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BELLATOR Interview Special The Fight Must Go On ブログ ベンソン・ヘンダーソン マイケル・チャンドラー 水垣偉弥

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 水垣偉弥のおススメ、Bellatorを知るための5番勝負─05─

Chandler vs Benhen【写真】劣性だったベンヘンが1票を取れる、そんな巧さも見せていた激戦だった (C)BELLATOR

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第27弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

元日本MMA界のエースでDAZNでベラトール中継の解説も行っていた水垣偉弥が選ぶ、BELALTOR編。水垣が「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」から、最後の1試合は?

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


水垣が選んだ「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」、4試合目は2016年11月19日に行われた世界ライト級選手権試合=王者マイケル・チャンドラー✖ベンソン・ヘンダーソンの一戦だ。

パトリッキー・フレイレを破り3度目の王座戴冠となったチャンドラーに、その弟パトリシオを破り挑戦権を得たベンヘン。ズバリ、Bellator✖UFCという構図が話題となった。

水垣偉弥のMust Watch 05、チャンドラー✖アルバレス戦の選択理由は以下の通りだ。

水垣偉弥
「個人的にベンヘンが好きというのもありますが、チャンドラーがベラトールのチャンピオンとして元UFC&WEC世界チャンピオンを迎え撃つというシチュエーションにドキドキ、ドキドキさせられました!! ガンガン攻めまくるチャンドラーに対して、凌ぎ続け最後にバック取るところまで行ったベンヘンの粘り、最後まで目の離せない一戦でした。

最後にバックチョークを極めていればベンヘンのファンにとっては最高の1戦でしたが。とにかく剛✖柔という感じで見所の多い激闘でした」

BellatorオフィシャルYouTubeチャンネルで視られる──動画はコチラから

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BELLATOR Interview Special The Fight Must Go On エディ・アルバレス ブログ マイケル・チャンドラー 水垣偉弥

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 水垣偉弥のおススメ、Bellatorを知るための5番勝負─04─

Chandler vs Alvarez【写真】勝負を決めたのは、この前の──今やチャンドラーの代名詞となった右のオーバーハンドか (C)BELLATOR

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第25弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

元日本MMA界のエースでDAZNでベラトール中継の解説も行っていた水垣偉弥が選ぶ、BELALTOR編。水垣が「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」から、4試合目を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


水垣が選んだ「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」、4試合目は2011年11月19日に行われた世界ライト級選手権試合=王者エディ・アルバレス✖マイケル・チャンドラーの一戦だ。

水垣偉弥のMust Watch 04、チャンドラー✖アルバレス戦の選択理由は以下の通りだ。

水垣偉弥
「チャンドラー✖アルバレス、本当は2度目の対戦の方をおススメしたかったのですが、この動画がオフィシャルYouTubeにフルファイトで残っていなかったです。2度目の対戦はアルバレスがベラトールとの契約を更新せずに、最後の試合でタイトルを取ってUFCへ行こうという想いと、絶対にそんなことはさせないというベラトールの思惑がぶつかってヒリヒリしていたのですが、その分オフィシャルとしてはアーカイブさせ辛いのかもしれないです。

それにマルコ・ロウロ✖ドゥドゥ・ダンタスや、マイケル・マクドナルド✖ダンタスなんかも、アーカイブされていないので残念です。

とはいいつつ、チャンドラー✖アルバレスは1試合目も凄い内容でした。この試合でチャンドラーの名前が世界に知れ渡ることになったといっても過言でないです。チャンドラーはトーナメントで優勝していましたが、試合前の下馬評はアルバレスが上でした。そのアルバレスを相手に一本勝ちというインパクトの大きな試合でしたね。この試合があって、僕の中ではベラトールといえばマイケル・チャンドラーという印象になりました」

BellatorオフィシャルYouTubeチャンネルで視られる──動画はコチラから

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Interview Special フランク・シャムロック ブログ

【Special】第2回、MMA版あいつ今何してる? フランク・シャムロック─01─「UFCにとって一番の敵に」

Frank Shamrock【写真】2009年4月、最後の試合から11年が経ったフランク・シャムロック (C)DAVE MANDEL

MARTIAL WORLD Presents新訪問シリーズ=「MMA版あいつ今何してる?」──第2回は日米を股にかけてMMAの創世記から、定着&発展期に常にトップファイターとして活躍したフランク・シャムロックだ。

ケン・シャムロックの義弟は1994年12月にパンクラスに来日し、一躍トップスターに躍り出ると、1997年にはRINGSで高阪剛、VTJでエンセン井上と日本の重量級のトップファイターを破る。さらにエンセンに勝利した1ヵ月後に横浜アリーナで開催されたUFC JAPANで五輪金メダリスト・レスラーのケビン・ジャクソンを腕十字で秒殺し、フランクはオクタゴンデビューを果たした。

1997年12月から1999年9月までUFCで活躍したフランクは世界ライトヘビー級王者に君臨し、4度の王座防衛に成功している。しかし、Zuffa体制になると彼はオクタゴンを去り、Zuffa買収前のWECからElite XC、Strikeforceと常にUFCのオポジションで活躍し、ダナ・ホワイトに対しては批判的なコメントを繰り返してきた。

そのフランクが現役を退いて11年が過ぎた。2017年にはRIZINで桜庭和志とグラップリングのエキシビションも行った彼は今、何をしているのだろうか──。自らのドライブで北米MMAのフィーダーショーを追い続けたキース・ミルズが近況と、殿堂入りしてもおかしくないZuffa UFCとの間に何があったのかと尋ねた。
Text by Keith Mills


──UFC、WEC、そしてStirkeforceで頂点に立ったフランクだけど、ZuffaになってからUFCとは疎遠になったままだね。

「彼らがUFCを買った時に、実は僕は彼らに雇われていたんだ。そして2週間いっしょに練習し、MMAはどうあるべきかを協議していた。僕は彼らがUFCをどう発展させていくのか、その代弁者であり、彼らのブランドのチャンピオンだったんだ。2週間、ロレンツォとダナと一緒にトレーニングをし、このスポーツは何かを彼らと話し合っていた。このスポーツの成り立ちを話し、これからどのようにやっていくのかを、ね。

2週間後、2人は僕に椅子につかせて彼らの方針を伝えてきたよ。彼らは僕に『試合に出てくれ、それが君の役割だ。我々の次のマーケット開拓は、この2人がやっていく』とね。それがティト・オーティズとカルメン・エレクトラ(モデルでデニス・ロッドマンの元夫人)だった。ピカピカに着飾られた……見せかけ重視の方針だった。僕は『これは僕が想うMMAというスポーツじゃない』と伝えたよ。

少なからずMMAは、今もあの時の彼らの選択の影響を受けている。そのダメージを受け続けているといっても良いだろう。2人のあのやり方が、今もMMAの一般的なプレゼンになっているようにね。皆が、そういうイメージでMMAを見ているんだ。

『これは違う。もっと正しくMMAを導かないと。こういうことをやり過ぎるのは良くない』。それが僕の考えだった。だからUFCと同じ道を進むことはなくなり、他の団体で自分の信じるやり方でMMAを発展させたいと思った。

結果、フランク・シャムロックは公然とUFCにとって一番の敵になったんだ」

──そんなことがあったんだね。

「その後、僕はストライクフォースで仕事をするようになり、彼らとハッキリと競合するようになった。自分のすべきことを加速させたよ。UFC……ダナ・ホワイトとの関係はさらに悪化し、互いに嫌うようになっていったんだ」

──ダナやロレンツォとストライクフォースのスコット・コーカーは違ったの?

「僕にとっては違う。僕は常にスコット・コーカーには全幅の信頼を寄せている。文字通り、スコットとストライクフォースの面々は命を懸けてプロモーションを運営していたからね。

それが僕のスコットの印象だ。でも、ノールール時代に格闘技とコネクトしていた連中って、そうなんだよ。そういう時代を経験している連中は命を懸けてMMAを発展させるという想いでいた。それが僕にとって全てだったんだ。

──引退から2年後にStrikeforceがUFCに買収されたね。

「彼らと一緒にやりたいとは一切思わなかったよ。僕は彼らを信用していない。僕らはある一線のあっち側と、こっち側にいる。同じサイドにいることはない。僕は彼らと同じ側にいようとは思わないんだ」

<この項、続く>

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BELLATOR Interview Special The Fight Must Go On エド・ルース ネイマン・グレイシー ブログ 水垣偉弥

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 水垣偉弥のおススメ、Bellatorを知るための5番勝負─03─

Neiman vs Ruth【写真】耐え忍んで、掴んだチャンスをモノにしたネイマン (C)BELLATOR

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第25弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

今回から元日本MMA界のエースでDAZNでベラトール中継の解説も行っていた水垣偉弥が選ぶ、BELALTOR編。水垣が「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」から、3試合目を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


水垣が選んだ「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」、3試合目は2018年12月15日に行われたウェルター級ワールドGP準々決勝=ネイマン・グレイシー✖エド・ルースの一戦だ。

4年連続カレッジレスリングでオールアメリカンに輝き、NCAAを3度制したエリート・レスラー=ルースと、柔術ロイヤルファミリーのネイマンの大切、デビュー以来14連勝中だったMVPに対し、強烈なローキックを武器に王座返り咲きとGP優勝を狙うリマ。歴史に残る一瞬の間を制したKO劇が見られた。

水垣偉弥のMust Watch 03、ネイマン・グレイシー✖ルース戦の選択理由は以下の通りだ。

水垣偉弥
Neiman「試合前から、何と言うか20年以上前にただワクワクしながらUFCのビデオを探し漁っていた頃のワクワク感を思い出させてくれるカードでした。ただ現代MMAなのでルース徹底してスタンドをチョイスするような戦いになるのかなぁっと思っていたのですが、いい意味で期待を裏切ってお互い自分の強みで勝負した一戦になったのでめちゃくちゃ楽しめました!!

そしてグレイシーってやっぱりすげ〜ってなって……ホントに水垣少年に戻れた一戦でしたね」

BellatorオフィシャルYouTubeチャンネルで視られる──この試合の動画はコチラから

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Special The Fight Must Go On USWF ゴードン・ネルソン スティーブ・ネルソン ハウフ・グレイシー ブログ

【The Fight Must Go On】イベントプログラム・シリーズ─03─1998年8月22日、USWF@アマリロ

USWF【写真】味がありすぎるパンフレット (C) MMAPLANET

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第24弾はMMAPLANET夜明け前のイベントプログラム・シリーズ……その第3回として1998年8月22日、USWF(Unified Shoot Wrestling Federation)のパンフレットを捲ってみたい。


USWFは1997年8月にテキサス州アマリロに旗揚げされた格闘技団体で、純然たるMMAではなく試合タイムは15分✖1R、掌底、ロープエスケープが1度認められたシュートレスリングのプロモーションだった。

シュートレスリングといえば修斗の中村頼永氏が、米国に渡った際シューティングでは射撃や撮影を意味するので用いた名称と同じだが、修斗とは全く関係ない。ただし、中村氏がシュートレスリングをカールゴッチ由来のレスリングとして名付けたのであれば、このリアルなプロレスという意味合いでUSWFも関係しているともいえる。

USWFはUインターにも来日したことがあるスティーブ・ネルソンが興したプロモーションで、彼の父はプロレス界でシューターとして鳴らしたゴードン・ネルソン。父ネルソンは1960年代に英国で活躍し、その間に対戦相手でもあったビリー・ジョイスやビル・ロビンソンというランカシャーレスリングの担い手とも交流があったという。

息子ネルソンはテキサス州アマリロで育ち、フォークスタイルレスリングやサンボで活躍しながらシュートレスラーとして成長していた。そして米国MMAの黎明期にWorld Combat ChampionshipやExtreme Fightingに出場、後者でハウフ・グレイシーのRNCで落とされている。

本職は小学校の体育教師で、キッズ・レスリングの指導者でもあったネルソンは、米国では数少ないプロレスの流儀を理解してリアルなファイトをプロモートした人間だ。It’s RealというUインターの海外でのうたい文句を流用し、桜庭和志がPRIDEで頭角を表すやUインターで桜庭のデビュー戦で勝利したことを自らのイベントの喧伝に活用、旗揚げ大会に関してはフェイクファイトも混ざっていた。

ただし、このようなファジーな格闘技観は米国の方が浸透させるのは難しいのか、ガチで戦わせるほうが楽にマッチメイクできるのか、ネルソンは上記のようなルールを設定してリアルファイトだけを提供するようになった。

裏表紙は次回大会のパンフ。フランク・トリッグ、エイドリアン・セラーノ、修斗に来日して桜井マッハ速人と戦ったアリ・エリアスが紹介されている

裏表紙は次回大会のパンフ。フランク・トリッグ、エイドリアン・セラーノ、修斗に来日して桜井マッハ速人と戦ったアリ・エリアスが紹介されている

そんなUSWFではいち早く65キロや70キロの試合を組んでいたこともあり、サステインの坂本一弘代表が現地視察を行い、改めて修斗とシュートレスリングの交流が始まる。

ちなみにUSWFからは後のUFC世界ミドル級王者エヴァン・タナーや、ポール・ジョーンズ、フランク・トリッグなどがMMAでも活躍するようになる。

ネルソン自身もVTJに来日して中尾受太郎の三角絞めに屈してなお、グレイシーへのリベンジへの熱だけは冷めることなく、ついにはMMAとしては変則的ルールとしかいいようがない自らの庭にハウフを引きずり出すことに成功した。屋内でありながら土埃が舞うロデオ会場=アマリロ・フェアグラウンズ・ビッグロデオ・コロシアムで、ネルソンは自らの引退試合として勝者2万ドル総取りマッチを組み、ホームの利を十分に生かしてハウフを迎え撃った。

USWF 02大会のパンフにはシュートレスリングについて、日本で野球と相撲に次いで3番目に人気のあるスポーツとして紹介するなど、本職は高校の教師とは思えぬ玉石混交ぶりを発揮しているが、ハウフとの再戦は今見てもエキサイティングなベストバウトとなった。

USWF 04試合開始早々にネルソンはテイクダウンからパス、マウントを許して背中を見せるとロープエスケープ。あとがなくなったネルソンは、続いてマウントを取られると防御に徹し、ブレイクを得る。圧倒的に優位な状態でのリスタートに、ハウフは感情が揺さぶられスタミナを急激に失っていった。

地元のファンの爆発的なサポートを背に、ネルソンはテイクダウンを決め、2度に渡り三角絞めを凌ぐとついにはマウントを取ることに成功した。シュートレスラーがグレイシーからマウント奪取、間違いなく彼の格闘家人生のハイライトとなった。

USWF 05その後、足を戻したハウフがガードからの腕十字でタップを奪い、ネルソンは米国のグレイシーハンターとなることはなかったが、一遍の未練もなくリングを下り、プロモーター業に専念した。

その3年後にUSWFをタナーに譲ったネルソンの足跡を、メインストリームを闊歩する米国MMA界で辿ることはほぼない。

スティーブ・ネルソンは遅めの結婚をして、奥方のファミリービジネスでもあったジャパニーズ・レストランをアマリロの地で切り盛りしている。

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BELLATOR Interview Special The Fight Must Go On ドゥグラス・リマ ブログ マイケル・ペイジ 水垣偉弥

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 水垣偉弥のおススメ、Bellatorを知るための5番勝負─02─

Lima vs MVP【写真】歴史に残るノックアウト (C)BELLATOR

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第23弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

今回から元日本MMA界のエースでDAZNでベラトール中継の解説も行っていた水垣偉弥が選ぶ、BELALTOR編。水垣が「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」から、2試合目を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


水垣が選んだ「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」、2試合目は2019年5月11日に行われたウェルター級ワールドGP準決勝=ドゥグラス・リマ✖マイケル・ペイジの一戦だ。

デビュー以来14連勝中だったMVPに対し、強烈なローキックを武器に王座返り咲きとGP優勝を狙うリマ。歴史に残る一瞬の間を制したKO劇が見られた。

水垣偉弥のMust Watch 02、リマ✖MVP戦の選択理由は以下の通りだ。

水垣偉弥
「マイケル・ペイジのような選手と戦い、どうすれば勝てるのか。それがまるでペイジの独特の動きや、リズムを狂わせる攻撃に翻弄されず、リマはとにかく自分の戦いをしていました。そして、一瞬にして訪れたチャンスをモノにしたリマには脱帽でした。

ただペイジも、あのKO負けのあとに調子を落とさず、すぐにウィイニングトラックに戻ってきた。そういう風に選手をリードできるベラトールのマッチメイクも素晴らしいですし、またペイジが上位陣と戦うのが楽しみです」

BellatorオフィシャルYouTubeチャンネルで視られる──この試合の動画はコチラから

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BELLATOR Interview Special ジョー・ウォーレン ジョー・ソト ブログ 水垣偉弥

【The Fight Must Go On】Must Watch !! 水垣偉弥のおススメ、Bellatorを知るための5番勝負─01─

Warren vs Soto【写真】ジョー・ウォーレンは2006年のグレコローマンレスリング世界王者で、MMA2戦目にはDREAMで山本KID徳郁を破り、3戦目でビビアーノ・フェルナンデスに敗れ、Bellatorへ戦場を移し9年間活躍。ソトは紆余曲折あり、棚ぼたながらUFCでも世界王座に挑戦している (C)BELLATOR

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第22弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

今回から元日本MMA界のエースでDAZNでベラトール中継の解説も行っていた水垣偉弥が選ぶ、BELALTOR編。水垣が「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」から、最初の1番を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


Warren vs Soto 02水垣が選んだ「Bellatorを知って欲しいために選んだ5番勝負」、1試合目は2010年9月2日に行われたBellator世界フェザー級選手権試合=王者ジョー・ソト✖ジョー・ウォーレンの一戦だ。

ベラトール・シーズン01フェザー級Tで優勝し初代王者となったソトに対し、シーズン02Tで優勝したウォーレンが挑んだ試合は、意外な技で勝敗が決したMMAらしい勝負であった。

水垣偉弥のMust Watch 05、ソト✖ウォーレン戦の選択理由は以下の通りだ。

水垣偉弥
Warren vs Soto 03「世界選手権優勝のレスラーがこの相手にこういう勝ち方しちゃうんだと思った一戦でした。テイクダウンを取れず打撃で押されて、これはダメなパターンだなとなったところからの逆転劇だったので。レスリング力だけでなんとしようとするのではなくて、MMAちゃんと練習しているからこその勝利だったと思います。

この試合が行われたのは2010年なんですが、僕は2009年の年末にWECでスコット・ヨルゲンセンに負けていて、ウォーレンとヨルゲンセンが同じチームということで、米国で練習したいと思うようになり、ならウォーレンとヨルゲンセンのところに行こうかと考えたこともあったという記憶があります」

※水垣は翌年、短期のLA滞在からイリノイ州のジェフ・カーランの下で、初の長期間の海外出稽古を行なった。

BellatorオフィシャルYouTubeチャンネルで視られる──動画はコチラから

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Interview Special The Fight Must Go On サムエー・ガイヤーンダオ ジョナサン・ハガディ チャトリ・シットヨートン ブログ

【The Fight Must Go On】Must Watch !! チャトリのおススメ、ONEを知るための5番勝負─05─

Haggerty vs Sam-A【写真】写真だけだとMMAに見える? ONEムエタイの特徴はMMAグローブ使用、裁定はダメージ重視。ただし誰がサムエー陥落を予想できただろうか──と書けるほど、MMAPLANETではムエタイの世界が分かっていないことは承知しています(C)MMAPLANET

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第21弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

引き続き、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長が「ONEを知るために日本のファンに視て欲しい5番勝負」から最後に1試合を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合はふくまれないです。


チャトリが選んだ「ONEを知るために日本のファンに視て欲しい5番勝負」、5試合目はMMAではなく、立ち技=Super Seriesから昨年5月3日に行われたONEムエタイ世界フライ級選手権試合、ジョナサン・ハガディ✖サムエー・ガイヤーンハーダオの1戦だ。

チャトリのMust Watch 05、ハガディ✖サムエー戦の選択理由は以下の通りだ。

チャトリ・シットヨートン
「最初はロッタンがハガディに勝ってチャンピオンになった試合を選ぼうと思ったんだ。凄くエキサイティングな試合で誰が見ても、興奮できる試合だったからね。でも、あの試合を改めて振り返ると、ジョナサンの素晴らしさに行き着いた。彼は英国人でありながら、世界を代表するムエタイ選手だ。そう思ったら、ここで選ぶべきはジョナサンがサムエーというムエタイのレジェンドを下した世界戦だと考え直したんだよ(笑)。

ムエタイやキックボクシング、それにグラップリングとボクシング、MMA以外の試合が行われるのがONEチャンピオンシップの最大の特徴だからね。ONEチャンピオンシップがホーム・オブ・マーシャルアーツと言われる所以だ。MMA単体イベントでなくてね。UFCは世界一のMMAプロモーションで、ONEは世界一の格闘技、武道を世に届ける団体になんだよ。

アジアには5000年の武道の歴史がある。誰もがマーシャルアーツを理解している。それがUFCとONEのビジョンの違いで。キックやムエタイは世界中で、MMAよりも気軽に楽しんでもらえる。そして東南アジアなどは、スーパーシリーズの試合のレベルがローカルファイターのMMAマッチよりもレベルが高く、立ち技の方がMMAよりも面白いものだと思われるという声を聞くのも確かだよ。

ただし、フィリピンを見て欲しい。ONEチャンピオンシップが試合を組み続けることで、どれだけフィリピンのアスリートが成長したのか。今ではMMAを代表するパワーハウスの1つとなった。誰がこの短期間で、アギラン・タニのようにマレーシアからユーシン・オカミと渡りあえる選手が育つと想像できただろうか? インドネシアも同じだ。彼らの試合を組み続けることで、インドネシアのMMAファイターは成長し続ける。今はMMAよりもキックやムエタイにエキサイトしているファン達も、彼らの成長とともにMMAを見る目が養われることになる。それがさっきも言ったONEのビジョンなんだ」

ONEオフィシャルホームページで視られる──この試合の動画はコチラから

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Interview ONE Special The Fight Must Go On アンジェラ・リー シィォン・ヂィンナン チャトリ・シットヨートン ブログ

【The Fight Must Go On】Must Watch !! チャトリのおススメ、ONEを知るための5番勝負─03&04─

Pand vs Lee【写真】2試合とも劣性なファイターが盛り返すというシーンが見られたうえでのフィニッシュ決着、3度目は?(C)MMAPLANET

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第20弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

今回もONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長が選んだ「ONEを知るために日本のファンに視て欲しい5番勝負」、その3試合目と4試合目だ。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれません。


チャトリが選んだ「ONEを知るために日本のファンに視て欲しい5番勝負」、今回は2試合同時発表、3試合目は2019年3月31日、ONE90で行われたONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン✖挑戦者アンジェラ・リー、そして2019年10月13日のONE100で組まれた再戦、ONE世界女子アトム級選手権試合=王者アンジェラ・リー✖挑戦者シィォン・ヂィンナンの2試合だ。

チャトリのMust Watch 03&04、シィォン・ヂィンナン✖アンジェラ・リー2連戦の選択理由は以下の通りだ。

チャトリ・シットヨートン
「ジィォン・ヂィンナとアンジェラ・リーの戦いは、2試合とも大好きだ。凄い接戦で、2人とも傷つき、それでも最後まで勝負を諦めない戦いだった。そしてパンチで勝ったヂィンナン、RNCで勝利したアンジェラ。2人の特徴と強さを見せ、これからさらに強くなる可能性があることを示していた。

ヂィンナンとアンジェラの2人、世界のどのアトム級の選手と戦っても負けないはずだ。3度目の対戦? もちろん起こりえる。2人もそれを第三幕、決着戦を望んでいる。2人ともEvolve MMAに所属しているけど、我々は既にクリスチャン・リー✖シンヤのタイトル戦も組んだ。彼女達は間違いなく、もう1度戦うよ」

ONEオフィシャルホームページで視られる──この試合の動画、パンダ✖リー01はコチラ、パンダ✖リー02はコチラ(39分10秒頃)から

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ADCC2005 Special The Fight Must Go On ジェイク・シールズ ジョルジュ・サンピエール ディエゴ・サンチェス デミアン・マイア ブログ ホジャー・グレイシー ホナウド・ジャカレ マーシオ・フェイトーザ ユライア・フェイバー レオ・サントス 青木真也

【The Fight Must Go On】DVDチラ見─03─2005年5月28&29日、ADCC2005。最後の柔術家✖UFCファイター

ACDD2005【写真】日本ではクエストが権利を取り、DVDを発売。ここで紹介するDVDは米国版だ (C) FIGHTWORLD.com

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第19弾は懐かしくもあり、今や秘蔵っぽさタップリのDVD紹介シリーズ、その第3回として2005年5月28&29日にカリフォルニア州ロングビーチのザ・ピラミッドで開催されたADCC2005のDVDを紹介したい。


2005年はMMA界にとって、転機となったな年だ。この年の1月から4月にかけて全米ケーブルネットワーク局SpikeでThe Ultimate Fighterシーズン01が中継された。この番組が当たらなければ、ZuffaはUFCへの投資と経営を諦めていただろう。

そんな最後の一手が起死回生の場外ホームランとなり、UFCは──いやMMAは世のメインストリームを闊歩する道を歩み始めた。そんな年に開催されたADCCサブミッションレスリング世界大会は、PRIDEに出場している以外のMMAファイターにとってグラップリングの優勝賞金が高額だった最後の大会(※いつの間にかこの名称もサブミッションファイティングに変更されているが……)といえる。

UrajahズッファがWECを買収する以前とはいえ66キロ級にユライア・フェイバー、ギルバート・メレンデス、77キロ級にはジョルジュ・サンピエール、ディエゴ・サンチェス、ジェイク・シールズ、青木真也、88キロ級にフランク・トリッグ、デニス・ホールマンらが出場している。

aoki2年後のADCC2007ではロバート・ドリスデール、ファブリシオ・ヴェウドゥム、シャンジ・ヒベイロ、デミアン・マイア、マルセリーニョ・ガウッシア、ハニ・ヤヒーラという6人の世界王者が全てMMAに進出していることからも、2005年を潮目にMMAと柔術の関係が変化したことが分かる。

GSPそんなMMAファイター達の挑戦を跳ね返した柔術勢と柔術家同士の潰し合いに馳せ参じたメンバーも、レオ・ヴィエイラ、マーシオ・フェイトーザ、レオ・サントス、マルセリーニョ・ガウッシア、ホナウド・ジャカレ、デミアン・マイア、シャンジ・ヒベイロ、ホジャー・グレイシーと凄まじいばかりの面子が揃っていた。

marcio今や柔術も道着とノーギが別物と捉えられるようになったことを考えると、ノーギグラップリングという分野において、MMAファイターが本気で柔術家に挑み、また米国勢のレスリングと柔術の融合が始まったのが、このADCC2005といえる。

■青木のセコンドは欽ちゃん!!

そんなADCC2005は日本国内ではクエストが3枚組、計674分のDVDを発売しており、ここで紹介した米国とは別構成になっている。この米国版はFIGHT MARKET.comから7枚組で発売され、グラフィックの注目すべき点は各選手のセコンドが明記されている点。青木のセコンドには近藤哲也氏、そして橋本欽也君の名前がしっかりと刻まれている!!

そして米国版ではスポンサーが裏表紙で紹介されているが、KORAL、TAPOUT、On The Mat、Jiu Jitsu PRO Gear、FOKAIなどギアやショップだけでなく、Grappler QuestとNAGAという2大グラップリングのロゴも確認される。

ADCC2005も今や、UFC Fight Passで視聴可能だ。もうとやかくいう必要もない。各階級の優勝者、そして今見ても色あせることのない顔合わせを記しておきたい。

66kg
【66キロ級】
優勝レオ・ヴィエイラ 準優勝ハニ・ヤヒーラ
<1回戦>
レオ・ヴィエイラ✖徹肌ィ郎
ギルバート・メレンデス✖バレット・ヨシダ
ユライア・フェイバー✖マルコ・パフンピーニャ
<準々決勝>
ヴァグネイ・ファビアーノ✖ハニ・ヤヒーラ
マーシオ・フェイトーザ✖ユライア・フェイバー
<準決勝>
ハニ・ヤヒーラ✖マーシオ・フェイトーザ

leo
【77キロ級】
優勝マルセリーニョ・ガウッシア 準優勝パブロ・ポポビッチ
<1回戦>
青木真也✖マルコス・アヴェラン
GSP✖オットー・オルソン
パブロ・ポポビッチ✖ヘンゾ・グレイシー
ジェイク・シールズ✖ディエゴ・サンチェス
<準々決勝>
マルセリーニョ・ガウッシア✖青木真也
レオ・サントス✖ジョルジュ・サンピエール
パブロ・ポポビッチ✖ホアン・ジュカォン
ジェイク・シールズ✖キャメロン・アール
<準決勝>
マルセリーニョ・ガウッシア✖レオ・サントス
<3位決定戦>
ジェイク・シールズ✖レオ・サントス

88kg
【88キロ級】
優勝ホナウド・ジャカレ 準優勝デミアン・マイア
<1回戦>
サウロ・ヒベイロ✖ラリー・パパドポロス
ジョルジ・マカコ✖花井岳
デヴィッド・アベラン✖三原秀美
デニス・ホールマン✖フランク・トリッグ
<準決勝>
デミアン・マイア✖サウロ・ヒベイロ

99kg
【99キロ級】
優勝ホジャー・グレイシー 準優勝アレッシャンドリ・カカレコ
<1回戦>
ロバート・ドリスデール✖アンソニー・ペロシュ
アレッシャンドリ・カカレコ✖内藤征弥
<準々決勝>
アレッシャンドリ・カカレコ✖ロバート・ドリスデール
ホジャー・グレイシー✖エドゥアウド・テレス
シャンジ・ヒベイロ✖ジャマール・パターソン
<準決勝>
アレッシャンドリ・カカレコ✖ユノラフ・エイネモ
ホジャー・グレイシー✖シャンジ・ヒベイロ
<3位決定戦>
シャンジ・ヒベイロ✖ユノラフ・エイネモ

99+
【99キロ超級】
優勝ジェフ・モンソン 準優勝ガブリエル・ナパォン
<1回戦>
ガブリエル・ナパォン✖ムスタファ・アルトゥルク
リコ・ロドリゲス✖ハイム・ゴザリ
ラハディ・ファーガソン✖石井淳
ジェフ・モンソン✖カリーム・バイロン
<準々決勝>
マーシオ・ペジパーノ✖ダニエル・グレイシー
<準決勝>
ガブリエル・ナパォン✖マーシオ・ペジパーノ
ジェフ・モンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥム

Open
【アブソリュート級】
優勝ホジャー・グレイシー 準優勝ホナウド・ジャカレ
<1回戦>
ホジャー・グレイシー✖青木真也
アレッシャンドリ・カカレコ✖レオ・サントス
マルセリーニョ・ガウッシア✖リコ・ロドリゲス
<準々決勝>
ホジャー・グレイシー✖ファブリシオ・ヴェウドゥム
ホナウド・ジャカレ✖アレッシャンドリ・カカレコ
マルセリーニョ・ガウッシア✖ディエゴ・サンチェス
<準決勝>
ホナウド・ジャカレ✖マルセリーニョ・ガウッシア
<3位決定戦>
マルセリーニョ・ガウッシア✖アレッシャンドリ・カカレコ

w60kg
【女子60キロ】
優勝キーラ・グレイシー 準優勝レカ・ヴィエイラ
<1回戦>
藤井恵✖リマ・ハダット
キーラ・グレイシー✖エリカ・モントーヤ
ギャジー・パーマン✖レティシア・ヒベイロ
レカ・ヴィエイラ✖ロクサン・モダフェリ
<準決勝>
キーラ・グレイシー✖藤井恵

【女子60キロ超級】
優勝ジュリアナ・ボルジェス 準優勝タラ・ラロサ
<1回戦>
マルース・クーネン✖近藤有希
薮下めぐみ✖アマンダ・ブキャナー
<準決勝>
ステイシー・カートライト✖マルース・クーネン
ジュリアナ・ボルジェス✖薮下めぐみ