村田夏南子のUFCから女子繋がり。浜松町のニューピアホールではDEEP JEWELS 33 ~アトム級GP 2021 FINAL~が開催されます。アトム級GPの準決勝、決勝に加え、本野美樹(AACC)×伊澤星花(高本道場)のストロー級タイトルマッチと見どころ十分。あろう事か遅刻確定ですが、本日も電波と充電の続く限り会場から速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
【第1試合 DEEP JEWELSアトム級GP準決勝】
×パク・シウ(韓国/TEAM MAD)
(1R 腕十字)
◯大島沙緒里(AACC)
1R、大島はパンチを打ち合いって流れからタックルに行く戦術。パンチを被弾するが、しっかり打ち返す。だが肝心のタックルは切られてしまいパウンドを被弾。しかしシウは深追いしない。スタンドに戻るとシウの左フックがクリーンヒット。ダウンした大島にパウンドを仕掛ける。すると大島は下から腕十字!これがガッチリ極まってシウはタップ!大島が逆転の一本勝ち!
【第2試合 DEEP JEWELSアトム級GP準決勝】
◯青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
(1R 腕十字)
×にっせー(フリー)
1R、開始直後からタックルに行く青野。にっせーはこれを切って離れ側にパウンド。さらに青野は前に出るといなしてスタンドでバックに回る。しかし青野は向き直ってタックルでテイクダウン。マウントから肩固めを狙う。にっせーがスイープした瞬間、青野は下から腕十字!これが極まってレフェリーが試合を止めた!
【第3試合 ライト級】
◯ひしぬまjujcyさやか(和術慧舟會GODS)
(2R TKO)
×ぽちゃんZ(ねわざワールド品川&パラエストラ東京)
1R、開始直後から重量級同士のぶつかり合い。重たいフックをそれぞれヒットさせる。身体が近づくと長い差し合い。ブレイクがかかる。膠着するかと思いきや、中盤からひしぬまが面白いように投げでテイクダウン。終了間際にはマウントも奪取して優位に試合を進めた。
2R、開始直後にひしぬまが投げでテイクダウン。袈裟固めの体勢からマウントに移行してパウンド連打。体勢を変えて打ち続けるとついにレフェリーが試合を止めた!
【第4試合 51kg契約】
×音波(AACC)
(判定0-3)
◯竹林エル(総斗會三村道場)
1R、DEEPJEWELS常連ストライカーの音波に一歩も引かない打撃戦を仕掛ける竹林。互角以上に打ち合う。逆に音波はタックルを交えるがテイクダウン出来ず、自らグラウンドに引き込む。すかさず腕十字!だが竹林は冷静に対処して脱出。スタンドに戻ると竹林が首相撲からの膝蹴りなどで攻勢。さらにグラウンドでもバックに回るなど優位に試合を進めた。
2R、開始直後に音波のハイキック。しかし竹林は怯まずに前に出るとパンチを打ち返す。さらには首相撲からの膝蹴り連打で攻勢。組みついた音波は首投げでテイクダウンするが竹林はするっとバックに回る。チョークを仕掛けて優勢。最後までバックをキープして試合終了。判定は竹林!
【第5試合 ストロー級】
×藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定0-3)
◯HIME(毛利道場)
藤田は計量400gオーバーのためイエローカード1枚が出た状態で試合開始。
1R、ローで試合を組み立てる藤田に対してHIMEはチャンスと見るや飛び込んでいく展開。中盤に差し合いになると藤田が崩してテイクダウン。しばらく上をキープするが、HIMEが立ち上がる瞬間に藤田のバックに回る。おんぶの体勢からチョークを狙うが決め切れずにラウンド終了。
2R、開始直後に藤田のハイがヒット。HIMEはグラつくがすぐにパンチを打ち返して立て直す。そこからスタンドでの一進一退の攻防。それが中盤になるとHIMEのパンチが冴える。ケージに追い詰めると左右の連打で藤田の動きを止める。あと1発まで追い込んだが藤田は要所で組みついて難を逃れて試合終了。判定はイエローが出ている事もあり、HIMEに軍配。
【第6試合 フライ級】
◯奈部ゆかり(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×ARAMI(フリー)
1R、序盤から重厚な差し合いが続く。奈部は開始直後に首投げ、終了間際に足払いでテイクダウンを奪うがARAMIはすぐに立ち上がる。一方のARAMIはなかなか攻め手を見出せないが終了間際にスタンドから隙を突いて足関節を狙ったがタイムアップ。
2R、やはり重たい差し合い中心。その流れでも奈部のテイクダウンは手堅い。タックルからリフトして倒したり、足を掛けて倒すなどバリエーションを見せて優位に立つ。ARAMIはギロチンや足関節を狙うなどしたが、奈部に冷静に捌かれてしまい打つ手がない。このまま試合は終了。判定は奈部に軍配。
【第7試合 セミファイナル DEEP JEWELSストロー級タイトルマッチ】
×本野美樹(AACC)
(1R 腕十字)
◯伊澤星花(高本道場)
1R、開始直後にパンチを餌に両足タックルでテイクダウンする伊澤。本野もすぐに立ち上がるが、差し合いから再び伊澤がテイクダウン。すかさず腕を狙いに行く。アームロックから腕十字を仕掛けるとこれがガッチリ極まって本野はタップ!伊澤が一本勝ちで王座を奪取!
【第8試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級GP決勝】
◯大島沙緒里(AACC)
(判定3-0)
×青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
1R、開始直後に青野がフックからのコンビネーションでタックルを決めてテイクダウンに成功。ここから上下が激しく入れ替わる寝技の展開がスタート。大島はしつこくアームロック、腕十字、足関節を仕掛けるが青野は寸前で回避。終了間際には大島が仕掛けてきた足関節合戦に付き合うが互いに決められずにラウンドを終えた。
2R、開始直後に青野がタックルでテイクダウン。しかし大島は果敢に下から足関節を仕掛ける。青野は対応して上をキープしていたが、大島はするすると上になると腕十字であわやの場面を作り攻勢。終盤は大島が上のポジションをキープして試合終了。判定は大島に軍配。2回級制覇を成し遂げた。