【写真】修斗初出場となる江藤。ONEという冠のついた大会での戦績は4勝3敗と勝ち越している。堂々と自信を持って戦ってほしい (C)MMAPLANET
31日(火)に9月20日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#06の追加カードが発表され、江藤公洋が修斗に初出場することが分かった。
専大レスリング部からMMAへ転身のルーツといえる江藤は、DEEPを主戦場にキャリアを重ねてきた。2017年には決勝で下石康太に決勝で敗れたものの、Road FCライト級トーナメント日本予選に出場するなどトップ戦線で活躍するようになった。その後、江藤はEvolve MMAのキャンプに参加したことでONEに照準を合わせるようになる。
そして、2019年にONE Warrior Seriesのトライアウトに合格し、ウォリアーシリーズからONE本戦と契約を果たす。ウォリアーシリーズに続き本戦デビュー戦でパク・デソンに敗れているが、2戦目ではアミール・カーンというライト級世界王座挑戦&ワールドGP出場選手を99秒でRNCにより破っている。
この大会はONEがコロナパンデミックで活動休止に入る直前のイベントで、江藤は休止期間の昨年9月にRoad to ONEで青木真也と対戦し判定負けを喫した。この試合、判定負けという結果よりも攻めへの姿勢が見られず、守りに徹底したためカーン戦の勝利を帳消ししてしまうほど評価を落としてしまう。
結果、国際大会が復活したONEでも試合機会が巡って来なかった江藤、仕切り直しの修斗出場となる。対戦相手のグンター・カルンダは同じくウォリアーシリーズに出場していたが、生活拠点を日本に移すと江藤が青木に敗れたRoad to ONEで、日本初戦を戦う。結果は手塚裕之に初回KO負け。ONE本戦と契約のないカルンダは今年1月に修斗に出場し、この時は山田宗太郎のヒールに一蹴されてしまった。
江藤にとってONE本戦へのカムバック、カルンダにとっては日本MMA界で地位の確立──両者揃って崖っぷちのマッチアップとなる。
またフライ級2回戦で内田タケル大竹陽の一戦も決まっている同大会。ダブルクラウン、修斗世界ライト級選手権試合=チャンピオン川名TENCHO雄生西川大和、修斗環太平洋バンタム級選手権試合=チャンピオン安藤達也石井逸人、バンタム級の注目ファイト=後藤丈治石橋佳太、ミドル級2回戦岩﨑大河今市凌太と6試合が揃ったが、まだ隠し玉があるようで続きカードの発表を待ちたい。
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