カテゴリー
BELLATOR INVICTA MMA MMAPLANET o PFL オリヴィア・パーカー ケイラ・ハリソン ミシェル・モンタギュー

【PFL2022#03】ミシャル・モンタギュー、デビュー戦でInvicta & Bellator参戦のパーカーをRNCで下す

<女子ライト級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー(ニュージーランド)
Def.1R3分57秒by RNC
オリヴィア・パーカー(米国)

サウスポーのモンタギューが、踏み込んで左を伸ばす。パーカーのジャブ、リードフックをかわし、ブロックしたモンタギューが左を振るって前へ。パーカーが回ってジャブを出す。左から右、前蹴りを見せたモンタギューはダブルレッグを切られ、背中を見せる危ない立ち方をする。パンチを打ち出すと、頭が固定してしまうモンタギューだが、組んでケージにパーカーを押し込む。

頭を押して離れたパーカーに対しモンタギューが左右のローを蹴り、左を当てる。さらに左を続けたモンタギューだが、パーカーも左を打ち返す。左を見せつつ、ダックアンダーからバックに回ったモンタギューが前方にパーカーを崩す。モンタギューパンチを入れ、両足をフックしたRNCへ。一度はレフェリーがタップを見逃すが、パーカーはもう一度タップし勝敗は決した。プロデビュー戦で、キャッチ・ジンガーノ戦の経験があるパーカーを一蹴したモンタギューをセコンドのケイラ・ハリソンが祝福した。


The post 【PFL2022#03】ミシャル・モンタギュー、デビュー戦でInvicta & Bellator参戦のパーカーをRNCで下す first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR INVICTA LFA MMA MMAPLANET o PFL YouTube   アマンダ・ヌネス オリヴィア・パーカー ケイラ・ハリソン シンシア・ベスカン ジャッキー・キャトライン ミシェル・モンタギュー

【PFL CS2022#03】計量終了 CS第3戦は女子ライト級。本命不在のなかモンテギュー、キャトラインに注目

【写真】プロ初陣とはいえアマで10戦以上のキャリアがあるモンタギューとプロ4勝2敗のパーカー。とはいえパーカーもアマで5連勝を飾り、プロ昇格をしている (C)LFA

3日(木・現地時間)、4日(金・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series第3週=女子ライト級の計量が行われた。

カード発表時に一番の目玉とされたフランスの五輪レスラー=シンシア・ベスカンが欠場となり、代役のブラジル人選手エヴェリン・マルチンスも欠場に。彼女たちの対戦相手を務めることになっていた米国人レスラーで今回がプロMMAデビュー戦のジャッキー・キャトラインは、同じくプロ初戦となるカーミー・アダムスと対戦することとなった。


今回の計量は4人のプロMMA経験者は全員がこれまではフェザー級で戦ってきたこともあり、厳しい減量はないことが予想されていた通り、問題なく全選手がパスしている。

そんな4人のプロ経験者のうち、もっともキャリアがあるのが4勝2敗オリヴィア・パーカーだ。Valor FCでは3連勝を飾ったパーカーだが、INVICTA FCのチェルシー・チャンドラー戦で初黒星と喫し、直近のファイトは昨年4月のBellator256でキャット・ジンガーノに腕十字で一本負けしている。

とはいえ、ジンガーノと戦っているだけでも経験値は他を圧倒しているといえる。そんなパーカーと対戦するミシェル・モンタギューはATT所属のキウイ女子で、IMMAFなどアマチュアでは10勝1敗の戦績を残す。

モンタギューはATTでケイラ・ハリソン、アマンダ・ヌネスのトレーニングパートナーを務めており、満を持してのMMA初戦を今回迎えることとなった。経験値が最も高いパーカーと対戦することで、勝てばPFLと契約という道がクリアに見えるモンタギューだ。

とはいえ全選手に総じていえることは、キャリアが浅く、どれだけのポテンシャルを持っているのかは、数字で伺え知れない。

例えば五輪、世界選手権での活躍には至らなかったが、その予選では3位や2位になり、75キロで米国ランク3位だったキャトラインなど、レスリングという部分では他を圧倒する力を持っているかもしれない。

フィニッシュが絶対条件の一発勝負、どの選手にも当確マークをつけることはできない混戦ともいえる。

■視聴方法(予定)
3月5日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#03 計量結果

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ジェケリニ・カバウカンチ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャッキー・キャトライン: 153.6ポンド(69.67キロ)
カーミー・アダムス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ユリア・ドーニー: 153.8ポンド(69.76キロ)
ジェスリン・ミシェル: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 153.4ポンド(69.58キロ)
オリヴィア・パーカー: 155.2ポンド(70.39キロ)

The post 【PFL CS2022#03】計量終了 CS第3戦は女子ライト級。本命不在のなかモンテギュー、キャトラインに注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Brave CF LFA MMA MMAPLANET PFL PFL CS02 UFC YouTube アマンダ・ヌネス カールストン・ハリス キック ケイラ・ハリソン シンシア・ベスカン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジョシュア・シルヴェイラ ボクシング

【PFL CS】シーズン出場を賭けた新シリーズにLFA二冠、BRAVE二冠、ムンジ優勝、五輪レスラーが出場!!

【写真】ヨルダンのライオン、ジャラ・アルシラウィはBRAVEでウェルター級×2度、スーパーウェルター級王者になっている中東ナンバーワンMMAファイターだ (C)BRAVE CF

MMAワールドで唯一シーズン制を採用しているPFLが、2022年の開幕日とTV中継、2月から3月に掛けて行われるPFL Challenger Seriesの開催及び対戦カードを続々と発表している。

2021年シーズンはESPN、ESPN+でレギュラー~プレイオフ~ファイナルと10イベントがライブ中継及び配信されたPFL。2022年に関して、昨年中にアナウンスされずその先行きが不安視された時期もあった。

そして25日(火・現地時間)に4月20日(水・同)の開幕と7イベントをESPNとESPN+で放送し、残りをESPN2で流すことが決まったという発表があった。

この前後に本戦出場選手の予選といえるチャレンジャーシリーズの開催と対戦カードも明らかになりつつあり、興味深いファイター達の名前が確認されている。


PFL CSはフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで収録され、2月18日(金・同)から毎週金曜日に1階級ずつ、6週連続で4試合が組まれレギュラーシーズン出場選手が確定する。

全世界500選手のノミネートから厳選された8選手、4試合の狭き門をくぐることができた各階級の選手たち、まず18日のチャレンジャーシリーズ第1弾はライトヘビー級4試合が組まれ、地元といっても過言でないフロリダからATTヘッドコーチ=マーカス・コナン・シウヴェイラを父に持つジョシュア・シルヴェイラがメインに出場する。

レスリングベースで、当然のように柔術も修得しているコナンJrは、キャリア7勝0敗で全米ナンバーワン・フィーダーショー=LFAでミドル&ライトヘビー級の2階級を制している。

そんなシルヴェイラの相手はUAE Warriorsから南スーダン人ファイターのモハメド・ジュマが務めることとなった。

2月25日(金・同)=PFL CS02はウェルター級がマッチアップされており、ヨルダンのライオン=BRAVE CFでウェルター級とスーパーウェルター級のベルトを巻いたジャラ・フセイン・アルシラウィが、マイケル・リリーと戦う。中東を代表するMMAファイターであるアルシラウィは、欧州や米国で育ったのではなく、ヨルダン生まれのヨルダン育ちで、MMAもヨルダンで始めた。

そんなアルシラウィはキャリア15戦目で現UFCファイターのカールストン・ハリスを初回で倒し、BRAVEウェルター級王座に就いている。一度はアブドゥル・アブラギモフに敗れてベルトを手放したが、ダイレクト地マッチで取り戻し──そのままスーパーウェルター級王者に認定された。キックボクシング、柔術ともに基本に忠実で派手さよりも実直さが目立つヨルダンのライオンが、レギュラーシーズン出場権を得ることができるか楽しみだ。

またウェルター級ではルーカス・バルボーサのチャレンジ=トロイ・グリーン戦も見逃せない。

ハルクの異名を持つバルボーサは昨年12月のムンジアルでミディアムヘビー級をATOSの同門グスタヴォ・バチスタとシャエし準優勝、2018年はその逆でバチスタとシャアして金メダルに輝いている。

2017年と2018年はアジア柔術選手権で来日し、1年目はミディアムヘビー級を制し、無差別級はキーナン・コーネリアスとシェアして2位、2018年はヘビー級と無差別級を制している。ノーギワールズでも3連覇の経験があるハルクにとってMMAは2012年8月以来、実に9年半ぶりの挑戦になる。鉄壁のボディロックパス&肩固めがMMAでも爆発するか、見ものだ。

現状、カードが発表されているのは3月4日(金・同)の女子ライト級まで。ここではロンドン&リオ五輪の女子レスリング72キロ級に出場したフランス人のシンシア・ベスカンがMMA初陣を戦う。

レスリングではインドで行われていたプロチームの対抗戦=プロ・レスリング・リーグに参戦経験があるが、打撃有りの戦いで長所を如何に出せるか。

女子ライト級は4試合=8人の出場選手中、3選手が初めてケージで戦うことになる。そのうちの1人であるニュージーランド人のミシェル・モンタギューはATTでケイラ・ハリソン、アマンダ・ヌネスのトレーニングパートナーを務めており、IMMAFなどアマMMAでは10勝1敗の経験を持つ。

PFLとの契約の際に「100万ドルを賭けて戦い、人生を変える」と話していたベスカンが、そのスタート台に立つことができるか興味深い。などチャレンジャーシリーズは米国では全戦がfubo TVでライブ配信されるが、同ネットTVは日本では視聴できず、MMAPLANETではFacebookやYouTubeでの配信があるのかPFLに確認中だ。

The post 【PFL CS】シーズン出場を賭けた新シリーズにLFA二冠、BRAVE二冠、ムンジ優勝、五輪レスラーが出場!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator271 MMA   クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン シネード・カヴァナー

【Bellator271】サイボーグが右フック&恐怖の鉄槌でカヴァナーを沈める。あるか? ケイラ・ハリソン戦?!

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.1R1分32秒by KO
シネード・カヴァナー(アイルランド)

左ジャブを伸ばしたカヴァナーだが、パンチが交錯するとサイボーグがレンダンを打ち込みケージ際で連打を被弾する。クリンチの中でギロチンは極まらず、カヴァナーはヒザ蹴りからパンチを2発受ける。それでパンチを返すカヴァナーは、クリンチから逃れるとローにワンツーを合わせる。

打ち合いに臆することなくケージの中を取ったカヴァナーだが、それが裏目にとなり 右フックを打たれる。それでも右を振ったところで、右フックを再度打ち抜かれたカヴァナーが後方にダウン。容赦ない鉄槌を落としたサイボーグが、一気に試合を決めた。

サイボーグは「全くプラン通りに戦わず、チームに謝りたい。殴ってくるのは分かっていたのテイクダウンから寝技勝負しようと思ったけど、KOできて嬉しいわ。私は対戦相手は選ばない。誰とでも戦う」と話すと、インタビュアーのビッグジョン・マッカシーが「フリーになったケイラ・ハリソンは?」と振る。「ケイラ、今日は来てくれてありがとう。彼女と戦えるのは素晴らしいことよ。でもまずはプロモーションが話さないとね」とサイボーグ、ここでATT勢の応援かケージサイドに座っていたケイラは立ち上がって笑顔を見せた。


The post 【Bellator271】サイボーグが右フック&恐怖の鉄槌でカヴァナーを沈める。あるか? ケイラ・ハリソン戦?! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA PFL PFL2021#10 ケイラ・ハリソン テイラー・ゴールダード

【PFL2021#10】右を被弾しても、ケイラ・ハリソンの突き抜けた強さ変わらず。腕十字で連覇

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.2R4分00秒by 腕十字
テイラー・ゴールダード(米国)

ワンツーで前に出るゴールダードが、右オーバーハンドをヒットさせる。組んだケイラはヒザ蹴りをボディに受けながら大内刈りで一瞬にしてテイクダウンを決める。ボディから顔面に左のパンチ、さらに左右のパウンドを打ち込むケイラは、ニーシールドに足を抜いてパスを決める。ニーインベリーをハーフに戻したゴールダードだが、キムラ・アームロックを狙われる。アメリカーナに移行したケイラは、腕に拘らずマウントに移行する。背中を見せたゴールダードをワンフックで制したケイラが、前方に潰していく。首を許さないゴールダードに対し、ケイラは仰向けになりワンフックのままトップに戻る。

肩固め狙いを半身で防いだゴールダードは、反時計回りで逆側から抑えを狙ったケイラをガードに入れる。腰を越したケイラは勢いのあるパンチを落とすが、足を払ってのパンチを狙ったところでゴールダードがスタンドに戻る。残り30秒、パンチから組んだケイラは見事な払い腰でゴールダードを投げ、袈裟で抑えて初回を終えた。

2R、ローに右を合わせようとするゴールダード。ケイラは左を伸ばし、一旦離れて飛び込んで左を狙う。右前蹴りを見せたケイラは、左ハイからパンチで距離が詰めクリンチ、小内刈りでテイクダウンを決める。

クローズドのゴールダードを殴り、ガードが開くとハーフで抑えつつ左のパンチを打ち込むケイラがZガードを無力化させ、マウントを奪取する。抱えられた頭を抜いたケイラは、下を向いたゴールダードにパンチを連打し、亀に戻り上を向いたゴールダードからマウントを取り直す。ケイラは余裕を持って腕十字を仕掛け、クラッチを切って右腕を伸ばしタップを奪った。

2019年に続き2度目の女子ライト級の頂点にぶっちぎりの強さで立ったケイラは「右を振るって良いゲームプランだったわ。ただ、何があっても私はグラップルするだけ(笑)。まず子供たちとバケーションを取って、可能な限り直ぐにジムに戻るわ」と颯爽と話した。


The post 【PFL2021#10】右を被弾しても、ケイラ・ハリソンの突き抜けた強さ変わらず。腕十字で連覇 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR MMA PFL PFL2021#10 UFC   アンテ・デリア オマリ・アクメドフ クラレッサ・シールズ クリス・ウェード ケイラ・ハリソン ジュリア・バッド テイラー・ゴールダード ドン・マッジ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・カッペローザ ボクシング マゴメド・マゴメドカリモフ マールシン・ハムレット レイ・クーパー3世

【PFL2021#10】計量終了 2021年決勝。ウェード✖ハイブラエフ、クーバー✖マゴメドカリモフ。新顔も

【写真】短髪にしたことで、父レイ・クーパーに風貌がそっくりになったブラダボーイ(C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#10 「Championships 」の計量が26日(火・同)に行われた。

2021年PFLのシーズンファイナル=チャンピオンシップスは5階級のシーズン決勝=世界選手権試合と3試合のフューチャーバウトが組まれている。


優勝賞金100万ドルを前に、誰一人として体重オーバーは見られなかった。そしてライト級とライトヘビー級ファイナルをアンダーカードに追いやった──ロンドン&リオ五輪女子ボクシング金メダリストで、ボクシング世界8冠のクラレッサ・シールズはMMA2戦目の計量を 155.8ポンドで終えている。

メインカード第1試合のフェザー級ファイナル=モヴィッド・ハイブラエフとクリス・ウェードはともに145ポンドでパスし、フェイスオフ後にはしっかりとハグをして健闘を称え合った。

コメインのウェルター級ファイナル、レイ・クーパー3世は父親ブラダを短髪で登壇し、頭一つ大きなマゴメド・マゴメドカリモフを見上げるようにフェイスオフ。

「3年前と変わっていない。同じ相手、同じ試合、結果も同じだ。サブミッションでまた勝てる? そこについては何もいえない。打撃もグラップリングも、レスリングも交えたスペクタルな試合になるだろう」とマゴメドカリモフが話すと、ブラダボーイは「ただケージに入って、顔を殴りつける。シンプルに戦う」とコメントした。

メインではケイラ・ハリソンとテイラー・ゴールダードが女子ライト級決勝を戦うが、賭け率は驚異の+3500とハリソンが圧倒的に優位と予想されている。

ゴールダードはインタビュアーのショーン・オコネルの「誰も勝利を期待していない」という問いかけにも、「とても落ち着いている。あとはやるだけ。私の好きなことをして、良い時間にしたい」と返答するのみで、最後まで勝つという言葉を発しなかった。

対してケイラは余裕の表情で「ベストを尽くして、殺やられる前に殺るだけ。ライオンでも、虎でも、熊が相手でも私が殺す」と話した。

また今大会ではアンダーの3試合で2022年の展望が見える3人の選手が出場する。

ライトヘビー級ではUFCミドル級で9勝5敗1分だったオマリ・アクメドフ、女子ライト級には元Bellator世界フェザー級王者のジュリア・バッド、そしてライト級では南アフリカン・ショータイム──ドン・マッジがPFL初戦を迎える。

3者は2020年シーズンを睨んでのお披露目的なファイトでありながら、気の抜けない対戦相手が用意され査定試合のようになっている。

また同大会にはフェザー級で日本のプロモーションでベルトを持つファイターへオファーもあったが、契約締結には時間が足らなかったという話も伝わってくる。

来るべき022年シーズンに3年振りの日本人ファイターの出場はあるのか──という期待も募るが、まずは2022年シーズンウィナーが誰になるのか──特にフェザー級&ウェルター級の行方──を楽しみたい。

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ 対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン: 153.8ポンド(69.76キロ)
テイラー・ゴールダード: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
レイ・クーパー3世: 169.8ポンド(77.01キロ)

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ: 236.4ポンド(107.22キロ)
アンテ・デリア: 243ポンド(110.22キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・ウェード: 145ポンド(65.77キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 204.4ポンド(92.7キロ)
マールシン・ハムレット: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ: 155ポンド(70.31キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 203.6ポンド(92.35キロ)
ジョーダン・ヤング: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド: 154.6ポンド(70.12キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイサン・ウィリアムス: 155.4ポンド(70.48キロ)

The post 【PFL2021#10】計量終了 2021年決勝。ウェード✖ハイブラエフ、クーバー✖マゴメドカリモフ。新顔も first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA PFL PFL2021#10 UFC アンテ・デリア カーティス・ミランダー クリス・ウェード ケイラ・ハリソン サディボウ・シ テイラー・ゴールダード ニコライ・アレクサヒン ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・カッペローザ マゴメド・マゴメドカリモフ マールシン・ハムレット レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2021#10】ウェルター級2連覇へ、レイ・クーパー3世「豪華な設備は必要ない。練習はガレージで十分」

【写真】取材後にハワイからフロリダへ。同じ米国内でも6時間も時差がある(C)Zuffa/UFC

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノでPFLのシーズンファイナル=PFL2021#10 「Championships 」が開催される。

5階級のファイナルが行われるPFLのシーズン掉尾を飾る大会で、ブラダボーイことレイ・クーパー3世が、2018年シーズンファイナルで敗れたマゴメド・マゴメドカリモフとウェルター級二連覇を掛かったリベンジマッチに挑む。

父はハワイアンMMAのパイオニア=レイ・ブラダ・クーパー、その父と弟2人の計4人で、ガレージでトレーニングをブラダボーイはローリー・マクドナルドを完封するなど、ワイルド一辺倒から高いステイビリティを誇る成熟したファイターに成長した。

シンプル・イズ・ザ・ベスト、ハワイアン・ロコを代表してブラダボーイがデカゴンに足を踏み入れる。


──6日後にマゴメド・マゴメドカリモフとPFL2021シーズンファイナルを戦います。(※取材は10月22日に行われた)今の気持ちを教えてください。

「良い感じだよ。もう準備はできている」

──今シーズはレギュラーシーズン2戦目が計量失敗で、勝ってもマイナス1点。負けてボーナスポイントを対戦相手のニコライ・アレクサヒンに与えるケース、または勝っても獲得ポイントは5Pで終了し、サディボウ・シとカーティス・ミランダーが強豪ロシアンをフィニッシュするような事態になれば、プレーオフ進出ができないという危機的状態に陥りました。

「とにかく試合に勝つことに集中したよ。神経質になることもなかった。対戦相手のニコライ・アレクサヒンに勝ち点3もボーナスPも与えないこと、他の選手は僕よりポイントが低かったし、目の前にある試合に勝つことに集中していたんだ」

──あの試合内容を見ると、体調不良でないことは分かりました。なぜ、大切な時に減量失敗というミスを犯してしまったのでしょうか。

「水抜きを早くし過ぎてしまった。そして水分補給も早過ぎた。タイミングを間違い、突然、全く水が抜けなくなってしまったんだ。僕のミスだよ。体は水分を欲しがるから、早く水抜きをするような間違いはもう絶対にしない。減量方法は変えてはいなかった。ただ、早く水抜きをしたことで、水分補給がいつもと違ってしまって。もう、あんなことはしない」

──結果的にプレーオフ進出を果たし、準決勝ではキャリア最高のビッグネームと言って良いローリー・マクドナルドを完封しました。

「ローリーはこのスポーツのレジェンドだから、勝てた意味は凄く大きい。何よりも彼は今もトップの1人だ。その彼を完全に支配できた。ローリーはスタンドでも手がでないし、レスリングでも僕が圧倒した。結果、僕がウェルター級の世界のトップだと証明できる試合になった。自分の力を信じていたし、勝つと思っていたけど、やり切ったという気持ちが大きなファイトだったね。大きな意味を持つ勝利だ」

──決勝で戦うマゴメドカリモフには3年前のファイナルで敗れ、2年前はプレーオフの準決勝を彼が棄権をしました。このような過去があり、ブラダボーイは常に彼との対戦を望んできました。

「2年前、プレーオフの2試合目で戦うはずだったけど、初戦で消耗していたから彼は勝てないと判断したんだろうね。僕との試合を避けた。今回はファイナルだし、そういうことは起きない。シーズンファイナル、最後の試合、最高の舞台だ。あの負けを払拭する勝利を手にする」

──3度目とはいえ目の前に100万ドルがあると、精神的に何か影響はないでしょうか。

「3年前より大人になった。自分のエゴに従って、パンチを大振りするようなことはなくなったよ。ミスをしないよう戦う、それがファイターとして成長した点だと思う。状況判断をしてパンチを放つようになったし、よりテクニカルになっているよ」

──今は3年前より100万ドルの賞金を気にせず戦えるということでしょうか。

「賞金のことは考えていないよ。ファイトに集中している。この階級のベストファイターと戦うんだから、とにかく自分をプッシュすること。いつの日か、ウェルター級のベストファイターになるためにもね」

──2年前に100万ドルを手にしても、その考えは変わらなかったということですね。

「100万ドルを獲得して、練習に身に入らなくなるとか、戦うモチベーションが落ちたとかは一切ないよ。100万ドルが手に入ったことは家族と生きていくことを考えると、もちろん嬉しかったよ。だからって僕の生活スタイルが変わるわけじゃない。派手な生活なんて一切送って来なかったし、何も変っていないよ。

人としてハンブルなままでいたいんだ。時間を無駄に使う様なことだけはしたくない。練習もガレージで続けているし、父の練習方法も一切変わっていない。豪華な練習設備なんて要らないし、走るのは家の外で十分だ。ガレージのマットでレスリングのスパーリングをして、打撃の練習をし、ウェイトを挙げる。科学的なトレーニングは僕には必要ない。

結局、ハードなランニングとハードなスパーリングをするにことに変わりはない。マシーンで使って行うことは、マシーンなしでやり切れるんだよ」

──ガレージで行う父、そして弟との練習で、マゴメドカリモフ戦への対策練習はできるのですか。

「父と2人の弟、それで十分。誰も僕らの練習に来てもらっていない。ジム内で身内だけでやる練習が好きなんだ。僕はそうやって生まれ育った。他の選手たちと練習しようとは思わない」

──マゴメドカリモフのようなサイズが弟たちはあるのでしょうか。

「ノー。2人は僕より小さいよ。でも対戦相手じゃないないんだよね、試合は。僕がどう戦うか、だから。ハードな練習をして、グッドシェイプでいること。そして戦う。自分をしっかりと創り込むことができれば、相手が何をしてこようが関係ない。関係してくるのは僕が何をするのか、だよ」

──その考えはもちろん、ブラダボーイの信条だと思いますが、皆に共通することだと思いますか。

「それは分からないよ。僕は僕のことを考えて、こうしているんだから。大きなジムより、ガレージで練習する方が好きなんだ。だから他の人がどうかっていう問いに対して、答を持たない。ただ自分らしくやっているだけだよ。

普段も家族と一緒にいるし、友人も多くない。家族が一緒にいる──それ以上のことを望むことはないからね」

──では、そうやって自分を貫いてきたブラボ―イはマゴメドカリモフのことをどのようなファイターだと考えていますか。

「前に戦った時と何も変わっていない。同じファイターだ。ひたすらレスリングを仕掛けてくるだろう。レスリング勝負がお望みなら、レッスルするよ。どの局面でも僕は戦うことができるから」

──ブラダボーイ自身は2018年の大晦日にマゴメドケリモフと戦って以来、どこが一番成長したと思いますか。

「ラッシュをしないで、パンチを打つことに対して我慢できるようになったこと。もう少し我慢強く戦うことができていれば、前回の試合も勝つことができていた。それなのにフラストレーションがたまってミスを犯してしまった。もっと我慢強く、成熟した試合を見せる。そうすることで、試合は楽になるんだ。自分のアグレッシブな性格をコントロールして戦えば、勝機は確実に広がって来るからね」

──シーズン2連覇、それともリベンジ。どちらにより比重がありますか。

「タイトルを獲ることだけを考えて戦うよ。2021年のウェルター級世界チャンピオンという称号を得るために、マゴメドカリモフと試合をする。今年の4試合目で、最後の試合だ。ここまで本当に調子よく戦えた。これを続けるだけだよ。それが一番大切なことだよ」

──仮にPFLウェルター級2連覇を成し遂げた場合、3連覇を目指しますか。それともUFCのドアを叩くのでしょうか。

「まだ、そこまでは考えていない。そうなった時には父やマネージャーと話をする。今はそこを考える時じゃないし、試合に集中するよ。とにかく時が来れば、自分にとって正しいと思われる選択をすることだけは確かだよ」

──ブラダボーイ、今日はインタビューを受けてもらいありがとうございました。

「こちらこそありがとう。僕はルミナ・サトーやタカノリ・ゴミの試合を見て育った。父は彼らとレスリングの練習をしたこともある。僕にとって父のように日本で戦うことが夢なんだ。さいたまスーパーアリーナで戦いたいと思っている。サンキュー」

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ PFL2021#10対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
テイラー・ゴールダード(米国)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
レイ・クーパー3世(米国)

<女子ライト級/5分3R>
チェルシー・シールズ(米国)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
アンテ・デリア(クロアチア)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
クリス・ウェード(米国)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ジョーダン・ヤング(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ(南アフリカ)
ネイサン・ウィリアムス(米国)

The post 【PFL2021#10】ウェルター級2連覇へ、レイ・クーパー3世「豪華な設備は必要ない。練習はガレージで十分」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
PFL PFL2021#08 Report ケイラ・ハリソン ジェナ・フェビアン ブログ

【PFL2021#08】ジェナ・フェビアンに何もさせず、ケイラ・ハリソンがパウンドアウトで$100万に王手

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R4分01秒by TKO
ジェナ・フェビアン(豪州)

サウスポーのケイラは、間合を取りつつ圧をかける。ここから一気に距離を詰めると、フェビアンの打撃を受けることなく左を差してケージに押し込む。フェビアンは最初の大内刈りを防ぐが、小外刈りで倒されサイドで抑えられてしまう。残り半分、マウントに移行したケイラが右のパンチを連打する。

さらに左の鉄槌を落とし、腕を取りながらパンチを連打する。腕十字を警戒し、腕を引き寄せて顔面ががら空きになったフェビアンは、右の連打に背中を見せる。左手を取り、右のパンチを10秒以上続けるとついにレフェリーが試合をストップ。全く危なげなく、ケイラは2連覇に王手をかけた。


The post 【PFL2021#08】ジェナ・フェビアンに何もさせず、ケイラ・ハリソンがパウンドアウトで0万に王手 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA PFL PFL2021#08   アマンダ・リヴェイ ケイラ・ハリソン ジャナ・ファビアン ブログ

【PFL2021#08】計量終了 1位のパシェコが計量失敗で脱落。ケイラ独走?!の女子ライト級で注目組技師が初陣

【写真】非常に楽しみなアマンダ・リヴェイのMMAデビュー戦(C)PFL

19日(木・現地時間)にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#08の計量が18日(水・同)に行われた。

プレーオフ2週目はヘビー級と女子ライト級のセミファイナルが行われるが、なんとレギュラーシーズン1位で昨年のファイナリストでもあるラリッサ・パシェコが2ポンドオーバーで、計量をパスできず脱落となってしまった。


ビッグネームのレギュラーシーズンに続き、まさかのランク1位の体重オーバーとMMAにおけるシーズン制の困難さと、リアルさを見せつけているPFL2021年シーズンだが、パシェコの脱落により、シーズン5位だったマリアナ・モライスがテイラー・ゴールダードと準決勝を戦うことに。

棚ぼたでプレーオフ進出となったモライスは、ケイラを相手にシーズン初戦では僅か83秒で敗れており、対戦相手のゴールダードはこの試合がキャリア4戦目……。女王の連覇の可能性が限りなく高くなったといえる。

それも今回の対戦相手ジャナ・ファビアンはキャリア6戦目(5勝1敗)ながら、188センチの長身でケイラにとっても初めて動けて自身よりサイズの大きなストライカーと戦うこととなる。

「一番になるために、私たちは戦う。全てのシチュエーションを想定して万全の備えをしてきたわ。私とケイラのスタイルはまるで違っていて、互いに自分にアドバンテージがあるところで戦おうとするでしょうね。ただ、私は何もトラブルに対処するために練習してきたんじゃないわ。全てにおいて、準備は出来ている」とファビアンはインタビューで答えた。

対して、ケイラは「ケイラが勝って、ゲームオーバー。単純なことよ。ジャナは素晴らしい対戦相手よ。彼女の1敗は180センチのサウスポーのストライカー、ボビー・ジョー(※ケイラが3分32秒、腕十字で一本勝ちした相手)に負けているけど、それがファイト。ベストは誰かを決めるために戦うのよ」とコメントした。

いうなれば圧倒的に2連覇が近づいているケイラだが、来年を見越せば──1人、非常に面白いファイターが、今大会でMMA初陣を迎える。

それがミランダ・バーバーと対戦するアマンダ・リヴェイだ。リヴァイは9月のWNOチャンピオンシップスの女子ヘビー級にエントリーしている柔術黒帯のグラップラーだ。紫帯時代にノーギワールズでダブルクラウン、茶でも世界一に輝いているリヴェイが、MMA初陣でどのような戦いを魅せるのか。ある意味、プレーオフより楽しみなファイトといえる。

■視聴方法(予定)
8月20日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■PFL2021#08計量結果

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ジャナ・ファビアン: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 235.6ポンド(106.86キロ)
ジャマル・ジョーンズ: 250.6ポンド(113.67キロ)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
マリアナ・モライス: 153.6ポンド(69.67キロ)
テイラー・ゴールダード: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 250ポンド(113.4キロ)
アンテ・デリア: 244.4ポンド(110.85キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ: 252.8ポンド(114.66キロ)
スチュアート・オースチン: 246.6ポンド(111.85キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・シウマヌタファ: 260.4ポンド(118.11キロ)
モー・デリース: 252ポンド(114.3キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 156ポンド(70.76キロ)
クラウジア・ザモラ: 148.8ポンド(67.49キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ミランダ・バーバー: 155.2ポンド(70.39キロ)
アマンダ・リヴェイ: 153.6ポンド(69.67キロ)

<ライト級/5分3R>
クリスチャン・ローセン: 156ポンド(70.76キロ)
ジョナス・フロック: 155.6ポンド(70.57キロ)

The post 【PFL2021#08】計量終了 1位のパシェコが計量失敗で脱落。ケイラ独走?!の女子ライト級で注目組技師が初陣 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA PFL キック ケイラ・ハリソン シンディ・ダンドワ

【PFL2021#06】ケイラ・ハリソン、盤石の強さでダンドワを腕十字葬。プレーオフ決定

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R4分44秒by 腕十字
シンディ・ダンドワ(ベルギー)

サウスポーのケイラ、ケージの前を左右に回るダンドワに左を伸ばす。左ミドルを入れ、左ストレートを狙ったケイラが距離を取り直すと、ダンドワが遠い距離から組みつつ引き込む。ダンドワはクローズドガードを取るが、立ち上がってガードを開けたケイラはパンチから一気にパスをしてクルスフィックスに。懸命に腕を戻すダンドワの頭を跨いたケイラがパンチを続ける。

逆側に回りニーインベリーのケイラに対し、ダンドワがケージキックからリバーサルへ。ケイラは一瞬の亀から起き上ってトップを取り返す。頭抜けたフィジカルの強さを見せたケイラはトップから圧をかけ、一旦離れて立ち上がる。飛び込んで左を当てたケイラがパス&マウントへ。残り50秒、左のパンチを纏めて上体を起こしたケイラが腕十字へ。パンチを入れながら左腕を伸ばし圧巻の一本勝ちを決めた。

クイック6、6P獲得のケイラは12P獲得──それでもラリッサ・パシェコに続き2位通過となったケイラは「1R、サブミッション。少しづつでも成長したい。8歳から人を投げて、柔道界を制した。米国人でもできることを見せた。今、MMAを征服している。私が女王になる」と言い、マイアミのビル崩壊への寄付を呼び掛けた。

女子ライト級プレーオフはジャナ・ファビアン、テイラー・ゴールダード、パチェコ、ケイラの4人──プレーオフは8月13日からスタートを切る。


The post 【PFL2021#06】ケイラ・ハリソン、盤石の強さでダンドワを腕十字葬。プレーオフ決定 first appeared on MMAPLANET.