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BELLATOR Gladiator o RIZIN VTJ VTJ2021 アレクセイ・インデンコ ムン・ジェフン 宇野薫 関鉄矢

ROAD FC066:メインイベント・キム・スーチョル vs. 原口央

バンタム級(63kg)トーナメント決勝戦

スーチョルはRIZINで扇久保に判定勝ち。昨年の大晦日はBellatorとの対抗戦にRIZIN代表として出場し、フアン・アーチュレッタにスプリット判定負け。トーナメント一回戦はロシアのアレクセイ・インデンコをギロチンで秒殺、準決勝はブラジルのブルーノ・アゼベドに判定勝ちして決勝進出。31歳。

原口はZSTでプロデビュー。GLADIATORフェザー級でタイトルを獲得すると、VTJ2021では宇野薫に判定勝ち。昨年RIZINで2戦するも、関鉄矢・中原に判定負け。今年からバンタムに落としている。一回戦でムン・ジェフンに判定勝ちし、8月の準決勝は相手の体重オーバーによる失格で不戦勝。28歳。

詰めるスーチョル。右。原口タックル。切ったスーチョルは首を抱えてギロチン。下になってディフェンスする原口。スーチョル放したがまたギロチン。ケージに押し込みながら絞める。かなりタイトだったが、また下になり外した。原口下から腕十字も、スーチョル肘を抜いてディフェンス。上になりがぶるスーチョルだが、原口スイッチで抜けてバックを取る。ケージ際でテイクダウン狙い。両足をホールドして寝かせようとする原口。スーチョル立ってスタンドバックに。スーチョルが正対したところで原口はリフトしテイクダウン。今度はスーチョルがガードから腕十字狙い。クラッチしてディフェンスする原口。蓮下。担ぎパスからバックに回った原口。ハーフバックから立ったスーチョル。またスタンドバックの体勢。キムラを狙う原口だが、スーチョルカウンターの腕十字。スッポ抜けてスーチョルががぶりの体勢。またギロチン。引き込んで絞めたがゴング。

2R。スーチョル飛び蹴り。ボディブロー。またタックルをがぶるスーチョル。しかしシングルレッグに入った原口。奥足を掴んで寝かせようとする。しかしスーチョルスイッチからバックに回った。原口前転して足関を狙うが、スーチョルクルスフィックスで押さえるとパウンド。足で押さえられていた腕を抜いたがマウントに移行するスーチョル。亀になり股下から抜けた原口がまたテイクダウン狙い。強引にバックを狙った原口だが立たれた。パンチを打ち込む原口。スーチョルも打ち返すがちょっとスピードが落ちている。ミドルをキャッチしてシングルレッグに入った原口だが、腹に膝をもらい一瞬効いた!スーチョルバックからパンチ連打。立った原口。両者やや疲れが見える。スーチョルの左が入り、一瞬遅れて原口ダウン!鉄槌連打!KO!

スーチョルがバンタム級トーナメント優勝。原口もレスリングで対抗し、パンチラッシュで攻める場面もあったが最後は力負けした。

負けた原口にもインタビュー。ここで取り返したいものがあるので来年リベンジしたい、そろそろスーチョルにスイッチを買ってあげてとコメント。

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ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#07 VTJ VTJ2021 オーディン チャンネル ヤックル真吾 修斗 原口央 宇野薫 安芸柊斗 山内渉 新井丈 海外 結城大樹 関口祐冬

【Shooto2023#07】キャリア28年目の宇野薫、約2年ぶりの復帰戦でオーディンと対戦

【写真】宇野と対戦するオーディンはこの試合が修斗2戦目となる(C)MMAPLANET

11月19日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#07の追加対戦カードとして、オーディン×宇野薫のフェザー級戦が発表された。
Text by Takumi Nakamura


宇野は2021年11月「VTJ2021」での原口央戦以来、約2年ぶりの復帰戦。原口戦後の練習中に負傷し、試合から遠ざかることとなったが、2023年の修斗公式戦 後楽園大会の最終戦で復帰を果たす。

対戦相手のオーディンは柔道ベース&格闘DREAMERS出身、EXFIGHTやPOUND STORMで試合を重ね、ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクトの5期生として、ATTのアトランタ支部で練習を重ねた。今年7月の修斗デビュー戦では、世界ランカーの結城大樹をパンチで追い込んでのマジョリティ判定で下し、早くもランキング3位に位置している。

プロキャリア28年目を迎える宇野×デビューから3年弱・キャリア3戦目にしてアメリカでの武者修行も経験しているオーディンという両者の対戦。またMMAでの3連敗を現役生活の節目と言い続けてきた宇野にとって、今回の試合は2連敗で迎える一戦=キャリア6度目の崖っぷちの一戦だ。

今大会では世界フライ級王座決定戦として同級1位・山内渉×ストロー級王者・新井丈も発表されている。

山内と新井は7月の修斗後楽園大会に揃って出場し、第8試合でヤックル真吾をKOした山内が新井との対戦をアピール。第10試合で安芸柊斗をKOしてストロー級王座防衛に成功した新井も山内との対戦に応じる姿勢を見せ、ストロー級&フライ級の二階級同時制覇を宣言していた。

フライ級ではランキング外の新井だが、昨年9月のストロー級王座戴冠後にフライ級で2試合を戦って連勝。今年3月には当時フライ級1位だった関口祐冬に勝利しており、事実上のフライ級トップコンテンダー同士の対戦と言える顔合わせだ。

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MMA MMAPLANET o ONE Ring Girl Shooto Shooto2021#07 Special VTJ VTJ2021 坂本一弘

【Monday Ring Girl】Shooto2021#07

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第409弾は2021年11月6日(土)、東京都江東区のスタジオコーストで開催されたShooto2021#07のリングガールです。

<関連レポート>
【VTJ2021&Shooto2021#07】坂本一弘代表に訊く、VTJ─01─「日本最弱……、胸を張って良い敗北」

(C)MMAPLANET

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Brave Fight26 DEEP Grachan53 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC VTJ VTJ2021   ラデック 修斗 原口伸 大宮優 宇佐美正パトリック 宮田和幸 岡澤弘太 岩﨑ヒロユキ 木下憂朔 藤村健悟 野村駿太 高須将大 黒井海成

【GRACHAN53×BRAVE FIGHT26】岩﨑ヒロユキ「本当に強い選手」x宮田和幸「対戦相手も成長する大会」

【写真】 原口伸に対する、大宮優。野村駿太に、藤村健悟。3年後のJ-MMAのためのサバイバル戦(C)MMAPLANET

12日(土)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHAN53×BRAVE FIGHT26の見どころを、GRACHANプロモーター岩﨑ヒロユキ氏と、宮田和幸BRAVE代表が語るインタビュー後編。

メインの原口伸×大宮優を筆頭に、BRAVE所属選手と他ジムの若手選手が対戦するマッチメイクが並んだ今大会。両者が注目する選手と試合は……。きっと、この2人が最も今大会を楽しみにしているに違いない、そう思わせてくれる内容となった。

<宮田和幸×岩﨑ヒロユキ対談Part.01はコチラから>


――今回のGRACHAN×BRAVE FIGHTはアマチュアの試合から始まり、後半はBRAVE所属の5選手が出場します。そんな今大会のマッチメイクのテーマを教えてください。

岩﨑 今回は原口伸×大宮優、ともにプロデビューしてから間もない選手の試合をメインに持ってきました。僕としては今後の日本MMAの明るい未来を信じつつ、2人にとって2022年のスタートとして大事な試合になります。

――日本MMAの明るい未来、ですか。

岩﨑 去年から、宮田君のジムから原口伸君たちのような、実力のある選手がどんどん出てきていて。まだキャリアはなくても強いという選手が増えています。そして、これからさらに若手選手が、どんどん出て来る予兆がある。その点を考えたマッチメイクになっています。

――宮田さんが主宰するBRAVEジムからは、他競技で実績のあるポテンシャルの高い選手がデビューしていますね。

岩﨑 そう、宮田君のジムが最近すごいよね。

宮田 そうですね。でもウチのジムから選手が出てきているのも、決して突然ではないんですよ。GRACHANもそうですけど、やっぱり積み重ねることが大事で。ウチでいえば芦田崇宏や、GRACHANに出ていた選手でいうと鈴木隼人(初代GRACHANフライ級王者)たちの活躍があったからこそ、今の原口とか才能のある選手が入ってきてくれたんです。芦田も鈴木も下積みが長かったし、今の選手もここ最近出てきただけで、ずっと下積みを経験きましたから。

――なるほど。次に、今大会で岩﨑さんと宮田さんが注目する試合を教えていただけますでしょうか。

宮田 僕は原口、そして野村駿太の試合ですね。同じライト級で、2人とも良いものを持っています。原口はレスリングがベース(2019年全日本フリー70キロ級優勝)で、UFCを狙わせたいと思っています。……いや、野村にはUFCを狙わせたくない、っていうわけじゃないですよ(笑)。

――アハハハ、分かります。野村選手は昨年11月のVTJ2021で宇佐美正パトリック選手に判定負けを喫しているので、今回は仕切り直しの一戦になりますね。一方の原口選手は、同じくVTJ2021では岡澤弘太戦で試合を優勢に進めながら、バッティングによるノーコンテストに終わりました。この2選手について、VTJ2021から現在までの成長具合はいかがでしょうか。

宮田 それが……彼らはMMAを始めてまだ1年なんですよ。原口は去年まだ大学生だったし、野村がジムに入ってきたのも去年の3月です。2人とも1年の間に、ものすごいスピードで強くなってきました。だから今回は、ぬるいマッチメイクにはしていません。2人とも相手が強いですからね。まず原口と対戦する大宮選手は試合映像を見たら、勝った対戦相手が凄かったので。

岩﨑 大宮選手は昨年のDEEP大阪大会でデビューしたばかりで(11月21日、安達健一郎にキムラで一本勝ち)、今回がプロ2戦目です。でも2年前にアマチュアの試合で、今パンクラスやRIZINに出ている木下憂朔選手に勝っているんですよ。

大宮選手はライト級なのに、1階級上の木下選手にキムラを極めていて。大宮選手も絶対に上へ来る実力の持ち主ですから。反対に今回の試合を乗り越えたら、原口君も自信を持っていいと思います。

宮田 野村と対戦する藤村選手も最初に見た時、めちゃくちゃ良い動きをするなと思いました。野村にとっては全然楽な相手じゃなくて、むしろチャレンジマッチですよね。

岩﨑 野村君についてはストライカーのイメージを持っていたんですけど、練習を見るとテイクダウンのディフェンスが、すごく速くなっています。見ていて「あぁ、こんなに成長したんだ」と思いました。だからこそ、苦手なグラップラーである藤村選手を当てました。両者に期待を込めて。

宮田 僕も最近、考えを改めたんです。昔はウチの選手に対して、じっくり経験を積ませようと思っていました。でも最近は、それよりもどんどん強い選手と試合させるほうが良いかな、と。岩崎君とそういう話をして、原口も野村もMMAを始めて1年で対戦するレベルではない相手との試合を組んだんですよね。

岩﨑 プロモーターとしても以前なら、もっとゆるく段階を上げていったかもしれません。でも、僕も宮田君と同じことを感じていて……時代が変わってきたんです。もし試合で負けるとしたら、若いうちに敗戦を経験したほうが、選手にとって財産になると思っています。

今回もこの2試合だけではなく、若手も戦績が近く、かつ本当に強い選手をピックアップした試合ばかりです。これは対戦する両者が成長できるマッチメイクだと思います。

宮田 岩﨑君はGRACHANの代表だから、相手に対しても同じことを思っているはずだけど、この大会から対戦相手も含めて成長していくんじゃないですか。ウチの選手もそうだし、他の選手も長く続けてくれれば、数年後にはトップ戦線に行くと思いますよ。

――お話を聞いていると、かつての修斗下北大会を思い出します。その後の日本MMAを支えていく選手たちが、北沢タウンホールのクラスB戦で鎬を削っていました。

宮田 あぁ、分かります。今回の大会も同じようになりますよ。何年後かに見たら、「この選手とこの選手、こんな段階で対戦していたの?」とか思ってもらえるような。

岩﨑 絶対にMMAPLANETを読んでいるMMAファン好みのマッチメイクだと思いますので、ぜひ期待してください。

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後1時00分~ GRACHAN放送局

■ 対戦カード

<ライト級/5分2R>
原口伸(日本)
大宮優(日本)

<73キロ契約/5分2R>
岸本篤史(日本)
モリシマン(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
藤村健悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
高橋謙斗(日本)
フミ・グローブTV(日本)

<フェザー級/5分2R>
黒井海成(日本)
杉本静弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
和田健太郎(日本)
誠人(日本)

<無差別級/5分2R>
ラデック(チェコ)
高桑格(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
高須将大(日本)

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DEEP DEEP106 MMA MMAPLANET ONE RIZIN VTJ VTJ2021 キック ニュース 中村大介 修斗 古瀬美月 川名TENCHO雄生 海外 石塚雄馬 西川大和

【DEEP106】DEEP初参戦=石塚雄馬戦へ、川名TENCHO雄生─01─「試合で勝ってお店を有名にしたい」

【写真】何を人生の軸に置くのかは、人それぞれ。根が真面目な選手だけに、自分のやるべきことを全うするために、とにかく勝利が必要な状況だ (C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP106に、前修斗世界ライト級王者の川名TENCHO雄生が参戦し、石塚雄馬と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

昨年9月、西川大和にTKO負けを喫し、川名はベルトを失った。そして発表されたDEEP出場――この展開に驚いた関係者やファンも多かったはずだ。なぜ川名はDEEP参戦を選択したのだろうか。そんな川名に、DEEP参戦の真実とその目標を訊いた。


――川名選手は格闘家とは別に、『北海しゃぶしゃぶ 湘南藤沢店』の店長という顔も持っています。コロナ禍はお店の売り上げに対して、どのような影響がありますか。

「厳しいですね。最初にまん防(まん延防止等重点措置)が施行された時よりは、お客さんの流れもあります。あとは格闘技界の皆さんが来てくれたり、地方から試合をしに来た選手が立ち寄ったりしてくれて、本当にありがたいです」

――なるほど。一方、選手としての話として川名選手がDEEPに参戦するというニュースには驚きました。

「そうですか、やっぱりそうですよね」

――西川選手に敗れて修斗のベルトを失ってからDEEP参戦に至るまで、どのような経緯があったのでしょうか。

「前回の試合で負けたあと、この先どうするかについてマネージャーと話をしました。そこで修斗で試合をしていった場合、どういう展開になるかと想像したところ、今後は再戦が多くなると思ったんですよ。もう修斗ライト級では、ほとんどの選手と試合をしていますから」

――川名選手がVTJ参戦を経て修斗公式戦に出場し始めたのが2013年、もう修斗ライト級の上位陣とはほとんど対戦し、しかも勝利を重ねています。

「ランキング上位で対戦したことがないのは、大尊伸光選手ぐらいだったと思います。これは個人的な問題でもあるんですけど、同じ選手と二度対戦したくないんですよね。1試合1試合、今まで対戦したことのない選手とやりたい。そういう気持ちもあります」

――結果、他のプロモーションで戦うことを選択したわけですね。

「はい。どこで戦うのが良いかと考えた時――僕は、最終的にはRIZINに出たいんですよ。そのためにはRIZINと繋がりが強いプロモーションが良い。そこでDEEPだと、RIZINのスケジュールを考慮しながら試合を組んでくれるようなので。あとは、DEEPに出ている選手との対戦も少なかったですし」

――DEEPを主戦場としている選手との対戦経験は、2020年9月の武田光司戦(武田の判定勝ち)のみでしょうか。

「あとはVTJで中村大介選手と対戦(2015年9月、TKO勝ち)したぐらいですね。その中村選手は今、フェザー級で戦っています。武田選手もチャンピオンですけど、すぐに再戦することはないと思います。そこで、DEEPライト級は対戦したことのない選手ばかりだから良いよね、という話になりました。あと実は、もともと佐伯(繁DEEP代表)社長は、よくウチのお店によく来てくださっていたんですよ」

――えっ、お店が関係しているのですか。

「僕と同じジム所属の古瀬美月がDEEP JEWELSに出ているじゃないですか。その古瀬についてお話をする際にお店を利用してくださっていたりとか。おかげで、もともと佐伯社長と面識があり、話が通りやすかったということもあります」

――では西川戦前あるいは直後に、他のプロモーションで戦うことを考えていたわけではなかったのですね。

「それは考えていなかったです。まず試合後は、顔のケガで大変だったので(苦笑)。鼻を骨折して、唇も割けていましたから。あと、西川選手のカーフキックやヴァレリーキック(※カカトで蹴るロー)が効いていて。試合の最中は気にならなかったんですけど、試合後は歩くのも大変になって……。それらのケガを治すのと同時に、今後どうするかという話をしたという流れですね」

――なるほど。

「あと、西川戦で勝っていたら、そのまま修斗で戦っていたと思います。修斗のベルトを防衛しながらRIZIN出場のチャンスをうかがっていく、という形で。西川戦で勝ち、次のVTJにも出場して適切な相手に勝てていれば、RIZIN出場をアピールしても良かったと思うんです」

――昨年11月のVTJ2021出場も視野に入れていたのですか。

「そうなんです。……やはりベルトを失ったというのが大きいですね。現役チャンピオンというのは、それだけ大きな肩書になりますから。今も修斗のベルトを持っていれば、今回イチから仕切り直して、DEEPのベルトを目指すこともなかったでしょうね」

――プロモーション間の繋がりでいえば、西川戦の時点で修斗からONEへ、という選択肢はなかったのでしょうか。

「なかったですね。確かにONEのファイトマネーは魅力的です。でも、やはり僕の中ではお店の存在が大きくて……。試合で勝ってお店を有名にしたい、それも戦う理由の一つなんですよ。じゃあONEと契約して、年間どれだけの試合が組まれるのか。しかもコロナ禍の中で。これまでONEと契約した日本人選手の状況を見て、その不安がありました」

――……。

「ONEと契約できても、海外で戦うとなれば隔離期間もあります。その隔離で時間を取られてしまうよりは……そんな理由もあって、RIZINに出たいと考えました。ファイトマネーも上がるし、日本国内でアピールもできるので」

<この項、続く>

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ABEMA MMA MMAPLANET Shooto UFC VTJ VTJ2021 アルフレド・ムアイアド アレックス・ペレス ジョン・チャンソン ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル 修斗 堀内佑馬 平良達郎 海外

【Shooto】修斗フライ級チャンプ平良達郎がUFCを目指し、米国のマネーメント会社イリディアムと契約!!

【写真】さぁ、いよいよ──だっ!! (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、The パラエストラ沖縄とSustainより修斗世界フライ級チャンピオン平良達郎が、米国のMMAスポーツマネージメント会社=IRIDIUM SPORTS AGENCYと契約を締結したことを発表した。

2018年8月のプロ修斗デビュー以来、昨年11月のVTJ2021まで10連勝、8つのフィニッシュ勝利を残すスーパーノヴァはUFCを目指すためにイリディアムとの契約を選択した。


今回の発表によるとVTJのアルフレド・ムアイアド戦以降、平良の下には海外のプロモーションやエージェント5社からオファーがあったが、バンクーバー在住の以前に音楽業界で敏腕を振るった──元木口道場の練習生──人物らと話し合いを続け、イリディアムを選択したそうだ。

イリディアムには現UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノを筆頭にブランドン・ロイヴァル、アレックス・ペレス、ジョン・チャンソンなどアジアを含めた軽量級の強豪ら107名のMMAファイターがマネージメント契約を結んでいる。

イリディアムの創始者であるジェイソン・ハウスはチーム・オーヤマ率いるコリン・オーヤマの教え子を古くからマネージメントしており、イリディアム創設後はビジネスの手を大きく拡大してきた人物だ。

同エージェントは既に堀内佑馬とも契約しており、かつてタチパレス・ファイトや555Fightのマッチメイカーを務めていたジェレミー・ルチャウが平良を担当、3年以内にUFC世界王者を目指す。

その平良は姉妹ジムのパラエストラ千葉ネットの先輩である岡田遼と共に15日(土)に渡米し、4週間の予定でベガスのエクストリーム・クートゥアーでトレーニングを行う。彼の出稽古は扇久保博正がTUFシーズン24から親交のあるエディ・バラッコとのラインで実現に至ったという。

J-MMA界の至宝を沖縄、千葉、バンクーバー、カリフォルニア州レイクシノアがバックアップ。イリディアムでは、平良に続き日本人ファイターとの契約も予定しているという話も伝わっているだけに、今後に向けて平良のステップアップには要・要注目だ。

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MMA MMAPLANET ONE Ring Girl Special VTJ VTJ2021 西川大和 青木真也

【Monday Ring Girl】VTJ2021

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第389弾は2021年11月6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われたVTJ2021のリングガールです。

<関連レポート>
【VTJ2021】青木真也に西川大和戦=乱入劇の是非を問う──「西川選手は尺を越えちゃった」

(C)MMAPLANET

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ABEMA VTJ2021 ブログ 西川大和 青木真也

【VTJ2021】青木真也に西川大和戦=乱入劇の是非を問う──「西川選手は尺を越えちゃった」

【写真】青木のファンクスのようなエルボーが西川を襲う (C)MMAPLANET

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われたVTJ2021で、菅原和政をRNCで破った西川大和が青木真也へ対戦アピールをした。

直後に電光石火のごとく、ケージに乱入してエルボーを見舞い、マイクアピールを行った青木。その仕事ぶりがMMAに相応しいのか──を尋ねた


──先日のVTJの乱入劇に関してですが……。

「ハイ、何かいけないですか」

──正直言えば、本来はMMAがああいう形で盛り上げなくて良いモノになってほしいと思っています。そして、以前の自分なら『やっちゃダメだ』という論調になっていたかと。ただし、青木真也はそこを越えたのかと。VTJとはいえ、いわば修斗の中核をなすプロモーションのサステインからお咎めがないわけですし。

「それで是か非か的に言われるなら、別にイイですよ。俺はもうやらないから。だったらもうイイですってだけで。何でダメなのか。それでダメだというなら、もうこのままで抜けないポジションでやっていれば良いと思います。この考え方自体が、良いか悪いかは分からないけど」

──重ねていえば、ああいうことがなくても盛り上がる業界にしていきたいですね。

「それは高島さんの見解で。高島さんは、アレがなくても楽しいんだもん。ずっと見ているし、見ていられる。それで食っていけて、商売になっている。だから、そうやって言えるわけで」

──……。

「でも、多くの人が『お金にならないよね。でも好きなことができて幸せだ』ってMMAをやっている。好きなことならファイトマネーが1万でも良いのかと」

──そこは人それぞれかと。そりゃあ好きなことをやって金持ちになれるのが一番。でも、まぁ生活できるからそれで良いのもありだし。

「生活ができているから、ですよね。それにあのイベントはABEMAで中継されていた。つまりは商売にしているモノなんです。なら僕は視聴者数を伸ばしたい。このままじゃ、どうにもならないというところで、あの発言があって僕は動いた。だから、アレを批判したりするっていうのは、そういう全体像が見えていないんです。見えて批判するなら良いけど、見えていない。そう思いますね。

高島さんはアレを批判するポジションでやれている。そうやって格闘技を報じる立ち位置にあるから、そうすれば良いわけで」

──だから、今聞かせて頂いているわけですね(笑)。それが自分のポジションで。そして青木選手が青木選手のポジションから返答をくれる。それで良いのかと。

「ハイ。それがビジネスだから。皆には皆のポジションがあって、是か非を問うとポジショントークになるので、そこは答えを決めずに皆がビジネスの可能性を広める。多様性ってやつですよね。

だって今もコレを聞いているけど、答は求めていないし。僕も答えは求めてない。でも何があったのか、話を聞いてもらって記事にしてもらう。そうやって回していく。ある意味、そのためですよね。アレをやったのも」

──だからこそ、青木選手に訊きたいことがあります。西川選手の青木選手と戦いというマイクがあり、ケージまで駆け上がる時の青木選手からは『来たっ。見せ場もらう』という意気揚々さがすぐに伝わってきました。

「まぁ試合をしないで、持っていける場面が来たわけですからね」

──ただしコナー・マクレガーとジョゼ・アルド、ジョン・ジョーンズ✖ダニエル・コーミエ―、あとはマゴメド・ヌルマゴメドフのマクレガー戦後などは、ヤバいという怖さがありました。対して、青木選手の先日の乱入は、最初からプロレス的な乱闘劇でした。

「あぁ……ハイ、ハイ、ハイ」

──これで盛り上がるんだと、模倣犯がでないか。青木真也だから成り立つことを、真似をする輩が出てこないかと危惧はします。

「いや、誰もできないですよ。簡単にいえば喋るのだって、見せるのも腕が必要なんで。やる度胸があるヤツはいないですよ。だから誰もこれまでやってこなかったわけで」

──と同時に青木選手は盛り上げるためでも、西川選手が本気でやり来たと思って渾身の力を込めてカウンターを合わせてくることもありえます。

「それが技量なんですよ(笑)。皆はプロレスっていう言葉を慣れ合いのように使うけど、そうじゃないから」

──本気でプロレスリングに取り組む人に、その使い方は失礼ですよね。自分もよく若い頃に『高島君はプロレスができないなぁ』とか言われましたが、そう言っていた谷川さんにしても人を掌の上で転がりしたり、言い方は悪いけど欺く時にプロレスという言葉を使っていた。それってプロレスをしている人に失礼だと思っていました。ターザンさんの『お前はガチバカだ』っていう言葉の方が、やはりプロレス界の人だと。

「そう、だからプロレスって言葉をそういう風に使われるのは凄く嫌なんです。モノゴトを創る上で、どうなるか分からないことを綱渡りでやっているんですよ」

──それこそ真剣勝負で。

「ハイ。それが度胸ってことなんですよ。それを回りでやったことがないヤツが、プロレスどうこうっていう言葉を迂闊に、軽く使わないで欲しいですね」

──では、本気と受け取った西川選手が仕掛けてきたらガチに持ち込んで仕留めるぐらいの気持ちでいたのでしょうか。今も使われている言葉なのか分からないですが、キラー振りを発揮して。

「そんなことは全く思わないですよ(笑)。でも、そうなったとしてもプロレスです。何が起こっても形にするのがプロレスだから。そういう意味で真剣勝負だったんです。仕事、このインタビューだって真剣勝負ですよ」

──では真剣に取り組んだものですが、青木選手がケージを下りてから、西川選手がクソ真面目に正論を言い続けた。アレはプロレスが成り立たなかったかと。

「マジで困っちゃいました。西川選手は尺を越えちゃった。俺は尺を短くしているのに、アレを続けると収集がつかなくなります。『この野郎、バカ野郎』ってやってくれるのが一番良かったのに。『俺は辿り着くからな』って論調でやってくれるのが一番なのに、それができなくて理屈こね始めて、こりゃあダメだって(苦笑)」

──グダグダになりました。

「僕はある程度、仕事をした。そういうことですよね。相手もアップできて、僕も欲しいモノを貰った。誰も損をしていない。だから俺がケージを下りた時点で成立したと思っています。アレで西川選手も注目度が上がったからWIN WINだと思っていますが、認識が違っていますか」

──あの場面を切り取り記事も書かれたでしょうし、西川選手も青木選手もWINだった。ただし尻切れトンボ的な状況だったものを見て、WIN WINでいえばお客さんもWINになったのか……。

「お客さんはあの場でアレを見てもらった。それだけでWINになったと思ってもらえるようにやりました。VTJ自体、良い試合もあってアレもあった。もう一つ、WINにならないといけないのがプロモーションで。アレをやって話題になった。それは役立てたかという認識です。

それで是非云々って言われるなら、そもそもマスコミの方で取材的なことをしてくれたのはABEMAの中継班とABEMA TIMESの橋本宗洋さん、東京スポーツだけなんです。東スポを格闘技メディアって捉えるのは、難しいところがあるけど実質、他の格闘技メディアとされている人たちからは取材されていない」

──基本、囲み取材を文字化するのが一般的になっています。

「そう、でもアクセス数は伸びるから取材がなくても記事にはなっている。だからちゃんと取材をしてもらって選手の声、関係各位の声がもっと届くようになってほしいですね。もう構造的な問題ですよ、全部。

格闘技メディアもオイシイところだけタダ乗りして、ちゃんと取材して伝えないし。それなのにサステインから文句を言われるなら、もっと大会のプロモーションをしようよってことですし。だから、乱入について何か注文つけられる筋合いは1ミリもない。そう思っています」

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MMA ONE UFC VTJ VTJ2021 アルフレド・ムアイアド キック 修斗 平良達郎

【VTJ2021】スーパーノヴァ平良達郎がストライカーのムアイアドを打撃で崩してからRNCで切って落とす

【写真】電光石火--チャンスと見るや一気に取りにいった平良のスピードは速かった(C)MMAPLANET

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
1R4分10秒 by RNC
アルフレド・ムアイアド(チリ)

サークリングする両者。体格では平良が大きく上回っている。ファーストコンタクトは平良の右ロー、もらったムアイアドはバランスを崩す。ここからムアイアドがプレッシャーをかけると、平良はサークリング。ムアイアドのパンチをブロックした平良が逆にプレッシャーをかけていく。ムアイアドはブラジリアンキックのような左ハイで平良をけん制するが、平良のプレッシャーを止めることはできない。さらに平良の右ローをもらって、ムアイアドはバランスを崩してマットに手を着く。

平良は左ミドル。続けて平良が右ミドルを放ったが、ムアイアドはその蹴り足をキャッチ。組み付いてきた平良をケージに押し込むが、平良も右オーバーフックで制してから離れた。平良の右の打ち終わりに、ムアイアドは左右のフックを合わせる。相手のパンチをダッキングでかわした平良は右ロー。左ローから距離が詰まると首相撲へ。さらに右ローを当てていき、相手が近づいてくると右テンカオを突き刺す。

しかしムアイアドも平良の打撃をもらいながらも距離を詰め、平良にケージを背負わせてから右ストレート、そして一瞬置いて左ボディへ。このパンチをもらった平良は、すぐにムアイアドの右側へ回る。ムアイアドは平良を追いかけて左ミドル。平良はプレッシャーをかけ、反対にムアイアドをサークリングさせる。平良の左ミドルの打ち終わりに、左ハイを入れたムアイアド。平良は距離を取って右ミドルを見せた。

この右ミドルを受けたムアイアドが左フックを返した刹那、平良がインサイドから右ストレートを打ち込んだ。この一撃でムアイアドは腰を落とす。さらに右ストレートで追撃するを平良の右足を掴みにいったムアイアドに対し、平良はスプロールしながら左腕を相手の首に回してRNCへ。バックマウントから絞め上げてタップを奪った。

勝利した平良は「もっともっと強くなって、日本人の代表としてUFCで強い外国人選手を倒します」と宣言。さらに来週14日に行われるプロ修斗沖縄大会もアピールした。


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MMA ONE VTJ VTJ2021 キック 原口央 宇野薫

【VTJ2021】終始バックコントロール、Gladiator王者の原口央が宇野薫にフルマーク判定勝利

【写真】試合後に反省しきりだったが、原口は自分がやるべきことをやり切ったのではないか(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
原口央(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
宇野薫(日本)

共にサウスポースタンス、プレッシャーをかけるのは宇野だ。原口はシングルレッグで組み付き、ダブルに切り替えてリフトアップして宇野をマットに叩きつける。宇野は起き上がりスイッチを狙いながら立ち上がる。宇野を追いかけてケージに押し込んだ原口が、バックからクラッチするも倒せず。打撃戦に戻ると、宇野がプレッシャーをかけて原口にケージを背負わせる。しかし原口も組み付いて宇野をケージに押し込んでいく。

ダブルに切り替えた原口が宇野に尻もちを着かせた。宇野は体を起こしてケージ際へ。背中をケージに着け、右腕を差し込んでから原口の体を跳ね上げる。宇野のスイープを防いだ原口はパスして宇野の左側に回る。すると宇野は右腕を差し上げたままクラッチしてネルソンの形に。原口は逆側に回ると、宇野はケージキックから亀になる。サイドバックを取る原口。宇野は立ち上がり、バックに回った原口のクラッチを切りにかかる。

バックコントロールを続ける原口。宇野は残り30秒で原口の右腕を取り、アームロックを狙った。原口は自らグラウンドに戻り、バックへ。しかしラウンド終了直前、宇野が反転してトップになった。

2R、原口が飛びヒザを見せる。さらにパンチをかわしたがグラウンドに持ち込まれた宇野は、足を利かせながら原口の腕を取り立ち上がる。そのままトップを奪うことはできず、原口がダブルレッグで宇野をケージに押し込んでいく。宇野は右腕を差し込んでネルソンへ。相手の両足を畳んでパスを狙う原口は、宇野がネルソンを深く差し込もうとした瞬間に起き上がり、逆ノースサウスの形で宇野の首を狙った。

凌いだ宇野は立ち上がり、ケージ際で原口の右腕を取る。構わず宇野をケージに押し込む原口が、バックに回った。立ち上がり、原口のクラッチを切りながらヒジを繰り出す宇野。原口はダブルレッグから宇野に尻もちを着かせる。宇野がヒザ立ちになると原口はパンチを浴びせながら、バックからクラッチしてスープレックスを見せた。そのままばっくをキープする原口。宇野のスイッチを防ぎながらバックを守った原口が、ラウンド終了直前に上を取ろうとした宇野を三角絞めに捉えたところでホーンが鳴った。

最終回、前に出る宇野は左ローからテイクダウンを狙うも、原口に潰される。背中を着けた宇野に対してサークリングする原口。宇野が立ち上がると、そのまま原口が追いかけてバックを取った。原口の右腕を取る宇野、原口は宇野が正対するとダブルレッグに切り替える。もう一度バックから、宇野が体勢を入れ替えようとした時、原口がパンチの連打を浴びせていく。そして原口が右腕を差し込んで押し込みつつ、ダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。

背中を着けることは防ぎ、右ヒジを打ち付けていく宇野。原口はバックキープ、グラウンドに戻ると原口はバックマウントから4の字ロックへ。回転する宇野の首に右腕を回す原口、しかし宇野も凌ぐ。起き上がろうとする宇野に対し、原口もRNCを狙いながら4の字ロックを保つ。残り1分を切ったところで、原口は再びRNCへ。しかし宇野も極めさせない。4の字ロックをほどいた宇野を、原口はダブルレッグで押し込みながら、体を起こしてパンチの連打。最後はトップを奪って試合を終えた。

裁定は原口がフルマークで抑えて勝利した。


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