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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 ジェイミー・ピケット ボー・ニコル

【UFC285】フィニッシュは手こずるもレスリングは圧倒的。ニコルがピケットを肩固めで下して本戦デビュー

<ミドル級/5分3R>
ボー・ニコル(米国)
Def.1R2分54秒 by 肩固め
ジェイミー・ピケット(米国)

サウスポーのピケットに対し、上下にフェイントを掛けながらニコルが右ハイを繰り出した。ここで足を滑らせたニコルだが、すぐに組みついてドライブ。ピケットがケージ際で耐えると、投げてテイクダウンを狙う。起き上がったピケットをガブったニコルは、バックマウントを奪いRNCへ。これを凌がれると、左腕を真木るけて肩固めに移行する。

ピケットは両手をクラッチし、肩を押し出してディフェンスする。ピケットに背中を着かせたニコルは、そのまま肩固めで絞り上げる。一度ハーフガードのピケットを抑え込んでから、再び絞めたニコルがピケットからタップを奪った。

フィニッシュまでは時間のかかったニコルだが、やはりNCAAを3度制したレスリングの強さは圧倒的だった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 キック トレヴィン・ジョーンズ ボクシング

【UFC285】ガーブランドがアウトボクシングを貫き、ジョーンズの距離に入らずポイント差以上の判定勝利

<バンタム級/5分3R>
コディ・ガーブラント(米国)
Def.3-0:29-28.29028.29-28.
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)

サウスポーのジョーンズが右に回る。ガーブラントは右ミドルを繰り出す。ジワリジワリと距離を詰めるジョーンズに対し、ガーブラントがスライディングキックのような低い右ローを見せた。低い右ローを軸に距離を取るガーブラント、ジョーンズは右ジャブを突きながら前に出る。ガーブラントの右ミドルを受けても動きが止まらないジョーンズに、ガーブラントはカウンターで右ストレートを繰り出した。

距離を取るガーブラントの右ボディストレートがヒット、一瞬ジョーンズの体がくの字に曲がる。ジョーンズの前進は止まらないが、余裕が生まれたかガーブラントはステップを踏んでジョーンズを挑発する。さらに右ボディストレートを伸ばすガーブラントは、挑発ともみえるフェイントを出しながら、サウスポーにスイッチして距離を詰めた。オードソックスに戻して再び元の距離に戻ったガーブラントは、右ストレートを上下に散らす。ケージを背負いながらサークリングするガーブラントだったが、初回終了まで自分のステップを保った。

2R、またもジョーンズが距離を詰める。初回より距離を短くしたガーブラントが、右ミドルからダブルレッグでジョーンズに尻もちを着かせた。ジョーンズもすぐに立ち上がり、再びスタンドへ。ジョーンズが踏み込んで来ると、ガーブラントは初回ほど距離を取らずに誘っている。そして自ら前に出たガーブラントは組みついて、リフトアップからグラウンドに持ち込んだ。

頭をつけて相手を抑え込むガーブラントは、体を起こしてパウンドを放つ。ジョーンズはガーブラントの右腕を抑えている。起き上がろうとしたジョーンズのバックに回ったガーブラントは、パンチで削りながら右腕でRNCを狙う。立ち上がるジョーンズ、ガーブラントは離れ際にパンチを繰り出した。残り1分でガーブラントは大きく距離を取り、ケージ際をサークリングする。ジョーンズはニータップで組みついたが、ガーブラントは左腕を差し上げてディフェンスする。そのまま両者がケージに押し込み合って2Rを終えた。

最終回、前に出て来るジョーンズに対し、ガーブラントが右ストレートを当ててから距離を取った。ガーブラントはジョーンズの右ハイをかわし、サークリングする。足を止めたいジョーンズは右ローを繰り出すが、ガーブラントのサークリングは止まらない。それどころか、ガーブラントはステップで相手を挑発する。右ミドルから組みつくガーブラント、しかしこれはジョーンズがカットした。

大きくサークリングするガーブラントに、ジョーンズは追いつくことができない。しっかりと自分の距離を保ち続けるガーブラントは、ジョーンズの右ストレートをかわして逆側に回り込む。しかし残り1分でジョーンズが組みつき、ガーブラントをテイクダウンする。ガーブラントは下からフィフティフィフティへ。立ち上がったジョーンズは、再びガーブラントのガードの中に入り、パウンドを連打するも致命傷を当てることはできなかった。

これまで打撃戦の末に、相手のパンチで沈むことも多かったガーブラントが、アウトボクシングを徹底。
ジャッジ3者ともに1ポイント差ではあったが、ポイント差以上の差を感じさせるユナニマスの判定勝ちを収めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 デレック・ブルンゾン ドリキュス・デュプレッシー

【UFC285】スタミナ度外視の乱打戦は、デュプレッシーのパウンド連打でブルンゾン側がタオル投入し決着

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレッシー
Def.2R4分59秒 by TKO
デレック・ブルンゾン(米国)(南アフリカ)

サウスポーのブルンゾンに対し、デュプレッシーがガードを固めて距離を詰める。左右のローとハイを散らすデュプレッシーに対し、ブルンゾンが左ミドルをキャッチしてグラウンドに持ち込んだ。すぐさまサイドを奪ったブルンゾンはデュプレッシーの左腕を狙う。さらに右腕を差し上げたブルンゾンは、エビを打つデュプレッシーを抑え込み続ける。

左腕を枕にしたブルンゾンは、起き上がってシングルレッグで組みついてきたデュプレッシーをギロチンに捕える。しかし頭を抜いたデュプレッシーが、フルガードのブルンゾンに右ヒジを連打していく。ブルンゾンはデュプレッシーの体を浮かせ、左足を取って外ヒールを狙う。デュプレッシーがアンクルで切り返すと、ブルンゾンもアンクルを仕掛けていく。ここでアンクルにこだわったデュプレッシーに対し、ブルンゾンがトップからバックを狙いにいく。

立ち上がったデュプレッシーを、ブルンゾンがパンチで追い込んでいく。左ストレートをカウンターで当てると、デュプレッシーがグラついた。すかさず下がるデュプレッシーを追うブルンゾンが、そのままグラウンドに持ち込んでバックからRNCを仕掛ける。これは凌がれたが、トップからパンチを落とすブルンゾン。しかしデュプレッシーも立ち上がり、ケージに押し込みながらパンチを当てた。

2R、またもデュプレッシーが前に出る。左ローを連打するも、ブルンゾンに左ストレートを合わせられてしまう。構わず前に出るデュプレッシーのパンチがヒットするも、ここでデュプレッシーの動きが落ちた。ブルンゾンのパンチが連続でヒットし、デュプレッシーをケージ際まで追い込む。ブルンゾンは左ミドルから左の前蹴り。下がるデュプレッシーを追い立てるが、デュプレッシーも前に出てパンチと左ミドルを繰り出す。左フックでブルンゾンの動きを止めたデュプレッシーは、続けてパンチを顔面に集める。

互いにスタミナを使ったか、やや動きが落ちた中で打ち合う両者。デュプレッシーの左ストレート、右フックを食らったブルンゾンの体が揺れる。ブルンゾンはダブルレッグを仕掛けるが、テイクダウンを奪うことはできない。デュプレッシーは肩で息をしながらパンチを振るい、ワンツーを当ててケージ際へ追い込む。さらに右ボディブローを打ち込むと、ブルンゾンの動きが止まった。しかしブルンゾンも打ち返す。デュプレッシーは残り1分30分でダブルレッグを仕掛け、しりもちを着かせたがブルンゾンも立ち上がる。

残り1分は両者フラフラになりながらの打ち合いを展開し、疲れ倒れかマットに背中を着いたブルンゾンにパウンドを浴びせるデュプレッシーだが、当のデュプレッシーも完全に疲労が見えて手が少なくなる。ところがデュプレッシーの左パウンドをアゴにもらったブルンゾンが背中を見せると、ブルンゾンのセコンドがタオルを投入してデュプレッシーのTKO勝ちとなった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 アマンダ・ヒーバス キック ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFC285】ヴィヴィは最後の腕十字で逆転ならず。パンチ&TDでコントロールしたヒーバスが判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.29-27.
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

ともにサウスポー。まずヒーバスが右ローから右ジャブを突く。ヴィヴィはスイッチしながらジャブを繰り出し、オーソドックスから左フックを当てた。ヒーバスがヴィヴィの左ジャブをかわしながらボディロックで組みつくと、ヴィヴィはギロチンを狙う。そのまま引き込んだが、ヒーバスが頭を抜いてパスを仕掛ける。ヴィヴィはディープハーフから左腕を差し上げるが、ヒーバスがヴィヴィの左足を抑えながらコントロールする。

一度上半身を上げたヒーバスが体勢を立て直し、再び抑え込む。しかし、ここでヴィヴィがスクランブルへ。ヒーバスの右足に絡みついていく。ヒーバスはスプロールから立ち上がった。スタンドに戻るとヴィヴィが前に出てパンチを当てる。ヒーバスのワンツーもヴィヴィの顔面を捉えるが、ヴィヴィが右ストレートを当てて横に回った。スイッチしながらパンチを当てるヴィヴィに対し、ヒーバスもボディロックとパンチを織り交ぜて打ち合った。

2R、互いにスイッチしながら試合を進める。前に出て来たヴィヴィに、カウンターでヒーバスの右ストレートがクリーンヒット。腰を落としたヴィヴィに襲い掛かるヒーバスが、そのままグラウンドで背中を着かせた。ハーフガードのヴィヴィの顔面にパンチとヒジを落とすヒーバスは、右腕を枕に抑え込んでいる。パンチで削るヒーバス、ヴィヴィは前腕で相手の顔面を引き離そうとするも、ヒーバスはヒジをボディに突き刺す。

抑え込まれているヴィヴィは回ってリバーサルを狙うも、ヒーバスのトップキープが強い。次第にヒーバスのパンチが強くなっていく。ここでヒーバスがニースライドパスを仕掛けたところで、ヴィヴィが立ち上がった。しかしヒーバスがバックに回り、そのままグラウンドに引きずりこんでバックマウントへ。バックからパンチで削って、このラウンドを終えた。

最終回、ヴィヴィはオーソドックスで前に出る。ヒーバスはサークリングしながら右ジャブ、左ストレート、そしてローでヴィヴィを捌く。ヴィヴィのパンチは伸びるものの、ヒーバスの顔面には届かず。反対にヒーバスが時おり距離を詰めて左右のパンチを当てる。ややスピードが落ちて来たヴィヴィに対し、ヒーバスが右バックスピンキックを見せるなどペースをつかんできいた。そのまま足を使って右ストレートを当てる。

1Rと2Rを取っているであろうヒーバスは、完全にこのラウンドをサバイブしようとしている。逆転しかないヴィヴィは距離を詰めるも、ヒーバスが右ローでヴィヴィの足を止める。さらにヴィヴィの左ジャブに右クロスを合わせるなど、ヒーバスが試合をコントロールしている。ヴィヴィは左ジャブを当てたが、後続打が届かない。残り1分20秒でヒーバスがテイクダウンを仕掛けた。ヴィヴィは背中を着きながらヒーバスの左腕を取って腕十字へ。

かなり深く入ったかに見えたが、ヒーバスはクラッチを解くことなく防ぎ切り、トップからパウンドを浴びせる。しかも一瞬パスし、すぐハーフガードに戻したヴィヴィにパウンドを浴びせて試合終了のホーンを聞いた。

裁定は1人のジャッジが4ポイント差をつけるユナニマスでヒーバスは勝利した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 イアン・ギャリー キック ソン・ケナン

【UFC285】左フックでまさかのダウンを喫したギャリーが、ソン・ケナンに猛攻&逆転TKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.3R4分22秒by TKO
ソン・ケナン(中国)

まず左ジャブを当てたギャリーが、様子を見ながら右カーフを蹴る。ワンツーで前に出たギャリーに対し、ソン・ケナンは左の蹴りを返す。ギャリーはボディから右カーフ、ソン・ケナンの足が流れる。左ハイを見せたギャリーは、急がないがしっかりと攻撃をいれる。カーフで体がよれるソン・ケナンは、腹を殴られ手が出ない。

左右の前蹴りのギャリーは、ジャブからカーフで試合を支配し左ボディフックを決める。直後にソン・ケナンが左フックを決めてダウンを奪う。パウンドを打たれ、背中を譲って立ち上がったギャリーはリカバリーに努めて離れたが、まさかの展開に──インターバル中に「ただ、ラウンドを取られただけ。腹を殴って攻めていたよね」とコーナーに話しかけていた。

2R、ワンツーからカーフを繰り出すギャリーに対し、ソン・ケナンが左ローを蹴る。と、左の蹴りが急所に入ったとソン・ケナンがブレイクを要求する。再開後、ローにソン・ケナンが右を合わせようとする。ギャリーは左ミドル、右前蹴りと関節蹴りを繰り出す。さらに右ハイから右カーフと蹴りを多用するギャリーが、左ジャブを当てる。

ジャブを続けたギャリーは、ソン・ケナンの左フックをかわしてジャブから右ボディへ。飛び込んで右を当て、ボディからカーフを入れたギャリーは、間合いを取り直してワンツーへ。完全にカウンター狙いのソン・ケナンは、前蹴りからジャブ、ボディを被弾する。ギャリーはワンツー、ボディ、関節蹴りと試合を支配し、ヒザ蹴りを腹に突き刺す。ソン・ケナンはスピニングバックキックを見せたが、初回と違いほぼ何もできない5分となった。

最終回、ワンツーから右、パンチを纏めるギャリーがジャブをヒットさせる。ソン・ケナンも左ミドルを蹴り、踏み込んで左を当てる。ギャリーは右カーフ、左ボディ、左目の周りを腫らせたソン・ケナンは近距離でも左を被弾し、手が出せないでケージに詰まるように。跳びヒザから右エルボーのギャリーは左ボディフック、そして顔面にパンチを纏める。

ソン・ケナンは初回にダウンを奪った左をかわされ、ジャブから右ボディ、さらに左から右を打たれる。残り1分、左から右を当て下がったソン・ケナンにヒザ、右ボディ、左フックとパンチを重ねたギャリーは、ついに後方に倒れ亀になったソン・ケナンを殴り続けてTKO勝ちを決めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 キック キャメロン・サーイマン マナ・マルチネス

【UFC285】ペナルティがあったサーイマンだが、立ち技&寝技で計量失敗のマルチネスを攻め込み判定勝ち

<137ポンド契約/5分3R>
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)
Def.2-0:29-26.28-27.28-28
マナ・マルチネス(米国)

カーフを蹴ってスイッチしたサーイマンに対し、マルチネスが左フックをヒットする。サーイマンは右ローに続き右オーバーハンド。カウンター狙いのマルチネスも右を繰り出し、さらにボディで攻める。構えを変えるサーイマンは既に鼻血を流している。カーフから顔へのサーイマンのコンビが見えているマルチネスが、右ジャブを被弾する。カーフを続けたサーイマンだが、左で前に出て姿勢を乱す。

ジャブを当てるマルチネスはエルボー、後ろ回し蹴りをかわしたがローが急所に入って試合が中断される。再開後、蹴りとパンチの攻防があった後に再度サーイマンの左ローがマルチネスの股間に……。サーイマンにペナルティが与えられ、試合はリスタートした。サーイマンのスピニングバックフィストをかわしたマルチネスが左を当て、ハイキックをキャッチして殴っていく。サーイマンはカーフ、ミドルを決め、左ストレートを打ち抜き──ペナルティのあったラウンドをイーブンで切り抜けたか。

2R、サーイマンが左カーフ、そして右ローから距離を詰める。離れたマルチネスはミドルを連続で蹴られ、サーイマンは勢いをつけて後ろ回し蹴りへ。マルチネスもアッパーを返し、ワンツーからの左ハイをダックアンダーでかわす。サーイマンはパンチと見せてカーフ、逆に足を意識させて右ジャブでダウンを奪う。

クローズガードのマルチネスに、サーイマンがエルボーを落とす。マルチネスはニーシールドから手首を掴んだ三角狙いも、防いだサーイマンがエルボー、パンチを振り下ろしていく。右ヒジを効かせたサーイマンは腕十字狙いを察知し、Zハーフガードにもエルボーを落とした。

最終回、左を入れたサーイマン。ミドルを嫌がってかマルチネスも構えを変える場面も。サーイマンは右ジャブ、スイッチを織り交ぜ思い切りの良いパンチと蹴りを続ける。飛び込んでの攻撃から、近い距離でも打ち合うサーイマンが攻撃を纏める。と、マルチネスがアイポークがあったとブレイクを要求する。左目が見えないという風のマルチネス──氏再開後、ミドルから左を振るっていく。

さらに右ミドルを決めたマルチネスは、シングルレッグでテイクダウンを奪わるとヒジを落とされる。マルチネスはクローズドガードも左右のエルボーを打たれ厳しい展開。サーイマンは右エルボーで流血させると、勢いをつけてヒジ、鉄槌、左右のパンチを落とす。起き上って勢いのあるパウンドを見せたサーイマンは、マルチネスの蹴り上げで後方にバランスを崩し、最後にスタンドへ。ハイを蹴って尻もちをついたサーイマンだったが、減点こそあったが、スタンド&グラウンドともに攻勢で2-0で判定勝ちを決めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 ジェシカ・ペネ ジオゴ・ヘイス タバタ・ヒッチ

【UFC285】道と術の合体。払い腰→腕十字。タバタ・ヒッチがジェシカ・ペネから一本勝ち?!

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
Def.2R2分14秒by 腕十字
ジェシカ・ペネ(米国)

ジオゴ・ヘイスばりにベイビーシャークの異名を取るタバタは、ワンツーからシングルレッグを決める。ペネは蹴り上げを見せ、立ち上がったタバタにシングルに出る。切ったタバタに対し、ペネはシッティングからスタンドに戻った。パンチで前に出て、前蹴りを繰り出したタバタは、組み合いで右腕を差しあげて2度目のテイクダウンを決める。

特に寝技を続けることなく、立ってロー蹴るタバタはペネのレッスルアップからシングルは頭を押して切り、クリンチでケージに圧しこむと──ここも右を差しあげてテイクダウンを決める。ハイガードからスイープを決めかけたペネ、タバタは何とか踏み止まりトップをキープする。ここも立ちあがってローを蹴るタバタだが、今度はグラウンドを選択しペネの仕掛けを切りながらパンチを振り落とす。ペネはKガードも、取られた足を振り抜いたタバタがスタンドに戻って組んでいったところで時間に。

2R、サウスポーから左ミドルを入れたタバタは、オーソに戻しペネの組みを豪快に払い腰で一本級の投げを決める。ニーシールドに鉄槌を落としたタバタは立ち上がってローへ。パスを狙いに足を戻され、ローに切り替えたタバタはスイープ狙いを切って右ワキを抱えると一気に腕十字で切り替える。ペネの右腕が伸び、タバタが一本勝ちを決めた。

「ジェシカと戦えて光栄だった。彼女はこの階級のパイオニアだったので。でも、今はベイビーシャークの時代。グラップリングは私のバックグラウンドだから」とタバタは話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285 キック デモン・ブラックシアー ファリド・バシャラット ブラック

【UFC285】バシャラット弟=ファリド、ブラックシアーの勢いに飲み込まれず渋くTD&ヒジで判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ファリド・バシャラット(アフガニスタン)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
デモン・ブラックシアー(米国)

ブラックシアーの飛び蹴りで試合がスタート。冷静にかわしたバシャラットは、右回りでブラックシアーの攻撃を見て前蹴り、左ジャブから左ボディを繰り出す。スイッチも見せるバシャラットはオーソから左ジャブ、右カーフを入れる。ブラックシアーのステップインはバックを伺ったバシャラットだが、直後にシングルに取られる。ジャンプするように切り、離れた瞬間、カーフからボディを入れたバシャラットは荒いブラックシアーの打撃に右を打たれたが、組みに切り替えてテイクダウンを決める。

胸をつけて抑えたバシャラットは、ブラックシアーのバタフライガードからのスイープを潰してボディロックパスを決める。枕で抑え、シングル狙いは頭を押して立ち上がったバシャラットに対し、ブラックシアーが右ミドルを決める。バシャラットはガードの上から左ハイ、スピニングバックフィストをガードしたブラックシアーの大きな動きをかわして時間となった。

2R、ワンツーのバシャラット。ブラックシアーもジャブから右を狙い、かわされてもパンチからボディロックテイクを決める。スクランブルでシングルに切り替え、その態勢でヒザを突き上げるブラックシアー。離れたバシャラットは左ジャブ、右カーフを決める。さらにスピニングバックキックのバシャラットは、跳びヒザから組まれてバックを譲る。そのまま後方に倒れ込んだブラックシアーが、ハーフ&バックからトップへ。背中を見せたバシャラットはガードを取り直しスクランブルから立ち上がり──逆にシングルレッグで上を取ることに成功する。

右腕を差してきたブラックシアーにエルボーを落としたバシャラットは、クローズドの中から左のパウンドを2発、さらに右エルボーを入れる。左右のパウンドから右エルボーを打ちこんだバシャラットは左、右とヒジを落とした。

最終回、右を回ってかわしたバシャラットは、サウスポーでは左に回る。ヒットはなくても印象が良いブラックシアーは、首相撲からヒザを見せるが逆に崩される。バシャラットはクリンチに取り、ケージへ。小外を切り替えられそうになったバシャラットだが、スクランブルを制してハーフで抑える。右で殴り、ブラックシアーが右腕を差してくると、足を畳んでボディロックで背中をつかせたバシャラットに、ベガスのファンはブーイング。

ブラックシアーはバタフライスイープからスクランブル、バックに回る。すぐに立って離れたバシャラットは、左に左を合わされる。インサイドローでヒザをつかされたバシャラットは立ち上がってエルボーを入れる。ブラックシアーはテイクダウン狙いから、崩れて下に。バシャラットがここもエルボーを入れ、右を連打する。

ブラックシアーはここでトライアングルから、左腕を伸ばしにいったが時間に。バシャラットは印象が悪いかと思われたが、ジャッジ3者から29-28の指示を受けてデビュー以来の連勝を10に伸ばした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC285   エステバン・リビヴィクス キック ロイック・ラジャボフ

【UFC285】これで第1試合?! 殴って、テイクダウン&スクランブルの消耗戦でラジャポフが競り勝つ

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャボフ(タジキスタン)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
エステバン・リビヴィクス(アルゼンチン)

いきなり右フックを効かせたラジャポフが、リビヴィクスをテイクダウンし殴る。立ちあがったリビヴィクスをがぶり、離れてからの打撃戦でラジャポフが再び右フックをヒットさせる。さらにやや遠めの距離からダブルレッグを再び決める。リビヴィクスのキムラ狙いも足を抜いているラジャポフは、そこを支点に逆に腕関節を狙う。抜いてスクランブルから試合がスタンドに戻るも、すぐにラジャポフがダブルレッグでテイクダウン。

ここもキムラのリビヴィクスだが、ラジャポフはバックを伺いキムラを防ぐ。バックコントロールを嫌がったリビヴィクスが引き込むと、ラジャポフは一瞬の肩固めからトップを取り殴っていく。背中を預けて立ち上がったリビヴィクスのキムラをハイクロッチ&スラムに切り返したラジャポフが、スクランブルからスタンドに戻るとすぐに時間となった。

2R、ジャブからワンツー、左フックを決めたリビヴィクス。しかし、すぐにボディロックから小外掛けでテイクダウンを許す。ハーフで抑えたラジャポフはアメリカーナ狙いから、肩固めへ。マウントをブリッジで跳ね返し、スタンドに戻ったリビヴィクスがシングルレッグを切る。ラジャポフはワンツー、リビヴィクスが左アッパーを決める。右フックを振るって組んだラジャポフがダブルレッグでテイクダウンを決める。

リビヴィクスはすぐにスクランブルから打撃の間合いに戻り左を入れる。ラジャポフに疲れが見えるなか、スイッチしたリビヴィクスは右カーフを蹴り、直後にまたもテイクダウンを許す。リビヴィクスはスクランブルに持ち込み、バックを譲っても胸を合わせて逆にテイクダウンへ。切ったラジャポフが離れると、右ボディを効かせたリビヴィクスがさらに左右のフックを放ち、ここでの右が効きラジャポフが崩れる。立ち上がったラジャポフにワンツーを決めたリビヴィクスに、ラジャポフが必死のスピニングバックキックを放ちラウンドが終わった。

最終回、2Rのダメージもあり試合がどうなるか分からない状況で、ラジャポフが右フックをヒット、さらに右を決めたラジャポフだがやはり疲れは隠せない。リビヴィクスをさらに被弾するが、倒れない。しかし、ダブルレッグにはアッサリと背中をマットにつけてしまう。キムラ狙いにパスを決めたラジャポフ。サイドでもそのままリバーサルを決めたリビヴィクスが、キムラを支点にバックへ。ついに両足をフックして、マウントに移行する。

即ヒップエスケープからスクランブルに持ち込んだラジャポフが、ボディロックテイクダウン。そのままサイドで抑えられたリビヴィクスは、スクランブルでキムラ。ここをリフトしたラジャポフは、コントロールできず打撃の間合いへ。リビヴィクスの左を効かされたラジャポフは、遠い距離からダブルレッグを仕掛けクリンチに持ち込む。このまま時間に持ち込んだラジャポフのコントロールと、リビヴィクスの効かせたパンチ──2Rと3Rをジャッジはどのように判断するか。

結果、オープニングマッチの域を越えた激しいオープニングマッチはラジャポフが3-0の判定勝ちを決めた。


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『UFC 285: Jones vs. Gane』速報

Funko - Figurine UFC - Jon Jones Pop 10cm


UFC 285 ‘Jones vs. Gane’ Play-by-Play, Results & Round Scoring(Sherdog)



 上記を参照。以下、速報です。続きを読む・・・