMMAファイターとして、イチからつくり上げてきました。今回は進化した上田幹雄をお届けしたいと思っています。ギブレインから『弱い』というコメントが来ましたが、そんなことはありません。それは試合で分かることだと思います。相手も立ち技で来る選手ですが、立ち技では絶対に負けません。しっかり倒して、インパクトを残し、もっともっと暴れて上田幹雄を知ってもらえるように頑張ります。押忍」

ロッキー・マルティネス(メッセージ文面)
「日本で再び試合ができることを嬉しく思います。自分はこの先も、世界一のルールで試合をしたいと思っています。スダリオ選手、当日は大会イチ盛り上がる試合をしましょう。互いに武運を」

スダリオ剛
「前回の大晦日大会では無様な試合をしてしまい、応援してくれた人たちの気持ちを裏切ってしまいました。今回は今までで一番強い選手で、UFCから帰ってきた選手です。結構タフな試合になるのは覚悟しているので、迫力のある良い試合を見てもらえたらと思います」

倉本一真(海外で練習中のため欠席)
「今年初めての試合です。ここから連勝してベルトを獲ります」

太田忍
「昨年7月以来の試合で、初めてケージで試合させていただきます。以前から『倉本選手と太田忍はどちらが強いんだ?』と。バックボーンが同じレスリングで、そういう話を耳にする機会がありました。いつか対戦するだろうと思っていましたが、僕も覚悟ができました。レスリング時代からの因縁――というわけではないですけど、(レスリング時代は)勝ったり負けたりなので、ここでMMAで勝って『太田忍のほうが強い」というところを見せたいと思っています。僕も気合いが入っていますが、倉本選手も米国でトレーニングを積んで、しっかり準備してくると思います。僕も負けないように準備して、全局面で上回れるような試合をします」

ルイス・グスタボ
「ニッポンのみんな、大晦日には怪我で会えなかったが、4月29日には今まで以上にアグレッシブな試合を見せることをお約束します。今年は連勝してベルトを獲りに行きます。Hey!」

武田光司
「対戦相手については、どうこう言うつもりはなくて。グスタボ選手なら楽しい試合ができるんじゃないかなと思って、オファーを受けました。楽しい試合、かつアグレッシブに攻めるのが僕らしさなので、それを全開で出せればと思っています。最近はリングでやっていて、久しぶりにケージなので楽しみです。ケージだと僕の良さが生きるので、それを楽しみにしていてください」

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