【世界スーパーバンタム級 4団体タイトルマッチ】
◯井上尚弥
(7R TKO)
×TJ・ドヘニー
1R、互いに様子を見る静かな立ち上がり。徐々にプレスをかける井上。単発ながら右ストレート、ボディを振るう。対するドヘニーは終盤にジャブを小刻みに放って牽制してラウンドを終えた。
2R、ドヘニーは低い構えから突然前に出るなどトリッキーな動きを見せる。しかし井上は冷静に対応。ロープ際に詰めると右ストレート、ボディをヒットさせる。終盤にもコーナーに追い込んで右ボディを打ち込んでラウンド終了。
3R、ドヘニーはまたも低めのガードから軽快なステップでサークリング。井上は間合いを詰める。しかしドヘニーもうまくかわすと小刻みに手数を出し始める。井上は様子を見ているのか思ったよりも手数が少ないままラウンド終了。
4R、前に出る井上に対してドヘニーの左がヒット。ヒヤッとするが井上は前進。要所で大きなフックを放り抜き会場を沸かせる。しかしクリーンヒットがなくラウンド終了。ドヘニーのカウンターが怖い。
5R、ジリジリと間合いを詰める井上に対してドヘニーは一気に距離を詰めて左右のパンチを出す展開。井上はやりにくそう。それでも距離を潰すと右ボディ、フックを打ち込む。しかしドヘニーもしっかりと打ち返してラウンドを終えた。ドヘニーが予想以上に上手く戦っている印象。
6R、開始直後から激しい打ち合い。井上がヒットさせればドヘニーも打ち返す。井上はボディを軸に手数を稼ぐがドヘニーは怯まずにパンチを出す。しかし攻撃の手を緩めない井上はコーナーに追い詰めて左右の連打で追い込んだがゴング。
7R、開始直後に間合いを詰める井上。左右の連打からボディ。するとドヘニーは腰を抑えて動きが止まる。ここでレフェリーが試合を止めた。あっけない結末。