カテゴリー
MMA PANCRASE Pancrase324 UNRIVALED01 ブログ 吉永力 山北渓人

【UNRIVALED 01】山北渓人と対戦、吉永力「ポイントなら負ける可能性もあるので、一本を狙う」

【写真】イヤゴ・ウエノや山本博斗ら軽量級の実力者から一本勝利を奪い、実績を積み上げてきたのが吉永だ。UNRIVALEDでもチャンスとあらば短期勝負を狙うか(C)SATOSHI NARITA

3日(祝・水)に東京都板橋区のUNRIVALED特設会場で開催されるグラップリング大会UNRIVALED 01で、山北渓人と対戦する吉永力。
Text by Satoshi Narita

トライフォースに所属し、ブラジリアン柔術では最軽量級を主戦場とする吉永は、アジアや全日本、配信大会KITなど注目度の高い勝負の場で極めの強さを見せつけてきた。ギを脱いでもその極め力は発揮されるのか。試合に向けての意気込みから柔術との出会いまで語ってもらった。


池袋を中心に各支部で指導に当たる吉永。トライフォースが認める数少ない最高位インストラクターでもある

――吉永選手✖山北選手のカードは10月末、追加カードのひとつとして発表されました。オファーがあったのはいつ頃ですか。

「ちょうど1カ月前ですね。10月に入ってから話があって」

――その時はどのような気持ちでしたか。

「そうですね……オファーをいただけたから『試合しようかな』って感じでした」

――なるほど(笑)。対戦相手の山北選手にはどんな印象を?

「このあいだのパンクラスの試合(PANCRASE324)しか見てないんですけど、テイクダウンが強いのと、ずっと動き続ける、止まらない選手だなって印象です。塩漬けするよりも、一本を狙ってくるイメージがあります。戦績を見ると16連勝(アマ10勝、プロ6勝)だし、スゴイですよね」

――その山北選手が「レスリングvsギロチン」とツイートしていたように、吉永選手は吉永選手で、アジアや全日本優勝の実績がありつつ、昨年10月のKIT.01でイヤゴ・ウエノ選手をギロチンで絞め落とし、一躍名を上げた印象です。そもそも柔術を始めたのはいつ頃のことですか。

「小中は野球をやっていて、中学3年生の終わりにねわざワールド桜島に体験に行って入門しました」

――格闘技には興味があったのですか。

「中学生の頃にプロレスごっこにハマって、何か関節技をかけるスポーツをしたいと思っていました。で、僕の父親が上谷田(幸一)さんと知り合いだったので、ねわワで練習するようになって」

――還暦を過ぎても海外参戦を続けるレジェンド柔術家と、そんなご縁があったのですか。

「ハイ。それから専門学校入学を機に、福岡のパラエストラ博多に入りました。専門学校はすぐ辞めちゃったんですけど、泊(憲史)先生にはとてもお世話になりました。今でも尊敬している先生です」

――地元・鹿児島から福岡へ。東京に出てきたのは?

「4年前ですね。今、25歳なのでハタチそこそこの頃で。きっかけは、パラエストラ博多がトライフォース博多に替わって、早川(光由)先生のもとで学びたいという気持ちが強くなったからです。今は公認アスリートとして、日中はトライフォースが提携しているさくらライフさんで介護の仕事をさせていただきながら、夜は指導もやらせてもらっています。練習環境は素晴らしいですね。早川先生に指導していただけるし、芝本(幸司)先生や澤田(伸大)さん、山田(秀之)さんもいらっしゃるし」

――吉永選手というと柔術のイメージが強く、ノーギやグラップリングの印象はあまりなかったのですが、直近の試合で言えば今年9月のJBJJF全日本ノーギ選手権になりますか。

「ああ、米倉(大貴)選手にボコボコにされました(苦笑)。ノーギは青帯以来で、17歳とかが最後の試合だった気がします」

――それほどのブランクがあって、なぜ再開しようと?

「きっかけがあればやりたいと思っていたんですよね。で、QUINTETにトライフォースが出た時、QUINTET練というノーギの練習があって、僕も参加していたんです。それから『出てみたいな』という気持ちが芽生えてきて」

――ギありとなしで、どのような違いを感じますか。

「道着があると疲れてしまう、身体がデカいほうではないので掴まれて動けなくなることがあるんですけど、ノーギだとけっこうスルスルと動けて、個人的には『良いな』と思っています。まだ結果が出せていないので何とも言えないんですけど……」

――肌に合っている?

「楽しいですね。テクニックも、足関とか難しいですけど、やりがいがあるというか、新しい挑戦という感じがして。今年の(柔術の)全日本に出なかったのも、ノーギの練習に専念したかったからで、両立は難しいだろうと断念しました。これからもノーギの大会があれば、どんどん出てみたいですね。経験を積まないとわからないことがまだたくさんあるので、柔術と並行していければと思っています」

――それほどノーギ志向になられていたのですね。そんな吉永選手は、UNRIVALEDではどのような試合をしたいと思っていますか。

「今回は『一本を狙う』を念頭に置いて練習してきました。通常のノーギクラスもそうですし、鈴木(和宏)さんや中島(康輔)さん、山田さん、小岩(健一)さんたちとのノーギでの選手練や、芝本さんにも付き合っていただいたりして。

UNRIVALEDは引き込むとマイナスになりますし、柔術の場合は抑え込んでいる状態から逃げられてもポイントは入らないけど、エスケープポイントもあります。MMAの選手は抑え込まれてからのエスケープが上手いというか、立ち上がって逃げられるイメージがある。ポイントだと負けてしまう可能性がありますから、一本を狙うスタイルで挑もうと思っています。あとは時間ですね。15分でいつもより長いので、ペース配分をしっかりしつつ、動き続けたいと思っています」

■視聴方法(予定)
11月3日
午後3時00分~ TIGET LIVE

The post 【UNRIVALED 01】山北渓人と対戦、吉永力「ポイントなら負ける可能性もあるので、一本を狙う」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Interview JJ Globo UNRIVALED01 ブログ 清水清隆 竹浦正起

【UNRIVALED 1】清水清隆と対戦、竹浦正起「誰が観ても面白いと思われる試合がしたい」

【写真】石黒翔也、ジエゴ・エンリケら国内屈指の柔術家を擁するカルペディエム三田では珍しく、柔術もノーギ、グラップリングも分け隔てなく取り組む竹浦。前述のQUINTETやFINISH、全日本ノーギ選手権にも参戦している。写真は2019年JBJJF全日本ノーギ選手権より(C)SATOSHI NARITA

3日(祝・水)に東京都板橋区のUNRIVALED特設会場で開催されるグラップリング大会UNRIVALED 01で、竹浦正起が清水清隆と戦う。
Text by Satoshi Narita

8月のJBJJF全日本選手権黒帯ライトフェザー級で米倉大貴、川嶋和哉を破り、同門の石黒翔也、ホベルチ・オダと表彰台に上った竹浦。グラップリングではTEAM CARPE DIEMの一員として参戦した昨年10月のQUINTET FN5で伊藤盛一郎、中村大介と引き分けるも、動きの多い見応えのある攻防で存在感を示した。

大会3日前、試合への意気込みを訊いた。


取材当日は衆議院選挙の投票日。投票の後、取材に応じてくれた(C)SATOSHI NARITA

――オファーを受けた時は、どのような気持ちでしたか。

「『ハイ、出ます』って感じで、即答でした。清水選手についても、もちろんパンクラスの元チャンピオンと知っていましたから、客観的に見ても面白い試合になるんじゃないか、まさに“MMA✖柔術”をグラップリングで行えるからいいなって思いました」

――ファイターとしての清水選手の印象を教えてください。

「動く。小さくてスピードがあってどんどんアグレッシブに動いてくるイメージがありつつ、わりと堅い試合もする印象があります。GFT.4で後藤(貴史)さんとやった時も、正座で押さえて何もやらせなかったですし。ディフェンス力というか、守る試合もできるなと」

――試合に向けた調整はどのように?

「実は、グラップリングをやる機会があまりなくて。カルペディエム三田は柔術道場でグラップリングをする人がいないので、石黒翔也に稽古をつけてもらったり、会員さんとちょっとやったりくらいですね、今回は」

――精鋭揃いの三田ですが、確かにノーギやグラップリングに熱心な選手がいるイメージはありませんね。

「全然ですね。両方やるのは僕くらいで。もともと僕は、最初はMMAをやっていたので、柔術よりグラップリングが先だったんですよね。途中から柔術に切り替えたので、両方いけるというか」

――竹浦選手は学生時代、NEXに入門されたのが格闘家としてのスタートでしたね。では、調整は主に石黒選手と?

「あとは、所(英男)さんのTEAM TOKOROとの練習で、MMAの人と組む機会はありました。所さんはもともと岩崎(正寛)さんが三田にいた時、練習に来てくれていたので面識があって。QUINTETでも所チームと対戦したし、『また練習したいですね』と話をしていたんです。で、実は8 月の全日本のあと、レスリングを習いに行ってるいんですけど……」

――レスリングを?

「ハイ、週に1、2回くらい。そこでたまたま所さんと会って、久しぶりですねって話から練習しましょうよとなって」

――レスリングを始めたのは、どんなきっかけで?

「全日本が終わってから、良いものは真似して道場運営に取り入れていこうと、パーソナルジムに行ったり低酸素トレーニングのジムに行ったりと、いろんなサービスを受けてみているんです。レスリングを始めたのも、もちろん強くなりたい、自分のスタイルに混ぜたいのもあるんですけど、ウォームアップとか身体の使い方とか、レスリングの要素を指導に取り入れたかったし、レスリング道場はどういうシステムで運営されているのかも気になっていたんですよね」

――カルペディエム三田を任されている人間として、選手と経営者、双方の立場から興味があったと。

「1回2000円でメチャメチャ教えてもらえるんですよね。ウォームアップの種類もすごく多くて、場を和ませるためにゲームをやってからテクニックに入ったりと、ちょっとしたことでも学びがあります」

――ご自身の柔術には何か変化がありましたか。

「オリンピックチームの元コーチが基本的な動きから教えてくれるんですけど、90分の練習で1回もスパーをしないんです。それは、動きをつくるためのトレーニングを重視しているからで、結局は技術よりそこが大事だと。土台となる身体の使い方、それこそ引っかけ方とか体重のかけ方から教えてもらっているので、力の出し方とかが劇的に変わりました。自分のプライベートレッスンにも落とし込んでいるほどです。

やっぱり、柔道やレスリングはすごいですね。競技としての歴史が長い分、つくりこまれているというか、教科書みたいなベースができあがっている。柔術でも体系化できれば競技のレベルも上がるだろうなって感じました。ただ、お金儲けをしようとしていないというか、町道場がどんどん潰れているという話も聞くので、経営面ではもっとやり方があるんじゃないかなと思いますけど……」

――UNRIVALEDではレスリングの取り組みも活かせそうでしょうか。

「いや、実戦で使えるまでになるには時間が足りなかったですね(笑)」

昨年9月にはFINISHでケージ&サブオンリーを石橋佳大と戦いドローに。石橋は清水より1階級上のバンタム級のMMAファイターだ

――では、どのような戦いをしたいと思っていますか。

「極めたいですね。道着だとサブミッションを取るよりも、ポイントで勝つ要素が強いじゃないですか。アマチュアじゃないけれど勝ちに徹するというか、僕は地味に耐えて耐えて、最後にひっくり返すみたいな試合をするんですけど、やっている側は勝つために真剣でも、観ている方はつまらないですよね。

ただ、今回はプロ興行で配信されるし、ファイトマネーも出る。スポンサーも付いていただけたし、また呼んでもらえるように、動いて動いて、展開をつくって、お互いにスリリングな攻防ができたらと思っています。エンタメ性のある、誰が観ても面白いと思われる試合がしたいですね。……とか言って、始まったらポイントを取りにいくかもしれませんけど(笑)」

■視聴方法(予定)
11月3日
午後3時00分~ TIGET LIVE

The post 【UNRIVALED 1】清水清隆と対戦、竹浦正起「誰が観ても面白いと思われる試合がしたい」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA RIZIN UNRIVALED UNRIVALED01 ブログ 吉永力 寒河江寿泰 山北渓人 石井逸人

【UNRIVALED01】パンクラシスト山北渓人が、吉永力と。シューター石井逸人は、寒河江寿泰戦決定!!

【写真】吉永✖山北は、ポイント制と相まって非常に楽しみな試合だ。技術とポイント、より動けるのはどちらになるか(C)SATOSHI NARITA &MMAPLANET

27日(水)、UNRIVALED実行委員会より11月3日(水・祝)に東京都板橋区の新河岸に設置されるUNRIVALED特設会場で開催されるUNRIVALED01の追加カードが発表されている。

門脇英基✖米倉大貴、水垣偉弥✖本間祐輔、須藤拓真✖北田俊亮、朴光哲✖坂本将典、河名マスト✖村山大介など柔術、グラップリング、MMAファイターという畑の違うファイターが、一つのルールの下で戦う興味深いカードが既出となっていた同大会で、追加カード4試合が明らかとなり、プロマッチ12試合が出揃った。


今回決まったカードは道着ルールでJBJJF茶帯ライトフェザー級優勝、パンクラスでMMA経験もある野村優眞が、宮川太暉と対戦。RIZINグラップリングでテイクダウンと盤石の抑える強さを見せ、アンライバルドルールに相当に適していると思われる小谷直之は、樋口翔己を相対する。

さらにノーギも柔術の一つ派でコンバット柔術もこなす寒河江寿泰は、柔道ベースのプロシューター=石井逸人とのマッチアップが決まった。全日本ノーギで須藤に遅れを取った寒河江が、引き込みが減点のアンライバルドルールで如何に極めの強さを見せるか注目だ。

シューター=石井に対し、パンクラシスト山北渓人の参戦を決まった。今やMMA界を接戦しつつある専修大OB軍の1人である山北は、フリースタイルレスリングをベースに柔術を融合させデカゴンで、サブミッションレスラー的なファイトスタイルで6連勝中、ストロー級の頂点が見えてきた地位にある。

そんな山北の対戦相手は吉永力、日本柔術界のルースター級を代表をする実力者だ。山北はこれまで下になってはならない戦いのなかで、そのレスリング力を武器に勝利を手にしてきた。

対して、吉永は減点覚悟で引き込みも持さないグラップリングで勝負してくるだろうが、道着でギロチンを極める技術力の高さは、山北のテイクダウンへの抑止力になることは絶対だ。ポイント制の妙が、一本への扉を広げるのか、隙を埋めていくのか楽しみなマッチアップだ。

The post 【UNRIVALED01】パンクラシスト山北渓人が、吉永力と。シューター石井逸人は、寒河江寿泰戦決定!! first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA UNRIVALED UNRIVALED01 本間祐輔 水垣偉弥

【UNRIVALED01】本間祐輔とグラップリングマッチ、水垣偉弥「今、デキるベストを尽くして」

【写真】世界の最高峰でバチバチの試合をしてきたファイターとは思えないほど、普通の人化している(もとからケージの外はそうだった)水垣。アンライバルドはポイント制だが、数字とカタカナは苦手なので感性で動く試合になりそうだ(C)MMAPLANET

11月3日(水・祝)に東京都板橋区新河岸のUNRIVALED特設会場にいて開催されるUNRIVALED01に、水垣偉弥が出場する。

MMAで世界を知る水垣のグラップリング初挑戦の相手は、グラップリングで世界を知る本間祐輔だ。昨年6月に現役引退発表、実際は一昨年中にプロフェッショナルファイター人生に区切りをつけていた水垣は、今年の9月に横浜市港南区にオープンしたBELVAでの指導など、第2の人生を着実に歩んでいる。


日本人として規格外、世界のトップと殴り合って来た彼が、このタイミングで組み技に挑戦する。今回の試合に向けて、水垣から抱負が届いたので、お伝えしたい。

水垣偉弥
「今回アンライバルドに出場することになりました。自分にプログラップリングの大会からオファーがあるとは思ってもいませんでしたし、自分自身の練習がどこまでできるか不安もあったので、実はオファーを頂いた時はお断りしようと考えていました。

ただグラップリングや柔術などこれから組技の試合には出ていきたいとと思っていましたし、MMAのときのような試合に向けての取り組みというのは、この先の人生を考えてもう出来ないなと考えた時に、今、デキるベストを尽くしてこの頂いたチャンスに挑戦したいという思いに変わりました。

久しぶりの実戦に少しワクワクしているのと、どこまでやれるかという不安の両方がありますが、やるからには勝利に向けて全力尽くしたいと思います。

本間選手は組み技競技で素晴らしい実績のある選手です。本間選手に挑戦するという気持ちで臨みたいと思います」

The post 【UNRIVALED01】本間祐輔とグラップリングマッチ、水垣偉弥「今、デキるベストを尽くして」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA ONE UNRIVALED UNRIVALED01 今成正和 本間祐輔 朴光哲 水垣偉弥 河名マスト 清水清隆 竹浦正起 米倉大貴 須藤拓真

【UNRAIVALED01】正式船出、アンライバルドに河名マスト、須藤拓真、朴光哲、そして水垣偉弥参戦

【写真】須藤、川名とRoad to ONEで良い勝ち方をしたばかりの選手がタイムリーな出場を果たす(C)MMAPLANET

11日(月)、UNRIVALED実行委員会より11月3日(水・祝)に東京都板橋区の新河岸に設置されたUNRIVALED特設会場にいて、UNRIVALED01の開催と対戦カードの発表があった。

アンライバルドはポイント制グラップリング大会で、組み技系のあらゆる競技者が力を発揮しやすいルール設定を心掛け、昨年12月の準備大会、5月のアマ大会=UNRIVLED ALTANAを開いてきた。

今回はプロ10~11試合と、アマ大会の共催となり、観客クローズド=TIGETでのライブ配信大会として行われる。本日の発表では道着マッチ1試合を含むプロ8試合、非常に興味深いマッチアップが明らかとなった。


テイクダウンP有りのルールは、河名に適しているか

まず目につくのが5日のRoad to ONEに出場し、それぞれ一本勝ちを収めた河名マストと須藤拓真の出場だ。

グレコU23世界王者の河名の相手は、マスタージャパン所属の村山大介が務める。

引き込みはマイナスというのも興味深い

またMMA出場4試合、全てが足関節で一本勝ちの須藤は、月のIBJJF全日本ノーギ・エキスパート・フェザー級優勝している柔術家でギロチンマスターの北田俊亮と対戦する。

北田とTribeの同門といって良い清水清隆は、MMAで戦う時と比較すると9キロ重いフェザー級で竹浦正起と戦う。

竹浦は今年のJBJJF全日本柔術選手権黒帯ライトフェザー級3位の新世代柔術家だ。

また須藤と同様に全日本ノーギ・ライトフェザー級優勝の米倉大貴は、フェザー級(65.8キロ)で大ベテランの門脇映基とのマッチアップが決まった。

昨年のZST GTFの60キロ級Tを制した米倉と、宇宙を語る腹固めマスター=教祖はグラップリング異次元対決だ。

北田、門脇と並びMMAベテランズからは朴光哲が8月のIREのコンバット柔術=✖今成正和戦に続き、グラップリングに挑戦。

SKレスリングアカデミー所属、世界ベテランズレスリング選手権フリースタイル70キロ級優勝の坂本将典と戦う。カンチョルの掟破りのビクトル投げからのヒザ十字が極まるか、注目だ。

10年前には10thPlanetでエディ・ブラボーと稽古をしている水垣

さらにMMA界のビッグネーム、水垣偉弥の出場も決定した。

完全ストライカー、組み技は徹底してスプロールでテイクダウンを拒否していた水垣は昨年にMMAから引退し、驚きの組技戦挑戦となった。

世界の水垣の相手を務めるのが、柔術で世界を知る本間祐輔だ。本間は08年と09年のムンジアル黒帯ルースター級準優勝、カルペディエム所属時代には2015年のノーギワールズ黒帯ルースター級で世界2位となっている。

この他3試合が予定されており、まだとっておきのビッグネームの参戦もありそうなアンライバルドの正式旗揚げ戦、追加カードの発表も待ちたい。

The post 【UNRAIVALED01】正式船出、アンライバルドに河名マスト、須藤拓真、朴光哲、そして水垣偉弥参戦 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
FUMA JJ Globo News UNRIVALED01 グラント・ボクダノフ ブログ 椿飛鳥

【Unrivaled01】ルール決定、ポイント制でスイープPはなし。椿飛鳥出場&プロレスラーFUMはMMA戦

【写真】仕切り直しの組み技戦へのトライ──椿飛鳥 (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都大田区のゴールドジム・サウス東京ANEXで開催されるUNRIVALEDの対戦カードとルールが明らかとなっている。

グラップリングで世界に通じる日本人選手の育成と、底辺を広げる大会という目標を掲げグランドスラムとイグルー柔術が手を取り合って行う同大会。MMAファイターやレスラー、柔道家が参戦しやすいルールを創っていくということだったが、今回発表されたルールはポイント制だった。


ノーギグラップリングといえばノーポイント&サブオンリー全盛の昨今、UNRIVALEDの選択をポイント制だった。そのポイント制度は以下の通りだ。

:テイクダウン、サイドポジション、マウント、バックマウント2P
:抑え込みからエスケープし、スタンドに戻ると1P
:引き込み-2P

加えてサブミッションを掛けられた選手が、立ち上がって腰の上まで相手を抱え上げるとブレイクとなり、スタンドで再開となる。

大きな特徴は抑え込まれた状態からのスクランブルに1Pがつき、引き込みは2Pのマイナス、さらにはポイントに表れていないようにスイープは得点にならないというもの。

またテイクダウンは背中をつけた場合で、持ち上げで腹ばいに落としたり、前方への崩しはポイントの対象にならず、バックコントロールにも得点はつかない。

亀の攻防では足をフックするとポイントになり、前方に落とされて下になっても得点を失うことはない。そのうえで亀の状態の選手が、背中をつけると引き込みとなりマイナス1Pとのことだ。

やはり引き込みがマイナスという特徴以上に、スイープにポイントとがないのは総合的な組み技という点において、競技柔術の大きな特徴を削った印象が強い。なお、今回はあくまでも実験的な試みで、今後のルールやポイント制を確立していくとのことだ。

さらに今大会は新型コロナウィルス感染拡大防止のために、規模が縮小され予定されていたセミナー、練習会、エキスパートトーナメントは次回大会以降へ見送られることとなった。

そのなかでエキスパート部門ではグラント・ボグダノフ✖コクエイ・マックス、椿飛鳥✖木下尚祐が決定。アドバンスドではワンマッチが3試合の他、65キロでは4人制トーナメントが行われ、アマMMAに加えプロMMA(5分✖2R)で萩原一貴とプロレスラーのFUMA、諏訪部哲平✖森永ユキトの2試合が組まれている。

The post 【Unrivaled01】ルール決定、ポイント制でスイープPはなし。椿飛鳥出場&プロレスラーFUMはMMA戦 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
JJ Globo News UNRIVALED01 ブログ

【Unrivaled01】GrandslamとIglooが合体、世界に通じる組み技師育成のためのイベント旗揚げ!!

【写真】総合的なのか異種格闘技なのかグラップリング、どのようなルールが採用されるのか気になるところだ (C)MMAPLANET

16日(水)に27日(日)に東京都大田区ゴールドジム・サウス東京ANEXでGROUNDSLAMとIGLOOが主宰するグラップリング大会=UNRIVALED(※比類なき、無敵)が開催されることが発表された。

同大会はグラップリングで世界に通じる日本人選手の育成を目標に、その底辺を広げる大会を行う第1回大会となる。そのためMMAファイターやレスラー、柔道家が参戦しやすいルールを創るという。


また記念すべき第1回大会は試験的な意味もあり、グラップリングとMMAで選手募集を行いキャリアに応じたマッチメイクが組まれるとのこと。出場希望者はunrivaled1227@gmail.com へ、「氏名/年齢/所属ジム/希望カテゴリー/希望階級/格闘技歴(競技と経験年数)/入賞歴/身長と通常体重」を明記のうえで申し込みを。

募集されるのは60キロ、65キロ、70キロ、80キロ、無差別のグラップリング・エキスパート・トーナメント、同じ5階級でのグラップリング・アドバンスのワンマッチ、そして60キロ、65キロ、70キロ、80キロの掌底有りのグラップリング=コンバット柔術のワンマッチ。さらにユニファイド・ルール&レギュレーションに則したMMAワンマッチ(5分2R)、パウンドなしのアマMMAルール(3分2R)など、多岐に渡っている。

Unrivaledで気になるのは、コロナ過の日本のグラップリングをリードしたGTFの実質上のプロデュースを行った勝村周一朗氏率いるグラウンドスラムと、GTFで日本グラップリング界を席巻したイグルーが主催し、ZSTが協力するという点だ。

上に挙げたイベント起ち上げ理由にある柔術家だけでなく、MMAファイターや他の組み技競技者が参加しやすいルールとは、どのようなモノになるのか正式発表が待たれる。

The post 【Unrivaled01】GrandslamとIglooが合体、世界に通じる組み技師育成のためのイベント旗揚げ!! first appeared on MMAPLANET.