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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF59 キック コプター・ソー・ソンマイ 大田拓真

【ONE FF59】大田拓真、縦ヒジでコプターを2RKO。日本人の苦戦が続くONE FFで連勝を飾る

<ムエタイ・126ポンド契約/3分3R>
大田拓真(日本)
Def.2R1分27秒 by KO
コプター・ソー・ソンマイ(タイ)

互いに右ローとミドルを蹴り合う。コプターはジャブと右ロー、大田は右ボディストレートを打つ。コプターは右ストレートと右ローから前に出ていく。大田が右ストレートを返すと、コプターが手数を増やしていく。大田もコプターの右ミドルをキャッチして右ストレート、下がりながらも右を返し、右ミドルを蹴る。コプターは飛びヒザ蹴り、縦ヒジ。大田は首相撲で追撃を阻止する。右ボディから顔面への左フック。これでぐらつかせる。

2R、すぐにコプターが首相撲に持ち込む。大田もそこで右フックを当てて応戦。コプターは顔面前蹴りから首相撲に持ち込み、大田のハイキックを取って後方に倒す。コプターが首相撲でペースを掴もうとするなか、大田が右ストレートから左フック。これを効かせると、ロープに下がったコプターに右の縦ヒジ。この一撃でコプターからKO勝利を収めた。これでONE2戦2勝となった大田、ボーナスも獲得した。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF59 ペットシーモック・PK・センチャイ 笠原友希

【ONE FF59】SB王者がONEで激勝!笠原友希が左ストレートでダウンを奪い、ペットシーモックを1RKO

<ムエタイ・132ポンド契約/3分3R>
笠原友希(日本)
Def.1R1分58秒 by KO
ペットシーモック・PK・センチャイ(タイ)

サウスポーの笠原に対し、ペットしもーくが右ミドル。笠原も左ミドルを蹴り返す。ペットシーモックは右ストレートから距離を詰める。笠原が左ストレートから左ハイ。ペットシーモックがインローを蹴り返す。笠原が左の三日月蹴りから左ストレート、首相撲になってもペットシーモックを転ばす。ペットシーモックがインローを蹴って前進。ここで笠原の指がアイポークとなり、試合が一時中断となる。

再開後、笠原が左ミドル。ペットシーモックが右ミドルを蹴ると、そこに左ストレートを合わせてダウンを奪う。再開後、笠原が飛びヒザ蹴り。左ストレートからパンチをまとめて左ボディ、最後は右フックでペットシーモックをなぎ倒した。試合後、笠原は「KOできてうれしい気持ちです。相手も気持ちいい選手で、アイポークがあったんですけど、強い選手で来てくれて勝ててうれしいです。KOを見せるために頑張ってきたのでうれしいです」とコメント。ボーナスも送られた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF59 ペットナムコン・モンコルペット 一航

【ONE FF59】1Rにダウンを奪われた一航、反撃及ばずペットナムコン に判定負け

<ムエタイ・122ポンド契約/3分3R>
ペットナムコン・モンコルペット (タイ)
Def.3-0
一航(日本)

ペットナムコンがジャブから右ミドル、一航もジャブを返す。ペットナムコンが右ミドルを蹴ると、一航も右ミドルを蹴り返す。ペットナムコンはジャブから右ローと右ミドル、一航は前蹴りと右ローを蹴る。ここでペットナムコンが一航の左フックを狙ったところに左の飛びヒザ蹴りを当ててダウンを奪う。再開後、すぐに前に出るのは一航。ペットナムコンはジャブで距離を取って右ミドル・右ローを蹴る。一航は左フックと右ストレート、ペットナムコンは右ミドルと右ロー。一航がパンチで前に出ていった。

2R、ペットナムコンは右ロー、右ミドルと右ストレート。一航がジャブで前に出ていくと、ペットナムコンは首相撲に捕まえる。ペットナムコンが距離を取りながら右ミドル、一航は左ボディ、右ミドル、ジャブからパンチをまとめる。一航のパンチ×ペットナムコンのミドルという攻防が続き、ペットナムコンは首相撲で一航の追撃を遮断する。前に出る一航はジャブからヒジ・ボディにつなげ、ペットナムコンは左ミドルを連打。、一航はその蹴り足をとってこかす。

3R、ペットナムコンはサウスポーにスイッチし、距離をとりながら左ミドル。ペットナムコンはオーソドックスに戻して右ミドルと右ロー、前蹴り。一航はパンチで前に出ていこうとするが、ペットナムコンの右ミドルで前進を止められる。一航もペットナムコンをロープに詰めて左ボディを打ち込むが、ペットナムコンはすぐに首相撲に持ち込む。ペットナムコンはガードを上げてミドルを蹴って、一航に追撃を許さない。このまま試合終了となり、一航は判定負けを喫した。


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45 Black Combat Black Combat Rise02 MMA MMAPLANET o パク・ジョンホン ブラック 大原樹理

【Black Combat Rise02】ドロドロの大熱闘、延長戦を制した大原樹理「タイトルマッチ、見たいですよね」

<ライト級/5分3R>
大原樹理(日本)
Def.ExR 3-0:10-9.10-9.10-9
パク・ジョンホン(韓国)

ジャブで詰める大原に対し、パク・ジョンホンが右に回る。パク・ジョンホンのローが急所に当たり、間を置いた大原は右カーフを蹴られて距離を外す。カーフに右を合わせた大原が左ハイ、ガードしたパク・ジョンホンの前進にワンツーを打つ。パク・ジョンホンは左インロー、大原は右ストレートを返す。

前足を蹴るパク・ジョンホンの右フックから空振りとなるが、大原の左ハイに右を伸ばしワンツーからラッシュをかける。ケージを背負ってパンチを受けた大原は、回って中央を取り右ハイを繰り出す。ハイを続ける大原が前蹴り、パク・ジョンホンも前蹴りから左ハイを返し、右オーバーハンドをヒットさせる。ボディも殴ったパク・ジョンホンは、首相撲からの小外刈りへ。大原は倒れなかったが、直後のパク・ジョンホンのヒザが急所を直撃する。

残り56秒で時計が止まり、再開。インロー、アウトローと前足を蹴り続けるパク・ジョンホンだが、大原が右を2度入れる。さらにジャブ、最後の大原のワンツーは空を切った。

2R、左右のハイを交互に、そして連続で繰り出す大原。とパク・ジョンホンがダブルレッグからボディロックでテイクダウン。ロールした大原はバックを取られないように正対しにいく。動きが止まり、即ブレイク──試合がスタンドに戻ると、大原が右ストレートに続き左を打ち込む。前に出るがパンチはクリーンヒットしないパク・ジョンホンに、ハイからエルボーを狙った大原がボディへのコンビを決める。このボディが低かったか、続く蹴りは急所に当たった風でもないが、パク・ジョンホンがブレイクを要求する。足を伸ばして座るパク・ジョンホンが、再開に応じると大原は右ハイから左を伸ばす。

するとパク・ジョンホンがヒザを上げてから、つま先を伸ばす左の蹴り。これが急所に入り、大原がしゃがみこむ。両ヒザをついて苦し気な大原、黒いシートに覆われドクターがチェックする。大原は起き上ることができずに、時間が過ぎる。

5分以上が過ぎ、なんとか大原が立ち上がる。パク・ジョンホンはイエローカードを受け、大原は再び蹴り中心のファイトへ。しかし、左ミドルを受けると、響くのか動きが止まる。ここからテイクダウン狙いに出たパク・ジョンホンがケージにつめて、ダブルレッグでテイクダウンを決める。半身の大原は両足フックされるが、前方に落としつつ腕を取られないように防ぎ時間となった。

最終回、ボディを入れた大原。パク・ジョンホンの左の蹴りに、右を伸ばす。さらにガードの上から右ハイを蹴り、左ボディ、軸足払いのような右ローと大原の手数が圧倒的にパク・ジョンホンを上回る。パク・ジョンホンはローを続け、前に出てもパンチをそれほど打たない。逆に大原は右ボディ、左を入れる。残り3分、パク・ジョンホンはダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでバックにつく。

残り半分、胸を合わせた大原のエルボーは空振りに。パク・ジョンホンが右カーフを蹴るも、大原は脳天に縦ヒジを落とし、ワンツーを伸ばす。右ボディストレート、右ハイの大原。パク・ジョンホンは徹底して右カーフだ。奥足にまで右インローを蹴るパク・ジョンホンが、左ボディ。大原は構えを変えるが、両足を蹴られるとダブルレッグからスイッチしたダブルでケージに押し込まれると、最後の最後にボディロックテイクダウンで倒されタイムアップを迎えた。

と、最低はドローで延長ラウンドへ。

パク・ジョンホンのダブルレッグを切ってヒザをボディに入れた大原が、ラッシュをかける。蹴りから右を伸ばした大原、ヒザは空を切る。と、ここでローを蹴った大原がワンツーを入れる。パク・ジョンホンはダブルレッグ&小外刈りでテイクダウン。スクランブルで背中に回る。前方に崩された大原は、バックを取られ両足をフックされる。残り2分40秒、パク・ジョンホンがボディトライアングルを完成させる。

RNC狙いのパク・ジョンホン、腕を組みかえたパク・ジョンホンだが真後ろを取れておらず絞めきれない。胸を合わせた大原は、三角狙いに立ち上がって踏みつける。そして、立ち上がってきたパク・ジョンホンにパンチを纏め、ヒザ蹴りへ。右アッパーに下がったパク・ジョンホン、大原もスタミナが切れかかっており間をおく。ここから距離を詰め、ヒザ蹴り、パンチのコンビ&ヒジ打ちの大原は、パク・ジョンホンのダブルレッグに下になると即三角絞めへ。

絞めよりも、殴らせないよう下から固めた大原は試合終了後にしゃがみこみ、パク・ジョンホンはブラック代表の元に歩いて行った。バックを許したといえでも、終盤の猛攻で大原の負けはまずない──結果、判定勝ちを手にした大原に韓国のファンは立ち上がって拍手を送った。

「まず素直に嬉しい。頑張ってきた甲斐がありました。ハンター選手、普通に強いと思っていたのでこういう試合も予想していました。ハンター選手だからここまでの試合ができたし、偶発的に急所に当たり皆がブーイングをしていたけどわざじゃないし、試合前はあんなに言い合ったけど凄く強いし、凄い格好良いから皆、ハンター選手も凄く称えて欲しい。熱い応援、凄く力になりました。ありがとうございます。まず、もう俺以外いないでしょ。俺以外いないので、タイトルマッチ──ブラックさん、お願いします。俺のタイトルマッチ、ファンの皆さん、見たいですよね。俺がBlack Combatのチャンピオンになるところ見たいですよね。ブラックさん、そういうことでお願いします。KOしたかったけど、メインらしくない試合になってしまったけど……皆さん、応援お願いします」というマイクに、さらに大きな声援が起こった。


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45 Black Combat Black Combat Rise02 MMA MMAPLANET o   エンセン井上 ブラック ライカ 山本聖悟

【Black Combat Rise02】サッカー・フライングニー!!!  直後の右で、山本聖悟が6秒TKO勝ち!!!!!

<バンタム級/5分3R>
山本聖悟(日本)
Def.1R0分06秒 TKO
イ・ソンチョル(韓国)

試合開始直後、タッチグローブと見せて跳びヒザを見せた山本。右ヒザを受けて倒れたイ・ソンチョルが立ち上がると、尻もちをついた山本も即スタンドに戻り右ストレートを打ち抜く。前方に崩れたイ・ソンチョルにパウンドを続けるとレフェリーが試合を止めた。

山本はケージサイドのブラック会長とサムアップをしあい、スーパーご機嫌で「リングチェックの時に跳びヒザを練習していたので、当たり前です。俺のこと弱いって言っていたヤツ、ざまーみろ」とエンセン井上をオマージュしたように叫び、「このフライングニーが当たらなくても、ギャンブラー選手もストライカーなので面白い試合になったと思っていました。撮影の時もギャンブラー選手は面白くない、アンチもファンもいない記憶に残らないと言いましたが、俺に最短時間で負けたから、皆もギャンブラー選手のことを覚えたと思う(笑)」と言葉続けた。

そして、試合をしていない選手がランクにいることを非難し、またもおマ〇コ野郎発言をした直後に、ケージに呼び入れたお母さんが韓国語で話すと大きな拍手を受け──7月のプサン大会への出場をアピールした。


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45 Black Combat Black Combat Rise02 MMA MMAPLANET o イム・ジェユン イ・ミンヒョク

【Black Combat Rise02】イム・ジェユンがTD&バック奪取を続け、イ・ミンヒョクから3-0の判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
イム・ジェユン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
イ・ミンヒョク(韓国)

イム・ジェユンの初弾の左インローがイ・ミンヒョクの急所に入り、いきなり試合が中断される。再開後、パンチのイ・ミンヒョクに対し首相撲からイム・ジェユンが左ハイを蹴られる。直後にシングルレッグでテイクダウンし、スクランブルでバックに回ったイム・ジェユンが両足をフックする。RNC狙いを防ぐイ・ミンヒョクだが、胸を合わせる動きを見せることはできない。あくびをする仕草を見せたイ・ミンヒョクは、ブレイク待ちか。

残り90秒、アゴの上から右手を回すイム・ジェユン。リストコントールで防御するイ・ミンヒョクは声を挙げて後方に拳を当てるが、このまま時間となった。

2R、右カーフを蹴ったイ・ミンヒョクは、初回と全く同じ流れで背中を譲りスタンドでボディトライアングルに捕えられる。イム・ジェユンはアゴの上からRNCグリップも、ここも手首を取られ、そのまま前方に落とされそうになると自ら着地する。ボディを殴ったイ・ミンヒョクはシングルレッグを切るが、ケージに押し込まれる。アンクルピックのイム・ジェユンだが倒しきれず、正対したイ・ミンヒョクが逆にシングルを仕掛ける。

ボディにヒザを突き上げるイム・ジェユンに対し、頭を上げたイ・ミンヒョクは首相撲からヒザを受ける。離れた両者、左フックのイ・ミンヒョクはシングルで倒され、パスを許す。スクランブルでヒザを頭に受けたイ・ミンヒョクは、すぐさまシングルレッグで倒され、またも両足をフックされてしまう。残り10秒で胸を合わせたイ・ミンヒョクはパウンドで背中を見せたイム・ジェユンのバック&RNC狙いという状態でラウンド終了に。

最終回、イ・ミンヒョクが右カーフ、さらにハイとカーフを蹴る。続いて右オーバーハンドを入れると、左ミドルからワンツーのイ・ミンヒョクがボディを決める。イム・ジェユンはパンチを見せて、シングルレッグ。キムラで耐えようとしたイ・ミンヒョクはスクランブルに持ち込み、ケージにイム・ジェユンを押し込む。ボディロックテイクダウンのイ・ミンヒョクはリバーサルを許し、サイドを嫌がった背中を譲る。

後方からパンチを打つイム・ジェユンが、ルオトロチンを仕掛けるもグリップが続かない。尻をスライドさせ、胸を合わせたイ・ミンヒョク。イム・ジェユンも立ち上がり、即シングルレッグへ。ここからケージにイ・ミンヒョクを押し込むイム・ジェユンが、ダブルレッグで尻もちをつかせる。息をついたイ・ミンヒョクは、ここも背中を譲って両足をフックされる。絞めを耐えても勝ち目のないイ・ミンヒョクは、タイムアップと共に首を横に振った。

結果、フルマークの判定勝ちをイム・ジェユンが手にした。


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45 AB Black Combat Black Combat Rise02 DEEP K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC YouTube イ・ソンハ イ・ファンソン イ・ミンヒョク キック パク・ジョンホン ファン・ドユン ブラック 大原樹理 山本聖悟 江藤公洋

【Black Combat Rise02】大原樹理と対戦、クソ真面目?!パク・ジョンホン「おかしな言動はできないです」

【写真】Black Combatというよりも、「漢とは!!」的なK-MMAファイターにあって珍しいタイプだったパク・ジョンホン(C)MMAPLANET

20日(土)、韓国はオサン市のブラック・アゴラで開催されるBlack Combat Rise02で、大原樹理と対戦するパク・ジョンホン。
Text by Manabu Takashima

1月の大原の敗戦、Road FCのFight100ルール、イ・ソンハが失ったDEEPライト級王座と尋ねるたびに、パク・ジョンホンは丁寧な返答を続けた。イケイケドンドンという雰囲気のあるBlack Combatにあって、異質でもあるパク・ジョンホン──怖い相手かもしれない。


――今週末、大原選手と戦うパク・ジョンホン選手です(※取材は17日に行われた)。まず大原選手が1月にファン・ドユンに喫したTKO負け、ストップが早いと我々も思った次第です。ジョンホン選手はどのように捉えていますか。

「早いかなという気もしますが、一般的にはあの時点でストップがかかっても仕方ないと思います。ただし、大原選手はこれまでにもパンチだけでなく、サッカーボールキックを食らってからも立ち上がって逆転KO勝ちをしているので──少し気の毒なストップでした。もう少し、審判も様子を見て良かったかと思います」

──ともあれ前回負けた大原選手と戦うことに関しては、どのように思っていますか。

「それは大原選手が勝った方が……あのような負け方をしない方が、自分にとっても良かったです。特に大原選手はDEEPでタフな試合をしていただけに」

──大原選手の価値は落ちていないという理解なのでしょうか。

「そうですね、大原選手が勝っていた方が、気持ち的に張りが出たと思います。戦い甲斐がるというか。同時に大原選手は自分にとって、戦う価値のあるファイターです」

──そんなパク・ジョンホン選手ですが、MMAを始めたきっかけを教えてもらえますか。

「高校の時に3年間キックをやっていました。MMAは20歳の時からなので、12年間続けてきたことになります。最初は護身術のつもりで軽い気持ちで習い始めたのですが、いつのまにかずっと続けています」

──MMA歴12年で、7勝3敗。試合数が決して多くなかったのは、何か理由がるのでしょうか。

「それはMMA以外の試合をしてきたからです。キックで16試合、プロ以外のセミプロのMMAを11戦、コンバットサンボも3試合やっています。トータルで考えると40戦になるので、大原選手ほどではないにしても試合経験は少なくはないかと思っています」

──なるほど、です。このところBlack Combatで4試合を戦っていますが、注目団体で戦うことで何か気持ちの変化はありましたか。

「自分はずっと格闘技の指導をして食べてきたので、Black Combatが盛り上がっているからといって、そこではしゃぐようなことはないです。なのでBlack Combatで戦っていても、それ以前と同じようにやっています」

──決して派手ではなくても、ずっとMMA、格闘技を続けていたパク・ジョンホン選手だからこそお伺いしたいのですが、今、Road FCというK-MMA界の老舗でFight100ルールを併用していることをどのように思いますか。

「これまで格闘技に興味のなかった人達の注意を引き、MMAを知ってもらうためには良いことかもしれないですが、あくまでも自分たちがやってきたものはスポーツです。ああいう刺激的なモノだけを求められるようになるのは、あまり良くない面もあると思います。スポーツとして一線を越えないことをやってほしい。そういう想いです」

──押忍。今回の試合は180センチ超同士のライト級戦、これまでと違った対策をしてきましたか。

「当然、自分より背が低くリーチの短い選手との方が戦いやすいです。ただし、今回の試合に向けて特別な準備をしています。彼が戦い難いというプランを立てているので、そこは試合で確認してください。この試合はメンタルの強さをいかに保てるか。お互いにとって、心が折れないで戦うことが一番重要になってきます。」

──では、この試合を経て目指すところは?

「大原選手がランク1位なので、彼に勝ってベルトに挑戦したいと思います」

──あっ、ということは大原選手は負けてもランクが下がらなかったのですね。スミマセン、そんなことも理解せずにインタビューをお願いしてしまって。

「いえ……。大原選手とファン・ドユン選手の戦績の差も考慮したのと、大原選手の怒りようがすさまじかったのでBlack Combatがその怒りを受け止めたのではないでしょうか」

──なるほど(苦笑)。ところでBlack Combatライト級王者のイ・ソンハ選手が、3月にDEEPで江藤公洋選手に敗れDEEPライト級のベルトは失いました。パク・ジョンホン選手にとって、DEEP王座とはどのようなモノなのでしょうか。

「まだ自分はベルトを1つも巻いていないです。今、DEEP王座のことを自分が触れるのは時期尚早だと思います。まずはBlack Combatのベルトを手にしてから、DEEPのことは考えさせてもらいます」

──トラッシュトーク、自己アピール上等のBlack Combatにあってパク・ジョンホン選手は凄く珍しいタイプの選手ですね。

「もっと何か言った方が良かったでしょうか(笑)」

──Black Combatでは日本人選手も、日本とは違うことをやっていることもあるので。凄く新鮮でした(笑)。

「自分が誠実な人間だとは言えないですが、支えてくれる人もいるのでおかしな言動はできないです。ただ、何か仕掛けてきた相手にはしっかりとケージのなかで返事をさせてもらいます」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「大原選手は尊敬してきた選手です。尊敬している選手だからこそ、負けないようにできる限りの準備をしてきました。ベストを尽くしたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月20日(土・日本時間)
午後5時~Black Combat YouTubeメンバーシップ


■Black Combat Rise02 対戦カード

<ライト級/5分3R>
大原樹理(日本)
パク・ジョンホン(韓国)

<ライト級/5分3R>
イ・ファンソン(韓国)
チョ・ユンジュン(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ソンチョル(韓国)
山本聖悟(日本)

<フェザー級/5分3R>
イ・ミンヒョク(韓国)
イム・ジェユン(韓国)

<無差別契約/5分3R>
キム・ミョンファン(韓国)
稲田将(日本)

<フライ級/5分3R>
ソン・ナクジュン(韓国)
パク・テホ(韓国)

<63.5キロ契約/5分3R>
ジョン・スミン(韓国)
ぽちゃんZ(日

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03   アンドレイ・コレシュコフ ブログ マゴメド・ウマラトフ.

【PFL2024#03】ロシア対決はウマラトフがコレシュコフからTDを奪い続けて判定勝利=3Pでスタート

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)

コレシュコフが左手を伸ばして距離を詰める。左右ローを見せながら右スピニングバックキックを繰り出したコレシュコフに、ウマラトフが組みついてバックに回る。左足を差し入れてバックコントロールに持ち込むウマラトフに対し、コレシュコフはスクランブルから立ち上がりケージに押し込んでいく。体勢を入れ替えたウマラトフが右手を差し上げ、ボディロックから後方に投げてグラウンドに持ち込んだ。

コレシュコフは左足のラバーガードからオモプラッタへ。ウマラトフが右足をまたごうとしたところで、コレシュコフが右ヒザを上げた。ならばと反対側へ回るウマラトフ。コレシュコフがガードに戻した。トップからパンチで削っていくウマラトフがパスを仕掛けると、コレシュコフはハーフで守る。潜りに行くも防がれたコレシュコフは、ウマラトフの右腕を抱えてラウンド終了まで耐えた。

2R、ウマラトフが左ジャブを突く。コレシュコフは三日月蹴りから詰めていくも、ウマラトフの右が当たってコレシュコフはマットに手を着いた。立ち上がったコレシュコフをパンチで攻め立てるウマラトフ。右腕を差し上げてコレシュコフをケージに押し込むと、ボディロックからクリーンテイクダウンを奪った。

パスした状態のウマラトフはサイドで抑え込むも、コレシュコフがガードに戻してケージ際まで下がる。ウマラトフはボディロックからバックへ。しかしコレシュコフもガードに戻していく。背中を見せて立ち上がるコレシュコフを、ウマラトフがバックコントロールからグラウンドに引き戻す。立ち上がりケージ際の差試合が続いたあと、離れた両者は打ち合いへ。ウマラトフが右ヒザを繰り出すと、コレシュコフも左フックを当てた。

最終回、コレシュコフが距離を詰めていく。ウマラトフは左を突いて前に出た。ウマラトフの右をかわしたコレシュコフが跳びヒザを繰り出すも不発。足を滑らせたコレシュコフのバックに回ったウマラトフが、そのままトップを奪う。コレシュコフはラーバーガードから仰向けになって腕十字を狙うも潰された。背中を見せたコレシュコフのバックに回ったウマラトフは、ローリングしながら左腕を首に回すもRNCの体勢に入ることはできず。スクランブルを狙ったコレシュコフを潰し、トップをキープして試合終了のゴングを聞いた。

判定はジャッジ3者とも29-28でウマラトフの勝利を指示。これでウマラトフは3p獲得で初PFLシーズンのスタートを切った。

初日を終えたウェルター級の上位陣は次のとおりだ。

1位:ドン・マッジ 6P
2位:ムラッド・ラマザノフ 6P
3位:シャミル・ムサエフ 5P
4位:マゴメド・ウマラトフ 3P
5位:ゴイチ・ヤマウチ 3P


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ

【PFL2024#03】ブレンダン・ラウネーン、96秒でカルバーリョを倒しファーストハーフを首位で折り返す

【写真】圧倒的な力の差を見せ、スタートダッシュを決めた(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.1R1分26秒by TKO
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

開始直後からスピーディーに動く両者。そして相手の動きをよく見ているなかで、カルバーリョの左のダブルをかわし、組みを切ったラウネーンが右を当てる。さらに右ストレートを打ち抜くと、後方に倒されたカルバーリョに立ったままでパンチを落とす。足にしがみつこうとして殴られるカルバーリョを見てレフェリーが試合を止めた。

不満そうなカルバーリョとは対照的に、ラウネーンは満面の笑みを浮かべた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック シャミル・ムサエフ ローガン・ストーリー

【PFL2024#03】右スピニングバックキックで流れを変えたムサエフ。連打でストーリーを沈めて5Pゲット

<ウェルター級/5分3R>
シャミル・ムサエフ(ロシア)
Def.2R0分27秒 by KO
ローガン・ストーリー(米国)

ストーリーが距離を詰める。サークリングするムサエフを、右ローと左ジャブを見せてシングルレッグからケージに押し込む。右腕を差し上げてからボディロックで組み、小外刈りでテイクダウンを狙う。しかしムサエフも耐えてケージ中央まで押し戻して離れた。前に出て来るストーリーに対し、ムサエフは左ジャブと前蹴りを当てる。ムサエフにケージを背負わせたストーリーの左がヒット。組まれたムサエフは突き放す。下がるムサエフの顔面をストーリーの左が捕らえる。ムサエフは右カーフキックを当てたが、続く右のパンチにストーリーが右ストレートを合わせた。

ストーリーが右ストレートから左でムサエフのアゴを跳ね上げる。ムサエフは右スピニングバックキックでストーリーを吹っ飛ばした。立ち上がったストーリーはシングルレッグで組むも、これを突き放したムサエフのパンチで動きが止まった。パンチで盛り返すストーリーに対し、ムサエフの左右ストレートがクリーンヒット。さらに右ヒザを突き上げたムサエフがクイック・シックスを狙って攻め立てる。ストーリーが左ヒザをマットに着いたと同時にラウンド終了となった。

2R、ストーリーがガードを固めて前に出る。しかしムサエフの右ストレートがクリーンヒットし、ストーリーがダウン。ムサエフはトップからパウンドを打ち込み、背中を向けたストーリーに左を連打して失神KO勝ちを収め、ファブ・ファイブ=5Pをゲットした。


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