【写真】UFCとの契約を打ち切れる――自由がある。日本の環境と比較すると、雲泥の差なんて表現では収まらない事態だ (C)MMAPLANET
16日(火・現地時間)、前UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌーがPFLと契約し、2024年中盤にPFL PPV SUPER FIGHTで戦うことが発表された。
ガヌーは昨年末からUFCとの交渉で、スポンサーの獲得の自由、契約更新の交渉の際に弁護士の立ち合いなどを要求し、結果として物別れとなり、今年の1月にタイトルを剥奪されていた。
その後、ONEなども彼との接触を試みたようだが、サインをしたのはPFL――ガヌーは「PFLはMMAを変える」とその決断に至った理由をYouTube動画が話している。
ガヌーが参戦するPFLは、現状の優勝賞金1万ドルが掛かったシーズンフォーマットでなく、ジェイク・ポールやケイラ・ハリソンの出場が決まっているPPV Super Fightだ。
中継媒体はDAZNのPPVになる――ジェイク・ポールが仕掛け人といっても過言でない同シリーズは、PPV収益からファイターへの還元率が現状とは大いに異なり、50パーセントが支払われる仕組みになるといわれている。
またPFLではPFL Africaを立ち上げ、ガヌーはチェアマンとなる一方で株主の1人として運営にかかわっていく模様だ。現状、PFLのシーズンフォーマットは米国で行われているグローバルシーズンと今年から活動開始となったPFLヨーロッパの2シリーズが存在している。
そして今回のガヌーとの契約の際にPFL創始者のドン・デイヴィスは2026年に6地域でシリーズが増加すると言及、「MMAのチャンピンズ・リーグが実現する」と高らかに宣言している。PPV Super FightだけでなくChampions League of MMAが現実のモノとなれば、ガヌーのいうようにPFLはMMAを変えることになるだろう――が、果たして……。
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