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【Brawl4】石井逸人、4Rにエクラヴェアをパウンドアウト。フェザー級へのチャレンジで王座戴冠

<Brawlフェザー級王座決定戦/1R・10分+2・3・4R5分>
石井逸人(日本)
Def.3-0
スコット・エクラヴェア(グアム)

石井がジャブでプレッシャーをかける。エクラヴェアは右ローを蹴り返し、お互いに右ストレートを打ち合う。ここからエクラヴェアがシングルレッグから組み、投げの攻防になると、先に立ち上がった石井がヒザを蹴って離れる。試合がスタンドに戻るとエクラヴェアがジャブ、石井は右ストレートを返し、前に出てくるエクラヴェアに組みついてテイクダウンを奪う。

インサイドガードの石井はエクラヴェアの頭をケージに押し付けようとするが、エクラヴェアがケージを使って立ち上がる。石井はその流れでスタンドでバックにつき、エクラヴェアの足を踏みつける。エクラヴェアは石井の腕のクラッチを下げて外そうするが、石井は腕をクラッチしたまま後ろからカーフキックを入れ、エクラヴェアが正対して離れる。

エクラヴェアが右ハイとインロー。石井は右ストレート、続く右フックでダウンを奪う。エクラヴェアは脇を差して立ち上がろうとし、石井はそこにヒジを連打。エクラヴェアが立ちあがると石井は右ストレート、突っ込むエクラヴェアに左フックを合わせ、エクラヴェアが四つん這いになるとヒザ蹴りを入れる。

エクラヴェアも組まれてケージに押し込まれるがヒザ蹴りを入れて離れる。エクラヴェアがパンチで突っ込んで右ハイを蹴ると、石井はそれを押し返し、エクラヴェアがバランスを崩すとすぐにサッカーボールキック、がぶってヒザ蹴りを入れる。

エクラヴェアも必死に立つが、石井はジャブと右ストレート。エクラヴェアは組んで右腕を差して押し込む。離れた石井は右ストレートから左フック、じりじり前に出て左ミドルを蹴る。エクラヴェアもそれをキャッチしつつ左右のフックを振る。

石井が右ストレート・右ロー、エクラヴェアのシングルを切ってヒザ蹴り。エクラヴェアが亀になるところに腕十字へ。これが外れて試合がスタンドに戻る。石井が右フック、ジャブと右の前蹴り、エクラヴェアが突っ込むところに左フックを合わせる。エクラヴェアが引き込み気味に倒れると、石井はガードの中に入ってパウンドを連打する。

さらに石井は亀になるエクラヴェアをがぶってヒザ蹴り。エクラヴェアが腰を上げて立つと、石井はがぶったままヒザ蹴り。エクラヴェアはシングルレッグに入って石井に尻餅をつかせてバックへ。クルスフィックスで石井の右腕を固めてヒジを入れる。石井はエクラヴェアの体をケージに押し付けてラウンド終了を待った。

2R、石井がジャブと左フック、エクラヴェアも右アッパーと右フックを返す。エクラヴェアは右フックから組みついてテイクダウンを仕掛け、石井はケージに体を預けて倒れない。石井はエクラヴェアの頭を下げさせてヒジを入れる。

エクラヴェアがシングルレッグでテイクダウンしてスクランブルの展開になると石井がバックを取ってヒザ蹴りを入れる。エクラヴェアは石井をケージに押し込んでシングルレッグからテイクダウンしてバックへ。

石井は前方に落としてヒザ蹴りを連打。亀になるエクラヴェアにヒザ蹴りを入れ続け、サイドバックから殴り続ける。さらに石井は両足をフックしてバックから殴り続け、エクラヴェアがガードポジションを取り、防戦一方になるがレフェリーは試合を止めない。

3R、石井はジャブを突き、エクラヴェアのパンチに右フックを狙う。エクラヴェアも大振りのパンチで突っ込むが、石井はエクラヴェアをケージに下がらせて左右のフック。ダブルレッグをスプロールするが、エクラヴェアもケージまでドライブして尻餅をつかせる。

石井はキムラを狙い、一瞬バックをとられかけるが上になる。ここでエクラヴェアは石井の右腕にオモプラッタ。これで石井の体をひっくり返して腕十字に切り替える。石井は腕を抜いてディフェンスするが、エクラヴェアはすぐに下から三角絞めへ。石井も腕を張ってディフェンスし、エクラヴェアが再びオモプラッタを狙ったところでラウンド終了となる。

4R、石井がジャブと左フック、右の前蹴り、右フックを強振する。組みつくエクラヴェアだが、がぶった石井がヒザ蹴り。バックに回ると両足をフックしてRNCへ。オタツロックからツイスターも狙いつつ、バックマウントからパンチを連打。エクラヴェアの体が伸びてパンチを受け続けたところでレフェリーが試合を止めた。


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【Brawl14】石井逸人がフェザー級!!!!!!!王座決定戦に。「色んなものを思い出して、新しいことを吸収して」

【写真】どのような体のラインになっているのか、当日が楽しみ (C)TAKUMI NAKAMURA

11日(金・現地時間)にグアムはタモンのデュシ・タニ・グアムで開催されるBrawl4にて、石井逸人がBrawlフェザー級王座決定戦でスコット・エクラヴェアと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

5月の修斗で関口祐冬にKO負けを喫した石井が再起の舞台に選んだのはグアム、山本アーセン経由で届いたBrawlフェザー級王座決定戦のチャンスだった。普段のフライ級から2階級上で戦うことだけでなく、細かい試合に関する交渉事もアーセンと2人でやりとりするなど、この一戦はあらゆる面で石井にとってチャレンジとなる。

グアムからの再出発は石井逸人というファイターを変えようとしている。


――10月11日(金・現地時間)にグアムで開催されるBrawlへの出場が決まりました。今回の試合はどういった経緯で決まったのですか。

「今回の試合は(山本)アーセンから『グアムで試合できるけどどう?』って話を振ってもらって、それがきっかけだったんですよ」

――アーセン選手経由でつながった形なんですね。今回フェザー級契約の試合で、修斗ではフライ級で試合をしている石井選手からすると2階級上の契約体重となります。なぜ2階級上の試合を受けようと思ったのですか。

「アーセンからもらった話が、フェザー級のベルトが空位になっていて、王座決定戦ができる相手を探しているということだったんです」

――石井選手のありきではなく。先に階級と試合の枠あり気でのオファーだったんですね。

「はい。それで『俺、行けるよ』と手を上げた感じです」

――これまでフェザー級で試合をしたことはあるのですか。

「コロナの時期にやったテレビマッチ(2020年5月)で齋藤翼選手とフェザー級で試やったんですけど、イレギュラーな大会だったし、ちゃんとフェザー級として試合をやるのは初めてです」

――フェザー級の試合オファーを受けることに躊躇しなかったですか。

「ないですね。行ける気しかしなかったです。正直フライ級は減量がキツすぎて、強さを求めて練習しているのに、少しでも相手より有利になるために体重を減らすのは違うよなと思っていたんです」

――減量することで自分を弱体化させているような感覚もあったのですか。

「そうですね。今回の試合が決まってからはだいぶ筋肉をつけるトレーニングをして、栄養もしっかり摂って、体を作って……という感じですね」

――具体的にはどういうトレーニングで体を大きくしているのですか。

「TRIBEでフィジカルトレーニングを見てもらっている堀江(登志幸)さんに体を大きくするためのメニューを組んでもらって、たくさんご飯を食べて、プロテインを飲んで……ですね」

――体重を増やしたことで感じている手応えはありますか。

「減量がないとストレスもなくて、メンタルがすこぶるいいですね。試合前にイライラすることもないし、試合に対する恐怖心もないです。今の段階ではあまり減量しない方が自分にはいいのかなと思っています」

――例えばフライ級だったら、この時期にインタビューするともっとピリピリしていましたか。

「相当ピリピリしていましたね。フライ級でやる時は、相手どうこうの前に計量をクリアしないと試合ができないから、試合前は体重と減量のことばっかり考えているんですよ。それで試合とか相手のことに意識がいかないのはどうなんだろうって。今回そういうストレスがないのデカいっす」

――スケジュール的にはギリギリまでジムワーク、練習できるようなコンディションですか。

「そうですね。今でも全然動いたり飯食ったりは出来ていて、9日──水曜日に出発なんですけど、ギリギリまで動くつもりで調整しています」

――試合直前でもエネルギーが充満しているような状態ですね。

「いつも通りって感じですね。減量がない分、試合の特別感がないというか、研ぎ澄まされてない感はありますけど、その分いつも通り感があります」

――ちなみに今の通常体重はどのぐらいですか。

「フライ級の時は63~4キロぐらいで、今回は頑張って70キロ弱くらいにはなりました。なのでグアムに入ってから多少体重調整して計量って感じですね」

――さて今回の対戦相手についてですが、石井選手のSNSを見ると二転三転したようですね。

「はい。相手に関しては結構色々あって、2回ぐらい代わっています。最初にオファーがあったリッキー・キャンプがいい相手で、自分のステップアップになると思って受けたんですけど、そこから二転三転して、今の相手(スコット・エクラヴェア)に落ち着いた感じです。ただ変な話、まだ相手が代わる可能性もあると思っていて、そうなる覚悟もあります」

――そういった勝手の違いも海外遠征ならではかもしれません。

「いつも試合のことは長南(亮)さんにマネジメントしてもらっているんですけど、今回はアーセンから僕に話があった試合で、長南さんを挟まずに自分とアーセンとやりとりして試合のことを進めているんです」

――今回は試合詳細の交渉ややりとりも石井選手自身が携わっているんですね。

「はい。最初にオファーをもらった時に『アーセンからこういう話があるんですけど』と長南さんに相談して、今回は自分でやってみろとという感じで任せてもらっています。そうやって長南さんに話を通したうえで進めているんですけど、自分で試合のマネジメントをやってみて、長南さんに甘えていたところがたくさんあったなと感じていますね。試合をやる以外で大変なこと、今まで自分が知らなかった難しさも知って、これも経験だなと思ってやっています。だから相手が代わるとか、そういうトラブルや上手くいかないと楽しんでいます」

――対戦相手のエクラヴェアにはどんな印象を持っていますか。

「あまり情報がない選手で、よく分からないです。あとこの選手とやるかどうかは最後まで分からないです(笑)」

――今回は対戦相手どうこうではなく、石井選手自身がどう仕上げていいパフォーマンスを出すか。そこにフォーカスすべき試合ですね。

「そこが全てだと思います」

――今回の試合は海外遠征も含めて、どんなテーマを持って臨みたいと思っていますか。

「ずっと海外で試合したいという気持ちはあって、そうやって思い続けていたことが叶ったので、そこを楽しみたいというのが一番大きいかもしれないです。勝負に徹するというよりは、自分のやりたいことを全部出し切って勝つことが今回のテーマですね。

中国で何回か試合をやっているんですけど、こういう気持ちは久々だし、試合を楽しみたい気持ち、自分がやっていることを出したい気持ち……そういう部分でワクワクしています。過去の海外遠征とはちょっと違いますね」

――5月修斗での関口祐冬戦ではダブルレッグに入ったところで側頭部にヒジ打ちの連打を受けてKO負けという結果でしたが、あの試合のことはどう捉えていますか。

「気づいたら終わっていたみたいな感じで、あんまり覚えてないです。それもあって負けたけど、負けた気がしてないというか。やっぱり階級のことがあったのかなと思うし、もう前回の試合のことはあんまり考えてないっす(苦笑)」

――今後は階級も含めて、色々と変えていくというか、自分の100パーセントを出せる形でやっていきたいという考えですか。

「今はそうですね。今回みたいに海外含めてオファーがあったところに出ようと思うし、階級も含めて自分に合うことを探している感じですね」

――ぜひグアムという場所でベルトや色々なモノを勝ち獲ってきてください。

「今回は自分が忘れかけていたものというか、色んなものを思い出して、新しいことを吸収して、チャンピオンなってきちゃいます。今回最初に試合の話が来たとき、グアムで試合するっていうのもワクワクしていて、そういうワクワクも持って試合をしてきます」

※2015年5月のエクラヴェアの試合レポート

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MMA o PANCRASE RIZIN Road to UFC UFC パンクラス ライカ 井村塁 河村泰博 田嶋涼 矢澤諒 石井逸人 透暉鷹

【パンクラス】井村塁 キルギス人ファイター カリベクと初の国際戦!

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9月29日に立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 347の第一弾対戦カードとして、井村塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)×カリベク・アルジクル ウルル(キルギス/Olymp Gym Bishkek)のバンタム級ワンマッチが発表されました。

井村はパンクラスバンタム級ランキング1位。昨年、河村泰博に敗れたものの、石井逸人、田嶋涼という実力者を大接戦の末に判定勝ち。これまでに比べて粘り強さを感じさせる試合運びを見せていたのが印象的。さらに殺傷能力の高いストライカー矢澤諒をバックチョークで仕留めるなど復調ムード。チャンピオンの透暉鷹がROAD TO UFC参戦中のため早期には実現しませんが、次期挑戦者の最有力候補と言っていいでしょう。

そんな井村にぶつけるのはキルギス人ファイター のカリベク。試合内容はベールに包まれていますが、MMAは10勝1敗という綺麗な戦績。しかも、アゼルバイジャンやカザフスタンなどRIZINを席巻しつつある中央アジア出身というのが幻想を抱かせてくれます。ファイトスタイルは立っても寝ても試合を決められるオールラウンダーとの事。いいじゃありませんか。

いきなりランキング1位の井村にスカ勝ちするようだと、タイトル戦線に乱入するどころか、RIZIN上陸も視界に入る可能性十分。逆に井村が一本取ればRIZINが放っておくはずがないでしょう。先物買い必須の一戦。楽しみです。
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【Shooto2024#05】後楽園でW王座決定戦、世界バンタム級=藤井×齋藤、環太平洋フェザー級=竹原×上原

【写真】1月に環太平洋王座を防衛した藤井と約1年2カ月ぶりの復帰戦・齋藤が世界王座を争う(C)MMAPLANET

7月21日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#05では世界バンタム級王座決定戦=藤井伸樹×齋藤奨司、環太平洋フェザー級王座決定戦=竹原魁晟×上原平を含む全11試合が決定している。
Text by Takumi Nakamura

7.21後楽園、7.28阿部野、8.3新宿=COLORSと2週間で3大会が続く“サステイン真夏の3連戦”。3連戦の口火を切る後楽園大会ではダブルタイトルマッチが組まれた。安藤達也の王座返上により、空位になった世界バンタム級王座を争うのは同級1位・環太平洋同級王者の藤井と同級3位の齋藤だ。


ランキング的に受けて立つ側の藤井は、2022年11月に石井逸人を下して環太平洋王座を獲得すると、2023年7月に竹中大地とノンタイトル戦で対戦。3Rに猛反撃を見せるも、1・2Rで失ったポイントを挽回できずに判定負けを喫した。2024年は1月に須藤拓真の挑戦を退け、今回の世界戦に駒を進めた。

一方の齋藤はRISEで立ち技の試合も経験しているストライカーで、2021年6月から修斗に参戦。初戦こそ落としたものの、その後はPound Stormでの試合を含め7戦6勝1分と無敗の快進撃を続け、昨年は野尻定由と須藤からも勝利を収めた。怪我の影響で長期欠場を余儀なくされ、約1年2カ月ぶりの復帰戦が世界戦という形になった。

王座戴冠後もコンスタントに試合を続けてきた藤井に対し、コンディションを上げるために試合間隔を空けた齋藤。この試合に臨む状況が対照的な両者だが、ファイトスタイルとしてもスクランブル主体のスタミナ勝負で最終的に競り勝つ藤井×スタンドの時間を長くして打撃で倒す齋藤と対照的だ。藤井がスクランブルの強さを発揮する前に斎藤が打撃を効かせてペースを掴むか。組みの攻防ではなく、どう組みの攻防がスタートするかに注目したい世界戦だ。

そして空位の環太平洋フェザー級王座は竹原と上原によって争われる。この試合は昨年のインフィニティリーグの1位(竹原)×2位(上原)として3月の後楽園大会で行われる予定だったが、竹原の負傷欠場により中止。今大会にスライドしての実施となる。

両者のリーグ戦での対戦結果は5分2Rフル戦ってのドロー。1Rに上原がサウスポーの竹原に対して右ミドルからの右ストレートでフラッシュダウンを奪うも、2Rは竹原がテイクダウンのアプローチからバックコントロールの時間を長くし、各ラウンドを取り合う形で勝ち点を分け合った。

遠い距離にいてスタンドの打撃で戦い上原と近距離でのパンチ&テイクダウンで攻めたい竹原。上原が3R通じて明確に打撃でダメージを与えるか、竹原がコントロールで終わらずにクリーンテイクダウンとトップキープまでつなげられるか。前回と近い試合展開が予想される中、両者ともにどこで試合の山場を作るかが求められる一戦だ。

そのほか3回戦では世界フェザー級王者SASUKEのベルトを狙う椿飛鳥と飯田健夫改めたておによる一戦が決定。2回戦では5月の日中対抗戦で勝利した中池武寛が新人王決定トーナメント2回戦で蓮池勇太と対戦する。

<修斗世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
藤井伸樹(日本)
齋藤奨司(日本)

<修斗環太平洋フェザー級王座決定戦/5分3R>
竹原魁晟(日本)
上原平(日本)

<フェザー級/5分3R>
椿飛鳥(日本)
たてお(日本)

<インフィニティリーグ2024 フライ級/5分2R>
大竹陽(日本/勝ち点3)
須藤晃大(日本/勝ち点7)

<バンタム級/5分2R>
加藤ケンジ(日本)
人見礼王(日本)

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏(日本)
島村 裕(日本)

<フライ級/5分2R>
シモン・スズキ(日本)
岡田嵐士(日本)

<バンタム級/5分2R>
中野剛貴(日本)
瀬戸口怜久(日本)

<ストロー級/5分2R>
牧ヶ谷 篤(日本)
友利琉偉(日本)

<2024年度新人王決定トーナメント2回戦 フライ級/5分2R>
中池武寛(日本)
蓮池勇太(日本)

<2024年度新人王決定トーナメント2回戦 フェザー級/5分2R>
松岡 拓(日本)
井上翔太(日本)

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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 修斗 新井丈 石井逸人 関口祐冬

【Shooto2024#04】関口が石井のダブルレッグにヒジ連打。2RKO勝利でフライ級王者・新井に挑戦アピール

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
Def.2R3分10秒 by KO
石井逸人(日本)

サウスポーの関口に対し、石井がジャブと伸ばしてインローを蹴る。関口も左ストレートを返すが、石井が関口にケージを背負わせてワンツーで飛び込む。そのまま組んだ石井だが、ここは離れる。関口は構えをスイッチしつつ左ハイを蹴ると、石井はそのまま前に出てテイクダウンする。石井はバックについて足を四の字クラッチし、RNCを狙いながらパンチとヒジを入れる。関口の動きに合わせて腕十字も狙いつつ、バックキープしてラウンドを終えた。

2R、関口が右手を伸ばして左ストレート、ガードを降ろした構えから左ストレート・フックを打つ。石井はしっかり構えた状態から右ストレートを放つ。関口はスイッチも交えてパンチにつなげてニータップ、右カーフを蹴る。じりじりと前に出る石井は関口の右アッパーに合わせてダブルレッグに入ってケージまで押し込む。

ここで関口はケージを背にしてダブルレッグで組まれた状態のまま、石井の側頭部にヒジを連打。これをもらい続けた石井が脱力して崩れ落ち、関口がKO勝利を収めた。試合後、関口は「前回は向こうが挑戦者。次は僕が挑戦者でやりたい」と過去に敗れている修斗世界フライ級王者の新井丈への挑戦をアピールした。


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【Shooto2024#04】杉本恵とストロー級王座決定戦、藤野恵実「諦めたくないです、色んなことを」

【写真】1980年11月17日生まれ、キャリア30勝まであと一つ(C)TAKUMI NAKAMURA

19日(日)、東京都港区のニューピアホールで昼夜興行として開催されるShooto2024#04では、第1部(昼興行)のメインで藤野恵実が杉本恵と修斗世界女子ストロー級王座を賭けて戦う。
Text by Takumi Nakamura

昨年のインフィニティリーグで優勝を果たし、王座決定戦に駒を進めた藤野。ベルトを争う相手=準優勝者はリーグ戦で唯一引き分けた杉本となった。リーグ戦を戦う中で練習環境がJAPAN TOP TEAMとして整備され、コンスタントに試合をこなすことでMMAファイターとして成長を遂げた。自身2本目のベルトへの想い、そしてMMAファイターとしての夢=UFCへの想いも語ってくれた。


――インフィニティリーグ2023を経て、今大会では杉本恵選手と王座決定戦が決まりました。リーグ最終戦(吉成はるかにKO勝ち)から今回の試合に向けて、どんなことを意識して練習してきましたか。

「基本は変えてないんですけど、JAPAN TOP TEAM(JTT)で体制が徐々に出来上がってきたので、いい練習ができていると思いますね」

――練習環境がJTTになって一番変化したところはどこですか。

「以前はチーム自体、それぞれみんな練習をやっている感じで、私も結構外部に出ることの方が多かったんです。特に女子は選手も少ないので、引き続き外部練習は続けているのですが、チームとして一体感が出てきたと思います」

――専門のトレーナーが増えたイメージですが、その辺りが変わったところですか。

「ヘッドコーチがしっかりいることが大きいです。今までヘッドコーチ不在で外部トレーナーだけだったのですが、エリー(・ケーリッシュ)がヘッドコーチとして来てくれて、きちんと(練習を)締めてくれるという形が出来上がりました。エリーは全体に目を配って、選手ひとりひとりのこともすごく見てくれていて、そういうヘッドコーチのもとで練習できているなっていうのはありますね」

――選手それぞれがやっていることをエリー・コーチがまとめるイメージですか。

「練習そのものというよりも、例えばエリーはスパーリングを全部見ていて、これができていたから次はここが課題だとか、試合が決まったら対戦相手を見て、こうしてこうとか、そういうことを提案してくれますね」

――スパーを見てアドバイスするコーチがいると練習の意識もかなり変わるのではないですか。

「今までは自分でやりながら津田(勝憲)に見てもらう形で、トレーナーが常駐しているわけではなかったので、そういうトレーナーがいることは大きいですね」

――言える範囲で気づいたこと・指摘されたことが何か教えてもらえますか。

「結局言っていることは津田と一緒と言えば一緒なんです。でも同じことを違う人から指摘されるということは、自分の課題が明確で分かりやすい。分かりやすいからこそ、その課題をもっと意識して直していかなきゃいけないんだろうなと思いますね」

――新しいことを取り入れるよりも、引き続き継続して直すべきところに着手している形ですか。

「はい。時期的に新しいことをやるというより、課題を直す形です」

――そういった意味では、リーグ戦に出場して、何が経験・プラスになりましたか。

「リーグ戦が始まった頃はまだJTTの体制が整っていなくて、津田のもとでずっと練習していた形だったんですね。リーグ戦出場を決めた理由が、試合数が多いというところで。今まで強い選手と試合したいと言い続けてきたんですけど、コロナなどの理由で試合間隔がものすごく空いちゃって。キャリア的にも、いつまで試合できるかも分からないなか、できるだけたくさん試合をしたいと思っていました。ちょうどそのときに修斗さんがリーグ戦の話をくれて、2カ月に1試合ペースで試合ができると。なかなかそういう経験はできないので、コンディショニングを含めて自分をどう作っていくか。そう思って参戦させていただきました」

――2023年4月~2024年1月までの約9カ月間で5試合を戦い、過去最多と言ってもいいくらい試合をしていますよね。

「MMAとキックを並行してやっていたときは両方合わせて年間5試合くらいやっていたんですけど、ある程度キャリアを重ねてからは一番やっていますね。周りからも体調的に体が持つのか、最初はちょっと心配もされたんですけど、意外と調子よく上げていけたんで、結果よかったなと」

――スパンが空くよりも試合が続く方が体は作りやすいですか。

「そうですね。基本的に練習をずっと続けているので、だらけずにすぐに気持ちを切り替えやすくて。なんか良かったですね」

――練習環境が変わり、試合をコンスタントにこなすなかで自分の中の変化は何か感じましたか。

「リーグ戦は2R制だったんですけど、最近は2R制の試合をやっていなくて。私は最初のラウンドをなかなか行けなくて様子を見ちゃうことも多くて、2R制だから最初から出し切ることは意識してやるようにしていました。スロースターターだった部分は少しずつ改善できたかなと思います」

――2R制の試合をやったことで戦い方の幅は広がりましたか。

「あとはインフィニティリーグだからというわけじゃないんですけど、より早いフィニッシュをしないと勝っても点数が伸びない・優勝できないかもしれないというのがあったので、そこは意識して早いフィニッシュをしたい、しようと心がけていました」

――藤野選手はMMAで40戦以上キャリアを重ねていますがまだまだ自分が変わるきっかけやポイントはありますか。

「まだできないこととかやるべきことが多いですし、現状維持で良いレベルではないので、どんどんやっていきたいなとは思っています」

――今大会ではリーグ戦で引き分けている杉本選手と5Rのタイトルマッチで対戦します。杉本選手にはどんな印象を持っていますか。

「戦績的に負けが少ない選手なので、手堅い印象がすごくありますね」

――試合をした時も手堅い印象でしたか。

「あのときはドローになっちゃったのですが、自分が1Rを取れたなと思っちゃったのが本当にダメで。それで(2Rは)多分いけたなと思って試合を終わらせてしまって、結果ドローになってしまったんです。そういう慢心じゃないけど、確実にちゃんと仕留めるとか明確なものを作らなければいけないと思いました」

――ジャッジペーパーを見直すと、1Rはジャッジ3名とも10-9で藤野選手を支持。2Rは2名が10-9で杉本選手、1名が10-9で藤野選手と票が割れる形でドローに終わりました。試合直後はどんな心境でしたか。

「私は『えっ!?』となったのですが、津田は2R取られたかもって言っていたんですよ。1Rは明確に取っているけど、2Rはどちらにつくか分からない、と」

――セコンドの判断はそうだったのですね。

「だから津田は2Rの最後に『行け!』と言って怒っていたんです。逆に私はもう大丈夫だと思って、明確な差をつけずに終わらせてしまったことがダメでした」

――次は5Rの王座決定戦で、微妙なラウンドでどちらにポイントが入るかで勝敗が分かれると思います。そのうえで明確にポイントを取る・優勢に見せるところもテーマになってきますか

「パンクラスでやっていた頃はオープンジャッジだったんで、正直やりやすかったんですよね。でもオープンジャッジじゃないと、どちらにポイントが付いたかは本当に判断が難しい。もちろんフィニッシュはしなければいけないんですけど、誰が見ても自分がしっかり取ったと思わせる試合をしないと、前回みたいなことが起こりうる。そう思ってやります」

――今回は修斗のベルトがかかった試合です。タイトルマッチという部分での想いはいかがでしょうか。

「まさかこんなに色々ベルトに挑戦させていただけるとは思ってなかったし、パンクラスでタイトルに絡んだあと、もうベルトに絡むことはないかなと思っていたので。ラッキーと言ったらあれですけど、ありがたい話だなと思いますね」

――今の藤野選手の年齢・キャリアで修斗のベルトを巻くことには、どのような意味があると思いますか。

「何回もタイトルマッチを経験しましたけど、ベルトが取れたのは1回だけなんです。今年でプロデビューして20年経って、私は元々何か格闘技のベースもあるわけでもないし、何かが上手いということもない。最近は若い選手もすごく勢いがあります。でも一生懸命、格闘技を続けていたら、形になるということを自分で証明したいと思います」

――20224年最初の試合ですが、2024年はどのような1年にしたいと思っていますか。

「UFCにいきたい! Road to UFCはなんで年齢制限あるんだよってずっと文句もあるんで(苦笑)。格闘技始めた時からの夢がベルトを取ること、あとはUFCに行くことなんです。それをずっと言い続けているけど、そこには行けないまま来てしまって。だからこれからも現役を続けられる限りは諦めたくないです、色んなことを」

■視聴方法(予定)
5月19日(日)
午後12時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<修斗女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
藤野恵実(日本)
杉本恵(日本)

<ストロー級/5分3R>
旭那拳(日本)
田上こゆる(日本)

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
石井逸人(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>
ヤックル真吾(日本)
須藤晃大(日本)

<2024年度新人王Tフライ級1回戦/5分2R>
前田壮吉(日本)
シモン・スズキ(日本)

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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 ブログ 旭那拳 杉本恵 田上こゆる 石井逸人 藤野恵実 関口祐冬

【Shooto2024#04】藤野と杉本が世界女子ストロー級王座決定戦でリマッチ。関口×石井、旭那×田上が決定

【写真】リーグ戦でドローに終わっている2人が王座決定戦で再戦(C)SATOSHI NARITA

5月19日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦。この日は昼夜大会として開催され、第1部=PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4の主要カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura


今大会のタイトルマッチとして、世界女子ストロー級チャンピオン決定戦=藤野恵実×杉本恵が決定した。藤野と杉本はともに昨年のインフィニティリーグに出場。

1位と2位が世界王座決定戦で対戦するというレギュレーションのなか、ともに3勝1分の成績だったが、2つの一本勝ちを収めた藤野が勝ち点で杉本を上回り、藤野が優勝、杉本が準優勝という結果に。リーグ戦でドローに終わっている2人がベルトをかけたリマッチに臨むことになる。

前回=昨年11月の対戦は1Rに藤野が左右のフックでフラッシュダウンを奪い、バックキープするなど優勢に試合を進め、2Rは杉本が1度テイクダウンを奪ったものの、トップキープを許さなかった藤野が打撃で前に出る展開で終了。

ジャッジ1名が20-18で藤野を支持、残り2名が19-19というポイントでのドローで、1Rを明確に藤野が取り、2Rは票が割れる形だったため、藤野優勢の印象が残る内容だった。

この時はリーグ戦のため5分2Rの短期勝負だったが、今回は王座決定戦=5分5Rの長期戦となる。約半年というインターバルでの再戦、藤野としては前回の試合運びを継続すれば勝ちが見えてくる。杉本がどんな準備と戦略を用意してケージに立つかがポイントの王座決定戦だ。

昨年12月にフライ級で内藤頌貴に一本勝ちした石井逸人がランキング1位の関口祐冬と対戦。また旭那拳の負傷により、3月大会から延期となっていた田上こゆるとの一戦が今大会にスライドで実施される。

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【修斗】プロフェッショナル修斗2023 Vol.8“FIGHT&MOSH”

231102shooto-sasuke-tanaka
お昼のCOLORS Produce by SHOOTO Vol.2 “FIGHT&MOSH”に続いて豊洲PITで開催されたプロフェッショナル修斗2023 Vol.8“FIGHT&MOSH”。こちらもメインでは世界フェザー級チャンピオンシップが配置され、さらにはレジェンド岡見勇信の修斗初参戦。そして修斗で初めて2階級制覇を達成したマモルの引退エキシビションマッチなどバリエーション豊かな大会になりました。


【第2試合 フライ級】
×内藤頌貴(パラエストラ松戸)
(2R 三角絞め)
○石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)
前進してパンチをでプレスを掛けていた内藤。しかし逆に石井のパンチを被弾するとテイクダウンを許して形勢逆転。2Rに内藤の飛び膝をかわした石井がまたもテイクダウン。バックに周ってチョーク、下になりながら腕十字と仕掛けて最後は三角絞め。これで内藤は失神して石井が鮮やかな一本勝ち。まさかここまで差が出るとは。。。フライ級に戻して石井は凄味を増している。試合後にはフライ級王者の新井丈に宣戦布告。落ち着いたかに見えた修斗フライ級がまた荒れてきた。


【第3試合 フライ級】
〇猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)
(1R TKO)
×安芸柊斗(MMAZジム)
予想外の短時間決着。勢いと若さで安芸が圧倒するかと思いきや、開始直後に猿丸のパンチがヒット。安芸がバランスを崩したところを上になってあっと言う間にパウンドアウト。現在進行形で現役バリバリの安芸に勝って引退なんてもったいないけど、かっこよすぎる。試合後の「修斗がずっと続きますように」というマイクも痺れました。


【第4試合 68kg契約】
〇リオン武(RISING SUN)
(2R TKO)
×内藤太尊(ROOTS)
4年半ぶりに復帰したリオンですが見えない右ストレートは今だ錆び付かず。じわじわと前に出てくる内藤に対して距離を取ってカウンターの右ストレート一閃。パンチが効いて背中を向けた内藤に右のパンチで追撃してTKO勝利。継続して試合をするかは別にして定期的に試合をするとなれば、バンタム級、フェザー級の台風の目になる可能性も。。。


【第5試合 マモル引退エキシビションマッチ】
マモル
(勝敗なし)
漆谷康宏&清水清隆& 佐藤ルミナ
Xとなっていた対戦相手の最後の1枠はまさかのルミナ。何とも心憎い演出。令和のRIZIN世代にはピンと来ないかもしれませんが、マモルはMMA冬の時代の軽量級戦線を支えてきた立役者。修斗で2階級を制覇したばかりか、パンクラスでも王座を戴冠した戦績はレジェンドと言うに相応しいでしょう。引退セレモニーもシンプルかつアットホームで非常によい雰囲気。マモルが指導した選手が修斗で活躍してくれる事に期待。お疲れ様でした!


【セミファイナル 第6試合 ミドル級】
〇岡見勇信(EXFIGHT)
(判定2-1)
×キム・ジェヨン(NOVA MMA)
岡見の試合をまた日本で、しかも修斗で見る事になるとは。。。どこか非現実感のある対戦カード。UFCで活躍していた全盛期の圧倒的な攻撃力はありませんでしたが、最後まで泥臭く組み付いてパンチ打っていく姿もまたMMA。アスリートとしてピークを越えてもなお現役に拘る岡見に最敬礼。


【メインイベント 第7試合 修斗世界フェザー級チャンピオンシップ】
〇SASUKE(マスタージャパン東京)
(3R TKO)
×田中半蔵(FUN'S)
2年連続でROAD TO UFCに出場してUFC参戦を目指したものの成就しなかったSASUKE。心機一転しての修斗参戦。絶対に負けられない試合でしたが、やっぱり修斗での安定感は抜群。3Rには膝蹴りを効かせてダウン気味にタックルにきたのを潰してパウンドアウト。王座防衛に成功しました。修斗では抜きん出た存在だけにやはりUFC参戦に拘りを見せるかのか。個人的には群雄割拠のRIZINフェザー級に打って出ると俄然面白くなると思いますが。。。2024年のSASUKEに注目が集まります。
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【FIGHT&MOSH】フライ級転向の石井が内藤を腕十字→三角で絞め落とし「新井丈をギブアップさせてやる」

【写真】しっかり勝って、キッチリとアピール!(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
石井逸人(日本)
Def.2R3分16秒 by 三角絞め
内藤頌貴(日本)

サウスポーの内藤がプレスをかける。石井は右ローを見せながら距離を保つ。内藤の左ミドルにパンチを合わせた石井が距離を詰めていく。左ジャブを突く石井に左ミドル、左ローを散らす内藤。石井は内藤の右スピニングバックフィストをブロックした。シングルレッグをかわされた石井は、内藤の左テンカオを食らいながらもパンチを繰り出す。ここから石井のカウンターの右ストレートが連続で当たる。

続いてテイクダウンを奪った石井がバックに回る。ケージ際から内藤を引きはがした石井が、グラウンドに持ち込み四の字で組む。バックから内藤の右腕を抱え、パンチで削りながら左腕でRNCへ。パームトゥパームのフェイスロック、さらにRNCに戻しながらバックをキープして初回を終えた。

2R、内藤が前に出る。左ジャブを突きながらサークリングする石井が、右ストレートから左ジャブへ繋げる。内藤の右スピニングバックフィスト、石井のワンツーが交錯したあと、内藤の跳びヒザに合わせて石井がダブルレッグで飛び込んだ。石井はグラウンドに持ち込むとすぐにバックへと回る。

内藤が起き上がり前方に落とそうとしたが、石井は落とされながら三角に近い形で内藤の体を固め、さらに右腕へ腕十字を仕掛けた。体を起こす内藤だが、今度は左腕を抱えられている。石井は三角絞めをセットアップし、内藤の頭を引き寄せて絞め落とした。

試合後、石井は「俺がフライ級に落としたら、こんなもんすわ。一人やりたいヤツがいる。新井丈、視ているだろ? ネバーギブアップ、ネバーギブアップってウルセェから、俺がギブアップさせてやるわ」とストロー級&フライ級の二冠王者、新井丈に挑戦状を叩きつけた。


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【Gladiator023】計量終了 ダギースレンが計量失敗、バンが新フェザー級王者になりノンタイトル戦

【写真】ダギースレンの体重をしっかりと確認するバン・ジェヒョク (C)MMAPLANET

明日29日(土)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023の計量が、28日(金)に大阪市淀川区のアットビジネスセンターPREMIUM新大阪で行われた。
Text by Manabu Takashima

プレリミ、メイン、ポストリミ、計20試合に出場するファイター40名のなかで計量失敗は1人――それがGladiatorフェザー級王座決定T決勝戦でパン・ジェヒョクと対戦するダギースレン・チャグナードルジだった。

リミット65.8キロに対し、67.55キロだったダギースレンは下着を脱いで計量に臨んだものの67.45と1.65キロと大幅オーバーに。


2時間の再計量まで時間があったが、サウナから計量会場を訪れたダギースレンは心身とも衰弱している様子で、もう一度サウナに入る前に代謝を立構えるために水分を補給したもの汗が出ず、67.55キロで健康上の理由から減量を切り上げることとなった。

900グラムまでの体重オーバーであれば、計量をパスしているパン・ジェヒョクが勝った場合のみ王座奪取という変則タイトルマッチが採用されるのだが、最終的に1.75キロではタイトル戦は組まれず――さらにトーナメント決勝という性格上、ダギースレンは失格となり不戦勝でパン・ジェヒョクがGladiatorフェザー級王座に就くことに。

そのうえで米国の数あるステート・アスレチック・コミッションに見られる、5ポンド以上の体重差の場合は試合が不成立となる条項に当てはまらないためにバン・ジェヒョク陣営を試合を臨み、これをダギースレンも了承。計量は67.55キロだったが、フェザー級ノンタイトル戦としてファイトマネーの30パーセントをパン・ジェヒョクに譲渡し、イエローカード2枚、ダギースレンが勝利したときはノーコンテストで試合は実施されることとなった。

ファイトマネーの30パーセントの譲渡があったうえで、イエロー2枚は二重の罰則に感じられるが、それでもダギースレンが戦う意思を見せたということは、罪の意識を持ってケージに足を踏み入れることになるのかもしれない。

ともあれGladiatorバンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉戦、Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂という2つのタイトルマッチ。

さらにフェザー級タイトル戦線の今後のカギを握る河名マスト×ユン・ダウォン&チハヤフル・ズッキーニョス×ハンセン玲雄、ミドル級王者のノンタイトルs藤井章太×イ・イサク、ライト級の八木敬志×エフェヴィガ雄志戦というメインカード。

加えてプレリミでもグラップリングでNavE×前田吉朗、伝統派空手勢=吉田開威&南友之輔が出場する第1&第2試合。計量前だというのにセコンドの石井逸人がたこ焼きを食べるという非人道的な行動に出ていた川北晏生と阿部光太のTRIBE勢の出場等々、見どころが多いGladiator023だ。

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator023計量結果

<フライ級/5分2R>
宮川日向:56.85キロ
坪内一将:56.2キロ

<フライ級/5分2R>
陸虎:57.05キロ
古賀珠楠:56.55キロ

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝:52.1キロ
三輪勇気:52.1キロ

<フェザー級/5分2R>
水野翔:65.35キロ
野口蒼太:65.65キロ

<ライト級/5分2R>
秋岡翔:70.45キロ
磯嶋祥蔵:69.75キロ

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー:61.2キロ
[挑戦者]竹本啓哉:61.2キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T決勝/5分3R>
パン・ジェヒョク:67.45キロ→67.55
ダギースレン・チャグナードルジ:65.75キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士:75.8キロ
世羅智茂:76.8キロ

<フェザー級/5分3R>
河名マスト:66.0キロ
ユン・ダウォン:66.0キロ

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.15キロ
ハンセン玲雄:66.2キロ

<ミドル級/5分3R>
藤井章太:84.1キロ
イ・イサク:84.25キロ

<ライト級/5分3R>
八木敬志:69.9キロ
エフェヴィガ雄志:70.2キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE:59.80キロ
前田吉朗:59.4キロ

<バンタム級/5分3R>
藤原克也:61.2キロ
川北晏生:61.2キロ

<フライ級/5分2R>
和田教良:56.25キロ
梅亞愚裸毒一郎:57.05キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:66.0キロ
高木亮:65.25キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼:77.2キロ
阿部光太:77.2キロ

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ:61.6キロ
宮口龍鳳:61.1キロ

<バンタム級/5分2R>
吉田開威:61.1キロ
空:60.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.25キロ
小松祐貴:60.8キロ

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥――
伊藤琥大郎――

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