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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Shooto UFC ダイキ・ライトイヤー ユ・スヨン 人見礼王 修斗 川北晏生 野瀬翔平

プロ修斗2024年の締めは12.29大阪、環太平洋バンタム級王座決定T決勝=野瀬×ダイキが決定

【写真】準決勝では人見礼王の打撃で顔を腫らしながらも最後は一本勝ちした野瀬翔平。決勝ではダイキ・ライトイヤーと環太平洋座を争う(C)MMAPLANET

プロフェッショナル修斗公式戦2024年の最終戦として、12月29日(日)大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAでの大会開催が決定した。
text by Takumi Nakamura

大会タイトルは「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 FINAL in OSAKA」、会場のGORILLA HALL OSAKAはライブハウスとして使用され「キャパシティーはスタンディングで1,300名」(公式HPより)。サステインからのプレスリリースによれば、格闘技イベントとしての使用は初となる場所だ。


その大阪大会では環太平洋バンタム級王座決定トーナメント決勝=野瀬翔平×ダイキ・ライトイヤーが組まれた。

このトーナメントは4選手参加で、9.22後楽園大会からスタート。Road to UFC(RTU)を経ての修斗参戦となった野瀬は人見礼王と対戦し、1Rに腕十字、カーフスライサー、ヒザ十字で畳みかけるも失速。人見の打撃で追い込まれたが、キムラロックで一本勝ちを収めた。対するダイキは対戦相手の川北晏生が試合直前にカポジ水痘様発疹症を発症してドクターストップ、不戦勝で決勝に駒を進めている。

RTUのユ・スヨン戦での敗北を糧に、今まで以上に組み技を磨いてきたという野瀬だったが、人見戦では先に仕掛けたサブミッションを凌がれ、打撃を被弾したことでピンチを招いた。最終的にキムラで勝利を収め、フィニッシュ力が救った形となったものの、早めの仕掛け・アグレッシブさが裏目に出る場面もあったとも言える。

野瀬としては準決勝の反省点を踏まえ、より組みの強さを活かせる丁寧な試合運びで、勝利への道筋を盤石なものにしたい。逆にダイキとしては野瀬の組みを凌ぎつつ、野瀬にダメージを与える、スタミナをロスさせることで勝機を掴みたい一戦だ。

■SHOOTO 2024 FINAL in OSAKA対戦カード

<環太平洋バンタム級王座決定トーナメント決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

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J-CAGE News PFL ブログ

【Pancrase351】キム・サンウォンがPFLへ。タイトル戦回避で三宅輝砂が平田直樹と対戦が─福井パンクラス

【写真】棚からボタ餅か、千載一遇のチャンスか(C)MMAPLANET

18日(月)、パンクラスから12月15日(日)に東京都港区のニューピアで開催されるPancrase351のメインで予定されていたフェザー級KOP王座決定戦に出場予定だったキム・サンウォンが欠場し、三宅輝砂が平田直樹とベルトを賭けて戦うことが発表されている。
Text by Manabu Takashima

同リリースに寄せられたキム・サンウォンのコメントは以下の通りだ。

キム・サンウォン
「こんにちは。コリアントップチーム所属、キム・サンウォンです。12月15日、パンクラスで韓国人初のフェザー級タイトル戦に出場する予定でした。しかし、試合準備を進めている中、PFLよりフェザー級トーナメント出場のオファーを受けました。この件については、すぐにパンクラス側に連絡を取り、多くの議論を重ねました。その結果、福井代表から『PFLに行き、アジアだけでなくパンクラスの代表として世界の強豪たちと戦ってきてほしい』とのお言葉をいただきました。福井代表にとって、タイトル戦を控えた私を送り出すという決断は、決して容易なものではなかったと思います。それでも選手の立場に深く共感し、私の夢を後押しするための道を作っていただけたことに、心から感謝しています。パンクラスは、選手の成長と栄光を支える団体だと聞いています。今回、PFLに挑戦できるのも、歴史と伝統、そしてプライドを持つパンクラスで3勝を挙げ、その実力を評価していただけたからだと思っています。パンクラスでの経験が、メジャー団体への道を大きく切り開いてくれたと確信しています。これまでパンクラスで試合をさせていただいたことを誇りに思い、心より感謝申し上げます。恩を忘れることなく、アジア人ファイターの強さを世界に示し、必ず成長して戻ってきます。パンクラスのさらなる発展をお祈りし、改めて感謝の気持ちをお伝えします」


KTTはFIRTST ROUND マネージメントと強い結びつきがあり、キム・サンウォンもマネージメントを受けているファイターの1人だ。このラインからPFL出場権を得たことは容易に想像がつく。その一方でタイトル戦、しかもメイン出場が決まっていたキム・サンウォンのリスク回避のためにタイトル戦をキャンセルという判断を支持したパンクラスは、自らの立場がUFCを頂点としたMMAヒエラルキーのなかにあることを明白にしたといえる。

過去に北米フィーダーショーではTitan FCで、ファイトウィークになってタイトル戦出場予定だったファイターをUFCに送り出した例もある。一方、国内ではチャンピオンのステップアップではなく、タイトルコンテンダーのメジャー挑戦を後押しするという事例においては、Gladiatorがフライ級王座決定トーナメント出場中の同じく韓国人選手チェ・ドンフンがRoad to UFCへ。フェザー級次期挑戦者決定トーナメント参戦中の松嶋こよみのLFA契約によるトーナメント準決勝キャンセルを認めたケースが見られる。が、これらは異例という見方がされていた。

ベルトを巻けば1度は防衛を。それが契約や暗黙の了解となっているJ-MMA界にあって──繰り返すが──王座決定戦、そしてヘッドライナーのキャンセルに応じたのは、福井幸和パンクラス代表が常々公言している「世界へ挑戦。日本のプロモーションはフィーダーショー」という言葉を有言実行したことになる。

そしてランク3位から王座決定戦出場が決まった三宅輝砂。グラジ、DEEP名古屋、HEATと地元や関西でキャリアの序盤を戦い、パンクラスへ。プロモーション・レコードは7勝3敗で2021年のネオブラを制している。亀井晨介、田村一聖という新旧王者や中田大貴に敗れ、名田英平に勝利している三宅は、今年7月には石田陸也に前蹴りでKOという衝撃的なKO勝利を収めているものの、平田直樹とタイトルと争うということを考えると戦前の不利予想は否めない。平田としてはチャレンジという意味合いが下がった王座決定戦となったことも確かだろう。

■Pancrase351対戦カード

<フェザー級KOP王座決定戦/5分5R>
平田直樹(日本)
三宅輝砂(日本)

<フライ級/5分3R>
猿飛流(日本)
ジョセフ・カマチョ(グアム)

<フライ級/5分3R>
有川直毅(日本)
山崎蒼空(日本)

<ストロー級/5分3R>
寺岡拓永(日本)
舩田電池(日本)

<バンタム級/5分3R>
合島大樹(日本)
山本歩夢(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
織部修也(日本)

<バンタム級/5分3R>
平岡将英(日本)
ギレルメ・ナガガワ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
張豊(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
織部修也(日本)

<フライ級/5分3R>
水戸邉荘大(日本)
小林了平(日本)

■Pancrase350対戦カード

<バンタム級KOPC/5分5R>
【王者】透暉鷹(日本)
【挑戦者】カリベク・アルジクル ウルル(キルギス)

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
オタベク・ラジャボフ(タジキスタン)

<フェザー級/5分3R>
名田英平(日本)
柳川唯人(日本)

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗(日本)
小川道的(日本)

<フェザー級/5分3R>
岡田拓真(日本)
敢流(日本)

<フライ級/5分3R>
菅歩夢(日本)
岸田宙大(日本)

<バンタム級/5分3R>
平岡将英(日本)
ギレルメ・ナガガワ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
砂辺光久(日本)
時田隆成(日本)

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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 ブログ ヴガール・ケラモフ 摩嶋一整

【RIZIN LANDMARK10】まさに28秒の雷!ケラモフが右のロングフック→ヒジの連打で摩嶋を沈める

<フェザー級/5分3R>
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
Def.1R0分28秒 by TKO
摩嶋一整(日本)

サウスポーの摩嶋に対し、ケラモフが右ストレートを伸ばす。摩嶋が前に出るとケラモフは細かくステップし、右のロングフックを一閃。この一撃で摩嶋が後方に崩れ落ち、ケラモフがヒジを連打したところでレフェリーが試合を止めた。わずか28秒で復帰戦を飾ったケラモフは「私からベルトを奪い獲った鈴木千裕、もう一度戦おう!」と鈴木へのリベンジを宣言した。


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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 シン・ユリ ブログ 浜崎朱加

【RIZIN LANDMARK10】復活のキムラ!! 初回にシン・ユリの右を食らうも、浜崎が2RにTDからフィニッシュ

【写真】2年振りの勝利で喜びもひとしお(C)RIZIN FF

<女子スーパーアトム級/5分3R>
浜崎朱加(日本)
2R1分15秒 by キムラ
シン・ユリ(韓国)

サウスポーの浜崎が右に回る。オーソドックスにスイッチしながら右に回る浜崎は、シン・ユリの左手を触りながら組み付き、右腕を差し上げてから小内刈りでテイクダウンに成功した。シン・ユリは左腕を差し上げてハーフで守る。浜崎が右オーバーフックで潰し、足を抜きに行く。シン・ユリのスイープを潰した浜崎はパスしてマウントへ。シン・ユリがブリッジから立ち上がる。立ち上がり際に浜崎が右ヒザを突き上げた。

スタンドに戻ると、シン・ユリが浜崎が右に回るのを防ぐ。浜崎はオーソドックスにスイッチ。しかしシン・ユリの右ローを受けるとサウスポーに戻した。シン・ユリは右ストレートを伸ばす。左に回る浜崎が右フックと右足払いを見せた。右に回らせないシン・ユリが右ストレートを当てる。浜崎にケージを背負わせたシン・ユリのパンチが浜崎の顔面を捉えて初回を終えた。

2R、浜崎はサウスポースタンスで左右に回る。シン・ユリは左手を伸ばして右に回らせない。強引に組んだ浜崎が内股で投げると、シン・ユリがバックを狙う。すかさず下からシン・ユリの左腕をキムラで抱えた浜崎が、トップに回りキムラでタップを奪った。

2年振りの復帰戦で一本勝ちを収めた浜崎はマイクを握り、「初めての方もいらっしゃると思うんですけど、2年振りに試合をしています。またこれから、どんどん盛り上げていきたいと思います」と挨拶した。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 キック 秋元強真 鈴木博昭

【RIZIN LANDMARK10】左ストレートで鈴木を近づけず判定勝ちの秋元「俺についてきてください」

<フェザー級/5分3R>
秋元強真(日本)
Def.3-0
鈴木博昭(日本)

共にサウスポー。秋元がプレスをかけ、鈴木にケージを背負わせるとシングルレッグで組んだ。バックをうかがう秋元がボディロックで揺さぶり、尻もちを着かせる。半身の鈴木は右ヒジで秋元の顔を突き放す。しかし秋元が背中を着かせ、鈴木のボディにヒザを突き刺した。立ち上がった秋元が、背中を着いたままの鈴木に対してサッカーボールキック、パウンドと攻め立てる。一度ガードの中に入った秋元は、立ち上がってパウンドを落としながらパスを狙う。

鈴木のガードを割りながら右パウンドを連打する秋元。鈴木はクローズドガードで凌ぐが、秋元は立ち上がってパウンドを連打していく。鈴木がスクランブルから立ち上がった。すぐにプレスをかける秋元は、鈴木の左ハイ、左ミドルをブロック。互いに右づっくを振るったあと、秋元がワンツーで攻め立てる。残り30秒が過ぎたところで、秋元がニータップで組んだ。鈴木はケージに背中を預け、右オーバーフックでラウンド終了まで凌いだ。

2R、鈴木が右ジャブから左右ローに繋げる。秋元は鈴木の右ミドルに左ストレートを合わせた。さらに秋元がワンツーで鈴木を下がらせる。右ジャブとフェイントで鈴木を揺さぶる秋元。左ストレートを打ち下すなど、ヒット率は秋元が上回る。さらに秋元の右フックが鈴木のガードの間に打ち込まれた。リズムに乗った秋元の手数が増える。

鈴木が距離を詰めると、秋元はバックステップして右ジャブを突く。やはり秋元は鈴木の右ミドルに左を合わせていく。ワンツーが鈴木の顔面をかすめると、さらに左ストレートがクリーンヒット。ワンツー、左ストレートで攻め込む秋元に対し、鈴木は右スピニングバックキックを見せる。左ミドルを2発繰り出すも、秋元がワンツーからダブルレッグで組み、足をすくってテイクダウン。そのままラウンドを終了までパウンドを打ち込み続けた。

最終回、鈴木の左ミドルを秋元がバックステップでかわす。シングルレッグから足をすくった秋元が鈴木に背中を着かせた。鈴木がスクランブルに持ち込むも、ガブった秋元が体を起こした鈴木をダブルレッグで再び倒す。鈴木がハーフガードで守ると、秋元が立ち上がった。鈴木もスタンドに戻る。秋元は自分の距離をキープしてワンツー、左ストレート、右フックを打ち込む。

鈴木のニータップを切った秋元が左ストレートを打ち下した。鈴木も右ミドルから右フックに繋げる。右ジャブを突く鈴木に対してワンツーを打ち返す秋元は、鈴木の右ハイをブロック。秋元の左ストレートに対し、鈴木も左を返した。秋元の左の打ち終わりを狙う鈴木の左も、秋元の顔面をかすめた。しかし右スピニングバックフィストで足を滑らせた鈴木。秋元がトップから立ち上がり、試合終了を待った。

裁定は秋元のユナニマス判定勝ち。鈴木が両目をタオルで多い、サトシ&クレベルに抱きかかえられながら帰るなか、秋元は「目標にしていた2人がつくり上げたRIZINより、もっと盛り上がるRIZINをつくることができるので、俺についてきてください」とアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 キム・ギョンピョ 倉本大悟

【RIZIN LANDMARK10】ダブルレッグから瞬時にバック。キム・ギョンピョが倉本大悟をパウンドアウト

<ライト級/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
Def.1R3分59秒by TKO
倉本大悟(日本)

左ジャブをステップインに合わせていく倉本。キム・ギョンピョはダブルレッグで早々にテイクダウンを奪うとバックへ。倉本は左腕を入れて、向き合あって離れる。カーフを蹴り合うと、倉本がワンツー。そして右を伸ばして、左ハイを見せる。キム・ギョンピョは組み切れないが、一瞬のヒザを繰り出す。スイッチした倉本にインローを入れたキム・ギョンピョはジャブを当てる。

さらに右ミドルを入れて、ダブルレッグから一気にバックに回ったキム・ギョンピョはRNCを狙いつつ、ヒジとパンチを打ちつける。絞めを避けるために上を向いた倉本だが、キム・ギョンピョが強烈な勢いの左パウンドを連打し、TKO勝ちを決めた。「前回負けて、自分はMMAの選手なんだと改めて考えました。5カ月間、必死で強くなろうと頑張りました。さらに強くなって戻ってきたいと思います」と勝者はマイクで話した。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 イ・ジョンヒョン キック 伊藤裕樹

【RIZIN LANDMARK10】伊藤がリーチ&ステップを活かした打撃で翻弄。最後はバックからのヒジ連打でTKO勝利

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
Def.3R2分59秒 by TKO
イ・ジョンヒョン(韓国)

サウスポーの伊藤が前後左右にステップしてジャブ、インローを見せる。ジョンヒョンは右ミドル、左の関節蹴りと右カーフを蹴る。伊藤は離れた間合いからワンツーで飛び込み、ジョンヒョンは右ミドルを蹴る。ジョンヒョンが構えをスイッチすると、伊藤がジャブを突き差して左のカーフキック。ジョンヒョンは構えをオーソドックスに戻し、伊藤は左ハイとインロー。ジョンヒョンが右ミドル、伊藤も左ミドルを蹴る。

伊藤はジャブで距離を取り、ジョンヒョンが左を振って組みつく。伊藤が距離を取ろうとするとジョンヒョンが右フック。伊藤は右腕を差してジョンヒョンをケージに押し込むが、ジョンヒョンが離れる。試合がスタンドに戻ると伊藤が左ストレート、ジョンヒョンは右ハイを蹴る。伊藤はインロー、左ボディストレート。ジョンヒョンは伊藤のステップインに左フックを狙い、組みついた伊藤がジョンヒョンをケージに押し込んでテイクダウンを狙う。立ち上がって離れたジョンヒョンはサウスポーにスイッチし、伊藤の左の蹴りに左ストレートを狙う。

2R、伊藤が細かいステップからジャブを突く。ジョンヒョンは構えをスイッチしつつ、フェイントをかける。サウスポーに戻したジョンヒョンが左ストレートとインロー、伊藤も左フックから右ストレート、右のヒザ蹴り。ジョンヒョンが組みつくが、伊藤はすぐに離れる。ここで伊藤が左ストレートを当て、ジョンヒョンの腰が崩れる。伊藤が一気に前に出てジョンヒョンが組みつくが、試合はすぐにスタンドに戻る。

ジョンヒョンは左ロー、伊藤が体を沈めて左ボディを打つと、これがローブローとなる。ジョンヒョンにインターバルが与えられて試合は再開。伊藤はジャブ・右フックからアウトロー、左ストレートを突き差す。ジョンヒョンも右ストレートからパンチをまとめて前進。バックステップでかわした伊藤がジャブで前に出ると、ジョンヒョンは右ミドルを蹴る。

伊藤が体を沈めて左を放つと、ジョンヒョンは首相撲からヒザ蹴り。この攻防が続き、伊藤が首相撲からヒジ、右フックからパンチをまとめる。ジョンヒョンが伊藤をケージに押し込むが、伊藤が離れ際にヒジを振り、右ハイキックを蹴る。ジョンヒョンは左ロー、伊藤はスピニングバックエルボーを狙い、シングルレッグで組む。ジョンヒョンは伊藤に組みつかれた状態でヒジを連打する。

3R、伊藤は左ボディ、そこから右フックにつなげる。ジョンヒョンも左を打ち返すが、伊藤は落ち着いてジャブを突く。組みの攻防になると伊藤がボディにヒザを入れ、テイクダウンに成功。ジョンヒョンが体を起こしてくると、伊藤はダースチョークを狙ってトップポジションへ。ダースのクラッチのままヒザ蹴りを連打し、腕を外してパンチを落とす。

ジョンヒョンが亀になると伊藤はバックに回り、腕ひしぎ三角固めの形でジョンヒョンの動きを固めてヒジを連打。ジョンヒョンの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。試合後、伊藤は「大晦日スケジュール空いているんで、いつでもオファーを待ってます」と大晦日出場をアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 キック ジョン・ジョーンズ スタイプ・ミオシッチ

【UFC309】やはり別格、ジョン・ジョーンズがスピニングバックキックでKO勝ち。ミオシッチは引退宣言

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ジョン・ジョーンズ(米国)
Def.3R4分29秒by TKO
スタイプ・ミオシッチ(米国)

サウスポーに構えたJJに対し、ミオシッチが右を伸ばす。JJは左三日月、ミオシッチはインローを蹴る。左右のパンチでJJを追うミオシッチのパンチをかわして、間合いを取り直したJJがサイドの関節蹴りから、同じ足で大外刈りを決める。ハーフでエルボーを打ち下ろすJJは、ワキを殴って顔面にヒジを落とす。ドスンと音がする重い一元を落とし、フルガードに戻させないJJは左のエルボーを連打してパス。シングルレッグを潰して、ハーフに収まるとさらに勢いを増したエルボーを続ける。ニーシールドから離れることができなかったミオシッチは、鉄槌からヒジに防戦一方だが、クルスフィクスは許さない。

残り40秒、起き上ったJJは蹴り上げにも担ぎパス。キムラを狙いつつ、エルボーに切り替えて最後まで攻め続けた。

2R、奇跡的に大きなカットがないミオシッチは、右に回りながら左を伸ばす。JJはジャブを当て、ミオシッチが右アッパーを繰り出す。スイッチしたJJは、ここは三角蹴りを見せる。ワンツーで前に出たミオシッチは、パンチをボディに見せるが口が開いている。左ショートから、三日月で腹を抉ったJJは左インロー、続いて左ボディストレートを放つ。さらに首相撲から右ヒザを腹に突き刺す。ミオシッチも右を返したが、追撃はない。残り1分、左ミドルを蹴ったJJが、また三日月蹴りを決める。それでもワンツーで前に出るミオシッチに対して、背中を見せて距離を取ったJJがスピニングバックキックを繰り出した。

3R、すぐにJJがジャブを当て、前に出るミオシッチの間合いを外す。組んでアッパーを狙ったミオシッチに対し、JJは危険を察すると背中を見せて走り、距離を取り直す。そして三日月を入れたJJがエルボー、右を繰り出す。続く右で下がったミオシッチは、ワンツーを打ち返すが組まれてケージに押し込まれる。ミオシッチは離れて、JJの左ハイをブロック。サウスポーから右ジャブを当てるJJは三日月、インローと左からの蹴りで攻める。

ミオシッチはジャブを被弾し、前に出て左を届かせるが右は空を切る。圧を受けても右を繰り出すミオシッチは、右ストレート。JJが左をクリーンヒットさせるも、ミオシッチも頭がぶつかるぐらいの勢いで前に出る。左ミドルを入れたJJは、続く左スピニングバックキックをリブに決める。

腹ばいに崩れたミオシッチに追撃のJJが、見事なKO防衛に成功。「とてもタフだった。ずっと前に出てきた。ミオシッチはいつも最高のシェイプで仕上げてくる。それほどパンチを顔面に打てないと初回に思って、腹を狙った」と話した勝者は、王座統一戦に関しては言葉を濁したが、引退も否定。「交渉が上手くいくと、皆が見たい試合が実現するはずだ」というや、トランプ大統領に感謝の言葉を送り観客には「USA」チャントを要求。「俺は米国人チャンピオン、クリスチャンの米国人であることを誇りに思う」と締めた。

そして、敗者ミオシッチは「やり切った」と引退を宣下してケージを後にした。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 ヒロヤ ブログ 柴田MONKEY有哉

【RIZIN LANDMARK10】自分の距離をつくり続けたヒロヤ。柴田の追い上げを凌いでユナニマス判定勝ち

<フライ級/5分3R>
ヒロヤ(日本)
Def.3-0
柴田“MONKEY”有哉(日本)

頭を下げるヒロヤに対し、柴田が左ミドルハイを見せる。柴田の左ジャブにヒロヤが右を被せた。柴田がサウスポーにスイッチし、距離をつくる。左ハイからオーソドックスに戻した柴田だが、その後もスイッチを続ける。ヒロヤが左ジャブを上下に散らし、柴田の右ジャブに左フックを被せた。右インローを受けて背中を着いた柴田が誘うも、ヒロヤはグラウンドに行かない。

そのまま互いに細かい打撃を出し合う。残り1分で柴田が組みに行くも、ヒロヤが突き放した。追うヒロヤが右ストレートを突き刺す。距離が詰まると柴田が組み、首を抱えて投げる。そのままヒロヤの足を取りにいったところで初回が終了した。

2R、柴田が左フック、左ハイで前に出る。ヒロヤが右を狙うと、柴田がカウンターでダブルレッグで入り、スプロールされるもケージ中央を取った。すぐにヒロヤもプレスをかける。左ジャブを突く柴田。ヒロヤは右ストレートをボディに伸ばす。柴田がやや遠い距離からニータップで飛び込み、ヒロヤに尻もちを着かせた。柴田はシングルレッグに切り替えたが、ヒロヤが足を抜いてスタンドに戻る。

右を振るう柴田は、ヒロヤが距離を詰めると左ハイを繰り出す。ヒロヤもレベルチェンジのフェイントで柴田の組みを防ぐ。左の突き合いで勝ったヒロヤは、柴田のシングルレッグを潰してトップに回る。右ストレートのパウンドを落としたヒロヤ。連打を浴びせてラウンドを終えた。

最終回、距離を詰めるヒロヤに対し、柴田は左ハイを見せる。ヒロヤの左で柴田がグラつき、そのまま背中を着いてグラウンドに誘う。しかしヒロヤが乗らず、レフェリーがスタンドを促した。柴田がスタンドに戻ると、ヒロヤが右ハイから右ストレートを当てる。柴田をケージに詰めて、連打を浴びせるヒロヤ。柴田も左ジャブを突いてヒロヤを下がらせる。

ヒロヤが前に出ると、柴田がやや強引に距離を詰めてダブルレッグへ。ヒロヤに背中を着けさせると、パウンドで削る。右腕を差し上げた柴田が、左側へパスを狙う。ハーフガードで耐えるヒロヤだが、柴田がパスしてマウントへ。ヒロヤはハーフに戻すも、柴田の連打を受けて試合終了のゴングを聞いた。

裁定はヒロヤがユナニマス判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 コナー・マクレガー シャーウス・オリヴェイラ マイケル・チャンドラー

【UFC309】4Rまで一方的に攻められ続けたチャンドラーが、大逆転直前まで反撃もオリヴェイラが勝ち切る

<ライト級/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3-0:49-46.49-46.49-45
マイケル・チャンドラー(米国)

まず右前蹴りを見せたオリヴェイラが、右を伸ばす。ここで右目を気にするようになったオリヴェイラだが試合は続く。チャンドラーは蹴りを捌き、右ボディストレートを伸ばす。直後に右を見せたオリヴェイラは、シングルレッグでドライブし軸足を払いつつ、チャンドラーの左足を捩じりながらトップへ。四の字に組んで足関を防ぐチャンドラーは、背中をベタっとマットにつけた状態で、足の組みが外れる。

残り1分、左腕を差して抑えるオリヴェイラが右足を抜きにかかるが、チャンドラーが許さない。このままオリヴェイラがボディを跨がないトップキープをラウンド終了まで続けた。

2R、オリヴェイラが右カーフを蹴る。右ボディから前に出るチャンドラーは、ワンツーから詰められるとバランスを崩す。すぐに立ち上がったチャンドラーが、右を被弾し走って間合いを取りなおす。チャンドラーは再び右を受け、ショートの連打もケージを背負って左ハイを受けそうになり、ヒザをもらう。懸命に右を伸ばすチャンドラーに対し、飛び込むように組んでテイクダウンを奪ったオリヴェイラが即マウントを奪う。

オリヴェイラは上体を起こしてエルボーを落とすと、三角を狙いつつヒジを続ける。額をカットされたチャンドラーは、そのままエルボーを受けながらもマウントを取られたまま何とかサバイブした。

3R、ジャブを伸ばすチャンドラー。オリヴェイラは右カーフ、ダブルジャブを繰り出す。チャンドラーは組みを切ったが、ケージを背負ってアッパーを打たれる。それでも思い切りパンチを振るうチャンドラーを冷静に見るオリヴェイラがアッパーを決める。ヒザ、ヒジからアッパー、そして組も倒してバックに回ったオリヴェイラがボディトライアングルに取る。

シートベルトでRNCを狙われるチャンドラーが、懸命に耐える。時間が十分にあるオリヴェイラは焦らずワキ腹やテンプルを殴って行く。アゴの上から絞めていったオリヴェイラだがチャンドラーはここも生き残った。

4R、左ミドルから組んでいくオリヴェイラ。切ったチャンドラーがジャブを伸ばす。オリヴェイラはワンツー、左を返されても跳びヒザを繰り出す。それでも左を振っていくチャンドラーは、組まれても小手投げを狙う。耐えたオリヴェイラはワキを潜ってバック、自ら背中をつけて寝技に持ち込む。スクランブルに持ち込めず、チャンドラーはボディトライアングルに取られる。それでも腹ばいから起き上がろうとしたチャンドラーは正座状態からRNCをセットされそうになるが、この回も耐えきった。

最終回、右ヒザをアゴに届かせたオリヴェイラが前蹴りを効かせる。チャンドラーはダブルレッグを切って右フックから左を当てる。直後に右を効かせたチャンドラーはオリヴェイラのシングルを崩して、サイドバックから鉄槌を連打する。チャンドラーはクローズドガードのオリヴェイラにエルボーを続けるが、三角絞めをセットされそうになる。

ここは早く対処したいチャンドラーは、肩を入れて防ぎスタンドに戻る。残り1分40秒、オリヴェイラは組んでバックへ。大ブーイングが起こるが、見事が動きだ。しかも、ルオトロチンで絞め、攻めの姿勢を見せて時間を使う。チャンドラーは立ち上がって、後方にスラムを2度見せる。舌を出し笑顔を見せたオリヴェイラ。チャンドラーは試合タイムは残っているが、オリヴェイラの手首を叩いて健闘を称えるという仕草を見せた。

「これまで戦ったことがないほどタフな男だ。心の底から尊敬する」と話した勝者は、次々期挑戦者になることをアピール。そして、敗者は「どうだ。NY、楽しんだか」とまるで勝者のようなドヤ顔で、改めてコナー・マクレガー戦を要求した。


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