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【UFC ESPN42】ノヴァの注目株、マテウス・ニコラウ「ジャパニーズネクタイを教えてくれたのは……」

【写真】Shooto BRからTUF BR→UFC、3勝1敗でフリーとなりBRAVE CF経由でUFCと再契約。その後は3連勝中のニコラウに初インタビューを試みた (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでUFC on ESPN42「Thompson vs Holland」が開催される。

スティーブン・トンプソン✖ケヴィン・ホランドがヘッドライナーの同大会のメインカードに、フライ級のマテウス・ニコラウ✖マット・シュネル戦が組まれている。名門ノヴァウニオン所属のニコラウは、オクタゴンで通算6勝1敗という戦績を残している。

そんなニコラウは日本的にはワールド──国際的にはジャパニーズネクタイを技のレパートリーに加えている。なぜジャパニーズネクタイなのか。その答えにノヴァウニオンの強さが表れていた。


――今週末、マット・シュネルと対戦します。今の調子はいかがですか。

「バッチリだよ。ファイトキャンプも先週末に終えて、フロリダにやってきた。僕らの言葉でいえばシャベ・ジ・オーロ(chave de ouro)、英語だとゴールデン・キー……黄金の鍵で、ドアを開けることができる──まぁ絶好調だってことだよ(笑)」

──今回の試合の準備は、どこで行ってきたのですか。

「基本的にリオデジャネイロのノヴァウニオンでキャンプを行い、時々サンパウロに行ってアレックス・カルドゥーゾとボクシングの練習をしてきた」

──ジャクソン・ウィンクMMAの所属だった時期があったかと思うのですが、もう米国では練習していないのですか。

「この試合は100パーセント、ブラジルだけで準備してきた。ジャクソン・ウィンクには2016年かな1年ほど練習していた時期がある。それからサンパウロのデミアン・マイアの下で1年トレーニングして、5年前にノヴァウニオンに戻ってきたんだ。僕はもともと18歳の時からノヴァウニオンで練習してきたんだよ」

──ブラジル人ファイターも米国のジムで練習をすることが多いですが、マテウスはなぜ1年で米国から戻ったのでしょうか。

「米国のジムでトレーニングをするのはビジネスとして、試合の機会を手にしやすくなるからだよ。UFCは米国の会社で、イベントのほとんどが米国で開催されている。だからブラジルにいるよりも、チャンスは多い。

でも、僕はUFCと契約しているから自分にとってベストの場所で練習する。それがブラジルであり、またノヴァウニオンに戻った理由だよ」

──ノヴァウニオンで練習をしていれば、北米で練習をする必要もないと。

「練習設備と練習仲間、どちらも強くなるためには欠かせない。でも、どちらが重要かといえば僕はトレーナー、コーチ、練習パートナーの方が設備より大切だ。デデ(アンドレ・ペデネイラス)は米国に負けない規模で、最高のトレーニングセンターを建てている。設備も整っている。それでいてノヴァウニオンは、どこにも負けないトレーニングパートナーがいてくれる。特に軽量級はスバ抜けているよ。どんなスタイルの相手と戦うことになっても、ノヴァウニオンのなかで特定の選手を選んで対策練習ができるからね」

──技術的な質問を1つさせてください。マテウスは過去に2度、ジャパニーズネクタイで一本勝ちをしています。MMAの決まり手として、ハーフガードで相手を固定するのでなく、スプロールするようにダースチョークを仕掛ける選手が圧倒的と多いと思うのですが、マテウスはなぜジャパニーズネクタイを選択しているのでしょうか。

「僕のリーチはそれほど長くないというのが、理由の1つだよ。ダースよりジャパニーズネクタイの方がセットしやすいんだ。もちろん対戦相手の反応を見て、ダースチョークにに移行することもある。ハーフガードに対して、どういう風に動いて来るのか。それ次第だね。ジャパニーズネクタイはレオナルド・サントスから習ったんだ。さっきトレーニングパートナーの方が設備より大切だと言ったのは、そういうことなんだよ。

あの時、僕は練習は休みでノヴァウニオンで他の選手の練習を見学していたんだ。そうしたらレオ・サントスが、ジャパニーズネクタイを教え始めた。彼は僕に合っているからジャパニーズネクタイを教えてくれたわけではなくて、他の選手に指導しているのを僕がたまたま見て、次のトレーニングセッションからトライするようになった。あの技術を知っている練習仲間がいて、それを他のパートナーに教えていたから僕はジャパニーズネクタイをフィニッシュホールドに加えることができたんだ」

──なるほどぉ。ではマット・シュネル戦、どのような戦いをしたいと思っていますか。

「全ての領域で、自分の力を発揮して勝利を掴む。どんな状態でも相手がミスをしたら、そこをつく。マット・シュネルがスタンドでミスをすれば、そこにつけこむ。グラウンドでミスをすれば、寝技でつけこむ。そしてファンの皆には、僕が世界のトップ……もっともっと高く飛ぶことができることを示したい」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「ノヴァウニオンの選手たちは、日本のMMAの歴史の一部になっている。デデ、ヴィトー・シャオリン、レオナルド・サントス、マルロン・サンドロ、ドゥドゥ・ダンタス、ジョズエ・フォーミガ、皆、日本で戦ってきた。 

日本の素晴らしいファンの前で戦うことは、僕にとって夢の1つなんだ。日本の豊かな文化に触れたい。ノヴァウニオンのレガシーを継承し、ノヴァウニオンの皆のように日本のMMAの歴史の一部に僕もなりたいと思っている」

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN42対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
マット・シュネル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
シンシア・カルヴィーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
スコット・ホルツマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
マーク・ディアキーシー(英国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ジョナサン・ピアース(米国)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・レヴィ(イスラエル)
ヘナロ・ヴァルデス(英国)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

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MMA UFC   アンドレ・フィアーリョ ニコ・プライス ミシェウ・ペレイラ

1.15『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていた複数の試合が延期・中止に

直前で変更が続出…1.15『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』の対戦カードを紹介(2022年01月13日)

 こちらの続報。


Kay Hansen vs. Jasmine Jasudavicius moved to UFC 270(MMAJunkie)

Jasmine Jasudavicius(Sherdog)

 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていたケイ・ハンセン vs. ジャスミン・ジャスダヴィシウスの女子フライ級マッチが女子フライ級マッチが1月22日にカリフォルニア州アナハイムで開催する『UFC 270: Ngannou vs. Gane』に延期されるとのこと。理由は不明。

 ハンセンは2020年11月の『UFC Fight Night 182: Felder vs. dos Anjos』でコリー・マッケナに判定負けして以来1年2ヶ月ぶりの試合。ジャスダヴィシウスは現在32歳のカナダ人で戦績6勝1敗。9月の『Dana White's Contender Series 39』でジュリアナ・ポラストリに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。



Andre Fialho(Sherdog)

 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていたミシェウ・ペレイラと対戦予定だったムスリム・サリコフが体調不良により欠場、さらにペレイラのセコンドの一人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから、改めて1月22日にカリフォルニア州アナハイムで開催する『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でミシェウ・ペレイラ vs. アンドレ・フィアーリョのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 ペレイラは7月の『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でニコ・プライスに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。フィアーリョは現在27歳のポルトガル人で戦績14勝3敗1無効試合。今回がUFCデビュー戦。


Kleydson Rodrigues vs. Zarrukh Adashev pulled from UFC Vegas 46(MMAFighting)

 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていたクレイドソン・ホドリゲス vs. ザルルフ・アダシェフのフライ級マッチですが、ホドリゲスにインフルエンザの陽性反応が出たことから中止されるとのこと。試合が後日行われるかは不明。続きを読む・・・
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MMA UFC   アレックス・オリヴェイラ ケビン・ホランド ニコ・プライス

ケビン・ホランドがウェルター級転向、3.5『UFC 272』でアレックス・オリヴェイラと対戦


 UFCが3月5日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 272』でケビン・ホランド vs. アレックス・オリヴェイラのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ホランドは10月の『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』で行われたカイル・ドーカス戦が1Rノーコンテストになって以来の試合。ドーカスがリアネイキッドチョークで勝利したと思われましたが、その前のバッティングのダメージが大きかったと判断されノーコンテストとなっています。UFCでは一貫してミドル級で現在ミドル級ランキング14位ですが、ドーカス戦の前は2連敗していたこともあり今回ウェルター級転向初戦となります。

 オリヴェイラは同じく10月の『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』でニコ・プライスに判定負けしており現在3連敗中。続きを読む・・・
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MMA UFN193 アレックス・オリヴェイラ キック ニコ・プライス

【UFN193】消耗戦、最後の最後にトップ奪取のニコ・プライスが、アレックス・オリヴェイラに競り勝つ

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)

間合いの測り合いから、プライスが左右のロー。オリヴェイラが右を伸ばす。独特のヘタウマ打撃のプライスだが、オリヴェイラはリーチが長く蹴り足を掴んで組みを選択する。ケージにオリヴェイラを押し込んだプライスだが、ワキを潜られそうになりボディロックテイクダウンを許した──と思いきや、頭を抱えいたことで下にならずトップを取ることに成功する。

ハーフで細かいエルボーを入れるプライスのトップが続く。プライスはオリヴェイラの潜りを潰し、ヒジを落とす。Zハーフガードからディープハーフに移行しようとしたオリヴェイラは下のままラウンド終了を迎えた。

2R、オリヴェイラはローから左ジャブ、そして左ローを蹴る。左リードフックを当てたオリヴェイラは、右オーバーハンドも入れる。プライスは左右のローも、パンチは届かない。ゆっくりしたハイをダックでかわしたオリヴェイラも、手数は少ない。と、ローに右を当ててトップを取ったオリヴェイラは、オモプラッタを防いでサイドで抑える。変則の三角クラッチから腕十字を狙うプライスは、立ち上がったオリヴェイラに蹴り上げを見せる。

その足を捌き、ニーインベリーからサイドで抑えたオリヴェイラがアメリカーナを狙う。スクランブル狙いのプライスのバックを制し、パンチを落としたオリヴェイラ。プライスは前転で逃げるが、上四方→サイドを許す。ケージキックからハーフに戻したプライスはZハーフへ。オリヴェイラが鉄槌を落とし、ラウンドを取り返した。

最終回、序盤の打撃戦でオリヴェイラがカーフを連続で蹴っていく。ハイキックの空振りから裏拳を繰り出す。ボディから右オーバーハンドを入れたオリヴェイラが、右フックを打ち込む。プライスも右をヒットさせ、オリヴェイラが背中を見せて走り間合いを取り直す。勝負の残り2分、左を当てたプレイスが、ここでもスタンドの鉄槌を繰り出す。前に出て右を振るったプライスが組んでケージにオリヴェイラを押し込む。

ヒザを入れたプライスは、ギロチン狙いに離れる。オリヴェイラのスピニングバックフィストは空振りに。プライスが前に出て、オリヴェイラが回ってカウンターを狙う。左を受けたオリヴェイラが、右&左のフックを入れクリンチでは両ワキを差す。バックに回ったオリヴェイラは、このまま固めてタイムアップを迎える腹積もりか。リストコントロールで逃げに掛かったオリヴェイラから、プライスはテイクダウンを決めてタイムアップまでパンチを落とし続けた。

最後のトップ奪取が決め手となり、プライスが判定勝ちを収めた。」


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MMA UFC UFN193   ジョニー・ウォーカー ジョニー・エドゥアルド チアゴ・マヘタ・サントス ニコ・プライス 修斗

【UFN193】計量終了 22年前、VTJ1999で五味隆典と戦ったジョニー・エドゥアルドが第1試合に登場!!

【写真】来日時はアカデミア・ボクセタイの所属だったエドゥアルド。今は同じ1999年のVJTに出場したアンドレ・ペデネイラス率いるノヴァウニオンの一員だ(C)Zuffa/UFC

2日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN193:UFN on ESPN+51「Santos vs Walker」の計量が3日(金・同)に行われた。

メインはブラジリアン同朋対決のライトヘビー級戦=チアゴ・マヘタ・サントス✖ジョニー・ウォーカーの一戦だ。現在3連敗中と崖っぷちのマヘタと、オクタゴン4勝2敗でさらなる高みを目指したいジョニー・ウォーカー。

フェイスオフではジョニー・ウォーカーが目を見開き、頬をプルプル震わせると、マヘタが掌をヒラヒラとさせて「怖い、怖い」ポーズを取る。直後に2人は笑顔を浮かべハグをして別れた。


ライト級でアレキサンダー・ヘルナンデスと対戦するマイク・ブリーデンが3.5オーバー、女子バンタム級でも──これもブラジル勢対戦となったベチ・コヘイア✖カロル・ロサ戦で、前者が同じく3.5ポンドオーバーとなりファイトマネーの20パーセントが対戦相手に回りキャッチウェイト戦が組まれることになった。

メインカードの女子バンタム級ではメイシー・チアソンと対戦予定だったアスペン・ラッドが137ポンドと2ポンド(※1ポンドオーバー規定だと1ポンド)の超過に。ラッドは複数回スケールに乗り、最終的にはプライバシーボックスを使用。彼女は生理中であったことをSNSで明らかにしており、プライバシーボックス底辺と地面の隙をバスタオルで覆って体重を測っていた。

それでもクリアできず、チアソンが試合に合意せず2人の試合はキャンセルとなった。

結果として体重オーバーが目立った今大会、オープニングファイトでアレハンドロ・ペレスと対戦するジョニー・エドゥアルドに注目したい。41歳となったエドゥアルドは11月5に開催されるVTJの初期バージョン=Vale Tudo Japan1999に出場しているベテランだ。同大会では五味隆典、翌2000年3月に桑原卓也と修斗公式戦で対戦しているエドゥアルド、VTJ出場時点でキャリアは11勝3敗、デビューから3年を経ていた。

エドゥアルドのプロ初戦は1996年11月。宇野薫のプロデビューが同年10月ということを考えても、軽量級のファイターが2021年に世界最高峰で戦っていること自体が一つの奇跡だ。とはいえ、最後の勝利が2016年11月で今回が3年4カ月振りのファイトで、現状2連敗中のエドゥアウド。どのような結果になろうが、古くからのMMAファンなら万感の思いでエドゥアウドの試合を見守りたいことだろう。

■視聴方法(予定)
10月3日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN193計量結果

<ライトヘビー級/5分5R>
チアゴ・マヘタ・サントス: 206ポンド(93.44キロ)
ジョニー・ウォーカー: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド: 183.5ポンド(83.23キロ)
カイル・ダウカウス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)
アレックス・オリヴェイラ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ミドル級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アスペン・ラッド: 137ポンド(62.14キロ)
メイシー・チアソン: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス: 154.5ポンド(70.08キロ)
マイク・ブリーデン: 158.5ポンド(71.89キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョー・ソレツキ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジャレッド・ゴードン: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ケイシー・オニール: 125ポンド(56.7キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
カロル・ロサ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ベイ・コヘイア: 138.5ポンド(62.82キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)
デヴォンテ・スミス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ: 135ポンド(61.24キロ)
ゲェータノ・ピヘロ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
シェイナ・ヤング: 134.5ポンド(61.0キロ)
ステファニー・エッガー: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 136ポンド(61.69キロ)
ジョニー・エドゥアウド: 135.5ポンド(61.46キロ)

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MIKE MMA ONE UFC YouTube   ニコ・プライス ヤナ・クニツカヤ

『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』前日計量動画/アスペン・ラッド vs. メイシー・チアソンがまたも中止に

UFC Fight Night 193 weigh-in results: Three fighters miss, one bout canceled(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Thiago Santos (206) vs. Johnny Walker (204.5)
・Kyle Daukaus (185.5) vs. Kevin Holland (183.5)
・Alex Oliveira (169.5) vs. Niko Price (170.5)
・Misha Cirkunov (185.5) vs. Krzysztof Jotko (185.5)
・Macy Chiasson (136) vs. Aspen Ladd (137)*
・Mike Breeden (158.5)** vs. Alexander Hernandez (154.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Jared Gordon (155) vs. Joe Solecki (155.5)
・Casey O’Neill (125) vs. Antonina Shevchenko (125.5)
・Bethe Correia (138.5)*** vs. Karol Rosa (135.5)
・Jamie Mullarkey (155.5) vs. Devonte Smith (155.5)
・Gaetano Pirrello (134.5) vs. Douglas Silva de Andrade (135)
・Stephanie Egger (135) vs. Shanna Young (134.5)
・Johnny Eduardo (135.5) vs. Alejandro Perez (136)

 『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』前日計量結果。メイシー・チアソンと対戦するアスペン・ラッドが137ポンドと1ポンドオーバー。アレクサンダー・ヘルナンデスと対戦するマイク・ブリーデンが158.5ポンドと2.5ポンドオーバー。カロル・ホサと対戦するベチ・コヘイアが138.5ポンドと2.5ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われる予定でしたが、

Aspen Ladd's troubling weigh-in leads to UFC Fight Night 193 bout cancellation(MMAJunkie)

 結局アスペン・ラッド vs. メイシー・チアソンが中止になっています。ラッドは最初は服を着たまま計量し141.5ポンドと大幅にオーバー。その後服を脱いで再計量しましたが、それでも137ポンドオーバーした上に体が震えていて様子がおかしかったことから中止されています。ラッドとチアソンは当初7月の『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』で対戦予定でしたが、この時はチアソンの足の負傷により直前で中止されており今回が仕切り直しマッチになるはずでした。また、ラッドはこの試合が2019年12月の『UFC on ESPN 7: Overeem vs. Rozenstruik』でヤナ・クニツカヤに3R TKO勝ちして以来1年10ヶ月ぶりの復帰戦になる予定でしたが、さらに復帰が遅れることになります。




 前日計量動画。


UFC Fight Night 193 predictions: Who's picking Johnny Walker to upset Thiago Santos?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・チアゴ・サントス vs. ジョニー・ウォーカーはサントス支持10人、ウォーカー支持3人。

・ケビン・ホランド vs. カイル・ドーカスはホランド支持11人、ドーカス支持2人。

・アレックス・オリヴェイラ vs. ニコ・プライスはオリヴェイラ支持1人、プライス支持12人。

・ミーシャ・サークノフ vs. クリストフ・ジョッコはサークノフ支持7人、ジョッコ支持6人。

・アレクサンダー・ヘルナンデス vs. マイク・ブリーデンは13人全員ヘルナンデス支持。続きを読む・・・
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【UFC264】試合結果 マクレガー、足首壊れポイエーに敗北。オマリーはタフすぎるモウティーニョに激勝!!

【写真】ビッグネームとの対戦にケリをつけ、次の狙いはシャーウス・オリヴェイラか(C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC264「Poirier vs McGregor 3」が開催された。

メインのライト級5回戦は初回終了間際にコナー・マクレガーが足を負傷し、試合速攻不可能となりダスティン・ポイエーが、トリロジーの最終幕でTKO勝ちを収めた。

セミのウェルター級はジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが宣言通りテイクダウンを織り交ぜてスティーブン・トンプソンに判定勝ち、注目のショーン・オマリーは驚異的なタフネスさを誇るクリス・モウティーニョにパンチを入れ続け、3RにTKO勝ちを手にしている。

プレリミではニコ・プライスを相手に、限定四次元殺法&正道的なMMAでミシェウ・ペレイラが判定勝ち、ライアン・ホールは寝技の展開に持ち込めずイリャ・トプリアにパウンドアウトされている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ショーン・オマリー✖クリス・モウティーニョ
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タイ・ツイバサドリキュス・デュプレシー

UFC264「Poirier vs McGregor 3」
<ライト級/5分5R>
○ダスティン・ポイエー(米国)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×コナー・マクレガー(アイルランド)
<ウェルター級/5分3R>
○ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)3R
判定
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×スティーブン・トンプソン(米国)
<139.5ポンド契約/5分3R>
○アイリーン・アルダナ(メキシコ)1R4分35秒
TKO
詳細はコチラ
×ヤナ・クニツカヤ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
○ショーン・オマリー(米国)3R4分33秒
TKO
詳細はコチラ
×クリス・モウティーニョ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○マックス・グリフィン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×カーロス・コンディット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ミシェウ・ペレイラ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○イリャ・トプリア(ドイツ)1R4分47秒
KO
詳細はコチラ
×ライアン・ホール(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)2R1分41秒
TKO
詳細はコチラ
×トレヴィン・ジェイルズ(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ジェニファー・マイア(ブラジル)3R
判定
×ジェシカ・アイ(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ブラッド・タヴァレス(米国)3R
判定
×オマリ・アクメドフ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
○ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)1R2分02秒
ギロチンチョーク
×ジェローム・リヴェラ(米国)

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MMA UFC UFC264 ニコ・プライス ミシェウ・ペレイラ

【UFC264】一瞬四次元。バック宙からマウントを取った寝技でペレイラが、プライスから逃げ切り勝利

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ニコ・プライス(米国)

タッチグローブから足を使うペレイラが、まず左を当てる。同時にアイポークがあったとアピールし、試合が早々に中断する。再開後、ケージの前を左右に動くペレイラが前蹴り。組んだプライスが組んでケージへ押し込む。シングルから右腕を差したプライスに対し、回ったペレイラが離れる。右ミドルをキャッチして倒したペレイラは、前転パスではなく距離を取って離れる。

試合はスタンドに戻り、蹴りでの制空権争いが続きペレイラが左ハイを繰り出す。ケージを蹴ってのスーパーマンパンチも、プライスは組んでケージに押し込む。離れてパンチを交換した両者、ペレイラが大きく動き左ジャブをヒットさせる。さらに右フックを見せ左を当てると、蹴り足を捌いてプライスを崩す。ガードを取ったプライスを立たせたペレイラは、ケージを蹴ってのスーパーマンパンチもかわしたプライスが組んでいく。押し返し、ヒザをボディに入れて離れたペレイラが、スイッチして左ハイ。左ボディフックも入れたペレイラは、最後に浴びせ蹴りを見せ──空振りも初回をモノにした。

2R、独特のリズムで、体を揺らして左右のローを蹴るプライスだが、腹に前蹴りを受けて顔をしかめる。右カーフを蹴ったプライスが、その足をすくわれ倒される。ここでついにペレイラがバック宙からスタンプ、動きが止まったプライスからマウントを奪う。アメリカーナを狙い、パンチに移行したペレイラが再びアメリカーナから肩固めへ。頭を起こして左右のパンチを連打すると、プライスが背中を見せる。四の字フックで前転にも反応したペレイラはマウントに戻り、腰を押されてのブリッジも足を解除にしてスタンドでバックコントロールに。

プライスはビクトル投げからヒザ十字、足を抜いたペレイラがスタンドに戻るがパンチを連打される。シングルレッグにギロチン、外されたペレイラがヒザをボディにいれるが、グラウンド戦で相当に疲れたようだ。残り30秒で離れたペレイラを追いかけて、左を当てたプライスは、右エルボーからパンチの連打へ。腰を落とし、腹を据えたペレイラが打ち返し時間となった。

序盤のグラウンド戦でラウンドを2つとも取ったと思われるペレイラだが、相当に疲れているのは確かだ。最終回、粗いパンチの打ち合いのなかでプライスがダブルレッグ。ペレイラがケージを背に耐えて離れる。ジャブの差し合いから右を入れたプライスに対し、ペレイラの左ミドルが急所をかすめ、プライスがヒザをつく。再開後、プライスが右を2発当てる。跳びヒザもその場飛びになったペレイラが、着地にパンチを合わされる。それでもペレイラは右を当てるが、力が感じられない。

プライスが頭から突っ込み、ケージに押し込む。離れたペレイラが左ミドル、さらに回りながら左を伸ばす。ワンツーで前に出たプライスが、前蹴りを顔面に届かせる。残り2分、ジャブを差し合った両者、ニコ・チャントを背にプライスは前に出てクリンチ。押し返したペレイラが、ケージの前を回る。右を出して飛び込んだプライスすが、シングルレッグにも回転しながらスクランブル。スタンドに戻って右をヒットする。

残り20秒でダブルレッグに出たペレイラ、プライスはスプロールしてパンチを連続で打ち込む。足が揃って、殴り返したペレイラが追い込まれた状態でタイムアップに。最終回は10-8もあり、28-28のドローまでプライスが盛り返したこともありえる──が、ジャッジの裁定は3者とも29-28でペレイラを支持した。

不満げな表情を浮かべたプライスを肩車して諫めたペレイラ、見事なインサイドワークを試合後も見せた。


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MMA UFC UFC264 イリャ・トプリア カーロス・コンディット コナー・マクレガー ショーン・オマリー ジルベウト・ドゥリーニョ スティーブン・トンプソン ダスティン・ポイエー トレヴィン・ジレス ドリキュス・デュプレシー ニコ・プライス ライアン・ホール

【UFC264】トプリアと対戦する、ライアン・ホール─02─「チャレンジできる人生。それがここいる理由」

【写真】拳を固めるトプリアに対し、ファイティングポーズを取らないホール。良い味をしている (C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC264で、イリャ・トプリアと戦うライアン・ホール・インタビュー後編。

2年振りの試合で、ハードパンチャーのトプリアと相対するホールは、スタイル的には純粋グラップラーだ。その一方で、彼はグラップリングで勝負するためだけでなく、ポイントアウトするためにも徹底的に頭を使って戦ってきた。

ストロングポイントは絶対的に柔術であることは間違いない。それでも柔術以外の部分で勝負する必要があるライアンにとって、MMAを戦うことは彼の柔術を進化させることだという。

努力と工夫の人、ライアン・ホールがMMAで戦い続ける理由を尋ねた。

<ライアン・ホール・インタビューPart.01はコチラから>


──確かにその通りですね。

「イリャ・トプリアはスタンドだけでなく、グラウンドでもパワフルだ。自分の持っている技術を使い、しっかりと自制しながら試合を組み立て、正しいタイミングで攻めることができる機会を創る。

そのためにも、イリャ・トプリアのプレッシャーを受け過ぎない位置取りが必要になってくる。一か所に立ち止まることは避けたいと思う。あのプレッシャーに晒されて、同じ場所に留まることは本当に危険だから」

──ところでライアンの下になっても構わないという戦い方は、現在のMMAにおいては異質中の異質です。ファンだけでなく、ジャッジもライアンが下からコントロールしていてもスクランブルして立ち上がるより評価しません。この打撃とトップ重視のMMAを戦い続ける理由はどこにあるのでしょうか。

「もちろん、この状況にフランスとレーションを感じることはあるよ。彼らが僕のすることを理解する必要がないように振る舞うことに関してはね。

でも、そこは僕にとって実はアドバンテージでもあるんだ。僕が何をするのか分かっていない人間がいるということは。もちろん、ガードワークの有効性が理解されないのは残念でもあるけど、この状況で戦うことをエンジョイしているよ。

メンタル、フィジカル、エモーショナルな部分も含め、全てが僕にとってチャレンジだ。この僕の挑戦を受けてくれる皆を心から尊敬している。こんなチャレンジができる人生って、そんなにないと思うんだ。それこそが僕が、今ここにいる理由だよ。

マーシャルアーチストとして、全力を尽くしたUFCで戦う。今回の試合は、凄くタフだからこそ遣り甲斐があるんだよ。絶対に勝機を見つけ出すよ」

──ライアン、なんとも素晴らしい言葉です。ところでオクタゴンの中に足を踏み入れた時、ライアンはMMAファイターなのでしょうか。それとも柔術家なのですか。

「僕はMMAファイターでありたいと思っている。全てのマーシャルアーツは素晴らしいものだから。ボクシングは素晴らしい、柔術、レスリング、柔道、空手、テコンドーはみな美しいアートで、それぞれが特別だ。

全てのマーシャルアーツをリスペクトしている。と同時にずっと学んできた柔術をMMAというニューエリアで戦うことで、さらに成長させたいと思っている。それこそが僕の挑戦なんだ。

それにね、僕のように柔術を武器にMMAを戦ってきた選手をUFCではまだ見たことがなかった。MMAで戦う僕に対して、今も続く柔術界からのサポートの声には本当に感謝している。応援してくれる声で背中を押されて、自分が目指すマーシャルアーチストになりたいと思っている」

──う~ん、本当に素晴らしい心掛けですね。ところでパンデミック後、米国ではノーギ・グラップリングのプロ大会が存在感を増しました。純粋グラップラーだけでなく、MMAファイターも出場しています。ライアンはWNOやコンバット柔術、SUGで戦うことは考えないですか。

「グラップリングに戻るなら、それ相応の準備期間が必要だ。でも、今はMMAに専念したい。僕がグラップリングを戦うなら、頭にあるのはADCC2022かな。ADCC2022の77キロ級に出たいと思う」

──66キロではなくて、77キロなのですか!!

「66キロをキープして戦うのは、地獄だよ(笑)。だから、もう少し大きくしないとね。77キロはよりハイレベルだし。ただ、今はそれほど真剣に考えているわけじゃない。今はUFCでMMAを戦うことにフォーカスしたいんだ」

──ライアン、今日はありがとうございました。最後にガードワークの重要性を知る日本のファンに一言お願いします。

「僕はジャパニーズMMAの大ファンだった。このスポーツは大いに日本から影響を受けている。僕のチャレンジを日本のファンが見てくれているなら、凄く嬉しいよ。土曜日はベストを尽くし、どの局面でも戦い続ける。絶対に諦めることなく戦うことを約束する」

■視聴方法(予定)
7月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC264計量結果

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 156ポンド(70.76キロ)
コナー・マクレガー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ: 263ポンド(119.29キロ)
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ヤナ・クニツカヤ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
クリス・モンティーニョ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン: 170.5ポンド(77.34キロ)
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145ポンド(65.77キロ)
イリャ・トプリア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレヴィン・ジレス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェシカ・アイ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ブラッド・タヴァレス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェローム・リヴェラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)
フ・ヤオゾン: 185.5ポンド(84.14キロ)

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BELLATOR MMA UFC UFC264 アンソニー・ペティス イリャ・トプリア カーロス・コンディット キック コナー・マクレガー ショーン・オマリー ジルベウト・ドゥリーニョ スティーブン・トンプソン ダスティン・ポイエー トレヴィン・ジレス ドリキュス・デュプレシー ニコ・プライス ミシェウ・ペレイラ ライアン・ホール レイモンド・ダニエルズ ヴァグネウ・ホシャ 若松佑弥

【UFC264】再出発、ジルベウト・ドゥリーニョ─02─「UFCファイター? ユーヤはUFC王者になれる」

【写真】レイモンド・ダニエルズとのトレーニングの成果は!! (C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC264「Poirier vs McGregor3」で、スティーブン・トンプソンと対戦するジルベルト・ドゥリーニョ・バーンズ・インタビュー後編。

(C)Zuffa/UFC

サンフォードMMAの盟友、超ド級ストライカーのビセンチ・ルケがハマってしまったワンダーボーイのトリックに対し、ドゥリーニョはキャンプ中にレイモンド・ダニエルズと対策を施していた。

またこの間、サンフォードMMAで出稽古を行っていた若松佑弥を「UFC王者になれる」とドゥリーニョは絶賛した。

<ジルベウト・ドゥリーニョ・インタビューPart.01はコチラから>


──テイクダウンを視野に入れているということですね。楽しみです。ところでチームメイトのビセンチ・ルケとは、ワンダーボーイ戦について話しましたか。彼はトンプソンに敗れています。

「ビセンチとワンダーボーイの試合も含めて、いつも僕は彼のコーナーにいるんだ。今、ビセンチはブラジルにいるけどスパーリングのビデオを送って、アドバイスをずっと貰っていた」

──ビセンチは前に出ても、詰め切ることができずパンチを被弾する形で敗れました。

「ビセンチも僕もアグレッシブなファイターだ。ただし、グラップリングを含めるとスタイルが違う。ビセンチも組んで戦うことができるけど、僕は組み続けて戦うことができる。組みの展開を増やすことで、ビセンチの時のような試合にはならないだろう」

──ところでワンダーボーイと戦うにはファンの期待とは別に、待って彼に前へ出てこさせるファイトも選択肢の一つとしてあるのではないかと思うのですが。

「確かに、その選択肢はあるよ。彼を前に出てこさせるという戦いはある。でも、僕の戦い方は待ちじゃない。前に出て、色々と仕掛けることだ。そこで自分の展開にならないなら待つこともあるだろうね。タイロン・ウッドリーやアンソニー・ペティスがやったように。

いくつかキャプションもあるし、それだけのトレーニングを積んできた。アグレッシブにも戦えるし、我慢の試合もできる。とにかく全ての力を使って勝利を手にするよ」

──このところドゥリーニョは打撃の成長を見せつけてきましたが、この試合は柔術がカギを握りそうですね。

「イエス。柔術とレスリングを世界に見せる格好の機会になると思っている。ハイレベル・ストライカーをテイクダウンして、極める。これ以上の舞台はないだろう。ワンダーボーイのゲームをされると、正直厳しい。だから僕の柔術ゲームに持ち込む。

そのためにサンフォードMMAではレイモンド・ダニエルズと練習してきたんだ」

Bellatorで活躍するダニエルズは、現Bellatorキックのウェルター級王者で。過去にWAKOやポイント空手でも成功を収めている(C)BELLATOR

──おお、トンプソンと同じ米国ジェントルマンキックの雄と準備をしてきたのですね!! 

ダニエルズはサイドキックとジャブ&ストレート、そして後ろ回し蹴りという戦いでは、ワンダーボーイに引けを取らないです。

「その通り。1日に2回、1カ月間レイモンドと準備をしてきた。レイモンドはワンダーボーイのコピーもしてくれるし、何よりもあの独特なスタイルを詳しく解析してくれた。スティーブンが仕掛けてくるであるトリック、そして僕が犯してはいけないミスについて繰り返し、繰り返しアドバイスを受けてきた。レイモンドにはキャンプ中に多大なるサポートをしてもらったよ」

──トンプソンはステップを常に続けます。その動きを目で追うと、混乱してしまうかもしれないですが、あのステップとスイッチの合間に起こる……とあるタイミングで、彼の体はテイクダウンに対して無防備になるような。角度的にみて、組みに弱い姿勢になることが度々あるように見えます。

「フフフフ。良いポイントを見ているね。とてもMMAを考察している意見だ。でも、それ以上は話さないでくれ。ここから先はオクタゴンの中を見てほしい(笑)」

──ハハハハハ。了解しました。ところ、1カ月サンフォードMMAには若松佑弥選手が日本から出稽古に出かけていたと思います。彼と接触することはありましたか。

「もちろんだよ。サトーがしっかりとユーヤをフォローしていたよ。ユーヤが来てくれて、サンフォードの皆がハッピーになれた。ユーヤはベリー、ベリー、ベリーグッドだ。彼は少しでも早くサンフォードMMAに戻ってきたいと言っていたよ。

この1カ月の間にテイクダウン、グラップリングともに凄く成長したし、ストライキングは元から良かった。ユーヤの練習を見るたびに、感心させられたんだ。毎回、成長が見て取れたからね。またサンフォードMMAに来てほしい、もの凄い可能性を秘めているからね」

──そこまでですか……。平たい言い方になりますが、UFCファイタークラスの実力を若松選手は持っていますか。

「UFCファイター?  いやUFCチャンピオンになれる力を持っている。素早いし、ファイトIQが高い。ヴァグネウ・ホシャの柔術のクラスで、色々と質問をして、すぐに自分の動きに反映さえることができていた。あの吸収力は素晴らしいよ。もちろん、もう少し試合数を重ねて経験を積む必要があるけど、彼はチャンピオンになれる力を持っているよ。

フロリダにやってきた当初は、コミュニケーションを取ることも苦労していた。でも最後の方は英語も凄く上達していた。凄くスマートだ。今回は数週間だけだったけど、数カ月……そうだね3カ月、いや半年間サンフォードにいれば、一段階違うファイターになれるだろう。それぐらい、ユーヤは良い選手だ」

────おお、ドゥリーニョがそう言っていることを知ると若松選手もさらに気合がはいると思います。彼への言葉を含め、今日はありがとうございました。土曜日の試合、期待しています。

「こちらこそ、ありがとう。日本のMMAファン、柔術ファンの皆に喜んでもらえる試合をするよ」

■視聴方法(予定)
7月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC264計量結果

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 156ポンド(70.76キロ)
コナー・マクレガー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ: 263ポンド(119.29キロ)
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ヤナ・クニツカヤ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
クリス・モンティーニョ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン: 170.5ポンド(77.34キロ)
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145ポンド(65.77キロ)
イリャ・トプリア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレヴィン・ジレス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェシカ・アイ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ブラッド・タヴァレス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェローム・リヴェラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)
フ・ヤオゾン: 185.5ポンド(84.14キロ)

The post 【UFC264】再出発、ジルベウト・ドゥリーニョ─02─「UFCファイター? ユーヤはUFC王者になれる」 first appeared on MMAPLANET.