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45 MMA MMAPLANET o ONE UAEW UFC UFN UFN247 ジェラルド・マーシャート

【UFN247】独特な流れの組み技MMAで、元ONE二冠のデリダーがマーシャートを肩固め葬。UFC初陣飾る

<ミドル級/5分3R>
ライニエ・デリダー(オランダ)
Def.3R1分44秒by 肩固め
ジェラルド・マーシャート(米国)

ONE二階級制覇を経験し、UAEW経由でUFCに打取りついたデリダーが、オクタゴン初陣に挑む。前蹴りを繰り出すデリダーに対し、マーシャートが左を伸ばす。さらに左から右のコンビを決めるとデリダーがケージに詰まる。マーシャートは間を取り直し、デリダーがシングルレッグを決める。スクランブルでバックに回ろうとして、落とされたデリダーは左ボディショット、右ストレートを被弾する。

パンチが見えていないか、テイクダウンに入るタイミングも甘いデリダーは組みの展開に持ち込めない。ここからジャブを多用するようになったデリダーだが、近い距離で左を打たれる。ジャブにカウンターを合わされるなど、スタンドで劣勢のデリダーが残り90秒で2度目のテイクダウンを決めるが、。すぐにマーシャートが立ち上がる。

続くテイクダウンも切ったマーシャートが、組もうとするデリダーに右エルボーを入れる。と、デリダーが左をクリーンヒットさせると、クリンチで右エルボーを当てる。続くコンビから左でダウンを奪ったデリダーが初回を逆転でリードした。

2R、早々に圧を掛けるマーシャートに対し、デリダーはジャブを伸ばす。組んで小外刈りを決めたデリダーはハーフで抑え、ダースの機会を伺いつつパンチを落とす。スクランブルでダース狙いを防いだマーシャートがパンチを纏め、デリダーが焦って繰り出した払い腰をすかす。そのままトップを取ったマーシャートは、腕十字狙いを察知して体を起こす。

担がれそうになり、足をきかせていくデリダーは立ち上がったマーシャートを即ボディロックテイクダウンで倒し上に。パス狙いにマーシャートがカウンターの十字狙い。これも極まらず、首を取りいったデリダーはすっぽ抜けて下に。的確な表現ではないかもしれないが、フィジカル重視でないMMAグラップリングが展開された。

最終回、デリダーが前蹴り、マーシャートが前に出てクリンチへ。マーシャートは蹴手繰りを見せ、さらにテイクダウンを狙う。と、デリダーは小外投げを決め、パス狙いに対し、シングルで起き上ってきたマーシャートの首を狙う。外したマーシャートは、続くシングル狙いでバックを許しそうになると背中をつける。マウントから肩固めをセットしたデリダーがタップを奪った。

最近のUFCにないスローな展開ながら、一本勝ちデビューのデリダーは「来週、MSGで戦う。コールしてくれ、きっと酔っぱらていると思うけど」とダッチ・ジョークで最高最高峰初陣を締めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN247 カロリーナ・コバケビッチ キック

【UFN247】打撃のヒット数&ケージ際の攻防でも上回ったゴミスがコバケビッチを判定で下す

<女子ストロー級/5分3R>
デニージ・ゴミス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)

お互いに軽くジャブを見せ、コバケビッチが右ロー、ゴミスがインローを返す。コバケビッチは再び右ローを蹴ると、ゴミスは右ローと右ミドルを蹴り返し、左アッパーから右ストレートで前に出る。コバケビッチがプレッシャーをかけると、ゴミスは右→左のパンチで前進。コバケビッチも右ローで前に出て、ゴミスは左ミドルや前蹴りを見せる。

徐々にゴミスが前に出て右ストレートから左フック、右ストレート、一度離れるとゴミスが再び右ストレートから左フックで前に出てコバケビッチを両差しでケージまで押し込む。差し返したコバケビッチはボディにヒザ蹴り。ケージ際で押し込み合う展開が続き、最後はゴミスがもう一度両差しでコバケビッチを押し込んでラウンド終了となった。

2R、コバケビッチが右の前蹴りと右ロー、ジャブを突いて前に出る。ゴミスは左右のストレート、右のロングフックを当てる。さらにゴミスはジャブから右ロー、コバケビッチは右ローを返す。一度距離が離れるとゴミスは左右のボディフック、コバケビッチは単発ながら右ストレートを当てる。ここでゴミスがスピニングバックキックを空振りし、コバケビッチがスタンドでバックにつく。

正対したゴミスは一旦離れてバックエルボー。ゴミスが右腕を差してコバケビッチをケージに押し込み、コバケビッチが押し返すとヒザ蹴りを入れる。離れたコバケビッチが右ストレートを当て、ゴミスも左ミドル、パンチから左ハイキックにつなげる。コバケビッチが右ストレートから前に出て、ゴミスも右で応戦。組んだゴミスは右腕を差して投げを狙いつつヒザ蹴り。コバケビッチもこれを耐えるが、ゴミスに押し込まれ続ける。

3R、ジャブを突くコバケビッチが左ローと右の蹴り。ゴミスは右ボディ、下がりながら右フックを返す。コバケビッチが組みつくと、ゴミスがコバケビッチをケージに押し込み、両差しで組む。コバケビッチも一本差し返して距離を取る。ゴミスがパンチと左ロー、コバケビッチは細かいパンチで前に出る。ゴミスは離れ際のハイキック、右からパンチをまとめる。

コバケビッチが右の前蹴りから前に出て、ゴミスもワンツーで前進。コバケビッチも右を返す。ゴミスはワンツーと右アッパー、コバケビッチは右ストレート。ゴミスも右ストレートとヒジ、コバケビッチのパンチをバックステップでかわしつつ、左右のパンチで前に出る。ここでコバケビッチがバックについて一気にグラウンドへ。ゴミスもコバケビッチを前方へ落とし、その際でコバケビッチは腕十字や三角に移行するが極まらない。逆にゴミスがスクランブルの中からギロチンを狙って試合終了となった。打撃のヒット数で上回り、ケージへ押し込む場面を多く作ったゴミスが判定勝利した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN247 デモン・ブラックシアー ブラック

【UFN247】二段ヒザから、パンチをまとめたブラックシアーがステーマンをRNCで仕留める

<バンタム級/5分3R>
デモン・ブラックシアー(米国)
Def.1R4分19秒by RNC
コディ・ステーマン(米国)

リーチで優るブラックシアーが、どしっと構えるなかステーマンがステップインからワンツーを繰り出す。ブラックシアーが腹を蹴ると、ステーマンは踏み込みながら右を伸ばす。ブラックシアーは跳びヒザを繰り出すが、距離が合わない。ステーマンはショートからローを蹴るが、飛び込みにそのヒザを合わされる場面も。さらにステーマンの踏み込みをサイドに回ってかわし、立ち入りを変えてコーナーを背負わせたブラックシアーが跳び二段ヒザ蹴りを決める。ブラックシアーはパンチを纏め、ステーマンのダブルを切ったブラックシアーはスクランブルでギロチンに捕える。ここからマウントを取ってシングルハンドで絞めるが、ギロチンを解いてエルボーを落とす。

背中を見せたステーマンにRNCをセットしていく。喉の下にしっかりと右腕を滑り込ませたブラックシアーが一本勝ちを決めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 アミール・アルバジ ブランドン・モレノ

【UFN246】ブランドン・モレノ劇場。2R以降は、アルバジを完全にドミネイトし王座奪回を宣言!!

<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.3-0:50-45.50-45.49-46
アミール・アルバジ(イラク)

様子見のなかで、互いにジャブを伸ばす。一瞬の踏み込みから振るわれるパンチが、揃って鋭い両者。アルバジがワンツーを伸ばし、ジャブを当てる。さらに右を見せたアルバジの方が手数が多い。右を見せて左ミドルを蹴ったモレノが、右を決める。モレノは独特な拳を固めず、広げた構えで左右の連増を良くしている。

ボディストレートを入れたアルバジに対し、左リードフックのモレノ。一進一退の攻防のなかで、モレノが飛びこんで左を振るうが当たりは浅い。右を返したアルバジは、右を受けた直後にスリップし、腹ばいに。すぐに立ち上がると、大きな振りのワンツーをかわして腹を殴った。残り10秒、ワンツーから右ローのコンビを見せたモレノが、仕上げに右ローをもう一発蹴った。

2R、右アウトローから左インローを入れたモレノ。さらにワンツーから左ハイを蹴ると、アルバジの動きが止まる。モレノの右に組みついたアルバジはすぐに離れ、ジャブを伸ばす。モレノは攻め急がずジャブ、ストレート、左ボディショットを繰り出す。直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたアルバジだが、すぐにモレノがスタンドに戻る。

モレノは左ミドルを入れ、アルバジの勢いがある右をかわす。インローで削るモレノは左ジャブ、右オーバーハンドを届かせる。さらに右をテンプルの辺りに入れるなど、モレノのパンチは精度が高い。さらにジャブを続けたモレノは、アルバジの前蹴りにも距離を詰めてショートのワンツーを決め、左フックをヒット。続いて左アッパーを打ち込むなど、この回もモレノが取った。

3R、アルバジが右ボディを入れ、モレノがバランスを崩すも即持ち直しショートのワンツーを振るう。左ハイ、左ボディ、ワンツーも最後の右に力が入り過ぎたモレノが前のめりに姿勢を乱す。直後にボディを打たれたアルバジが右をヒット。モレノもすかさず右を返す。ステップインにヒザが僅かに届かなかったアルバジは、モレノの適格な左から右を被弾する。空振りもコントロールし武器としているモレノに対し、アルバジはどうしても受け身のファイトになってしまう。

インローを蹴られたアルバジが、アウトローを返した直後にアイポークがあったとアピールする。レフェリーは流し、モレノが追撃へ。右をヒットさせたアルバジだが、場内はモレノ・チャントが起こった。

4R、近い距離で回転の速いパンチの交換を繰り広げた両者。落ち着くと、モレノが前蹴り、左ボディを入れる。ジャブから右を見せて、ロングの左フックを当てた元世界チャンピオンは、ここまでと同じようにこの回も支配するのか。モレノの手数と精度の前に、慎重にならざるを得ないアルバジが、意を決したように前に出てもモレノがしっかりと攻撃を当てる。

メヒコ・チャントにもモレノは、ややペースを落としたなかで左ハイを蹴っていく。残り1分、アルバジの右ヒザにも右を返したモレノがヘッドムーブを駆使し、パンチを受けないで自らの右を決める。ダブルのジャブから右と、モレノはアルバジにやりたいことをさせなかった。

最終回、勝利を手にするにはフィニッシュが必要なアルバジだが、先手を取ったのは左から右を当てたモレノだ。さらにテイクダウン狙いを切り、左フックを入れたモレノがアイポークでブレイクを要求する。「見えるか?」というレフェリーの呼びかけに「イエス。目が二つ、鼻が一つ見える」と返答するなど、精神的に余裕が感じられるモレノはリスタート後にダブルジャブ、右から左ハイを繰り出す。さらにジャブからボディと右、組まれると逆にボディロックテイクダウンを狙ったモレノが、ヒザ蹴りの直後に左を打ち込む。

完全に動きが落ちたアルバジはケージを背負うと、再びモレノが左を入れる。クリンチのアルバジは、逆転KOでなくサバイバル・モードか。モレノはアルバジの右オーバーハンドにも、腹を抉る。スイッチして飛び込んで左を当てたモレノが、続いて右をヒットさせる。さらにカウンターの左を入れ、アルバジの打ち合えというアピールに応じると左を決める。最後は前転しながらの蹴り、そして左ミドルを見せたモレノが――25分間、アルバジを完封。

文句なしの判定勝ちを収め「最高だ。新しい人間になったように感じる。今日のような練習通りのパフォーマンスを前回の試合では見せることができなくて、チームも僕もフラストレーションを感じていたんだ。今日は最高だった。カナダの皆、エンジョイできたかな。足技で有利に運べることは分かっていたけど、僕はメキシカン。知っての通りバッドアスでいたいんだ(笑)」と話すと、タイトル奪回を宣言した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 アレクサ・グラッソ エリン・ブランチフィールド キック ローズ・ナマジュナス

【UFN246】序盤の2Rを落としたブランチフィールドが、TDを決めた3Rから挽回。ナマジュナス越えを果たす

<女子フライ級/5分5R>
エリン・ブランチフィールド(米国)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
ローズ・ナマジュナス(米国)

右、そして左に回るブランチフィールドのステップインに、ナマジュナスはジャブを合わせる。さらにブランチフィールドのハイキック後に、右ローを入れる。ナマジュナスはブランチフィールドの踏み込みにカウンターを狙うような形で圧を掛け、自らステップインして右を当てる。続いてジャブを入れるナマジュナス。ブランチフィールドは拳を当てたいとkろおだ。と、近い距離で右を当てたブランチフィールド。自らも攻撃を被弾する距離で、どのように自分の攻めを見せることができるか。

飛びこんで左を当てたナマジュナスがワンツー、左ジャブと試合をリードする。ブランチフィールドも前に出てパンチからヒザを繰り出すが、ここも左を打たれる。ワンツーから左ハイのブランチフィールドがワンツーをヒット。終盤になって前に出て、互角の打撃戦を繰り広げたナマジュナスだが、この回はナマジュナスが取った。

2R、飛び込んでヒザを入れ、近い距離でパンチの打ち合いに応じたブランチフィールド。しかし、ここも優勢なのはナマジュナスだ。近い距離でワンツーを入れたナマジュナスに対し、ナマジュナスは初めて組みつくとケージに押し込む。ナマジュナスは豪快に払い腰で投げ、寝技にこだわることなく流れてでスタンドに戻った。

得意の形に持ち込んでなお、豪華に投げ捨てられたブランチフィールドは精神的にも厳しいか。ナマジュナスは右オーバーハンドを入れ、左から連打と遠い距離、近距離ともに試合をリードしていく。下がって打てるナマジュナスは、ブランチフィールドの組みもしっかりと見ることができている。それでも怒涛のショートの連打から組んだブランチフィールドだったが、テイクダウンを決めることはできなかった。

3R、ブランチフィールドが右ローを入れる。体を預けるように右を打っていくナマジュナスに対し、ブランチフィールドが右ローから右を入れる。殴られても殴るという展開のなかでブランチフィールドが組みに行くかと思いきや、逆にナマジュナスがシングルレッグへ。これを切ったブランチフィールドががぶり、組みなおしてケージに押し込む。一本足ディフェンスのナマジュナスだが、結果的に軸足となった右足を小内刈理の要領で崩されテイクダウンを許す。

スイープ狙いを潰し、トップを取り切ったブランチフィールドがハーフで抑える。頭を抱えるナマジュナスだが、ブランチフィールドはワキを差してパンチを入れつつ残った足を抜きにかかる。観客はブーイングも、ブランチフィールドはパンチで削って確実にポイントの挽回が必要だ。上体を起こして左のパンチを落としたブランチフィールドは足を戻されると、左右のパンチを振るう。ナマジュナスは蹴り上げからスクランブルを狙ったところで時間となった。

4R、前のラウンドで組みを成功させたことで質量が上がったブランチフィールドが、打撃でも積極的に攻める。テイクダウンのフェイクからパンチを繰り出すブランチフィールドは、フックで距離が詰まると左腕を差してドライブ、ケージにナマジュナスを押し込む。押し返したナマジュナスが離れるが、ブランチフィールドは右エルボーからパンチを繰り出す。

ナマジュナスも手数&切れともに落ち始め、精神戦に。左を入れたナマジュナスは、組まれても逆にケージに押し込みなおし、離れてパンチを入れる。勝負の分かれ目となるラウンド、ジャッジは如何に判断したか。

最終回、オクタゴン中央の打撃戦が続き、ブランチフィールドがダブルレッグでケージに押し込み、小外掛けでテイクダウンを決める。さらにブランチフィールドはパスを決めるとサイドで抑え、クルスフィックスを狙う。残り2分40秒、ついにクルスフィックスを成功させたブランチフィールドがパンチを落とし、腕を抜いたナマジュナスの腕を狙う。左のパンチを落とし、背中を見せたナマジュナスをサイドバックから崩しにかかる。

徹底して防御に徹するナマジュナスを立ち上がらせたブランチフィールドがケージに押し込み、小手投げを防ぐ。力のこもったケージレスリングを展開した両者、ここでタイムアップを迎えた。

結果は3者揃って48-47でブランチフィールドを支持、タフファイトを制した勝者は涙を浮かべ「終盤の3Rを取ったと思っていたけど、結果はどうなるか分からなかった。3Rを取れて、4Rは彼女がスローになったように感じたから、打撃で攻めた」と話し、アレクサ・グラッソ戦をアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246   アリアネ・リプスキ ジャスミン・ジュスダヴィチェス

【UFN246】音無しの打撃戦から、寝技で圧倒。ジュスダヴィチェスがリプスキをダースで下す

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
Def.3R2分28秒by ダースチョーク
アリアネ・リプスキ・ダ・シウバ(ブラジル)

慎重な立ち上がりのなか、リプスキが届かない位置でワンツーを振るう。1度、前手を合わせただけで1分以上がすぎ、両者が同時にワンツーを繰り出す。リプスキがワンツーを入れ、ジュスダヴィチェスが右を返す。細かい連打を見せたリプスキが左ミドル、ジュスダヴィチェスも右ミドルを蹴り返す。右ボディで触れられたジュスダヴィチェスが、右を伸ばす。残り90秒を切り、ようやく攻防が増えた両者。

リプスキが首相撲&ヒザを繰り出し、ショートのコンビへ。ジュスダヴィチェスもテイクダウンのフェイクからワンツーを見せるが、逆に右を受けてハイを蹴られる。これをキャッチしてテイクダウンしたジュスダヴィチェスは、リプスキのヒザ十字狙いを正座して防ぎ、担ぎパス狙いから鉄槌を連打した。

2R、リプスキがワンツー、ジュスダヴィチェスが右ローを蹴る。距離を詰めるリプスキがショートの連打、蹴りでジュスダヴィチェスが応えると一瞬にしてシングルレッグでテイクダウンを奪う。シングルレッグを潰してバックを狙うジュスダヴィチェス。背中をつけることを選択したリプスキはクルスフィックスに固められパンチを打たれる。腕を抜かれてもサイドで抑え、ヒジで腕を殺していくジュスダヴィチェスがエルボーを落とす。

再びクルスフィックスに捕らえらたジュスダヴィチェスはエルボー、さらに足を抜きにかかり、マウントへ。すぐに足を戻したリプスキだがエルボーを連打され、背中をみせる。

こめかみのあたりにパンチを落とし続けたジュスダヴィチェスは、背中に回ってRNCからパンチを連打し10-8級の一方的なラウンドとした。

最終回、すぐにジュスダヴィチェスがシングルレッグを仕掛けるがリプスキが切る。テイクダウンを警戒してか、リプスキは手打ち気味のワンツーを繰り出す。それでもジュスダヴィチェスが懐に入り、シングルからハイクロッチ――リフトしてテイクダウンへ。ジュスダヴィチェスはハーフで殴り、ワキ腹にエルボーを落とすとダースチョークをセットへ。左足を制されて動けないリプスキがタップし、ジュスダヴィチはケージに駆け上がって喜びを露わにした。

「ダースは私の得意のチョーク。皆を極めることができる。次? タイトルを狙うために誰とでも戦う」と勝者は笑顔で話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 ダスティン・ストーツフス ボクシング マフクアンドレ・バリユー

【UFN246】ダーティボクシングの展開から右フック一閃、ストーツフスがバリユーを豪快KO

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ストーツフス(米国)
Def.1R4分28秒 by KO
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

バリユーが右を振って前に出る。ストーツフスが右カーフを蹴るとバリユーがバランスを崩す。ストーツフスは左腕でバリューの頭をがぶり、右腕でバリユーの右足を持って寝かせる。ストーツフスはバリユーの右足を超えてハーフガードでトップキープしてパンチを落とす。バリユーが半身になって体を起こすと、ストーツフスはジャパニーズネクタイを狙いつつ、バリユーの首をコントロールする。

これは外れるがストーツフスはハーフガードでトップキープしてマウントへ。バリユーがケージを蹴ってマウントから脱出して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとダーティボクシングでの打ち合いとなり、最後はストーツフスが右のショートフックでバリユーの顔面を打ち抜くと、バリユーがばったりと崩れ落ち、ストーツフスが豪快なKO勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 シャルル・ジョーダン ビクター・ヘンリー ブログ

【UFN246】ビクター・ヘンリー、バンタム級転向のジョーダンに変形ギロチンを極められてタップアウト

<バンタム級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
Def.2R3分43秒by モディファイド・ギロチンチョーク
ビクター・ヘンリー(米国)

サウスポーのジョーダンに対し。ヘンリーがインローとインカーフを蹴っていく。ジョーダンが左ミドルを蹴ると、ヘンリーも右ミドルを蹴り返す。ジョーダンはアウトローと左の飛びヒザ蹴り、左の前蹴りを突き刺す。ここからジョーダンは構えをスイッチして左フックと左ハイ、距離を詰めて左フックを当てる。ヘンリーも前に出ていくが、そこにジョーダンがジャブと右カーフを狙う。ヘンリーは右ストレートと右アッパー、クリンチの攻防になると細かいパンチを入れる。

ここでジョーダンは足払いでヘンリーを崩してギロチンへ。ヘンリーが頭を抜くと、再びクリンチの攻防から足払いでヘンリーを崩す。すぐに立ち上がったヘンリーはジョーダンの蹴り足をキャッチしてテイクダする。ジョーダンがケージを背にして立ち上がると、今度はヘンリーが四つ組みの攻防から足払いでジョーダンを崩す。ここはお互い離れて、試合がスタンドに戻る。

サウスポーのジョーダンに対し、ヘンリーが右ストレート。ジョーダンは左ミドルと左ストレート、左の前蹴りで距離を取って、左ハイ・左の飛びヒザ蹴りを見せる。組んだヘンリーがジョーダンをケージに押し込み、足を払ってテイクダウンする。ジョーダンがギロチンを狙ったところでラウンド終了となった。

2R、オーソドックスに構えるジョーダンが右カーフ。ヘンリーもジャブ・ワンツーから前に出て、左右のフックにつなげる。頭を振って前に出るヘンリーに対し、ジョーダンは左右に動いて左ミドル。組みの攻防になるとジョーダンが上体を崩して前のめりにさせるとすぐにバックへ。足をフックして四の字ロックすると、RNCを狙いながらパンチを入れる。

ジョーダンも向き直ってヘンリーをガードポジションに入れると左腕を首に巻いてギロチンを狙う。一旦腰を抜いて立ち上がると、ヘンリーのテイクダウンに合わせて左腕を深く入れる。そのままテイクダウンしたヘンリーがサイドポジションを取るが、ジョーダンは首だけを抱えるギロチンに切り替え、自分の両足を上からヘンリーの足にフック。このままヘンリーの首を絞めてタップを奪った。

試合後、ジョーダンは「ギロチンは極めきれなかったけど、モディファイで極めることができた。バンタム級は僕の場所。カナダの皆に、この国にベルトを戻すと約束する」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 コディ・ギブソン チャド・アンヘリガー

【UFN246】ギブソンが肩固め&グラウンドコントロールで圧倒、アンヘリガーに判定勝利

<バンタム級/5分3R>
コディ・ギブソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
チャド・アンヘリガー(カナダ)

ギブソンが右ハイと右ロー、ジャブを伸ばす。スイッチも混ぜて左フックを放つと、アンヘリガーは右フックを返す。ギブソンがジャブを細かく突くと、アンヘリガーはパンチから右カーフを蹴る。ギブソンは左フックから組みつくとテイクダウンを狙いながらスタンドでバックへ。ここからアンヘリガーを寝かせ、最終的にアンヘリガーの左足を超える形のハーフガードでトップキープする。

マウントに移行したギブソンは、今大会から解禁になった垂直ヒジを落としバックへ。アンヘリガーも足をフックさせずに正対しながら立ち上がる。ギブソンはしつこくバックについて再びテイクダウンし、スクランブルの攻防からがぶる。ギブソンはギロチンを狙いつつマウントを取って、アンヘリガーが頭を抜いて足を戻すとダースチョークの形でギブソンをコントロールする。

2R、ギブソンはサウスポーにスイッチして左ミドル。アンヘリガーのパンチにダブルレッグを合わせてテイクダウンし、すぐにマウントへ。垂直ヒジを落としながらんバックにつく。ここからギブソンはアンヘリガーの体を伸ばして殴りながら、足を四の字ロックしてRNCを狙う。

一度腕を外したギブソンはパンチとヒジを入れて肩固め。ギブソンは背中を見せつつスクランブルに持ち込んで脱出を試みるが、ギブソンがトップキープを続けて再び肩固めを仕掛ける。アンヘリガーはこれをディフェンスして立ち上がるが、ギブソンはボディロックからシングルバックでグラウンドへ。ここも肩固めのクラッチでポジションをキープしつつ、バックについてパンチを入れる。

3R、オーソドックスに構えるギブソンがジャブと前蹴り、スイッチも混ぜる。アンヘリガーはインローを蹴ってパンチを狙うが、前に出るギブソンがギブソンに組みついてケージに押し込むと、自らハーフガードで引き込むような形でアンヘリガーの体をひっくり返してトップキープする。

インサイドガードになったギブソンは体を起こしてパンチとヒジ。アンヘリガーが背中を見せて立ち上がると、ギブソンがバックについて正対しようとするアンヘリガーを寝かせる。最終的にギブソンが亀になったアンヘリガーの右足をフックし、左腕を首に回して肩固めへ。残り10秒でマウント・バックに移行して試合終了。判定はジャッジ1名が30-26をつけるギブソンの完勝に終わった。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN245 アンソニー・ヘルナンデス キック ミシェウ・ペレイラ

【UFN245】初回に前蹴りを効かされたヘルナンデス。持ちなすと17分間の一方的な猛攻で、ペレイラをTKO

<ミドル級/5分5R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
Def.5R2分22秒by TKO
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)

ジャブからワンツー、左ボディを繰りだすペレイラ。続いて左前蹴りを腹に入れると、効かされたヘルナンデスが動きを止める。ペレイラはボディ、顔面と追撃を入れると間合いを取り直して、もう一度前蹴りを見せる。組んだヘルナンデスがケージに押し込むも、ペレイラが離れる。再度組んだヘルナンデスだが、両者5Rを考えてか組みを続けない。低い位置のスピニングヒールキックを2度見せたヘルナンデスが、3度目のクリンチへ。体を入れ替えた離れたペレイラが、右目を気にする。

ヘルナンデスは右を見せてシングルレッグも、ケージを利したペレイラが逆に上を取る。すぐに立ち上がったヘルナンデスのダブルレッグを切ったペレイラが、首相撲からヒザを突き上げる。離れてジャブ、ワンツーでペレイラをケージに詰めたヘルナンデスがスピニングバックエルボー。直後にダブルレッグを決めると、ペレイラは背中をマットにつける。起き上がってパンチを落としたヘルナンデスは、すっかり流れを変えた。

2R、すぐにシングルからドライブしたヘルナンデス。ここでヘルナンデスにアイポークがあり、試合が中断する。2度目ということで厳しく注意を受けたヘルナンデスは、再開後にまたもロー・スピニングヒールキックを繰り出す。徹底してクリンチに出るヘルナンデスに対し、回って離れたペレイラがテイクダウン狙いにギロチンを合わせる。ヘルナンデスは頭を抜いてトップを取ると、エルボー。マウントに移行されたペレイラは、背中を見せて上を向くが肩固めをセットさせる。ロールしてスクランブルに持ち込むだものの、ペレイラは相当に疲弊しており簡単にダブルレッグでテイクダウンを奪われた。

スクランブルにもエルボーを入れ、直後にテイクダウンを取り返したヘルナンデスが、逆にギロチンを見せる。下になることなく、リリースしたヘルナンデスがパンチを纏め、追い込まれたぺらイラが亀から前転。上を向いたペレイラにパンチを連打したヘルナンデスが完全に試合を支配した。

3R開始直後に組んだヘルナンデスがバックに回りテイクダウン。立ち上がったペレイラは左ボディを打つが、軸が乱れれている。ヘルナンデスはボディを入れ、首相撲狙いもケージに押し込んでダブルレッグでテイクダウンを決める。ハーフからディープハーフ狙いのペレイラを潰したヘルナンデスがエルボーを入れる。上体を起こしてパンチを纏めたヘルナンデスは、ボディにエルボーを落としてパス。マウントに移行も、ここはペレイラはエビから足を戻す。

ヘルナンデスは立ち上がってパンチを振り下ろすと、背中を見せたペレイラに肩固め気味のチョークを仕掛ける。リリースしてパンチ、肩口にエルボーを入れるヘルナンデス。ワキ腹にエルボーを受け、前転したところで思い切りパンチを顔面に落とされたペレイラは何とかサバイブした。

4R、すぐにダブルレッグからケージにペレイラを詰めたヘルナンデス。ペレイラも腰を落として回りつつ離れる。しかし、直後にテイクダウンを許すとパスの圧を掛けたヘルナンデスがパンチを落とす。ペレイラは背中を譲って立ち上がるが、ハイクロッチから前方に崩され引き込むように下になる。

バタフライガードも畳まれて、エルボーを落とされるペレイラ。もう反撃することはなく、防御一辺倒のなかで生き残りを狙う。亀で殴られ、立ち上がるとエルボーを打たれたペレイラは、ダブルレッグで倒されハーフガードも鉄槌を連打される。タートルガードで足のフックを許さず、立ち上がるペレイラがシングルレッグからヒザをつき、ここも5分を画面し抜いた。

最終回も変わらず、すぐに組んだヘルナンデスがバックに回る。前方に崩されてペレイラは、立ち上がって正対。ヘルナンデスは離れてパンチを見せ、ダブルレッグを簡単に決める。サイドで抑えたヘルナンデスのエルボーで、ペレイラがカットし動きが一段と落ちる。ハーフでエルボーを連打するヘルナンデスを見て、ついにレフェリーが試合を止めた。


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