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【TTFC10】メインでエフェヴィガ雄志と対戦、闘牛エマニュエル・サンチェス「戦うこと、それが全てだ」

【写真】この暑さを歓迎できる。それだけで、タフさが伝わってくる…… (C)MMAPLANET

16日(金)に東京都練馬区のココネリ・ホールで開催されるTribe Tokyo Fight Challenge 10のメインで、エマニュエル・サンチェスがエフェヴィガ雄志と対戦する。
Text by Manabu Takashima

Bellatorフェザー級タイトルコンテンダー、フェザー級ワールドGPベスト4とサークルケージで9年間に渡り活動してきた34歳のベテランファイター=サンチェス。エルトロの異名を持つ彼にインタビューを試みると、初めての日本での試合を心底楽しみ、暑さも含めて日本で経験できることを全てエンジョイしている様子が伝わってきた。

そんなサンチェス、Bellator以降のキャリアの目標をUFCと断言した。


――飛行機の問題で来日が1日遅れ、東京に着いたのは昨日だったそうですね。疲れはないですか。

「全くないよ。米国で戦う時もトレーニングのスケジュールによっては、夜にしっかりと眠れないこともある。大したことじゃない。それでもすぐに起きて、トレーニングに向かう。時差はあるんだけど、たいして影響はないみたいだ」

――初めての日本ですか。

「そうだよ。街を歩いている人が、きちんとしているね(笑)。渋滞もあるけど、それほどじゃない。暑いね。最高だ。湿度も高いけど、それほど気にならない」

――この猛暑がお気に入りですか……。

「ホテルにいればエアコンがあるし、水をたくさん飲めば良いだけだよ(笑)。体調は凄く良い。ビタミンを摂って、ホットバスにエプソムソルトを入れて浸かれば、どんどん汗をかける。

そういえば昨日、イーブスがエプソムソルトを探しにいって言葉が通じずに困ったそうだよ(笑)。ちょっと日本語を勉強しないといけないね。ファイトで旅行でも、日本が話せると助かることもあるだろう(笑)。でも、凄く気に入っているよ。フライトは長い。でも、それだけの価値がある」

――そういえば、今回はイーブス・エドワースを伴っての来日と聞きました。エマニュエルは長年、ミルウォーキーのルーファスポートでトレーニングをしていた印象が強いですが、イーブスとはどのような関係なのでしょうか。

「1年前にテキサスのヒューストンに移ったんだ。イーブスやUFCやBellatorで戦うファイター、そして若くて活きの良い選手が揃っている。凄く良い練習ができているよ。皆で、一緒にハードなトレーニングに向き合うことができるからね。

ミルウォーキーと同じでテキサスには同胞(※メキシコ人)も多いし、何と言ってもバカ暑いのが良いよ(笑)。日本と同じぐらい暑い。寒いのは嫌いだ。バイオセラピーでコールドバスには浸かっているけど、屋外だと冬も雪も嫌なんだ。暑くて、汗ばんでいるのが好きで。水やジュースをたくさん飲んで、しっかりとハイドレーションができる。暑さはファイターにとって、都合が良いよ」

――キャリア13年、30戦以上の経験を持つエマニュエルが日本でアップカミング・ファイターのエフェヴィガ雄志選手と対戦する。今回の試合には、どのような気持ちで臨んでいるのでしょうか。

「戦うこと、それが全てだ。誕生日の5日後に戦うのも最高だしね。コールがあったとき、『レッツゴー』と即答したよ。でも、日本だと聞いて『何だって?』、『マジか』と(笑)。8月に日本で期待されている選手と戦う。もう神様からの贈り物かと思ったよ。神に感謝している。本当にハッピーだ」

――昨年6月を最後にBellatorを離れ、MMAファイターとして新たなチャプターを歩んでいるかと思いますが、今はどこに目標を置いて現役生活を続けているのですか。

「UFCだ」

――えっ……。

「UFCとは長い間、話をしてきた。Bellatorで戦っている時もね。Bellatorは全てにおいて素晴らしいプロモーションだった。でもPFLに売却した時にマネージャーやチームメイトと話して、『思ったように試合機会を得ることができないかもしれない』という結論に至った。本当に大きな変化が起こったわけだし。今後が不透明過ぎたんだ。僕は試合数を確保したかった。体が言うことを聞かなくなる前に……戦うことができている間は、少しでも多く試合をしたい」

――とはいえ34歳になったファイターがUFCと契約するのは、本当に難しくないですか。

「ハードだよ。だから戦う。1試合、1試合を正しい相手、正しいプロモーションで戦う。自分が強くなり、成長する試合を続けるんだ。もちろん、勝ち続けないといけない。マネージャーとチームからOKが出た相手と戦い、勝って正しい道を進む。前進あるのみだ」

――そこで戦うエフェヴィガ雄志選手の印象を教えてください。

「とても強いファイターだ。いや、とても強くなる可能性を持っているファイターだ。これまでもそうだけど、対戦相手のことを意識過ぎて戦ったことはない。しっかりと技術面はチェックするけどね。フィジカルが強いと言われているようだけど、俺もそっちは強いからね。

ユージはサムライ・スピリットを持つ尊敬すべきファイターだ。そんなユージが相手だから、MMAとして良い試合を皆に見てもらいたいと思っている。全ての力を駆使して戦いたい。ユージもそうあってほしい。そして、僕が勝つ。凄くワクワクしているよ。ユージとの試合を楽しみたい」

■視聴方法(予定)
8月16日(金)
午後6時25分~ツイキャスLIVE

■TTFC10対戦カード

<ライト級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
エフェヴィガ雄志(日本)

<64キロ契約/5分3R>
上田直毅(日本)
ティオール・タン(ミャンマー)

<フェザー級/5分2R+Ex>
大越崇宏(日本)
小森真誉(韓国)

<ライト級/5分2R+Ex>
岩倉優輝(日本)
チェ・ジョンミン(韓国)

<グラップリング78キロ契約/10分1R>
伊集龍皇(日本)
室谷勇汰(日本)

<フェザー級/5分2R+Ex>
渡辺謙明(日本)
工藤諒司(日本)

<フェザー級/5分2R+Ex>
狩野優(日本)
轟轟(日本)

<バンタム級/5分2R+Ex>
永井奏多(日本)
唐沢タツヤ(日本)

<ライト級/5分2R+Ex>
後藤亮(日本)
グラップラー脇(日本)

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F1 MMA o UFC UFC Fight Night   カーラ・エスパルザ ケイラ・ハリソン ケトレン・ヴィエイラ ジャン・ウェイリ ソルト ティーシャ・トーレス ホーリー・ホルム

10.5『UFC 307』でケトレン・ヴィエイラ vs. ケイラ・ハリソン、カーラ・エスパルザ vs. ティーシャ・ペニントン



 UFCが10月5日にユタ州ソルトレイクシティで開催する『UFC 307』でケトレン・ヴィエイラ vs. ケイラ・ハリソンの女子バンタム級マッチが行われるとのこと。

 ヴィエイラは昨年7月の『UFC Fight Night 224: Aspinall vs. Tybura』でパニー・キアンザドに判定勝ちして以来1年3ヶ月ぶりの試合。現在UFC女子バンタム級ランキング2位。ハリソンは4月の『UFC 300: Pereira vs. Hill』で行われたUFCデビュー戦でホーリー・ホルムに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。現在UFC女子バンタム級ランキング3位。


 同じく『UFC 307』でカーラ・エスパルザ vs. ティーシャ・ペニントン(ティーシャ・トーレス)の女子ストロー級マッチが行われるとのこと。

 エスパルザは2022年11月の『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』でジャン・ウェイリに2Rリアネイキッドチョークで敗れて女子ストロー級王座から陥落して以来1年11ヶ月ぶりの試合。ペニントンは5月の『UFC on ESPN 56: Lewis vs. Nascimento』でタバサ・リッチに判定負けして以来の試合で2連敗中。続きを読む・・・
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MMA o UFC UFC Fight Night   ジョゼ・アルド ソルト マリオ・バウティスタ リッキー・シモン

10.5『UFC 307』でジョゼ・アルドとマリオ・バウティスタが対戦



 UFCが10月5日にユタ州ソルトレイクシティで開催する『UFC 307』でジョゼ・アルド vs. マリオ・バウティスタのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 アルドは5月の『UFC 301: Pantoja vs. Erceg』で行われたジョナサン・マルティネス戦で1年9ヶ月ぶりに復帰し判定勝ちして以来の試合。現在UFCバンタム級ランキング8位。

 バウティスタは1月の『UFC Fight Night 234: Ankalaev vs. Walker 2』でリッキー・シモンに判定勝ちして以来の試合で6連勝中。現在UFCバンタム級ランキング12位。続きを読む・・・
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F1 MMA o UFC   イアズミン・ルシンド カロリーナ・コバケビッチ ソルト

10.5『UFC 307』でマリーナ・ロドリゲスとイアズミン・ルシンドが対戦



 UFCが10月5日にユタ州ソルトレイクシティで開催する『UFC 307』でマリーナ・ロドリゲス vs. イアズミン・ルシンドの女子ストロー級マッチが行われることをAg Fightが確認したとのこと。

 ロドリゲスは4月の『UFC 300: Pereira vs. Hill』でジェシカ・アンドラジに判定負けして以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング6位。

 ルシンドは5月の『UFC 301: Pantoja vs. Erceg』でカロリーナ・コバケビッチに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。続きを読む・・・
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JAM MMA o UFC   アマンダ・ヌネス アーノルド・アレン カルヴィン・ケイター ソルト マイラ・ブエノ・シウバ モフサル・エフロエフ ラケル・ペニントン

10.5『UFC 307』でラケル・ペニントン vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級タイトルマッチ/モフサル・エフロエフ vs. アルジャメイン・スターリング



 10月5日にユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで開催される『UFC 307』でラケル・ペニントン vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級タイトルマッチが行われることをSportsnetのアーロン・ブロンズテーター記者が確認したとのこと。

 ペニントンは1月の『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』で行われた女子バンタム級王座決定戦でマイラ・ブエノ・シウバに判定勝ちし新チャンピオンになって以来の試合で6連勝中。今回が初防衛戦。

 ペーニャは2022年7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でアマンダ・ヌネスに判定負けし王座陥落して以来2年3ヶ月ぶりの試合。現在UFC女子バンタム級ランキング1位。


 同じく『UFC 307』でモフサル・エフロエフ vs. アルジャメイン・スターリングのフェザー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 エフロエフは1月の『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』でアーノルド・アレンに判定勝ちして以来の試合でプロデビュー以来18連勝中(UFC8連勝中)。現在UFCフェザー級ランキング5位。

 スターリングは4月の『UFC 300: Pereira vs. Hill』でカルヴィン・ケイターに判定勝ちして以来の試合。現在UFCフェザー級ランキング8位。続きを読む・・・
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45 AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05   アダム・ピコロッティ アレックス・ポリッジ アンソニー・ロメロ アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ カール・アルベクツソン ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジョシュ・シルヴェイラ セルヒオ・コッシオ ソルト ソロモン・レンフロ トム・ブリーズ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ミカエル・デュフォー ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】計量終了 とにかく殴り勝つしかないパトリッキー×ミランダ。非情なLH級1位×2位対決

【写真】これがPFL、100万ドルに向けたの戦いだ(C)PFL

21 日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのハンツマンセンターで開催されるPFL2024#05の計量が、20日(木・同)に行われた。2024年第5戦はライト級とライトヘビー級のレギュラーシーズン最終戦となる。
Text by Manabu Takashima

初戦を終えてライト級の上位4選手=プレイオフ進出圏内はミカエル・デュフォー、クレイ・コラード、そしてエルヴィン・エスピノーザの4名だ。


とはいえデュフォーとコラード、そしてプリマスが5P獲得で、エスピノーザは4P、もう1人勝ち星を手にしているガジ・ラバダノフは3Pで、この両者が今大会で潰し合う。

デュフォーは7位のアダム・ピコロッティと、コラードは10位のマス・ブーネルと戦うわけでは、彼としては何としてもクイックシックスを狙う相手に3Pを手にできれば、プレーオフ進出が見えてくるので、敢えてフィニッシュを狙う必要がないファイト故にさらなるポイントの獲得もなるかもしれない。

ソロモン・レンフロと対戦するピコロッティも同様だが、レンフロが計量失敗で-1Pが確定しており、この時点でプレーオフ進出は他の試合でドローが続くという奇跡が起こらなければ絶望的となっている。

そのなかで注目なのは初戦で2R TKO負けした者同士、パトリッキー・フレイレとブルーノ・ミランダの一戦となる。上位陣の敗北があること前提で、両者揃って必要なのはクイック6だ。そして、それが可能なファイトスタイルの持ち主同士の対戦で、さらにいえば前戦からのインターバルは70日しかない。

特にパトリッキーはダメージの蓄積が心配されるからこそ、ピットブルらしくGo for Brokeファイトを展開するに違いない。しかもライト級全5試合中、後ろから2番目にこのカードは組まれている。つまりそれまでの状況だけでなく、クレイ・コラードが2Rまで敗れる可能性に賭けてパトリッキーとミランダは、KO狙いの殴り合いを展開することになる。

ライトヘビー級は初戦が全て初回決着、つまり上位5選手が6Pで、下位5選手が0Pという優劣なハッキリした状況下にある。

それなのに1位ロブ・ウィルキンソンと2位のジョシュ・シルヴェイラが潰し合うという──非情なまでのカードが切られた。この理不尽さこそ、PFLの妙といえる。

■視聴方法(予定)
6月22日(土)
午前5時45分~U-NEXT

■ PFL2024#05計量結果

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
マス・ブーネル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ: 155ポンド(70.31キロ)
ブルーノ・ミランダ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 204.8ポンド(92.89キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 203.8ポンド(92.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
アレックス・ポリッジ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205.2ポンド(93.07キロ)
トム・ブリーズ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)
エルヴィン・エスピノーザ: 155.8ポンド(70.66キロ))

<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー: 156ポンド(70.76キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)
セルヒオ・コッシオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス: 204.8ポンド(92.89キロ)
カール・アルベクツソン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
ジュリアン・ルイス(米国)

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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 ソルト ハイライ・ウーシャアモー

【Shooto2024#04】バックコントロールに徹したウーシャアモーがQOPソルトをスプリットで下す

<女子ストロー級/5分3R>
ハイライ・ウーシャアモー(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
ソルト(日本)

ソルトがサウスポースタンスで一気に距離を詰める。組んだウーシャアモーがケージに押し込み、さらにバックコントロールへ。リフトしてグラウンドに持ち込んだウーシャアモーはバックマウントを奪取した。四の字フックに移行したウーシャアモーは、立ち上がるソルトをバックコントロールで制し続ける。再びグラウンドに引きずりこんだウーシャアモーに対し、ソルトが正対して立ち上がる。しかし首を制しているウーシャアモーがケージに押し込んでいく。差し返したソルトがヒザを突き上げる。切り返したソルトはウーシャアモーをケージに押し込み、右ヒジを叩きつける。ケージ際で差し合いが続いたあと、離れたソルトが打撃で攻め込んだが、右スピニングバックフィストをかわされ、ボディロックで組まれてしまう。またもウーシャアモーがバックコントロールからグラウンドに持ち込み、パンチを落としていった。

2R、今度はオーソドックスで突っ込んだソルトだが、ウーシャアモーの右ストレートを受ける。左ジャブを突いて回るソルトが、前に出るとウーシャアモーが組んでドライブする。ボディロックでケージに押し込むウーシャアモーだが倒せず。離れるとソルトの前蹴りがヒットし、ウーシャアモーが下がるように。ソルトの左ジャブをかわしてシングルレッグで組んだウーシャアモーがバックに回る。右足を差し入れたウーシャアモー。ソルトはその右足にヒジを打ち込み、解除させた。バックコントロールからグラウンドに引き倒されると、ソルトもすぐに立ち上がる。再びリフトでグラウンドに持ち込んだウーシャアモーは、バックマウントからソルトの左腕を取って腕十字へ。体を起こしたソルトが潰しにかかるも、ウーシャアモーが回転して腕を伸ばす。これを凌いだソルトは立ち上がり、ウーシャアモーもスタンドに戻った。すぐさまボディロックで組みついたウーシャアモーが、ソルトをケージに押し込んでラウンドを終えた。

最終回、ソルトが蹴りを散らしながら距離を取るが、またも組みつかれてしまう。左腕を差し上げてケージに押し込んでいくウーシャアモー。ソルトは相手の右手首を押さえ、クラッチを外して首相撲へ。ウーシャアモーはシングルレッグに切り替えた。凌いだソルトが離れてボディ攻撃、ヒジでウーシャアモーを下がらせる。シングルレッグを切りながら右ヒジを連打するソルト。それでもウーシャアモーがバックに回る。右足を差し入れられたソルトも正対し、ウィザーから崩しにかかるも、やはりウーシャアモーがバックを奪う。ソルトの右足を制したウーシャアモーが押し込み続けると、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、すぐにボディロックで組んだウーシャアモーがバックに回り、右腕をソルトの首に回す。ここはRNCを極められなかったが、四の字フックでソルトを寝かせ、そのまま試合終了のホーンを聞いた。

試合終了直後、雄たけびを挙げたウーシャアモー。裁定はスプリットとなったがウーシャアモーが判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC SASUKE Shooto UFC YFU武林笼中对 エフェヴィガ雄志 キム・サンウォン ソルト ライカ 中池武寛 修斗 川北晏生 新谷琴美 田中半蔵 西條英成 飯田健夫

【Shooto】日中対抗戦 7対7のカード決定!現世界フェザー級王者SASUKE、エフェヴィガ、ソルトらが参戦

【写真】昨年末に世界王座を防衛したSASUKEが対抗戦の大将戦に登場(C)MMAPLANET

5月19日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦昼夜大会の第2部=修斗×YFU 7対7 日中対抗戦の全対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

今大会で組まれた修斗と中国のMMA団体=YFU武林笼中对による対抗戦。女子2試合を含む、以下の7試合が決定した。

フェザー級:SASUKE×ホワーン・ユエロア
ライト級:エフェヴィガ雄志×アーイージアコ・アーケンビエコア
女子ストロー級:ソルト×ハイライ・ウーシャアモー
バンタム級:川北晏生×ドウ・ガーシュエ
ウェルター級:西條英成×ジャン・シイジェン
フライ級:中池武寛×ゾウ・ジンボウ
女子ストロー級:新谷琴美×リー・グワーンジェン


この中でも最注目はやはり大将戦、修斗世界フェザー級王者SASUKEとユエロアによる一戦だろう。2023年のSASUKEは3月に飯田健夫をスピニングバックエルボーでKOして王座を防衛すると、2年連続となるRoad to UFC出場へ。

キム・サンウォンとの準々決勝では初回をリードしたものの、2Rにサンウォンの右ストレートを浴びてTKO負け。SASUKEのRoad to UFC挑戦は2年連続初戦敗退という結果に終わった。12月には修斗に戻り、田中半蔵をパウンドアウトして2度目の王座防衛に成功すると、2024年の初戦を迎えた。

そのSASUKEと対戦するユエロアはプロ戦績10戦9勝1敗、打撃格闘技をバックボーンに持ち、ローを散らして右ストレートにつなげるストライカータイプ。唯一の敗戦は昨年10月に元UFCファイターのレジナルド・ヴィエイラにギロチンチョークを極められて喫したものだ。

サンウォンの右一発で苦杯をなめさせられているSASUKEにとっては、ユエロアの右に警戒しつつ、どうユエロアを攻略するか。サンウォン戦での教訓が試される一戦になった。

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45 DEEP DEEP JEWELS o RIZIN アム・ザ・ロケット クレア・ロペス ソルト パク・シウ 伊澤星花 大島沙緒里 山本美憂 村上彩 浅倉カンナ 須田萌里

【DEEP JEWELS】大島沙緒里×村上彩 ミクロ級ダブルタイトルマッチ決定!

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5月26日にニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 45でDEEP女子ミクロ級チャンピオン大島沙緒里× DEEP JEWELSミクロ級チャンピオン村上彩のミクロ級ダブルタイトルマッチが行われることが発表されました。

DEEP女子ミクロ級とDEEP JEWELSミクロ級。別々である事を再認識させられました。それくらいミクロな話ですが2つの女王と2本のベルトが存在します。個人的にはこの機会に王座を統一して一本のベルトにしたらと思うのですがいかがでしょう。

いざ試合となると実績では大島が圧倒的に上手。浅倉カンナ、須田萌里、山本美憂、ソルト、パク・シウ、クレア・ロペスなど並いる強豪を撃破。しかも階級が上の相手も苦にせず極めていくスタイルは見ていて心地よさすら感じます。RIZINで無双状態の伊澤星花との対戦も視界に入っているだけに、その前に絶対に落とせない一戦です。

対する村上。コスプレイヤーとしてスポットが当たる事が多かったですが、最近の試合運びは本当にしぶとい。アム・ザ・ロケットから何度もテイクダウンを奪って接戦を制して王座を戴冠しています。

柔道仕込みで極めの強い大島の仕掛けを柔術をベースにした村上がどう捌くか。村上が大島を封じるような事があればRIZINに飛び級する可能性も十分。興味深いカードが組まれました。
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45 AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN237 エドガー・チャイレス クラウジオ・プエレス クリスチャン・キニョネス クリス・ダンカン ジャイー・ロドリゲス ジャスミン・ハウレギ ソルト ダニエル・セジューベル ダニエル・ラセルダ デニス・ボンダル ハオーニ・バルセロス フィリッピ・ドスサントス フェレス・ジアム フランシスコ・プラド ブライアン・オルテガ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヘスウ・アギラー マテウス・メンドンサ マニュエル・トーレス ラウル・ロサスJr リッキー・トゥルシオス ルイス・ロドリゲス ヴィクター・アルタミラノ

【UFN237】フィリッピ・ドスサントス戦へ、知性派アルタミラノ「世界中に僕のパッションを届けたい」

【写真】知性と野生の対決という言い方は、暴言になるのか(C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)にメキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコで開催されるUFN237@:UFN on ESPN+95「Moreno vs Royval2」でヴィクター・アルタミラノが、フィリッピ・ドスサントスと対戦する。
Text by Manabu Takashima

LFAフライ級王者からコンテンダーシリーズを経て、UFCで戦うようになったアルタミラノは子供の頃に母国メキシコを離れ、米国に移り住んだ。国境を越えて出会ったMMAというスポーツで活躍することで、生まれ故郷の地を踏めるようになった。

そんな感慨深いイベントで、アルタミラノはフライ級戦線で頭を一つ抜け出すためにアグレッシブなファイトを誓うが、その口調は全くラフでなく非常にジェントルなモノだった。


──フィリッピ・ドスサントス戦が迫ってきました。今の気持ちを教えてください(※取材は22日に行われた)。

「全てプラン通りに進んでいる。減量も上手くいっていて、凄くハッピーだ。ファイトウィークも前向きに過ごすことができて、1日1日と自信を深めているよ」

──そんなヴィクターが、メキシコシティで戦う意味を教えてください。

「僕は米国に住んでいるけど、パスポートはメキシコのままだ。9歳の時に両親、妹とテキサスに移り住み、21、22に年を経て──2年半前に初めてメキシコに里帰りができた。ようやく一族が勢ぞろいしたんだ。それからは何度もメキシコとテキサスを行き来はしているけど、メキシコで戦うことは本当に意味がある。このスポーツを始めてから、ずっと母国で試合がしたいと思ってきた。今回、メキシコの皆の前で初めて戦うことができ、僕の試合のために一族が一つの場所に揃うんだ。本当に嬉しいよ。初めてメキシコの試合だけど、同時に米国以外で戦うも初めてなんだ」

──日本はほぼ単一民族国家で、言葉も風習も同一化が進めてきた国です。国外の人が国籍を持つことは欧米と比較して本当に少ない。そういう国なので、ヴィクターの言葉がピンとこない人も多いと思います。

「言葉に例えられないほど、素晴らしい経験だよ。生まれ育った母国を遠く離れた異国で生活をすることになり、そこで自分の愛するMMAというスポーツに出会うことができた。MMAに出会った自分が何者かを知ることができたんだ。そのスポーツとともに、母国に戻ってきた。自分の生きている証が、交錯するような感覚だよ。

と同時にメキシコシティで戦うことに慣れるために、10日以上前にやってきた。ここで走り、さらに山間部の高い場所に行って調整をした。自分の力を発揮するために、心肺機能もこの高さに合わせる必要があったからね。本来、調整に必要な時間は72時間と言われている。そこを10日も前にやってきているから、肉体的には全く問題ない。普段と同じように動けるよ。スタミナもそうだし、どれだけ動けるかをチェックしてきたんだ」

──1600メートルのデンバーでも、私など走ると息苦しく感じ、頭痛がしました。

「それは良くあることだよ。実際、今回は僕のコーチもメキシコシティにやってきて体調を崩し、眩暈がすると言っていた。ただ、僕はメキシコシティで9歳まで育ったから、体が覚えていたかもしれない。以前、ソルトレイクシティー(標高1300メートル)で試合をした時は現地入りを早くすることがなくても、まるで大丈夫だったしね」

──では、今回対戦するドスサントスの印象を教えてください。

「アグレッシブで良い相手だ。彼も僕も最高の試合をするために、ここにやってきた。あとは試合を待つだけだよ」

──今回はフライ級の試合が5試合も組まれており、結果だけでなくパフォーマンスも他の試合の勝者と比較されることになるかと思います。

「最高じゃないか。たくさん殴って、たくさん動く。そんなフライ級の特徴が表れる試合に続く大会だ。当然、僕もそんな風に戦うよ」

─ところでヴィクターはコンテンダーシリーズに出場するまで、キャリア10戦中9試合をLFAで戦っていますね。

「LFAはフルパッケージのイベントだ。UFCで戦うための準備という点において、最高に適している。フィーダーショーとして可能な限り最高のファイターがケージの中には揃っていて、ケージの外ではカメラがついて回るなど取材の対応の仕方も学べる。注目度も他のローカルショーとは違うしね。照明に照らされた試合場で、何台ものカメラが動く環境で戦う。ファイターとしてケージの中と、プロフェッショナルとしてケージ外で僕を成長させてくれた。

ファンの熱狂度も高まり、ケージ外での活動が増える。雑音だって増えた。そこを経験することは、UFCで戦うためにリハーサルになったと思う」

──なるほどです。しかしながらヴィクターの口調はファイターというよりも教師か牧師のようで、インテリジェンスさがあふれ出ていますね。

「おお、ありがとう。そんな風に言って貰えて、嬉しいよ。特にスポーツとかそういうことでなく、人としての生きていく上で規律を守る日本の人に言ってもらえるなんて。凄く大切なことが日本には残っている。だから、いつの日か日本を訪れたい。そして日本のファンも含めて、世界中のMMAファンの僕のパッションを届けたい」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
午前8時30分~U-NEXT

■UFN237計量結果

<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ: 126ポンド(57.15キロ)
ブランドン・ロイヴァル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分5R>
ジャイー・ロドリゲス: 146ポンド(66.22キロ)
ブライアン・オルテガ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
フランシスコ・プラド: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 136ポンド(61.69キロ)
リッキー・トゥルシオス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
ジャスミン・ハウレギ: 115ポンド(52.16キロ)

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・キニョネス: 135ポンド(61.24キロ)
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・メンドンサ: 126ポンド(57.15キロ))

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 131ポンド(59.42キロ)
ダニエル・ラセルダ: 127ポンド(57.6キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
ルイス・ロドリゲス: 125ポンド(56.7キロ)
デニス・ボンダル: 124ポンド(56.25キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 125ポンド(56.7キロ)
フィリッピ・ドスサントス: 124ポンド(56.25キロ)

<フェザー級/5分3R>
ムハメド・ナイモフ: 146ポンド(66.22キロ)
エリック・シルバ: 146ポンド(66.22キロ)

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