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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 イ・ジョンヒョン キック 伊藤裕樹

【RIZIN LANDMARK10】伊藤がリーチ&ステップを活かした打撃で翻弄。最後はバックからのヒジ連打でTKO勝利

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
Def.3R2分59秒 by TKO
イ・ジョンヒョン(韓国)

サウスポーの伊藤が前後左右にステップしてジャブ、インローを見せる。ジョンヒョンは右ミドル、左の関節蹴りと右カーフを蹴る。伊藤は離れた間合いからワンツーで飛び込み、ジョンヒョンは右ミドルを蹴る。ジョンヒョンが構えをスイッチすると、伊藤がジャブを突き差して左のカーフキック。ジョンヒョンは構えをオーソドックスに戻し、伊藤は左ハイとインロー。ジョンヒョンが右ミドル、伊藤も左ミドルを蹴る。

伊藤はジャブで距離を取り、ジョンヒョンが左を振って組みつく。伊藤が距離を取ろうとするとジョンヒョンが右フック。伊藤は右腕を差してジョンヒョンをケージに押し込むが、ジョンヒョンが離れる。試合がスタンドに戻ると伊藤が左ストレート、ジョンヒョンは右ハイを蹴る。伊藤はインロー、左ボディストレート。ジョンヒョンは伊藤のステップインに左フックを狙い、組みついた伊藤がジョンヒョンをケージに押し込んでテイクダウンを狙う。立ち上がって離れたジョンヒョンはサウスポーにスイッチし、伊藤の左の蹴りに左ストレートを狙う。

2R、伊藤が細かいステップからジャブを突く。ジョンヒョンは構えをスイッチしつつ、フェイントをかける。サウスポーに戻したジョンヒョンが左ストレートとインロー、伊藤も左フックから右ストレート、右のヒザ蹴り。ジョンヒョンが組みつくが、伊藤はすぐに離れる。ここで伊藤が左ストレートを当て、ジョンヒョンの腰が崩れる。伊藤が一気に前に出てジョンヒョンが組みつくが、試合はすぐにスタンドに戻る。

ジョンヒョンは左ロー、伊藤が体を沈めて左ボディを打つと、これがローブローとなる。ジョンヒョンにインターバルが与えられて試合は再開。伊藤はジャブ・右フックからアウトロー、左ストレートを突き差す。ジョンヒョンも右ストレートからパンチをまとめて前進。バックステップでかわした伊藤がジャブで前に出ると、ジョンヒョンは右ミドルを蹴る。

伊藤が体を沈めて左を放つと、ジョンヒョンは首相撲からヒザ蹴り。この攻防が続き、伊藤が首相撲からヒジ、右フックからパンチをまとめる。ジョンヒョンが伊藤をケージに押し込むが、伊藤が離れ際にヒジを振り、右ハイキックを蹴る。ジョンヒョンは左ロー、伊藤はスピニングバックエルボーを狙い、シングルレッグで組む。ジョンヒョンは伊藤に組みつかれた状態でヒジを連打する。

3R、伊藤は左ボディ、そこから右フックにつなげる。ジョンヒョンも左を打ち返すが、伊藤は落ち着いてジャブを突く。組みの攻防になると伊藤がボディにヒザを入れ、テイクダウンに成功。ジョンヒョンが体を起こしてくると、伊藤はダースチョークを狙ってトップポジションへ。ダースのクラッチのままヒザ蹴りを連打し、腕を外してパンチを落とす。

ジョンヒョンが亀になると伊藤はバックに回り、腕ひしぎ三角固めの形でジョンヒョンの動きを固めてヒジを連打。ジョンヒョンの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。試合後、伊藤は「大晦日スケジュール空いているんで、いつでもオファーを待ってます」と大晦日出場をアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 キック ジョン・ジョーンズ スタイプ・ミオシッチ

【UFC309】やはり別格、ジョン・ジョーンズがスピニングバックキックでKO勝ち。ミオシッチは引退宣言

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ジョン・ジョーンズ(米国)
Def.3R4分29秒by TKO
スタイプ・ミオシッチ(米国)

サウスポーに構えたJJに対し、ミオシッチが右を伸ばす。JJは左三日月、ミオシッチはインローを蹴る。左右のパンチでJJを追うミオシッチのパンチをかわして、間合いを取り直したJJがサイドの関節蹴りから、同じ足で大外刈りを決める。ハーフでエルボーを打ち下ろすJJは、ワキを殴って顔面にヒジを落とす。ドスンと音がする重い一元を落とし、フルガードに戻させないJJは左のエルボーを連打してパス。シングルレッグを潰して、ハーフに収まるとさらに勢いを増したエルボーを続ける。ニーシールドから離れることができなかったミオシッチは、鉄槌からヒジに防戦一方だが、クルスフィクスは許さない。

残り40秒、起き上ったJJは蹴り上げにも担ぎパス。キムラを狙いつつ、エルボーに切り替えて最後まで攻め続けた。

2R、奇跡的に大きなカットがないミオシッチは、右に回りながら左を伸ばす。JJはジャブを当て、ミオシッチが右アッパーを繰り出す。スイッチしたJJは、ここは三角蹴りを見せる。ワンツーで前に出たミオシッチは、パンチをボディに見せるが口が開いている。左ショートから、三日月で腹を抉ったJJは左インロー、続いて左ボディストレートを放つ。さらに首相撲から右ヒザを腹に突き刺す。ミオシッチも右を返したが、追撃はない。残り1分、左ミドルを蹴ったJJが、また三日月蹴りを決める。それでもワンツーで前に出るミオシッチに対して、背中を見せて距離を取ったJJがスピニングバックキックを繰り出した。

3R、すぐにJJがジャブを当て、前に出るミオシッチの間合いを外す。組んでアッパーを狙ったミオシッチに対し、JJは危険を察すると背中を見せて走り、距離を取り直す。そして三日月を入れたJJがエルボー、右を繰り出す。続く右で下がったミオシッチは、ワンツーを打ち返すが組まれてケージに押し込まれる。ミオシッチは離れて、JJの左ハイをブロック。サウスポーから右ジャブを当てるJJは三日月、インローと左からの蹴りで攻める。

ミオシッチはジャブを被弾し、前に出て左を届かせるが右は空を切る。圧を受けても右を繰り出すミオシッチは、右ストレート。JJが左をクリーンヒットさせるも、ミオシッチも頭がぶつかるぐらいの勢いで前に出る。左ミドルを入れたJJは、続く左スピニングバックキックをリブに決める。

腹ばいに崩れたミオシッチに追撃のJJが、見事なKO防衛に成功。「とてもタフだった。ずっと前に出てきた。ミオシッチはいつも最高のシェイプで仕上げてくる。それほどパンチを顔面に打てないと初回に思って、腹を狙った」と話した勝者は、王座統一戦に関しては言葉を濁したが、引退も否定。「交渉が上手くいくと、皆が見たい試合が実現するはずだ」というや、トランプ大統領に感謝の言葉を送り観客には「USA」チャントを要求。「俺は米国人チャンピオン、クリスチャンの米国人であることを誇りに思う」と締めた。

そして、敗者ミオシッチは「やり切った」と引退を宣下してケージを後にした。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 ヒロヤ ブログ 柴田MONKEY有哉

【RIZIN LANDMARK10】自分の距離をつくり続けたヒロヤ。柴田の追い上げを凌いでユナニマス判定勝ち

<フライ級/5分3R>
ヒロヤ(日本)
Def.3-0
柴田“MONKEY”有哉(日本)

頭を下げるヒロヤに対し、柴田が左ミドルハイを見せる。柴田の左ジャブにヒロヤが右を被せた。柴田がサウスポーにスイッチし、距離をつくる。左ハイからオーソドックスに戻した柴田だが、その後もスイッチを続ける。ヒロヤが左ジャブを上下に散らし、柴田の右ジャブに左フックを被せた。右インローを受けて背中を着いた柴田が誘うも、ヒロヤはグラウンドに行かない。

そのまま互いに細かい打撃を出し合う。残り1分で柴田が組みに行くも、ヒロヤが突き放した。追うヒロヤが右ストレートを突き刺す。距離が詰まると柴田が組み、首を抱えて投げる。そのままヒロヤの足を取りにいったところで初回が終了した。

2R、柴田が左フック、左ハイで前に出る。ヒロヤが右を狙うと、柴田がカウンターでダブルレッグで入り、スプロールされるもケージ中央を取った。すぐにヒロヤもプレスをかける。左ジャブを突く柴田。ヒロヤは右ストレートをボディに伸ばす。柴田がやや遠い距離からニータップで飛び込み、ヒロヤに尻もちを着かせた。柴田はシングルレッグに切り替えたが、ヒロヤが足を抜いてスタンドに戻る。

右を振るう柴田は、ヒロヤが距離を詰めると左ハイを繰り出す。ヒロヤもレベルチェンジのフェイントで柴田の組みを防ぐ。左の突き合いで勝ったヒロヤは、柴田のシングルレッグを潰してトップに回る。右ストレートのパウンドを落としたヒロヤ。連打を浴びせてラウンドを終えた。

最終回、距離を詰めるヒロヤに対し、柴田は左ハイを見せる。ヒロヤの左で柴田がグラつき、そのまま背中を着いてグラウンドに誘う。しかしヒロヤが乗らず、レフェリーがスタンドを促した。柴田がスタンドに戻ると、ヒロヤが右ハイから右ストレートを当てる。柴田をケージに詰めて、連打を浴びせるヒロヤ。柴田も左ジャブを突いてヒロヤを下がらせる。

ヒロヤが前に出ると、柴田がやや強引に距離を詰めてダブルレッグへ。ヒロヤに背中を着けさせると、パウンドで削る。右腕を差し上げた柴田が、左側へパスを狙う。ハーフガードで耐えるヒロヤだが、柴田がパスしてマウントへ。ヒロヤはハーフに戻すも、柴田の連打を受けて試合終了のゴングを聞いた。

裁定はヒロヤがユナニマス判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 コナー・マクレガー シャーウス・オリヴェイラ マイケル・チャンドラー

【UFC309】4Rまで一方的に攻められ続けたチャンドラーが、大逆転直前まで反撃もオリヴェイラが勝ち切る

<ライト級/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3-0:49-46.49-46.49-45
マイケル・チャンドラー(米国)

まず右前蹴りを見せたオリヴェイラが、右を伸ばす。ここで右目を気にするようになったオリヴェイラだが試合は続く。チャンドラーは蹴りを捌き、右ボディストレートを伸ばす。直後に右を見せたオリヴェイラは、シングルレッグでドライブし軸足を払いつつ、チャンドラーの左足を捩じりながらトップへ。四の字に組んで足関を防ぐチャンドラーは、背中をベタっとマットにつけた状態で、足の組みが外れる。

残り1分、左腕を差して抑えるオリヴェイラが右足を抜きにかかるが、チャンドラーが許さない。このままオリヴェイラがボディを跨がないトップキープをラウンド終了まで続けた。

2R、オリヴェイラが右カーフを蹴る。右ボディから前に出るチャンドラーは、ワンツーから詰められるとバランスを崩す。すぐに立ち上がったチャンドラーが、右を被弾し走って間合いを取りなおす。チャンドラーは再び右を受け、ショートの連打もケージを背負って左ハイを受けそうになり、ヒザをもらう。懸命に右を伸ばすチャンドラーに対し、飛び込むように組んでテイクダウンを奪ったオリヴェイラが即マウントを奪う。

オリヴェイラは上体を起こしてエルボーを落とすと、三角を狙いつつヒジを続ける。額をカットされたチャンドラーは、そのままエルボーを受けながらもマウントを取られたまま何とかサバイブした。

3R、ジャブを伸ばすチャンドラー。オリヴェイラは右カーフ、ダブルジャブを繰り出す。チャンドラーは組みを切ったが、ケージを背負ってアッパーを打たれる。それでも思い切りパンチを振るうチャンドラーを冷静に見るオリヴェイラがアッパーを決める。ヒザ、ヒジからアッパー、そして組も倒してバックに回ったオリヴェイラがボディトライアングルに取る。

シートベルトでRNCを狙われるチャンドラーが、懸命に耐える。時間が十分にあるオリヴェイラは焦らずワキ腹やテンプルを殴って行く。アゴの上から絞めていったオリヴェイラだがチャンドラーはここも生き残った。

4R、左ミドルから組んでいくオリヴェイラ。切ったチャンドラーがジャブを伸ばす。オリヴェイラはワンツー、左を返されても跳びヒザを繰り出す。それでも左を振っていくチャンドラーは、組まれても小手投げを狙う。耐えたオリヴェイラはワキを潜ってバック、自ら背中をつけて寝技に持ち込む。スクランブルに持ち込めず、チャンドラーはボディトライアングルに取られる。それでも腹ばいから起き上がろうとしたチャンドラーは正座状態からRNCをセットされそうになるが、この回も耐えきった。

最終回、右ヒザをアゴに届かせたオリヴェイラが前蹴りを効かせる。チャンドラーはダブルレッグを切って右フックから左を当てる。直後に右を効かせたチャンドラーはオリヴェイラのシングルを崩して、サイドバックから鉄槌を連打する。チャンドラーはクローズドガードのオリヴェイラにエルボーを続けるが、三角絞めをセットされそうになる。

ここは早く対処したいチャンドラーは、肩を入れて防ぎスタンドに戻る。残り1分40秒、オリヴェイラは組んでバックへ。大ブーイングが起こるが、見事が動きだ。しかも、ルオトロチンで絞め、攻めの姿勢を見せて時間を使う。チャンドラーは立ち上がって、後方にスラムを2度見せる。舌を出し笑顔を見せたオリヴェイラ。チャンドラーは試合タイムは残っているが、オリヴェイラの手首を叩いて健闘を称えるという仕草を見せた。

「これまで戦ったことがないほどタフな男だ。心の底から尊敬する」と話した勝者は、次々期挑戦者になることをアピール。そして、敗者は「どうだ。NY、楽しんだか」とまるで勝者のようなドヤ顔で、改めてコナー・マクレガー戦を要求した。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 マゲラム・ガサンザデ 白川ダーク陸斗

【RIZIN LANDMARK10】アゼルバイジャンから強豪登場。ガサンザデが白川をコントロールして判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
マゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン)
Def.3-0
白川ダーク陸斗(日本)

ガサンザデが下がりながら右カーフを当てる。プレスをかける白川。ガサンザデは左ジャブをボディに伸ばす。ガサンザデは左ミドル、右カーフを当てて右に回る。蹴りを散らし、テイクダウンのフェイントから左フックを振るうガサンザデ。右ストレートを当て、前に出て来た白川をダブルレッグで倒した。白川はクローズドガードで左オーバーフック&右腕を差し上げる。左腕を差し返したガサンザデがコツコツとパウンド&ヒジを落とす。しかし展開がなく、ここでレフェリーがブレイクをかけた。

スタンドで再開後、白川の右ローがガサンザデの下腹部を捉えたため、ガサンザデに休憩が与えられた。試合が再開されると、距離を詰めてくる白川に対し、蹴りを散らしたガサンザデが、白川のパンチに合わせてダブルレッグで入る。ガサンザデはバックコントロールへ。立ち上がった白川を、バックからヒザ蹴りで削り続けた。

2R、互いの右が交錯したあと、ガサンザデが右ローからダブルレッグで入る。ドライブして右腕を差し上げたガサンザデは、立ち上がる白川の右リストを押さえている。頭をおっつけてコントロールするガサンザデ。ここでレフェリーがブレイクをかけた。ケージ中央で再開後、ガサンザデが左ハイを見せて右に回る。白川が距離を詰めると、テイクダウンと上下へのパンチを織り交ぜるガサンザデ。右カーフを当てたガサンザデが距離を取る。

フェイントをかけて距離を詰める白川に対し、ガサンザデが前蹴りと左フックを当てていく。右ストレートから組んだガサンザデだが、白川に逃げられてしまう。白川がケージ中央を取った。白川も打ち下ろしの右を突き刺す。しかしラウンド残り1分でガサンザデがダブルレッグで背中を着かせた。パンチを上下に打ち込むガサンザデが、そのままトップをキープしてラウンドを終えた。

最終回、白川が一気に距離を詰める。ガサンザデのダブルレッグ。シングルレッグを切った白川が、頭を下げたガサンザデに左アッパーを見舞う。しかしガサンザデが組み、左腕を差し上げて倒した。白川がスクランブルに持ち込むとガサンザデも離れた。ガサンザデが飛び込むも、白川がスプロールする。プレスをかける白川の顔面をガサンザデの右が襲う。白川の右カーフも当たる。ケージ中央でガサンザデがシングルレッグへ。ケージ際でバックコントロールからヒザで削るガサンザデ。尻もちを着かせ、バックから左腕を白川の首に回す。正対しながら立ち上がろうとする白川だが、ガサンザデがシングルレッグで離さない。尻もちを着かせてからバックコントロールに移行したガサンザデが、RNCを狙いながらパンチで削り、トップに回り胸を合わせる。再び背中を見せた白川をガサンザデがパンチで削り続けた。

裁定は文句なく、ガサンザデがユナニマスの判定勝利に。バンタム級転向の白川もパンチのタイミングが合い始めていたものの、ガサンザデがしっかりと押し切りコントロールし続けた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 ブログ ボー・ニコル ポール・クレイグ

【UFC309】「15分間支配できてハッピー」。TDは狙わず3-0でクレイグ破ったボー・ニコルに大ブーイング

<ミドル級/5分3R>
ボー・ニコル(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ポール・クレイグ(英国)

₋1600のニコル。クラウチングのニコルが左ジャブを伸ばし、クレイグが距離を取る。スイッチしたニコルはオーソに戻しロー左オーバーハンドを伸ばす。長身のクレイグが右ハイ、左ヒザを見せて右インローを蹴る。ローに右を合わせようとしたニコルはハイをかわしつつ、左ミドルを見せる。左オーバーハンドを伸ばし、組まないニコルは右ローを連続で繰り出す。グラップラー同士の打撃戦、クレイグが右インローから右を当てる。ニコルも左オーバーハンドを伸ばし、組みがないまま初回が終わった。

2R、左ハイでバランスを崩したクレイグを追ったニコルは、ここも組まずにパンチ勝負。クレイグも引き込むことなく、スタンドの展開が続く。ニコルは左オーバーハンドと左ミドルを続け、オーソに戻して右オーバーハンドを届かせる。スイッチして左ボディを入れたニコルは、右ミドルをブロックする。右ミドル、ローのクレイグは左インローをチェックする。

残り1分、ニコルが左を当て、間合いを取ったところでクレイグも左フックをヒット。テイクダウンダウンでポイントメイクをしないニコルが左を入れ、構えを変えて右を届かせたところで時間となった。

最終回、クレイグが前に出ると、ニコルが右オーバーハンドから右ローを入れる。クレイグはガードの上から右ハイ、距離を詰めたニコルはテイクダウンのタイミング、距離でも打撃の間に戻る。オーバーハンドのタイミングで、テイクダウンに入れるはずのニコルが組まないのは何が理由があるのか。場内にブーイングが響き渡るなか、両者のスタンド戦が続く。右で組むと見せて左オーバーハンドを決めたニコルが、圧を高める。ケージに詰まったクレイグは、右を打たれた後に前に。ニコルはローから、左オーバーハンド。クレイグも右ハイと同じパターンに。

残り1分を切り、左を入れたニコルをクレイグが何か挑発する。最後の10秒に左を2発入れたニコルは、最後までテイクダウンを仕掛けないままキャリア初の判定を待つ間、1分以上もドナルト・トランプ大統領と言葉を交わし続けた。

「15分ドミネイトできて、僕は良かったと思っている。皆、流血が見たいんだよね(笑)。25秒で殴り倒し、1分で絞め落とすところが見たくても、現実的に相手は10年以上戦ってきたプロフェッショナルなんだ。僕はまだ2年半しかキャリアがない。ドミネイトして、カットさせた。フィニッシュはできなかったけど、ハッピーだよ。ジョン・ジョーンズ、カビブ、GSP、マイティマウスもタフな相手は判定勝ちをしてきた。ポール・クレイグが27戦、僕は6戦のキャリアで支配できたんだ」とブーイングのなかで、自論を話した。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 アラン“ヒロ”ヤマニハ 太田忍 山本聖悟

【RIZIN LANDMARK10】ヤマニハ、山本の打撃で追い込まれるも粘り強い組み技→RNCで一本勝ち

<バンタム/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
Def.2R3分7秒 by RNC
山本聖悟(日本)

山本が右の前蹴りと右カーフ、ヤマニハの右カーフに右ストレートを狙う。リーチで勝る山本はジャブと右前蹴りで距離を取り、右カーフでヤマニハの前足を削る。ヤマニハも右カーフを蹴り返すが、山本もしっかり構えて右カーフを蹴る。

山本は細かいパンチのフェイントから顔面前蹴り、右カーフを当てて右ストレートにつなげる。さらに山本がヤマニハのローに右フックを合わせ、ヤマニハのダブルレッグを切ると、ヤマニハの立ち際にパンチをまとめる。

山本は左の三日月蹴りを突き差し、右ストレートからヒザ蹴り、右カーフを蹴ると、ヤマニハをケージに詰めてボディブローを打ち込む。ここから山本は左を当てて右カーフを蹴る。ヤマニハも左フックで山本を追いかけ、山本に組みついてケージに押し込む。

山本もケージに体を預けて粘るが、ヤマニハが足をかけて山本を寝かせてバックへ。ここからRNCを狙うと、山本はヤマニハの腕を外して立ち上がる。ヤマニハは山本の打撃で左目尻をざっくりとカットしている。

2R、山本がスピニングバックエルボー。ヤマニハがダブルレッグで組みつき、山本のバックにつく。山本はスイッチで逃げようとするが、ヤマニハはバックコントロールして肩固めへ。

マウントポジションから絞めるヤマニハに対し、山本はケージを蹴ってブリッジし、インサイドガードで上になる。山本が立ち上がると、レフェリーはブレイクを命じる。

試合がスタンドに戻ると山本は右の前蹴り、左のヒザ蹴り、右アッパー。ダブルレッグから組みついたヤマニハがボディロックからテイクダウンすると、背中を見せて立とうとする山本のバックについてRNCへ。これでがっちりと極まり、ヤマニハが一本勝ちを収めた。

試合後、ヤマニハは大晦日出場、太田忍戦をアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 アリベク・ガジャマトフ キック 北方大地

【RIZIN LANDMARK10】デビューから全フィニッシュ勝利。ガジャマトフが止まらない連打で北方をKO

【写真】倒した直後の目つきが鋭すぎるガジャマトフ(C)RIZIN FF

<フライ級/5分3R>
アリベク・ガジャマトフ(ロシア)
Def.1R3分20秒 by TKO
北方大地(日本)

北方が右ストレート、右カーフでガジャマトフを下がらせる。右のガードを高く構えたガジャマトフが距離を詰めると、北方が左右フックを振るった。なおも前に出るガジャマトフは左ハイから右関節蹴りへ。北方が左フックを振って前に出るも、ガジャマトフがプレスをかけて北方にケージを背負わせた。ガジャマトフの左ジャブに右クロスを狙う北方。上下のフェイントから互いの右が交錯する。

ガジャマトフの右スピニングバックキックが北方のボディに突き刺さった。この一撃を受けて下がった北方は、距離をつくって左ミドルを繰り出す。ガジャマトフが左跳びヒザでからワンツー、左フックを効かせた。さらに首相撲からヒザを連打する。防戦一方となった北方のアゴを右で打ち抜いたガジャマトフは、ダウンした北方にパウンドの連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 カリーニ・シウバ ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFC309】コンパクトな打撃とグラウンドでの仕掛け、アロージョが判定勝利でシウバとの接戦を制す

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
カリーニ・シウバ(ブラジル)

ガードを高く上げたシウバが前に出ていく。アロージョは距離を取りながらジャブを突き、シウバはインローを蹴る。アロージョはそのインローにワンツーを合わせ、距離を詰めようとするシウバに右ストレートを当てる。

ローを蹴ってパンチを振って前に出るシウバ。アロージョはコンパクトな右を当て、足を使って組ませない。アロージョはケージ内をサークリングして右を細かく当て、シウバの攻撃を空振りさせる。アロージョは自分の距離をキープして右ストレートと右カーフを当てる。

なかなか間合いを詰められないシウバだったが左フックを強振して返しの右、ここから一気に前に出て組みつく。アロージョもテイクダウンは許さないものの、シウバが離れ際に左ミドルを蹴る。

2R、アロージョは距離を取りながら右アッパーと右カーフ。シウバは右ストレートから組みつく。ここは離れたアロージョだが鼻と口からの出血が目立つ。逆にシウバ右を振ってアロージョに組みつき、ボディロックからテイクダウンを仕掛ける。

背中を見せながら凌ぐアロージョだったが、正対して足をかけてテイクダウンを奪う。ガードポジションのアロージョはシウバの足をすくって腕十字へ。裏十字の形になるが、シウバが腕を抜いてサイドポジションで抑え込む。

ここからシウバはノースサウスチョークを狙いつつ、腕の組み方を変えてダースチョークに切り替える。今度はアロージョがポジションを返して上四方でシウバ抑え込み、キムラを狙いつつパンチを落とした。

3R、シウバが左フックと左ミドル。アロージョは右ストレートを返す。シウバがダブルレッグで組みついてテイクダウンを狙うと、スクランブルの攻防になってアロージョが後ろ袈裟の形で抑え込む。シウバが足を入れてガードに戻すと、アロージョは立ち上がってスタンドを要求する。

アロージョはジャブを当て、シウバの蹴り足をすくってシウバを後方にこかすと、シウバはガードポジションを取って寝技に誘う。これには乗らないアロージョがジャブと右アッパー。お互いの右ストレートが交錯し、シウバはローを蹴って前に出て、ヒジで飛び込む。アロージョはジャブと右アッパー、再びシウバの蹴り足をすくってテイクダウンするが、ここもグラウンドにはいかない。

シウバが右ストレートで前に出ると、アロージョも右カーフを蹴って、カウンターの左。これを受けたシウバは自らガードに引き込むが、アロージョは付き合わない。試合がスタンドに戻るとシウバは距離を詰めて首相撲からヒジとヒザ。シウバが左腕を差してアロージョをケージに押し込むと、アロージョが小手を巻いた状態から投げてテイクダウンし、ラウンド終了となった。ジャッジ3名とも29-28でアロージョを支持した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC309 ハメ・ジョントップ ブログ マウリシオ・ルフィ

【UFC309】タフなジョントップに確実に効かせる左アッパー、右ストレートを入れたルフィが判定勝利

<166.2ポンド契約/5分3R>
マウリシオ・ルフィ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ハメ・ジョントップ(ペルー)

ライト級から165ポンド契約とウェルター級に大会契約体重となったの一戦で、さらに166.2ポンドだったジョントップ。ルフィはローをかわして、間合いを探る。ジョントップは3度連続でローをかわされ、ジャブに右を合わせようとする。ルフィはボディからカーフ、スイッチして右ミドルを蹴られる。ルフィはオーソに戻し、ジャブを差し合るとガーフを蹴る。思い切りの良い右フックを空振りしたルフィだが、場内がどよめく。ジョントップはジャブに右オーバーハンドを狙い、続く左ボディを入れる。

ワンツーから右を当てたジョントップだが、カーフに前足が流れるようになる。ジョントップの踏み込みに左をカウンターでヒットさせらルフィは、サークリングから中央を取って左リードフックを決める。右、左と単発でヒットさせたルフィが右ストレートを打ち抜く。下がったジョントップに対戦、旋回しての蹴りを見せて自爆したルフィだが、慌てず立ち上がってスピニングバックキックを繰り出した。

2R、ルフィがキャンバスに手をついて旋回ローを蹴る。ジャブ、スピニングバックフィストを見せられ右を伸ばして前に出たジョントップは、ケージに詰まったルフィに手を出せない。中央を取ったルフィは左アッパーでダウンを奪うと、パウンドの追撃へ。ジョントップはタフさを発揮して、スクランブルからケージにルフィを押し込む。離れたルフィは後ろ回し蹴り。ジョントップは前に出てミドルを蹴る。ルフィはカウンターで左を合わせ、右をテンプルに打ち込む。

足が泳いだジョントップは、それでも持ち直して前に出てパンチを繰り出す。シングルを切られて右エルボーを狙ったジョントップだが、ガードしたルフィはやや攻撃が狙い過ぎになってきたか。空振りから腰に手をやったルフィは、そのままサークリングで時間を迎えた。

最終回、頭を振って前に出るジョントップに、ルフィがジャブを伸ばす。ジョントップを右を見せて組みつき、離れ際のエルボーは空振りに終わる。それでもジャブを当てたジョントップはクリンチからヒザを突き上げる。ポイントでは絶対的に優位なルフィは、力をセーブしているか。

タイミングを測ってカウンター狙いのルフィに対し、ジョントップが距離を詰め続ける。と、ルフィが右をテンプルにヒットさせる。シングルは足が残ってテイクダウンを奪えないジョントップだが、離れ際のエルボーからインローと圧を高める。さらにジャブ、右ストレートを入れる。ここで組んだジョントップは、ケージを背負うラフィに時間が使われる。と、その距離で連打を見せたジョントップは、足使って逃れたラフィを追い続ける。

残り20秒でカウンターの左を決めたルフィは、ここから殴り合いと見せてしっかりと動きを見て時間を迎えた。結果はジャッジ3者とも29-28をつけルフィが判定勝ちを収め「試合が空いたことはストレスじゃなかった。それがプロセス。結果、MSGで戦えた」と話し、ブノワ・サンドニ戦をアピールした。。


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