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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 アミール・アルバジ ブランドン・モレノ

【UFN246】ブランドン・モレノ劇場。2R以降は、アルバジを完全にドミネイトし王座奪回を宣言!!

<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.3-0:50-45.50-45.49-46
アミール・アルバジ(イラク)

様子見のなかで、互いにジャブを伸ばす。一瞬の踏み込みから振るわれるパンチが、揃って鋭い両者。アルバジがワンツーを伸ばし、ジャブを当てる。さらに右を見せたアルバジの方が手数が多い。右を見せて左ミドルを蹴ったモレノが、右を決める。モレノは独特な拳を固めず、広げた構えで左右の連増を良くしている。

ボディストレートを入れたアルバジに対し、左リードフックのモレノ。一進一退の攻防のなかで、モレノが飛びこんで左を振るうが当たりは浅い。右を返したアルバジは、右を受けた直後にスリップし、腹ばいに。すぐに立ち上がると、大きな振りのワンツーをかわして腹を殴った。残り10秒、ワンツーから右ローのコンビを見せたモレノが、仕上げに右ローをもう一発蹴った。

2R、右アウトローから左インローを入れたモレノ。さらにワンツーから左ハイを蹴ると、アルバジの動きが止まる。モレノの右に組みついたアルバジはすぐに離れ、ジャブを伸ばす。モレノは攻め急がずジャブ、ストレート、左ボディショットを繰り出す。直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたアルバジだが、すぐにモレノがスタンドに戻る。

モレノは左ミドルを入れ、アルバジの勢いがある右をかわす。インローで削るモレノは左ジャブ、右オーバーハンドを届かせる。さらに右をテンプルの辺りに入れるなど、モレノのパンチは精度が高い。さらにジャブを続けたモレノは、アルバジの前蹴りにも距離を詰めてショートのワンツーを決め、左フックをヒット。続いて左アッパーを打ち込むなど、この回もモレノが取った。

3R、アルバジが右ボディを入れ、モレノがバランスを崩すも即持ち直しショートのワンツーを振るう。左ハイ、左ボディ、ワンツーも最後の右に力が入り過ぎたモレノが前のめりに姿勢を乱す。直後にボディを打たれたアルバジが右をヒット。モレノもすかさず右を返す。ステップインにヒザが僅かに届かなかったアルバジは、モレノの適格な左から右を被弾する。空振りもコントロールし武器としているモレノに対し、アルバジはどうしても受け身のファイトになってしまう。

インローを蹴られたアルバジが、アウトローを返した直後にアイポークがあったとアピールする。レフェリーは流し、モレノが追撃へ。右をヒットさせたアルバジだが、場内はモレノ・チャントが起こった。

4R、近い距離で回転の速いパンチの交換を繰り広げた両者。落ち着くと、モレノが前蹴り、左ボディを入れる。ジャブから右を見せて、ロングの左フックを当てた元世界チャンピオンは、ここまでと同じようにこの回も支配するのか。モレノの手数と精度の前に、慎重にならざるを得ないアルバジが、意を決したように前に出てもモレノがしっかりと攻撃を当てる。

メヒコ・チャントにもモレノは、ややペースを落としたなかで左ハイを蹴っていく。残り1分、アルバジの右ヒザにも右を返したモレノがヘッドムーブを駆使し、パンチを受けないで自らの右を決める。ダブルのジャブから右と、モレノはアルバジにやりたいことをさせなかった。

最終回、勝利を手にするにはフィニッシュが必要なアルバジだが、先手を取ったのは左から右を当てたモレノだ。さらにテイクダウン狙いを切り、左フックを入れたモレノがアイポークでブレイクを要求する。「見えるか?」というレフェリーの呼びかけに「イエス。目が二つ、鼻が一つ見える」と返答するなど、精神的に余裕が感じられるモレノはリスタート後にダブルジャブ、右から左ハイを繰り出す。さらにジャブからボディと右、組まれると逆にボディロックテイクダウンを狙ったモレノが、ヒザ蹴りの直後に左を打ち込む。

完全に動きが落ちたアルバジはケージを背負うと、再びモレノが左を入れる。クリンチのアルバジは、逆転KOでなくサバイバル・モードか。モレノはアルバジの右オーバーハンドにも、腹を抉る。スイッチして飛び込んで左を当てたモレノが、続いて右をヒットさせる。さらにカウンターの左を入れ、アルバジの打ち合えというアピールに応じると左を決める。最後は前転しながらの蹴り、そして左ミドルを見せたモレノが――25分間、アルバジを完封。

文句なしの判定勝ちを収め「最高だ。新しい人間になったように感じる。今日のような練習通りのパフォーマンスを前回の試合では見せることができなくて、チームも僕もフラストレーションを感じていたんだ。今日は最高だった。カナダの皆、エンジョイできたかな。足技で有利に運べることは分かっていたけど、僕はメキシカン。知っての通りバッドアスでいたいんだ(笑)」と話すと、タイトル奪回を宣言した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 アレクサ・グラッソ エリン・ブランチフィールド キック ローズ・ナマジュナス

【UFN246】序盤の2Rを落としたブランチフィールドが、TDを決めた3Rから挽回。ナマジュナス越えを果たす

<女子フライ級/5分5R>
エリン・ブランチフィールド(米国)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
ローズ・ナマジュナス(米国)

右、そして左に回るブランチフィールドのステップインに、ナマジュナスはジャブを合わせる。さらにブランチフィールドのハイキック後に、右ローを入れる。ナマジュナスはブランチフィールドの踏み込みにカウンターを狙うような形で圧を掛け、自らステップインして右を当てる。続いてジャブを入れるナマジュナス。ブランチフィールドは拳を当てたいとkろおだ。と、近い距離で右を当てたブランチフィールド。自らも攻撃を被弾する距離で、どのように自分の攻めを見せることができるか。

飛びこんで左を当てたナマジュナスがワンツー、左ジャブと試合をリードする。ブランチフィールドも前に出てパンチからヒザを繰り出すが、ここも左を打たれる。ワンツーから左ハイのブランチフィールドがワンツーをヒット。終盤になって前に出て、互角の打撃戦を繰り広げたナマジュナスだが、この回はナマジュナスが取った。

2R、飛び込んでヒザを入れ、近い距離でパンチの打ち合いに応じたブランチフィールド。しかし、ここも優勢なのはナマジュナスだ。近い距離でワンツーを入れたナマジュナスに対し、ナマジュナスは初めて組みつくとケージに押し込む。ナマジュナスは豪快に払い腰で投げ、寝技にこだわることなく流れてでスタンドに戻った。

得意の形に持ち込んでなお、豪華に投げ捨てられたブランチフィールドは精神的にも厳しいか。ナマジュナスは右オーバーハンドを入れ、左から連打と遠い距離、近距離ともに試合をリードしていく。下がって打てるナマジュナスは、ブランチフィールドの組みもしっかりと見ることができている。それでも怒涛のショートの連打から組んだブランチフィールドだったが、テイクダウンを決めることはできなかった。

3R、ブランチフィールドが右ローを入れる。体を預けるように右を打っていくナマジュナスに対し、ブランチフィールドが右ローから右を入れる。殴られても殴るという展開のなかでブランチフィールドが組みに行くかと思いきや、逆にナマジュナスがシングルレッグへ。これを切ったブランチフィールドががぶり、組みなおしてケージに押し込む。一本足ディフェンスのナマジュナスだが、結果的に軸足となった右足を小内刈理の要領で崩されテイクダウンを許す。

スイープ狙いを潰し、トップを取り切ったブランチフィールドがハーフで抑える。頭を抱えるナマジュナスだが、ブランチフィールドはワキを差してパンチを入れつつ残った足を抜きにかかる。観客はブーイングも、ブランチフィールドはパンチで削って確実にポイントの挽回が必要だ。上体を起こして左のパンチを落としたブランチフィールドは足を戻されると、左右のパンチを振るう。ナマジュナスは蹴り上げからスクランブルを狙ったところで時間となった。

4R、前のラウンドで組みを成功させたことで質量が上がったブランチフィールドが、打撃でも積極的に攻める。テイクダウンのフェイクからパンチを繰り出すブランチフィールドは、フックで距離が詰まると左腕を差してドライブ、ケージにナマジュナスを押し込む。押し返したナマジュナスが離れるが、ブランチフィールドは右エルボーからパンチを繰り出す。

ナマジュナスも手数&切れともに落ち始め、精神戦に。左を入れたナマジュナスは、組まれても逆にケージに押し込みなおし、離れてパンチを入れる。勝負の分かれ目となるラウンド、ジャッジは如何に判断したか。

最終回、オクタゴン中央の打撃戦が続き、ブランチフィールドがダブルレッグでケージに押し込み、小外掛けでテイクダウンを決める。さらにブランチフィールドはパスを決めるとサイドで抑え、クルスフィックスを狙う。残り2分40秒、ついにクルスフィックスを成功させたブランチフィールドがパンチを落とし、腕を抜いたナマジュナスの腕を狙う。左のパンチを落とし、背中を見せたナマジュナスをサイドバックから崩しにかかる。

徹底して防御に徹するナマジュナスを立ち上がらせたブランチフィールドがケージに押し込み、小手投げを防ぐ。力のこもったケージレスリングを展開した両者、ここでタイムアップを迎えた。

結果は3者揃って48-47でブランチフィールドを支持、タフファイトを制した勝者は涙を浮かべ「終盤の3Rを取ったと思っていたけど、結果はどうなるか分からなかった。3Rを取れて、4Rは彼女がスローになったように感じたから、打撃で攻めた」と話し、アレクサ・グラッソ戦をアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN ESPN+104 UFN246 カイオ・マシャード ブレンジソン・ヒベイロ ブログ

【UFN246】連敗中同士の対戦、ヒベイロがスプリット判定でUFC初勝利を挙げる

<ライトヘビー級/5分3R>
ブレンジソン・ヒベイロ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28
カイオ・マシャード(ブラジル)

サウスポーのマシャードがアウトローとインローを蹴り、マシャードが右ストレートで飛び込む。互いにインローを蹴り合い、ヒベイロが右ミドル、右ストレート、右の三日月蹴り。マシャードも左ストレートを立て続けに放ち、左ハイを蹴る。

ヒベイロも右ミドルを蹴り返し、マシャードも左ミドルを蹴って譲らない。ヒベイロがインロー、マシャードが左ストレートと左ハイ。ヒベイロはマシャードのアウトローに右ストレートを狙い、マシャードも左ストレートと左ミドルを返す。

前に出るヒベイロが右ストレートからパンチをまとめて右ハイキック、マシャードはサークリングしてインロー。ここでヒベイロの蹴りがローブローとなる。再開後、ヒベイロが右ミドルと右ストレート、マシャードは左ハイを蹴る。

2R、マシャードが左ハイ、左ロングフック。ヒベイロがインローを蹴ると、マシャードは左ハイ、左ストレート、左ミドルと手数を増やす。前に出るヒベイロが右の前蹴り、右ストレートをヒットさせる。マシャードは距離を取りながら右カーフ、左ストレートのフェイントから左ミドルを蹴る。

距離を詰めるヒベイロが右フック、マシャードはヒベイロのインローに左ストレートを伸ばす。ヒベイロは右の三日月蹴り、マシャードは左ミドルを蹴る。足を使うマシャードがワンツー、ヒベイロは左フックを振る。ここからヒベイロが右ストレートを当て、前に出ていく。マシャードも左ストレート・フックを返していくがクリーンヒットはない。終盤、互いにパンチを振り回すがどちらも距離が遠い。

3R、マシャードが左ミドル、左ストレートから左ハイ、左フックで前に出る。さらにマシャードはワンツーと左フック、右カーフと右ミドルも蹴る。前に出るヒベイロだが、このラウンドは手数が少ない。

マシャードはそこに左ストレートを当てつつ、左ヒジも繰り出す。ヒベイロも右ストレートを返すが単発。足を使うマシャードを捉えきれない時間が続くが、ヒベイロが右ハイキックを当てる。マシャードはこれをキャッチしてテイクダウンを狙うが不発に終わる。

距離が開くとヒベイロが右ストレート、マシャードが左右のフックを返す。ここでヒベイロが右フックをヒットさせると、マシャードも左フックを当てる。残り1分、前に出始めたマシャードが左ストレートから右までつなげ、左ミドルを蹴る。終了間際にはマシャードがスピニングバックフィストを繰り出した。判定は2-1でヒベイロが勝利。互いに連敗中同士の対戦を制し、UFC3戦目にしてUFC初勝利を掴んだ。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246   アリアネ・リプスキ ジャスミン・ジュスダヴィチェス

【UFN246】音無しの打撃戦から、寝技で圧倒。ジュスダヴィチェスがリプスキをダースで下す

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
Def.3R2分28秒by ダースチョーク
アリアネ・リプスキ・ダ・シウバ(ブラジル)

慎重な立ち上がりのなか、リプスキが届かない位置でワンツーを振るう。1度、前手を合わせただけで1分以上がすぎ、両者が同時にワンツーを繰り出す。リプスキがワンツーを入れ、ジュスダヴィチェスが右を返す。細かい連打を見せたリプスキが左ミドル、ジュスダヴィチェスも右ミドルを蹴り返す。右ボディで触れられたジュスダヴィチェスが、右を伸ばす。残り90秒を切り、ようやく攻防が増えた両者。

リプスキが首相撲&ヒザを繰り出し、ショートのコンビへ。ジュスダヴィチェスもテイクダウンのフェイクからワンツーを見せるが、逆に右を受けてハイを蹴られる。これをキャッチしてテイクダウンしたジュスダヴィチェスは、リプスキのヒザ十字狙いを正座して防ぎ、担ぎパス狙いから鉄槌を連打した。

2R、リプスキがワンツー、ジュスダヴィチェスが右ローを蹴る。距離を詰めるリプスキがショートの連打、蹴りでジュスダヴィチェスが応えると一瞬にしてシングルレッグでテイクダウンを奪う。シングルレッグを潰してバックを狙うジュスダヴィチェス。背中をつけることを選択したリプスキはクルスフィックスに固められパンチを打たれる。腕を抜かれてもサイドで抑え、ヒジで腕を殺していくジュスダヴィチェスがエルボーを落とす。

再びクルスフィックスに捕らえらたジュスダヴィチェスはエルボー、さらに足を抜きにかかり、マウントへ。すぐに足を戻したリプスキだがエルボーを連打され、背中をみせる。

こめかみのあたりにパンチを落とし続けたジュスダヴィチェスは、背中に回ってRNCからパンチを連打し10-8級の一方的なラウンドとした。

最終回、すぐにジュスダヴィチェスがシングルレッグを仕掛けるがリプスキが切る。テイクダウンを警戒してか、リプスキは手打ち気味のワンツーを繰り出す。それでもジュスダヴィチェスが懐に入り、シングルからハイクロッチ――リフトしてテイクダウンへ。ジュスダヴィチェスはハーフで殴り、ワキ腹にエルボーを落とすとダースチョークをセットへ。左足を制されて動けないリプスキがタップし、ジュスダヴィチはケージに駆け上がって喜びを露わにした。

「ダースは私の得意のチョーク。皆を極めることができる。次? タイトルを狙うために誰とでも戦う」と勝者は笑顔で話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 ダスティン・ストーツフス ボクシング マフクアンドレ・バリユー

【UFN246】ダーティボクシングの展開から右フック一閃、ストーツフスがバリユーを豪快KO

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ストーツフス(米国)
Def.1R4分28秒 by KO
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

バリユーが右を振って前に出る。ストーツフスが右カーフを蹴るとバリユーがバランスを崩す。ストーツフスは左腕でバリューの頭をがぶり、右腕でバリユーの右足を持って寝かせる。ストーツフスはバリユーの右足を超えてハーフガードでトップキープしてパンチを落とす。バリユーが半身になって体を起こすと、ストーツフスはジャパニーズネクタイを狙いつつ、バリユーの首をコントロールする。

これは外れるがストーツフスはハーフガードでトップキープしてマウントへ。バリユーがケージを蹴ってマウントから脱出して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとダーティボクシングでの打ち合いとなり、最後はストーツフスが右のショートフックでバリユーの顔面を打ち抜くと、バリユーがばったりと崩れ落ち、ストーツフスが豪快なKO勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o Report UFC UFN ESPN+104 UFN246 エイマン・ザハビ ブログ ペドロ・ムニョス

【UFN246】エイマン・ザハビ、ジャブをムニョスを突き放し文句なしの3-0判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ(カナダ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

22度目のUFCバンタム級での戦いとなるムニョスは距離を取るザハビに対し、徐々に距離を詰めてジャブを伸ばす。そのジャブから右前蹴りを繰り出したムニョスは、ザハビの左ミドルに左フックを合わせる。ザハビも前に出るようになり、右オーバーハンドからジャブを繰り返す。ジャブを差し合い、続く一手を模索するなかザハビが首相撲&ヒザ蹴りを仕掛ける。

ムニョスはダブルジャブ、左リードフックも左ミドルを受ける。打撃の攻防のなかで一瞬、シングルレッグの素振りを見せたムニョスだが、再びヒザを貰いそうに。ザハビは右ボディを入れ、左リードフックと精度で上回っているか。それでも前に出るのはムニョスだったが、ザハビが左ジャブから左ハイを決めかけるなど良い形でラウンドを終えた。

2R、再びジャブ→左ハイという動きを見せたザハビが、しっかりとジャブを当てる。ショートのコンビで前に出るムニョス。ザハビはワンツー+左ミドルを決めた。近い距離でも打ち合うザハビが右を当て、ショートアッパー、ジャブ、ボディと精度ばかりか手数でも上回ってくる。ムニョスも負けじとジャブと蹴りを繰り出すも、間がザハビか。

ワンツーをクリーンに入れたザハビは、右ストレートにダブルレッグを合わされる。ムニョスはバックに回るが、すぐに正対され打撃の間合いになるとアッパーを被弾。左目の周囲を腫らしたムニョスのダブルレッグを切ったザハビが、ジャブを伸ばす。ムニョスは右ローを返し、ジャブや前蹴りへ。残り20秒でのダブルも切られたムニョスは、ボディにヒザを受けた。

最終回、ムニョスの前蹴りにも、ザハビが踏み込んで左フックを振るう。ジャブと前蹴りのムニョスが左フックを入れる。続いてガードの上から右フックを放ち、勢いで上回るムニョスだったが、ザハビが右フックを打ち込む。さらに左を続けたザハビは、ジャブを入れて右を伸ばす。ムニョスはジャブで殴られながら前に出るものの効果的なパンチはなく逆にワンツーで殴られる。

ダブルレッグにギロチンを合わせようとしたザハビ。ムニョスが頭を抜いて打撃の間合いも、ムニョスはワンツーを被弾して前方に姿勢を乱す。最後まで前に出るムニョスは「こいこい」と挑発するが、ザハビが乗ることなく最後もダブルレッグを切って勝利を確信した。

5連勝としたザハビは「トップ15の誰かと戦いたい。試合を組んでくれ」と話し、兄フィラスと勝利を喜んだ。プレリミに5選手が出場したカナダ勢は、4勝1敗と力を見せてメインにつないだ。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 シャルル・ジョーダン ビクター・ヘンリー ブログ

【UFN246】ビクター・ヘンリー、バンタム級転向のジョーダンに変形ギロチンを極められてタップアウト

<バンタム級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
Def.2R3分43秒by モディファイド・ギロチンチョーク
ビクター・ヘンリー(米国)

サウスポーのジョーダンに対し。ヘンリーがインローとインカーフを蹴っていく。ジョーダンが左ミドルを蹴ると、ヘンリーも右ミドルを蹴り返す。ジョーダンはアウトローと左の飛びヒザ蹴り、左の前蹴りを突き刺す。ここからジョーダンは構えをスイッチして左フックと左ハイ、距離を詰めて左フックを当てる。ヘンリーも前に出ていくが、そこにジョーダンがジャブと右カーフを狙う。ヘンリーは右ストレートと右アッパー、クリンチの攻防になると細かいパンチを入れる。

ここでジョーダンは足払いでヘンリーを崩してギロチンへ。ヘンリーが頭を抜くと、再びクリンチの攻防から足払いでヘンリーを崩す。すぐに立ち上がったヘンリーはジョーダンの蹴り足をキャッチしてテイクダする。ジョーダンがケージを背にして立ち上がると、今度はヘンリーが四つ組みの攻防から足払いでジョーダンを崩す。ここはお互い離れて、試合がスタンドに戻る。

サウスポーのジョーダンに対し、ヘンリーが右ストレート。ジョーダンは左ミドルと左ストレート、左の前蹴りで距離を取って、左ハイ・左の飛びヒザ蹴りを見せる。組んだヘンリーがジョーダンをケージに押し込み、足を払ってテイクダウンする。ジョーダンがギロチンを狙ったところでラウンド終了となった。

2R、オーソドックスに構えるジョーダンが右カーフ。ヘンリーもジャブ・ワンツーから前に出て、左右のフックにつなげる。頭を振って前に出るヘンリーに対し、ジョーダンは左右に動いて左ミドル。組みの攻防になるとジョーダンが上体を崩して前のめりにさせるとすぐにバックへ。足をフックして四の字ロックすると、RNCを狙いながらパンチを入れる。

ジョーダンも向き直ってヘンリーをガードポジションに入れると左腕を首に巻いてギロチンを狙う。一旦腰を抜いて立ち上がると、ヘンリーのテイクダウンに合わせて左腕を深く入れる。そのままテイクダウンしたヘンリーがサイドポジションを取るが、ジョーダンは首だけを抱えるギロチンに切り替え、自分の両足を上からヘンリーの足にフック。このままヘンリーの首を絞めてタップを奪った。

試合後、ジョーダンは「ギロチンは極めきれなかったけど、モディファイで極めることができた。バンタム級は僕の場所。カナダの皆に、この国にベルトを戻すと約束する」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN246 ジャック・ショアー ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFN246】ユーザフ・ザラル、右ヒザから肩固めでショアーを仕留めUFC復帰後3試合連続一本勝ち

<フェザー級級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
Def.2R0分59秒by 肩固め
ジャック・ショアー(英国)

フェザー級2戦目のショアーに、右カーフを蹴るザラル。ショアーは右オーバーハンドで前に出て、右肺を狙う。直後にシングルレッグでドライブしたショアーが、ワキを潜ってバックへ。リフトしてテイクダウンを2度繰り返し、立ったザラルが胸を合わせて体を入れ替える。離れて右ハイ&ワンツーのショアーに対し、ザラルもパンチで応戦する。とショアーはダブルレッグからバックへ。ザラルは胸を合わせて、ボディロックテイクダウンを決める。

ハーフで抑えたザラルが、ギロチンもショアーが左腕を差し上げてスクランブルへ。ザラルはバックを取り切り、ボディトライアングルに捕らえたところで初回が終わった。

2R、ショアーが左ジャブ、ザラルはスイッチをしながらジャブを伸ばし、右ヒザを顔面に突き上げる。この一発で後方に倒れたショアーに肩固めをセットしたザラルが、一本勝ちを決めた。

6連勝、3試合連続の一本勝ちを手にしたザラルは大興奮でエドモントンのファンを煽り、自信のヒザ蹴りに歓喜の声を挙げると「マックス・ホロウェイの敗北はショックだった。トプリアと戦いたい」と話した。


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45 Report UFC UFN ESPN+104 UFN246 ギャレット・アームフィールド セルヒー・サイディ ブログ

【UFN246】ヒジ&ヒザを有効に使ったサイディ、TDでは後手に回るもアームフィールドを判定で下す

<バンタム級/5分3R>
セルヒー・サイディ(カナダ)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28
ギャレット・アームフィールド(米国)

身長で勝るサイディが右カーフを蹴り、アームフィールドはジャブとワンツーで飛び込む。サイディは前蹴りとミドルで距離を取り、アームフィールドのステップインに左の縦ヒジを狙う。アームフィールドがパンチで距離を詰めると、サイディは縦ヒジと首相撲からのヒザ蹴りにつなげる。構わずアームフィールドが前に出ると、サイディはガードを固めてジャブと前蹴り。アームフィールドがボディも混ぜたパンチのコンビネーションを見せてダブルレッグへ。

がぶったサイディがアナコンダチョークを狙うと、アームフィールドがダブルレッグでケージに押し込む形になり、サイディの身体を持ち上げてテイクダウンする。下になったサイディは半身になりつつ、バックを狙うアームフィールドに対して左腕を小手に巻いて立ち上がる。試合がスタンドに戻るとサイディはヒジ、ジャブからダブルレッグに入ってスタンドでバックにつく。

2R、サイディは左ハイと右の前蹴り、右カーフを蹴る。アームフィールドは細かくジャブを当てて右ストレート、ボディにジャブを振る。サイディは右のヒザ蹴りを返し、ヒジと右のヒザ蹴りを狙う。アームフィールドはジャブと左フック、サイディは左ミドルを蹴る。ジャブの打ち合いからアームフィールドが右ストレートで飛び込む。サイディが右の飛びヒザを見せると、アームフィールドも右フックを強振。サイディが組みつくと、ヒジを振って離れる。

サイディは右カーフ、ジャブとワンツー、右フックをかぶせて前に出る。アームフィールドもサイディの左ミドルに右ストレートで飛び込む。サイディはアームフィールドのジャブに右をかぶせて左右のヒジ、ジャブを当てる。アームフィールドもワンツー、そこから左ボディにつなげる。サイディがダブルレッグに入ると、アームフィールドがそれを切ってバックにつく。逆にアームフィールドがダブルレッグに入ったところでラウンド終了となった。

3R、サイディがスピニングバックフィストを狙うが空振り。アームフィールドはサイディのパンチにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪うと、サイディがギロチンを狙う。頭を抜いたアームフィールドがバックについてRNCを狙うが、サイディはが正対してインサイドガードで上になる。ここはアームフィールドもすぐに立ち上がる。

試合がスタンドに戻るとサイディが左ミドル。組みついたアームフィールドがテイクダウンすると、サイディのギロチンを抜いてマウントからバックへ。サイディはケージを蹴って正対して立ち上がる。スタンドではサイディが首相撲からヒザ蹴りと左ミドル。ここもアームフィールドがテイクダウンしてハーフからヒジ、そしてバックについて試合終了を迎える。判定は2-1と割れ、サイディに軍配が上がった。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN246 コディ・ギブソン チャド・アンヘリガー

【UFN246】ギブソンが肩固め&グラウンドコントロールで圧倒、アンヘリガーに判定勝利

<バンタム級/5分3R>
コディ・ギブソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
チャド・アンヘリガー(カナダ)

ギブソンが右ハイと右ロー、ジャブを伸ばす。スイッチも混ぜて左フックを放つと、アンヘリガーは右フックを返す。ギブソンがジャブを細かく突くと、アンヘリガーはパンチから右カーフを蹴る。ギブソンは左フックから組みつくとテイクダウンを狙いながらスタンドでバックへ。ここからアンヘリガーを寝かせ、最終的にアンヘリガーの左足を超える形のハーフガードでトップキープする。

マウントに移行したギブソンは、今大会から解禁になった垂直ヒジを落としバックへ。アンヘリガーも足をフックさせずに正対しながら立ち上がる。ギブソンはしつこくバックについて再びテイクダウンし、スクランブルの攻防からがぶる。ギブソンはギロチンを狙いつつマウントを取って、アンヘリガーが頭を抜いて足を戻すとダースチョークの形でギブソンをコントロールする。

2R、ギブソンはサウスポーにスイッチして左ミドル。アンヘリガーのパンチにダブルレッグを合わせてテイクダウンし、すぐにマウントへ。垂直ヒジを落としながらんバックにつく。ここからギブソンはアンヘリガーの体を伸ばして殴りながら、足を四の字ロックしてRNCを狙う。

一度腕を外したギブソンはパンチとヒジを入れて肩固め。ギブソンは背中を見せつつスクランブルに持ち込んで脱出を試みるが、ギブソンがトップキープを続けて再び肩固めを仕掛ける。アンヘリガーはこれをディフェンスして立ち上がるが、ギブソンはボディロックからシングルバックでグラウンドへ。ここも肩固めのクラッチでポジションをキープしつつ、バックについてパンチを入れる。

3R、オーソドックスに構えるギブソンがジャブと前蹴り、スイッチも混ぜる。アンヘリガーはインローを蹴ってパンチを狙うが、前に出るギブソンがギブソンに組みついてケージに押し込むと、自らハーフガードで引き込むような形でアンヘリガーの体をひっくり返してトップキープする。

インサイドガードになったギブソンは体を起こしてパンチとヒジ。アンヘリガーが背中を見せて立ち上がると、ギブソンがバックについて正対しようとするアンヘリガーを寝かせる。最終的にギブソンが亀になったアンヘリガーの右足をフックし、左腕を首に回して肩固めへ。残り10秒でマウント・バックに移行して試合終了。判定はジャッジ1名が30-26をつけるギブソンの完勝に終わった。


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