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MMA MMAPLANET o UFN206 サンチアゴ・ポンジニビョ ミシェウ・ペレイラ

【UFN206】序盤攻勢のペレイラが、後半盛り返したボンジニビョにスプリットで競り勝つ

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
サンチアゴ・ポンジニビョ(アルゼンチン)

左右に回るペレイラが、前蹴りを見せる。さらに右で前に出ると、ポンジニビョの指が目に入り試合が中断される。再開後、スイッチし前蹴りのペレイラに対し、ポンジニビョがローを蹴って圧を掛ける。ペレイラは右オーバーハンドを当て、右ロー。ポンジニビョはボディストレートから左オーバーハンドへ。距離を詰めヒザをボディに入れたペレイラがバックに回るが、直ぐに自分から離れる。

左右の前蹴り、右オーバーハンドから左フックを振るうペレイラが左右のステップから一気に前に出る。ポンジニビョもロングで左右のフックを放ち、ペレイラがガードを固める。ステップインに右を当てたペレイラは右オーバーハンドをヒットさせ、ポンジニビョの動きが一瞬止まる。ポンジニビョが右ミドルを蹴り、右に回るペレイラが追って来たポンジニビョに体の向きを変えて右を入れた。

2R、初回と同様に明日を使うペレイラが前蹴り、右オーバーハンドを見せる。ケージ際に下がったポンジニビョに右ミドルを決めたペレイラが、ボディを殴ると左ショートが顔面を捕らえる。ジャブ、ヒザ蹴りとポンジニビョのステップインを許さず、左ジャブの相打ちにも打ち勝つなどペレイラ優勢が続く。

左を当て、右から前蹴りを入れたペレイラだが、ポンジニビョも下がらず左をヒットさせる。続く左の大振りに右をカウンターでいれたペレイラだが、やや疲れてきたか。ポンジニビョのパンチの回転数が上がってくるが、ペレイラも打ち合いに応じて右をクリーンヒット。ジャブの相打ちから、ポンジニビョがダブルレッグでテイクダウンを決める。直ぐに立ち上がったが、バックを譲った状態でペレイラがこの回の終了を迎えた。

最終回、試合前の予想通り消耗戦の様相を呈してくると、ペレイラが右ハイから右ストレートを入れ、ポンジニビョがジャブを返す。ボディから左ハイ、さらに左を続けたポンジニビョが右ハイを蹴る。ガードしたペレイラが圧され気味になりながら右アッパー、左ジャブを届かせる。ポンジニビョは右ロー、左ハイから右ストレート。ペレイラも下がらず、スイッチして左右のジャブを繰り出す。ジャブの相打ちで、打ち勝つようになってきたポンジニビョは、前蹴りを腹に食らう。

右カーフを返したポンジニビョがダブルレッグ。切ったペレイラはジャブを打ち合い、前蹴りから圧を掛ける。右オーバーハンドに下がりながら右から左フックをヒットさせたポンジニビョは、ここもダブルレッグへ。これも切ったペレイラ、両者が体の軸を失いながらパンチを打ち合い時間に。

殴り殴られのドッグファイトは裁定が割れ、ペレイラに凱歌が挙がった。


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MMA MMAPLANET o UFN206 チディ・ンジョグアニ ドゥスコ・トドロビッチ

【UFN206】衝撃!! チディ・ンジョグアニ、トドロビッチをクリンチ&エルボーでKO!!!!

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
Def.1R4分48秒by KO
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

前蹴りからローを繰り出すンジョグアニ。左フックにシングルに出たトドロビッチだが、がぶったンジョグアニがギロチンからアナコンダをセットしていく。頭を抜いたトドロビッチはボディロックでンジョグアニの右足を束ねてバックに回る。スイッチを潰し、ボディロック&足首をコントロールしバックコントロールのトドロビッチは、立ち上がったンジョグアニを前方に崩す。

すぐに立ち上がったンジョグアニだが、バックコントロールから逃れることができない。残り2分を切り、ウィザーから胸を合わせたンジョグアニに対し、トドロビッチがケージに押し込んだ状態が続く。ダブルレッグからシングルを切ったンジョグアニがヒザを突き上げる。クリンチの状態で腹にヒザを入れたンジョグアニは、逆にバックコントロールの形に取りヒザを腿に突き刺す。トドロビッチが胸を合わせた刹那──ンジョグアニが右エルボー一発でトドロビッチを沈め、KO勝ちを決めた。


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MMA MMAPLANET o UFN206 タバタ・ヒッチ ポリアナ・ヴィアナ

【UFN206】初回は下からのコントロールを許したタバタ・ヒッチが、TDでヴィアナに競り勝つ

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)

サウスポーのタバタに対し、ヴィアナが右の蹴りを2発繰り出す。蹴り足を掴んでテイクダウンを狙ったタバタをギロチンで抱えたヴィアナは、下にされると三角を狙う。抜いて立ち上がったタバタはガードを取ったままのヴィアナにローを蹴る。ヴィアナは関節への蹴りを続け、タバタが間合いを外す。

レフェリーがヴィアナを立たせて試合が再開。タバタはダブルのジャブで前に出る。シングルを再びギロチンに取り、引き込んだヴィアナは頭が抜けるとハイガードへ。下から殴られたタバタは、腰を上げるがすぐにヒザをつき有効なパンチを落とせない。残り1分を切り、左のパンチと右の鉄槌を見せたタバタだが、ヴィアナのガードワークに動きを制限された展開が続く。足をすくいに掛かり、蹴り上げを見せたヴィアナ。レフェリーは下からのコントロールと、上の維持のどちらを支持するか。

2R、右ミドルハイを蹴ったヴィアナ。タバタは組みに行くがヒザを受ける。右ローを同時に蹴り、スネが当たった両者。タバタのステップイン&ワンツーは届かない。前蹴りで前に出たヴィアナも自分の形で組めずに離れる。とヴィアナがスピニングバックフィスト。タバタのローにワンツーを伸ばす。当たってはいないが印象点で上回るヴィアナが右エルボーを繰り出す。タバタは飛び込むとダブルレッグ&小外掛けでテイクダウンを決める。

ハーフのヴィアナに対し、立ち上がったタバタはスネや関節を蹴り上げで狙われる。ガードの中に入ったタバタは右のパンチを打っていく。ケージを蹴りオモ狙いからハイガードへの移行を狙ったヴィアナだが、タバタが察知して立ち上がる。残り20秒でスタンドに戻ると、タバタはダブルレッグ&大内刈りでテイクダウンを取った。

最終回、組みを切って殴るヴィアナ。タバタはもろ差しでケージに押し込むが、自ら放なれる。遠い距離でパンチと蹴りを見せるタバタが、ステップイン&右ジャブを当てる。直後のダブルレッグをギロチンで受け止めたヴィアナだが、大内刈りで倒されるとギロチンも外れる。立ち上がり、足を捌いて抑えようとしたタバタがスタンドに戻る。

今時珍しく、背中をつけたまま立ち上がらないヴィアナ。レフェリーがブレイクを命じた。タバタの右に右を合わせようとしたヴィアナは、ダブルレッグを切り返しトップへ。スクランブルのタバタがダブルレッグで立ち上がり、腰をコントロールして上を取り切る。

残り90秒、ここもクローズドのヴィアナから離れたタバタは、ローを蹴ってスタンドをキープ。時間がなくなると足を捌いて殴りにいくが、ヴィアナが足をきかせる。ヴィアナも最後まで立ち上がることなく、タイムアップに。

ジャッジはテイクダウンを評価し、3-0の判定勝ちを収めたタバタは、インタビューで「彼女が何をするかは分かって練習してきたので驚くことはなかった」と話した。


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MMA MMAPLANET o UFN206 エリク・アンダース パク・ジュンヨン

【UFN206】ドロドロ根性ファイト。手数では上回ったアンダース、スプリットでパク・ジュンヨンに惜敗

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン(韓国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
エリク・アンダース(米国)

サウスポーのアンダースに、パク・ジュンヨンが右ローを蹴る。前に出て左を2発当てたアンダースが組んでケージに押し込む。頭を抱えてヒザを繰り出すパク・ジュンヨンが、ボディロックテイクダウンを耐える。そのヒザが急所に入ったか、レフェリーが試合を止めて別れて再開される。

ここも左を振って前に出たアンダースが組んでいく。押し返したパク・ジュンヨンは差さえ釣り込み足を仕掛けるが、テイクダウンは奪えない。離れたアンダースが左右の連打からクリンチ、離れたパク・ジュンヨンが右ローを蹴り込む。パク・ジュンヨンはアンダースの左に右を打ち返すようになり、ミドルから右を伸ばす。アンダーソンはひるまず左を打ってシングルレッグへ。パク・ジュンヨンはギロチンをとり、序盤と同じ展開に。左腕を差しあげテイクダウンを奪ったアンダースは、立ち上がったパク・ジュンヨンに後方からハイを狙う。「効いていない」とアピールしたパク・ジュンヨンがパンチから蹴りを繰り出したところで時間となった。

2R、パク・ジュンヨンがスイッチして右ロー、アンダースがダブルレッグでテイクダウンを奪うとスクランブルでバックへ。胸を合わせて離れたパク・ジュンヨンがワンツーから左ローを蹴る。右ストレートを当てたアンダースはワンツーを続け、パク・ジュンヨンも左右のフックを返していく。左ハイから右、シングルで組んだアンダースだが、パク・ジュンヨンが離れる。

アンダースはワンツーを続け、パク・ジュンヨンのカウンターにも組んでクリンチへ。と、アンダースのヒザが急所を直撃し、パク・ジュンヨンが苦悶の表情を浮かべてキャンバスに倒れ込む。ケージを背負った座ったパク・ジュンヨン。立ち上がるとレフェリーにそれぞれが急所への蹴りがあると注意が入って再開。

アンダースの組みにアッパーを見せたパク・ジュンヨンは、組まれてもすぐに離れる。パク・ジュンヨンのアッパー、アンダースは左ハイからシングルレッグを狙う。パク・ジュンヨンのスピニングバックフィストに背中を取ったアンダースは、離れたパク・ジュンヨンに左をヒットさせる。シングルでテイクダウン奪ったアンダースはスクランブルでバックに乗るが、前方に落とされる。腕十字を取れなかったアンダースは攻勢のラウンドを下で終えた。

最終回、前に出るパク・ジュンヨンに左を当てたアンダースはテイクダウンを切られ、ボディから顔面を打たれる。前に出るパク・ジュンヨンは、シングルを切って右を伸ばす。これをかわしたアンダースがシングルレッグ、離れたパク・ジュンヨンに左を当てる。さらに左を入れたパク・ジュンヨンは組まれてケージを背負うが、すぐに左に回って間合いを取り直す。

ジャブから右で前に出るパク・ジュンヨンは、逆に左を受けてシングルレッグで押し込まれる。パク・ジュンヨンのヒザが急所に入ったアピールするアンダース。レフェリーが流し、パク・ジュンヨンが右ローを2発蹴る。アンダースは左を伸ばして前に出ると左ハイ。精度は低いが、アンダースは手を出し続け、組み続ける。パク・ジュンヨンも左ジャブから右アッパーを入れる。直後に組まれても離れ、右をパク・ジュンヨンが打ち込んだところで乱打戦は時間となった。

結果、ジャッジはスプリットでパク・ジュンヨンを支持。DCが「勝つに十分だと思った?」という問いに「判定に関しては凄くエモーショナルになっているから分からない。前回、大敗を喫したからとにかく勝てて嬉しい。今はクールに熱く戦うようにアジャストしたんだ」と勝者は笑顔で話した。


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MMA MMAPLANET o UFN206 アレン・アメドフスキー ジョセフ・ホームズ

【UFN206】右跳びヒザ一閃。ジョセフ・ホームズが立ち上がったアメドフスキーを64秒RNCで破る

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ホームズ(米国)
Def.1R1分04秒by TKO
アレン・アメドフスキー(マケドニア)

左ジャブを伸ばすホームズが、右カーフを蹴る。アメドフスキーも左から右を伸ばして前に出る。左右のローを蹴ったホームズに対し、アメドフスキーが左フックを繰り出す。リードフックで前に出たアメドフスキーに、ホームズの右の跳びヒザが直撃する。この一発で倒れたアメドフスキー、何とか立ち上がったがホームズのノーフックのRNCでタップした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN206   ウロス・メディッチ オマル・モラレス キック

【UFN206】攻撃を散らしたメディッチが、モラレスの前進に左を合わせて──しっかり倒し切る

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
Def.2R3分05秒by TKO
オマル・モラレス(ベネズエラ)

サウスポーのメディッチが右前蹴りから左を伸ばす。モラレスは右を返し、左ハイをさばいてワンツーで前に出る。メディッチは左でも前蹴りを狙い、モラレスも右ハイ、左サイドキックを繰り出す。メディッチの左ストレートにモラレスは左フックを合わせに行くが、当たりは浅い。

続くメディッチの左に対し、モラレスがカウンターで右オーバーハンドを入れる。右フック、ミギミドルハイと素早い打撃を見せたモラレスは右ジャブを被弾する。直後にワンツーで前進し右ロー、そして右ボディを打っていく。メディッチは再び右ジャブをヒットさせ、ミドルの蹴り合いからワンツーもモラレスがウィービングでかわす。残り40秒、モラレスのローが急所に入るが、メディッチは試合を続け右ジャブ。モラレスが左右のボディフックから勢いをつけて前に出たところ、メディッチの を受け姿勢を崩し時間となった。

2R、ジャブと前蹴りのメディッチ、モラレスは右フック、右ローを蹴る。左ローからスーパーマンパンチを放ったメディッチは、モラレスの右を右に回ってかわしローを蹴る。互いにジャブを伸ばすも、届くのはリーチで優り、自らの距離で戦うメディッチだ。モラレスはワンツーからローのコンビを見せ、メディッチが左ボディストレート、前蹴り、ローと左の攻撃から右内回し蹴りを繰り出す。

ヒットはないがレンジを支配し手数で上回るメディッチが、モラレスの左にカウンターの左ストレートでダウンを奪う。立ち上がって拳を振るうモラレスに、メディッチは再び左を当てる。さらに左フックを打ち抜き、右のフォローでモラレスが2度目のダウン──勝負が決した。

攻撃を散らし、モラレスの前に出させカウンターの一撃、「最初の敗北を経験しての試合だったのでナーバスだった。素晴らしいチームが僕にはあって、準備はできていた。拳にラップをしたら相手を倒すために戦う。彼は大きなパンチで近づいてくることは分かっていた。その前進に左フックを3発入れ、2度倒せた。ここで戦う機会を与えてくれたUFCに感謝している」とメディッチは話した。


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MMA MMAPLANET o ROAD FC UFC UFN206   ケトレン・ヴィエイラ サンチアゴ・ポンジニビョ ジャイルトン・アルメイダ ジョセフ・ホームズ ジョナサン・マルチネス タバタ・ヒッチ チェイス・フーパー チディ・ンジョグアニ パク・ジュンヨン パーカー・ポーター フィリッピ・コラレス ホーリー・ホルム ポリアナ・ヴィアナ ミシェウ・ペレイラ ヴィンス・モラレス

【UFN206】計量終了 なるかランキング入り、四次元MMA封印のペレイラがポンジニビョと対戦

【写真】身長差はごらんの通り。ポンジニビョに懐に跳び込まれた時のペレイラのヒザ、テイクダウンがカギとなるか(C)MMAPLANET

20 日(金・現地時間)、21日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN206:UFN on ESPN+64「Holm vs Vieira」の計量が行われた。

メインは女子バンタム級の1戦でランキング2位のホーリー・ホルムに5位のケトレン・ヴィエイラが挑む。


11試合、22選手中ヘッドライナー以外でランカーはコメインのウェルター級に出場するサンチアゴ・ポンジニビョだけだ。群雄割拠のウェルター級で14位のポンジニビョと対戦するミシェウ・ペレイラはHEATとRoad FCという日韓のプロモーションで活躍してきた四次元MMAファイターだ。

ペレイラはオクタゴン4連勝中、ディエゴ・サンチェス戦では勝利を決定的にしながらグラウンド・ニーで反則負けに──実質5連勝と目を見張る戦績を残している。

さすがにダブルレッグで肩に抱え上げてショータイムスラムやバック宙、前宙、さらにはコークスクリューでパスを狙うという立体的かつスタミナをロスする技は息をひそめているが、スイッチをしつつ伸びのあるストレート、遠近両用のヒザ蹴り、さらにテイクダウンを織り交ぜたウェルラウンダーとして、実力者ぶりを発揮してきた。

対してポンジニビョはテクニカルではないが、パワフルなストライカーで右カーフ、そして右オーバーハンドとストレートはKOパワーを有している。

互いに動きが多く、アグレッシブ。相手の攻撃に対する耐久力はポンジニビョで、スタミナロスに耐える精神力はペレイラに分があるか。打撃の削り合いが予想されるポンジニビョ×ペレイラは、判定までもつれ込めばファイト・オブ・ザ・ナイト級の激闘になることが予想される。

■視聴方法(予定)
5月22日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN206計量結果

<女子級バンタム/5分5R>
ホーリー・ホルム: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケトレン・ヴィエイラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビョ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185ポンド(83.91キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
タバタ・ヒッチ: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダーソン: 186ポンド(84.37キロ)
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ホームズ: 185ポンド(83.91キロ)
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター: 265 ポンド(120.2キロ)
ジャイルトン・アルメイダ: 224ポンド(101.6キロ)

<ライト級/5分3R>
オマル・モラレス: 155.5ポンド(70.53キロ)
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145ポンド(65.77キロ)
フィリッピ・コラレス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード: 115ポンド(52.16キロ)
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN206 ケトレン・ヴィエイラ ジャイルトン・アルメイダ ジョセフ・ホームズ ジョナサン・マルチネス タバタ・ヒッチ チェイス・フーパー チディ・ンジョグアニ パク・ジュンヨン パーカー・ポーター フィリッピ・コラレス ポリアナ・ヴィアナ マノン・フィオホ ミシェウ・ペレイラ ヴィンス・モラレス 小見川道大

【UFN206】ポリアナ・ヴィアナと対戦、タバタ・ヒッチ「自分の足で歩いて生きていけると日本で学んだ」

【写真】日本の思い出を本当に懐かしそうに話してくれたタバタ (C)MMAPLANET

21日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN206:UFN on ESPN+64「Holm vs Vieira」が開催される。

今大会ではLFAを経てUFCと契約を果たしたタバタ・ヒッチがポリアナ・ヴィアナと対戦する。日本の道着着用カスタマイズMMA、SEI☆ZAを拠点に活動していたタバタに日本での日々を振り返ってもらった。


――タバタ、UFC3戦目となるポリアナ・ヴィアナ戦が今週末に迫ってきました(※取材は16日(火・同)に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「試合が楽しみでしょうがないわ。ポリアナのようにUFCで4年も戦っている選手と戦う機会を得ることができて嬉しい。しっかりと準備してきたわ」

──LFAでタイトル挑戦目前というところで、フライ級でマノン・フィオホと戦うことに同意しUFCと契約をしました。

「ホントにクレイジーよね。試合の3日前にサインして。マノンは今やタイトル・コンテンダーだし、どれだけの力を持っているのかも理解していたわ。1階級上の彼女の武器に私が苦労することも分かってサインしたの。UFCは私の夢だったし、あそこで断って後悔するようなことをしたくなかった。毎日練習していて、体調に問題はなかったから。

実際、そうなったけど……あの試合で負けても、そこからUFCのストロー級で戦うことができる。このストロー級での戦いが私にとって本当の勝負ね」

──ではヴィアナの印象を教えてください。

「柔術ベースで、ハイレベルのグラップラーよね。打撃も良いところがあるけど、やっぱり寝技が強い選手。下になることもいとわない。でも、私もそういう展開は望むところよ。この試合はMMAだけど、柔術ゲームになるかもね」

──そんなヴィアナ戦、やはり柔術がポイントになると踏んで準備してきたのでしょうか。

「そうね。今はカリフォルニアに住んでいて、色々なところで練習しているけどメインジムはパラゴン柔術ベンチュラよ。それとブラックハウスのムエタイ・セッションで準備してきたわ。

日本を離れてノーギワールドに出場して紫帯ミドル級で優勝した時、フランジーニャ(ヒカルド・ミラー。パラゴン柔術総帥)が私をパラゴンに誘ってくれて、それから彼の家で居候をさせてもって私は米国に拠点を創ることがデキたの。全てはフランジーニャのおかげよ」

──フランジーニャはもともとアリアンシの柔術家ですが、タバタもアリアンシ系のアカデミー出身で縁があったのでしょうか。

「いいえ、私はマルコス・バルボーザ柔術系のアカデミー出身だから、フランジーニャはそういうことに関係なく私のサポートをしてくれたの」

──そんなタバタはなぜ、2017年にSEI☆ZAで来日したのですか。

「私がブラジルでムエタイを練習していたジムの指導者ムニ・アドリアーノに、コンタクトがあって。川崎に約1年間住むことになったの」

──日本とブラジル、全く文化も習慣も違います。戸惑うことばかりだったのではないですか。

「そうね、言葉もできないし。本当に大変だった。ネパール人女性2人(ラジーナ・ビスタとラダ・マナンダー)と、リトアニアからやってきたユリア・ストレアレンコと共同生活をして。それでも川崎に住んでいるブラジリアン・ファミリーと知り合ったし、何よりユリアの存在が大きかった。彼女は英語を話せたから、私に英語を教えてくれて。ユリアが米国で試合がある時は、私はいつもコーナーに就いているの。昨日も電話で話したし、ほとんど毎日のようにユリアとは話をしているわ(笑)」

──川崎でリトアニア人の親友ができるって、最高ですね。

「本当にMMAのおかげね。格闘技の本分よ。確かにコミュケーションを取るのは大変だったけど、日本は最高だったわ。本当に美しい国で。サムライの国で積むことがデキた経験は、私の大きな財産になっているわ。なんといっても食事が素晴らしくて。日本の一番好きなところは、ご飯かな(笑)」

──好物は何でしたか。

「ラーメンよ(笑)」

──ラーメン……アスリートがダメじゃないですか。

「分かっているわ(笑)。でも、SEI☆ZAはほとんど無差別級だったし、私はたくさん食べて体を大きくしないといけなかったから。本当にラーメンは美味しかった(笑)」

──ラーメンをすするのって、難しくなかったですか。

「あの食べ方は、私たちの国だと最悪のマナーだけど。日本の人は美味しいモノを食べる時は、音を出すのよね(笑)」

──和食の麺類のみですけど(笑)。

「本当に私の常識からはかけ離れていたわ(笑)。絶対に日本以外では、しちゃだめよ。でも日本ではそうしないといけないって思って、音を出してラーメンを食べていたわ(笑)。それにフィッシュマーケットを訪れるのも大好きだった。SEI☆ZEのチームメイトとは家族のような関係になって、普段の生活から練習まで互いに助け合い、泣いて、笑って本当に濃密な時を過ごせたわ」

──先ごろ引退した小見川道大さんは、現役生活最後の試合前にタバタとユリアがUFCで頑張っていることが凄くモチベーションになると言っていました。

「おお、アイ・ラブ・オミガワさん。オミガワさんは凄く豪快で楽しい人、でも心遣いができる優しい人で。随分と夕食も御馳走になったわ。私とユリアは引退するオミガワさんにビデオレターを送って、感謝の気持ちを伝えたの。オミガワさんと初めて会ったのは巌流島を見に行った時で。彼はジムに招待してくれて柔道だけでなくMMAの指導もしてくれたわ。そしてオミガワさんの助けがあって、私は講道館の黒帯を巻くことができたの。

私の父は柔道をやっていて日本に行くことが夢だった。その父に代わって日本に行き、黒帯になれたことを誇りに思っているわ。父も私を誇りに思ってくれているはず。それまでずっと家族と一緒に生活してきて、1人で日本に行って1年近くを過ごしてことで私は自信を手にすることができたの。

どこに行っても人間は生きていけるんだってことに、ね。誰も知らない国で、自分の足で歩いて生きていけることを日本で学べたわ。結局、理由も聞かされずSEI☆ZAが活動停止になり、もう日本に住むことができなくなって……実は沖縄でMMAを戦うという選択もあったけど、地球の逆側に戻って米国でまずは柔術家として活動しMMAを戦おうって決めたの。

でもSEI☆ZAでの経験は本当に役立っているわ。何よりSEI☆ZAからはユリアと私、2人のUFCファイターが生まれたんだもの、ね。日本の日々があったから、私もユリアも今があると思っているわ」

──素晴らしいです。ポリアナ・ヴィアナ戦後は、どのようにキャリアアップを狙っていますか。

「ポリアナとの試合でUFCの信頼を勝ち取り、今年中にランキング入りを果たしたい。そのためにポリアナ戦では打撃を見せて、一本勝ちかKO勝ちしないとね」

──タバタ、今日はありがとうございました。では日本のファンにメッセージをお願いします。

「今も日本のファンから応援のメッセージが届いて、とても嬉しくて。少しでも早く日本で試合がしたいと思っているわ。日本で教わった気持ち……リスペクトをもって戦って、皆が喜んでくれるような試合になるようベストを尽くすわ。アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
5月22日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN206対戦カード

<女子級バンタム/5分5R>
ホーリー・ホルム(米国)
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビオ(アルゼンチン)
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)
タバタ・ヒッチ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダーソン(米国)
パク・ジュンヨン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ホームズ(米国)
アレン・アメドフスキー(マケドニア)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オマル・モラレス(ベネズエラ)
ウロス・メディッチ(セルビア)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
ヴィンス・モラレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
フィリッピ・コラレス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
サム・ヒューズ(米国)

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