カテゴリー
AB K-1 News o ONE UFC UFC300 UFC307 イリー・プロハースカ キック

UFC307:メインイベントアレックス・ペレイラ vs. カリル・ラウントリーJr.

ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R。

4月のUFC300、6月の独立記念日ウィークイベントと、今年上半期のビッグマッチでメインを務めたペレイラが、7ヶ月で3度目の防衛戦。前戦はマクレガー vs. チャンドラーの中止に伴い急遽オファーを受け、負傷箇所があるにもかかわらず出場。すっかりUFCの顔と言った存在に。ライトヘビー級に上げてからは、初戦のブラホビッチ戦でテイクダウンで攻められて苦戦したが、その後はイリー・プロハースカ×2、ジャマール・ヒルにKO勝ち。37歳。

ラウントリーはUFCデビューから8年目でタイトル初挑戦。UFCでの9勝のうち、7勝がKOでの勝利というストライカー。元K-1ファイターのグーカン・サキにも1RKO勝ちしている。現在5連勝中。6月に元王者でペレイラにKO負けしたばかりのジャマール・ヒルとの対戦が組まれていたが、サプリメント会社のミスで禁止薬物を摂取してしまい出場停止となり欠場。が、幸運なめぐり合わせで、そのままタイトル挑戦が決定した。34歳。

パンチが強いだけに、決して安心できない試合ではあるが、オッズは当然ペレイラが大幅フェイバリット。

いきなり飛び蹴りを見せたペレイラ。キャッチしたラウントリー。放して立ち際にパンチを入れる。ラウントリー踏み込んで左を打ち込む。ペレイラが前に出ていくが、先にラウントリーがパンチを打ち込む。左がヒット。ペレイラの右ハイは腕でブロック。ペレイラも右を打ち込んだ。カーフキック。また右ハイ。打ち終わりにワンツーで飛び込んだラウントリーだが、ペレイラバックステップしてもらわない。少しずつ詰めてきたペレイラ。ジャブ。打ち終わりに出るラウントリーだがすぐ距離を外すペレイラ。またカーフ。ペレイラのジャブに踏み込んで連打を放つラウントリーだが、序盤ほどには届いていない。ペレイラの右ハイはキャッチしたラウントリー。飛び込んで右を入れるラウントリー。残り1分。ラウントリーの飛び込みはバックステップでかわしたペレイラ。また詰めるペレイラ。ジャブを突くペレイラ。ホーン。

1Rペレイラ。序盤ラウントリーがパンチをヒットさせる場面があったが、中盤以降は距離を見切られてきた。それでも打っていくしかない。

2R。ペレイラの前蹴りにワンツーを返すラウントリーだが、上体をそらしてもらわないペレイラ。ラウントリー飛び込んで左。ペレイラ右ハイ。また右ハイ。打ち終わりに右フックを返すラウントリー。右を打ち込んだペレイラ。詰める。左フック。カーフ。ちょっと効いたか?バランスを崩しながらパンチを出したラウントリー。ペレイラ三日月蹴り。またカーフ。じわじわ出る。ラウントリーは打ち終わりを狙っているのか、自分から手が出ない。右ハイ。かいくぐったラウントリーのパンチがヒットし一瞬しゃがみこんだペレイラ。が、ペレイラ立つと追撃には行かない。残り1分。ペレイラがまた出る。ダメージはないか?ジャブ。ラウントリーがパンチ連打で出たが、また下がり出した。ラウントリー左ハイ!ヒットしたが浅かったか。ホーン。

2Rラウントリー。ペレイラのハイをかわしてのパンチがヒットして、フラッシュ気味にダウンしていたが、ラウントリーが追撃しなかったのがどう出るか。

3R。詰めるペレイラだがラウントリーの左がヒット。さらに左ミドル。ペレイラ効いたのか下がった。しかしラウントリーまた出ていかない。左ハイからあj部を入れるペレイラ。左ボディを入れるラウントリー。ジャブから右を入れたペレイラ。ラウントリーが左で飛び込むがかわした。しかしさらに左ボディを打ち込みヒット。カーフを蹴るペレイラにボディを返すラウントリー。ペレイラの左ハイに左を返すラウントリー。またプレスしてきたペレイラ。残り1分。ジャブを入れるペレイラ。右ミドル。飛びヒザ。ラウントリー下がった。何か効いたか?ジャブで出るペレイラ。ラウントリーのワンツーはかわす。ペレイラ残り僅かで飛びヒザ→首相撲ヒザ。ホーン。

3Rペレイラ。ラウントリー消耗したのか、ダメージがあるのか。終盤失速してきた。

4R。ジャブを突くペレイラ。右ミドル。ジャブ、カーフ。三日月蹴り。ジャブがクリーンヒット。さらに三日月蹴り。遠距離から打ち込んでいく。ジャブから右につなげたペリエら。さらに前蹴りを打って出る。パンチを打ち込むペレイラ。ラウントリーの返すパンチがほぼ空を切る。下がるラウントリー。右のダブルがヒット。下がるラウントリーを追う右フック。ふらついて距離を取るラウントリーを追うペレイラ。グロッキー。パンチにも力がない。ケージに詰めたペレイラ首相撲からヒザ。さらに連打。ラウントリー左右のフックを返すが、ボディをもらいさらにアッパーを打ち込むとついにダウン!KO!

十分見せ場は作ったラウントリー。ダウンも奪い、勝つチャンスは十分あった。それだけに、2Rのダウン後に畳み掛けなかったのがもったいない。最後はKO寸前まで追い込まれた状況でも手を出し続けて、気持ちの強さを見せた。

2Rまではラウントリー。ペレイラは後半勝負のつもりだったとのことだが、だとしても予想以上にラウントリーが健闘した。

カテゴリー
45 AB Gladiator Gladiator028 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC YouTube しゅんすけ アドニス・セビジェーノ キム・ウィジョン キンコンカンコンケンチャンマン ダギースレン・チャグナードルジ チハヤフル・ヅッキーニョス チャンネル パン・ジェヒョク ライカ ルキヤ 上田祐起 中川晧貴 今井健斗 古賀珠楠 吉田開威 宮川日向 木村柊也 森井翼 水野翔 河名マスト 澤田政輝 田口翔太 石田拓穂 磯嶋祥蔵 福田泰暉 福田龍彌 荒木凌 野口蒼太

【Gladiator028】成長の証=ダギースレンとの再戦へ。チハヤフル・ヅッキーニョス「全く違ったMMAを」

【写真】国際戦2試合を含む、ハードな5試合でヅッキーニョスが手にした武器とは── (C)SHOJIRO KAMEIKE

もう既にオープニングファイトが開始しているGLADIATOR028。フェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝でチハヤフル・ヅッキーニョスが、リベンジに挑む。
Text by Manabu Takashima

昨年6月に同王座決定トーナメント準決勝でダギースレンに敗れたヅッキーニョスは、15カ月で5試合を戦う打撃で戦える気持ちを創ってきた。一足飛びなど考えす、一歩一歩確かな成長を遂げたヅッキーニョスがこの間に経験と成長を訊いた。


――挑戦者決定トーナメント準決勝に臨むヅッキーニョス選手ですが、チャンピオン河名マスト選手のRoad to UFC準決勝敗退をどのように捉えていますか。

「残念な気持ちではありますが、最初にダウンを取ったの河名選手で。何もできなくて負けたわけでないです。現実は厳しいと思うのと、もう戦えないと思っていたので再戦のチャンスがあるかもということはポジティブにも捉えることができるという感じですね。

本音は勝ち続けてUFCに行ってくれていたら、ニャムジャルガルに続いてGladiatorのチャンピオンがUFCに行くことになっていればGladiatorの存在も明確になったのかとは思います。同時にここでチャンピオンになるとRoad to UFCに出られるという認識を僕は持っています。Gladiatorで色々な外国人選手と戦って、上を目指す。そこに他の日本人選手が来てくれたら、もっと盛り上がるでしょうし」

──押忍。そのように国際戦を繰り返すことで、力をつけていたヅッキーニョス選手。そういう戦いの序章だった時にダギースレンに判定負け、そして再び肌を合わすこととなりました。

「前回のダギースレン戦は大きかったです。実際にあの試合に負けて……通用した部分もあったけど、全体的に押し切られた試合でした。あの負けで、会社を辞めようと決めて。翌日に上司に伝えたんですよ」

──えっ!!

「実際に退社したのは、今年の2月なんですけど。あそこから気持ちも切り替わりいつか再戦したいと思っていたので、それが1年と3カ月……短いといえば短いですが、ブランクを空けずに試合をしてきて確実に成長しているという気持ちがあります。なのでリベンジのチャンスが来たというのは、凄く嬉しいです。

前職と同じでも、フリーになって自分でスケジュールを管理し今は格闘技に集中した生活ができているので。正直、サラリーマン時代は連日の残業と出張が多くて、今からすると『よう、やっていたな』って思うほどで。あの時と比べると、今は格闘技としっかり向き合えています」

──ダギースレンに負けて仕事を辞める決意をした。その時は、どのようにファイターとして強化していきたいと考えていたのでしょうか。

「一番はスタンド、打撃です。もともと打撃が苦手で、試合でも自分から打撃で前に出るってほとんどなくて。サークリングから隙を見て組みつくスタイルでしたが、それでは厳しくなってきたので。打撃が普通にできて、レスリングを強化する。柔術タイプだったので、テイクダウンをしないと自分の強味を発揮できないと考えました。それとフィジカルですね。ダギースレンと戦って、彼を体感して『なるほど』って思いました(笑)。何となく勝っていたことから、打撃だろうが組みだろうが自分から試合を創って勝つという風に変わりました」

──ダギースレン戦後、まず9月にハンセン怜雄選手との再起戦が組まれました。

「ハイ。打撃で倒してやろうと思っていました。ハンセン選手は打撃の選手で、戦績だけ見ると苦戦をしている。なので通用しないことはない。この試合で、自分の殻を破らないと成長できないという気持ちで臨んだ試合でした。実際に殴り合って、削られましたけどパンチでKOできたので良い経験になりました。技術云々でなく、気持ちでいけたのが大きかったです」

──続く12月大会では河名マスト選手に逆に打撃で敗れました。

「あの試合はやはり河名選手のレスリング力ですね。並大抵でないことは覚悟していました。MIBUROで大きな外国人がきてやられちゃうこともありますが、通用しないということはなかったです。だから河名選手と戦っても、打撃で上回って組んでも勝負できると思っていました。そうしたら……圧倒的なレスリング力の差がありました。

飛ばしすぎないで戦おうと思ったら、組みで圧倒されて。勝つには打撃しかないと打ち合ったらKOされました。感覚的な話になりますが、それでもトップレスラーのフィジカルを体験できたのは大きかったです。打撃が中途半端、未完成な打撃で勝負をしたことも敗因の一つだと思っています。組みだけでなく、打撃も反省できた試合でした」

──では今年3月の石田拓穂戦、ある意味絶対に負けられない状況だったかと思います。

「実力的には絶対に勝てるとは言わないですが、少なくとも普通に勝負ができると踏んでいました。リーチ差を生かして、打撃が勝負しようと。でも、その打撃が未完成でした」

──打撃で押し込まれて、逆転の一発という試合でした。

「KOしたパンチは正直、狙っていたものではないです。でも練習をし続けていたパンチでした。近距離でのパンチ、一発で意識を飛ばせたのも初めてで……結果的に打撃の練習の成果が出た試合で。自分のなかでは自信にはなりました」

──5月のパク・サンウォン戦はアドニス・セビジェーノが来日できず、急遽の対戦となりました。そしてストライカーを相手に、一つのテイクダウンからコントロールして腕十字で一本勝ちでした。

「打撃が得意なのは分かっていました。なのでKOをしようとかはなかったですが、打撃戦でどれだけできるのか試そうと思っていました。打撃を出させていなす。見切ったうえでテイクダウン。組んでからはいつも通り戦えばいける。そういう作戦通りの試合でしたね。打撃の向上と、作戦通りに動けることが確認できました」

──打撃を向上させても、打撃戦を一部と考えている。まさにMMAとして打撃と捉えることができていますね。その打撃、どこかで特別に練習をすることはあるのですか。

「ムエタイのプライベートを受けたり、ムエタイの選手と練習する機会を設けました。あとは福田龍彌さんから、アドバイスを良く貰います。そこを実践する。昔から教えてもらってはいたのですが、なんせ打撃が分からなくて。レベルが違い過ぎるから仰っていることが分からなかったのが、ようやく少し分かって来て。龍彌さんのいうことを信じて戦う。それが最近になって、できるようになりつつあると思います。そこは大きいです」

──そして迎えた7月のトーナメント準々決勝、中川晧貴選手に総力戦で競り勝ちました。

「中川選手はグラップラーで、リーチ差があるので打撃で行こうと思っていました。テイクダウンをさせずに、戦う。スタンドでプレッシャーをかけて相手を下がらせる。そこはデキてしっくりとは来ています。ただ僕も被弾してしまいました。前に行く気持ちが強くて。

打撃に拘るより組みの方が強みですし、打撃を混ぜて戦うことが身についてきたというのはあります。ただ、その組みの部分でポジションを返されたり、逆に得意なところで課題が残った形です」

──そして、いよいよダギースレンとの再戦です。以前との違い、改めてお願いします。

「打撃を使って戦えるようになったこと。もちろん、狙い過ぎると自分が貰ってしまうこともあるのですが『できるぞ』というところが違います。前回はスタンドでも、ほぼほぼ僕が逃げ回ってグラップリング勝負をしてたのが、そこも打撃を使って……。綺麗に入るとまではいえないけど、グチャグチャにはならないで戦えるかと思います。少し洗練されたMMAになる。そういうところを見て欲しいです」

──結果オーライかもしれないですが、石田戦で打撃で下がった時に組まずに打撃で勝った。それがあることで、絶対的に組むだけじゃない。その気持ちがあると相手に分かることは、大きいのかと思います。

「人一番ビビりだったんです。スパーリングでもパンチが飛んで来たら背中を向けてうずくまるぐらいの感じで避けていました。今の後輩、一般会員さんは凄いなって思うぐらい僕よりできていました。本当に僕は顔に来るものへの恐怖心が凄くあって。結局、勝ちたいってよりは単純にそういう自分が嫌だった。

恐怖心に打ち克ことは、戦ううえで必要な能力で。逃げ回る自分は嫌だし、逃げ回るスタイルじゃ通用しない。だから、やるしかないと思って取り組んで来たら段々、少しずつですけど向き合えるようになって。目を開けたままでパンチを貰えるようにはなりました」

──その気持ちが創ることができてのダギースレン戦です。

「去年のトーナメントはGladiatorで戦ってきた選手の出場は、僕しかいないような状況だったから出ることができたと思います。それで負けました。今回は、この1年で強さと成長する能力を見せたことで、トーナメント出場が認められたと思っています。あれからの5試合、間を空けずに戦ってきたことで得られた自信があります。ダギースレンも凄く成長しているので、全く違ったMMAを見せることができると思います」

──ところで、今もMMAは東京中心です。グラジでキャリアを重ね、力もつけてきた。首都圏で戦いたいという気持ちは?

「そういう気持ちは、強くは持っていないです。どこでも一緒です。今は配信があるので。昔は東京、後楽園ホールで戦いたいということはありましたが、今は場所に拘りはないです」

■視聴方法(予定)
10月6日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル


■Gladitator028対戦カード

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ヅッキーニョス(日本)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準決勝/5分3R>
水野翔(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<フェザー級/5分3R>
木村柊也(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
上田祐起(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
チョモランマ1/2(日本)

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
今井健斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
野口蒼太(日本)
福田泰暉(日本)

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ(日本)
しゅんすけ(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
荒木凌(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
藤井丈虎(日本)

<ウェルター級/5分2R>
後藤丈季(日本)
趙大貴(日本)

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵(日本)
キンコンカンコンケンチャンマン(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
藤原浩太(日本)

<フライ級/5分2R>
田中義基(日本)
村田和生(日本)

The post 【Gladiator028】成長の証=ダギースレンとの再戦へ。チハヤフル・ヅッキーニョス「全く違ったMMAを」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB F1 MMA o UFC アマンダ・ヌネス キック キャット・ジンガーノ ボクシング マイラ・ブエノ・シウバ ミーシャ・テイト

UFC307:セミファイナル・ラケル・ペニントン vs. ジュリアナ・ペーニャ

女子バンタム級タイトルマッチ5分5R。ペーニャ1位。P4Pランキングではペーニャが上位で5位、ペニントン8位。

ともに初の女性コーチ(ロンダ&テイト)で初の女性参加TUFとなった11年前のTUF18に出演し、チーム・テイトに所属。ペニントンは準決勝で敗退したが、ペーニャは優勝。チームメイトではあったが、仲は良くなく、TUF後は特に連絡を取り合うこともなかったとのこと。

ペニントンはTUF後のワンマッチで勝利しUFCと契約。当初は勝ったり負けたりだったが、2016年には元コーチのミーシャ・テイトを破り4連勝を達成(テイトはその試合を最後に一時引退)。アマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したが、5RでTKO負けしている。そこから再び負けが込みはじめたが、じわじわと連勝を重ねて5連勝。王者ヌネスへの再挑戦は果たせなかったものの、ヌネスが引退し返上したタイトルの王座決定戦に出場。バンタムでは無敗のマイラ・ブエノ・シウバに打撃で上回り、シウバが終盤失速したこともあり判定勝ちでUFCで初のタイトルを獲得した。ボクシングがバックボーンのストライカーだが、UFCではキャリア16勝のうちKO勝ちは1回のみ。36歳。

TUFで優勝したペーニャだが、膝の負傷により長期欠場。1年半後に復帰し、元タイトル挑戦者のキャット・ジンガーノにも勝利したが、ワレンチナ・シェフチェンコやジャーメイン・デ・ランダミーに敗れて王座挑戦はならず。2017年には出産のために1年半のブランク。タイトル初挑戦となったのは2021年。フェザー級との2階級同時王者で、ほぼ苦戦もなかったヌネスに対し、2Rにパンチを打ち込んで下がらせ、最後はテイクダウンからチョークでタップを奪ってビッグアップセット勝利。が、翌年に両者TUFコーチを務めてTUFコーチ対決として行われたダイレクトリマッチでは、序盤にダウンを奪われると、後半はヌネスに何度もテイクダウンを奪われる展開で完敗し、王座から陥落した。昨年6月には、ヌネスとのラバーマッチが行われる予定だったが、ペーニャが練習中の負傷で欠場。代役のアルダナに勝ったヌネスは勝利後に引退を表明し、3度目の決着戦は行われないままとなっている。今回は2年2ヶ月ぶりの復帰戦。35歳。

ジャブの刺し合い。両者まだ様子見。ペニントンのジャブで一瞬バランスを崩すペーニャ。右を入れるペーニャ。ペーニャがジャブから右をヒット。また右をヒットさせる。ワンツーを入れたペーニャ。ペニントン出てきた。踏み込んでアッパーを入れる。ケージを背負うペーニャ。残り1分。ペニントンカーフキック。ジャブの連打で出るペニントン。ペーニャも左右の連打で出る。残りわずかでパンチから左ミドルを入れるペニントン。ペーニャも右を返した。ホーン。

1Rはどちらが取ったとも言えないラウンド。手数もほぼ五分。

2R。ペニントンがジャブ連打で出ていく。ペーニャのワンツーにペニントンも左を返す。パンチから首相撲を狙ったペーニャだが引き剥がす。ペーニャの右に前蹴りを返したペニントン。またケージまで下がったペーニャ。詰めたペニントン。両者四つで組む。ヒザを入れるペニントンだが、ペーニャはそのヒザに合わせた投げでテイクダウン。サイド。ヒジ。しかし押さえ込みが続く。ブレイクされかねない。脇腹にヒザ。上四方の体勢に。腹を殴ると一気に立ち上がるペニントンだが、ペーニャ背中に乗って四の字バック。ケージ際に移動するペニントン。ペーニャ降りた。スタンドバックからホールドを続けるペーニャ。ホーン。

2Rペーニャだが、ポジションを取ってからのダメージを与える動きが少なすぎる。

3R。ジャブで詰めるペニントン。左右のパンチで出ると組み付いてきたペーニャ。引き剥がしたペニントン。左ミドルを入れるペニントン。また四つで組んだペーニャ。腰を引いてテイクダウンを防ぐペニントン。外掛けテイクダウン。今度はサイドからパウンドを入れるペーニャ。亀になるペニントンのバックに回る。ハーフバックから仰向けにして両足フック。四の字バックから殴る。チョークの体勢。アゴの上で外れる。またバックから殴るペーニャだが時間がない。ホーン。

3Rは間違いなくペーニャ。

4R。ペニントン左ハイ。ヒットしてぐらついたペーニャ。しかし出てくるところにワンツーを入れた。ペニントンまたジャブで出る。ワンツーを入れたペニントン。ペーニャ後退。ペニントンの右がヒットしペーニャダウン!足でディフェンスするペーニャだが、ペニントン上になり首を抱える。ペーニャ起き上がり組み付いてテイクダウンを狙うが、ケージでこらえるペニントン。ペーニャ離れる。下がるペーニャ。残り1分。ペニントンも倒しには行かない。ペーニャジャブで凌ぐ。ホーン。

4Rペニントン。しかし1Rが微妙なことを考えると、もし落としていたらもう判定勝ちはないので、フィニッシュを狙いに行くべきだったのでは。

5R。ジャブで手数を出してきたペニントン。ペーニャも右を返すがかわされる。四つに組んだペニントンがケージに押し込む。離れ際に両者パンチを入れた。また四つに組んだペニントン。押し込もうとするが、ペーニャ離れた。お互いの右が相打ちになるが、下がったのはペーニャ。下がりながらパンチをヒットさせるが、ペニントンかまわず出ていく。残り1分。ケージを背負うペーニャ。下がりながらパンチを出しているが、もう1Rを取っていると願っての逃げ切り狙いか。パンチで出るペニントン。スーパーマンパンチ。タイムアップ。

48-47ペーニャ、48-47ペニントン、48-47ペーニャ。スプリットでペーニャ勝利!王座奪還。

割れたのはやはり1R。ペニントンは4Rダウンを奪った後、もっとニアフィニッシュになるくらいに攻めて行けば、10-8になってドロー防衛になったはず。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはほぼ48-47でペニントンを支持。割れる要素があるのは1Rと2Rくらいだが…。

スタッツでは1Rはペーニャの有効打が上で、ペーニャに入れるのに違和感はない。

2Rはペーニャがテイクダウンからポジションを取ったが、その後の攻めが少なかったので、これも割れていたとしてもおかしくないラウンドだった。

カテゴリー
AB F1 MMA News o ONE UFC UFC307 キック ジェレミー・スティーブンス ボクシング リッキー・シモン

UFC307:第10試合・ジョゼ・アルド vs. マリオ・バティスタ

バンタム級。アルド10位、バティスタ11位。

殿堂入りファイターアルド。2022年、後の王者ドバリシビリに敗れて王座挑戦の道が遠のいたところで、まだ余力を残して引退。ボクシングに転向していたが、ボクシングではエキシを含めて2勝0敗1分(1分の相手はジェレミー・スティーブンス)で、本人が望んだビッグネームとの対戦も実現せず。今年5月のブラジル大会で1年9ヶ月ぶりに復帰すると、いきなりランカーのジョナサン・マルチネスに打撃戦で上回っての判定勝ち。その試合は引退前に残っていた試合契約を消化したもので、その後についてはその時点では未定だったが、UFC継続参戦の道を選んだ。38歳。

バティスタはUFC8勝2敗。2022年から前座~中堅で5連勝し、今年1月のリッキー・シモン戦でランカー初挑戦。終始打撃で手を出し続けて判定勝ちしてランキング入りを果たした。バックボーンはレスリング・柔術で、6連勝中に一本勝ちが3回ある。敗れた相手はコーリー・サンドヘイゲンとトレヴィン・ジョーンズ。31歳。

オッズはバティスタがフェイバリット。

プレスするバティスタ。右ハイ。ボディブロー。詰めたバティスタが組んでケージに押し込む。押し込みながらヒザを入れる。シングルレッグを狙ったが放す。なおも押し込んでいるバティスタ。レフェリーはフィニッシュを狙えと指示。入れ替えて離れるアルド。バディスタ下がらずヒザ。また組み付いていったが、押し込ませず離れるアルド。バティスタハイキックからタックルに。またケージ押し込み。押し込み膠着で会場ブーイング。ヒジを入れたバティスタ。アルド離れる。前に出るアルド。ジャブからアッパー。下がりながらジャブを入れるバティスタ。残り1分。バティスタワンツーをヒット。アルドも右を返す。アルドのワンツーがクリーンヒット。バティスタのハイをスウェーでかわした。ホーン。

1R手数でバティスタ

2R。ジャブで出るアルド。下がるバティスタ。左ボディから左フックを入れたアルド。バティスタタックル行くがアルドのヒザがヒット!足にしがみついたバティスタだが放した。バティスタもパンチ連打で出る。アルドちょっと消耗したか?ガードが下がり気味。それでもワンツーを返す。バティスタもパンチを返して出るとタックルへ。ケージに押し込む。会場は打ち合えという意味か、大ブーイング。差し合いから肩パンチを入れるバティスタ。シングルレッグを狙うが放した。アルド入れ替えて離れるが、バティスタ下がらず打ち合っていく。アルドのワンツーがヒット。両者のジャブがヒット。右を入れてからタックルに入るが、またブーイング。残り1分。引き剥がしたアルド。パンチのコンボで出る。バティスタ飛びヒザ。アルドは左右のパンチを入れる。バティスタまたタックル。ケージでこらえたアルド。ホーン。

2Rアルド。

3R。ジャブの刺し合い。ライブオッズはイーブンに。打撃戦でやや下がり気味のアルド。バティスタが入ってくるところにパンチを合わせる。バティスタタックル。会場ブーイング。一瞬膝を着いたアルドだがこらえた。ちょっと口が開き気味のアルド、耐えるのみだがブレイクがかかる。バティスタすぐタックルへ。脇を差して防いだアルドだが、押し込んで膝を入れるバティスタ。離れた。バティスタの飛びヒザにアルドがパンチを返す。距離を取るバティスタ。出てきたアルドにまた組み付いてテイクダウン狙い。離れたが飛びヒザを放つバティスタ。ヒットせず。アルドがパンチを入れるがホーン。

29-28、28-29、29-28のスプリットでバティスタ勝利。

3Rは手数で五分、テイクダウンを仕掛けてケージに押し込むバティスタに、アルドは防ぐだけだった。

会場は大ブーイング。

割れたのは3R。

mmadecisions.com

メディアのジャッジも完全に割れている。

カテゴリー
AB MMA o UFC キック

UFC307:第4試合・セザル・アウメイダ vs. イーホル・ポティエリア

ミドル級。

アウメイダはメインでタイトル防衛戦を行うアレックス・ペレイラにキック時代1勝2敗の戦績を残している。しかし34歳からの遅いMMA本格転向で、打撃は強いがMMAへの適正にはまだ難がある。UFCデビュー戦はケージでテイクダウンをこらえながら打撃を打ち込み、パウンドでKO勝ちしたが、前戦は元ランカーのロマン・コプィロフ相手に簡単にテイクダウンを奪われ、リカバリーもできないことを露呈してスプリット判定負け。今回はアレックス・ペレイラとトレーニングしてきたとのことだが、ペレイラと同じ元キック世界王者とはいえ、年齢的にもUFCでトップに立てるかは微妙なところ。36歳。

ティエリアはUFC2勝4敗。2勝の相手は引退試合のショーグン戦と、UFCデビュー戦のロベルト・プリチェック戦。前戦はUFCブラジル大会で、ミシェウペレイラにバック宙パスガードからのギロチンで一本負け。パスガードの際、ペレイラの膝がニードロップとなり顔面にも当たっていて物議を醸したが、裁定は変わらず。28歳。

積極的に打撃を出していくポティエリアアウメイダは様子見。ボディへのジャブから右ミドル。飛び込んでワンツーを入れるポティエリアに右フックを返したアウメイダ。ポティエリアタックル。ケージに押し込んだ。引き剥がして離れるアウメイダ。右ミドルから右オーバーハンド。さらに詰めると組みに来たポティエリアを引き剥がす。しかしポティエリアまたタックル。また引き剥がしたアウメイダ。ポティエリアの蹴りをキャッチして逆にテイクダウンを狙ったアウメイダだが、無理せず放す。右を入れたアウメイダ。徐々に手詰まりになってきたポティエリアアウメイダカーフキック。ポティエリアタックル。ケージ際でテイクダウンしたが、アウメイダすぐにケージを使って立つ。スタンドバック。クラッチを切って離れたアウメイダ。ホーン。

1R打撃で上回ったアウメイダのラウンド。

2R。またミドルで攻めるアウメイダ。ポティエリアワンツー。詰めてきたアウメイダ。組もうとしたポティエリアだが引き剥がされる。その際アイポークがあり、アピールしたポティエリアだが、レフェリー見ておらず続行。が、直後にアウメイダのボディブローが金的に入り、結局タイムストップ。再開したが、すぐにまたアウメイダの指がアイポークに。またストップ。

カテゴリー
AB F1 o UFC

UFC307:第1試合・コート・マクギー vs. ティム・ミーンズ

ウェルター級。

地元ユタ出身のマクギーだが、現在2度目の3連敗中と後がない。2010年のTUF10で優勝してから14年。UFC10勝12敗のうち、判定決着で8勝9敗。地味でしぶといファイトスタイルだが、このところはKO負けも増えてきている。負けてリリースとなれば、そのままグローブを吊るす可能性も高い。39歳。

ミーンズもこれがUFC30戦目となる大ベテラン。UFC戦績は15勝13敗1分と勝ち越しているが、直近5戦では1勝4敗。勝ったアンドレ・フィアーリョは、ミーンズ戦で4連敗となりリリースされている。かつてはKO勝ちの多いストライカーだったが、ダメージが蓄積するようになり、試合でも組みの展開が多くなってきている。40歳。

どちらも負けがこんできている大ベテラン同士だが、オッズはミーンズがフェイバリット。

四つに組み付いたマクギー。ケージに押し込みながら殴る。入れ替えて離れたミーンズ。マクギー再びケージに押し込みダブルレッグへ。テイクダウン。背中を向けたミーンズ。ハーフバックのマクギー。立ち上がろうとしたミーンズに両足フックしてバックマウント。仰向けの体勢になり、チョークを仕掛けるマクギー。パームトゥパームでアゴの上から絞める。ミーンズタップ!

マクギーの一本勝ちは2010年10月以来、14年ぶり。

ベテランのミーンズだが、バックからあっさりとチョークを取られてしまい、粘りなくタップしてしまった。

カテゴリー
45 AB Gladiator Gladiator028 MMA MMAPLANET o YouTube しゅんすけ アドニス・セビジェーノ キム・ウィジョン キンコンカンコンケンチャンマン ダギースレン・チャグナードルジ チハヤフル・ヅッキーニョス チャンネル パン・ジェヒョク ルキヤ 上田祐起 今井健斗 古賀珠楠 吉田開威 宮川日向 木村柊也 森井翼 水野翔 澤田政輝 田口翔太 磯嶋祥蔵 福田泰暉 荒木凌 野口蒼太

【Gladiator028】1年4カ月振りの再戦、ヅッキーニョス戦へ。ダギースレン「打撃をたくさん使いたいです」

【写真】王座決定T決勝の体重オーバー以来、相当に減量には注意が払われているようなダギースレンだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

本日6日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR028が開催され、フェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝でダギースレン・チャグナードルジが、チハヤフル・ヅッキーニョスと戦う。
Text by Manabu Takashima

昨年6月に同王座決定トーナメント準決勝で対戦した両者。前回の対戦ではダギースレンがスプリットの大激戦を制した。あれから1年4カ月、この間の成長度合のぶつけ合いを前に寡黙なチンギス・ハンの末裔が、その自信のほどを静かに語った。

――トーナメント準決勝まで2週間を切っていますが、今の体調は如何でしょうか(※取材は9月25日に行われた)。

「体調は良いです。トレーニングも順調に続けることができて、これからは減量に集中していこうとかと思っています。7月に試合があって、それから練習を続けてきました。ここからは体重を落とします」

──もう体重調整の時期に入っているのですね。

「今は動いて体重を落としている状態で、来週になると計量を見据えて体重を創っていきます」

──ヅッキーニョス選手と1年2カ月振りの再戦となります。彼からは前回の対戦後、試経験がダギースレンより多くて、成長の度合いが違うという旨の発言が聞かれます。

「中川選手との試合を見て、ヅッキーニョス選手は去年に自分と戦った時よりもスタミナがついたように感じました。ただ、スピードがないです。前回は私が勝ちました。今回もしっかりと研究したので、勝つのは自分です」

──前戦と比較すると、打撃を使ったMMAができるようになったとも言っていました。

「自分との試合後、ヅッキーニョス選手は多くの試合をしてきたことは確かです。その試合映像は全てチェックしました。試合のたびに成長をしています。打撃でもKOしているので、その辺りは自分も承知しています。でも自分も彼の成長に負けないほど練習をしてきたので、打撃でやりあうことを全然平気です。

逆に自分は前回の試合でグラップリングやレスリングという面で、しっかりと力を発揮することができなかったです。7月のアドニス・セビジェーノ選手との試合でも、そこは上手くいかなったです。なので、今回はしっかりと組みでも強さを見せられるようにスタミナの強化を図ってきました」

──大阪では、どのような試合がしたいと思っていますか。

「前回は組みが多かったので、打撃をたくさん使いたいです。ヅッキーニョス選手と再戦することが凄く楽しみで、ファンの皆さんが喜んでもらえる試合ができると思います」

■視聴方法(予定)
10月6日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル
<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ヅッキーニョス(日本)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

■Gladitator028対戦カード
<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準決勝/5分3R>
水野翔(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<フェザー級/5分3R>
木村柊也(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
上田祐起(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
チョモランマ1/2(日本)

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
今井健斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
野口蒼太(日本)
福田泰暉(日本)

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ(日本)
しゅんすけ(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
荒木凌(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
藤井丈虎(日本)

<ウェルター級/5分2R>
後藤丈季(日本)
趙大貴(日本)

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵(日本)
キンコンカンコンケンチャンマン(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
藤原浩太(日本)

<フライ級/5分2R>
田中義基(日本)
村田和生(日本)

The post 【Gladiator028】1年4カ月振りの再戦、ヅッキーニョス戦へ。ダギースレン「打撃をたくさん使いたいです」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB News o ONE TOMA UFC UFC307 YouTube

UFC 307: Embedded | Episódio 5

No 5º episódio da série #UFC307: Embedded, os atletas do UFC 307 cumprem suas obrigações com a imprensa; Roman Dolidze toma banho em um rio na montanha; o campeão Alex Pereira e Khalil Rountree Jr. ficam frente a frente na coletiva de imprensa.

Não perca o #UFC307, dia 5 de outubro às 19h30 (horário de Brasília) com exclusividade no #UFCFightPass. Assine já: https://ufc.ac/description-UFC

Se inscreva para ter todo o conteúdo mais recente do UFC Brasil: https://ufc.ac/3ofRm20

Conecte-se com o UFC em todas as plataformas:
🔴 Website: http://www.ufc.com.br
🔵 Facebook: https://www.facebook.com/UFCBrasil
🟣 Instagram: https://www.instagram.com/ufc_brasil/
⚫️ TikTok: https://www.tiktok.com/@ufcbrasil
⚫️ X: https://twitter.com/UFCBrasil

Cadastre-se para receber notícias e conteúdo exclusivo do UFC no seu email: https://www.ufc.com.br/newsletter

カテゴリー
45 AB MMA MMAPLANET o UFC UFC307 YouTube アレキサンダー・ヘルナンデス アレックス・ポアタン アレックス・ポアタン・ペレイラ イアズミン・ルシンド イホール・ポティエリア オヴァンス・サンプレー オースティン・ハバート カーラ・エスパルザ ケイラ・ハリソン ケトレン・ヴィエイラ ケヴィン・ホランド ジュリアナ・ペニャ ジョアキン・バックリー ジョゼ・アルド スティーブン・トンプソン セザー・アルメイダ ソルト ティム・ミーンズ マリオ・バウティスタ マリナ・ホドリゲス ラケル・ペニントン ロマン・デリツ 澤田千優

【UFC307】ラストファイトへ、カーラ・エスパルザ「長い旅路の終わり。でも楽しむためにココに来た」

【写真】ファイトウィークとは思えない幸せな過ぎる家族の一コマ (C)MMAPLANET

5日(土・現地時間)、ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで開催されるUFC307「Pereira vs Rountree」でカーラ・エスパルザが1年11カ月振りにオクタゴンに戻ってくる。
Text by Manabu Takashima

昨年9月に母になったエスパルザが、出産後に初ファイトをテシア・ペニントンと戦う。2度のUFC世界ストロー級王者は何を想い、母としてケージに足を踏み入れるのか。彼女の心境を尋ねたくインタビューを試みると、エスパルザは「この試合が最後」と話し、その心境を語ってくれた。


――カーラ、ZOOMの画面からトレーニングを終えたばかりに見えますね。

「そうね。ホテルの練習スペースで汗を流して、気分は爽快ね」

――少しZOOMに入ってくるのが遅れていたので、てっきり授乳中かと思っていました。

「アハハハ。練習をしながら、ファイトウィークになってもベイビーの世話をしているのは確かね(笑)」

――2022年11月以来のオクタゴンとなりますが、この間には昨年の9月に出産を経験しています。お母さんとなって、ファイトに戻ってきた心境を教えてください。

「最高ね。でも、本当に毎日が目が回りそうなほど大変で。強いファイターと、良き母の両立は大変だわ。でも、試合をするのだからやり切るしかないわよね」

――私の妻は3度出産をして、格闘家ではないですが出産の度に体の具合が変わると言っています。カーラの場合は、何かフィジカルの違いを感じますか。

「そうね、ファイターには細かいケガがつきものだったけど、いうと一晩休むと大丈夫っていうモノも今ではしっかりと体を休める必要が出たかなと思う。それが出産とどれだけ関係しているか、確かなことは言えないけど。私自身の体の変化は見られるわ」

――赤ん坊は泣きたいときに泣いて、時間の理念など吹っ飛んでしまった日々を思い出します。まさに忍耐の日々でした。

「ホントにその通り。ベイビーはベイビーに必要なことを、必要な時に私に求めてくるわ。ただ、私には凄くサポートしてくれる主人がいてくれて。そこは本当に助かっているから感謝の限りね」

――出産を経験すると、メンタルが強くなるということは?

「絶対的にね。何かハードなことがあっても、ベイビーが困難を乗り越えるモチベーションになっているから。この子の存在が私のメンタルを強くしてくれるし、ボディケアにも神経が行き届くようにしてくれているわ」

――その一方で日本の女性アスリートは妊娠を機に、現役を退くというケースが多かったです。

「私がこの子を授かった時、もうキャリアは15年を迎えていて2度のUFC世界チャンピオンも経験していたから、やり切った感はあったの。MMAにおける夢は達成したし、これからはベイビーと共に生きていこうと思ったわ。特にベルトを取り返した時に、はっきりと達成感を感じていたし。私の人生はネクストチャプターに入り、24時間ずっとこの子の母親でいようと思うようになったわ」

――もうベストファイターの座に戻ろうとは思わない?

「ノー。もう自分のキャリアには満足しきっているから、今が引退のタイミング。私は人生の第2章を歩むことにしたの」

――えっ、つまりは今回が引退試合ということですか。

「そうよ」

――スミマセンでした。全く知らなくて。それは……試合前ですが、おめでとうと言わせてください。

「ありがとう(笑)。そう、今が潮時よ。最高のタイミングで、最後の戦いに臨むことができるわ」

――最後にもう一度、母親になってから戦おうと思ったのは?

「そうね……妊娠をして、出産を経験して……でも、区切りをつけたかったのかもしれない。とにかく、土曜日の試合が私にとって最後のMMAになることは間違いないわ。そう、人生の区切りのファイトね」

――試合前からエモーショナルになることはないですか。

「もちろん。長い旅路を終えようとしているのだから。それは感傷的になるわ。でも、私はここに楽しみに来たわけで。息子の前で戦って、グローブをケージに置くまで全力で戦うわ。

もうMMAと一定の距離を置いて、家庭に入る。でも、時々セミナーとかできれば良いわね」

――実は昨年の春にチーム・オーヤマでトレーニングをしていた澤田千優選手が、たった2度だけカーラがトレーニングセッションに姿を見せてくれた時に受けた教えが凄く勉強になったと言っていました。そのカーラの知識をチーム・オーヤマで後進の指導に生かすことはないのかと。

「彼女とのトレーニングセッションは覚えているわ。私も凄く楽しかった。彼女もそうだし、他の選手にも何かを伝えることはできると思う。もちろん、チームメイトの役に立ちたい。役に立てるだろうし。でも、人生のプライオリティは良き母であること。だから常駐の指導者になることはないだろうし、さっきも言ったようにセミナーなんかで私の知識をシェアできれば良いかなと思っている感じね」

――今回の引退試合、カーラが全てを出し尽くしたファイトを楽しみにします。

「試合に出る限り、私のゴールは勝利を手にすること。最後の試合でも自分の手が挙げられるために戦う。テシアはリマッチで絶対に勝ちたいと思っているでしょうけど、今回も私が勝つ――絶対にね。これまで打撃を見せる機会が少なかったから最後の試合で、私のストライキングを見せることができれば楽しい時間になるかなって(笑)」

――素晴らしい意気込みです。引退試合の前にありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。私の現役最後の声を日本のファンに届けてもらえて嬉しいわ。2010年……私がデビューした年にメグミ・フジイと戦って以来、日本のファンが応援し続けてくれたことは本当に嬉しかった。長い間、ありがとう」

■視聴方法(予定)
10月6日(日)
午前7時30分~UFC Fight Pass
午前11時00分~PPV
午前7時00分~U-NEXT


■UFC307対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)
[挑戦者] カリル・ラウントリー(米国)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ラケル・ペニントン(米国)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド(ブラジル)
マリオ・バウティスタ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・デリツ(ジョージア)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ジョアキン・バックリー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
イアズミン・ルシンド(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
イホール・ポティエリア(ウクライナ)
セザー・アルメイダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
オースティン・ハバート(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
テシア・ペニントン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(タヒチ)
ライアン・スパン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
コート・マッギー(米国)

The post 【UFC307】ラストファイトへ、カーラ・エスパルザ「長い旅路の終わり。でも楽しむためにココに来た」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB o ONE 箕輪ひろば

【ONE】箕輪ひろば、計量パス後に交通事故でムチ打ち症になり欠場 青木真也「ムチ打ちくらいなら試合をすればいい」

428: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/10/05(土) 09:31:49.68 ID:v7aBxgUp0
箕輪計量パスして怪我で欠場ってなんやねんw


続きを読む