新型コロナウイルスの影響で世界的にスポーツイベントの開催が困難となっている中、米国最大の総合格闘技「UFC」は4月18日に無観客で試合を開催する予定としている。
(中略)
強行開催について、ボクシングの米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは「人が死んでいる時に馬鹿げたこと」と痛烈な批判をしている。 (中略)
当初、UFCはニューヨークのバークレイズ・センターで開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で会場を変更。新会場は明らかになっていないが、記事によると、UFC代表のダナ・ホワイト氏は「無観客試合としてUFC249の開催を求めている」という。
さらに問題として「ヌルマゴメドフがロシアから出国できず、ダナ・ホワイト氏が代役を探していると報道があった」としている。
この状況に言葉を発したのが、アラム氏だった。半世紀以上ボクシング興行を手掛けてきた大物プロモーター。同メディアの取材に対し、ホワイト氏への批判的なコメントを発している。
「彼のやろうとしていることが理解できない。人々がどんどん死んでいる状況で、なぜ開催しようとしているんだ。
ダナ・ホワイトはイベントをやるべきだという考えを持っている。なぜだ? 何を考えているんだ?」
トップランク社は、興行規模の大小に関わらず次々と延期や中止を発表した。
4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスで予定していたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦も延期となり、新日程は不透明な状況。アラム氏はこう続けている。
「開催はUFCのためにならない。彼の会社のためにもならない。
人々がこの大きな問題をなんとか対処しようとしている時に、人が死んでいる時に、彼は馬鹿げたことをやろうとしている。
職を失う人もいれば、仕事において困難に直面している人だっている。何が彼をそんなに実施させようとしているんだ。
理解できないし、理解しようとも思わない」 (全文は以下リンク先参照)
https://news.infoseek.co.jp/article/theanswer_109800/
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