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【ONE116】試合結果 青木真也がナカシマに一本勝ち、川原波輝はアディワンにKO負け

【写真】コロナ時代のMMAファイターを地で行った川原波輝。敗れはしたが、目標を目指せる位置に立てることになったのは絶対だ(C)ONE

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されたONE116「Unbreakable」。

セミで青木真也がジェイムス・ナカシマに激勝、9日のオファーを受けた川原波輝はリト・アディワンにKO負け、ザキムラッド・アブデュラエフというダゲスタンの恐怖が初陣を飾った同大会の試合結果は以下の通りだ。

ONE116「Unbreakable」
<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
○カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)2R1分56秒
KO
×アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
○青木真也(日本)1R2分42秒
フェイスロック
詳細はコチラ
×ジェイムス・ナカシマ(米国)
<キック・ヘビー級/3分3R>
○ラーデ・オバチチッチ(セルビア)2R1分11秒
判定
×ブルーノ・スサノ(ポルトガル)
<<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>>
○ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)1R2分08秒
ネッククランク
詳細はコチラ
×ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
<54.8キロ契約/5分3R>
○モン・ボー(中国)3R
判定
詳細はコチラ
×サマラ・サントス(ブラジル)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
○リト・アディワン(フィリピン)2R2分02秒
KO
詳細はコチラ
×川原波輝(日本)

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ONE ONE Unbreakable ONE116 Report ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】川原波輝、リト・アディワンの左で一発KO負け。柔軟性と対応力見せられず──完敗

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
Def.2R by KO
川原波輝(日本)

まず右カーフを見せたアディワン、川原は間合いを図りつつフェイクを見せる。ローに右を合わせようとしたアディワンは、左リードフックには左フックを繰り出す。スイッチした川原に右ミドルから右ローを2発蹴ったアディワン。川原は組んでいくが切られる。

離れて蹴りを見せ合い、飛び込むアディワンの圧に川原が下がる。左ボディを入れたアディワンが序盤をリード。アディワンは冷静に川原の動きを見て、一気に飛び込む。ローから右ストレートを被弾した川原が笑みを見せ、右ミドルハイ。中間距離の打ち合いではアディワンが上回っているが、川原も右のカウンターを狙う。

残り1分、ようやく動きが柔らかくなりつつある川原だが、カーフを蹴られる。さらにアディワンはミドルを2つ入れ、ここから続くオーバーハンドも怖い。右の空振りから後ろ回し蹴り、右を見せた川原だが初回はリードを許した。

2R、川原が左ロー、右ミドルからの右を避ける。後ろ回し蹴りもしっかりと見ている川原は、ミドルに右を打っていく。頭から飛び込み左フックのアディワン、川原のローが急所に入りインターバルが入る。即再開となり、カーフに川原の体が回る。

アディワンの圧力を打ち破りたい川原の飛び込み際に、アディワンが左フック一閃。アディワンがこの一発で川原をKO。柔軟性、対応力──見せるべきことを見せることができなかった川原はONE初陣でアディワンに完敗した。

「凄くエモーショルだ。この勝利が成功へのスタートだよ」──12月30日に母を亡くしたエディワンは「家族の皆、愛している」と涙を浮かべた。


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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝 石原夜叉坊

【ONE116】アディワン戦へ、川原波輝─02─「ステップを踏んで、動き続ける。ヨガと水泳で養ってきた」

【写真】取材の途中から同席していた──31日に祖根寿麻戦が決まっている石原夜叉坊と(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」でリト・アディワンと対戦する川原波輝インタビュー後編。

スクランブル発進、それができる練習への取り組み方。そして、その練習の選択肢の多さが川原の最大の特徴だ。開かれた目と心が、彼を特別な存在にしようとしている。

<川原波輝インタビューPart.01はコチラから>


──股関節が柔軟になったことで、寝技で下になった時や壁に詰められた時の足の動きが違っていると感じることがあります。

「それに股関節が柔らかいと、パウンドも打ちやすいですよ。ガードの中でも良い姿勢で打てます」

──ところで2日間の東京滞在、体を動かすことはできましたか。

「あまりできていないですけど、水泳とランはしました。打ち込みがしたかったんですけど、それは大阪に戻って明日、モンキー(柴田モンキー有哉)とやります」

──えっ、明日の便ですよね? シンガポールへ向かうのは。

「ハイ。夜なんで午前中に大阪に戻って、モンキーと打ち込みをしてから向かいます。ホント、やってくることはワンパターンなんで対策練習をしておきます」

──対策、打ち込み、シンガポールに行ってもセコンドと肌を合わせることができる時間は非常に限られているかと思います。

「2日間隔離があるので、打ち込みはそのあとですね。アハハハ、チャレンジです」

──だからこそ、この間培ったところが重要になるかと。

「そうですね」

──では、8月の試合以降で何を培ってきましたか。

「とにかく自分のMMAは、足を動かして攻撃することなので動けなかったから話にならないです。ステップを踏んで、動き続けることができればどうにかなります。それをヨガと水泳で、養ってきました」

──またここでも水泳ですか!! つまり水泳でスタミナを養ってきたということでしょうか。

「ハイ。それとインターバルで呼吸を整えることを水泳でやってきました。というのもアルファメールで、プールでのMMAファイターメニューっていうのがあって」

──!!

「それを持ち帰ってきて、夜叉坊と一緒にやってきたんです」

──夜叉坊選手がしんどい練習を一緒に続けているのですか。

「いや、やっていますよ。水泳は好きなんじゃないでしょうか」

(実はインタビューの途中から、取材場所にやってきていた)石原夜叉坊「好きではない。やってはいるけど(笑)」

──ついに話に入ってきましたね(笑)。でも夜叉坊選手にイニチアチブを握られると、川原波輝インタビューにならないので……。

夜叉坊「でも水泳の練習、イイっすよ。だから、また見に来た方がエェですよ。めっちゃエェ画も撮れるし」

──是非、お願いします、しかし、MMAファイター用のプールトレーニングまで存在しているのですね。

「僕思うんですけど、バレーボールでもバスケットボールでもMMAに生きると思うんですよ。バレーボールやバスケットにしかない動きで、打ち方とかジャンプとか。得られるモノはどこからでもあるはずです」

──素晴らしいオープンマインドですね。MMAのためにヨガをする選手も、ほぼほぼ日本にはいないでしょうし。MMAを強くなるためのふり幅が大きいです。

「やっぱり選手によって、その選手独特の動きがあるじゃないですか。それが柔道やレスリングだけでなく、バスケットボールでもあると思うんです。バスケットボールのステップとか、ジャンプ。サッカーやったら蹴りが強いんちゃうん?って。MMAは全ての競技から学べるものがあるやろうし、むしろスポーツ以外の日常生活での会話からでも、MMAに必要な心技体の心の部分を補えると僕は思っています。

技と体はスポーツから。どんなスポーツからでも学べるモノはあります。そのなかで自分が好きになったのは水泳であるということだけで。ヨガもやっていて強くなれるから、続けています。ホント、バスケで何か感じることがあったらバスケもやりますよ」

──ではぜひカポエイラを。以前、金沢に拠点があるGuetoカポエイラで子供たちの練習を見せてもらったのですが、あの動きを子供の頃からしていると、その後はどんな運動にも生きると思いました。格闘技でも体操でも、ダンスでも。

夜叉坊「カポエイラ良いっスね。ちょうど今日、カポイエラの話をしていたんですよ。馬込にカポエイラのジムがあって。カポエイラあるやん? これえぇんちゃうんって2人で話していて。カポエイラは路上でいきなり回りだしたり、アレ凄いですよね」

──カポエイラこそ、ブラジルですよね。自分にとってブラジルとは柔術ではなくて、カポエイラなんです。上層階級でないところに存在してきたので。いや、夜叉坊選手のペースに巻き込まれてかポイエラに話題が移りそうだったので、話を戻します。今回の対戦相手、リト・アディワンは本当に強いです。ただし、川原選手はここから先を見ているはずです。

「勿論です。そしてリト・アディワンは内藤のび太や猿田とやるより嫌な相手やと思っています。ソイツが一発目で来るというのは、運命やと思うので。思い切りやるだけです」

──リト、ボカン・マスンヤネ。フィジカル・モンスターのなかで、日本人がどう戦っていくのか。川原波輝が何を魅せてくれるのか。相当に楽しみです。

「対応力ですよね。ホンマに対応力やと思っています。同じ動きをすることはないですね。それやったらハメられることがあるんで。UFCを見ていて分かったことなんですけど、強い選手は毎試合スタイルが変わります。

ただヌルマゴメドフとかっていう領域は分からないですけど。でものレベルでも変えているところは変えていると思います。コイツにはこういう動き、そういう風に対応していくことやと」

──ONEで戦うなら、海外の選手という日本人選手の意見は理解できますか。

「やはり違う国のチャンピオンのヤツをブッ飛ばしたいですね。でも、そこにいくまでに日本人対決が必要ならやりますよ。ただただ全く負ける気がしないんで。

日本人対決には自信しかないですね。どこで負けるのって。日本人の方が考え方が分かるから攻略できるのかな。外国人の方が何を考えているか、分からないですしね」

──言語、文法が違うと思考って変わりますよね。

「ひたすら組んでくるっ相手より、ワンパンがある方が怖いですからね。でも、凄いヤツいっぱいおるから。ホンマに半端ないヤツいっぱいおるんで。そう考えたら、そこまで……アディワンやったら打ち合える。

同じ階級やったら、行けるんちゃう? ラグビーもやってきたし、同じ階級っていうのはホンマに有難いです」

──では、最後に22日のアディワン戦で『ここを見てほしい』という一言をファンにお願いします。

「ここを見てほしい……? そうですね、海外でもフィニッシュできるところ。誰が来ても、コイツを倒すんやって……とにかくフィニッシュ力を見てほしいです。何でも決めることができるので」

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】「思考も自信も100 パーセントの状態にある」リト・アディワン、川原波輝戦へ─02─

【写真】心身ともに絶好調──かつ、川原波輝を認めてケージへ。やはりリト・アディワンは怖い(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」で、川原波輝と対戦するリト・アディワン・インタビュー後編。

試合の9日前に出場の意志を示し、全ての準備が整った1週間前にアディワンが川原と戦うことを知った。

「試合がなくなるより、良い」と断言してしまう強心臓、シンガポール入りしてからの彼は箕輪ひろば戦で犯したミスを消化し、自信に満ち溢れた状態で試合開始の刻を待つ。

<リト・アディワン インタビューPart.01はコチラから>


──箕輪戦の敗戦から、何を学ぶことができましたか。

「色々と学ぶことができた。だからこそ、今回の試合に関してはしっかりと準備をしてきたんだ。あの試合で一番の間違いは、ヒロバ・ミノワの力を軽視していたことだ。油断があった。試合ができる状態を作っていなかった。

ただ試合場で相手を破壊する。それしか考えていなくて、しっかりと仕上げる時間がないことに気付いた時は手遅れだったんだ。それこそが僕が犯した間違いさ」

──調整不足はCOVID19の影響がありましたか。

「確かにコロナウィルスは一つの原因だよ。調整期間はチーム・ラカイのあるラ・トリニダードの街に、僕が住んでいるバギオから入るには書類の提出が必要で、ジムで練習することができなかったんだ。

ミノワとの試合はケージのなかではなく、準備段階に敗因がある。それに加えて減量の失敗があったからね。減量の方が影響は大きかったかな」

──10月30日に試合をしたチーム・ラカイのメンバーは、ジェヘ(ユースタキオ)こそ勝利したもののエドゥアルド・フォラヤン、ケビン・ベリンゴンと明らかに動きが重く、ラカイ勢は調整不足だという風に見えました。

「そうだよね。皆、調子は悪かったよ」

──あのショーのあと、今回の試合に向けて練習状況は改善されましたか。

「もちろん。改善が必要だった。ジムで練習ができないなら、山に登って練習してきた。だから今回の試合に関してはずっと良い準備ができているよ」

──ところで10月末に敗れ、2021年最初のショーで試合機会が与えられると思っていましたか。

「う~ん……そうだね、前回の試合はスプリットで負けた。そして、少しジャッジの裁定に関して色々な意見も出ていた。だからリベンジの機会がないかとは期待していたよ。それが無理なら、他の相手でも良いから試合がしたいってね」

──ところでZoomの画面からも肌艶が良いですね。減量も順調ですか。

「絶対的に前回より上手くいっているよ。あの時は練習のことだけを考えて、体重のことを忘れてしまっていた。今回は練習も体調も両方を考えてきたからね」

──計量前にホテルから配られる食事で、大丈夫ですか。

「実はシンガポールに住んでいるフィリピン人の友人が、食事を用意して届けてくれているんだ。今日もほら、野菜とチキンのスープを届けてくれた。こうやって問題なく、食事は摂ることができているよ」

──それは最高ですね。対戦相手が変わったとはいえ良い準備ができたことで、今回の試合はどれほどの自信を持っていますか。

「ナミキ・カワハラのことは本当に尊敬しているよ。彼のファイティングスピリットには感服するしかない。日本の選手は常にそうだ。タフで勝利を目指し、心が折れない。

ナミキはしっかりと戦える状態にあるだろう。そして彼を倒すためにラカイでは、ちゃんとシナリオを揃えてくれた。最高のゲームプランが用意されているんだ。ナミキがいくら素晴らしい選手でも、僕は思考も自信も100 パーセントの状態にある。この試合に勝って、再びランキング入りする。勝つためにベストを尽くすよ」

──では最後に川原選手に一言、お願いします。

「ナミキ、金曜日は良い試合をしよう。幸運を、そして神の御加護があらんことを」

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】川原波輝を迎え撃つ、リト・アディワン─01─「殴り合いたいなら受けて立つよ。レッツゴー」

【写真】当然のように自信満々で川原波輝との一戦を迎えるリト・アディワン(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」で、川原波輝と急遽戦うことが決まったリト・アディワン。

中国のハシガトゥと対戦予定だったが、都市封鎖でシンガポール入りが叶わなくなったため、9日前に川原が出場を決め、アディワンがその事実を知ったのはシンガポール入りした試合の1週間前だった。

「試合がなくなるより、対戦相手が代わるほうがずっと良い(笑)」。10月の箕輪ひろば戦で判定負けを喫したアディワンは、その敗北を糧に対戦相手が急遽変更されようが、まるで動揺が見られないほど心身ともに絶好調だ。


──急なインタビューの依頼に応えてもらってありがとうございます。

「こちらこそありがとう」

──調子はどうですか。

「グッド!!(笑)」

──シンガポールでの隔離期間は?

「今回の隔離措置は凄く短かったんだ。PCRの検査が出るまでだったから。でも部屋に1人で誰も入ることができない状態が続いているし、隔離措置のようなモノだよ(笑)」

──ところで対戦相手が代わりました。川原選手は試合の9日前にリトとの対戦を受けました。いつ川原選手と戦うことになると知ったのですか。

「シンガポールに到着した15日(金・同)だったと思う。僕の記憶が間違っていなければ、試合の1週間前だよ」

──その話を聞いた時、どのような気持ちになりましたか。

「僕にとっては大した問題じゃない。しっかりと練習はしてきていたし、最低限対戦相手がいるってことだからね(笑)。試合がなくなるより、対戦相手がいる方が良いからね」

──では川原選手のことを研究する時間はありましたか。

「彼と戦うことを聞かされた直後にプロフィールをチェックして、スタイルを調べたよ」

──試合映像も視ましたか。

「いくつかね」

──では川原選手の印象を教えてください。

「ナミキは良い選手だ。ウェルラウンダーでエキサイティングな選手だよ」

──彼は立ち技に自信を持っています。インタビューでも『殴り合う』と宣言していました。

「ワクワクするねぇ(笑)。やろうぜ!! アハハハハ」

──望むところですか。

「向うがそう思っているならね。僕の方がナミキよりウェルラウンダーだけど、殴り合いたいなら受けて立つよ。レッツゴー(笑)。凄く楽しみだ」

──自分の方がウェルラウンダーでも、殴り合いたいものなのでしょうか。

「ストライカーと向き合う日を楽しみにしてきたんだ。これまでの相手はウェルラウダーとはいえ、サブミッション・ファイターやレスラーが多かったから。

僕のバックグランドは打撃だ。だから純粋な打撃戦を戦いたい。彼がそれを望むならね。なにより良い試合にしたいね。それが僕の望みだ」

──しかし、MMAはMMAです。組みや寝技の展開になることは十分にあり得ます。殴り合うといって、テイクダウンを決める選手は山ほどいました。

「もしナミキが寝技を仕掛けてくるなら……寝技は僕の方が上手いし、強い。寝技で戦いたいと彼が思うようなら、それは大きな間違いだよ。僕は過去の経験をいかし、課題を克服してきたからね。

寝技でも立ち技でも問題ない。だから、今回の試合のオファーを受けたんだ。どっちでも戦える。だから、とやかく言っていないでガンガンやり合おう(笑)」

──なるほど。ところで前回の試合ですが、圧倒的有利とみられていた箕輪ひろば選手との試合で判定負けを喫しました。

「あの試合は……準備段階を多くの失敗をしてしまった。特に減量でね。体重の調整を失敗したせいで、試合では力を出すことができなかった。まるでエネルギーがなかったし、全く体が想うように動かなくて焦ってしまった。自分がやろうと思っていたことは何一つできなかったんだよ。自分の状態の悪さにただ驚くばかりだった」

──それでも2度に渡りキムラで肩を破壊しかけました。あの局面で取り切れず、試合の流れも箕輪選手のモノになっていきました。

「逃げられたこと自体が、僕のミスだよ。最初の仕掛けは、かなりタイトに極まっていた。で、あの時に『折りたくない。タップを待とう』って思ってしまったんだ。そうしたらエスケープされ、僕はポジションを失った」

<この項、続く>

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】アディワン戦にスクランブル発進、川原波輝─01─「打ち合ってくる奴が日本にいなかった」

【写真】カンフーではない。ブドコン(武道魂)だ (C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」。同大会にDEEPストロー級チャンピオン川原波輝が9日前に出場を決め、リト・アディワンと対戦することを決めた。

試合決定から離日まで4日間、東京で2泊をしてメディカルやペーパーワークを済ませる必要があった。そんな多忙な川原がインタビューを試みた。アディワン戦=ONE初陣は、川原にとって世界進出への一歩であり、これまでやってきたことの集大成──全てを見せる場でもある。


──水曜日(13日)に来週22日にONEでリト・アディワンと戦うことに合意し、翌朝に東京に来てメディカルやPCR検査、そして共同会見と怒涛の2日間だったと思います。選手として弱気な言葉は吐きたくはないでしょうが、実際にこのドタバタを経験していかがですか。

「あんまりそういうことは言いたくないし、だから一言で済ませます。キツイっすね(笑)。でもMMAファイターだし、試練ですよね。戦うことを含めて全て自分がこなすこと。9日しかなくても、如何に対応するか。自分が試されていると思っています」

──コロナ禍だからこそ、生まれたスクランブル発進ですね。国内外でこのような機会をステップアップにつなげた選手がいます。米国ではブランドン・ロイヴァルやジミー・フリック、国内では西川大和選手のケースです。

「さっきは試練って言いましたけど、試練3割、チャンス7割です。とりあえず準備はしていました。夜叉坊の追い込みにも付き合っていたし。どこかでこういう話があるとしても、このタイミングや相手がリト・アディワンとは思っていなかったです。

ただ、試合が決まっていない時にどれだけ準備できるのか。自分を追い込むことができるのかということを意識してずっとやってきたので。自分がこうやってきたから、今回の話もあったんかと思います」

──そうでないとイエスと即答はできなったでしょうしね。

「ハイ。やってないと無理だし、相手も考えたりして……でも、受けてたかな(笑)。リト・アディワンは打ち合える相手だし、打ち合いには自信があるので」

──共同取材の際も『打ち合う』という発言が目立っていましたが、正直なところ川原選手の試合で打ち合いのイメージはないです。

「あぁ、打ち合ってくる奴が日本国内にいなかったですからね。そこを世界で試せるということで意識していたのが、リト・アディワンとかジョシュア・パシオだったんです。

猿田選手とか内藤選手、箕輪がやることを考えると、試合で打ち合えないですよね。テイクダウンを狙って、寝技で削ろうとする。でも、アディワンはそういう概念はないと思うので来ると思います」

──つまり実戦では打ち合ったことがないわけで……。

「なるほど、そうですよね。皆、組みに来ていましたからね。村元戦はチョロッと打ち合いましたけど、確かに人前で打ち合いを見せたことはないかもしんないですね」

──組んでくる相手と、打ってくる相手では川原波輝の打撃は変わって来るのではないでしょうか。

「そこが本来の僕の居場所や思っています。試合で見せたことがないから捉えようがない部分はあるかもしれないですけど、僕はそこをアルファメールでやってきました。そこで意地を見せてきたつもりです。誰とやっても。

何ていうんか……負けず嫌いなんですよ(笑)。アルファメールに行くんじゃなくて、アイツらに分からせたいっていうつもりで打ち合ってきたので、アディワン戦でもそこを見せたいですね」

──ストロー級の選手はアルファメールでも、なかなかいないですよね。

「正直、MMAの練習だったらバンタム級より上のUFCファイターが相手になると厳しいです……組みあると。でも、ボクシング、パンチだけやったらUFCの選手が相手でもガンガンいけました。そこは気落ちの勝負やと思っているんで。16オンスやし、コディー(ガーブラント)とかともガンガンやってきました。

僕、あのデカいグローブでコディーに、アバラ骨を折られて、銀歯をブッ飛ばされましたからね(笑)」

──銀歯……差し歯でなくて。

「銀歯ですねぇ(笑)。残り2週間あったのに、マジだるかったです。アハハハハ」

──ボクシングでそれができる。ただし、川原波輝の打撃は拳だけではないと思っています。

「ハイ。それは考えています。もちろん」

──アディワンはラカイといっても系統が違うのですが、ラカイは基本打ち合わない。距離を取って自分だけ当てる打撃です。

「そうですよね。そのなかでアディワンは相手を追いかけ回しています。そんなに考えていないでしょうし。一発で倒すパンチを振るってくる。アッパー、右フックを4発ぐらい打ってきて組む。で首投げからアメリカーナ。やってくる形があります。相手がバックに回ってくると、キムラ。パターンがありますよね。

それを信じてアイツは戦っています。やってくることは分かっているので、そういう相手をハメる戦い方を僕はアルファメールで身につけてきたので。それがUFCという最高峰でやっている連中の技術なんです。僕はそれをやってきたから、ここでアディワンにハメることができなければ、この先は無いと思っています」

──もう一つ、フィリピン勢のフィジカルの強さ。このフィジカルというものに対して、川原選手はヨガを採り入れて他とは違うアプローチで取り組んできました。いわゆるフィジカル・ストレングスではなく、体の使い方で伍するというか。

「真正面でぶつかるとやられます。力と力の勝負になると。でも、そこでやるつもりがないからヨガをやってきたわけですし。僕は軟体。柔らかくやっていきます。どう地面を掴み、どう体を使うのかでパワーが出ると思っています。

普段から『ここで、そんな返し方するん?』って。筋量があるから出るパワーじゃなくて、体の使い方で出せる力があると僕は思っています」

<この項、続く>

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview News ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】川原波輝が9日前のスクランブル発進で、ONEデビュー決定。リト・アディワン戦へ

【写真】盟友、石原夜叉坊は31日に修斗出場。そして川原はONEデビューが決まった (C)KEISUKE TAKAZAWA

15日(金・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」にDEEPストロー級チャンピオン川原波輝が出場することが発表された。

今大会でリト・アディワンと対戦予定だったハシガトゥ春節(旧正月)を前にした中国共産党政府が河北省などを対象に2800万人規模の封鎖政策を取ったため国外に出ることが不可能となった。急遽、代役が必要となったONEから13日(水)にこの知らせが川原の耳に入り、僅か9日前のオファーを承諾しスクランブル発進を決めた。


昨年8月に越智晴雄をRNCで下し、伝統派空手ベースの打撃だけでなく組み技での成長を見せつけた川原。ベルトを巻いた時点でONEストロー級戦線への殴り込みをアピールし、翌月に行われたRoad to One03では猿田洋祐✖内藤のび太という修斗系ONEストロー級世界王者経験者対決をケージサイドで観戦し、静かに存在感を示していた。

とはいえ現状、ONEストロー級戦線には上記の2人以外にも仙三、箕輪ひろば、澤田龍人が在籍している。世界に広がりを見せつつあるストロー級戦線といえども6人目の日本人がロースターに加わるのは簡単ではない。川原も十分に理解しているからこそ、このスクランブル発進を受けたに違いない。

川原はメディカルチェックや書類作成のために東京を訪れ、都内で練習をしながら取材もこなし、一旦大阪に戻って明日にも離日する予定だ。

世界で戦うためにコロナ禍より、肉体改造を図ってきた川原はエアリアル・ヨガやブドコンを採り入れ──足の裏で地面を掴む感覚を掴むなど、独自の強化策を続けてきた。

打撃、組み技、寝技にしても体の使い方が変わったことで、より自身の効果的に動かせるMMAには欠かせないセルフ・コーディネイトがより進んでいる川原のサークルケイジ挑戦は非常に楽しみた。

アディワンは仙三に勝ち、箕輪ひろばの腕を折る寸前まで追い込んだチーム・ラカイの強豪──この一戦で、将来が左右されるといっても過言でない一番に川原は挑む。

MMAPLANETでは同意書がONEから届いた時点で、川原に今回のONE参戦に掛ける気持ちを訊いた。

──急遽、ONE出場が決まりました。

「来たぁ!! でも、このタイミングかって思いました。でも、ずっと準備してきたので。僕が今、ONEで戦えるとしたら誰かの代役で、急なオファーに応じること。そのために正月も休みなく調整していて……ずっと体重も60キロを超えることはなかったです。正直9日前かってのは、ありました(笑)。ただ、ここで断るヤツは多いと思うけど、僕は断るとチャンスがなくなりますからね。それにこのために練習してきたんやんって」

──アディワンが対戦相手です。

「超フィニッシャーですね。僕とタイプは同じ。えぇマッチアップやと思います。どっちかがフィニッシュする試合になるでしょうね。自分の番が来たので、やります。リト・アディワンは強いですけど、箕輪選手に負けているし。とりあえずはフィニッシュすることですね。レベルの違いを見せたいッスね」

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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DEEP96 J-CAGE Report ブログ 川原波輝 越智晴雄

【DEEP96】スクランブルでバックに飛び乗った川原波輝が、RNCで越智を絞め落とし新ストロー級王者に

【写真】左腕がかなり入っていき、追い込まれた越智はここからスラムを選択し川原がRNCを完成させた(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<DEEPストロー級選手権試合/5分3R>
川原波輝(日本)
Def.2R4分33秒by RNC
越智晴雄(日本)

すぐに構えを変えてボディを伸ばした川原に対し、越智はシングルでケージに押し込み尻もちをつかせる。ケージを背負った川原は、足を束ねられると腿の裏に手を回される。川原は右足を差し込んで、束ねさせないよう左足を畳んでいく。立ちあがり際に大きく川原を持ち上げてスラムした越智だが、ここから打撃の間合いとなり、川原がボディと顔面にパンチを打ち分ける。

続いて川原が右フックを当てるが、越智はダブルレッグでテイクダウンへ。時間を掛けず立ち上がった川原は、体を入れ替えて離れるとボディにパンチを入れる。越智は低い姿勢で飛びこみ、担ぎ上げてテイクダウンへ。川原はすぐに立ちあがって逆にバックに回るが、離れてボディ、右ストレートをヒット。越智も右フックを当てたが、川原は後ろ回し蹴りをボディに突き刺し、ダブルレッグを決めてエルボーと良い流れでラウンドを締めた。

2R、左ハイからジャブを伸ばす川原、越智は左フックを振るう。越智の左オーバーハンドをかわして右を被せようとする川原だが、ダブルレッグでテイクダウンを許しケージ中央で背中をつかされてしまう。川原はクローズドガードを取り、エルボーを頭頂部に打ちつける。足を一本抜きつつ、スクランブルを許さずに押し込んでケージ際に移動した越智はスクランブルにギロチンを狙う。

頭を抜いてトップを取った川原が笑みを見せてパウンド。スペースができると越智が立ち上がるが、川原は背中に乗って四の字フックへ。手首を掴む越智に左のパンチを連打した川原は、その左腕をアゴの上から絞めていく。後方にスラムした越智は、ここで手首が外れ川原がRNCをセットアップ。チャンピオンが落ちて、新チャンピオン川原波輝が誕生した。

「疲れたぁ。1年半前にやられ、本当に越智さん感謝している。オトン、オカン、俺の家族ホンマにありがとう。夜叉坊、優作さん、チームの皆、ありがとう。それだけのことやってきて、自信もあった。結果を出せてホンマに良かった。一応チャンピオンの肩書は貰ったけど、見ているとこはホンマここちゃうし。スタート時点、とりあえずここから。世界一獲るんで。ありがとうございました」とマイクで話すと、勝利の雄叫びを挙げた。


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DEEP96 Interview J-CAGE ブログ 川原波輝 越智晴雄

【DEEP96】ストロー級王者=越智晴雄に挑戦、川原波輝─02─「ホンマに日本の格闘技界を背負うつもり」

【写真】股関節が柔軟になると、蹴りの威力はどのように変わって来るのか。凄く興味深い (C)MMAPLANET

23日(日)、東京都港区のニューピアホールでDEEPがダブルヘッダー=夜の部、DEEP96 IMPACTのメインでDEEPストロー級チャンピオン越智晴雄に挑戦する川原波輝インタビュー後編。

昨年6月、RIZINでの征矢貴戦における敗北、11月の潤鎮魂歌戦のKO勝ち、アルファメール修行、そして緊急事態宣言下のエアリアルヨガにより、川原はどう変わり、何を手にしたのか。そして──ここから先に何を見ているのか。

<川原波輝インタビューPart.01はコチラから>


──股関節が柔らかいと、腰に負担がくるという話をきいたことがありますが、その辺りは?

「いや、最初は反動で腰が痛くなりました。ビックリするぐらい。でも、そういう時期を越えないといけないということで。これも試合がある時期なら、突き詰めることはできなかったと思います。普段使っていないので、体がビックリして痛くなるということで、乗り越えれば全然使えるようになりました」

──それで打撃の威力は増すのですか。

「増します。パンチ力、めっちゃ上がっていますよ。蹴りもパンチも。2カ月ぶりにミットを持ってもらったら、『お前、何やっててん?』ってコーチに言われましたからね(笑)。そんな変わんねやって言われました」

──寝技も以前に東京に来ていた時に、ここまでできるのかと思ったのですが、ヨガ効果は寝技でもありますか。

「あんなん8、9カ月ぐらい前ですよ。あの頃とは別人ですよ。全然、あの頃を参考にして越智が来てくれるなら、有難いですよ。それでなくても、負けるとこないんちゃうん?
って感じなんで(笑)。

自分でも楽しくてしょうがないです。前の越智との試合後に最後にテイクダウンを取られて、時間を使われたから負けたので、『テイクダウンされないともう負けない』と言っていたんですけど、そこを徹底してきたので。あそこで負けると、僕ももう厳しいです。でも、全く負ける気がしないんです」

──越智選手の魂の組みに対しても、自信があるということですか。

「怖さは全くないです。自分を試す、世界に行くための練習試合でしかないです」

──ここでタイトルを取ると、その後は世界を目指すということですか。

「僕はONEに行きたいんです。それは変わっていないですよ。RIZINに出たのもONEに行きたいからです。59キロで戦って、そこで勝てばストロー級の選手として同じ階級の強い相手と戦えると思っていたんで。で、もう1回勝ってONEに行くつもりだったんです。

ONEっていうも、僕は世界一になりたいからで。今、ストロー級の世界一はONEだからってことなんです。世界しか見ていないです。夜叉坊、ノリピー、優作さんもそういう目標を持っていたから憧れて、あの道に行きたいからついて行っていたんです。僕は今も世界一を夢見ています。

だからRIZINでストロー級世界一を証明できるなら、RIZINで戦いたいです。でもジャレッド・ブルックスに勝って、僕が世界一やって言ったらONEの奴らは黙っていないですよね。だからONEで世界一になってから、RIZINで暴れてやろうって。僕、ホンマに日本の格闘技界を背負うつもりでやっているんで。世界一になることで、DEEPに恩返しをしたいと思っていますし」

──そういう今後の進むべき道を聞けば聞くほど、征矢戦の敗北は痛かったですね。

「落としたらダメなところでした。3週間前のオファーで59キロ、緊張して自分に負けました。どれだけ急なオファーでも、どこの舞台でも、体重がどうであれ、自分の動きができへんかったことは収穫になりました。征矢とか、越智がどうこうでなくて自分の動きができないと、世界には勝てない。そこを学ばせてもらいました。

やってきたことが出せなかったのは、あの試合が初めてやったんです。体重も威圧感も関係ないです。自分自身に勝っていれば……。自分との向き合い方をもっとシビアにせなアカンって分かったんです。それがあって潤鎮魂歌戦のKO勝ちに結びつきました」

──自分に向き合って勝つとは、どのような解決法があったのですか。

「日常生活ッスね。普段の生活のなかで一瞬の選択、判断。そういうことから試合に関係してくると思います。どれだけ練習していても、普段の生活がだらしなかったり、試合の時と矛盾するような生活をしていると、それは全て戦いに跳ね返ってくると思います。どれだけ強くても、生き方が伴っていないとダメです。

自分ではこれまでもベストを尽くしていたと思っていました。でも、もっとできていた。人に対して、もっと優しくすることもできただろうし」

──人に対して優しくとは、つまり人間として成長しないとMMAで勝てないということですか。

「MMAは人間力やと思います。それが征矢戦に負けてから、潤鎮魂歌戦までに凄く考えたことでした。1日3部練習をして、やり過ぎだ、ケガをするって言われました。でも自分のなかで設定していた限界の先ってありましたね。怪我せずにできたし。

そこからアルファメールに行って、ヨガをやってからの試合ですから、本当に楽しさしかないんです。ただ純粋に自信があって、勝てるって思っているだけで。越智さんは僕が戦ってきた相手のなかで一番強いって言って良い選手です。でも、全く怖さがなくて楽しみが強すぎます」

■ DEEP96計量結果

<DEEPストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]越智晴雄:52.1キロ
[挑戦者]川原波輝:52.15キロ

<バンタム級/5分3R>
昇侍:61.45キロ
CORO:61.4キロ

<フライ級/5分3R>
村元友太郎:56.9キロ
鮎田直人:57.15キロ

<バンタム級/5分3R>
高野優樹:61.65キロ
笹晋久:61.35キロ

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ:56.95キロ
松丸息吹:56.95キロ

<バンタム級/5分2R>
橋本優大:61.55キロ
ヒロヤ:61.65キロ

<フェザー級/5分2R>
岩永翔吾:65.25キロ
西谷大成:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
レバナ・エゼキエル:69.7キロ
畠山祐輔:70.55キロ

■ DEEP95計量結果

<ウェルター級/5分3R>
佐藤洋一郎:77.5キロ
阿部大治:77.35キロ

<メガトン級/5分3R>
関根”シュレック”秀樹:─キロ
酒井リョウ:101.5キロ

<キック63キロ契約/3分3R>
KINGレイナ:63.0キロ
熊谷麻理奈:61.95キロ

<ライト級/5分2R>
大原樹里:70.5キロ
鈴木琢仁:69.85キロ

<ライト級/5分2R>
LUIZ:70.8キロ
大木良太:70.8キロ

<95キロ契約/5分2R>
ジョシュア・ロビンソン:94.95キロ
中村圭佑:94.2キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:65.85キロ
鬼山反猫:66.0キロ

<フライ級/5分2R>
渋谷カズキ:56.85キロ
加藤瑠偉:56.6キロ

<ストロー級/5分2R>
林豊:52.6キロ
キンタ・ジ・エンド:52.35

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DEEP96 Interview J-CAGE ブログ 川原波輝 越智晴雄

【DEEP96】ストロー級王者=越智晴雄に挑戦、川原波輝─01─「足の裏で地面を掴む」=ヨガでパンチ力⤴

【写真】もう半日後に、川原は越智と相対する (C)DEEP

23日(日)、東京都港区のニューピアホールでDEEPがダブルヘッダー=DEEP95 IMPACTとDEEP96 IMPACTを開催する。

その昼夜興行、夜の部のメインで越智晴雄の持つDEEPストロー級王座に川原波輝が挑戦する。

昨年3月以来の再戦、前回は判定負けを喫した川原だが──この再戦を前に「全く怖さはない。楽しみでしかない。世界へ行くための練習試合」と言い切った。これだけの自信を手にした、川原が送ってきた日々とは。


──今回の試合が決まったのはいつ頃ですか。

「2カ月ぐらい前ですね。やらせてもらえるのであれば……潤鎮魂歌戦のKO勝ちも圧倒的やったし、越智以外に相手がおるんやったら戦いますけど、おらへんし。去年の11月からずっと自信満々でした。それが新型コロナウィルスの影響で、この時期になってしまっただけなので。あれからも、アルファメールに3カ月行って、コロナが広まってきた時に帰国したんです」

──ストロー級の川原選手がアルファメールで練習を続けるのは体格的にも厳しくないでしょうか。

「大変です。でもUFCのフライ級の選手もいるし、練習の時はストロー級とかって考えていないです。ソイツと俺、まぁあんまり大きいヤツは無理ですけど、バンタム級ぐらいまでやったら人と人との勝負としてやっています。そこで生き残れたら、強くなっているということなんで」

──なるほどぉ。そこまでの意志を持ってやってきたのですね。ただし帰国後は練習もままならなかったと思います。

「ジムが閉まっているので、1カ月半から2カ月は走って、それとエアリアルヨガに行っていました」

──ヨガですか?

「エアリアルヨガといって布を使って、空中でやるヨガなんです」

──あぁ、TVで視たことあります。ぶら下がっているヤツですよね。

「そうです。サーカスとか劇団の子が通って軟体にするんですけど、夜叉坊と通っていました。週に3、4日ほど」

──その目的と得られるモノは何になるのですか。MMAを戦ううえで。

「体を柔らかくすることです。体が基本ですから、ファイターは。スパーリングとかできない状況だったので、逆にそうやって体と向き合うことにしたんです」

──実際に効果はあるのですか。

「もちろんです。冷や汗がでるぐらい、引き裂かれるので。メチャクチャにハードですよ。普通の練習並みに筋肉痛にもなるし、汗は出るし。自重でぶら下がるわけですから、握力もそうだし背筋とかメチャクチャつきます」

──MMAの練習に戻り、どのような効果が感じられましたか。

「バチバチ出てしますよ。足の裏の感覚を手のようにしていくんです。足の裏で地面を掴む。地面を掴むヨガと、布のヨガと2つやってもらっていたので。地面を掴むヨガで、足の感覚が良くなりステップとか凄く変わりましたよ。

親指の母指球、小指の外、それとカカトの三点で支えるんです。そんなこと考えたこともなかったですし。もともと人間も猿のように足で何かを掴んだりできていたのが、退化して今のようになったって教えられました。

この3点を意識すると、足の裏が手で地面を握る──地面を絞る感覚になってきています」

──結果、何が変わるのですか。

「布で柔軟にもしてきたので、足のブレーキをきかせながら、上半身で相手の攻撃を紙一重で避けることができます。猫が一瞬にして跳ぶみたいな、そんな動作です。鈍感だった部分が、敏感になった感じですね。足元からヒザ、ヒザから腰、腰から腕とみんな体は繋がっていますから」

──それは筋肉が繋がっているということですか、それとも骨と関節の繋ぎなのか。

「筋肉ですね。股関節からパンチも蹴りも全部、生まれている。股関節の柔軟性は大切になってきています。呼吸も腹式呼吸といって鶴太郎がやっているヤツ……」

──川原選手、MMAファイターなら腹式呼吸は鶴太郎さんではなくて、ヒクソン・グレイシーを例えにしましょうよ(笑)。

「アハハハハ。ほんまや、そうですね。でも日本人を例えにしないと。夜叉坊が、鶴太郎を見てって言ってきたので(笑)。腹式呼吸でお腹周りを柔軟にすると、股関節が繋がってくるので動きは変わりました。可動域が広がりましたね」

──つまり技術の幅も広がるということですね。

「ハイ。寝技をやっていても柔軟になったことで、動きが変わりましたよ」

<この項、続く>

■ DEEP96計量結果

<DEEPストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]越智晴雄:52.1キロ
[挑戦者]川原波輝:52.15キロ

<バンタム級/5分3R>
昇侍:61.45キロ
CORO:61.4キロ

<フライ級/5分3R>
村元友太郎:56.9キロ
鮎田直人:57.15キロ

<バンタム級/5分3R>
高野優樹:61.65キロ
笹晋久:61.35キロ

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ:56.95キロ
松丸息吹:56.95キロ

<バンタム級/5分2R>
橋本優大:61.55キロ
ヒロヤ:61.65キロ

<フェザー級/5分2R>
岩永翔吾:65.25キロ
西谷大成:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
レバナ・エゼキエル:69.7キロ
畠山祐輔:70.55キロ

■ DEEP95計量結果

<ウェルター級/5分3R>
佐藤洋一郎:77.5キロ
阿部大治:77.35キロ

<メガトン級/5分3R>
関根”シュレック”秀樹:─キロ
酒井リョウ:101.5キロ

<キック63キロ契約/3分3R>
KINGレイナ:63.0キロ
熊谷麻理奈:61.95キロ

<ライト級/5分2R>
大原樹里:70.5キロ
鈴木琢仁:69.85キロ

<ライト級/5分2R>
LUIZ:70.8キロ
大木良太:70.8キロ

<95キロ契約/5分2R>
ジョシュア・ロビンソン:94.95キロ
中村圭佑:94.2キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:65.85キロ
鬼山反猫:66.0キロ

<フライ級/5分2R>
渋谷カズキ:56.85キロ
加藤瑠偉:56.6キロ

<ストロー級/5分2R>
林豊:52.6キロ
キンタ・ジ・エンド:52.35キロ