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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF81 Report World kicks ブログ リッティデット・ソー・ソンマイ 小笠原瑛作

【ONE FF81】右ミドルにも前に出た小笠原は、ハイをスウェイしきれずダウン。0-3でリティデットに敗れる

【写真】ダウンを挽回しようとした小笠原だが、最終回はリティデットがしっかりと守り切った(C)ONE

<ムエタイ・132ポンド契約/3分3R>
リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)
Def.3-0
小笠原瑛作(日本)

オーソドックスながら左が強いという評判のリッティデットに対し、サウスポーの小笠原は左ローを蹴る。前蹴りを見せたリッティデットが距離を詰めて腹を攻める。ハイをかわした小笠原はローをチェックして、左ローを蹴る。詰めてハイを狙い、右エルボーを放ったリッティデットは右目尻をカットした小笠原の前蹴りで尻もちをつく。右ミドルを入れたリッティデットにワンツーの小笠原、リッティデットが右ハイからミドルを返す。残り20秒で鋭い右ミドルを入れたリッティデットが初回をリードした。

2R、小笠原が左ミドル、リッティデットが右ミドル。小笠原は左インローを入れる。ハイをガードした小笠原は、近い距離で右を受けて姿勢を乱すリッティデットの右ミドルにもワンツーからパンチを纏める。さらに左ローを決めた小笠原は前に出ると蹴りからパンチに繋げ、ローを蹴る。左ミドルをキャッチしたリッティデットのハイをかわした小笠原。続いてミドルを受けるがパンチで前に出る。ハイをかわして右フックを入れた小笠原だったが、リッティデットが右ハイをスウェイしきれず顔面を蹴られる。そのまま顔を払うような動きで崩れた小笠原はダウンを宣言せれた。立ち上がった小笠原が左エルボーからワンツーも、この回も明白に落とした。

最終回、後の無い小笠原がコンビで前に出て、スピニングバックエルボーを繰り出す。ミドルを蹴ったリッティデットが首相撲でエルボー、左エルボーから足払いで倒す。小笠原も右を受けても、右を返すが中盤に前蹴りで突き放される。さらに腹を蹴ら汰小笠原は、跳ねるようなリッティデットの蹴りにスピニングバックフィストと、詰められないところで回転系の攻撃を繰り出す。リッティデットはロープを背負って回り、クリンチと時間を使う。スピニングバックフィストを空振りした小笠原は、姿勢を乱しレフェリーに立たされるも、すぐに時間となった。

結果、小笠原は0-3で敗れた


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45 AB K-1 MMA MMAPLANET ONE ONE FN24 World kicks エリアス・マムーディ ブログ 内藤大樹

【ONE FN24】マムーディとランカー対決へ、内藤大樹「分かりやすい形で勝ち切ることが自分の課題」

【写真】ONEで戦い続けるファイターとしてのプライドも言葉にした内藤だった(C)TAKUMI NAKAMURA

3日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムでONE Fight Night24「Brooks vs Balart」が開催され、内藤大樹がエリアス・マムーディとキックボクシングルールで対戦する。
Text by Takumi Nakamura

武尊の参戦で一気に注目を集めることになったONEのフライ級キックボクシング。内藤は2019年からONEの舞台で戦い、王者スーパーレック、ロッタン、武尊に続いてランキング3位に名を連ねている。今回は日本でも活躍したマムーディとの対戦となり、この試合を通して内藤は自分の存在をアピールしたいと語った。


──計量前のインタビューありがとうございます。試合に向けた調整・コンディションはいかがですか。

「コンディションはいつも通り良いかなっていう感じで準備できています」

──前回のデッドゥアンレック・ティーデ99とのリマッチは内藤選手のロー×デッドゥアンレックのミドルという攻防の末に、内藤選手が判定で敗れるという結果でした。あの試合を振り返ってもらえますか。

「自分的にはキックボクシングルールだったこともあって、手応えはあったんですけど、それでもやはり相手のミドルキックの印象の方が強いのかなというのがあって。一番は1回でもダウンを取れていれば間違いないと思ったので、そこは切り替えて自分の課題である倒し切るとか、そっちをレベルアップした方がいいなと思いました」

──内藤選手はキック・ムエタイの両ルールで試合をしていますが、相手を倒す・明確なダメージを与えるという根本的なところを伸ばさないといけないと感じていますか。

「そうですね。自分はテクニック的なところを見せられていると思うので、あとはその中でしっかり誰が見てもわかりやすい形で勝ち切ることが自分の課題だと思っています」

──3分3Rの短期勝負で明確に差を付ける難しさも感じますか。

「やっぱりレベルの高い者同士の戦いになるし、特にムエタイのトップ選手だったりすると、なかなか倒し切るのは難しい部分だと思います。でもやっぱりそこを突き詰めていかないといけないし、自分も倒せるパワーはあると思っているんで、あとは本番で早く出したいなとは思いますね」

──ONEのムエタイルールは、それまでのムエタイとは違ってアグレッシブな試合試合になることが多いですが、そこにしっかりアジャストするタイ人の強さを感じることもあります。

「タイ人×タイ人の試合だとあまり出ないかもしれませんが、タイ人が外国人選手とやる時に、そういう部分が目立つというか。より(タイ人は)負けたくない気持ちがあると思うし、本当に全てを使って勝ちに来るな印象はありますね」

──そして今大会ではキックルールでエリアス・マムーディと対戦することになりました。

「相手がマムーディという世界的にも名前のある選手になって、そういう選手に分かりやすい形で勝つことができれば、タイトル戦線に一気に駆け上がれると思っているので、しっかり今回は結果でアピールしたいと思っています」

──ランキング的には内藤選手の方が上位ですが、チャレンジするという意識ですか。

「そうですね。ぶっちゃけランキングが上とか下とか、このONEのランキングに入っている時点で、あんまり順位は関係ない、みんな横一線だと思っているので、今回は本当に自分が挑戦に行くつもりで、彼をしっかり超えたいなと思っています」

──ファイトスタイル的な部分でのマムーディの印象はいかがでしょうか。

「ガンガン来る選手で、試合後半のことを考えていないぐらい飛ばしてくる印象があります。マムーディのことはK-1に出ていた時から見ていたんですけど、当時から強い選手でアグレッシブな印象があって、今もそのままの印象ですね」

──攻撃力や勢いで9分間乗り切ってしまうスタイルですよね。

「そうですね。最初から全力を出し切って、最後はフラフラになるけど、出し切るみたいなタイプだと思います」

──そういうタイプだからこそ突ける穴や攻略できるポイントもあると思うのですが、勝つイメージはできてますか。

「今回もガーッ!とくると思うんで、その勢いに飲まれないように戦うことが頭にありますし、その中でもしっかり隙間隙間細かいところだと思うんですけど、狙っていきたいなと思っています」

──今回の試合前に武尊選手の次戦も発表され、ONEの立ち技が日本でも盛り上がっています。内藤選手はこの状況をどう捉えていますか。

「やっぱり武尊選手や野杁(正明)選手のような日本のスター選手たちがONEに参戦してきていますし、改めてONEは本当に世界で一番の強さを求める選手たちが集まってきている、立ち技に関してはどこの団体よりも世界一だと胸を張って言えるレベルだと思っています」

──その一方で内藤選手のなかには、ずっとONEで闘い続けているファイターとしての意地やプライドもありますか。

「そうですね。そうやって日本で有名な選手たちがONEに入ってきている中で、自分はONEで2019年から戦っていますし、自分も世界の強豪の1人として新しい選手たちを迎えて、その上で勝っていきたいという気持ちはあります。ONEで戦い続けているプライドというか、新しくきた選手に簡単に上に行かせてたまるかという気持ちは常に持っています」

──フライ級のキックボクシングはスーパーレック、ロッタン、武尊選手がトップ3という状況ですが、この試合をクリアしてそこに割って入りたいですか。

「ランキング的にも自分の上にその3人がいて、強敵ですけど、しっかりまずここをクリアして、先に繋がる戦いをしたいなと常に思っています」

──「内藤大樹がいることを忘れるなよ」と思いますか。

「はい。僕はかなり負けず嫌いなんで、そう思いますよね。上の3人が取り上げられがちになっていますけど、別にそこと比べても全然負けないと思っているし、思うところはたくさんあります」

──そういう意味でも日本でも認知度があるマムーディとの試合は内藤選手のことをアピールするうえで大きな試合だと思います。

「僕もそういう捉え方をしています。当時K-1を見ていた日本のファンの方たちも、マムーディのことはONEに行っても知っていると思いますし、その中で年月が経って、マムーディがより強くなっていることも日本のファンの皆さんは知っていると思います。オファーをもらった時から自分をよりアピールしやすい相手だなと思っています」

──そこも含めて、どんな試合を見せたいですか。

「前回の試合は、自分もそうだったんですけど、若干見ている人たちにモヤモヤさせてしまったと思います。今回はマムーディという分かりやすくガンガン来てくれる相手に、自分もわかりやすい結果で返したいなと思っているので、その辺りを期待してもらって見ていただけたらなと思っています。今回は次に行くためにもきっちり勝ちたいと思っています」

■放送予定
8月3日(土・日本時間)
午前8時45分~U-NEXT

■ ONE FN24対戦カード

<ONE暫定世界ストロー級(※56.7キロ)王座決定戦/5分5R>
ジャレッド・ブルックス(米国)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
[王者]ダニエル・ケリー(米国)
[挑戦者]マイッサ・バストス(ブラジル)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デッドゥアンレック・ティーデ99(タイ)
ナックロップ・フェアテックス(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガサノフ(ロシア)
アーロン・カナルテ(エクアドル)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ドミトリー・コフトゥン(ロシア)
フェラーリ・フェアテックス(タイ)

<キック・フライ級/3分3R>
内藤大樹(日本)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
山北渓人(日本)
猿田洋祐(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ランボーレック・チョーアッジャラブーン(タイ)
クレイグ・コークレイ(アイルランド)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)
カルロ・ブーミナアン(フィリピン)

<ムエタイ128ポンド契約/3分3R>
アリーフ・ソー・デチャパン(ロシア)
ザガリア・ジャマリ(モロッコ)

<ムエタイ女子アトム級/3分3R>
ユー・ヨーペイ(香港)
エイミー・ピルニー(英国)

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45 ONE ONE FF68 Report World kicks ジョナサン・ディベラ ブログ プラジャンチャイ・PK・センチャイ

【ONE FF68】プラジャンチャイが3R以降はディベラを完封。判定勝利でキック&ムエタイの2冠達成

<ONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦/3分5R>
プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
Def.3-0
ジョナサン・ディベラ(カナダ)

サウスポーのディベラがインローと左ミドル。プラジャンチャイはサウスポーにもスイッチしつつ、右ストレートを返す。プラジャンチャイは完全にサウスポーに構え、ディベラはジャブを突いて左ストレート・左アッパーにつなげる。プラジャンチャイも左ストレートを返すが、ディベラは下がらずパンチでプレッシャーをかけ、左ボディストレート・フックを打ち込む。

2R、ここもプラジャンチャイはサウスポーに構える。ディベラは左ローを蹴って、ジャブから左ストレートにつなげる。プラジャンチャイも右ミドルを当てる。ジャブの差し合いとなり、ディベラは左ストレートで前進。プラジャンチャイは右ミドルを蹴る。

ディベラは鋭いワンツーからパンチをまとめると、プラジャンチャイも右を返して譲らない。再びディベラがワンツーで出ていくと、プラジャンチャイは右のヒザ蹴りを合わせる。ディベラは距離を取って左ミドルを蹴る。

3R、互いに右ミドルを蹴り合い、ディベラはワンツーで飛び込む。プラジャンチャイは右ミドルと左ローを蹴る。ディベラはジャブを当てて左ミドルと左ロー、プラジャンチャイは左右のミドル。ディベラは左ストレートで飛び込んで左ボディ、プラジャンチャイも左フックを返す。

お互いに左ローを蹴り合い、ディベラは離れた間合いからワンツーと左ボディ。プラジャンチャイが右ミドルを蹴るとディベラの動きが止まる。プラジャンチャイは構えをスイッチしながら右ミドル。ディベラは変わらずワンツーで前に出ていくが、クリーンヒットはない。

4R、プラジャンチャイはオーソドックスに構えて右のヒザ蹴りで突進。これを何度も突き刺して、ディベラにパンチを打たせない。ディベラはインローを蹴って左ストレート、前に出てくるプラジャンチャイに右フックを狙う。

プラジャンチャイは距離を取りながら右ミドルを蹴って、ディベラが前に出てくると右のヒザ蹴りを突き刺す。ディベラの左ストレートとプラジャンチャイの右のヒザ蹴りが交錯。両者は手を挙げて、自分の優勢をアピールする。

5R、プラジャンチャイはオーソドックスに構えて右ミドル。ディベラも左ミドルとインローを蹴り、ジャブを突いてワンツー。プラジャンチャイは右ミドルと右ストレートをタイミングよく当て、右のヒザ蹴りも突き刺してディベラを前に出させない。

ディベラがパンチの打ち合いに持ち込もうとするが、ディベラが右ストレートを当て、右のヒザ蹴りを突き刺す。試合終了になると両者とも手を挙げて、自分の勝利をアピールした。判定ではプラジャンチャイが勝利。試合が進むにつれて自分のペースに持ち込んだプラジャンチャイがムエタイ&キックの2冠を達成した。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN22 World kicks スミラ・サンデル ナタリア・ディアチコワ ブログ

【ONE FN22】サンデルが計量オーバーで王座剥奪。ディアチコワ戦は変則タイトルマッチに変更

【写真】メインのONEムエタイ女子世界ストロー級王座統一戦は正規王者サンデルの体重超過により試合形式が変更された(C)ONE

明日4日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE FN22の公式計量・ハイドレーションテストが行われた。
Text by Takumi Nakamura


ONEから公式計量・ハイドレーションテストの結果が届き、ONEムエタイ女子世界ストロー級王座統一戦に出場する正規王者スミラ・サンデルがハイドレーションテストをクリアしたものの公式計量を1.5ポンド=680gオーバー。これによるサンデルは王座剥奪となり、試合は126.5ポンドのキャッチウエイトとして行われることとなった。

この試合はディアチコワが勝利した場合のみタイトルを獲得するONEムエタイ女子ストロー級タイトルマッチとして行われ、サンデルが勝利した場合、王座は空位のまま。サンデルの報酬の30%がディアチコワに渡される。

またモーリス・アベビがハイドレーション検査を合格するも体重超過。そのためキャッチウェイト=174ポンド契約で実施となる(アベビの報酬の30%がディアチコワに渡される)

■放送予定
5月4日(土・日本時間)
午前8時45分~U-NEXT

■ ONE FN22対戦カード

<ムエタイ・126.5ポンド契約/3分5R>
スミラ・サンデル(スウェーデン)
ナタリア・ディアチコワ(ロシア)
※ディアチコワが勝利した場合のみONEムエタイ女子ストロー級王座を獲得
※サンデルが勝利した場合はONEムエタイ女子ストロー級王座は空位

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アクバル・アブデュラエフ(キルギス)
ハリル・アミール(トルコ)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シンサムット・クリンミー(タイ)
ドミトリー・メンシコフ(ロシア)

<174ポンド契約/5分3R>
モーリス・アベビ(スイス)
ジャン・リーポン(中国)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ウェイ・ルイ(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
フー・ヤン(中国)

<キック・ライト級/3分3R>
ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
ボグダン・シュマロフ(ブルガリア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
澤田千優(日本)
ノエル・グランジャン(タイ)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーンPK・センチャイ(タイ)
ザガリア・ジャマリ(モロッコ)

<サブミッショングラップリング132ポンド契約/10分1R>
市川奈々美(日本)
ビアンカ・バシリオ(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ショーン・クリマコ(米国)
ホシュエ・クルス(メキシコ)

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45 HEAT53 MMA MMAPLANET o Report World kicks イ・ホジェ ブログ 実方宏介

【HEAT53】実方のロー&カーフを耐えたイ・ホジェが右でダウンを奪い、左フックで沈めてヘビー級王者に

【写真】実方のローに対し、イ・ホジェが隙を突くパンチでKO(C)MMAPLANET

<HEATキック・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
イ・ホジェ(韓国)
Def.2R2分40秒 by KO
実方宏介(日本)

リング中央で向かい合う両者。イ・ホジェが左ジャブを突いた。実方は右ローで様子をうかがう。右カーフから左インローへ。さらに右ローを蹴るとイ・ホジェの足が流れた。ローで攻める実方に対し、イ・ホジェが左ミドルを当てる。右前蹴りで実方を下がらせると、さらにイ・ホジェの左ハイは実方の顔面をかすめた。右カーフを受けたイ・ホジェが右ストレートを伸ばす。さらにワンツーが実方にヒットする。イ・ホジェが左ハイ、右ローから右ストレートに繋げた。実方は右カーフ、右ローで攻め続ける。

2R、実方の右カーフが当たるも、イ・ホジェがプレスを強める。右ストレートで実方のアゴを跳ね上げると、距離を詰めていく。クリンチからブレイク後、イ・ホジェがワンツーから右ハイへ。さらに右ストレートから左ストレートで実方を下がらせた。イ・ホジェがパンチのラッシュで攻め込むと、ロープを背負った実方が左フックをカウンターで当てた。

この一撃でグラついたイ・ホジェを攻め立てる実方。しかしイ・ホジェが右ストレートでダウンを奪う。実方は立ち上がったものの、イ・ホジェの右を受けて再びグラつく。さらにイ・ホジェの左フックをもらってダウンし、立ち上がることはできなかった。

KO勝ちのイ・ホジェは1カ月のインターバルでWKN王座に続きHEATでもベルトを巻いた。


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45 ONE ONE FF54 Report World kicks ブログ ペットランプン・ムアダブランパーン 鮫島大翔

【ONE FF54】鮫島大翔が左ストレートで先制ダウンを奪うも、ペットランプンの右に沈む

<ムエタイ・128ポンド契約/3分3R>
ペットランプン・ムアダブランパーン(タイ)
Def.2R1分39秒by KO
鮫島大翔(日本)

サウスポーの両者、お互いアップライトに構える。ジャブを打ち合い、ペットランプンは左ミドル、鮫島は左ローを蹴る。ペットランプンは左ロー、鮫島はそこに左ストレートを合わせてダウンを奪う。再開後、鮫島はジャブを当て、右フックから左のヒジ、細かいステップからジャブと左ストレートを当てる。ペットランプンは右を見せ、大きく踏み込んでの左ストレートでダウンを奪い返す。ここからペットランプンは左を当てて連打。これを鮫島が浴び続けるが、終了のゴングに救われる。

2R、ダメージが残る鮫島にペットランプンは左ストレート・ヒジで前進。鮫島も左ヒジを返し、ペットランプンが首相撲からヒジ・ヒザ。鮫島も距離を詰めてくるペットランプンはヒジを返すが、ジャブの相打ちになるとペットランプンがフック気味の右を突き刺してダウンを奪う。鮫島のダメージが大きく、レフェリーが試合を止めた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE165 World kicks スーパーレック・ギアットムーガーオ ブログ 武尊

【ONE165】武尊が3Rにボディで猛攻も、凌いだスーパーレックが右ロー・ヒザ蹴りで攻め続けて判定勝利

【写真】大激闘。しかし武尊、及ばず(C)MMAPLANET

<ONEキックボクシング世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者] スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
Def.3-0
[挑戦者]武尊(日本)

スーパーレックがジャブと右ロー、武尊も左ミドルとインローを蹴り返す。お互いに右ローを蹴り合うと、スーパーレックがパンチをまとめて右ローにつなげる。武尊は右カーフを蹴るが、スーパーレックが右ローと右ハイキックを蹴る。武尊はスーパーレックの右ローをバックステップでかわし、右カーフを蹴る。じわじわと前に出ていく武尊。スーパーレックはワンツーから右ローで前進。武尊は下がりながら右カーフを蹴り返すが、スーパーレックが右ボディで武尊をロープに下がらせた。

2R、スーパーレックがジャブからワンツーと右ロー。スーパーレックはこのジャブを起点に攻撃を組み立て、右ローと右ミドルを当てる。武尊はガードを上げて距離を詰めて左ボディ、そして右ストレートを打ち込む。スーパーレックが右ローを蹴ると、すぐに右ストレートを打ち返す武尊。スーパーレックは左のヒザ蹴りと右ロー、武尊は右カーフを蹴って前進。スーパーレックのジャブに右ストレートを打ち返し、スーパーレックをコーナーに詰めると左フックを当てる。

3R、スーパーレックはジャブから右ロー。武尊はそのローをキャッチして左ボディを打ち込む。右ローで前に出るスーパーレック。武尊は右カーフを蹴って、スーパーレックのジャブとローを受けても距離をつぶしてパンチをまとめる。そして武尊が左ボディからボディに左右の連打。これでスーパーレックを棒立ちにさせるが、スーパーレックも右ハイキックを蹴り返す。武尊がボディからの猛攻でスーパーレックを攻め立てた。

4R、スーパーレックが右ミドル。武尊は左ミドルを蹴り返して、ジャブから右ストレートを伸ばす。スーパーレックは下がりながら前蹴りと右ロー。武尊は距離を詰めて左ボディと左ミドルでボディを狙う。スーパーレックも攻右のヒザ蹴りと右ストレートで譲らない。武尊は左の三日月蹴りで前進。スーパーレックは下がりながら右ローとヒザ蹴りを返す。

5R、武尊が左ミドル。スーパーレックはパンチをまとめてヒザ蹴り、強烈な右ローを蹴る。武尊は前に出て右ストレート、スーパーレックはヒザ蹴りを返す。武尊は左ボディから左フック。スーパーレックのローやヒザ蹴りを受けても前に出る。スーパーレックは右ローと右ハイ、武尊も右ストレートから左ミドル。スーパーレックも必死にクリンチで鎬ぎ、武尊の突進を前蹴りで止めた。

判定は3-0でスーパーレックの勝利。3Rにボディを効かされながらも、最後までヒザ蹴り、ロー、前蹴りと強烈な蹴りを続け、武尊とのタフファイトを制した。試合後、スーパーレックは「日本のファンの前で自分の力を発揮できてよかった。武尊の強さには驚かったなかった。彼は世界一気持ちが強い選手だよ」と武尊を強さを賞賛。

敗れた武尊は「今日絶対に勝って、みんなに武尊についてきてよかったと思ってもらいたくて、死ぬ気で頑張ったんですけど…今僕が出来る限界はここまでです。これ以上もう体を作れません。みなさん、僕についてきてくれてありがとうございました」と語り、リングをあとにした。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE165 Report World kicks シッティチャイ・シッソンピーノン ブログ マラット・グレゴリアン

【ONE165】グレゴリアンが宿敵シッティチャイに3RKO勝利。ボディへのヒザ蹴りで沈める

<キック156.5ポンド(※70.99キロ)契約/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
Def 3R1分20秒 by KO
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)

インローを蹴り合う両者。シッティチャイが左ミドル・奥足ローを蹴ると、グレゴリアンがインローを蹴り返す。グレゴリアンは前に出て、ジャブから右ストレートにつなげる。シッティチャイは下がりながらジャブと左ストレートを返し、左ミドルを蹴る。シッティチャイは左ストレートとボディと顔面に打ち分ける。圧力をかけるグレゴリアンだが、シッティチャイはジャブ・前蹴り・左ミドルを的確に当てる。

2R、シッティチャイが左ミドル・テンカオ(ヒザ蹴り)と左ストレート。グレゴリアンはガードを固めてジャブ、右ストレートを顔面とボディに散らす。シッティチャイも左ストレートを合わせ、距離が開くと左ミドルを蹴る。グレゴリアンはインローを蹴って前進し、シッティチャイを消耗させる。残り30秒、シッティチャイが右フックを当てると、グレゴリアンも右フック。グレゴリアンがボディにパンチを集めてヒザ蹴り。下がるシッティチャイにヒザ蹴りを突き刺し、シッティチャイがダウンするが、これは両手で相手を掴んだ状態でのヒザ蹴りだったため、カウントはされず。

3R、グレゴリアンがインローから前に出る。近距離の打ち合いになると、シッティチャイも左ストレートを当てるが、グレゴリアンの圧力は落ちない。グレゴリアンが右のヒザ蹴りを2連続でボディに突き刺すと、シッティチャイがダウン。このままシッティチャイは立ち上がることが出来ず。グレゴリアンがシッティチャイからKO勝利を収めた。

試合後「8年間ずっと世界のトップとやってきて、ついにシッティチャイにKOで勝つことが出来た。日本で勝ててうれしいよ。最初はパンチでボディを攻めていたんだけど、2Rに呼吸が乱れているのが分かったから、最後はヒザ蹴りを狙った」と話したグレゴリアン。5万ドルのボーナスが与えられた。


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45 ONE ONE FF47 Report World kicks ヌンパンニャー・イーグルムエタイ ブログ 小川 翔

【ONE FF47】小川翔、ヌンパンニャーのヒジ打ちに散る。2RKO負けでONE初勝利ならず

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
ヌンパンニャー・イーグルムエタイ(タイ)
Def.2R1分52秒 by KO
小川 翔(日本)

1R、小川が右ローと右カーフを蹴る。ヌンパンニャーも左の前蹴りから右ローを蹴り返す。小川はジャブを軽く見せて右ロー、右ストレートを当てる。ヌンパンニャーはサウスポーにもスイッチしつつ前に出る。小川は右ストレートから左フック。ヌンパンニャーはサウスポーから右フック、じりじりと前に出る。

そしてヌンパンニャーは小川をロープ際まで後退させると左ヒジと右ストレート。これで小川の腰が落ちるが、ロープに身体を預けて何とか踏みとどまる。ここからヌンパンニャーは左フックから右ストレート、ヒザ蹴りと手数を増やして前に出る。

2R、ヌンパンニャーが右ミドルを蹴って前に出る。小川がパンチを返すと首相撲に捉える。ヌンパンニャーはがサウスポーになると小川は奥足ロー。オーソドックスのヌンパンニャーは左ヒジ、右ストレート、右ミドル。小川も右ボディストレート、右ロー、右カーフと攻撃を散らすが、ヌンパンニャーは右ストレートとヒジを振って前に出る。

小川の蹴りをカットしながらヌンパンニャーが距離を詰めてヒザ蹴り。小川がパンチで前に出て来ると組んでヒザ蹴り。小川を下がらせて左の縦ヒジで飛び込み、小川もヒジ返すがバランスが悪い。さらに小川が下がりながら左フックを打ったところで左の縦ヒジ。これが小川の顔面を捉え、そのまま後方にダウン。小川のダメージが大きく、レフェリーが試合を止めた。

小川はONE3戦目も敗れて初勝利ならず。一方のヌンパンニャーはファイトボーナスを獲得し、これでONE3戦すべてでボーナス獲得となった。


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ONE ONE FF46 Report World kicks チョーファー・トー・センティアンノーイ ブログ 小笠原 瑛作

【ONE FF46】小笠原、チョーファーのカウンター一発に沈む。ONE2戦目は無念のKO負け

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
チョーファー・トー・センティアンノーイ(タイ)
Def.2R0分57秒 by KO
小笠原 瑛作(日本)

サウスポーの小笠原が左ミドル。チョーファーの右ミドルにインローを蹴り返す。小笠原は左ミドル・インロー・奥足ローを蹴り分け、インローでチョーファーの足を止める。

チョーファーの右ミドルを受けても左ストレートから右フック、奥足ローを蹴る小笠原。チョーファーが右ミドルを蹴って前に出ていくと、やや小笠原の手数が減る。終盤、小笠原もチョーファーが右ミドルにインローと奥足ローを蹴り返す。

2R、小笠原がローを蹴って距離を詰めると左ストレートから右フック。そのままパンチで前に出て、チョーファーをロープまで後退させるが、そこにチョーファーが右ストレートを打ち抜いて、小笠原がダウン。何とか立ち上がろうとする小笠原だったが、レフェリーが試合をストップした。


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