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ABEMA KAREN KTT MMA MMAPLANET NØRI o PANCRASE Pancrase333 ROAD FC UFC YouTube   アキラ エジナ・トラキナス コルトン・キエルバサ ジェイク・ムラタ ソルト チョン・ダウン ヌルジャノフ・ルスタムベック ハム・ソヒ パンクラス パン・ジェヒョク 中島太一 久米鷹介 亀井晨佑 井村塁 岡野裕城 平田樹 平田直樹 有川直毅 松岡嵩志 松本光史 田中路教 田嶋椋 石井逸人 端貴代 笹晋久 粕谷優介 葛西和希 藤野恵実

【Pancrase333】計量終了 計量会場で見られたチョットしたこと。平田樹も人前に「組み技にも出たい」

【写真】計量失敗で記念撮影から外されたヌルジャノフを横に、松本光史 (C)MMAPLANET

明日30日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333の計量が新宿区サンエービル地下1階会議室で行われた。

正午より第8試合~メイン、12時50分よりプレリミ~第7試合の計量が行なわれ、松本光史と対戦するヌルジャノフ・ルスタムベックのみが900グラムオーバーで再計量に回った。

ヌルジャノフは滞在先で通っていたゴングジムが土曜日の午前中は閉館しており、そこで最後の汗をかくことができなかったのこと。対戦相手の松本は「落とすでしょう。どっちみち、やりますけど」と憮然としつつも、最後は柔らかい表情で話した。

ここでは公開計量で見られたファイターたちのトピックスをお届けしたい。


<ライト級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 久米鷹介:70.3キロ
[暫定王者] アキラ:70.15キロ

常に厳しい減量というイメージが残る久米だが、今はRoad FCで戦った時時よりも、ずっと楽になっているとのこと。それだけ普段の体調管理に気を付けているということだろう。

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.45キロ
石井逸人:61.55キロ

地元八王子大会の常連、井村は「決して安くないチケットを皆が勝って応援してくれています。しっかりと勝ちます」と」意気込みを語った。

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑:65.7キロ
パン・ジェヒョク:66.2キロ

今回、下着を脱いで計量をクリアしたのはパン・ジェヒョク、久米、田中の3選手。パン・ジェヒョクのコーナーマンはUFCファイターでKTTの同門チョン・ダウンが務める。

<バンタム級/5分3R>
田中路教:61.6キロ
笹晋久:61.35キロ

声が枯れていた田中は1週間前に帰国。今後は7月のUFC Fight Weekに開催される予定だったA-1で戦うプランもあったが、流れる模様とのこと。

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] KAREN:51.6キロ
[挑戦者]ソルト:52.05キロ

北海道から出場のソルトは、自らの計量時間に間に合わず。第一部計量の最後に体重を測り、パスした。

<女子ストロー級/5分3R>
藤野恵実:52.45キロ
エジナ・トラキナス:52.4キロ

計量前はエジナを見て「キマッてるわぁ」と警戒していた――ご婦人ファイターは、計量後にエジナから花を贈られてニッコリ。

<バンタム級/5分3R>
ジェイク・ムラタ:61.3キロ
矢澤諒:61.4キロ

ZSTのベルトを持って計量後の撮影を終えたジェイク。右手を差し出し握手を求めるも矢澤にスルーされ憮然とした表情を浮かべた。

パンクラス初出場の直樹のサポートをする平田樹は、ハム・ソヒ戦の敗北以来、メディアの前に姿を現した。「練習始めています。グラップリングとか柔術の試合にも出たいッス」と前向きな言葉が聞かれた。

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE、U-NEXT

■Pancrase333計量結果
<ライト級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 久米鷹介:70.3キロ
[暫定王者] アキラ:70.15キロ

<バンタム級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 中島太一:60.35キロ
[暫定王者] 田嶋椋:61.05キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] KAREN:51.6キロ
[挑戦者]ソルト:52.05キロ

<フライ級QOPC/5分5:キロ(日本)
[王者]端貴代:56.65キロ
[挑戦者] NØRI:56.35キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.45キロ
石井逸人:61.55キロ

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑:65.7キロ
パン・ジェヒョク:66.2キロ

<バンタム級/5分3R>
田中路教:61.6キロ
笹晋久:61.35キロ

<女子ストロー級/5分3R>
藤野恵実:52.45キロ
エジナ・トラキナス:52.4キロ

<ライト級/5分3R>
松本光史:70.55キロ
ヌルジャノフ・ルスタムベック:71.6キロ

<フライ級/5分3R>
有川直毅:57.15キロ
コルトン・キエルバサ:57.05キロ

<ライト級/5分3R>
粕谷優介:70.3キロ
葛西和希:70.55キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.65キロ
岡野裕城:70.5キロ

<バンタム級/5分3R>
ジェイク・ムラタ:61.3キロ
矢澤諒:61.4キロ

<女子ストロー級/5分3R>
高本千代:52.1キロ
重田ホノカ:52.45キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.9キロ
平田直樹:65.75キロ

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【Pancrase333】パンクラスへのリベンジ=井村塁戦。石井逸人「舐めてはいけないけど、俺の方が強い」

【写真】練習で唇を擦り、リップを塗っているようなくっきり具合。歌舞伎役者のような面妖の石井だった (C)MMAPLANET

30日(日)、立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333に石井逸人が3年振りに参戦し、井村塁と対戦する。

石井逸人in パンクラスといえば、2019年10月の瀧澤謙太戦だ。自信しかない状況で敵地の乗り込み、跳びヒザで敗れた。直接のリベンジではないが、パンクラスという場には喉元に何が引っ掛かったままだ。

2022年版、修斗の激闘王が改めて乗り込むパンクラスでの戦いはズバリ──激闘にならないこと。そんな石井に話を訊いた。


──日曜日に3年半振りのパンクラス出場、井村塁選手との試合が迫ってきました(※取材は27日に行われた)。もう、随分と締まっていますね。

「水抜きも計量当日の朝にするぐらいで。ほんと水抜きしないで済むぐらいまで落ちています」

──と同時に髪型も仕上がって見えます。相当に刈り上がっていますが、やはり髪型を整えることでスイッチが入るモノなのでしょうか。

「ファイト仕様ですね。試合前のルーティーンになっていて。正直、評判はあまり良くないですけど自分が好きにやっているので(笑)」

──このタイミングで、パンクラスで戦うことになったのは?

「修斗では一回りしました。戦いたい相手がいないから、それだけです。環太平洋のチャンピオンになって、防衛戦で落とした。いうと縛りがなくなったので、この機会で外に出たいという風にも想っていました。修斗の世界のベルトを絶対に巻きたいという気持ちがあったわけじゃないし、強いヤツと戦えるなら戦う場所は拘っていないです。

もちろん藤井伸樹には負けたので、ダイレクトリマッチがあるなら戦いたいです。ただ、その試合よりも先にパンクラスで戦うことが決まったので。今回の試合もサステイン経由で話をもらって……これは修斗を背負って戦ってこいという激励なのか、厄介者払いなのか(笑)。そういう場所を創ってもらったので、ここで戦います」

──本来は海外志向だったかと。

「ハイ。でも、あそこで負けていますし。今年1年、しっかりと実現を積んで目に留まるようにして海外に行きたいと思っています。ただ、先のことを考えると目の前の試合を落としてしまうので、そこは今は考えないようにしています」

──強い相手と戦いたい。そのなかでキャリア的にも少ない井村選手は、石井選手にとって強い相手に当てはまるのでしょうか。

「フィニッシュが多いですし、パンクラスのランキング1位ですから。若いですし、対戦相手として魅力のある選手です。本音を言えば、試合が決まるまで注意していた選手ではないですが、極めるべき時に極める力を持っていると思います。フィニッシュ力があるので、気を抜くことはできないです」

──気が抜けないという見方は──。

「そりゃあ俺の方が強いに決まっています。でも、そんな風に上から見ているとクソみたいな試合になるから。しっかりと殺しにいくので。舐めてはいけないけど、俺の方が強いというマインドではあります」

──パンクラスで、絶対の自信を持って──それを口にして戦う。3年半前を思い出すのは、自分だけではないかと思います。

「そうッスね。3年半前に瀧澤に負けて、そこはまだ引っ掛かったままです。未だにあのヒザ蹴りのシーンが使われているし。あの借りがあるので、ここでちゃんと勝ってあの時に言いたかったことを口にしたいと思っています」

──パンクラスへのリベンジのためのワンオフ参戦なのか。それとも、ここからパンクラス王座を目指すのか。どちらを考えているのでしょうか。

「ちゃんと今回勝って、タイトルマッチをやらせてもらえるならベルトが欲しいという想いもあるし、この試合の勝ち方次第。どうなるかは分からないですが、流れに身を任せていきます」

──では同じ大会のコメインで組まれたタイトル戦は気になっていますか。

「普通に気にはなっています。まぁ、中島選手が勝つだろうと思っていますけど」

──その故は?

「経験の差と穴がないので、お互いが得意なところを出し合うと中島選手の方が武器が多い。それが中島選手だと思う理由です。何より戦いたいのは田嶋より、中島選手だし」

──他の選手は呼び捨てなのに、中島選手だけ選手という敬称をつけて呼んでいますね(笑)。

「ロータスで練習したり、シンガポールのイヴォルブMMAのトライアウトの時も一緒で面識があるので」

──あぁ、あの今や業界の黒歴史のシンガポールの日々ですね(笑)。まぁ、私以外の人間にあれを笑い話にはさせないですけど。

「スミマセン(苦笑)。あの時のメンバーなので、中島選手のことは意識しています。中島選手がケガをしていて、肌を合わせたのは数回ぐらいだったのですが、あの状況でMMAファイター人生を打開しようとチャレンジしている姿を見ていますし。中島選手のことは試合が決まるまで尊敬しています。ただ尊敬はしているけど、俺の方が強いという想いでいます」

──押忍。2022年の石井選手は2勝1敗、全てが競り合りのなかでこれまでなら気持ちが強く持てていなかったというところで、踏ん張れた。そういう印象があります。

「あ……、ありがとうございます。もっと一人前になっているところを今回の試合で見せることがデキると思います。同時に良い試合という評価には特に何も思わないです。次の試合がショボかったら、たまたまになりますし。それでも去年の3試合をしたことで自分も何かを掴めていると思っているところがあるので。自分の理想のファイトスタイルまでもうチョイなんです。そこを掴むための練習の日々になっています。

その成果が出て『コイツ、強いな』と思われるのが今回の試合かもしれないし、その次かもしれない。いつか分からないけど、確実に前に進んでいます。その成長を見てもらうためにも、激闘とか言われてもそれはシーソーゲームになっているということなので圧倒的に自分のしたいことをだけをやりぬく。そういう試合にしたいです」

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE、U-NEXT

■対戦カード

<ライト級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 久米鷹介(日本)
[暫定王者] アキラ(日本)

<バンタム級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 中島太一(日本)
[暫定王者] 田嶋椋(日本)

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] KAREN(日本)
[挑戦者]ソルト(日本)

<フライ級QOPC/5分5R>
[王者] 端貴代(日本)
[挑戦者] NØRI(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
石井逸人(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
田中路教(日本)
笹晋久(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
藤野恵実(日本)
エジナ・トラキナス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
ヌルジャノフ・ルスタムベック(キルギス)

<フライ級/5分3R>
有川直毅(日本)
コルトン・キエルバサ(米国)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
葛西和希(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
岡野裕城(日本)

<バンタム級/5分3R>
ジェイク・ムラタ(日本)
矢澤諒(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
高本千代(日本)
重田ホノカ(日本)

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明(日本)
平田直樹(日本)

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【Pancrase333】ヤバいのが来ちゃったんじゃないの? コルトン・キエルバサ「僕の戦い方は何も秘密はない」

【写真】戦績は5勝1敗。この手のファイターは、日本にはいてなかなか戦う機会はないはず。有川にとっては試練──だけに、勝てば大きな自信を手にできるファイトになる(C)MMAPLANET

30日(日)、立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333でコルトン・キエルバサが有川直毅と対戦する。

(C)ONE

キエルバサは1月20日のONE FF01で藤沢彰博と対戦

ベリートゥベリー・スープレックスからポジション奪取──RNCで秒殺した。ONEフライ級戦線に面白い選手が現れたと思っていると、今回のパンクラスでのファイトが決まった。

藤沢戦では投げ、ポジション、極めという流れのなかで力強さを見せつけたキエルバサとは、どのようなファイターなのだろうか。タイを拠点に戦う、アメリカン・レスラーのファイター人生に迫った。


──コルトン、日曜日の試合に向けて東京には今朝、入ったそうですね(※取材は26日に行われた)。

「バンコクを昨日の夜の10時に出て、午前6時に着いた。これからワークアウトだけど、ホテルにチェックインしてからは昼寝をしていたよ。時差が2時間なのは楽だし、体重も落ちてきている。とても良い感じだよ」

──初来日、日本のファンにはまだ馴染のないコルトンですが、1月20日のONE FF01で藤沢彰博選手を下し、ベリートゥベリーのような投げからポジションを奪取してRNCで一蹴。インパクトのある勝利でした。ただONEのルンピニー大会だったので、コルトンの目標はONEで戦っていくことかと思っていました。

「理由はないもないんだ。あの試合は1試合の単発契約だったから。そして、日本で戦う機会を得られたんだから、ここで戦うよ。もともとアメリカ海兵隊で日本に住んでいたことがあったから、日本で試合をすることは特別だよ」

──おお、どこのベースで生活していたのですか。

「横須賀だよ」

──すぐ近くじゃないですか!!

「2016年に5カ月間、横須賀にいて。その時はMMAのジムで練習することはなかったけど、軍でもレスリングを続けていた。元々、米国ではフォークスタイルとグレコをやっていて。フォークスタイルはMMAに転向するには、一番適したスタイルだと思う。ハイスクールを卒業し、カレッジに進んでレスリングをするという選択もあったけど……。僕はパーティー野郎だったから、カレッジに行くとそういう生活に浸りそうだって思ったんだ。きっとレスリングに集中できないって。それもあって海兵隊に入隊した。軍ではグレコを続けたよ。

セコンドのクリスはフランクフルトで、ディン・トーマスの指導を受けていた時期があるそうだ

海兵隊には4年いて、MMAファイターになることを決めた。

そして除隊後は米国に戻らず、打撃を学ぼうとタイへ向かったんだ。チェンマイのチーム・クエスト・タイランドで練習している時に、今回コーナーマンをしてくれるクリス・カーシュに会った。クリスはドイツからやってきたんだけど、彼のように良い選手がチェンマイにはたくさんいた」

──MMAを学ぶには米国の方がより充実した環境があり、戦う機会も多いかと思うのですが。

「僕にはレスリングのベースがあり、グラップリングよりもムエタイを学ぶべきだと思ったんだ。でも、ずっと住む予定ではなかった。それがもう5年も住んでいる(笑)」

──ずっとチェンマイで?

「チェンマイに2年間、それからバンコクに2年少し住んだ。バンコクではマロック・ジムに所属していたよ。グラップリング中心で、良いチームだった。今はプーケットのサウスサイドMMAで練習しているんだ。まだ新しいけど、凄く良いジムだよ」

──この間、コロナが起こりタイでは公にはジムは閉鎖状態だった時期も長かったと思います。その時も帰国しなかったのですね。

「それは考えた。でも、米国の方が酷い状態だったから。タイの方がリラックスしているし、皆が普段から用心していた。ただし試合の機会がなかったから米国やヨーロッパで戦うことも模索している時に、タイがオープンになったからそのままタイで戦ってきたんだ。

ONE FFでアキヒロと戦った時は、もっとONEで戦いたいと思っていた。ルンピニーショーは、今やタイで一番大きなショーでアジア在住のムエタイファイターは、誰もがこぞってあの場で戦いたいと思っているからね。ただ、さっきも言ったようにパンクラスで戦う機会を得た。だからパンクラスで僕は戦う」

──ところでマロック・ジムは一時期、有望な選手が集まり注目されていましたが、多くの選手がジムを離れたとデニス・ザンボアンガから聞きました。

「僕はマロックに残っていた最終メンバーの1人だよ。デニスやドレックスより後に、チームを離れた。今、マロックに残っているのはジェレミー(ミヤド)だけじゃないかな。チーム・クエスト・タイランドもバラバラになり、その時も僕は最後まで残った1人だった(笑)。クリスは今もバンコクにいて、この試合のために再合流したんだよ」

──色々あってもタイを拠点にするのは変わりないのですね。

「ガールフレンドもいるし、現時点で米国に戻ることは考えていないよ。もし、試合があるなら喜んで米国でも戦うけどね。それにパンクラス、日本で戦えることが凄く嬉しい。パンクラスの過去のショー、対戦相手に関してもリサーチはしっかりしてきたよ」

──ところでムエタイを学ぶために始まったタイでの生活ですが、試合ではレスリング&グラップリングで圧倒的な強さを見せていますね。

「打撃に関しては、十分に使える。モノにしたと思っている。素晴しいボクシング・コーチとずっと練習してきたからね。ただファイトはよりイージーに、そしてケガをしないように戦うべきだ。その局面になったら打撃でやりあうけど、必要がないならテイクダウンからサブミットする」

──では有川選手の印象を教えてください。

「う~ん、まぁ試合に関して対戦相手云々ではないから。僕の戦い方はシンプルで何も秘密にすることはない。テイクダウンして戦う」

──押忍。パンクラスのファンはテイクダウン、コントロール、そして極めを堪能できるはずです。

(C)ONE

「そうだと嬉しいよ(笑)。

そうなって欲しい。これから体重をしっかりと落として、そんなファンの前で戦うことが楽しみでならないよ。僕のやることは変わらない。ゴールは勝利を掴むこと。打撃をより使うような試合になるのは、それが必要になるから。僕のスタイル、戦い方は変わらない。ゲームプランは、テイクダウンして戦うこと。同じだよ」

──では、ここからのキャリアアップをどのように考えていますか。

「分からない。できればRIZINで戦いたいけど、どうなるのか。僕がMMAファイターになったのは、110パーセント集中した自分がどれだけ強いのか、どれだけやれるのか。それを知りたかったから。今もその想いは変わりないよ」

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE、U-NEXT

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
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■Pancrase333対戦カード

<ライト級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 久米鷹介(日本)
[暫定王者] アキラ(日本)

<バンタム級KOP王座統一戦/5分5 R>
[王者] 中島太一(日本)
[暫定王者] 田嶋椋(日本)

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] KAREN(日本)
[挑戦者]ソルト(日本)

<フライ級QOPC/5分5R>
[王者] 端貴代(日本)
[挑戦者] NØRI(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
石井逸人(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
田中路教(日本)
笹晋久(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
藤野恵実(日本)
エジナ・トラキナス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
ヌルジャノフ・ルスタムベック(キルギス)

<フライ級/5分3R>
有川直毅(日本)
コルトン・キエルバサ(米国)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
葛西和希(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
岡野裕城(日本)

<バンタム級/5分3R>
ジェイク・ムラタ(日本)
矢澤諒(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
高本千代(日本)
重田ホノカ(日本)

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明(日本)
平田直樹(日本)

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【Pancrase333】「何も知らないと思われているのは分かっていました」。KAREN、ソルトと再戦&防衛戦へ

【写真】北区から柏にウィークデーは毎日通っているというKAREN(C)MMAPLANET

30日(日)、立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で、KARENがストロー級QOPCでソルトの挑戦を受ける。

昨年のクリスマスのノンタイトル戦で、キャリア初黒星を献上したソルトとの再戦に向けKARENは生涯を通して技量を磨いていた練習環境を変え、パラエストラ柏への移籍を決めた。

「MMAのことを知らない。でも勝っている」という評価だったチャンピオンは、新たなキャリアの一歩を踏み出した。そんな防衛戦前の心境をKARENに尋ねた。


――先週2度ほどパラエストラ柏で他の選手を取材させてもらったのですが、その際にKAREAN選手がいるのに気づかなくて。レスリング・ヘッドギアをつけていて、分からなかったのもありました。つまり耳がわいてきたということですか。

「ハイ、そうです。片方だけわいてきて。がっちり寝技の練習をやり始めた感じです」

──12月の試合の時にパラエストラ千葉ネットワークの鶴屋浩代表から、KAREN選手が出稽古に来たという話を伺いました。あの時点で出稽古を行った意図は何だったのでしょうか。

「もともと鶴屋怜選手から、女子が少ないということで『練習に来ない?』って言ってもらって。出稽古自体、行ったことがなくて。出稽古をすることを考えたことがなかったです。でも出稽古に行く前の9月の試合がギリギリの勝利で、反省点も相当にありました。だから学びに行こうと思って出稽古をさせてもらいました」

──本音を言わしてもらうと、KAREN選手の試合に関してはMMAが分かってないという目で見ていました。

「ハイ。本当に知らな過ぎたので……」

──KAREN選手自身も、そういう風に自分のことを捉えていたのですか。「これが私たちのMMAの戦い方だ」という風に思っていたわけではなくて。

「MMAというよりかは、自分達がやっているインド王族武術(マハーラージャカルーリカ)をやっていればという考えがあって。実際に出稽古に行って、基礎中の基礎というか本当に技を知らないんだなっていうことが分かりました」

──これもぶっちゃけさせてもらうと、KAREN選手がセコンドについて出している指示を聞いて「何を言うとるんや」と思ったこともありました(笑)。

「フフフフフフ。私が何も知らないと思われているのは、分かっていました。でもバックボーンとして小さい頃からやっていたので、インド王族武術を信じてやっていました。兄弟がやっていたので生まれた時から、その環境にあって。実際にパンチとか打つようになったのが幼稚園の時だったので」

──以前のリングネームの頃から、華DATE選手も含めて凄く変わったリズムで戦う。そして、なぜか当たる。あのリズムはMMAではない。そこは不思議ながら、興味深い点でした。ただし、試合を重ねると相手も研究し、それだけでは勝てなくなるだろうと。でも、KAREN選手は6連勝しました。パラエストラ柏所属になった今、当時のKAREN選手はなぜ勝てていたと思いますか。

「う~ん、他の方にも『なんで、そんなに知らないのに勝てたの?』って言われたこともあるのですが……なぜでしょう(笑)。自分……う~ん、ガッチリ寝技まで試合をしたことがなかったのは関係していると思います。まだ打撃寄りの攻防ができていた試合展開だったので」

──フィジカル、力が強いという声を聞いたことがありますが。

「それは……そんなでもないと思います(笑)。柏で練習していると、自分よりフィジカルの強い人は、いくらでもいるので。フィジカルもそうだし、基礎がないので相手が何かをしかけてきても対応できない。それを柏で練習するようになって、凄く感じました。技の量、知識もないし、ほとんどスパーリングをやったことがなかったので、本当に知らな過ぎたっていう言葉で収まるかと思います」

──知らないから思い切りできた部分もあった?

「ハイ、そうですね。今、色んなことを学んでいて実際にもう、どういう風に反応しようかと頭がパンク状態です(笑)」

──鶴屋代表は「とにかく頑張ります。一生懸命にやっていますよ」と、何度も自分に話してくれました。

「そう言ってもらえることは嬉しいです。でもホント、練習して頑張るしかないので。トライしないと、何がダメかも全く分からないですし。鶴屋先生に指導してもらえることを本当に感謝しています。あの環境で練習できることが、凄く有難いです」

──正式にパラエストラ柏所属となりましたが、お兄さんやお姉さんとの練習も続けているのですか。

「プラヴァージュラとは練習時間が重なっているので、柏で練習しています」

──最初はNØRI選手も一緒だったと聞きましたが、KAREN選手だけが柏で練習を続けるという判断をしたのですね。

「去年の10月に姉も一緒に行って、そこで学んだことを生かして自分たちでやっていくと。私は柏で練習したいと思いました」

──『一緒にやらない?』とはならないモノですか。

「フフフフフ。分からないです(笑)。私も最初は週一の出稽古から、毎日行くようになって2カ月ほどなので」

──成長過程でどんどん吸収できるかと思います。一方で、試合はすぐにあります。これまでのスタイルと如何に折り合いをつけるのか。その辺りはどのように考えていますか。

「そうですね……良いトコ取りと言ってはアレですけど、元々のスタイルを完全に崩しちゃうと混乱してしまうので、もともとのスタイルにパラエストラ柏で教えてもらったことを取り入れていく。そのバランスがどうなるのか。ケージに押し込まれた時、12月の自分と今の自分は違うという姿を見せてもらえると思っています」

──それだけ強くなったと。

「強くなっているかどうかは、周りの人が判断してくれることで。どのように思われているのか分からないのですが、自分としては考え方も変わったし、日々成長できているという実感があります」

──では改めて、次の防衛戦はどのような試合をしたいと考えていますか。

「前回とは変わった姿を見せたいということもあります。前回は相手のペースに巻き込まれて負けたので、自分のペースで相手には何もさせないぐらい……叩きのめしたいと思っています」

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【Pancrase333】女子フライ級王座戦調印式 端貴代「今回は早く仕留める」✖NØRI「本当に勝つために」

【写真】3時半スタート、7時に終了。調印式の最後は廣瀬隆司KOP評議員長とともにスマイル締め (C)MMAPLANET

13日(木)、東京都渋谷区のTHビル2階Aルームにて30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で組まれている4階級の調印式が行われた。

ライト級KOP統一戦=正規チャンピオン久米鷹介✖暫定王者アキラ、フェザー級KOP統一戦=正規チャンピオン中島太一✖田嶋椋、ストロー級QOPC=王者KAREN✖挑戦者ソルト、フライ級QOPC=チャンピオン端貴代✖挑戦者NØRI という順序で実施された質疑応答及び調印式。

ここではフライ級QOPCに出場する選手が調印式冒頭で話した意気込みとMMAPLANETの質問に対する返答を質疑応答から抜粋してお届けしたい(※抜粋)。


NØRI
「皆さま、4回目の調印式ということで(笑)。長い時間お付き合いくださり、ありがとうございます。今回、女子フライ級タイトルマッチ、端選手が正規のチャンピオンになってのタイトルマッチです。今回は挑戦を受けてくださり、ありがとうございます。本当に勝つために来ました。前回と同じ内容にはさせないので、ぜひ試合内容にも期待してください」

端貴代
「今日は長い時間ありがとうございます。まず、日本にこのベルトが戻ってきたことをとても嬉しく思っております。今回、メインカードでチャンピオンシップ防衛戦として、挑戦を受けさせていただくこと大変嬉しく思っています。ありがとうございます。今回の試合に関しては、前回戦った相手で。前回は5R戦ったので、早く今回の試合は仕留めて、このベルトをしっかりと自分の下に戻したいと思います」

──KAREN選手がパラエストラ柏に移籍されましたが、その前に一度皆で出稽古に行ったと伺いました。そこで練習したことをNØRI選手たちはそこで気付いたことを持ち帰って、自分たちでやっていると。柏での経験を経て、どのような変化がPRAVAJRAでの練習でありましたか。

NØRI そうですね、元々自分のスタイルは他とは違っていて、そこを生かして試合に取り組んでいたので。出稽古をしてスクランブルとかして、色々な体格の選手と組めたことで収穫がありました。そこを如何に自分のスタイルに落とし込んでいくのか。前回の負けから、絶対にもう一度挑戦するという気持ちがあったので、常にそこに合わせて吸収できるかということを念頭に置いていました。出稽古に行って得たものがあったり、自分のやり方のプラスでミックスしたらもっと良いかなって。そういったところで収穫はありました。

──端選手、真面目に以前から伺いたいことをありました。

 ハイ。

──ご実家の家業を手伝われていますが(墨田区八広駅近くでとんかつが名物の飲食店「三好弥」を営む)、試合のどれぐらい前までされているのですか。

 家を手伝っているのは土日なので、今回の試合は日曜日なのでその週はお店に出ないかなという感じです。

──揚げ物を調理すると空気に油が凄く含まれているので、過去に減量中に辛いとか感じることはなかったでしょうか。もしくは揚げ物で精神的にめげるとか。冗談でなくお伺いしたかったことなんです。

 そうですね、そこまで意識したことはないです。一応、店の売りなので(笑)。

──スミマセン(笑)。ではゲンを担いで、試合前夜はカツを食べたりされるのですか。

 あぁ、それもしたことはないです(笑)。

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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET NØRI o PANCRASE Pancrase333   アキラ エジナ・トラキナス ソルト ブログ

【Pancrase333】女子ストロー級王座調印式 KAREN「またイチから」✖絶妙の塩加減ソルト「また勝つ」

【写真】ここもしっかりと笑顔で。ソルトが良い味を出しまくりだった (C)MMAPLANET

13日(木)、東京都渋谷区のTHビル2階Aルームにて30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で組まれている4階級の調印式が行われた。

ライト級KOP統一戦=正規チャンピオン久米鷹介✖暫定王者アキラ、フェザー級KOP統一戦=正規チャンピオン中島太一✖田嶋椋、ストロー級QOPC=王者KAREN✖挑戦者ソルト、フライ級QOPC=チャンピオン端貴代✖挑戦者NØRI という順序で実施された質疑応答及び調印式。

ここではストロー級QOPCに出場する選手が調印式冒頭で話した意気込みとMMAPLANETの質問に対する返答を質疑応答から抜粋してお届けしたい(※抜粋)。


ソルト
「4月30日には、一度勝っている相手なので。

また私が勝ってベルトを巻きたいと思っています。宜しくお願いします」

KAREN
「この度PRAVAJRAからパラエストラ柏に移籍したKARENです。去年タイトルマッチに挑戦させていただいてから、ベルトを獲って1年が過ぎました。このままベルトを持ったまま世界に行きます。この初防防衛戦に勝って、またイチから勝ちを積み上げていきたいと思います」

──同じ30日にエジナ・トラキナスと戦う藤野恵実選手が、自身の試合を「自分たちの方がタイトルマッチより強くて、良い試合をする」と言っていました。この発言を聞いて、どのような試合をしたいと思いますか。

ソルト …………。…………。…………(15秒ほど沈黙の後)もう一度、言ってもらえますか。

──(笑)。

ソルト(もう一度質問を聞き)……(5秒後)藤野選手の試合は……(6秒後)やっぱり、凄く楽しみだなっていうのがあって。自分の試合は……う~ん、まだ試合数が少ないので。ただ、これまで1試合ごとに大きく成長できていると思うので。前回の試合で学んだことを出して、過去の試合のなかで一番強い自分を出すだけだなって思っています。

KAREN 藤野選手の試合と自分たちの試合は違う戦いだと思うので、その2人よりも遥かに盛り上がる試合をします。

──ソルト選手、北海道からベルトを獲りに行くことに対してどのような想いがありますか。

ソルト 北海道で頑張っている選手はいるんですが、年齢的に若いと東京とかに行ったりするなかで、自分のジムでも中村(未来)選手が総合格闘技のライセンスを取って、次は私がチャンピオンに挑戦できる機会を貰って。これで自分が勝てばさらに盛り上がると思いますし、北海道でもっとやる人も増えると思うし。私は凄く遅くから始めたんですけど、また遅くから始めて、女性でもここまで来られるよっていう証明ができて……。うん、なんだろう……できるのかなって思います。

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ABEMA BELLATOR KAREN MMA MMAPLANET NØRI o PANCRASE Pancrase333 Road to UFC UFC   アキラ ソルト パンクラス 中島太一 久米鷹介 田嶋椋 端貴代

【Pancrase333】バンタム級王座調印式 中島太一「一つの試合だと」✖田嶋椋「中島選手に挑む」

【写真】調印式ぐらいは笑顔で!!──ということで、戦う当人に笑ってもらいました (C)MMAPLANET

13日(木)、東京都渋谷区のTHビル2階Aルームにて30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で組まれている4階級の調印式が行われた。

ライト級KOP統一戦=正規チャンピオン久米鷹介✖暫定王者アキラ、フェザー級KOP統一戦=正規チャンピオン中島太一✖田嶋椋、ストロー級QOPC=王者KAREN✖挑戦者ソルト、フライ級QOPC=チャンピオン端貴代✖挑戦者NØRI という順序で実施された質疑応答及び調印式。

ここではバンタム級統一戦に出場する選手が調印式冒頭で話した意気込みとMMAPLANETの質問に対する返答を質疑応答から抜粋してお届けしたい(※抜粋)。


田嶋椋
「自分は暫定王者なので、正規王者の中島選手に挑むという形に今なっていると思います。凄く楽しみですね。自分のやるべきことをやって勝ちに行きます」

中島太一
「タイトルマッチ、統一戦ということなんですけど、僕はいつもタイトルマッチだ、ベルトだ、チャンピオンだということは関係なく一つの試合だと考えています。これも一つの試合。どれも大切な試合、大切じゃない試合なんてないんで。とにかく最強になることを考えて練習しています。今回も自分の実力をしっかりと出せるよう準備してきたので当日は思いきり戦いたいと思います」

──パンクラスのチャンピオンはBellatorへの参戦も続いていますが、統一なった後はどのように考えていますか。

中島 もちろんステップアップはしたい──と常に思っているので、あとはどういうオファーが来るのかですね。良いオファーが来たところに行きたいです。

田嶋 自分は統一したらパンクラスを盛り上げたいですし、あとは世界でも戦っていたいと思っています。

──田嶋選手はRoad to UFCに申し込みはしていましたか。

田嶋 していました。

──……。この場に相応しい質問ではないですが、Road to UFCからオファーがあればどうしていましたか。

田嶋 そうですね……正直、Road to UFCには参加したかったですね。

──そこがならなかったことで、次へ向けてこの試合に対しても想うところはありますか。

田嶋 ここでしっかりと勝って。中島選手に勝てば、周りの評価も上がると思うので、そういう世界に行けるような評価を頂けると思うので、ここはしっかりと勝っていきたいです。

──4月30日でなく、3月26日に戦いたかったという気持ちは?

田嶋 いやいや(苦笑)。ここで……4月30日にあるので。

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ABEMA DEEP KAREN MMA MMAPLANET NØRI o ONE PANCRASE Pancrase332 Pancrase333 アキラ エジナ・トラキナス コルトン・キエルバサ ソルト ヌルジャノフ・ルスタムベック パンクラス パン・ジェヒョク 中島太一 久米鷹介 亀井晨佑 井村塁 修斗 岡野裕城 平田直樹 有川直毅 松岡嵩志 松本光史 海外 田島椋 石井逸人 秋葉太樹 端貴代 粕谷優介 葛西和希 藤沢彰博 藤野恵実 谷村泰嘉 透暉鷹

【Pancrase333】平田直樹が初出場、続々とガチガチ&ゴリゴリのカードの発表続く

【写真】平田の試合のリリースには、プレリミ出場と明記されている。この真意は──(C)MMAPLANET

4月30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で4階級のタイトルマッチに続くカードが、次々とアナウンスされている。

バンタム級王座統一戦=中島太一×田島椋戦、ライト級王座統一戦=久米鷹介✖アキラ、ストロー級クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ=王者KAREN×挑戦者ソルト、フライ級クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ=チャンピオン端貴代✖チャレンジャーNØRI──以外にこの9日間で10試合が明らかとなっている。

最新、本日18日(土)のリリースでは平田直樹のパンクラス初出場と渡辺譲明戦が発表されたばかりだ。


それ以前には10日(金)にフェザー級の亀井晨佑✖パン・ジェヒョク、11日(土)にライト級の松岡嵩志✖岡野裕城、12日(日)に同じくライト級の粕谷優介✖葛西和希、13日(月)にはフライ級の秋葉太樹✖谷村泰嘉、14日(火)にはバンタム級で石井逸人✖井村塁、15日(水)はライト級の松本光史✖ヌルジャノフ・ルスタムベックと女子ストロー級=藤野恵実✖エジナ・トラキナス、16日(木)にフライ級の有川直毅✖コルトン・キエルバサ、17日(金)は女子ストロー級の高本千代✖重田ホノカ、そして本日の平田✖渡辺が正式発表となった。

DEEPでデビューした平田は所属ジムと活動拠点を変え、米国MMA界の登竜門CFFCに挑むも敗北──。キャリアの仕切り直しはフェザー級に戻し、パンクラスに新天地を求めた。

藤野✖エジナは3月26日のPancrase332で組まれていたが、エジナの負傷でスライドされ、立川大会のカードに……結果的に厚みを加えることとなった。

亀井は一時期ONE FF出場の話も聞かれたが、日本とアジアを行き来するキャリアアップは困難だったのか。それでも暫定フェザー級KOP透暉鷹を相手に、しっかりと力を見せつけたパン・ジェヒョクとの対戦は確実にタフな戦いが予想され、実のあるマッチアップといえよう。

そのONE FFで藤沢彰博をRNCで一蹴したキエルバサが来日し、有川と戦うというのも興味深い。さらには海外勢では、中央アジア=キルギスから、松本と戦うルスタムベックに要注目だ。

加えてクリスマス大会からの仕切り直しの粕谷✖葛西戦、そのPanrcrase321で葛西の代役を買って出た岡野は松岡との試合が決まった。

さらに修斗で環太平洋を取り、世界を取り逃した石井のパンクラス再参戦=井村との顔合わせもトピックな一番だ。

高本✖重田のティーンエイジャー女子デビュー戦、高本&井村の出場は何気に立川色も加えておりながら、決して数合わせでない。そんなカードが並ぶPancrase333──MMAPLANET調べでは、『えっ、ここに来たのか』となるファイターの出場も決まっており正式発表が待たれる。

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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase333 アキラ ソルト パンクラス 中島太一 久米鷹介 修斗 藤野恵実

【Pancrase333】Championsip day in 立川。第三弾はストロー級QOPC=神秘のKAREN×基礎のソルト

【写真】 前回の試合はチャンピオンの欠点が露わとなった。いや、既に露わではあったが綻んでいなかった部分がついに敗北に結びついた戦いだった。それだけに伸びしろが十分にあるKARENが、今回はどのようなMMAを見せるか(C)MMAPLANET

連日のタイトルマッチ決定のリリース。9日(木)にパンクラスより、4月30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333のカード発表第3弾として、ストロー級クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ=王者KAREN×挑戦者ソルトの一戦が発表された。

一昨日はバンタム級王座統一戦=中島太一×田島椋戦、昨日はライト級王座統一戦=久米鷹介✖アキラ。そして、今日は女子ストロー級タイトルマッチ決定の報が届いた。


昨年3月にアップセットで藤野恵実を下し、18歳でベルトを巻いたKARENだが、年の終わりの横浜大会でソルトとノンタイトルで対戦。修斗からの刺客といえば聞こえは良いが、その修斗で1勝2敗だったソルトは王者にとってチューンナップマッチという風に捉えられていた。

しかし、ソルトは徹底してKARENの距離を潰し、蹴りを散らしてカウンター、王者が下がるようになっても距離を詰めてパンチを顔面に入れ、組みと寝技でも終始ペースを握る試合展開でフルマークの判定勝ちを手にした。

以前からKARENに関しては、体力はあるが技術的にはファンデーショナルな部分が疑問視される向きがあったのは事実だ。それでも勝つ、ある意味神秘性のあるファイトをソルトが基本の攻撃の積み重ねて打ち破ったことになる。

そんな両者の再戦がチャンピオンシップと実施される。前回の敗戦前にはKARENはパラエストラ柏で、基礎を学ぶトレーニングを始めたという情報もあるが、その後の上積みはなされているのか。またソルトとしても、無心で挑んだ前回の試合とは違いタイトルが懸かった一戦、しかも5Rということで気持ちの面も前回とは違う創りが必要になるだろう。

両者にとって真価が問われるチャンピオンシップ──神秘✖基本の戦いが、どう進化しているのか興味深い。

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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase330 RYO TSUNE YouTube シュウジ・ヤマウチ ソルト パンクラス パン・ジェヒョク 上田将竜 井村塁 伊藤盛一郎 山口怜臣 岡野裕城 新居すぐる 村山暁洋 林源平 水戸邉荘大 沙弥子 猿飛流 田嶋椋 田村一聖 粕谷優介 葛西和希 透暉鷹 長岡弘樹 雑賀ヤン坊達也 高木凌 鶴屋怜

【Pancrase330】計量終了(第1試合~第7試合)スクランブル発進の岡野も含めメイン出場選手に問題なし

【写真】さらっと7キロの減量といった岡野 (C)MMAPLANET

24日(土)午後12時45分より、東京都新宿区のサンエービル地下1階会議室で明日25日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase330の第1試合から第7試合に出場するファイター達の計量が行われた。

マッハ道場の同門、葛西和希が15日(金)に負傷し全治6週間という診断結果を受け急遽、代役を買って出て粕谷優介と対戦することになったHEATライト級チャンピオン岡野裕城は70.5キロでクリアしている。

「そんなに厳しくなかったですよ。ちょうど体重も落ちていて、7キロぐらいしか減量していないです」と常人の理解の範疇を越えた発言を涼しい顔で出来る岡野は、パンクラス初陣でどのようなファイトを見せることができるか。

ここでは計量直後の各選手のコメントをお届けしたい。

田村一聖
「明日はフィニッシュできるように頑張ります」

Ryo
「田村選手とはホントずっとやりたかったです。

明日、気持ちをしっかりと込めて頑張ります」


押忍マン洸太
「明日は思いっきり暴れます」

林源平
「ぶっとばします」

村山暁洋
「ずっとやるかもしれないと思っていた相手なんですけど。

凄いタフなんですけど、明日はフィニッシュで勝ちます」

長岡弘樹
「明日は根性を出して、魂を燃やして。

村山選手と戦いたいと思います」

高木凌
「明日の試合、死んでも勝ちます」

新居すぐる
「試合が決まってからずっと高木選手のことを考えてきたんで、明日は練習してきたことを全部出して勝ちにいきたいと思います」

岡野裕城
「えぇと……パンクラス・デビュー戦なんで、頑張ります」

粕谷優介
「また子供達に恰好良いところを見せます」

井村塁
「横浜のビッグマッチで組んでいただいて、ありがとうございます。

相手、佐久間選手なんですけど、自分らしくフィニッシュして良いクリスマスを迎えます」

佐久間健太
「久しぶりなんですけど、パンチを当てられるよう頑張ります」

沙弥子
「第1試合をやります、沙弥子です。世界で戦ってきた選手とこのタイミングで試合をすることは、一生の経験になると思います。明日は挑戦者という気持ちを忘れずに、攻め続けて勝ちたいと思います」

ジェニー・ファン
「最初に、このケージで戦う機会を与えてくれたパンクラスに感謝しています。私の対戦相手はとても強くて、とても良い選手です。明日の試合に期待しています。ベストと尽くします」

■視聴方法(予定)
2022年12月25日(日)
午後1時30分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE
午後2時30分~ U-NEXT

■ Pancrase330計量結果

※赤字選手名をクリックすると関連記事やインタビューに跳びます

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 猿飛流:56.5キロ
[挑戦者] 鶴屋怜:56.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.25キロ
パン・ジェヒョク:66.15キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.15キロ
シュウジ・ヤマウチ:70.45キロ

<バンタム級暫定王座決定戦/5分5R>
TSUNE:60.95キロ
田嶋椋:61.05キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.85キロ
ソルト:52.45キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.0キロ
伊藤盛一郎:56.95キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.75キロ
Ryo:65.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
押忍マン洸太:77.4キロ
林源平:77.45キロ

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋:77.5キロ
長岡弘樹:76.75キロ

<フェザー級/5分3R>
高木凌:66.2キロ
新居すぐる:66.1キロ

<ライト級/5分3R>
岡野裕城:70.5キロ
粕谷優介:70.3キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.4キロ
佐久間健太:61.55キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.5キロ
ジェニー・ファン:46.55キロ

<フェザー級/5分3R>
加藤泰貴:65.95キロ
倉本拓也:66.25キロ

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒:61.3キロ
木本海人:61.35キロ

<57.7キロ契約/5分3R>
水戸邉荘大:57.7キロ
金澤臣人:56.7キロ

<アマMMAバンタム級/3分3R>
山口怜臣:61.05キロ
岡田嵐士:60.95キロ

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